トワイライト裏業務日誌 2004年1月・2月
1月4日
 皆さん、新年おめでとうございます。
 昨年同様(願わくば昨年以上?・・冗談です)よろしくお願いいたします。

 というワケで、散々羽根と鼻の下?を伸ばした皆さん!
 オレと一緒にあきらめて、仕事に復帰いたしましょう(暴言でスミマセン)
 それはともかく、多くの方から年賀状や年賀メールをいただき、本当にありがとうございます。(誌上を借りてお礼です)
1月12日
 皆さん、正月明けでエンジンはウォームアップ終わりましたか?
 いきなりオーバーヒートされた方もいるかも知れないけど、オレも意外な事に、忙しいスケジュールで走り回っています。(逃げ回っているワケではありません!?)

 先日、HPに現行アコードのイモビ搭載車(スマートキー除く)対応のリモコンエンジンスターターを掲載したんだけど、実は、この掲載前には、個人的に色々波乱があったのです。
 というのも、HPには書いていないものの、以前も触れたように、機種別だけでなく、メーカーごとにも、技術力の差や製品の安定性の差があり、個人的に観察していると非常に明確な傾向があるんだけど、アコードのイモビに対応するのは非常に困難で、某メーカーが出せない限りは、絶対に他からは発売されないと睨んでいたのに、アッサリと、その予測を覆して、カーメイトから適合が出ていたのです。
 「うっそ〜〜、某メーカーより先に出せるなんて、マジかいな?ホントに適合するんか?」等と、カーメイトの技術者が聞いたら、北極点まで追いかけて来られそうな失礼なリアクションをしていたんだけど、色々調べてみると、何の事はない、イモビキーを1個人柱に立てるという、ビックリの発想でした。
 イモビ搭載車の場合、イモビの情報が入っているキーを差し込む事で、情報を読み取り、それでイモビを解除するのは、皆さんもご存知だと思うけど、なんとイモビ対応アダプターの中に、イモビキーを1本入れておき、非接触式コイルで、イモビの情報を読み取り、それをキーシリンダーの周りに取り付けたループコイアンテナから放射する事で、イモビ情報を伝達しようという考えなのです。
 確かに、これならエンジンがかかるので、思わず納得な話なんだけど、やっぱり何でも発想というのは大切ですねぇ。(でも、妄想はいけません!)
1月16日
 太陽太陰暦どおり?寒くなったので、「そんなに仕入れてどうするんや〜??」と、周辺の人が首を傾げるどころか逆立ちしそうなくらいのチェーン在庫を抱えていたのが幸を奏して、皆さんの急なご注文に対応できて大童の新枝です。
 とは言うものの、特に北海道はハンパではない天候のようで、オレのように、商売が繁昌する+スキーが楽しめるというヨコシマな考えではなく、生活に影響がある方には、心からお見舞い申し上げます。(今さらそんな事言っても手遅れですか?)

{昨日の疑問}
 皆さんも気になっている事があったら、夜も寝られませんか?
 オレは、酒さえあれば、バッチリとリセットできるんだけど、実は昨日気になっていた事があったのです。
 というのは、昨日、マフラー交換(スポーツマフラーへのチューンナップではなく、ノーマルマフラーの修理交換です)の納車を済ませて、市内から路面電車で帰っていたんだけど、オレの後方を振り向くと、少し離れたところに立っていたコと視線が合ったのです。
 ま、その時には、何にも思わなかったものの、電車を降りるまでの25分間で、何となく気になって振り返ると、視線が絡む事が多かったのです。(ちなみに、別にオレの背中に”ご意見無用”なんて書いてあったワケではありません)
 そういう時って、皆さんも経験があると思うけど、何となく、偶然とは思えない雰囲気ってありますよね?
 そこで、オレの弱小CPUをフルに働かせて、頭の中の記憶ある顔とモンタージュ照合したんだけど、心当たりが無かったのです。
 とまぁ、本来はそれが気になって眠れないって言いたいところだけど、昨夜酒を飲んで、すっかりとリセットしていたのです。

