トワイライト裏業務日誌 2003年11月
11月2日
 3連休の真っ只中、皆さん羽根を思いっきり伸ばしてますか?
 羽根も鼻の下も伸ばしていないオレは、清く正しく?仕事をしてました。
 その合間に、長年のお客さんであるFクンのお願いを受けて、これまた初体験の場所に乗り込んできたのです。
 この前の初体験が、警察署の取調室(別にタイホされたとか容疑をかけられたワケではありません!)だったから、今度は留置場か?なんて突っ込みを入れられそうだけど、オレみたいな、元ディーラーの人間には縁遠いものの、普通の方にはある程度なじみのありそうな所、そう中古車買取店です。
 Fクンは、年末に車を買い換える事が決定していて、下取りに出すか、買取に出すかで、色々調べていたんだけど、某買取店(全国チェーン系)の条件が良かったので、そこに出す事に決めたものの、実際に引渡すのが、少し先だった事、こまかな契約内容がどのように締結されるのか不安な事などもあって、オレに「時間があれば、ちょっと一緒に付き合ってもらえん?」とお願いがあったワケです。
 相手が女のコであれば、時間は無理してでも作る(ウソ)ものの、男のお願いで”付き合って”と言われてもなぁ・・などとつまらない考えはさて置くとして、行った事の無い業界でもあるので、Fクンの言うように「社会勉強&日誌ネタ」のために、時間を調整してみる事にしたのです。(つくづくFクンは、人をコキ使う?ツボを心得ているようです・・・はっはっは)

 買取店に行って、店長と名乗る担当者との交渉中に、まず気づいたのは、売買契約書の契約当事者が、Fクンは、もちろん本人の本名なんだけど、先方は法人名ではなく、お店の名前と角印だったので、「やっぱり自動車業界の契約認識って、そんなものなんだろうなぁ」と思った事です。
 元々、法律的に売買契約を結ぶ場合は、株式会社の場合、当然「株式会社なんとか」という表記があるゴム印と、法人登録をしている印鑑が必要なんだけど、法人名と全く違うフランチャイズのショップ名だけだったのです。
 皆さんも車を購入された時に、もちろん売買契約書か注文書を取り交わしたと思うけど、自動車ディーラーではさすがに法人名義になっている事が多いものの、そうでないところでは稀に屋号(個人事業主の場合は、これでOK)になっている場合があったはずです。
 さらに、印鑑としては効力が無い角印が押してある場合が圧倒的のはずです。
 まぁ、これは法律的には問題があるものの、残念ながら業界的な常識みたいなものなので、その事だけで、この某買取店がおかしいとまでは思わなかったけど、話の最後に、車の引渡しは今月末なのに、平然と「じゃ、書類をお預かりします。検問などでも車検証のコピーでOKですから」と車検証、自賠責証書などを持ち去ろうとしたのには、ホントにビックリでした。
 元々、車検証も自賠責も常に車に備え付けておかなければならないものだし、その事は自動車の使用者に義務付けられている事なのです。
 しかも、先月の軽自動車の車検証の様式変更に続いて、来年普通車の車検証の様式が変更になるのは、検問などで盗難車などを発見しやすくするために、お札のようにコピーすると肉眼で見た様式と違った文字などが浮き上がるようになっていて、偽造した車検証をコピーして、これが車検証のコピーで、原本は買ったところに預けているなんていう嘘がつけないようになっているので、今後はますますコピーだけを搭載した運転は、厳しく指導・取締りを受ける対象になるんだけど、未だに検問もOKなんて、前時代的なコメントに初潜入のオレは驚いたのです。
 しかも、先に書類を入手したい理由が、所有権解除などをスムーズに進めたいからという事だったけど、その車の転売手段によっては、車を引渡す時点で、すでに名変されているなんて可能性もあり、その場合、任意保険が現在は、契約者と車の使用者が同一である事が条件になっている場合が多いために、引渡し直前に事故をすると、そういう点まで影響しかねないから、そのようなポイントも注意しながら、皆さんも交渉を進めることをオススメします。(ちなみに、所有権が本人についていて、印鑑証明や委任状なども含めて、かなり事前に書類を渡してしまえば、悪い事をしようと思えば何でもアリになってしまいます)

 というワケで、連れて行ってもらった甲斐あって、知らない業界の内幕も勉強できたし、Fクンも「新枝さんの突っ込みは、鋭いねぇ。でもほとんどの人は、何の違和感も持たずに言われるままだろうね」と言っていたけど、きっとそうだと思います。
 ついでに、その後に新車を買ったディーラーに立ち寄ったんだけど、そこでFクンが、その事を話すと「そりゃヒドイ」と同じ意見だったそうです。
 また、気になる知らない業界があれば、皆さんも教えてください。
 そうそう、補足だけど、契約書には裏面に色々書いてある場合が多いので、皆さんもなるべく裏書条項をよ〜く読んでから署名捺印する事を、これまたオススメです!
11月4日
 2日の日誌で触れた「車検証の様式が変わる」という話だけど、少し皆さんから問合せがあったので、補足情報として現在発表されている内容を追加すると、すでに紹介したように偽造しにくいだけでなく、コピーしてもニセモノが判明しやすくなったために、検問や該当監査で偽造を発見しやすくなるというだけでなく、車検時の走行距離も、車検ごとに記載される項目が用意されるようなのです。
 これまでも、メーター巻き戻し防止のための対処はいくつかとられていて、まずは業界団体で、車両を購入したり売却する都度、その時点の走行距離を記入して、車両に貼るという事をルール化したんだけど、これがとんでもなくザル対策で、昔のステッカーなんて剥がしておいて、巻き戻した後の距離を記入して貼れば、何の抑止効果も無いのです。
 オレも当時、ディーラーに在籍していて、その手順の説明を受けたけど「なんじゃそりゃ?意味ないじゃん」とサンマと一緒に踊りたくなるような内容だったので、ほとんど防止にはつながらなかったのです。
 次いで取組まれたのは、メーカーも巻き込んだ話で、走行距離計の電子メーター化だったのです。
 この電子メーターは、実は従来のアナログドラムタイプに比べて、最近はコスト的にも有利なのであっという間に普及したのです。
 単に表示が電子パネル式になっただけでなく、走行距離100kmになるまでの間は、走行距離を専用の工具などで変更できるものの、それを過ぎるとアナログドラム式のように、極小ドライバーなどを使って変更する事ができないような電子的なガードをかけたのです。
 ここで、「何で100kmまでは専用工具を使って変更できるのか?」と疑問を持たれると思うけど、これはメーターの故障などでメーターを交換した際に、試走してOKなのを確認して、それまでの累積走行距離にあわせなければならない便宜を図ったためなのです。(そういう理由であれば100kmは大サービス過ぎますが・・・)

