トワイライト裏業務日誌 2000年9月
9月1日
 昨夜から2つの学校での期末試験の試験問題作成で、まるで智恵熱が出そうだった。
 ホント人生なんてサッパリわからないもので、先生という仕事が嫌いだった(というより、生半可な気持ちで就く仕事ではないと思っていた)オレが本業(こちらのオシゴトのことです)のほかに非常勤で講師を勤めて、しかも試験問題の作成や学生の評価をすることになるとは、全く考えていなかった。(お釈迦様でも気がつくめぇ!ってカンジです)
 長らくこの日誌を読んでいる方ならわかってもらえると思うけど、オレの受け持ち科目は数学みたいに1つの問題に1つの解答しか存在しないという内容ではないから、尚更問題の作り方には気を揉んだのだ。
 昨日と今日、試験に関する説明を、両方の学校でおこなったら、おおむねオレの出題の意図と配慮を理解してもらったみたいで、チョッピリ安心したのであるのだ。

 昨夜は、仕入先からのお願い攻撃で、とあるライバルショップ(と言っても直接のライバルではないけど)を救済する片棒を担がされてしまったけど、やはりどこも大変なようだ。
 というのも、先日ちょっと触れたけど、7月と8月の売れ行きに大きな落差があったショップは、昨日から今日というのは、かなり資金的にピンチな2日間なのだ。
 それは7月に怒涛のように仕入れた商品の支払いというのが、かなり集中して昨日が支払期限になっているはずで、その支払いにha
8月に売れてお客さんからもらった代金を当てるというのがよくあるパターンなんだけど、8月に売れていなければ、その現金が無いから支払不能になってしまう。(よくある運転資金のショートってヤツですね)

 払えないと倒産とか、出荷停止措置になり、ますますヤバイ状況になるので、これを回避するためにどこも大変だったらしく、取引先のたってのお願いで、ピンチのお店を経由して仕入れた形にして、商品と引き換えに代金を支払ってあげて欲しいという、普通なら「寝言は寝て言え!」と言ってもいいようなお願いを受けたのだ。
 まあ、非常にお世話になっている担当者のお願いだし、その店が資金ショートすると、その担当者は事後処理で走り回らないといけなくなるから営業活動どころではなくなる。
 それに、商品はメーカーの取引先が直接ちゃんと持ってきて、その商品と引き換えだからリスクは無くて支払いが異常に早くなっただけ(ま、財務的には、これが大問題だけどね)なので、担当者が困ったときに”恩の大量販売”をするべく引き受けたけど、こんなにイイヒトどこにもいないよ!って声をにして言いたかったので、代わりに皆さん聞いてくださいね。(え?イイヒトって誰かって? 一応オレのことにしてください・・・)
 
 というワケで、昨夜は1日1善だったオイラでした。。。。。(ちなみに食事は1日3膳です!?)
9月2日
 続くときには何事も続くというのは、昔流行ったマーフィーの法則だけど、しばらく無かった出張作業が、先日に続いて今日もあった。
 明け方前に雨が降っていたのでギョッとしたけど、予定の午後からはピーカンなお天気で、作業には支障なかったというより、”ここまで晴れなくていいだろう!”ってカンジの晴れ方だ。
 ちなみに今回はロードスターのパワーウィンドの修理だった。
 へぇ?作業ってカー用品の取付じゃないの?と思われる方も少なくないと思うけど、こういうふうに、いわゆる普通の(なんか長嶋口調だけど)作業をすることも多いのです。(意外でしょ!?)
 天気がピーカンだったので、当然汗っかきのオレとしては、9月でも世間の人の8月猛暑と同じくらい汗をかいたんだけど、何といってもこういう時の楽しみは帰ってからの水分補給だ。
 え?ポカリスエットかって?
 まあ、それもスキですが、それは午前の作業のときのお楽しみで、午後から夕飯前の作業の時の水分補給は、やはり液体燃料でしょう。
 特に世間ではビールという別名もあるらしいこの燃料の一番オイシイ飲み方は、こうやって身体を動かして汗をふんだんにかいてからというのが最高だと信じている。
 何だかオレは、こだわり派の代表と思われることが多くて、酒にしても結構そういう印象が強いらしく、ビールの美味い飲み方も何度か聞かれたことがある。
 そのときには決まって、こういうワケのわからないアドバイスをするので、大体”唖然”とされるのだ。(まあ、ちゃんとオイシイ飲み方もアドバイスするけどね)
 というワケで、今日は駆けつけ1杯(ウソ・・・実は2本空けました)の後の酒気帯び日誌でした。。。。。
9月3日
 今日もルンルン!
 そう、我らが?巨人が中日相手に3タテしてしまった。
 ちょっと、この3連戦は、どっちが優勝でプレッシャーがかかっているかわからないカンジだと思いませんか?
 妙に中日が萎縮しすぎていると感じるのはオレだけでしょうか?

 数日前の日誌について”秘密暗号”の意味はなにか?という問い合わせがあった。
 あのねUさん、残念ですが皆さんに公表できないからヒミツ暗号なのですよ。
 だから、ここに書けるものなら、秘密暗号にしたりしませんのだ。
 え?そんなもん日誌に書くなって?
 そりゃ、ごもっともでんな、直接メールで送れば済むものですね。
 ま、公共の場?の私物化??をお許しください。
 ちなみに、あの秘密暗号の意味を解き明かすことができれば、オイラのいきつけの九州にあるラーメン屋で、思いっきりラーメンをサービスしましょう。。。(ただし、交通費はご負担ください・・・・・)

 ちなみに、先日ある分野に画期的な新商品が開発中であるという情報を得た。
 モチロン、ビールの新製品だ!なんてワケのわからないことを言うつもりは無くて、まさに聞くも恐ろしいほどの驚異的製品なのです。(当然カー用品!)
 さすがに、発表どころか社内でも発表されていない内容だし、あまりにも驚異的(先進的というべきかな?)なので、まだここでは発表できないけど、その分野の商品の問合せがあれば、それを念頭に置いたアドバイスをさせてもらいますから安心してください。(ただし、驚異的新製品の詳細については、まだ詳細をお届けできませんので、ご了承くださいね。)
9月4日 The〜of 〜
 なにもイキナリここで英文法を解説しようなんて恐ろしいことを考えているワケではありません。
 モチロン、解説してくれ!ってお願いされても、できる実力なんてオレの受け持ち学生以下だもんね。。(情けないけど、英語が担当じゃなくて良かった)
 といいながら、オレの3流高校生時代の記憶を紐解くと、上に書いてあるのは、意味合い的には「〜のなかの〜」という意味だったと思う。(違ったてたらご指摘ください)
 そして”〜”の部分には、同じ言葉が入って結局最上級と同じ意味合いを持った言い回しだったと思う。(王者の中の王者っていうカンジでね)
 
 ちなみに、何でこんなことを書いたかというと、以前からわかっていながらやっていたオレのアホな行動を、こういう言い回しで表現してみようかな?なんて思ったからで、そのオレの気持ちを表現すると「the アホ of アホ」の一言に集約されるのだ。(一部日本語標記である点はご容赦ください・・・・)
 それはどういうことか、説明しよう!(タイムボカンの言い回しですね・・・・ちょっと古過ぎたか??)
 オレのような商売人がやってはいけないとされる、まあタブーみたいなものとして、価値観などで支持・不支持が明確に分かれる内容について、自分が支持・不支持どちら側にまわるかという意見をあまり述べるのは得策ではないという言い伝え?がある。
 ましてや、それが商売に関係ないものだったら、それによって反対側の人たちから嫌われて商売のネタを失いかねないから、スイスのような永世中立的な立場で、どちらにもニコニコしておくのが良いという教えである。(もっともです)
 ところがどっこい、アホの中のアホであるオレは、広島在住にも関わらず、巨人を好きであることを隠さないばかりか、時折賛美するコメントを日誌に残すという暴挙によく出るのは、皆さんお気づきのとおり。(自分でも思います、アホですよね、コレ・・アンチ巨人の方には嫌われているのは間違いなしだもんねー)
 というわけで、皆さんお気を悪くされませんように!(と言っても、気を悪くされた方は、既にこの日誌は読んでおられないはずなので、ここで書いてもすでに手遅れですね!?)
 しかし、これからも書くのでお許しあれ!

