トワイライト裏業務日誌 2003年1月
1月6日 謹賀新年
 遅ればせながら新年おめでとうございます
 今年もよろしくお願いします。
 また、年賀状、年賀メールをいただいた皆様、本当にありがとうございます。

 幸いな事に年末年始に、「事故したから救援に来てちょ!」というお助けコールも無く、平穏無事に久々にノンビリ(グータラ?)した生活を送っていたんだけど、ホントに命の洗濯ができた思いです。。(風呂には入るものの命は洗濯をしておりませんでした・・・)

{喜ぶべきか悲しむべきか?}
 新車の香りってありますよね?
 皆さんも新車を購入された時に感じる、あの”香り”。
 今は絶滅しているはずだけど、10年ばかり前にはスプレー式香水に「新車の香り」という喜ぶべきかふざけていると思うか、実に不思議な香水まであったくらいです。
 何年間も続く支払いが待っているかどうかはともかく、「ふっふっふ、ついに買ったぞ、この車。どーだ見てみろ、この新車の香り(香りは見るものではありませんが)」と、納車になったばかりの車の香りもニヤニヤ顔を作る1つの理由だと思うんだけど、この香りの原因の多くは、部品を制作したり加工接着をする際の接着剤や溶剤が原因のようなのです。
 と・・いう事は。。。と、お気づきになられたアナタはエライ!
 そう、シックハウス症候群の原因と同じなのです。
 家で問題になっている、そういう揮発成分等の濃度の基準値の30倍も新車から出ているという報道があり、個人的には微妙に納得しているんだけど、今後こういう研究と対策を進めていく方向性は、すでに業界として検討されているようなので、もしかすると数年後に新車を購入しても、あの優越感?に浸れる「新車の香り」は存在しないかも知れないのです。
 というワケで、景気浮揚策のために、皆さんで新車を買いましょう!(ついでにウチで車に付けるパーツも買いましょう??)というのはともかく、改めて「新車の香り」スプレーが売れる環境になるかも知れないので、小物メーカーの皆さん是非研究してみてはいかがでしょうか?
1月7日
 実は年末年始に少しウロウロした際に気になった事なんだけど、皆さんの中にもスタッドレスタイヤに交換されている方は多いですよね。
 オレも、お客さんの交換作業ばかりやっていて(お客さん優先は当然だもんね)、自分自身の交換は12月31日の、しかも夕方に慌てて交換したんだけど、最近目に付くスタッドレスの車の中で、どうしても気になる危険な車が何台もいたのです。
 何が気になったかというと、ホイールを止めているナットの事で、スタッドレスタイヤを組み込んであるホイールに合わないナットで止めている車が結構多いのです。
 ナットなんて何でもいいだろう?と思っている方は注意してくださいね。
 アレは、ホイールのナットが装着される部分の形状とナットの接触面の形状が合っていないと緩んだり、センターがズレて振動を生じたりすることがあるのです。
 代表的な間違い組合せはトヨタの純正アルミホイールの装着車の多く(すべてではありません)で、ワッシャータイプというナットが使用されているんだけど、スチールホイールには、このタイプのホイールは存在しないはずなのです。
 だから、夏は純正アルミで冬はスチールもしくは市販のアルミでスタッドレスなんていう組合せの場合は、冬用のナットを用意しておかないと思わぬトラブルになりかねないのです。
 他にも、適切とはいえないのは、純正のホイールキャップ付のホンダのスチールホイール用のナットを他のホイールに流用する事で、これはホイールキャップを押さえるためのワッシャがついていて邪魔になるばかりか、ナットのホイールとの接触面の形状が一般的なホイールの形状と角度が異なるために、他のホイールを使用する際にはオススメできないのです。
 残念ながら、ここにすべて例を挙げることができないんだけど、こういう部分もちゃんとチェックしておかなければ、安全のために装着するスタッドレスなのに、かえって危険を招いてしまうという可能性があるので、皆さんも注意してくださいね。