 ところが、インターネットブラウザの隙間を狙って侵入するウイルスが作られるように、100kmを超えても、走行距離を設定し直せるパソコンなどと一体化?させた、ヤミの道具が裏で流通して、やっぱり巻き戻しているケースがあるのです。
 というワケで、そういう不正競争防止の観点と、以前触れた事故車を使った盗難車のロンダリングをも抑止するために、どうやら走行距離を記載するような車検証になるようなのです。
11月8日
 明日納車の車を持ち帰って、ホッとしようと思ったその瞬間、どこかで監視していたようにオレの電話が鳴ったのです。
 相手は、これまで長年日誌に出場しているアウトロー軍団のOさんで、どうも家の車で家族総出で実家に移動中、異臭がして、車のフロアの下から、煙モクモク状態になって、慌てて連絡してきたという事らしいのです。
 1BOXの2列目シート辺りのフロア下というので、ミッションかな?と思いつつ、ガラガラ音もするという話を聞くと、とてもそのまま走行して良いとは思えず、時刻的に非常に微妙な時間帯だったけど、セイフティーローダーを手配して、速攻で乗り込んできたのです。
 現場が郊外(田舎というほうが正確です)のために、到着したら非常に暗く、車の下を覗いても、あまりよくわからないし、ガラガラ音の症状が確認できないものの、そのまま走って致命傷になるとエライ事になると判断し、一緒に積載してきた代車に乗り換えてもらって、積載して帰ったのです。
 急な仕事で、しかも少し遠隔地だったために、かなり時間を食ってしまったものの、ちょうど動ける時でホントに良かったんだけど、そういう意味でもOさんは悪運強いかも??

{子供の目線}
 という事の大切さは、よく言われていて、オレも昔は十分に理解していなかった。
 また、こういう問題は、実体験を通じなければ、なかなか理解できるものではない事も痛感しているのです。
 例えば、最近学習の1例として、車椅子で街中を移動するとどれだけ大変か、そして、身の回りの設備がハンディキャップ者対応になっているのかどうかを理解するにも、実際に車椅子で移動してみるのは、とっても重要で、オレも以前、知り合いに連れて行かれたデイケアの施設のガーデンの足元が悪いゾーン(意図的に作ってあって、土の上に、ワラなどを敷き詰めてあるので、踏んだらフワフワするゾーン)の手前で、「私の腕をつかんで、目をつむって、私についてきて」と言われ、素直?だけが売り物のオレが、そのとおりにすると、そのフワフワに踏み出した途端に、自分では足に集中して気がつかなかったものの、思わず知人の腕を強く握っていたらしいのです。
 これで、「目が見えなければ、その程度のちょっとした路面の変化でも不安な事が実感できたでしょう」と言われ、思わず納得し、「だから、ああいう風に腕を貸して案内する時には、段差などでも、段差があることを伝えたのではダメで、何センチくらいの段差がありますよと、伝えなければ見えない人には、想像できないから、具体的なアドバイスが大切なんよ」と、非常に実体験の深さを実感させてもらったのです。
 同様の事が、トラックなどでも言えるのは、トラックの運転を仕事にしている方は、実感してますよね?
 オレが乗るのは、基本的にセイフティーローダーだけだから、いわゆる4tトラックの最も長いボディなんだけど、それでも、積載すると坂を登らないとか、狭い路地に悲鳴をあげてしまうとかというだけでなくて、路上故障の救援に出かけても、道路の幅員に余裕がないと、現場でローダーを止めて、積載作業に移れない(交通を完全に止めてしまうケースもあるので)とか、ちょっと何かを食べたいなんて思っても、トラックを止めて食事を摂るとか、コンビニでも寄れるところって、意外なほど少ないのです。
 高速道路はともかく、一般道で運転中眠くなったら、車を止めて寝ればいいじゃないかというのも、トラックの場合は、結構止めるところが無かったりして、ガマンしているうちに居眠りで事故なんて事も決して少なくないと思うので、最近広島周辺の新設のコンビニの一部にトラックを駐車できるゾーンがあるのは、きっとトラックドライバーには、涙が出るほどの改善だと思うのです。
 ま、オレは幸いにも、滅多な事では、運転中意識が低下しないので助かるけど、普通車の皆さんは、普通車の駐車スペースが空いていればトラックの駐車ゾーンに不用意に止めないように配慮してあげてくださいね。
11月9日
 昨日は東へ、今日は西へ〜。
 何でインターネットショップのオレが、こんなにウロウロしているのか、自分自身でも不思議なんだけど、今日は西へ120kmの車検の納車です。
 実は、2週間前に預かっていたワークスのエンジン不調が、見つけた問題(バンドの脱落による空気の吸い込み異常)だけが原因ではない事が判明し、総がかりで究明していたために、時間がかかって納車が遅れていたんだけど、無事不具合を退治して、一応メーカークレームにする事もできて、今日納車になったワケです。
 今回の不具合原因は、症状からすると、経験的には首を傾げざるを得ないような結末だったものの、色々な新事実も発見できて、大変勉強になった車検だったんだけど、いくつかのノーマルより良くなる改善も実施したので、納車の時のフィーリングは、とっても気持ちの良いモノでした。(帰りは代車でガクッ!)
 先日、Fさんというウチのお客さんが、「転勤する事になりました。せっかく今度の車検は新枝さんのところでお願いしようかと思っていたのに〜」なんてご連絡をいただいたんだけど、その転勤先は、今回の納車先程度の距離なので、「他と比較してウチのほうがご都合が良ければ、遠慮なくご相談ください」と返信しておいたけど、きっとビックリしたでしょうねぇ。

{今日の監視ネタ}
 なんと、今日も納車から帰って来たら、やっぱり見ていたようなタイミングでオレの電話が鳴ったのです。
 相手は、Sちゃんで、日誌的に言うと「クシ事件」の犯人と言えば、わかる人にはわかると思う。
 電話の内容は、いわゆる相談だったんだけど、もしかして、ウチの仕事場、インターネットで画像がリアルタイムで流されてません?(あったら怖い話だけど)
11月12日
 今日の午後は、ファッション系の専門学校へ!
 近日中にある、その業界の検定の計数関係の試験対策担当として、受験する学生達を相手に、マネジメントの計数知識や問題でギュウギュウ言わせてきたのです。
 皆さんもお気づきかも知れないけど、最近の学生(という表現は、何となく抵抗があるなぁ)は、実に暗算が苦手だし、そういう基本的な数学的問題は、非常に苦労するようで、オレもどうやれば理解してもらえるかは相当悩んだのです。
 特に、会社や店舗の計数知識というのは、数学的には大した技術じゃないけど、普段なじみが無いので、専門用語や設問の意図を理解できるようになるまでが大変みたいなのです。
 でも、4回続いたこの計数対策、みんなも少しは考え方が身についてきたみたいなので、週末の検定は思いっきりがんばれ!(寝坊するなぁ〜!)