 今日の夕方、週に1度登板する専門学校の非常勤控え室・・・・
 ドアをノックして、入ってきた学生が3名。他の非常勤の先生に休講届けを出しに来ていたのです。
 でも、残念な事に、届けたいはずの”今時のお姉さん系のK先生”は、もう講義が無かったので、「もう帰られているから、急ぐなら担任の先生に事情を説明して託けておいたら?」と言いながら、よく見ると、その中の1人の、くっきりした眼、あの髪型、あのマフラーは、まぎれも無く昨日の電車のコだったのです・・・・
 これで悩みが一挙に解決で、オレは担当していないから見覚えが無かったけど、相手のコは何となく知っているものの、スーツ姿ではないオレを遠目で見て、「あれ〜〜?もしかして?」なんて思っていたようです。
 とっても、オレにとってはありがちなシチュエーションだけど、まさか翌日に運命?の再会をするなんてビックリです。
 勘違いしなくてよかった・・・・(どういう勘違いじゃ!?)
1月18日
 ついに待望のスキー場へ乗り込んできました。
 この前1回だけ行って、天狗の鼻よりも長くなって自信過剰のD君をはじめ総勢5名で乗り込んだんだけど、D君は、10日前に滑ったクセにスッカリ忘れている様子で、「オマエの頭はパソコンのメモリーと一緒か?」(1度電源を落とすときれいサッパリ消えるので)というツッコミを入れても、意味が解らなかったようで、乏しいリアクションにガッカリでした・・・
 それはともかく、この時のためにと、国産スタッドレスの中のイチオシモデルを装着し、念には念を入れて、HPにも掲載している大好評のKONIGスーパーマジックという、簡単に装着できるだけじゃなくて、少し走って緩みを増し締めする必要の無い、究極?のチェーンも持っていったので、立ち往生している多くの車を尻目にスイスイ爆走しようと、頭の中で妄想を繰り広げていたんだけど、なんと道路には雪がほとんどありませんでした。(爆)
 でも、オレの行いが良い?ので、コースコンディションはベストに近い状態で、思いっきり30本ほど滑ってきました。
 ちなみに、連れて行った連中は、筋肉痛の予感テンコ盛りだそうです。(オレはへっちゃら!)

{今日のベスト1}
 スキーの事ではありません。
 実は、先週のある日、夜の12時ごろに携帯に電話がかかってきたのです。
 ディスプレイを見ると、今はもう担当していない専門学校の卒業生で、なんとオレと同じ誕生日というシアワセ(途方も無い不幸だったりして?)な、Aちゃんだったのです。
 電話に出ると「あんな〜、今ええかな〜、寝とったりせんかった?」とAちゃんの地元の方言バリバリで、遠慮がちに聞いてきた。
 このAちゃんは、いわゆる賑やかなコで、ちょっと派手目なコでもあるので、誤解される点も多いんだけど、結構やる事は頑張るコで、オレが卒業式の日に、全員にそれぞれ書いた手紙でボロボロ泣いたコでもあるんだけど、転職の相談だったのです。
 転職を考えている仕事は、ウエディングプランナーで、面接対策というよりも、Aちゃん自身の考えをちゃんとまとめさせて、それをどうやれば誤解の無いように伝えられるかと言う事を相談したんだけど、無事内定が出たと、今夜報告とお礼の電話がかかってきたのです。
 ホント、一緒に仕事をゲットした感じで感激でした!
 ちなみに、Aちゃん曰く「やけんな〜お祝いして〜な〜」というので、「今日はスキーで疲れているから」なんてワケのわからん説明をすると「何言うとん、今日そっちへ行けるわけないがな〜(120km離れているので)。今度でええけぇ、でもスキー行ったんやな〜、ウチも連れて行ってな〜」だそうです。
 要らん事言ってしまった・・・・
 さて、このコの地元はどこでしょう?(方言と距離から類推してください)
1月20日
 朝から仕事は言うまでもない事ですが、夕方からは、インターネットショップとは思えぬ行動に・・・
 というのも、昨夜35km先まで引き取りに行った車の納車を最近合併して、いきなり巨大になった周南市(90km先)に行き(昨夜はお客さんがドライブがてら、途中まで持ってきていただきました)、そこで回収した代車で、本州の西端の下関のちょっと上(上と言っても上空ではありません・・・日本海沿いです)まで車検を取りに行きました。
 以前からの日誌読者の方であれば、「いくら仕事熱心でも、何でそんな遠距離(往復500km)まで引取りに行くんかい?」と、すでに半ばあきれ果てモードの方も多いかも知れないけど、お客さんのリクエストであれば、なるべくご希望に沿える方向で検討するのがウチのポリシーです。
 ポリシーはともかく、今回の車検は、現状が微妙に違法になっており、そんな状態で長距離走行したくなかったんだけど、実際に乗って帰ると、そんな気持ちどころの騒ぎではなかったのです。
 というのも、ローダウンサス「ガッタン・バリバリ・ペッタンコ」(確かそんな感じの名前の違法サス)が装着されていて、ジャッキアップすると簡単にスプリングが遊ぶ状態で、車高も5cm以上楽勝で下がっているため、車検時に合法仕様に変更するという前提で預かったんだけど、お客さんのT君や、その友人のS君が、「乗り心地、相当堅いよ!」と言ってたけど、堅いというよりも、ショックアブソーバーが底突きしていて、足回りが全く本来の機能を果たしてなくて、どの程度の凄さかと言えば、先日オレがスキーの道中で、メモリー野郎のD君が「パリダカの車に乗ってみたい」と言ったコメントに対して「オレはF15イーグルには乗ってもいいけど、パリダカはイヤじゃ!」と言ったコメントを撤回して「オレは、このT君の車に長距離乗るくらいならパリダカには乗ってもいい」とコメントしても良いくらいの上下動の突き上げの凄さで、途中電話でアレコレ話したときにも、「これは人間の乗るモノじゃないわい!」という冗談も飛び出すほどでした。
 帰宅したらAM2時頃で、その後仕事を片付けると夜明け前になってしまったけど、いつものように思いっきりメシ食って、この車の運転をしなくて良かったというのが、船で時化ても酔わないオレの正直な感想でした。
 T君ってタフ!?
1月22日
 広島は、今期最低の気温の県下全域の降雪です。
 ところが、個人的には昨日の朝のほうが寒かったのです。
 というのも、昨日の朝、寒さで目覚めたんだけど、何でそうなったかというと、目覚めて周りを見回してみると、オッソロシイ事に窓全開!
 どうも、下関まで行って、帰ってから寝る前に、恒例行事の読書飲酒(午前2時過ぎてからする事じゃないって気もするけど)している最中に、いつものようにファンヒーターガンガンにかけていたので換気をしようと窓全開にして換気を待っていたら、そのまま爆睡したみたいなのです。
 昨日も充分に寒かった(氷点下)ので、昨日の朝のほうが、まさに骨身に堪えたワケです・・・・幕