{衝撃の事実}
 みなさんは「菜摘ひかる」という作家を知ってますか?
 もしかすると、皆さんの中には作家としてのひかるさんではなく、別の仕事でのひかるさんに、色々な意味でお世話になった方もいるかも知れないんだけど、菜摘ひかるが昨年11月に亡くなっていたらしいのです。
 オレは、単に彼女の書いた記事や本を読んでいたに過ぎず、一時期ヘコんでいたと思われる時期に、メールをもらったりしていたという関係に過ぎないんだけど、その分析力や筆力の高さと冴えには、出版社の出版審査委員会お墨付きのオレも舌を巻くほどの凄さだったので、今日になって初めて知ったこの事実に愕然としたのです。
 そして、作家としての能力だけで無く、衝動買いの女王(勝手に命名!)とか、エキセントリックな行動パターンとか、自分の世間ウケが悪そうな部分でも隠さずに暴露してしまうとか、そういうキャラクターも受けていたに違いないので、本当に残念なのです。
 たった29年の人生、でも内容の濃さそうな人生に拍手を送りながら、今日は幕です。
 作家として親近感を持っていた人、他の仕事でお世話になった人、いらっしゃったら皆さんの「菜摘ひかる」観を教えてください!
1月11日
 はっはっは、やっぱりウチの日誌の読者数は多い事が証明されました。。。
 やっぱり菜摘ファンの方が数名いらっしゃったんですねぇ。
 さすがに菜摘ひかるさんの別の顔(仕事)でお世話になった方はいらっしゃらなかった(名乗り出られなかったというほうが正確なのかも?)けど、メールをいただいた皆さんも、やはり本や雑誌の記事で色々な思い出や印象があったんですね。
 え?日誌の読者数が多いんじゃなくて、単にオマエと行動パターンが似た人が多いだけなんだろうって??
 そりゃ皆さんに失礼ですがな・・・・(イヤ、オレが暴れるべきか・・・ウソです、スンマセン)

{今日のマジメな業務日誌}
 今日は午前中に出張作業が1件だけある予定・・・・・だったけど、皆さんも実感されているとおり予定なんて崩れ去るためにあるよーなもので、作業を済ませて帰途についていると、常連で昨年の終わり頃に結婚して、オレを披露宴会場で胴上げさせた張本人のFクンから電話があったのです。
 どうもバッテリーがダメになって、買物先で「立ち往生」してしまった(Fクンが電動だから、Fクンのバッテリーが上がって文字通り立ち往生しているワケではありません・・念のため)らしく、バッテリーのサイズを聞いてみると残念な事にウチに手持ちがないサイズだったのです。
 こりゃ土曜日だから入手が難しいかなと思いつつ、一旦電話を切って取引先に電話攻撃をかけてみると、ポンコツなバッテリー(名誉のためにブランド名はもちろん匿名です)を取り扱うところしか開いていなかったのです。
 そこでちょっと思案したオレは、比較的近くにある休みのはずの取引先に乗り込んでみたら、予想的中、ウチの担当者の車があったのです。
 やっぱり仕事しょーるじゃないか!!とニヤニヤしながら担当の携帯に電話して事情を告げてバッテリーを確保して、電池切れのFクン、じゃなかったFクンの車に向かったのです。
 作業はバッテリー交換だから当然のようにサクッと終わったものの、オレは次の予定の方に「Fクン立ち往生事件」の事情を告げて、予定を少しずらしてもらっていたので、マッハで次に向かおうと思ったら、「これ運転しながらでも食べて」と差し出されたハンバーガー3つのシュークリーム3つ。
 遠慮のカタマリであるオレは、当然遠慮したんだけど、「いいから食べて」という夫婦ダブルアタック・ラブラブ光線に屈して(訂正! ご厚意に感謝して)ありがたくいただいて次に向かったのです。
 そして、幸運と作業は集中するという格言どおり、休む間もなくスタッドレスタイヤとホイールの組込をおこなって、納品して車に取り付けて帰宅・・・という予定が更に狂ったんだけど以下略です。