{木を見て森を見ない}
 というのは、古くから戒められている事だけど、それだけに、どこでもありがちな事でもある。
 ついでに言うと、専門家やプロには無縁の話・・・・でないというのが古くからのオレの持論でもあるのです。
 今夜のニュースステーションで、「原発はコストが安いわけではない」という内容の報道がなされていたけど、あんなものかなり前から言われていたし、オレも確か過去の日誌で言及していたはず。
 コメンテーターは「コストが安いからと説得されていたけど、その根拠が崩れたので、後は炭酸ガスが少ないという事だけに〜」とコメントしていたけど、これも正しいとは言い切れないのです。
 確かに、原子力災害や事故が発生しない前提で、原発単体で考えてみると、コストも安いように見えるし、炭酸ガスの排出量も少ないので、まさに政府がPRしているように、クリーンエネルギーのように感じるかも知れないけど、あくまでも原発という原子力でのエネルギー生産プロセスの1段面だけを見たときの話であって、天然ウランから燃料を製造する段階のエネルギーの使用量や、その手段、そして汚染物質の破棄や原子炉などの破棄のコストや、様々なエネルギーを加味してみると、決してクリーンではなく、一定の電力を得るために必要なエネルギーの必要量などは、天然ガスの発電所よりも高い可能性が濃厚なのです。
 じゃ、なぜクリーンで低コストという説が展開されたのか?というと、裏事情も色々ありそうだけど、それに加えて、木を見ても森を見ていなかったという発想の問題も拭いきれないのです。
 同様の見地で言えば、実は太陽光発電や風力発電がホントにクリーンなのかというと、これも発電機がすでに存在していて、それを稼動させるだけの局面ではクリーンだけど、製造段階から全てのエネルギーや環境負荷を考えた場合、クリーンと断言するのは結構疑問符が付くものなのです。
 まさか専門家に限って・・・なんて思う方も多いかもしれないけど、少なくとも、オレが関わっている、いくつもの異業種では、このような「森を見ない現象」がたくさんまかり通っていて、それを指摘して冷や飯を食わされた事も経験しているのです。
 この他にも、「リサイクルは何のため?」という主旨を考えた時に、世間で行われているリサイクル(リユース、リデュース、リフューズを含む)にも、本末転倒なケースがたくさんあるのです。
 では、自動車業界には、そういったものは無いのか?という話に当然つながってくるんだけど、もちろん、この業界にだけ無いなんてワケはありません。
 では、そんなものかという話になるけど、皆さんは何だと思いますか?(メールをお待ちしています)
11月14日
 今朝は6時からオシゴト全開の新枝です。
 週に2回の専門学校登板日でもあるので、それまでに片付ける事も多いので、夜型傾向の強いインターネットショップのオレが5時台に起きる曜日でもあるんだけど、今日の昼時間は、皆さんからのメールの対応だけでなく、面接もあったので、ホントに息つくヒマも無いくらいだったのです。
 なんで面接??と思われるかも知れないけど、他のコースを専攻している学生が、オレの担当しているコースに転科したいという事で、大丈夫かどうかという面談をしたわけなんだけど、最も心配していた事として、目の前の事から逃げたい理由として、転科したいという雰囲気じゃなかったので安心でした。
 仕事にしても学校にしても、やっぱり入ってみて、自分の進む道じゃないという事がわかる事は当然あり得る事だから、仕事を変わったり、転科する事自体は何の問題も無いんだけど、その時の理由として、自分を誤魔化したいだけの環境の変更では、決して新しい環境になっても良い結果にならなくて、少なくとも現状での自分の問題点をシッカリと認識して、その対策をやってからでないと、ただ環境を変えただけでは、結局同じ事の繰り返しになると思っているんだけど、オレの担当しているコースの事、オレの講義の進め方や考え方などを話して、全員参加&一体化型のスタイルにもついて来れそうなので、「問題なし」と結論付けたのです。
 その面談の最中に、「何で****コースに転科したかったわけ?」と聞くとWちゃんは、一応納得できる理由を挙げただけでなく、****コースの同期生が「ウチのコースは、なかなかええで。難しい事も教えてもらっとるけど、難しくないし面白く勉強できるから」というアドバイスも、さらにその気になった理由の1つだったそうです。
 このコメントって、事情を詳しく知らない人が、サラッと聞くと特段驚くほどの話じゃないけど、事情通?というか、コースの学生や、色々な事を知っている講師は、すぐにどういう事かわかる話なので、絶対に、ニヤニヤしながら聞いたり、爆笑する事間違いなしなのです。
 というのも、オレは基本的に、学生とトークのキャッチボールを続けて90分の講義を形作っているだけでなく、法律の内容でも爆笑させるような切り口満載の講義なのです。
 さらに、実感してもらうために、オレの今までの失敗ネタもうまくミックスしているし、実感して身につけてもらうためという「目的」のためには手段を選ばず、なんと民法・商法などの内容で、手形の事、契約の事などを座学の後で、視覚的にもケーススタディーのためにも「ナニワ金融道」を見せたりするなど、1年寝ても忘れさせないという作戦なども盛り込んでいるからなのです。
 きっと、Wちゃんの同期生が、ある事無い事、膨らまして言ったに違いない!と思ったオレは、面接の後で、その同期生であるTクンを捕まえて「オマエどんな噂を流したんじゃ〜!」とヘッドロックでもかけるような勢いで聞くと「わ〜、カンベン、カンベン!ちょっと言い過ぎたかも?」と笑いながら平謝りでした。
 でも、せっかく良い雰囲気で一緒に勉強できているこの仲間の雰囲気を大切にしてWちゃんも、これから早くコースに溶け込んで欲しいと思ったのです。