 ところで話は似て非なる内容へ移るんだけど、広島では夏の夜にタクシーに乗ると「お客さん、今日も勝ったよ、よかったね」なんて、聞いてもいないのにカープの勝利を教えてくれることがよくある。
 さらに野球好きなドライバーで、オレがテキトウに話に反応すると、ドライバー氏はカープ応援全開モードで、活躍した選手の素晴らしさを恋人を眺めるようなまなざしで熱く語ったり、対戦相手のヘタさ加減をいろいろ教えてくれるのです。(ま、そりゃカープの勝っているときだけど)
 盛大に盛り上がったこのタイミングで、突然オレが今日のヘタな対戦相手であるチーム(オレの場合巨人ですが)のファンだということをカミングアウトしたら、この人どんな反応するかな?と、いつも心の中でやってみたい衝動に駆られながらニヤニヤして話を聞いているんだけど、ヘタにカミングアウトしたのはいいけど、気の小さいドライバーで、ハンドル操作を誤って川にドブーン!ではかなわんので未だに実際にやってみたことはないけど、広島ファン以外の皆様、もしよろしければ自分のヒイキのチームが広島でカープと対戦した日の夜にでも、タクシーに乗ってみてください。(そして複数回実験して、カープが勝ったときと負けたときの反応の違いというものを一緒に学会に報告しませんか?・・・ところで、そんな内容を報告できる学会がどこにあるのだろう?)
 でも、広島ってそういう意味では、とっても面白いから。。(そういう意味では名古屋や福岡もそうなのかな?)
 でも、散々ボロクソに言われた挙句に、カミングアウトすると事故のもとになりかねないので、ご注意を!?
9月5日
 今日はHPのメンテナンス作業のために、マジメな?日誌はオヤスミです。(また明日!)
9月6日
{質問です!}
 皆さんに質問なのです。
 皆さんはメールチェックをどのくらいの頻度でやってますか?
 オレは基本的に仕事に使う前から毎日チェックしていたけど、そうでない人も結構多いと思う。
 オレのところには、メールによる相談とか問合せというのが当然あって、仕事用のアドレスは、当然ながら日に数回以上チェックしているし、なるべく午前中の問合せには夕方まで、夕方までの問合せはその日じゅうに回答できるようにしている。(できない場合もありますのでご了承くださいね)
 そういう問合せであれば、こちらからお返事を送れば、それについての反応がなくても特に心配することは無いんだけど、ご注文をいただいたときに確認メールをお届けして、その返事を待つときとか、ご注文内容に確認をしないといけない点があった場合に、こちらから質問した時のお返事がなかなか返ってこないときがあって、どの程度こちらから再確認するまでの時間をおけば良いか、ちょっと考えあぐねているのです。
 というわけで、オレは週に1回とか、1日1回とかという頻度を教えてください!
 というわけで教えていただける方は、「こちら」をクリックしてください。(ちょっとアヤシイHPのセリフみたいだけど)
9月7日 ホントの脱線!?
 今日は、かなりマジメな自動車ネタを書こうかと思っていたんだけど、実に笑えるネタをAちゃんが教えてくれたので、ここに掲載してみようと思う。
 これは一応パソコンのオハナシで、ユーザーとサポートセンターのやりとりの形をとっているんだけど、実際には違うってところがミソです。

[ こちらサポートセンター --- おたずねメール ]
件名 : ソフトの不具合について

 ソフトのことでちょっとおたずねします。
 昨年、ガールフレンド7.0からワイフ1.0にアップグレードしたところ、
 思いがけないことが次々と起こり、困っています。
 アップグレードして間もなく、チャイルドという名前のプログラムがいくつもでき、容量をすごくとるので、お金をつぎこんで環境を変えざるを得なくなりました。
 さらにワイフ1.0は、他のプログラムに勝手に自分をインストールし、全プログラムの監視をしています。
 たとえばゴルフ3.1や飲み会5.0といったアプリケーションは、動きが悪くなっています。
 キャバクラ6.2に至っては、まったく動きません。 選択するだけでクラッシュしてしまいます。
 そこで、ワイフ1.0をガールフレンド7.0に戻したいんですが、このワイフ1.0のアンインストールがうまくできません。
 強引にアンインストールしようとすると、システム全体を巻き込んでしまいそうです。
 いい方法を教えてください。

[ こちらサポートセンター --- 返信メール ]

件名 : Re: ソフトの不具合について
送信者 : サポートセンター

 お世話になります。
 ワイフ1.0の件ですが、同様のご質問をよくいただきます。
 たいていの場合、原因は大きな誤解にあります。
 ガールフレンド7.0からワイフ1.0にアップグレードするとき、
 単なるユーティリティソフトと考えて何となくアップグレードする方が多くいらっしゃいます。
  しかし、ワイフ1.0はユーティリティソフトではなく、OSです。
  ガールフレンド7.0と は根本的に異なると考えてよいでしょう。
 ですから、いったんワイフ1.0をインストールしてしまうと、アンインストールしたりガールフレンド7.0に戻すというようなことは、ほとんど不可能です。
 ここで無理に、ワイフ2.0やガールフレンド8.0をインストールするようなことがあれば、問題がいっそう大きくなり、回復不可能になります。
 このあたりのことは、ヘルプファイルの「養育費」「財産分与」に詳しく書かれていますのでご一読ください。
 ですから、ワイフ1.0はそのままさわらずに、周りの環境をワイフ1.0に合わせていくべきです。
 何度もクラッシュしたり、他のプログラムへの影響が大きいときは、 C:\gomen_ne と打ち込んでみてください。
 これでたいていの場合、回復するはずです。
 新しいソフトを買うときは、ワイフ1.0との相性を考える必要があります。
 現在わかっている中では、ケーキ4.0や花束5.2などは、非常に相性がいいようです。

 ご健闘をお祈りします。またなにかありましたら、お知らせください。

 どうだ、なかなか笑えるでしょう!?(妻帯者の方は気をつけましょう・・・)
 なかなか微妙な機微を描いた秀作だと思うんだけど、皆さんはどうですか?
 誰が作ったかわからないネタなんだけど、オレはひょっとしたらHさんではないか?という気もしている。
 オレも実は、こういうノリでモノを解説することがあって、ある質問に対して似たような回答を書いたことがある。
 それも、読んだ人はそうとうウケたらしいけど、ちょっと専門的ネタだから、ここに書くのはよしておこう。
 というワケで、皆さんも何かあれば投稿ください。(掲示板じゃないっちゅーに!?・・・でも教えてね)
9月8日
{まずはクルマネタ}
 何度かここでも取り上げたファイヤーストーンのタイヤリコール問題だけど、どうも新聞報道とは微妙に違う問題があるらしい。
 というのも、本来クレームがはっきり表面化した時点でリコールにならなかったのは、三菱のようなリコール隠しではなく、かなり偏った使用条件に原因があるのではないかということが噂されている。
 その1つには事故に至ったクレームがエクスプローラー等の重量車にしか起こっていないこと、そしてもう1つには、気温の高い地域でしか発生していないことが前提にあるようで、そういったことがあったために、2年近くも公表されていなかったという事情もあったようだ。
 もちろん、そういう環境であっても、適合するということで装着している以上、広い意味では間違いなくリコールと考えてよいから、今回の対処にはかなりの問題がある。
 
 ところで、日本でのリコールだけど、ブリヂストン営業所とブリヂストン直営系のショップで対応しているらしく、ブリヂストンから案内状が届いているそうなので、エクスプローラーのXLなどを持っている方は、そちらにご相談されるとよいと思います。
 いつも思うことなんだけど、何でタイヤだけ(ホントはタイヤ以外にもいくつかあるんだけど)は、最初から装着されている部品なのに、自動車メーカーと販売会社が対応しないのだろう?
 以前、オレもディーラー時代に似たようなリコールを経験しているんだけど、タイヤメーカーに行ってくださいというのは、やはりサービス業としては間違った対処のような気がしてならないと思うんだけど、皆さんはどう思いますか?

{アンケート結果です}
 皆さん、忙しい中(そうでない人もいるかも?)先日のメールチェックの頻度に回答を送ってもらってありがとうございました。
 約20名の方の回答を分析してみると

*週に1回程度     2名
*週に2〜3回      7名
*ほぼ毎日1回     8名
*1日2回以上      3名

 という結果でした。
 一番頻度の高い方は、職場でもチェックでき、常時接続なので届くたびという方でした。
 これを参考にさせていただきますので、大変ありがとうございます。
 ところで、面白い回答を一つ
 「基本的に3日に1回がベストです。若かりし頃は 1日に3回までは 出来てましたが、(大嘘だろうけど10回なんて人も)」
 なんか質問を勘違いしているんじゃないのと思うような回答だった・・・・・・
 もちろん常連の人のメールだけど、さすがに今回はこのメールを送った人のイニシャルは、その方の名誉?のために掲載しませんね!?
9月9日
 中秋の名月なんてどっかに行ってしまうようなヒドイ雨が断続的に降る1日。
 大して忙しいほどでもなかったのに、せっかく遊びに行くって電話をもらった人とは時間が合わなかったという忙中閑ありの逆をいく「閑中忙?あり」の1日でした。(残念!)

 7日に掲載したネタのタイトルが「ワイフ1.0」というらしい。
 以前、ご相談に乗ったことのある方が日誌を読んでおられたらしく、教えてもらいました。
 しかも、しかもですよ!、どうやらその「ワイフ1.0」には続編があるらしく、この方は友人知人?の間を走り回って(ちょっと大げさかな?)この新ネタをウチの脱線日誌(すでに自分でも認めているのが情けない)に提供するべく尽力をいただいたようなので、またまた超脱線覚悟・批判覚悟でここに掲載します。(ちなみに前回掲載した7日の日誌は日誌至上最高のアクセス数となりました。 ははは・・・・(^^;

[こちら○○社サポートセンターです。ー---返信メール]
件名:Re:ソフトの不具合について
送信者:○○社サポートセンター

 頂いたサポート内容があまりにもいい加減な為、いてもたってもいられず筆ならぬキーボードに指を走らせてしまいました。
 われわれ○○社サポートセンターではワイフ1.0のスペシャリストとして適切なアドバイスをお客様に提供いたしております。
 さて、ワイフ1.0をガールフレンド7.0に戻したいとのことですが、なぜそんな事を考えるのでしょうか?我々の開発した不倫コマンダー2.5を使用すれば複数のOSでのマルチブートが可能になります。男の甲斐性領域が500MB以上と、ダ ブルブッキング時の思考メモリが32MB以上空いていればインストール可能です。

 例えば、ワイフ1.0を隠しドライブにし、大阪2号98や福岡3号2000などの最新OSをインストールし、まったく別環境での立ち上げが可能です。もちろん週に1度だけワイフ1.0に戻して立ち上げもOKです。但し、週に1度以上の立ち上げを行わないと、私立探偵スキャンや興信所チェッカーなど自己診断ソフトが自動起動してしまうので注意してください。次回のバージョンでは改良予定ですが、現バージョンではチェックが走り、浮気の虫が見つかると、実家帰宅、離婚、裁判、調停といった深刻な事態に陥り、ついには人生がクラッシュしてしまうこともあることがありますのでご注意ください。
 また、各OS上で複数のアプリケーションを同時に走らせることも可能です。(除ワイフ1.0)
 例えば、お客様が望まれているガールフレンド7.0だけでなく、8.0や9.0さらに援助交際1.xなども大阪2号や福岡3号2000の上で同時起動が可能です。但し、同時起動時は多数のメモリを必要としますのでダブルブッキング時は、「言い訳できませんでした。」や「資金リソースが足りませんでした。」の深刻なエラーが発生することがあります。
 長くなりましたが、当社の開発した不倫コマンダー2.5のご購入をどうかご検討ください。