{JASのエンジンのこと}
 JASのMDシリーズのエンジンのステーターに亀裂が入って、欠航が相次いでいるのは皆さんもご存知だと思う。
 不具合内容は、ジェットエンジンのコンプレッサー(前から見て、細い羽根が円周上に装着されている部品)の外周や何組ものコンプレッサーとの間にコンプレッサーの羽根のような形状のモノが装着されているケースのようなものであるステーターの同じ個所にひび割れが発見されたというもので、設計に問題があると報道されているのはご存知ですよね。
 確かに、それ自体は大まかには間違っていないんだけど、今回のトラブルの根底には、とても大きな問題がはらんでいると、オレは考えているのです。
 というのは、今回異常振動が生じた機体を総点検したところ、通常点検などを行わない個所に亀裂が生じていて、他の同系機も点検したら続々と同じ亀裂が発見されたというのであれば、設計ミスと点検マニュアルの見直しでOKなんだけど、今回トラブルが生じたエンジンは、飛行時間の経過ごとに、内部をファイバースコープのようなもので点検(今回の総点検も、多分この方式と思われます)するだけでなく、一定時間の経過で、機体から取り外して分解して基準に合致しない部品を交換するのです。
 しかも、このエンジンは、採用されてかなりの年月が経過しており、ほとんどのエンジンは最低でも1度以上分解整備(オーバーホール)を実施し、経年の進んだエンジンは、何度となくオーバーホールしているはずなのです。
 車の感覚では、そういう習慣はピンと来ないとは思うけど、そういう手順が一般的な航空機用のエンジンの場合、今回初めて亀裂が発見されたというのは、オレの色々な業界の機械製品の感覚から言えば”限りなくウソに近い”としか思えないのです。
 というのも、エンジンが量産されてすぐのタイミングで、最も古いエンジンでも1回しかオーバーホールしていないようなエンジンのトラブルならともかく、今に至るまで、何度も完全分解点検を世界各国で実施していながら、該当部分がこれまで何ともなくて、いきなりJASの25機中の18機に搭載していたエンジンの少なくとも片側のエンジンに亀裂があったなんていうのは確率論や金属疲労の経験工学的にもありえなくて、これまでのひび割れは発見されていたけれども、部品の交換だけで対処していて、それを構造的問題として、メーカーである当時のマクダネルダグラスに問題点として提示しなかったか、してもメーカーが本腰を入れなかった可能性が高いのです。
 それ以外の可能性としては、最近何らかの理由で、ステーターの該当の部分が途中で仕様変更になり、材質が変更され、その新しい材質の部品を装着しているエンジンが、ことごとく亀裂を生じているかのどちらかと考えるのが妥当のような気がするのです。
 これは、何も航空機だけに限った話じゃないけど、車でも、使用部品の材質の変更が知らない間に実施され、その部品に交換した後で、強度不足などによる損傷が生じたというのは珍しく無いのです。
 特に、それまで何の問題も生じていない個所の場合、仕事のノルマがきつくなると、つい点検がおろそかになりがちなのは、プロとしてはいけないことでも、ありがちな事で、「この場所は大丈夫」という先入観が、発見を遅らせてしまうものなのです。
 例えば、バブル真っ最中の頃の東京からの最終ひかり(当時、遠距離のカップルが週末に逢って、日曜の夜、別れを惜しみながら乗車することから”シンデレラエクスプレス”と呼ばれた列車です)が、途中で異常警報が出て、点検すると車軸の1本が固着していた。 きっとセンサーの故障だろうと、警報が出る度にリセットしながら三島(だったと思う)まで走行させ、後で点検してみたら、実際に車軸が固着していて車輪の下側部分がかなり削れていて、一歩間違うと脱線の可能性もあったというアクシデントがあったんだけど、これも後から調査してみると、ベアリングの不良で、その背景には部品製造メーカーが、ある時期生産した部品の使用する材質を間違えていたという事が発覚し、同時期生産分の部品を組み込んだ車両を点検すると、同じような状態の車両が続出したのです。