{ブラックメール疑惑}
 皆さんの携帯にも、「アドレスが変わりました」というJ-PHONEユーザーからのメールが昨日から届いてますか?
 オレの携帯にも、昨日の朝からボーダフォンアドレスへの変更通知メールが怒涛のように届いているんだけど、今日の慌しい昼休みの終わりごろにオレの携帯にメールが届いた。
 みると、やっぱりボーダフォンのアドレスだったのです。
 皆さんもおわかりだと思うけど、メモリーに登録してなくて、発信者側で発信者情報を設定していなかった場合、アドレスだけが表示されるワケだから、これまで登録していた相手でも、発信者を見ただけではわからない場合があるのはご存知だと思うけど、このメールも同じで、「今度は誰かいな?」と思ってメールを開いてみると「あたしのこと覚えてる?そうそうあたしよ!」という内容だったのです。
 誰や??と思いながら、「誰?」というメールでも返そうかと思ったけど、あまりにも内容が怪しいので、控え室の非常勤仲間に見せたら「新枝さんの怪しい交友関係の結果じゃない?」などと、痛くも無い腹を探られてエライ目に遭ったのです。
 しかし、午後の講義直前だったので、講義の準備をしはじめて閃いたのが、メールアドレスの1部のフレーズで、もしかして??という予感と共に、教室に入り、容疑をかけた学生の前に立ち、じっと顔を見つめたら、やっぱり出たわヘンなリアクション!というワケで、このコが「オレの反応を楽しむためにメールを送った」らしい様子がアリアリだったので、「Sちゃん!さっきヘンなメールを送ったろう??ネタは挙がっているんでぇ〜」と笑いながらドス?を効かせて突っ込むと、アッサリと白状したのです。
 「何だ、絶対にバレないと思ったのになぁ」というので、「オレをそんな事でひっかけようと思っても、そりゃ甘い!・・・と、今だから言えるけど、つまらん内容の返信をしてたら、危うく笑いものになるところだったわい」と思わずホンネをオレも白状したんだけど、ホントにやばいですよねぇ。。
 皆さんも気をつけましょう!
 相手がノリノリで、喜んでいたらロンブーがカメラと共に登場したなんて事にならないよ〜にね!
11月15日
 今日も、通常のインターネットショップとしての仕事に加えて納車などにも邁進した1日でした。
 午後の納車は、我らがアウトロー軍団のO一家の車だったんだけど、先週路上で故障して救援に向かい預かった車です。
 故障項目を点検すると、致命傷になりそうな箇所のトラブルではなかったために一安心というカンジだったものの、3ヶ月前に別の某ディーラーで修理をした際に、作業中に多少の注意義務を果たしていれば未然に防げたんじゃないかと思われる部分があったのが、同じ業界の人間として残念でならないケースでした。
 今回のその原因は、全開修理したところの過失なのか、努力不足なのかは、何とも言い切れない微妙な状況だったものの、やっぱり仕事というのは、「子供のお使い」ではダメだなぁと、改めて実感したワケなのです。
 その時に、Oさんの旦那さんに、色々な説明をして引渡したんだけど、後からOさんのメールに「とってもわかりやすく説明してもらったと言ってたよ」と引渡し時の印象をコメントしてもらっていて、こういうのは、いつも思うけど、とってもうれしいものです。
 ただ、オレの場合、本業だけでなく、スポットで学校に行って講師もやっている関係上、「説明がわかりにくい」なんて事になったら、シャレになりませんから、そういう意味でも説明には努力するワケです。

{大いなる陰謀1}
 さて、日が暮れるまでバッチリと仕事に明け暮れた後に、市内に出かけ、日誌に何度も登場している「段々参加人数が増加する不思議な同期の集まり」に参加してきました。
 これまでも、何度となく、このグループの事は書いてきたけど、オレが独立して初期段階に、全く経験も無い講師という仕事をする事になったきっかけでもあるこのみんなは、講師の立場としても一際思いで深い仲間なのです。
 特に、今回は、広島県東部に戻っていて、久々に参加するコもいるというので、島根からの参加組も含めてとっても楽しみにしていて、予定どおり飲み放題のコースをみんなで退治しながら、入れ替わり立ち替わりオレの隣に来たコが、人生相談とか恋愛相談(オレに相談してどうする?って気もしますが)大忙しという状態だったんだけど、その横でAちゃんが「Dクン!飲むペース抑えとかないと。次があるんだから!」なんて言っているのです。
 「次ってなんじゃ?」とDクンに詰め寄ると「ボ・ボ・ボウリングをですねぇ〜」なんて言い出したのです。
 どうやら、オレにリードさせないために、飲み会のスケジュールとしてあらかじめボウリングが2次会というのは決まっていたのを、オレにだけ黙っておいて、マイボールを持ってこさせずに、散々飲ませておいて、やっつけようという魂胆だったそうです。
 という陰謀に巻き込まれて、1年2ヶ月ぶりにハウスボールとハウスシューズでボウリングをやったんだけど、違和感のカタマリの何のって!!
 これは、周りのマイボーラーに聞いてもらえばよくわかるけど、マイボーラーにとって、突然ハウスボールとシューズでボウリングをやるほど難しい事は無いのです。
 よく、自分にジャストフィットかそうでないかの違いだろう?と想像している方が多いんだけど、ボールの指の入れ方からして全く違う(注 人差し指を入れるワケではありません)し、シューズなんて、専用は、利き腕側の足は、滑らないような構造なのに、ハウスシューズは共用だから、ステップを踏んでいると、あきらかにズルズル滑るのがわかるなど等、オレ的な表現で言えば、サッカー選手がラグビーで戦うくらいの違いがあると思ってください。
 しかし、違和感をカンジながらいきなりダブル(連続ストライク)スタートなのはラッキーでしたが、トータルではベコベコでした。
 以上、陰謀に負けた新枝です。
11月18日 意外と知られていないルール2題
 まさにウチの商売には関係無いネタです。
 世の中には、結構知られていない内容やルールがあるのは、皆さんも実感される事が多いと思うんだけど、ここ1週間くらいで、オレの周りで発生した2つのジャンルのモノを、皆さんの参考にご紹介しようと思う。

{その1}
 これは、非常に皆さんにも関係するかも知れないネタです。
 会社のリストラが騒がれるようになって、もう長い年月が経過したけど、最近は、会社の機密データ保持などのために、解雇と言ってもこれまでと違って「即日解雇」で、解雇通知を受けたら自分の机にさえも戻る事が許されず、机やロッカーの私物は、後日宅配便で送り返されるというようなケースが増加しているのは、ご存知の方も多いかも知れません。
 その理由として、クビになった腹いせに、会社の顧客データを持ち出してライバルや情報を売る会社に売却したり、ちょっとスネにキズを持つ会社の場合、その機密資料を元に告発されたりする事を防ぐ目的なんだけど、その是非はともかく、原則として会社が従業員を解雇するには、30日前に通告する必要があるのです。
 しかし、即日解雇=違反というわけではなく、その30日分の賃金相当分を「解雇予告手当」として支払えば、即日解雇も可能なのです。
 ところが、先日オレのまわりのコが不幸にも解雇されたのです。
 そのコは、その前日も、どうやって仕事をもっとうまくこなせるようになればいいかなんて事を、2時間近くもオレと一緒に悩んだ翌日に、その処分だったから、ホントに2人ともがっかりだったんだけど、もっとがっかりなのは、その会社側のその後の対応だったのです。
 元々解雇理由も実は労働関係法令に違反する理由だったんだけど、それは棚上げするとしても、即日解雇しておきながら離職票はなかなか発行しないわ、その挙句に解雇予告手当については、何も触れていなかったのです。
 解雇通知を受けた直後に、このコは盛大に落ち込んでいたし、突然仕事を失ったワケだから、その後に大きな不安を抱えていた。
 その時に、慰める言葉の1つに解雇予告手当の事を持ち出したんだけど、その説明なんか無かったという話だったのです。
 あまりに、ヒドイ仕打ちでもあったので、なるべく会社に連絡したくないという気持ちも汲んで、最後の給料の振込みを待ってから判断しようか?という事になって、その最後の入金を確認すると、やっぱり解雇の日までの賃金だけしか振り込まれていなかったのです。
 そこで、こまかな点を労働基準監督署で確認して、間違いなく解雇予告手当の支給対象である事を念押しして、まずは、あまり波風立たせないように、電話させてみたんだけど、その時の総務担当は、予想どおり当初は「今さら何の用で電話してきたんだ」というような態度だったものが、解雇予告手当が振り込みに含まれていない事を告げた瞬間態度が豹変して「あれぇ〜入ってなかったの?手続きしておいたはずなんだけどなぁ」などとトボケモードに入って、あくまでも手続き上のミスという立場を持ち出したので、具体的にいつ払い込まれるかという言質をとって電話を切ったら、即刻振り込まれていたのです。
 もちろん、ここで払わないなんて言ったら、特定少額訴訟と労働基準監督署への告発をする準備をしていたんだけど、その会社の、それまでの噂からしても、明らかに今回だけで無く即日解雇で支払ってないのは明確でした。
 きっと総務担当も、「何であんなコが解雇予告手当を知っていたんだろう?」と意外だったに違いないけど、裏でオレがシナリオを書いていたのは、お釈迦様しか知らない事だろう・・・皆さんも解雇予告手当は知っていてくださいね。
11月19日
 昨日の日誌には「意外と知られていないルール2題」とタイトルをつけているのに、もう1題はどうなった?という突込みをいただきました!
 ははは、鋭い・・・というよりも、長くなったので今日の掲載分に回しただけなんですが、長嶋さんは、アドバイスでよく「いいかデーブ、バッティングに必要なものは3つある。1つは〜」と2つのポイントだけを説明して安心して去ってしまう事が良くあったとデーブ大久保が言っていたんだけど、それとは違って、単に翌日持ち越しを説明していなかっただけなのです。(でもスンマセン)