<<<<製品仕様>>>>

 製品名:不倫コマンダー2.5

 対応OS:ワイフ1.0(婚約0.8の場合はバージョンアップ
      が必要)、大阪2号98、福岡3号2000等多数。

 必要スペック:男の甲斐性領域:500MB以上
        ダブルブッキング時の思考メモリが32MB以上
           (いずれもワイフ1.0インストール後の値)
        CPU:部長以上

 なんだかサポートセンターの回答からだんだん商品販売のセールスプロモーションに近くなってきたけど、なかなか皆さん考えるものですね。
 男の甲斐性領域というのは年収で、コレ以下だと難しいのでは?ということらしい。
 う〜ん、だんだんアヤシクなるこの業務日誌!マジメなオレでは戻しようがなくなりそうだ。。。。。
9月10日
 今日は一応オヤスミモードで予定を進行していたんだけど、とってもありがたいことにご注文も2件いただき、メールの返事やら何やらで結局ノンビリながらも仕事をすることになったけど、サラリーマンと違って、こういうときに「クソ!」なんて思わないのは、やはり現金なヤツなのでしょうか?(自分で仕事をする人は、だいたいこういうもんだと思います)

{恐るべし合理化}
 人間って結構いい加減なもので、何もしていなければやる気にならないことでも、ちょっと何かのきっかけでオシゴトモードのスイッチが入ると、「ついでにやっておこうか」なんて、段々最低限以外の仕事までやってしまうから面白いもんだと思う。
 その1つに、先日の出張修理の伝票作成があった。

 あのパワーウィンド修理の件なんだけど、実はこの修理、故障の内容からしてモーターとレギュレーターというガラスを上下させる部品の両方を交換する必要があった。
 今までだと、その2つがセットで組みつけられている部品があって、これを使用すれば大したことなく交換ができるんだけど、実は届いた部品は、その2つがバラバラのまま届いていた。
 というのは、2つの部品がすでに組みつけられている部品を設定すると、セット部品、モーター、レギュレーターという3つの部品を設定し、メーカーは在庫を持っておく必要があるわけだ。
 ところが、セット部品を廃止すると部品点数は2つになるので、部品の在庫管理や在庫負担がすくなくなるので、知らないうちにセット部品を廃止したらしい。
 おかげで、この2つの部品を、まずセットしてから交換しないといけなくなったんだけど、このクルマの場合、構造上この2つの部品のセット化が結構難しい作業になるのだ。
 しかも、2つの部品をセットするときに、ちょっとミスすると再使用できなくなるというオマケ付(こんなオマケはいらない!)だから、緊張するのってなんのって!

 なんとか汗をかきながら(汗はいつもだけど)組み付けた部品を交換して事なきを得たんだけど、メーカーのコストダウンはこういった部品の設定まで影響を及ぼすところまでにきているというのは、さすがにメーカーの事情を知っているオレでも驚きだった。
 まあ、全部の部品点数が2/3になるワケじゃないけど、こういうふうにセット部品を廃止すれば在庫はかなり削減できるもんね。
 でも、それは良いことだけじではない。
 元々セットの部品を交換すれば済むだけの作業でも、それぞれの部品をセット化する作業が必要になるので、その分お客さんへの作業料金の負担は大きくなるし、多くの場合セット部品よりバラバラで2つの部品を注文したほうが部品代が高くなるので、同じ作業なのにお客さんは部品代、作業料共に高くなるため、こういう削減でメリットがあるのはメーカーだけなのだ。

 顧客不在とはまさにこのことなんだけど、よーく考えてみたら、メーカーにはもう一つメリットがあることに気づいた。
 先ほど書いたように、このクルマの場合、2つの部品をセット化する作業は、少しばかり技術が必要で、ワイヤーの遊びを間違えると、ワイヤーが変形してしまい再使用できなくなってしまう。
 ということは、当然作業中に失敗もある程度起こるのは予想できるので、実際の作業数よりも失敗によって部品の余分に出荷されることになるから、こういう意味でもメーカーは儲かることになるのだ。
 そして、作業上の失敗は、お客さんに請求できるワケは無いから、当然作業をするディーラーやウチみたいなところが負担するしかないので、結局部品数の削減で、お客さんと作業工場のギセイ?の元にメーカーはオシシイ思いをしていることになる。
 まさに、恐るべし合理化だ!
9月11日
 シッカリ朝から元気で仕事にいそしんだのだった。
 いつも月曜というのは、わりと似たような傾向があるんだけど、土日にできなかった取引先との確認などが結構あるので、電話離せない状態が続くことがある。
 まだ、今はそうでもないんだけど、ディーラーにいた頃は、発注担当者 兼 販売員 兼 企画担当者 兼 本部商品部との打ち合わせ多数〜以下略・・・という、いわゆるマルチプレーヤー(別名 会社の用務員サンとも言うのだ?)だったので、朝の朝礼直後から昼時間まで受話器を離せなかったことが何度かある。(もうムチャクチャ)
 しかも、その時に通話中1回線、その内容に関連した確認中で使用しているのが他に1回線、更に2回線オレに電話がかかってきているなんて珍しいことではなく(会社全体で5回線だったから過半数を占領していた)、恐ろしくて計算したこともないけど、会社での通話料金の相当な割合をオレが使っていたのは間違いないと思う。(長距離も非常に多かったしね)

 んで、午後には普段月曜に行くはずの無い、オレの担当している専門学校へ行った。
 実は今日、専門学校の期末試験がおこなわれていて、オレの担当科目の答案用紙を受け取りに行った。
 その後別のところで用事があったし、答案を取りに行くだけなので初めてクルマで行ったんだけど、学校に到着すると玄関でオレの受け持ち学生2人がもう1人と話しに夢中になっていた。
 オレがその隣にクルマを止めても、そのヨコを歩いても気づかないから声をかけると(ナンパではありません!?)「あぁ先生!どしたん?」
 (”どしたん”はないだろう・・・みんなの答案を取りに来たのであるのだよ)と思いながら「テスト楽勝だったろ?」と聞いてみると、「う〜んまあまあかな?」って答える。
 イヤ、まあまあではなく、かなり良かったはずだ。
 今回はモチベーションの向上のため、そして基本的な理解度を重視するために、かなりわかりやすい問題にしたはずだから、彼女たちの理解度であれば、相当の点数をゲットできるはずなのだ。
 答案を教員室で受け取って、もう一度玄関に下りると、更にもう1人の受け持ち学生が加わって、大騒ぎ?をしていた。
 その後から加わった学生が、試験問題回答の一つを質問してきた。
 このコは結構自他共に認める引っ込み思案なんだけど、最近オレにも普通に突っ込んでくるようになったから、オレとしても、かなり成長を喜んでいる1人だ。(というより、相手からはもう”タメ”扱い?)
 そのコが「あの回答は@@@で良かったんよね?」というので「おぉ!?ちゃんとわかっとるじゃん」というと、「アレだけは何とか思い出した」という恐ろしいことを言うのだ。
 「オマエ あれしかわからんかったら2点しか取れんじゃないか」とニヤニヤしながら言うと、4人が爆笑!
 しっかし1問しかわからないなんて、ビックリさせるんじゃないよまったく。。。。(もちろん後で答案を見ると、そんなことは無かったけど)
 ま、そんなこんなで、ちょっとその4人と話してから、次の目的地に向かった。
 その時に4人の中のオレの受け持ちでない学生1人はオレたちの”ノリ”を不思議そうに見ていたけど、やっぱりオレって普通の先生っぽくないのかな?(もし読んでいたら印象を教えてください! なんつーて)

 ところで「オマエは2点」呼ばわりをしてしまった学生Mサンに一言!
 実は、あの問題は解答していたら配点6点ありました、ここに謹んでお詫びいたします。(スマンこってす!)
9月12日 脳から智恵熱?
 午前中に、ウチのオススメのエンジン添加剤を注入処理するために、来客があった。
 この方は、この前某ディーラーがエンジンオイルを交換したときに、オイルを抜くネジ(ドレーンボルト)をシッカリ締めていなかったために、出勤途中でオイルワーニングランプが点灯して、ウチに電話をかけてきた昔からのお客さんの紹介の人だ。
 そのアクシデントでも、エンジン添加剤での処理事前に済ましていたために、まったく支障が無かった紹介者Mクンは、それによってさらにウチのオススメのエンジン添加剤への信頼が増して、知り合いの方(今回のお客さん)Yさんに、この商品を勧めてもらったんだけど、オレも長い間この商品に携わっているけど、女性の方の購入というのは結構めずらしい。
 モチロン例外もあるけど、エンジン添加剤なんて女性の価値観では無用な存在であるケースが多く、これまででも15件くらいしか処理した記憶が無いのだ。(ディーラー時代を含めて過去約500件くらいのなかでの傾向です)
 だから、今回みたいにメカ大好きというワケではない女性の場合、Mクンのようなこの添加剤のおかげで地獄?から生還した人が周りにいて、その人が勧めたケースが圧倒的で、これぞ口コミ(クチコミです。。”ろこみ”ではありません)ってカンジだったけど、やっぱり良い商品というのはリピートとクチコミがあるものですね。
 