 全員の優劣を論じる意味では無いので、誤解してもらいたくないんだけど、傾向としては、車の整備士よりも、航空機の整備士のほうが、そういう問題意識は高く、よく安全対策についても勉強もしているけど、材質の変更があったかどうかはともかく、点検というのは、先入観を拭い去って実施しなければ大変な事になるという典型例ではないかという気がしてます。

 というワケで、皆さんも、オレの事を、この業務日誌を読まれただけで、「アホで、大食いで、単なる大酒のみ」なんて先入観を持たずに、見守ってみてください・・・・・??
2月1日
 オッソロシイですねぇ、もう2月です。
 あの、飲めや歌えの大騒ぎをしていた正月から1ヶ月も経過してしまいました。(そんなのオレだけ?)
 もう1つ言うと、スペースシャトルの衝撃的な爆発事故から、丸1年経過してます。

 なんで、丸1年経過しているのをシッカリ覚えているかというと、ニュースを見たからではなく、去年の2月1日も、今日と同じシチュエーションでスキーに行って来たからです。
 去年のスキーは、なんと様々な事情により5シーズンぶりのスキーだった事もあって内心ドキドキだったんだけど30本ほど滑って、終わりごろには全盛期?の70%位まで復活して、ウハウハして戻ってみるとスペースシャトルのニュースに愕然としたのです。(滑り始めのヘタさ加減にも愕然としたんだけど・・・)

{スキーと最小催行人数と記録・・・筋肉痛付?}
 それはともかく、去年と同じシチュエーションだけど別のグループ(ワケがわからんでしょ!?・・・わかってもらうと非常に困る話なんだけど、ごく少数の事情通にヒントをあげれば、去年の11月の末にプリクラ8人同時撮影事件のグループ)を連れて行くという事になった今日のスキーの話だけど、そもそも、そのグループで素朴系(地元の方言を恥ずかしがらない話し方の持ち主でもあります)Sちゃんが、以前から「私もスキーに行きた〜い(>_<)」というリクエストを再三に渡って受けていたので、「じゃ、みんなを誘ってみれば?4人までは連れて行けるから」というのが発端だったのです。
 そこで、3人が名乗りをあげたので、ではオレを入れて4人で行こうかって話しになっていたんだけど、インフルエンザで倒れ、金欠病で倒れ?で、昨日の時点で、オレ以外は言い出しっぺのSちゃんだけになったのです。
 1人だけだとどうするのかな?と思いながら、「どうするの?」って聞くと「行く行く〜」というので、なんと「ちょっぴり?(ガッツリだったりして・・)年の差」のSちゃんとツーショットでスキー場に乗り込む事になってしまったのです。
 Sちゃんは、高校の修学旅行で1回スキーをやっただけだったので、行きたいのはともかく、行ったからといっても、まあチョボチョボ滑って、適当な時刻には飽きるというか疲れるんだろうという程度にしか考えていなかったので、リフト券も9時間券じゃなくて5時間券にしておこうかと思ったくらいだったのです。
 ところが、1,000円の差額で、時間切れで心残りがあっても可哀相だから、無駄を覚悟で9時間券を買わせたんだけど、このSちゃん、滑るわ滑るわ、「オレのペースだと、ナンボでもサルみたいに滑るから、疲れたりしたら遠慮なく言えよ」と言っていたのに、なんとぶっ通しで滑って、8時から13時まで休憩なしで滑ったのです。
 しかも、昼飯で30分タイムアウトがあっただけで、その後もガンガンに滑ったもんだから2人とも40数本のリフト使用回数になって、時間切れギリギリまで滑り倒したのです。
 Sちゃん曰く「あっという間だったよねぇ」という事らしいけど、8時間半もみっちり滑っただけでなく、1日中とても楽しそうだった。
 旅行代理店じゃないから最小催行人数なんて定めていなかったので、このグループに対するオレの本来の姿勢とは裏腹に2人で行く事になったものの、実行力や結果よりも事前に口で言うほうが大げさな事が多い今の世の中、行きたがっていた気持ち以上に満喫してくれたので、それはそれでOKでした。