{その2}
 というワケで、その2です。
 オレの周辺で長い間交友があった人にとっても、意外に思うオレの一面というものは結構あるらしいんだけど、これもきっとその1つだと思えるのが、やるスポーツは、スキーやボウリングなど結構知られているものの、見るスポーツとしては野球のほかに、バレーは結構好きなのです。
 サッカーフリークの皆さんには申し訳ない話なんだけど、オレはどうもサッカーの選手の技量の凄さというのがよくわからなくて、名場面のようなシーンのプレイがビジュアル的には凄いと、シロートとして感心はできるものの、野球のように、凄く見えないから凄いプレイというのは到底洞察できないんだけど、野球の次に凄さが多少理解できるのがバレーなのです。
 そういう個人的趣向をしっている数少ない貴重な存在のお客さんが、このところのバレーの中継で、気になる事があったらしく、先日オレがお邪魔したときに、ここぞとばかりオレに質問してきたのです。
 「いや〜ビックリしたよ、女子バレーを見ていたら、知らない間に25ポイント制になっているんだから・・・。TVのスイッチを入れて間もなく15ポイント先取された瞬間に、あぁ1セット取られたぁ〜と思ったら、そのまま続行したし、次にもう1ポイント(16ポイント目)取られた時にホイッスルが鳴るので、「あれ?なんで16ポイントで終わるんやねん?」と思うと、よくわからん名前のタイム(テクニカルタイムアウト)だし、15ポイント制で、サーブ権のある側がポイントを取らないと加算されなかったルールとまるで違うんだから」と昔の学生時代のルールとまるで違う事を嘆かれていたのです。
 そりゃそうだ、オレだって15ポイント制で育ってきたのに、年配のこの方が25ポイント制で育っているわけがないと思いながら、さらに話を聞くと「そりゃそうと、同じチームの中で、何で1人だけユニフォームが違うんや?あれは、もしかして、洗濯が間に合わなかったから違う格好をしているんか?それともキャプテンだから目立つように違うユニフォームを着ているんか?昔は同じユニフォームじゃないとダメというルールだったけど」とか、「さすが世界大会、毎日ユニフォームを替えて登場してるけど、あの1人は、当日の色を間違えたあわてものかい?」などと爆笑モノの推理を展開してくれるので、オレも「今シーズンの巨人の工藤のワンシーンじゃあるまいし、ビジターのユニフォームの胸のマークがTOKYOからYOMIURIに変更になったのに、間違って古いユニフォームを着て、審判に注意されて気づき、慌てて着替えにいったなんて話なワケないじゃないですか」と、ヘタな漫才よりも面白い推理を否定しながら、ユニフォームの怪?を説明したのです。
 実は、あの1人違うユニフォームを着ている選手を、TV中継の間、よーく観察してもらうとわかるんだけど、相手がサーブを打つタイミングに、必ず後衛にいるはずなのです。
 そして、決してバックアタックなんてしないはずです。
 さらによく見てください。
 例えば、サーブがうまい選手がローテーションでサーブを打ち、ミスに終わった場合などに、本来は、サーブミスした選手は、当然後衛に位置するはずなんだけど、選手交代のホイッスルも鳴らず、交替時に背番号のプレートも持って来られずに、そのままベンチに引上げてしまう事があるはずなのです。(その選手が位置するべきポジションに色違いのユニフォームを着た選手が入ります)
 もう1つ言えば、試合開始前にポジションごとの選手の紹介があるけど、その時に、6人だけの紹介ではなく、欄外にもう1人紹介されているケースにお気づきになったら、もう半分わかったようなものです。
 実は、このユニフォームの違う選手は、リベロプレーヤーという登録のされ方をしている選手で、カンタンに言えば、守備専門の選手なのです。
 サーブもできない、ブロックにも参加できない、ネットの上端よりも高い位置にあるボールを返球できないので、もちろんバックアタックもできないけど、守りが弱い他の選手の代りに、後衛のポジションにいるその選手の代打じゃなかった「代守」を勤める、まさに縁の下の力持ちなのが、このリベロプレーヤーなのです。
 しかも、ボールアウトオブプレーの状態であれば、何度でも後衛の選手と交替できるので、いつも誰かの代りに後衛で守っている場合が多いのがリベロプレーヤーで、野球で言うなれば実質10人でプレイするDH制と似ている実質7人制に近いのが、リベロプレーヤーの採用なのです。
 ちなみに、DH制と違って、リベロプレーヤーを採用するかしないかは、チームの任意なので、コート内の6人もしくは、ベンチの控え選手に色違いのユニフォームを着ている選手がいなければ、そのチームはリベロプレーヤーを登録していないという事なのです。
 それを聞いたお客さん曰く「アンタは、ホンマに余計な事はよく知っとるのぉ」とフォローなのか、本業をもっと知れという叱咤激励なのか判断に苦しむような一言を残して大満足で帰っていかれました・・幕
 ちなみに、リベロプレーヤーはキャプテンにはなれないと言う事を、この方に伝え忘れていたので、日誌を借りて、ここで説明しておきます。
11月27日
 「日誌の更新が無いのは、バレーボールのTV放映に、うつつを抜かしているんじゃろ?」という突っ込みに応えて、日誌の更新です!
 本音を言えば、「う”・・・・・否定しきれない」という側面もあるんだけど、皆さんのおかげで仕事に追われていただけです。(ホントにありがとうございます)