 とまあ、3人でワイワイ言いながら処理を済ませ、その後の注意事項を説明してオシマイだったんだけど、その後に、いつものように取引先に商品を取りに行ったら、なんと商品が届いていない。
 そう言えば世間は台風で大騒ぎなんだということを、ようやく思い出すという困ったヤツです・・・・・
 結局、かなり遅れて入荷したみたいなので、改めて取りに行ったんだけど、今日明日出荷分のお届け日時を指定いただいている方には、今の輸送事情についてご説明しておいたほうがいいかも知れない。。。。

{あぁ!採点}
 昨日持って帰った試験の採点を鬱陶しい雨の中で(といっても屋内でやってます)、机に向かってガンバッていたんだけど、ちょっと問題がカンタン過ぎたかな?という印象だ。
 何といっても、昨日持って帰ったほうの学校では、半数以上が100点だったからね。
 懐かしいでしょ?100点なんて。
 オレなんか100点なんて昔から縁が無かったから、懐かしささえも無いという情けなさだもんね。
 でも、100点って逆転満塁ホームランみたいなものだから、いくらピッチャーがヘボだったからと言っても、それだけで打てるものじゃないしウレシイに決まっている。
 同じように、いくら問題が易しいからといってもウレシイのは間違いないと思うし、それで今まで以上に興味を持ってくれればそれが一番だと思う。
 とくに、オレの担当する科目なんて、難しく考えれば考えるほど、答えが見えなくなりかねないから、まずは自分で必死に考えたことを表現して、その表現したものを評価してもらえるというカタチにすることで、みんなが少しでも暗記中心ではなく思考中心の時間をつくってもらえれば、オレの役割は十分果たしているはずだと思う。(単なるヘボ非常勤講師の”いーわけ”だったりして・・・)

 でも、試験の前半部分は明快な回答しかないからサクサク進むんだけど、後半の細かい理由を求めた部分は、人それぞれの回答があって然るべき部分だったので、中には配点をどうしようか非常に悩む回答があった。(んで、智恵熱ってワケです)
 回答が一つの科目ではない科目である以上、オレが一番気をつけないといけないのは、学生に「オレ流」を押し付けたり、オレの価値観で評価しないことだから、ホントに配点には悩み狂ってしまう。
 え? とうの昔にオマエの頭は狂っているって?
 まあそうだけど・・・ということは、狂った頭が狂ったワケで、今のオレは珍しく正常なのかな?
 しかし、ここの学校は絶対評価で良かった。
 だって、相対評価だったら過半数の学生が100点だと、100点でも評価6(10段階の場合)をつけないといけない学生が出るなんてバカな話になりかねないもんね。

 明日は、もう一つの学校の答案用紙が送られてくる。
 なんと学生数は、今回の4倍! んが!?
9月13日
 日中は、いろいろな商品などの確認や連絡、そして例の4倍もあるもう一つの専門学校の試験の答案用紙が届いたので、採点に格闘して、睡眠不足だったのに、まったく眠気も感じるヒマがないという、横着モノ?にはありがたい環境でした。
 そして、ようやく部品の手配や出荷だけでなく、採点と評価も無事終了した。(これで、評価とは半年サヨナラできる。。。)

{オレの常識 世間の非常識?}
 夕方、仕事帰りにUさんというお客さんが遊びに来たので、いつものように車の話に始まって、かなり脱線しながら話し込んでいた。
 んで、ノリノリ?になったので、いつものように遅くなったんだけど、そこへ別のお客さんから電話があった。
 その電話の内容は、数日前から相談しているベビーカーのことだった。
 ベビーカーとは、わかっている方も多いとは思うけど、幼児を乗せて歩くときに押している例のヤツです。(昔的な表現を使えば乳母車ってヤツですね)
 そのベビーカーの機能等を電話で相談しているのを見て、Uさんは「何でカー用品の店でベビーカーの相談なんですか?」と、頭の中が?????状態だったようだ。(特にオレは独身だしね)
 もっとも、独身だけど甥(隠し子ではありません!)をいつも抱きかかえていたという経験もあって、世間の親に近いくらいのいろいろな経験はしているから、少しはアドバイスができるのです。

 今回相談しているのは、メーカーは「アップリカ」というチャイルドシートでも有名なメーカーだから、個人的には全く違和感が無いんだけど、Uさんにとっては「世間ではカー用品の店にベビーカーは相談することは無い」のだそうだ。(ある意味納得!)
 特に、相談する人もスゴイけど、その相談を受けてアドバイスをして販売する人ももっと普通じゃないと言われてしまったけど、やはり世間一般ではそういうもんなんでしょうかね?(間違いなく、そういうもんなのでしょうね)
 まあ、そういうUさんだって、バイク用品を昔から買ってもらっていたし、ディーラー時代にはバイクのオイル交換もオレがやっていたんだから、十分そういう意味では同じノリだと思うんだけど、どうでしょうUさん?(皆さん想像できますか?サービス工場でバイクのオイル交換をしているディーラーって)
 
 んで、結局2度目の電話で、さらにいろいろ相談したところで、電話の主からベビーカーを注文いただくことになったので、そのやり取りを聞くことなしに聞いていたUさんは、まさに「私は見た! ヘンテコ カー用品ショップの実態!」とTV番組でも作りそうな雰囲気で感心していた。(あきれていたのかな?)
 でも、アップリカの商品だし、そのよさを知っているからというので、アドバイスや販売するのが世間的には普通じゃないっていうのなら、もっとビックリさせてやれっていうワケで、Uさんにこれまでの”もっとビックリネタ”を白状した。

 ちょっとカンタンに紹介すると、その昔、新婚家庭に新しい所帯道具として家電商品(冷蔵庫、洗濯機TV、ビデオ等など)を”寿マーク”付のトラックで、先方の親族一同の見守る中、納めに行ったこと、あるスキー場のゴンドラのメンテナンスの新しい方法を研究し実地指導するために、スキー場に行ってゴンドラのメンテナンスもしたこと(どちらも、販売を伴う仕事としておこなっているから、自分で振り返ってもビックリです)などを説明すると、またまた改めて感心されてしまった。(愛想を尽かされたのかもね)
 ま、どちらのケースも、クルマ屋から行ったことを、先方の皆さんに最初はビックリされたので、誰でも聞いたら驚くに違いない・・・・・

 それから考えると、250ページにもなるマニュアルも持っているアップリカの商品の取扱だから、今回のことって普通でしょう? ねぇ皆さん。
9月14日
 昨日シッカリと在庫状況を把握した上で、お客さんと相談し、それで買ってもらった商品を今朝注文してみると、午後になって在庫切れだという連絡が来た。≠★◇・◎・・・・

 そかも在庫確認と言っても、これこれは在庫ありますか?なんていう確認ではなく、どのくらいの在庫量か確認して、十分大丈夫というオファーをもらった上で販売しているから驚いてしまう。
 当然、何でそんなことになるか執拗に食い下がったというか、その経緯についていろいろとナゼナゼ攻撃をしたんだけど、卸売り業界の悪い習慣で、細かいことをなかなかはっきりと白状しない。
 ちょっとイライラしながら、でも相手は留守番クラスの慣れていない社員だったので、オレから確認する手順を指導して、夕方ギリギリにやっと理由が解明できた。
 理由は、なんと東海地方の豪雨が関係していて、電気供給が一旦復旧したのに今朝突然ダウンしたために、業務システムの障害が発生して、その後データベースの異常で在庫なしと表示していたらしい。
 単なるデータベースの異常でもかなわない話なんだけど、前日の在庫確認の問い合わせを受けた記憶がある者がいないなんて言い出すから話はややこしくなる。
 まったく人騒がせな話で、オレは今日の午後5時半をリミットと考えて、それまでに究明できるようにあれこれフォローしていたから良かったものの、そうじゃなければ絶対に、来週になってとんだトラブルになるところだった気がする。(なんと言っても明日から3連休だから、今日中にはっきりさせておきたかったのだ。)

 オレは以前、業務システムの管理・運用責任者も兼任していたので、突然の停電でトラブルを起こすシステムとそうでないシステムの大まかな違いは知っている。
 そういう意味では、かなり弱いシステムだったんだろうけど、おかげでオレは心臓にとっても悪かったというのが正直な気持ちだったけど、ホントに東海地方は復旧に大変なんだろうと感じた。
 広島でも平成3年の台風では、スゴイことになったので、その大変さはよくわかるのだ。

{TV映像その後}
 ところで、今回に限らず台風には浸水するシーンが付き物と言ってもよいくらい、TVなどでもしばしば見かけるシーンだけど、あの水没した車はどうなるか知っていますか?
 もちろん状況次第なんだけど、海の近くで堤防を越えた海水がどっと浸入してきたとか、下水から海水が浸入して腰下まで溢れたというようなシチュエーションの場合、かなりの確立で水没したクルマはオシャカになるのです。
 広島での平成3年の台風19号の時には、いわゆる風台風だった。
 しかも、ちょうど満潮のタイミングで猛烈な風によって、海水を怒涛のように陸地に持ち込んできたかたたまらない。
 翌朝の広島はひどいもんで、船が堤防どころか国道も乗り越えて上陸していたり、電柱なんて片っ端からなぎ倒されていた。
 そして海水にどっぷり浸かったクルマのユーザーからお助けコールが相次ぎ、オレもフル稼働であちこち牽引に行った。
 でも、多くの場合電装系(コンピューターユニットなど)まで浸かったクルマは、どのディーラーでも相手にしてなくて、結構「ムダですよ」の一言で終わりになるケースが多かったようだ。
 オレは、そう言いたい現状はわかるけど、修復するのにどのくらいの費用で、どの程度のリスクかちゃんと説明し、最終的にはお客さんがクルマへの思い入れの深さやサイフの具合?などで判断するべきだと思っていたから、その多忙な状態でもいろいろ説明して、お客さん自身で判断できるようにしていた。