 ちなみに、このSちゃんは、スキー2度目にも関わらず、この常軌を逸した練習で、最初とは比べものにならないくらい上達したのは言うまでもありません。
 でも、みっちりプルークスタンス(よくボーゲンと呼ばれているハの字)を練習させたんだけど、足の筋肉はともかく、手首からヒジまでの間の筋肉がパンパンになったそうです。
 何でや!?(スキー経験者なら、このおかしさに気付きますよね?)
 Sちゃんに称号を与える事に決定!
 「女新枝」(”おんなったらし”と読んではいけません。サルのようにナンボでも滑るオレの女版という意味です)
2月2日
 たまには車関係の事も書かないと、「アイツは仕事をやってないやないか?」と誤解されかねないのでちょっと触れる事にします。(無理しとるモードだったりして)
 今日、仕事の合間に陸運支局へ寄ったのです。
 というのも、身障者改造について、ちょっと知人から相談されていて、その法適合について支局の担当部署と法的解釈をめぐって話し合いをしてきたのです。
 どうも、ディーラーや心当たりの自動車関連に色々相談してみても、完全に逃げ腰な態度だったために、全くどうしてよいかわからない状況という事情を伺って、ご希望に沿える改造ができるかどうかはともかく、例の無い改造内容だったので、法律的に大丈夫なのかどうかを検討してから技術的な問題を考えてみましょうということで、これまで打ち合わせを続けていたのです。
 陸運支局も、やはり前例の無いケースなので、担当者の即答は得られず、きっと運輸局上部どころか国土交通省の該当部門での検討を経る必要があるらしく、法的解釈を確定するにも、もうしばらく時間がかかりそうです。
 けど、今回の事については、ディーラー時代に、構造変更担当でもあった経験や知識が有意義に活用できたので、ホントに良かったと思っているんだけど、支局の担当者はカー用品関連店と言いながらも、法律的な用語を駆使するオレを「コイツ何者や?」と怪しがったに違いありません。(私はモチロン?怪しくありません!?)

{昨日の影響}
 筋肉痛は出てません!(もちろん明日筋肉痛になる事もありません)
 そんな事より、鏡を見たら、サングラス部分以外が真っ赤!!
 昨日は、天候が良くて途中雪が降りそうになかったので、ゴーグルは車に残して、サングラスだけで滑ったんだけど、思いっきり日焼けしてました。(UV対策怠っておりました)
 いくらサルみたいにナンボでも滑るとは言え、顔が”逆サル状態”(目の周辺が赤いサルの反対)になったらシャレにならん! 
2月7日
 久々にホッと一息つける1日でした。
 そうは言っても、適当に仕事もあるので、外をチョロチョロしていると、わっと思うくらいいきなり雪が降ったりしていたので、思わず運転中に意識を失い、気づいたらスキー場にいたなんて話になりかけたんだけど、微妙に残っている理性?で押し止めて仕事に邁進したのです。(理性ではなく、道具を載せてなかっただけという説もあります)

 それはともかく、「2/1のスキーは誰と行ったんじゃ?」とか「予想!OXだろう?」などと、事前に予想していたことだけど、皆さんからの突っ込みメールを何通もいただきましたが、ざ〜んねんながら全員ハズレです!(今回は、”なんぞ”を差し上げる方はいらっしゃいませんでした)