{気合いが肝心?}
 バレーに、うつつを抜かしているのは、TVを見ているだけでなくて、ちょっと数人で軽く久々に「バレーの真似事」をやってみたら、記憶とまったく違うのが、”アンダーハンドパスの痛さ”なのです。
 昔々、バレーやった時には、トスなどのほうが、突き指の不安を抱えていて、よっぽど怖かったイメージがあったのに、スパイクをレシーブしたワケでもないのに、アンダーハンドでパスすると、痛いのなんのって!骨がだるくなるほどの鈍痛まで感じる始末で、昔こんなに痛かったっけ?と、昔からの言い回しの「骨身にしみる」というのは、まさにこういう事かと思いつつも、どうしても納得できなかったから、たまたま翌日に連絡のあったバレー経験者のFちゃんに聞いてみると「そりゃ気合いが足らんからよ!というのはウソで、長いことやってなかったらスゴク痛いよ。痛くなくなるまで続けるのが唯一の解決法だもん」と言われ、思わずビックリでした。
 そうだったのか・・・この歳になるまで、アンダーハンドは、神経を壊すまで痛め続けなければダメという事さえ知らなかったんだけど、とてもそこまで続ける自信はありません!(トウフのような根性には自信があります!?)
 ちなみに、このFちゃんは、外見、体型から見ると、どう考えてもバレーを小学生の時から長年やってきたコとは思えないので、オレだけでなく、みんなにビックリされるそうで、さらにビックリなのは、Fちゃんの専門学校の同期のRちゃんは、オレも1度みんなで飲んだことがあるんだけど、相当のバレー使い?(ヘンな表現でスンマセン)だそうで、何でもこなせるマルチプレーヤーらしい。
 今度スノボに連れて行く約束をさせられているその代わりに、バレーを特訓してもらおうかと思う、今日この頃です。
 皆さんも、アンダーハンドは、神経を壊すまでがんばったクチですか??

{翌日のオマケ}
 両足パンパンの筋肉痛になりました。(情けな〜い!)
 日頃、ボウリングに、そして7階までの昇降に階段を駆け上がるなど、結構自信があったのに、あっという間に、かけがえの無い自信は崩壊してしまいました。。。
 やっぱり、使う筋肉が違うんだろうなぁ・・・と実感したんだけど、よーく考えてみればこの筋肉は、スキーでも使う筋肉のような・・・と閃いて、「こりゃ、いいスキーの事前トレーニングができたわい」と、思わずニヤリとした救いようの無い新枝です。
 ま、翌日に筋肉痛が来たのが、この事件の中の唯一の満足事です(意味わかりますよね?”若〜い”って意味です)
 赤の大文字で強調すんなって? ははは
11月29日
 山口の小郡まで出張作業に出かけてきました。
 そう、小郡というのは、先月から駅名が新山口になった、あの小郡です。(なんと片道130km)
 事前に打ち合わせをしているウチに、結局3台作業する事になって、「出張作業の団体予約?」という、トワイライト前例の無い新しい試みだったのです。
 天気が非常に微妙な予測だったので、今日がダメならいつを予備日にしようかと相談していて、昨夜、小郡のピンポイント天気予測をチェックすると、なんと、山口県中部は降水確率40〜50%だったのに、小郡は終日0%だったのです。
 一瞬、ホンマかいなぁ?と疑念がよぎったものの、すでに何件もの出張作業をご依頼をいただいているので、早く作業できるものは作業するほうが良いから、「半分ダメ元になるかな?」と思いながらGOサインを出したところ、あ〜ら不思議、結局降りませんでした。
 ホントに、最近のピンポイント予測は、素晴らしいでんな!

{オレも最も恥ずかしい話・・・かな?}
 昨日、クシ事件の犯人?のSちゃんからメールが届いたんだけど、「初めて裏業務日誌を読んだよ」だそうです。
 思わず「う”・・・ついに読んでしまったのね」と思わずにいられなかったんだけど、自分で勝手に書いていながら、トワイライトのお客さんに読まれるのも恥ずかしいんだけど、もっと恥ずかしいと感じるのは、(車関係での)仕事上の付き合いの無い人が「あれ読んだよ〜」と読破宣言をする事なのです。(その宣言を聞いた途端、顔真っ赤、心臓バクバクだもんね・・冷や汗も”タラっ”です)
 以前もすこし触れたことがあるんだけど、オレは、色々な方に、色々な接点を持っているせいか、自分は普通のつもりなのに、相手の方にとっては、想像もしない色々な面やビックリするようなキャラが日誌で見れるそうなのです。(イメージ崩壊じゃ!?)
 特に、車関係の仕事上の接点以外の人にとっては、そのギャップが大きいらしく、どうもSちゃんも、そういう「それまで理解できなかった一面」を垣間見たようなのです。
 まさに、オレのイメージ崩壊かも??と思わずにいられなかったんだけど、一応「なかなか面白いね」というリアクションなので、ホッと安心した新枝でした。。(でも、アホキャラな面だけでなく、ちょっとはマジメな仕事への姿勢もシッカリ読んでね、Sちゃん!・・・マジで)
12月1日
 あっという間に12月ですねぇ。
 なかなか寒くならないだけでなく、台風がまだウロウロしているので、とてもそんな気分じゃないけど、ご注文や問合せが増加しているのは、12月を示す何よりの証拠だと思います。(これまた、皆さんありがとうございます)
 それと、「チェーンの早期ご注文割引」は、昨日をもって終了させていただきました。
 速攻で、たくさんのご注文をいただき、本当にありがとうございました!

 ところで、昨夜は忘年会前のプチ宴会?として、昨夜飲みに出かけてきました。
 ”とある”非常に仲の良いグループに、先日もう1人参入した事もあって、歓迎会も含めて、さらに結束を強固にしようというオサソイがあったので、合計8名での宴会になったんだけど、元々結束力もあり、グループの雰囲気の良いこの集団だったけど、新人を含めて、さらに良い人間関係になったのは、間違いナシ!と言ったところで、オレとしては、ある専門学校で教えた卒業生グループで何度もここに登場している仲のよい団結しているグループと併せて、この2つのグループと、今後も一緒に居れるのは大変シアワセと断言できます。

{定員は何名?}
 定員と書くと、車の定員か?と思われたかも知れないけど、それは大変なブッポンです。
 皆さんは、プリクラ撮りますか?
 オレは、意外に思われるものの、少しは撮る機会があるのです。(ただしプリ帳は持ってない)
 これまでも、ツーショットから4人まで、マジメに撮影しているものから、アホ全開のものまで色々あるんだけど、皆さん何人で撮ったのが最高ですか?
 実は、昨日飲んだ後でプリクラマニアのHちゃんが「プリクラ撮りに行こ〜!」というので引きずられて行ったんだけど、何とこのメンバー全員8名で撮影したのです。
 経験者ならわかると思うけど、とても8人も入れるようなスペースではないので、1BOXじゃない軽自動車に8人乗り込んだみたいなギュウギュウ詰めでの撮影だったのです。
 プリクラフリークの方ならご存知だと思うけど、1回で数ショット撮影できるので、時間をかけて撮影すると、とんでもなく室温が上昇して、撮影が終了すると暑いのなんのって!
 オマケに、8名で撮影して4ショットになると、どうなるかは予想できますよね?
 そう4X8だから32分割になるんだけど、プリントされて出てきたプリクラは、1枚あたりの画面が小さい上に、その中に8人もゴチャゴチャ写っているワケだから、遠目から見るとペルシャじゅうたんの模様みたいに見えて笑えました。