 結局、それでも「結果は問わないから、最善を尽くして欲しい」と言われた完全水没車5台を再生して、5台全てよみがえらせることができた。(その後もすべて1年以上活躍したはず)
 何といっても整備士が見ても、オイオイそんなに分解するだけならいいけど、水でそんなとこ洗って大丈夫なの?っていうくらい、バラバラにそして豪快に洗ったりしたんだけど、これは時間との戦いだった。
 というのは、塩水の場合、水が抜け始めた時点で、ただちにサビが進行し始めるので、電線の接続部分(カプラーなど)は、あっというまに酸化が進行していく。
 だから、営業担当者とお客さんがノンビリと「あーでもない、こうでもない」と相談していた車があって、オレは早く結論を出すように迫ったんだけど2日おいてから、修復作業をしてくれというオーダーがあったときには、既に手遅れで、さっき言ったような配線の芯線が露出している部分は、もうボロボロで触ると電線がブチブチと音をたてて切れていった。
 もうこうなると対処のしようも無いので、その車はそのまま廃車になったんだけど、塩水による浸食のオソロシさを改めて実感したワケです。
 というワケで、もし皆さんの愛車が海水に浸かったら、なるべくエンジンはかけずに、水もそのままで、早いとこ修復してもらうところに取りに来てもらってください。
 ただし、必ず復活するわけではありませんので念のため!
9月15日
 夕方の天気予報を見ていたら、ちょっと目を離している隙に台風がググッと東に進路を変えている。
 オレはとっくに駆け抜けたとばかり思っていたから、まだそんなところにウロウロしていたのね?と驚きながら、明日と明後日の作業に支障が出ないか非常に心配で、思わず酔いが覚めてしまいました。

 おっといけねえ、昼間っから液体燃料を飲んでいたことがバレてしまったけど、単なる飲んだくれではないのです。
 ちょっと所要があったので、親戚などが集まる関係上、昼間から飲むことになったんだけど、もちろん定期的にメールチェックをしました。(いーわけ!?)
 でも、幸か不幸か3連休突入モードの初日だから、問合せもほとんど無くて、この時ばかりはチョッピリ安心でした。(酔った状態でメールを書くと、酒気帯び送信?になるのだろうか?)
 んで、いとこの子どもや甥と同じレベル?で必死に遊んだので、もうクタクタです。
 夜は、HPに掲載用の画像を処理していたんだけど、コントラストの大きい画像だったので、元の写真の印象に近づけるのに大変だったけど、酒が残っているせいじゃないので、一応弁解?です。

 画像処理をしながら野球を見ていたんだけど、結局巨人はひっくり返されたまま野球中継終わりで、これまたガクッときた話で、今日は疲れることばかりでした。
9月16日
 皆さんは連休を楽しんでいますか?
 まずはマジメ?な業務日誌からだけど、今日は、出張修理のハシゴでした。
 
{マジメな日誌 その1}
 先日、地元でFMモジュレーター式MDチェンジャーを取り付けられた島根在住のKさんは、あまりにも音がこもって不満だったらしく、取付店で再三にわたり点検してもらったら、毎回返ってきた答えは「こんなもんでしょう」だったそうだ。
 一般的にFMモジュレーター方式というのは、ダイレクト接続に比べて音が悪いと言われるのは、このKさんも承知の上で購入されたらしいけど、それでも古くなったカセットテープよりも音が悪いというので、ウチに以前から相談があった。
 モチロン、その問合せにいろいろアドバイスをしていたんだけど、ついにKさんは業を煮やして新たなるアクションに出たのだ。
 何と、そのアクションとは広島まで故障診断に来られたということなのです。
 広島というのは、もちろんオレのとこのコトで、天気も良いのでお互いがわかる目標で待ち合わせて、その近くの広場で点検した。
 最初オレは、作業上のミスについてある程度疑っていたんだけど、実際にはちょっとしたミスは発見したものの、一応取付は合格だった。
 ところが、音質は合格ではないのである!
 確かに、これじゃあ不満があってもおかしくなくて、FMラジオに比べるとかなり悪い音だった。
 そこで、遠方から来られたということもあって、やってはいけない”禁じ手”である、メーカー保証中の製品を分解してみるという暴挙に出たのだ。(実はやむを得ないケースの場合、こういう暴挙にでることがある)
 症状から推測し、分解したのはFMモジュレーターユニットなんだけど、チョイチョイとトリマーをつつくと、やはり音質が変わる。
 でも、合格の範囲まで追い込めなかったので、このモジュレーターに原因があることを説明し、どういう手順で修理などをおこなうか、Kさんと相談した。
 そりゃそうだよね、だってこっちで取り外すと、修理が完成したときにどこで取り付けるかというのが問題になるに決まっているもん。(何しろ島根在住の方ですから)
 そういう部分で、Kさんに一番負担がかからない方法を相談していたんだけど、なんとKさん「いや、こちらでお願いできませんか? 完了したら取付に来ますから」と、昔から異常に広い地域にお客さんを持っていたオレもぶったまげるようなお返事をいただいた。
 結局、具体的根拠も無いままに「こんなもんです」と説明されたこれまでの経緯が納得できないらしく、今回の点検手順やオレの具体的説明を評価していただいたらしい。
 ついでにもっと驚きなのは、このKさんは奥さん連れで来られていたんだけど、その奥さんもその方法に賛同しているので、オレは2度ビックリだ。
 普通は、女性の場合、そんなわざわざ広島で修理なんてムダなこと!と言われる方が多いのに、まあ何とビックリな話だ。
 というワケで、月曜にメーカーに依頼するんだけど、多分同業者の方が、ウチのメーカーへの依頼書を見たら、診断への経緯の詳細さには驚くだろうな。。。。
 でも、事前に分解したことはナイショですよ。

{マジメな日誌 その2}
 去年持ち込みオーディオと新品ナビゲーションを取付したYさんが、リアスピーカーの音が出ないという症状で相談あった。
 ちょうど1年ほど経過したんだけど、今日ディーラーに新車半年点検(1年経過したのに、受けるのが新車半年点検なのがミソだ!)を入庫させるということだった。
 そこのディーラーは、オレも顔なじみなので、じゃあ一緒にチェックしましょうか?ってことになって、午後に出かけたんだけど、そこのサービスマンがアンプの電源電圧がオフ時にはちゃんと12V以上あるのに、アンプが作動しようとした途端に5Vくらいになるという不思議な現象まで突き止めたらしい。
 ところが、それ以降の原因の絞込みに行き詰まったらしい。
 確かに不思議に思える症状だろうけど、こういう電圧降下は必ずどこかに抵抗を持つ要因がある。
 んで、ヨソのディーラーの工場で、いかにも何年もいるような顔をして堂々と点検したオレは、ヒューズの劣化(ヒューズ切れではありません)を発見して、これを交換して完了!と書けばカンタンだけど、結構こういうトラブルは見過ごされることが多い。
 テスターでは異常がなくて、ヒューズも一見不具合無しだから、見つからなくてもおかしくなくて、昔はオレもこういうトラブルの時には悩んだもんで、今日は一応これまでのキャリアの勝利!っていうか、昔の苦い経験の勝利みたいなもんだ。
 Yさんも、問題のヒューズを分解して説明したら、拍子抜けしていた。
 ところで、この大容量ヒューズだけど、交換しようと思っても手持ちが無かったために、カーショップに行ってみたら、なんとヒューズ類が全く無いんでやんの。。。容量が大きいからホームセンターには無いだろうと思ったのに、実際には、その逆で、結局ホームセンターで買ってきました。
 量販店は、最近コンビニみたいに、売れるものだけ品揃えしようとしている傾向が強いけど、いくら何でもヒューズくらい置いて欲しいよね!(ま手持ちが無かったオレが言えることじゃないか・・・)

 ところで、マジメな日誌があれば脱線もあるのが、この日誌の特徴だけど、今日発行のgood shopというメールマガジンで、ウチをご紹介いただいたんだけど、そこには発行担当者のコメントも添えてあった。
 コメントには、サポートのことだけでなく、業務日誌も面白いと書いてあったのには、さすがのオレも赤面した。(^^; 赤面!のつもり・・
 多分、これまでのヨタ話もたくさん読んでいただいた上でのコメントだと思うけど、オレを知らない方でも今回のように面白いと言われることが結構あるのはなんでだろう?(個人的には普通なつもりなんですが・・・・)
 でも、どうやらオレを知っている人には特に面白いらしいので、興味ある方は、オレを3時間程度拘束してトークしてみてください。
 きっと効果倍増だと思います。(ただし脱線ネタの効果が倍増するだけですので、念のため!?)
9月17日
 またまた朝から出張作業です。
 出張作業が無いときには20日くらい全く無いのに、続くときには今回のように2日で3回なんてちょっと不思議だけどありがたい話で、ホントに感謝です。

 今日は呉市に行って来ました。
 そう、呉市というのは、去年舞鶴と「元祖 肉じゃが論争」を繰り広げた呉で、その元祖論議の結果はともかく今も昔も軍港であることには変わりないところです。
 そこへMDワンボディを取付に行ったんだけど、古い街並みのところだったので、急な坂&狭い道で、お客さんのTさん(女子大生)が家の近くの駐車場を嫌がるのも納得できる。(この方は、国道沿いの離れた、もう1つの駐車場まで歩くそうです)
 オレも仕事柄昔から、お客さんのところにアチコチ通ったけど、今日の駐車場までの道の難易度はAクラスかもしれない。

 早速作業を開始したんだけど、なんとオーディオを取り付けるためのネジが、キットとクルマの構造上、添付されているものでは具合が悪いことが判明した。(これじゃ車種別専用キットの意味ないじゃん!)
 しかも、今回使用したいネジは、ちょうど手持ちが無くて、2日連続の部品探しの旅になってしまったのだ。
 近くのホームセンターに行ってみると、ネジの頭の形状は合うけど、長さがちょっとばかり長いものしかなく困ってしまった。
 しょうがないので、最悪の場合ギリギリまでワッシャで奥行きを調整することにして買って、作業を再開した。
 ここで、モチロン心配なのは、長めのネジをオーディオに使用して支障が無いかという問題で、いくら昔の人が”大は小を兼ねる”なんて言ったって、こういう時に通用する言葉ではないのだ。