{マイブーム}
 という表現もブームを過ぎた気はするけど、最近病みつきになっているモノがあるのです。
 最近の食糧事情は、量はともかく、牛がBSEで、鳥がインフルエンザでというように、肉食獣のオレとしては、感染云々は怖くも何ともないものの、価格の高騰などで悲しい毎日なんだけど、最後の砦?のブタを使ったモノで、胃袋を煎じて揚げたモノにハマっているのです。(もちろん酒のつまみとして)
 これは、広島近辺の方であれば、広島が本部のコンビニの「ポプラ」にあるヤツを思い浮かべられると思うんだけど、あれは量が少ない(約55g)割に298円と高価かな〜ってカンジがしてます。
 ところが、その5倍くらい入って700円という超コストパフォーマンス満点の商品があって、それを先日行ったスキー場のパトロールを担当しているお客さんに頼まれて買ってきたのです。
 先月終わり頃に「今度の日曜、そこに行くよ」というと、自称”パトロール一郎”氏は「お〜ほ〜か、そんなら某商店に行って、煎じ肉を4袋買って来てくれ!もちろん金を払うけぇ」と店の所在地まで丁寧に教えてもらったので、仕事の合間に乗り込んでみると、いわゆる下町の大衆食堂ってカンジのところで、とてもスーツで入るのが躊躇われるような雰囲気(作業着やジャージのほうが入りやすい雰囲気があると言えば想像できます?)だったけど、約束した手前、ノミの心臓をハエの心臓くらいに膨らませて入って、自分のも含めて買ってきたんだけど、アカン!完全にクセになったというカンジです。
 最近の日本人はアゴが弱っていると言われているし、噛む力によって脳にも良い刺激があるので、皆さんも是非お試しください!(だからと言って、ガンガン酒飲んだら脳も刺激以上に退化するかも?)
2月8日
 日頃仕事をしていると、色々な事があるのは、皆さんも同じだと思う。
 そして、通販がベースのショップにも関わらず、皆さんと色々なコミュニケーションが取れるのは、オレ個人としても大変うれしく思っているのは、何度かここに触れた事がありますよね。
 特に、商品到着後に、色々なコメントをいただけるのは、大変参考になるだけでなく、商品使用後の感想を教えていただいたり、オレのキャラを想像して書いていただいたりしていると、思わず読みながらニヤニヤしてしまいます。(皆さん、誤解している点も多いので余計ニヤニヤする事もあります)

{お客さんからの極秘?投稿ネタ}
 先日も、ナビソフトをお届けしたお客さんから、商品の到着後にコメントをいただきました。(以下、お客さんの了承を得て掲載)

 思ったより早く届き安心しました。
 届いたときに妻が受け取ったのですが、宅配便の方が袋の中身を、ビデオテープだと思ったらしく、また送り先が「オフィストワイライト」となっていたので、ムフフなものと勘違いしてちょっとニヤニヤしていたと言っていました。
 失礼ですよね。 ネタになればと思いましたので・・・

 ウチの日誌のネタの事までご心配いただくなんて涙モノのご配慮だけど、「ひっでぇ〜宅配便ドライバー」ですよねぇ?
 確かにナビソフトって、メーカーによってはビデオテープ程度の大きさだし、重さも似ているので、そう考えてもおかしくないけど、オレの知る限りでは、オフィス・トワイライトというAV制作会社は無いぞ!(怪しくない芸能プロダクションは同名が存在してます)
 皆さんの中で、もしそういう業界の方がいらっしゃったら、間違ってもウチと同じ名前で独立されないよーに、重ねてお願いいたします!(じゃないと、全国各地で宅配便ドライバーがムフフになっちゃうもんね)
2月9日
 なんと久々に3日連続の日誌です・・・また群馬のKさんに「ヒマで倒産するんじゃないか?」と心配されそうですが、ウチの日誌の更新頻度と仕事の忙しさは必ずしも一致しておりませんのでご安心を!

{今日のTVネタ1 事実の読み取り方}
 今日、不幸にものぞみ5号が人を轢いた事故が報道されたのはニュースで皆さんもご存知のとおりだけど、あの際の報道はちょっと・・・って感じるのはオレだけなのだろうか?
 「のぞみ人身事故、車両前面に大穴」なんて、確かに個々の単語に間違いは無いものの、あの穴が開いている場所は、ボディじゃなくて、故障時以外に連結器を隠して、空気の流れを良くするためだけのプラスチックカバーなんだから、そんなにオーバーに報道しなくてもいいんじゃないかという気がしていけません。
 ましてや、某局なんか「車両前面に大穴、幸いに乗客は怪我なし」なんて報道するもんだから、余計危機一髪じゃなかったのかとか、人を轢いてしまうと乗客へ危険が及ぶような構造なのかと、詳しく知らない人であれば不安になりかねないから、”ツカミ”ばっかり重視しないで、もう少し趣旨的に正確な言い回しをして欲しいというのがオレの見方です。
 また、人が衝突した際に、運転士がそれを認知せず、鳥がぶつかった程度にしか思っていなかったというのも、確かに事実であるものの、それだけを報道すると、運転士の職務怠慢であるような印象を受けるものの、これも新幹線運転士は駅構内や在来線乗り入れ区間以外は前方を監視する義務は無く(見ていて何か異常を発見しても、視認できる先程度の距離では、何も手の打ちようがないため)、各種計器のモニターと操作に専念する事が主な仕事のために、余力を前方監視に振り向けていても見逃す事は珍しく無いのです。
 こういう事例は、鉄道事故だけでなく、一般的な生活をしていては経験しにくい分野であれば、素人の先入観的な報道が多く、オレ自身もいくつかの分野の報道で、しばしば唖然としているんだけど、事実を正確に伝える事以上に、そういう誤解を招かない表現が重要だという事は、ニュースだけでなく、仕事の上での色々なトラブルでも同じで、どれだけ事実をちゃんと読み取れるかというのは大切で、日常経験する分野ではないからこそ、日頃の勉強を怠らないようにして欲しいというのがマスコミの皆さんへのオレからの要望です。