{今日のトクダネ}
 フジTVの情報番組の事ではありません。
 午前中作業を行っていた際に、そのお客さんであるIクンといろいろな話をしていたら、とんでもないネタがポンポン飛び出してきた。
 Iクンは、いわゆる自動車メーカー系の人間なんだけど、その中の1つの話はホントにシャレにならない話でした。。
 トクダネというのは、スクープして公表すると反響が大きいけど、このネタはトクダネ過ぎて、とてもじゃないけど日誌に書けないネタでした。
 え?もったいぶらずに書かんかいって??
 残念ながら書けません。 きっと直接会ってもしゃべりませんよ。
 多分自白剤飲まされないとしゃべらないと思う「はまぐりのような新枝」です。
 ちなみに「はまぐりのような新枝」というのは、ちょっと熱を加えるとカパッと口を開くという意味ではありません。
 
{今日の疑問}
*その1
 このIT時代なのに、なんでバッテリーを取りに行く時に、担当者の携帯番号を知っていて、乗り込む前に電話をしなかったのかと思いませんでしたか?
 これは至極当然の疑問ですよね?
 いくら近いからと言っても、電話してからのほうが空振りがないはずなのにって考えるのは当たり前なんだけど、これは前後の事情から休日出勤している可能性が高いのが理由の1つ、もう1つは、休みの時になるべく仕事の事で一瞬でも煩わせたくないという親心じゃなかった取引先心?なのです。
 仕事には厳しいオレだけど、やっぱプライベートはなるべく満喫してもらいたいという考えだったので、もし取引先に担当者が出勤していなくてバッテリーを確保できない場合は、せめてそういう事を考えなくても済むようにしてあげたかったという配慮なのです。

*その2
 きっと、オレをよく知っている方なら突っ込みたくなるネタだと思うんだけど、「その差し出されたハンバーガー3つとシュークリーム3つは、問題なく平らげたのか?」という疑問です。
 はい!・・・・・・Fクンも奥さんもオレの食べる量を見抜いているよーです。(スンマセン)
 この分は、また何かでお返ししますね。

*その3
 「運転しながら食べて」というのは違法ではないのか?
 そのとーりです。(それだけで検挙はできませんが安全運転義務違反に該当します)
 じゃ、運転せずに食べたのかという疑問が生じますが、回答は&"!%)#$'%&#$・・・アレ?文字化けしてる・・・はっはっは
1月14日
 皆さんの連休はいかがでしたか?
 オレと一緒で”勤労青少年モード”全開の方も多かったかも知れないけど、読者の方の中には成人式に参加された方もいらっしゃるでしょうね。
 オレは、まだ成人式には参加していないので、会場の様子はよーくわからんというのが正直な気持ちだけど、大人としての自覚を望みたい今日この頃です。
 「オマエ何言うとんじゃ、成人式がまだだなんて、冗談にも程があるわ」とお嘆きの皆様、天地神明に誓って、私新枝はウソを申しておりません!
 何しろ出席しなかったもんね。。。だから成人式を知らないのです。(ちなみに、高い塀の中に入っていて参加できなかったのではありません・・・念のため)
 それはともかく、土曜の午前中の出張作業の後遺症が・・・

{トレーニング法、発見!}
 というのも、FDシリーズのRX-7のエンジンルームの作業だったんだけど、さすがにスポーツカー、エンジンルームの高さが低かった事と、ちょっと力ずくで長めの時間の作業だったので、足の裏の筋肉(と言ってもクツに接する足裏の筋肉ではなく、太ももの裏側の筋肉です)の筋肉痛が翌日から起きていたのです。(翌日なのが若い証拠!?)
 最近スポーツトレーニングの世界では、筋肉の鍛え方の常識が大幅に変革してきているんだけど、その1つに、この筋肉痛が発生している筋肉を鍛える必要性が叫ばれているらしく、実はイチローもそのトレーニングを受けているし、ボウリングでもボールのエネルギーを殺さないために重要だと言われ始めているようなんだけど、どうやって鍛えるのかオレ自身もサッパリわからなかったのです。(前側の筋肉ならどうにでもなりますよね)
 最近、力士が踏む「四股」がいいという話があったものの、外で四股を踏むなんて小心者のオレにはできない相談だと思っていたら、なんとカンタンな話じゃないですか。
 オレの仕事でエンジンルームの低い車に、上体を被せて作業すれば、シッカリと鍛えられるなんて、こりゃ一挙両得じゃわい!!
 というワケで、作業のオーダーよろしくお願いします!なーんてね。