 自分で作業をしたことがある方は、気づいた人もいるかも知れないけど、長いネジを使用すると具合が悪いデッキの場合は、ケースの側面に使用するネジの長さの制限が書かれていることが多い。
 今回のMDワンボディには、そういった表示が無いんだけど、無ければ大丈夫かというと実にアヤシクて、ちょっと長いネジで取り付けたために、作動しなくなったり中のメカを壊したという例をいくらでも知っている。
 そこで、オレは、これまた2日連続の掟破りである、オーディオの中を開けてみるという暴挙に出ることにした。(何だか昨日のパターンとソックリだな)
 確認すると、ゼンゼンOKで、それこそ20mmくらいのネジを使っても、まったく差し障り無かった。
 ということで、ワッシャで調整することも止めて、買ってきたネジで取り付けることにして、あっという間に作業完了でした。(ネジの問題が無ければ、作業時間は10分くらいだったかも)

{今日の疑問}
 というワケで、後はドライブ気分で広島に帰ってきて、あれこれ片付けたりしながら夕方からは野球を見たんだけど、前から気になっていることが1つある。
 それは、東京ドームの試合の時には、ファースト側のベンチのヨコで2人のグランドボーイと称される人が待機しているのは、巨人のファンで無くてもご存知な方も多いはず。
 審判にボールを持っていくだけでなく、打った選手のバットを取りにいったり、出塁した選手のプロテクターを受け取るなど、いろいろな面で試合を間延びさせないように活躍してくれている。
 そのグランドボーイの定位置でいうとホーム側にいつも同じ女のコを見かけるんだけど、女のコの場合でも”グランドボーイ”なのだろうか?
 このコは、長嶋さんも気になるコらしく、よーく試合を見ていると、声をかけたり、なんと時には隣に座ったりしている。
 このぉ!スケベじじい!なんて言いたくなるのはオレだけではないはずで、隣に座っていたり話しかけているときには、ホントにちゃんと指揮をとっているのだろうか?(実に疑問だ)
 ちなみに、本来隣に座るはずの男のグランドボーイは、その間更にホームがわに立っているのが、実に笑える光景です。
 是非とも皆さんも野球中継の楽しみ方の1つに、長嶋監督のナンパ現場?をチェックしてみてください。
 
 ところで、あのコの名前を誰か知ってますか?(グランドボーイかどうかという役名ではありませんよ!?)
9月18日
 ちょっと前から気になっていたことがあった。
 といっても昨日の東京ドームのグランドガール?の名前のことじゃなくて、オレのクルマのオーディオの音のことだ。
 実は、オレのクルマのオーディオは、少し前に流行したマルチアンプシステムになっている。
 カンタンに言えば、低音、中音、高音用にそれぞれ専用スピーカーがあり、これまたそれぞれの音域専用のアンプを装備しているシステムで、それを一見オーディオボードのように見えないオリジナルのボードに装着しているという、豪快なワリにはあまり目立たないようにしている。(リアのオーディオボードなんて、誰が見てもオーディオボードには見えないもんね)
 
 そのオーディオの低音が、しばらく前から妙なビビリ方をしていた。
 多分、ボードを固定しているネジが、長年の振動で緩んだかな?程度に考えていたんだけど、最近ちょっとハンパではない。
 というワケで、気になりつつも夏の暑さに負けてマジメにチェックしようともしなかった。
 それがやっと朝夕に過ごしやすくなってきたので、というよりあまりにもヒドイ音になったので、しょうがなくチェックしてみたんだけど、ウーファーのネットを外してビックリ!
 なんと、スピーカーの振動版とフレームをつないでいるやわらかく膨らんでいるところが外周の1/3くらい割れて脱落していたのだ。
 オレのクルマは3ボックスタイプだから、真上からは結構見にくいんだけど、それでも上部から覗いたカタチにすると、その部分に大穴が開いていて、トランクが見えている。
 確かに、長年ガンガンに使っていたけど、こんなにボロボロになっているなんて、まったく気がつかなくて、まさに「医者の不養生」そのものみたいな恥ずかしさだ。

 オレの知り合いで、ホームオーディオのスピーカーボックス製作が趣味なSクンがいて、彼曰く「何で自動車用のスピーカーって高いんですか? ホーム用を使ってもいいですよね?」と、少し前に聞いてきたけど、自動車用のスピーカーでは、耐熱、耐紫外線などの配慮がなされているので、装着したときの耐久性がまるで違う。
 もちろん、他にもインピータンスがどうのとか、いろいろ問題はあるんだけど、オレのウーファーは自動車用でも、長年使うとこうなるから、同じ条件でホーム用のスピーカーを使うと、寿命は半分くらいにはなるだろうなと改めて思った。

 そそくさとスピーカーを交換したかったんだけど、オレのクルマのウーファー取付位置は、様々な事情のためにクリアランスがとても少なく、そのために同じ口径だからという理由だけでは、商品を手配できない。
 しっかり寸法を検討してからになるので、それまで低音ナシの生活になるのはイヤだから、最終手段に打って出た。
 え?どうしたかって?
 ウチの商品である弱粘着テープで、穴があいているところをベタベタ貼って、振動板の共振を防ぐという奥の手です。(カッコ悪ぃ〜)
 作業がイヤになる寒さを向かえるまでに、交換しよっと!
9月19日
 今日は不思議と電話以外での問合せも無かったので、ここで気合いを入れなければ、「横着グータラモード」に入りかねないので、HPの追加ページの作成にいそしんだ。
 とは言いながらも、もう一つ、えらい長い資料のチェックがあったので、実際には4時間程度しか割けなかったけど、その合間にオリンピックの女子ソフトボールの日米予選を見ていた。
 実際に見ることができたのは、9回のオモテからなんだけど、ついにやりましたね。
 怒涛のアメリカ連勝記録をストップさせてしまったというのはすばらしい!

 ここで、何で野球じゃなくてソフトボールを見たかという皆さんの疑問は棚上げするとして(男を見るより女でしょう!?なんて理由ではないのだ)、オレが見た時の印象は、あの山田というキャッチャーがとってもすばらしいと感じたことだ。(ビバ!山田)
 多分、今夜のニュースや明日の新聞には、決勝打を打った選手やピッチャー2人を絶賛していると思うけど、今回の殊勲はあのコだ。
 何しろ、ピッチャーの心理をよ〜く理解している。
 ソフトボール界ではダントツのアメリカ相手に延長戦にもつれ込んでいるのに、彼女は実にリラックスして落ち着いた笑顔を振り撒きながらリードしていた。
 ああいう状況では、1点が致命傷になるために、どうしても危険な確率の低いほうにリードするケースが多くなる。
 けれど、そういう確率だけで判断しているリードの場合、誤解を恐れずに言うと、なるべく叩かれないためのリードであり、見方を変えれば逃げる作戦の連続になる。
 そういうリードを続けられると、どんどんピッチャーは精神的に追い詰められてしまい10年間も逃亡生活を続けた指名手配犯のような心境になるはずだ。(経験無いけど・・・)
 そこで、反対に無理して強気に勝負するのもいいんだけど、そこで長打をくらうと、それでオシマイになる。
 
 彼女のスゴイところは、確率を重視しつつも、「心配せずに、まかしてどーんとコイ!」ってカンジでシッカリとリードしていたことだ。
 それは、キャッチング技術云々じゃなくて、サインを交換するときの”うなずき方”(キャチャーのうなずきです、念のため)、キャッチング姿勢に入るときの動作など、至るところで、シロートのオレでもはっきりわかるほどの安心感をにじみ出ているのだ。
 世界相手の試合だからといって、負ければ命を失うワケではないけど、生きるか死ぬかというギリギリの時にピッチャーは同じ組織(チームですねこの場合)にいながらとっても孤独になる。
 その孤独との戦いに負けると、それが投球に反映して打たれやすくなる。
 だから、彼女のそういう「ドデカイ」安心感に包まれていたので、毎回ピンチが続いても2人とも抑えきれたんだと思う。
 最近のプロ野球では、ランナーが出ているときに、コースを知られないために、ピッチャーが投球動作を始めないとミットを構えなかったり、フラフラとアチコチに構えるキャッチャーをよく目にするけど、ホントのピンチにああいうキャッチャーはピッチャーにとっては、とっても投げにくいんじゃないだろうか?
 ランナーにコースを悟られないようにすることは、モチロン大切なことだけど、本当のピンチの場合は、ピッチャーが心理的にも思いっきり能力を発揮できる必要があると思うから、彼女のようなキャッチングってとっても大切だと思うのはオレだけだろうか?