{今日のTVネタ2 日本の歩き方}
 恒例のフジの番組だけど、今日全長5mの駐車場に長さ4.8mの車を縦列駐車しているミラクルな方を紹介していた。
 当然、切り返しの余裕は20cmしかないと言っていたけど、当たりながら切り返すワケにはいかない事と、斜めになっていると、当然車の長さは全長よりも長めになってしまうために、これはまさにミラクルな話なのは皆さんもお解りですよね?
 オレも、ディーラー時代から、仕事上色々な車庫に車を出し入れしてきて、世間一般の人よりもよっぽど車幅間隔は鋭いものの、それでも「やっぱり慣れには勝てないなぁ」と、思わず尻込みしてしまうような駐車場もいくつかあったんだけど、今日のは、まさにコレもんです。(脱帽)
 なにしろ、車庫証明を申請に行くと警察で、「そんなスペースに入れる事ができるワケない」と却下されたそうです。(気持ちはわかる)

 ちなみに、オレもディーラー時代に同様の経験があって、以前書いたかも知れないんだけど、ドアミラーを畳んだ車幅+チョッピリ程度の車庫(しかも家の中)でお客さんが申請したら、アッサリと却下!
 その理由は、車庫に入れた場合、左右に余裕がなく、どちらも壁面なので、降りる事ができないので車庫としては機能しないという理由だったのです。
 この時も、今回のTVのケースと同様に、警察の担当者立会いの元で車庫に入れ(お客さんではなくオレ達が入れた)、ハッチバック車だったので、余裕のあるバックドアから出たら、悔しそうな顔をしながら認めてもらえたんだけど、駐車後にどこから乗降できなくてはいけないという条件が車庫法には無いのかどうかチェックしていないものの、何としてでも入れる自信がある場合は、あきらめずに警察立会いの元で、模範演技を見せて車庫証をゲットするという作戦もあるので、皆さんもそういう時にはあきらめちゃダメですよ。
2月15日
 皆さん昨日はどうでしたか?
 「腐っても鯛」という言葉もあるけど、同じノリで「義理でもチョコ」なんて思いながら、もらったチョコの数を自慢している方もいるとは思いますが、残念ながら昨日はチョコをもらう日ではありません!?(でも気持ちは同感だったりして)
 へぇ?と思うかもしれないけど、改めて言うまでも無く「女性から愛を告白する日」なんです。
 というワケで、義理じゃなかろうと100個もらったと喜んでいても、2人の女性に告られた人の勝ち?なので、チョコの数自慢は、自分の心の中だけにしておきましょう・・・・(笑)