{ホストクラブ・トワイライト?}
 さらに、オマケの話だけど、そのメンバーの中の2人は、いわゆるイケメンで(オレは残念ながら3番目? ウソです)、しかも格好がまたホストっぽい感じでもあったので、他の女の子達と企んで、このイケメン2人のツーショットのプリクラをオレの出資で撮影する事にしたのです。
 そして4ショット撮影して、書き込んだコメントは、1枚目「新枝プレゼンツ 今注目の2人がついに!デビュー!!」、2枚目は源氏名風に2人の名前をカタカナで、3枚目はお店の名前風に「ホスト・トワイライト」、4枚目が「はたして今週のNO.1はどっちだ!?」と、オレのアイデアをHちゃんが、さらに創作して書いてくれました。
 仕上がりは、実にバッチリで、ホントにホストクラブの入り口に貼ってありそうな感じの仕上がりになりました。
 というワケで女性客の皆様、商品ご注文の際には、メモ欄に「ホスト・トワイライト、プリクラ希望」とお書きください、先着4名に商品と一緒に差し上げます!!(冗談です・・・スンマセン)
 でもイケそうなので、ホストクラブ開こうかな?
 ちなみに、この2人、お酒が弱いのが、ホストとしてちょっぴり玉にキズです。
12月7日
 今日は、東日本を中心に本格的な寒波と雪が襲っているようですね。
 生活上、雪にお困りの方には大変申し訳ない事だけど、個人的には雪と聞くと仕事ではチェーンなどをたくさん注文していただけることと、プライベートではスキー場に行く楽しみが浮ぶので、天気予報で雪だるまを見ると、中途半端にカワイイタレントをみるよりも、きっと瞳孔が”ぐわぁ〜〜ん”と開いているのは否定できない新枝です。(個人的に中途半端にカワイイ芸能人が誰か?なんて聞かないでください!?)
 その、寒波&雪大好きの新枝でも、ポカポカ天気を好む時があるのです。
 それは、今日のような屋外での出張作業日で、今日は、中国山地沿いではないものの、昔から寒さでは有名な東広島の八本松での作業だったから、予報では「山間部では雪も舞う可能性があり、非常に風も冷たい」なんて予報に「何でやねん!温暖な気候が身上の広島やんか」と、それまでの態度をガラッと変えて、温暖気候肯定派になったんだけど、オレの行いが良いせいか、予想よりも暖かな気候でした。(はっはっは、正義の勝利じゃ?)

 今日の作業は、隣の県「岡山」の方で、実は10月後半から打ち合わせを続けていて、今日の作業になったんだけど、いくらトップページに「じっくり相談して、十分納得してから買える」なんて書いていても、ここまでじっくり時間をかける事が可能なお店はなかなか無いかもしれません。(もちろん、皆さんへも同じように対応させていただけますよ)
 その上で、今日お客さんが出張して来られるので、その出張先での作業になったんだけど、出張先が、オレの従姉妹が昔勤務していたところで、当時何度か立ち寄ったものの、全く別の建物に建て替わってキレイになっていたのでビックリでした。
 作業内容は、セキュリティの取付だったんだけど、イモビライザーの構造上の問題で、その車には取付不可というメーカーの情報にガッカリしながらも、お客さんのご要望に沿えるべく、色々調査したら、一部の機能だけあきらめれば使用可能であることが判明したので、今日の作業に至ったワケなのです。

{定員その後}
 12月1日の日誌で、プリクラのボックスの定員は何人じゃ?という事を書いたら、Mさんから、「昔、12人顔をちゃんと切れないよーにして撮影した事があります」と、オレ達の8名をアッサリ1.5倍も上回る記録を披露してもらいました。
 個人的な印象では、8人でも正直に言うと「完全密着モード」だったので、12人になるとどうなるのだろう・・・・と想像さえできません。
 まず、明らかに占有スペースが多くなる大柄な男は除外するしかなさそう(Mさんは女性です)だけど、それだけで何とかなるとは思えないので、「完全密着モード」どころか「一体化モード」くらいくっつかないとムリですよね?(一体化と言ってもヘンな意味じゃないので、アヤシイ想像を繰り広げないよーに!?)

{昨日の”恋のから騒ぎ”}
 昨日、テーマに「古いと思う男のセリフ」みたいなのがあったんだけど、その中で「略語を言い直すヤツ」というのがあったのは、ご覧になった方ならご存知だと思うけど、カンタンに説明すれば「ファミリーマート」を「ファミマ」って若い女の子が略したら「あ、ファミリーマートね」って一々正式な名前に言い直すってトークでした。
 その時に、セブンイレブンはどう略すかという話になったんだけど、広島出身の強烈キャラの”クエ”(20代半ば)は「セブンイレブン」だと言い張っていましたが、20歳前後の世代は、間違いなく「セブン」ですので、広島以外の方は誤解のないよーにしてください!
 え?だからどうなんだって?
 ははは、別に意味はありません・・・・ちなみに、ウチの事を平成お気楽社員のTさんは、「オフィトラ」と略しております。
 ちなみに、Tさんは、略すのは大好きなようですが、30代半ばです。。。
 20代前半の方のウチの店の略し方を募集しときます!(応募はこちらへ
12月18日 涙の行方
 ドリカムには「素顔の行方」という曲があったような気がしますが、久々に日誌を更新して、いきなり「涙の行方」とは何じゃい!?と思われた方も多い事でしょう・・・何しろ書いた自分が「何じゃい!?」ですからねぇ。
 全くの脱線ネタなんだけど、オレをよ〜く知っている人なら、一見した印象と違って”涙もろい”のをご存知だと思う。(ホントは、厳しくても情が深いと書きたいけど、さすがに自分では書けまへん)
 そして、この日誌を昔から読まれている方であれば、周りの人たちを何度も泣かした犯人だというのもご存知だと思うのです。
 ま、こればっかりは誤解を避けたいので書くけど、別に困らせて泣かしたとか、いわゆる「女を泣かす」なんて所業のために泣くわけではなく、一緒に色々な事をして、心が”じ〜ん”と温かくなって泣くとか、本当に大変な事があったけど、それを受け止めて乗り越えたからこそ出てくる涙を量産させる事が多いだけなのです。