 もし今回のソフトボールのチームから1人雇うなら誰にするかって聞かれたら、オレは間違いなく彼女と断言する。
 彼女は、どんなピンチでも、その中をくぐり抜けるときの同僚の心理を理解していると思っているからね。

 いつもピンチ?の当ショップからの実況中継でした。

 できることなら巨人に入団して、村田真一の後継者になってほしい・・・・・
9月20日 ビバビバ!
 今日も頑張って更新用のページ作りに励む。
 っていう割には、更新してないじゃん!という意見も聞こえてきそうなんだけど、もう少し待ってくださいね。
 ページができたところは金額が入れられなくて、金額が確定した商品は、ページを作る資料が届かないという、まさに今の巨人みたいなチグハグなのです。(てなワケで更新もマジックみたいに足踏みなのです)

 今日、例のベビーカーが入荷したんだけど、箱のでかさと全体の重さにビックリした!
 ひょっとして折りたたんでない状態で、おまけとして赤ちゃんも入っているんじゃないかと思うくらい大きく重いのだ。
 このベビーカーを注文してもらった人は、取りに行くかわりに箱は邪魔だから置いてかえるよって言っていたけど、確かに正解である。

{ビバ第2幕!}
 今日もやりましたねソフトボール。
 聞くところによるとメダルも確実らしいし、実に言うことなしだ。
 特に今日は、昨日オレが絶賛したキャッチャーの山田が決勝打を打って1-0で決めたから、ホンマにうれしかった。
 今日も改めて山田を見ていたら、やはりあのリードなら、どんなピンチでも投げやすいと確信した!(誰か帰国後でいいからピッチャーに聞いてみてください)
 ますますジャイアンツに欲しいキャッチャーでんがな。(今プロ野球って女のコはダメなんだったっけ??)

 あぁ!巨人連敗・・・・トホホ
9月21日 今日はおあずけ!? M1
 朝からそわそわしながら仕事をしていた。
 もうおわかりでしょうが、今日優勝かな?ってことで、気になってしょうがなかった。
 とは言っても、マジメ?が売り物のオレのことだから、夜に集中してTVが見れるように、更新作業の準備は頑張りました。(以上日記は終わり・・・・)

 明日(っていうか、この日誌が更新されたと同時だけど)は久しぶりに、商品コンテンツの追加の第1弾を実施します。
 これぞ究極のバケットシート?というシリーズ(見て笑わないでくださいね)なんだけど、いやー商品を本気で勉強してみると、その細かい配慮の数々にビックリさせられました。(詳しくは商品のエリアをご覧ください)
 もちろん第1弾というだけあって、第2弾も製作中です。

 てなわけで、マジメな業務日誌はここまでで、ホントは広島市民球場に出かけようかと思ったくらい今日のゲームは気になっていたのだ。
 実際の球場に20年近く行っていないオレにしては、めずらしいくらい胴上げになるかどうかの試合を見たい衝動に駆られたんだけど、ある事情でやむを得ずガマンのコでいることにした。
 今日もヒヤヒヤしながら見たんだけど、中日が勝ったので幸か不幸か本拠地での胴上げになってしまいました。。。。。(2日間のおあずけです!)

 東京ドームと言えば、Tさんからこの前の疑問に対する回答をもらいました。
 そう、皆さんも気になっていた東京ドームのベンチヨコに控えている女のコのこと。
 オレはてっきり、あのコの名前を教えてくれるのかと思ったんだけど、そんなアホな話ではなくて、彼女の役職名は「ボールガール」っていうらしいのです。(ありきたりでんな・・・)
 東京ドームのHPに確かに掲載されていて、4人採用されているらしく、年齢も22までというのが採用条件で、1ゲームで7,000円というのが報酬のようです。(いつもTVに映るにしては結構安い!?)
 他にもジャビット君の中身も採用しているらしく、まさかとは思うけど、顔の審査で落ちたらジャビット行きなんて採用方法じゃないでしょうね?(やっぱりジャビットの中身は男かな?)
9月22日
 常連の方から「なにがバケットシートだよ、まったく! 本気にしてワクワクしながらTOPページから探したら、チャイルドシートじゃんかよ」と、新規追加のコーナーの商品について、クレーム!??をいただいた。
 へへへ。。でも、そこいらのスポーツシートよりも安全性を考えてあるシートだったでしょ!?(5点式ベルトも標準だったりするしね)
 まあ、昨日と重複しそうなので詳しくは書きませんが、実に配慮の行き届いた設計がなされているシートなのです。(比較すればよくわかります)
 オレも昔から、ここのメーカーは高い評価をしていて、ディーラー時代も純正なんか放っておいて、こちらをよく販売していたし、使われた方の感想を聞いても非常に評価が高かった。(でも、赤ちゃんに直接聞いたワケじゃないけど・・)

 ま、次に投入する商品は、ちゃんとしたオトナ?のためのものですから、ご安心ください。

 今日は、ちょっと「ガクッと」するようなことが起こったんだけど、この話は、その後を含めて多分1週間くらいで公表できると思うので、それまでお待ちください。(もし1週間で公表できなかったら、多分もっとヒドイぬかるみにはまっていると想像してください!)

 話は変わって、どうしてメーカーなどは、納期などについて”えーかげん”なところが多いのだろうか。(とても”えーかげん”の語源が”良い加減”だなんて考えられないですわ)
 先日、生産予定が遅れた商品があって、遅れているクセに連絡一つもよこさない。
 イヤな予感がするので、先手を打ってこっちから確認すると、「その商品は生産が遅れる見込みです」なんてアッサリと他人事みたいな返事をされるから、気の小さい?オレとしては、たまったもんじゃない。
 慌てて、確実な納期を確認して出荷と到着日を報告させたんだけど、その日程がどうも不安だった。
 というのも、オレの少ない経験からすると、そのメーカーの地域からメーカー指定の運送業者を使うと、翌日に入荷しないはずなのに、案内があったのは出荷日の翌日だった。
 そこで、気の小さい(まだ言ってら?)オレはドキドキしながら、ホントに届くのか念押ししたら、「いつも届いています」という回答で、やむを得ず引き下がることになった。
 ところが、納得していないオレは、念のために荷物の問合せ番号をチェックしていたので、今日恐る恐る確認してみたら、やはり翌日には届くことは無いという運送業者の回答で、ホンマに目が覚めそうだった。。。
 まあ、この場合運送業者には責任はないから、「優しく、丁寧に!?」事情を説明し、オレも東奔西走して、翌日入手を可能にすることができたので、一度生産の遅れで伸びたお客さんへのお届け指定日に間に合わせることができたのでした。
 ホンマに、ミスはともかく、ええかげんな返事だけは止めてくらはい、メーカーさん!
9月23日
 来客2名の他は、オリンピックに明け暮れた1日でした!(お客さんとさんざん見ておりました)

 あぁ! またお預け!?(星野人形にクギでも打とうかな??)
9月24日
 どーも、ありがとうございます!!!
 え?商売のことかって??
 モチロン商売として、皆さんに支援していただいていることは、朝夕いつも感謝しております!(これホンマ!)
 でも今日は、もう一つ感謝したいのは、ジャイアンツの優勝でしょう。
 今日はさすがに、もうダメだとあきらめていたけど、まさかあんな結末になるとは、長嶋カントクの名言「メイク・ドラマ」とはこのことみたいな勝ち方だった。(まだ興奮しとる・・)
 なんつーても、あのボールガールのコ(今日は長嶋カントクのお気に入りのコだった・・・オレも。。)も、涙ぐんでいるのがチラッと映っていたのは、やっぱり彼女もうれしかったんでしょうね。
 試合終了と同時にTクンから電話がかかってきて、「おめでとうございます!」という電話だったし、メールも何通かいただきました。
 「何うれしそうに書いてんだ!」ってアンチ巨人の皆さんは思われると思いますが、4年ぶりだということで今日だけは許してやってくらはい!?

{オモテの業務日誌!?}
 さて、そのジャイアンツ優勝にあやかったワケではないけど、特価商品をご案内します。
 優勝セールは三越に任せる?ので、特に考えては無かったんだけど、予想外に優勝が遅くなってしまったので、タイミングがピッタリ合ってしまいました。
 今回は、DVDナビゲーションとMD/CDワンボディ・オーディオの特別価格商品のご案内で、なんとすべて現行商品です。
 欲しくてしょうがなかったけど、どうしても予算に限りがあるのであきらめていた方、是非トップページからアクセスしてみてください。

 よーし!祝杯祝杯!
9月25日
 二日酔いにもならず、無事今日もお仕事にいそしみました。
 今日、新聞を眺めていると、オレが以前から疑問に思っていたことが記事になっていた。
 それは、クルマ業界にもちょっと関係のある話なんだけど、国家試験などの妥当性について総務庁の行政監察で勧告があったという記事だった。
 ちょっと詳しい人ならご存知かも知れないけど、自動車整備士という資格はれっきとした国家資格の一つなんだけど、現在試験が行われているのは2級と3級で、1級という資格は、もう長い間試験が実施されたことがないのだ。
 だから、かなり昔取得した50〜60歳くらいの人は別として、整備士の国家資格の最高資格が2級という、なんともヘンな資格になっている。
 これってオカシイだけでなく、せっかく最高資格を身につけている整備士としてもカッコ悪い話で、知らない人にはあんまり話せないとボヤく整備士も多いのだ。
 
 今回の勧告は、こういう実施もされない国家資格の存在価値、そして受験料の取りすぎ、さらには受験資格の妥当性、そして試験問題が公開されなかったり合否基準が明確でない試験について、珍しくメスが入ったらしく、こうしたものの改善を求めているみたいだ。
 確かに、最高資格なら1級であるべきだし、受験料というのは本来審査に要する費用の受益者負担という考え方だから、儲かってはいけないのが本筋だ。
 さらに、受験資格なんて、どっちかというとやむを得ないいくつかの理由を除いて、存在意義なんて無いとオレは思っている。

 去年、オレも、ある国家試験を受験したんだけど、この試験もご多分に漏れず、受験料は高いわ(12,000円)、問題は公開されないわ、模範解答さえ提示されないという、とても国家が認定する試験とは思えないファジーな試験だった。
 幸いなことに、この資格は受験資格というものが無かったんだけど、法的責任能力とか体力的な理由などでもないのに、やたらと受験資格に学歴なんてアホな要件が入っている国家試験は驚くほど多いのです。
 学歴というのは、これまで勉強していたからということで、ある科目などを免除する理由にはなっても、独学など別のカタチで勉強して、資格取得に望もうという人を妨げる理由にする根拠とする妥当性なんてどこにも無いはずだとオレは思っている。(だって、試験に合格すれば、それなりの知識だけはあるのだから、否定する根拠にはならないでしょう?)
 