{新兵器投入}
 オレを非常に深く理解している人なら知っている事だけど、実は仕事柄(車関係以外も含めて)、新しいものに色々な意味で早くから関心を寄せているので、オレの名前のとおり「新しいモノ好き」な人間なんだと思われているようなのです。
 確かに、関心を示すという意味では、既存の感覚にとらわれることなく、新しいものを主観を取り除いて観察する気持ちは、きっと人一倍なんだけど、1つのものを長く大切に使う人間でもある(つもり)なんです。
 その1例として、車も昨年買い換えた「90式戦車よりも珍しい車」以前は、長期間そして17万キロ以上も苦楽を共にしたのです。
 今日のネタは、その延長線上の話で、新兵器というのは、スキーの板なのです。
 オレは、スキーデビューして1年後に今までの板に買い換えて以来、途中中断している4年間を挟んで去年の復活以降もその板を使いつづけたんだけど、2週間前にSちゃんを連れて行った際に、カービングタイプを1日中目の当たりにしてたので、「こりゃ欲しくなったらどうしようか・・・」なんて思っていたし、同じ日にスキー場の名物男「パトロール一郎」さんに「新枝さんもカービングを履いてみんさい」と盛んにすすめられて、ついにカービングタイプをゲットしてしまったのです。
 ホントは、来シーズンに購入しようかって思っていたんだけど、今日滑りに行く事が決まったので、投げたフリスビーに飛びついた犬みたいにパクッと食いついてしまいました。
 新品の中級程度のモデルにしようかと思ったものの、それよりも上級の中古のほうが・・・なんて考えて、実を取った選択で上級の中古をゲットしたんだけど、履いてみると今までより長さが短いのは、これまでレンタルに始まり、自分の板を買う度に、鼻の下の長さに反比例して長くなってきた経験からすると、とっても違和感のカタマリでした。(これまで反比例してるからと言って、板が短くなっても鼻の下が長くなったワケではありません・・・きっと)
 これまでは、スキー場の板置き場で、いつもオレの板だけ飛びぬけていたようなのに、こんなに短くていいのか?(カービングとしては、そんなに短いワケではない176cmだけど)というカンジです。
 滑って見ると、ターンのしやすさと言ったら、「リムジン」からショートホイールベースの「RX-7」に乗り換えたどころか「1輪車」に乗り換えたくらい、サイドカーブを効かせると、オッソロシイほど切れ込んでいくのには、遅ればせながらもビックリで、パトロール一郎さんのコメントどおり、スキーの本来の基本を守ると遠心力で飛ばされかねないカンジでした。
 世の中の進歩は恐ろしい・・・・・
 ちなみに、この板の性能を思いっきり発揮するためには、これまで以上の脚力も必要なカンジなので、また脚力アップに努力しときます。
 しかし、最近よくあるSL系の短いカービングだったら、どんなに切れ込むのか考えただけでも恐ろしい・・・・
2月28日
 スキーにのめりこんでいたワケではありません・・爆
 ここのところ、遠距離の皆さんからのリクエストが多く、ウチの協力工場のメンバーも「新枝さんとこは、なんでそんなに遠方のお客さんから車検や板金まで入るワケ?」と、新枝の七不思議のように質問されるんだけど、正直言って、何もしていないのです。
 なのに、昨日も200km先のお客さんの車検の納車があったんだけど、今日もこれから40km先に板金を預かりに行って来るのは、確かに世間一般的な自動車業界の常識で言うと、きっと「特大非常識」な話だというのは自分でもよくわかっているものの、自分でも不思議ではあります。

{軽のメリット}
 よく、普通車ユーザーの一部の方の見方として、軽自動車は「イケてない」という見方をする方もいる。
 ま、それは個人的な価値観だから、誰が避難する事も無いんだけど、狭いとか安全性が低いとか、絶対的な比較をすると、確かに不利な面があることも事実ですよね。
 かと言って、デメリットだけかというとそれだけで無い事も事実で、燃費が悪くない(一部軽よりも燃費の良い普通車もあるけど)とか税金などランニングコストが安いというメリットもあるものの、ここのところ、軽自動車の仕事のリクエストが多く、お預りする車や、ご用意する代車で軽自動車に乗る機会が多くて、その時に気づいた発想の転換的なメリットが1つ・・・・
 それは、運転席と助手席が近いというメリットです。
 これ、本来は狭いというデメリットとして認識する事が多いはずなんだけど、これから親密になりたいなんて鼻の下を伸ばしている(訂正!”希望を持っている”でした)カップル手前のデートには、きっともってこいじゃないんだろうかと思うのは、オレだけでしょうか?
 オレの車は、5ナンバーワクにギリギリ収まる程度の車なんだけど、効率的?なデザインとレイアウトのせいか、同じサイズであった前の車よりも、驚異的に広く、助手席との距離も拡大しちゃっているために、極端な言い方をすると、助手席の人との間に、なんか距離を感じてしまうのです。
 ところが、軽自動車と言ったら、ヘタすると、ちょっと寄り添いぎみな座り方だけで、肩が触れ合いかねないから、イヤな相手を乗せるとキツイ話なものの、親密計画を練っている相手だと、絶対に車幅があって、助手席との空間が大きな車よりも、同じ事をしていても親密度がアップする事間違いなしです。(正面よりも側面のほうが相手を近くまで受け入れやすい人間の傾向もあるしね)
 そういう目で見てみると、対向車のデート中のカップルは、意外と軽自動車カップルのほうが、一体感があって楽しそうなのです。(皆さんもよく見てください)

 というワケで、もし「彼女をゲットしたいけど、オレの車軽自動車だからなぁ・・・」なんて、妙なコンプレックスを感じている方がいれば、是非この一見デメリットと思える事をメリットに変える発想で、室内空間が巨大な車のユーザーを尻目にうまい事してください!
 「オマエ、仕事の引取りで、なんでそんな事に気付くねん!」というヘンな疑問は持たないよーに!?

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