{驚異の新事実}
 とりあえずオレにとっては新事実でした。
 さんま御殿にスティーヴン・セガールがゲストに出ていたので、「なんで外人を呼ぶんだろう・・通訳していると間の抜けたトークになるのに」なんて思いながら見ていると、な・な・なんとセガールが日本語をしゃべるじゃないですか!?
 さんまじゃないけど、ひょっとして”そっくりさん”?と思ったけど、どうも本物のようで、そのトークを聴いていると、昔大阪に10年もいたらしいし、子どもも日本にいるんだそうです。
 まさか、あの沈黙シリーズのセガールが日本語ペラペラだなんて想像すらもしなかったので、久々にビックリ大賞を差し上げたくなったくらいです。
 しかも、大阪に居ただけあって、ボケと突っ込みもナカナカなモノでした。
 ちなみに、我々日本人に比較的近い肌の色といい、オールバックでちょっとガラガラ声といい、大阪弁に近いイントネーションでの話し振りといい、「難波金融伝ミナミの帝王」に出てくるヤクザの親分(俳優さんの名前失念)とイメージがオーバーラップしたのはオレだけでしょうか?
1月18日
 昨日の朝から、ヘビューデューティーワーキングシステム状態(ムチャな英語じゃ!?)だったんだけど、ようやく今夜一段落がつきました。
 そのマジメな良い子で勤労青少年のオレに神様からのプレゼントじゃないけど、ご褒美に貴重なビデオを借りる事ができたのです。
 しかも1本は、いわゆる「洋モノ」で、ノーカット!!
 なんて書いたら良からぬ想像をビックバンのごとく繰り広げる方がいそうなので、ここでちゃーんと説明しておくと、アメリカのプロボウラーのレッスンビデオなのです。(ね?洋モノでしょ?)
 もちろん、皆さんが、似て非なる”洋モノ”を見るときみたいに、オレも食い入るように見ていたんだけど、さすがはアメリカさん、何でもないような顔をして、さりげなくパワフルなのは、参ってしまいました。。。
 やっぱ、ステーキの勝利か??と、今後の食生活を考え直そうかと思ったんだけど、おかげで少し参考になったので、良い勉強の機会になったのは間違いない事でした。
 少し残念なのは、字幕ではなく、まさにネイティブイングリッシュ連発だったので、せっかくのプロのコメントに伏字・・じゃなかった意味不明部分がかなりあったことで、こりゃ通訳付きで見てみないと、このビデオの真価はわからんぞと、情けなくも「ウルトラ・スペシャル・トラディショナル・ドメスティック」なオレの境遇を悲しんだのです。
 せっかくなので、ちょっとダビングさせてもらって、専門学校で教えていた卒業生に通訳を頼んで、さらに理解を深めることにしてみようかと企んでいる今日この頃です。
 え?いくら元教え子でも、そんなお人よしはおらんだろうって!?!?
 ふふふ・・頼む時のセリフは、これに限る!
 「おーい、洋モノのノーカットのビデオが手に入ったんだけど、ストーリー性が高いらしいので、一緒に見ながら主演のセリフを訳してくれ!」
 これできっと、喜び勇んで飛んでくるのはHクンです。。
 補足ですが、Hクンというのは、いわゆるイニシャルがHですのでお間違えなく!(ま、エッチではないとは言いませんが・・・)
 更に補足すれば、オレは、皆さんが好む、このビデオとは似て非なるアヤシイ「洋モノ」は見ませんので誤解のないよーに!
1月19日
 最近頻発している困った問題として、メーカーから出荷された荷物が予定通りに到着しないという問題があるのです。
 ま、年末などは宅配便もとんでもない物流量になるから、客観視すると多少やむを得ない場合もあるんだけど、1月も半ばでこれでは話にならないというのがオレのホンネなのです。
 今日も、荷物が届かないので、そのメーカーが使っている運送会社に電話して、問合せ番号もわからないままで、いろいろ調べてもらって、ようやく出荷にギリギリ間に合ったんだけど、ホントに”ノミの心臓”の持ち主であるオレにはヒヤヒヤものです。
 その運送会社は、最近ウチへの売り込みに熱心で、「かなり安い運賃」を提示して、ウチからお客さんへの出荷の荷物をゲットしたがっているんだけど、こういう状況が頻発している事を知っているオレは、腹を背に替えて?、運賃の安さよりも今までどおりの業者を使った正確性を重視する方針は、まったく揺らぐつもりがないのです。
 だってねぇ、お客さんは楽しみウハウハ状態で待っているのに、へーきで1日ずれたりすると、お客さんとしてはホントに残念なだけでなくて、勝手いただいた商品を使って翌日から遊びに行かれるような計画もお持ちだったりすると、それまでフイにしてしまいますからね。
 というワケで、今日も何とか間に合ってホッとした小市民の新枝でした。