 国は学歴中心ではなく、身に付けた能力中心に変革が必要だと言い続けてかなりの時間が経過したけど、これなんかはその方針からすると矛盾していると思いつづけていたので、少しはマトモになるのではないかと期待している。
 でも、国家資格に期待しすぎるのは、危険ですよ!
9月26日
 今日も合間を縫って、HPの更新分を作っていた。(何の合間かという突っ込みはナシです)
 そのまた合間に、とある関連業者の営業戦略の相談にのって、さらにそのまた合間で、昨日見る時間がなかった「ナニワの金融道5」を楽しんだんだけど、リーサルウエポン同様、だんだん第1作よりボケるツボを出演者が心得てきていて、どんどんコミカルになる気がするのは、オレだけだろうか?
 まあ、そんなこんなで無事今日も夕方になり、ソフトボールを観戦したんだけど、マジで惜しかったっすねぇ。
 でも、ホントここまで頑張ったのはとってもすばらしいことだし、ここまで高山も頑張れたのは、ゼッタイにキャッチャー山田のリードによるものだと思うんだけど、山田のことをこの日誌に書いてから、新聞、スポーツニュースなんかのコメントを目が(@@;状態になるくらいチェックしてたんだけど、どこも山田のことを触れてないのは、個人的な思い入れが強いだけなんでしょうか?
 今日はサヨナラ負けする寸前まで、あの予選のアメリカ戦の時のような、高山の不安を包み込むようなリードじゃなかったから、そこまでピンチであるとは思っていなかったのかも知れない。
 最後も、打ち取った打球だったから、ホント残念だけどしょうがないですね。
 ま、負けたからといって、なにも無くなったワケじゃないし、銀メダルを獲得したことと、オレが山田のファンになったことは、確かな確証があるんだから良かったですよね。(オレのことはどうでもいいって?)
 オレも一昨日みたいに涙がボロボロでてしまいました!
9月27日
 ここのところ新聞ネタが続いたので、ついでに続けてみよう。(何の脈絡も無い始まり方でスイマセン)
 全国紙にどういう報道の仕方をされたか確認していないけど、オレの読む地方紙(スポーツ新聞のヘンなページじゃないよ)にこんな記事があった。
 要約すると、神奈川県は財源確保等の目的で、自動車税を20%増税することを検討しているという内容なんだけど、この理由の是非はともかく、ちょっと違和感を覚えた人もいたんじゃないかと思う。
 それは多分、何で神奈川県がそんなことを言い出すのか、それは国が考えることじゃないかと思われたに違いない。
 
 実は、自動車税というのは、県税といわれる税区分で、それぞれの都道府県に納付する税金だ。
 だけど、今までのところ自動車税も5ナンバー、3ナンバーは全国一律なんだけど、便宜上そうしているだけで、実は都道府県に裁量権があるのです。
 だから、その気になれば、東京では5ナンバーが年間1,000万円、北海道では1円というような決め方も可能なのです。
 事実改造車については、その内容によって都道府県で、現在でも違うのですよ。(これは意外と知られていない事実!)
 地球温暖化防止の環境保護のためという理由で、自動車の排出ガスには、それ相応の税金を増やそうという考え方が広まりつつあるので、今後は特に都心部では、交通渋滞対策も含めて、増税を検討する都道府県も増加するかも知れませんから、皆さんも覚悟?しておいたほうが良いかも。。。。(その理由と措置の是非は別としてね)

 ついでに、オマケの知識として一言。。
 全国全てでは無いと思うけど、皆さんの払った自動車税は、現金の流れとして、都道府県で何に使われているか知ってますか?
 ウチに隣接したY県のちょっと前の使い方は、県職員の夏のボーナスの原資に当てるらしいのだ。(これは、当時担当していた人から直接聞いたことだから、間違いないでしょう)
 ただし、自動車税がボーナスに直接化けるワケじゃなくて、現金の流れとしての話ですから、「気に入らない県職員がいるから、そいつの夏のボーナスを減らしてやろう」なんてワケのわからん理由で、自動車税不払い運動をしても意味が無いので、勘違いはダメですよ!?
9月28日
 イキナリ脱線ですが、皆さんは通帳を無くした経験ありますか?
 無くなった通帳が誰に見られているか気になったことはありませんか?(ロンブーのガサ入れみたいなセリフですが・・)
 この前から気になっていたんだけど、預金通帳(個人用の口座)が見当たらなくなっていた。
 まあ、多分机の周りのどこかに紛れているんだろうと、あんまり気にもとめなかったんだけど、ついに気合いを入れて探してみると、どうも見つからない。
 振り返ってみると、専門学校に教えに行った後で、学校の近くの支店で記帳をした後で帰宅したんだけど、その時にカバンのファスナーが開いたままになっていた。
 そのときには、別段気にもしなかったんだけど、今考えてみるとあのときに落としたんだと思うけど、誰が拾って中身を見たら、ちょい恥ずかしいのだ。(残高的に)
 別に通帳が無くても、カネは降ろせるから放っておこうかなと思ったんだけど、忙しい年末(忙しいんだろうかね?)になって、銀行のシステムのメモリーが一杯になったから、スグに通帳記帳に来いなんて言われても困る(オレは昔、かなり記帳をサボっていたら、そういうハメになった)から、キャッシュカードとハンコを持って、銀行に行った。
 意外なことに20分くらいで再発行してもらえるし、警察への届けも必要なかった。
 ま、有価証券みたいに、それ単体で価値があるものじゃないから、そういう手間もかからないんだと思う。
 ただ、意外?だったのは、再発行手数料として1,050円取られたことだった。
 まあ、こっちのミスなんだから、手数料取られても当然だけどね。

 ところで、通帳を拾って警察に届けたら、半年後に本人が現れなかった場合、その通帳って拾った人の物になるんだろうか?(ハンコ付きじゃないから意味無いけどね)
9月29日
 既にお気づきの方もいるかな?って気がするんだけど、実はメールマガジンを発行することになりました。
 もう2週間以上も前に、トップページのメニューにメルマガという行を加えていたんだけど、それより上の業務日誌への表示のハデさ?に押されて、結構常連さんでも気づいてないみたいでした。
 今回の更新で、ちゃんとトップページの最新の更新欄にも公表したので、今日これを読んだ人はもうおわかりですよね?
 なに?知らなかったって??
 そりゃ、お気に入りへの登録を、まさかこのページにしているんじゃないでしょうね?(たまには他のページも見てください!?)

 というワケで、「クルマとカー用品の常識 ウソ?ホント?」というタイトルで、隔週予定で発行するので、興味がある方はこちらをクリックして登録してください。
 まぐまぐというインターネットの本屋さんを経由して登録して購読できるので、登録されたメールアドレスもオレにはわからないので、ナイショでチェックしたい方には、オススメです。
 ちなみに、もちろん無料!(でも送料別??)
 送料というのは、メールを受信されるときの通信料だけど、スンマセン!これだけはウチが負担できないので、よろしくお願いしますね。

 ちなみに、今日のまぐまぐ利用者に発行されるweeklyまぐまぐに掲載されたんだけど、既に500名以上の方の登録があったので、早速準備をはじめているので、是非鼻の下を長くして(訂正! 首でした)待ってくださいね。
9月30日
 月末と言えば、岩国への出張取付!というのは、この日誌を最初から読んでいる人にはわかる話だけど、久しぶりに「月末=岩国出張取付」が実現した。
 まあ、別に狙っているワケではないんだけど、たまたま月末になるから、偶然とは恐ろしいもんだ。

 今日のオーダーは、1ボックスカーのフロント音場改善計画で、5万円のスピーカーと鉛シートなどを使ってドアでのロスを無くす作戦で、工具などと共に、音場測定用のコンピューターアナライザーまで持ち出したのだ。
 天気は、オレの行いが良い?せいか、ほとんど雨だったけど、作業は順調にこなして、最後にウチの必殺技”アナライザー”のお出ましとなった。
 え?webショップのクセに、そんなもの持っているの?ってビックリされた方も多いかもしれないけど、実はあるのだよアナライザー!
 サウンドプレスレベルという、周波数ごとの出力特性は当然のこと、それ以外にも到達してきた音の位相をチェックしたり、スピーカーのインピータンスを測定することで、最適なスピーカーボックス容量を突き止めたり、バスレフ方式の場合のポートの長さなどを調整もできるという優れもので、世間で何を言っているかはともかく、ホントはこういう機械が無ければ台形などのボックスは、スピーカーに最適な大きさを計算なんてできないのです。(詳しくは、カー用品にまつわるいろいろな話を参照してください)
 特に、スピーカーのスペックが公表されていない(市販のほとんどのスピーカーは、容量計算などに必要なスペックについては公表されていないのです)スピーカーを使う場合、正方形などのボックスでも容量計算なんて実はできないので、そういう計算をして作るオリジナルボックスを制作販売すると言うショップは、原則的にウソのセールストークで商売をしているのです。(チョイ爆弾発言!)

 んで、測定とカンタンな調整を済まして、お客さんとじっくり聞き込むと、ホントいい音で、自分のクルマにも付けたい衝動に駆られてしまった。
 何といっても、マライアや宇多田ひかる等などが、目の前で囁きかけてくるような、キレイな表現力には驚きで、お客さん自身も「これだけ変われば、やった甲斐がある」と、とっても喜んでいただいたのです。。。(マジ、自分のにも付けたい)

{今日の昼食}
 大盛りラーメン(かなりコッテリ味)、ムスビ2個、ギョーザ1皿を平らげました。
 その後、まだお好み焼ダブルくらいなら楽勝で食べれると、つい発言してしまいお客さんにあきれられた雨の日でした。。。(でも、正直に言っただけなのに・・・・)

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