 あくまでも、個人的な意見だけど、恨みながらとか、何も踏み込まないまま悔し涙を流すというような涙と違って、さっき書いたような涙はカッコ悪くないと思うし、そういう涙を流す事ができた、それまでの事への姿勢を含めて「美しい涙」だと思うのです。
 昨日もちょっと、「就職祝い」という事で、飲みに行ったんだけど、祝った相手と一緒にそんな涙を、笑いながら流したんだけど、相手の涙を浮かべた時の表情は、ホントに心安らいでいて、屈折などが見られない、とても「いい表情」だったのです。
 うまく表現できないけど、自分の心にウソをつかずに、例え目先で苦しくても、物事をちゃんと受け止めて乗り越えようとしたら、次第に何のわだかまりも無い、そしてホントに心がホノボノとし続ける事ができるという、本当は誰でも得られる幸せのような感動を味わった事の無いコが多いけど、絶対にそういう経験をしてほしいなぁ〜と思う、今日この頃です。(最近、こういう事を避けて生きていると、とんでもないツケが回ってくる人が多いような気がしてなりません)
 昨日の相手も、まだまだそういう心からの感動をいつも感じるには、まだまだ遠いカンジではあるけど、これからもっとそういう良い経験をして欲しいと思うし、そうすれば、もっと楽に、そして正しい事を真っ直ぐに生きて行けると思うし、色々なものの本物も見抜けるようになるし、もっともっとカッコいい涙を流す事ができるはず。
 そして、「今日は、ホントに美味しいお酒だったよ♪」なんて言っていたけど、そうなんです!そういう気持ちで、ほのぼのと楽しく飲めれば、酒もゴハンも、何倍もオイシイものなのです。
 いつでも、ちゃんと見守ってあげるしね!

{今週のダメ出し}
 と、ホノボノモードの話をした後で、こんなバカネタを書くのは、さらに気が進まないんだけど、先日、オレの担当している学生が映画の話をしていたのです。
 その話を「ほーか、ほーか」と聞いていると、「あの、アニメは結構オレ達の世代の女の子にも人気ですね。え〜と、何だっけ・・・そうそう”ファイティング・ニモ”って映画ですよ」なんて言うのです。
 「あのなぁ、それを言うなら”ファインディング・ニモ”じゃろ?闘って(ファイティング)どうすんねん?」と突っ込みを入れてやったんだけど、この学生、習っているのが英語関連なので、「シャレにもならんわい!」と言うことでダメ出しです。
 皆さんも、意味を考えながらしゃべりましょう!?(オレも注意が必要です)
12月31日
 みなさん、今年も脱線&サボリの連続だった、この裏業務日誌だけでなく、トワイライトを支えていただきありがとうございました。
 おかげで、独立から無事4年を経過する事もでき、来年2月にはトワイライトインターネットショップも満4年を迎える事ができます。
 以前も日誌で触れたんだけど、オレのディーラー時代の特色?である、お客さんと一体化したような接し方が、まさかこのインターネットショップでも展開できるなんて考えもしなかった(インターネットではムリだとあきらめていました)のに、以前以上に、多くの皆さんと、そのような接し方をさせていただいて、一緒に車の事を考える事ができる関係になれた事が、オレにとっては感慨深く、とてもうれしい事でした。
 これからも、さらに「血の通ったWEBショップ」として、少しずつ改善を行っていきますのでよろしくお願いします!

{旧暦}
 いきなり何というタイトルなんじゃ?と思われた方も多いと思うんだけど、個人的に、今興味を持っている事の1つに、コレがあるのです。
 近年、「異常気象」というフレーズも、もはや使い古されてしまった感があり、何が異常で何が通常なのかもわからない状況で、今年も例年に漏れず「異常気象」と言われ続けていたのは、皆さんもご存知のとおりです。
 ところが、今年の梅雨時期の長さで(日照時間の不足ともいえます)かなりの不作となった米だけど、旧暦を活用してスケジュールを組み、田植えを行った人は、何の問題もなく、スクスク育ったそうなのです。
 皆さんもご存知だと思うけど、現在の暦は、太陽の運行を基準にしている太陽暦なのに対し、月の運行を基準にしているのが旧暦(太陰暦)なのです。
 釣りをする人には、実に身近な潮の満ちひき以外にも、動物や植物は、成長や変化、そして生命の誕生と終焉に多大なる影響を与えている月の運行を基準にしていたのは、そういう意味で昔の人の智恵ともいえる事だと思っているんだけど、どういう理由かは知らないものの、近代になって日本も西洋風な太陽暦を採用して現在に至っているというのが、これまでの暦の経緯で、天候や四季の移り変わりにも、当然のように、太陽暦と照らし合わせているのは、オレも皆さんも同じだと思う。
 ところが、地球が太陽を公転するのは約365.25日だけど、月の公転周期が、地球の公転周期とうまく整数倍になるようななっていないのです。
 ついでに言えば、地球上から見た場合の月の運行は約25時間で、何も外界の刺激を与えなければ人間もその影響を受けるため、生体リズムが25時間になっているから、年末年始みたいに、本能のまま(本能のままなのはオレだけですって??)過ごしていると、段々夜型に生活リズムがずれ込むのは、明らかにこの影響なんだけど、こういうズレが重なり合うために、例えば同じ1月1日の午前0時の広島でも、去年と今年では、月の影響が全く異なっているのです。
 そこで、月を中心にした太陰暦だけでなく、太陽暦を一緒にあわせて考えた太陽太陰暦(太陰太陽暦かも知れません)という暦の見方で考えてみると、今年〜来年夏前までの1年間で言えば、通常のカレンダーよりも2週間程度遅れていると考えるのが自然らしいのです。
 そう考えてみると、梅雨の問題も、かなりクリアできる話だし、暖冬と言われていたのに、急に冬型の気圧配置になったのが、12月の後半なので、全般的な温暖化の流れはともかく、カレンダーを2週間程度ずらせて考えてみると、普通の天候の移り変わりじゃん?という考え方もできるのです。(少なくとも、広島では12/15からは、典型的な冬型のパターンを繰り返しています)
 という事は、冬物商品を扱うオレとしては、天候の予測を立てる上で、この太陽太陰暦を研究すると、色々世間では誤解されている事が見えてきそうな気がしているのです。(スキーの計画にも使えそうです)
 というワケで、来年はちょっと研究してみようと思うんだけど、参考になる文献をご存知の方は、ゼヒゼヒ文献を教えてください。

{2度の周回遅れ?}
 レース的表現です・・・・
 実は、先日、オレが専門学校で教えた学生の1人のMちゃんからメールが来て、「クリスマス入籍」をした事と、「6月には出産予定」という報告をもらったのです。
 オレが担当したコとしては、初の結婚&出産なんだけど、いつかは、こういう日がくる事を覚悟?していたものの、第1弾として見込んでいなかったMちゃんが電撃入籍だったので、ビックリしたのです。
 このコは、就職で九州に戻っていたんだけど、年明けから広島に戻ってきて新居で新生活を営むそうなので、こちらに戻ってきて落ち着いたら、当時の同期生も集めてアルコール抜き(ですよね・・やっぱ)の食事でもしようかな?と思っているんだけど、結婚だけでなく出産スケジュールまで発表されて、独身のオレとしては、人生のレースをいきなり2周ラップされたような気がして参りました!?(ははは)

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