{今日の用語解説}
 以前、「やまとなでしこ」というキャビンアテンダント(スッチー)を中心にしたドラマがあった際に、オレも登板している某専門学校のエアラインコースの入学生が激増した事があった。
 そのコースを担当しているキレイ系のK先生が激増をビックリしていたので、控え室で理由を聞くと、ドラマの影響らしいというのでオレもビックリしたのです。
 確かに、ドラマの影響は大きいから、金城武のゴールデンボウルでボウリング場が復活した(オレはオレもハマッた)から当然と言えば当然で、そういうことだと今日スタートしたドラマの「グッドラック」の影響で、来年の航空大学校の入学試験は激増したりするかも?
 そのグッドラックのキムタクとたキャプテンがコクピットで2度発した言葉「YOU HAVE」と「I HAVE」だけど、これはどちらが責任を持って操縦しているか明確にするために、例えば機長から副操縦士に操縦を任せる場合に、機長が「YOU HAVE」とコールして、副操縦士が「I HAVE」をコールする事で、誰が操縦しているのか、あいまいなグレーゾーンを無くそうという、民間機だけでなくパイロットが2人登場する自衛隊の航空機でも必ず守られている用語なのです。
 これをしないと、つい野球でセンターとライトの中間に落下しているボールを両者が譲ってどちらも取らなかった「お見合い」みたいなプレーが発生すると、航空機の場合シャレにならないですからね。
 ホントは、YOU HAVE CONTROLとかI HAVE CONTROLとコールするのが基本です。
1月22日 ヘンなリバウンド事件
 皆さんは、何かの理由で食べ損ねたものが無性に食べたくなって、欲望のおもむくままにトコトン食べ倒したとか、たまたま近くに遊びに行った時に、ちょっとした理由で寄れなかった事が残念で、後日わざわざそこに大遠征して目的を遂げたなんていう経験はありませんか?
 そういう意味の煩悩は、天山山脈ほどもあるオレとしては、そういう非効率&度を越えるようなネタはいくつもあるんだけど、昨日いつも通っているボウリング場に午前中に行ってみると、なんと1時間以上の待ち状態だったのです。
 なにせ、平日の午前中だから、そういうシチュエーションを予想していなかったんだけど、その後に予定があったので泣く泣くあきらめたのです。
 そうなると、オレの脳みその中は、「ボウリング超渇望状態」になって、それが勝手にドンドンと自己増殖していくのは、こういうことには自分を客観視できないオレでも一目瞭然で、結果はどうなったかというと、昨日と今日で10ゲームやってしまいました。。。
 10ゲーム程度をこなした人は、決してゼロではないと思うので、それ自体は、オレ以上の「ボウリングフリーク」の方なら、「オレは1日で15ゲームじゃ」と言われる方もいるに違いないのです。(こういうのはボウリングを稀にしかプレイしない人にとっては、”50歩100歩の狂気の沙汰”なのは間違いナシですよね?)
 ところが、その10ゲームを「3つのボウリング場をハシゴ」して達成したとなると、きっと話は別のはずで、何でそんな事をやったんじゃ?と疑問というよりも、”新枝はやはりアホだった”と納得された方もいらっしゃるに違いないのです。(へへ、結構冷静な分析でしょ?)
 ま、仕事では言い訳を慎むオレだけど、ちょっとこの件について弁解すると、いつも行くところが時間待ちで、やむを得ず別の予定をこなしたものの、脳内ボウリング渇望状態が増幅して、まさにボウリングの”アル中”状態だったために、近くのボウリング場に助けを求めて3ゲーム、翌日広島には22日だけ1ゲーム100円という日を設定しているボウリング場があって、早起きして仕事を片付け乗り込み3ゲームをこなして出たものの、久しぶりに投球したボールが”いいカンジ”で曲がっていたから、「ここで止めては、それを体に教え込む事ができんわい!」とばかりに、もう1件の同じ100円を設定しているところに乗り込んで4ゲームを投げてきたという次第なのです。

 よく、精神的にムリなダイエットを行うと、その後に「食事渇望状態」になってしまうので、ガンガン食べることを止められなくなり、元の体重どころかはるかに超えてしまうまで体重が増加するリバウンドは知られているけど、これはまさに同じノリの「ボウリング・リバウンド事件」でした。
 というワケで、皆さんも趣味は常に適度にこなしておきましょう!?!?

{弁解の追伸?}
 ちなみに、22日の午前中に乗り込んだところには、ボウリング場の機関誌みたいなものがあったので、目を通してみると、そこのボウリング場のメンバーの先月のアベレージ順位表が掲載されていたんだけど、驚いた事がいくつかあって、まず、オレのディーラー時代のお客さん数名が、そこのメンバーになっていて、名を連ねていた事。
 ボウリングなんて興味ないみたいなイメージのある、おっちゃん(元お客さん)が、アベレージ160くらいで堂々と順位の中ほどに名を連ねていたり、マージャンの権化だと勝手に思っていた人も、超常連だったので、ビックリしたのです。
 もう1つは、その表に掲載されている別の項目で、アベレージ以外に、その1ヶ月のゲーム数が書かれていたのです。
 やはりアベレージ120くらいの人は、15とか30ゲームというようなゲーム数が目立っていたものの、段々上位に行くと80ゲームとか120ゲームという人がボロボロでてくるのです。
 「120ゲームって、毎日通っても4ゲームずつになるから、こりゃハンパじゃないなぁ」とあきれていたら、なんとマックスプレイヤーは、450ゲームでした。。。。
 これって、連日15ゲームでっせ!?
 というワケで、オレがいかに普通な人間か皆さんもお解りですよね?(ちょっと自慢!)
 しかし、費用はどうやって捻出しているんだろう・・・
1月25日
 車を買い換えて、足回りに不満を持っていたHさんが、足回りを交換するべきかどうか相談に来られたので、一緒に乗って不満の症状を確認したのです。
 その内容は別として、その際に、カーブを曲がると異音がするというので、一緒にそのチェックをしたんだけど、確かに左旋回をする時と、加速中からスッとアクセルペダルを放した瞬間に音がすることがあった。
 こういうフロアパネルよりも低い位置の異音は、どこから発生しているかなかなか走行中に絞り込むのは難しいんだけど、音の発生するタイミング、音の質、色々な部分への振動の伝わり具合などで、ある程度は絞り込む事が可能なのです。
 そこで、そういう様々な事象から、助手席側の足回り部品の1つであるロアアームの後ろ側部分がアヤシイかな?と思い、実際に車にもぐりこんでみると、狙ったようにビンゴ!でした。
 2箇所が少しだけ緩んでいたので、それを増し締めして、試乗するとOKでした。
 こういう診断って、ある程度の経験だけで無く、「なぜ、そのタイミングで音が発生するのか?」等を想像しながら絞り込まないと、場所を事前に特定することが難しいものの、予想的中の場合の面白さと言ったら、競馬で予想どおり賞金をゲットするよりも何倍も楽しいものなのです。(ただし、オレがギャンブルをしないので、あまり説得力が無いけど・・)
 
{最近の問題}
 昔の車と違って、最近の車は、「足回り部品は自然に緩まない」という神話ができあがっていて、それをユーザーだけで無く、整備業界も妄信しているのが残念な事に、今の業界の現状で、実際に多くの整備業者は、車検の24ヶ月点検時に、足回りの増し締めは省略しているという実態があって、車検では無いものの、以前ディーラー時代に、新車の1ヶ月点検で足回りの点検を省略していた先輩サービスマンと、「ほとんど緩んでいる車がいないからと言って、省略して良いというものではないはずだし、その点検項目を無料で実施するという前提で、お客さんに車を購入してもらっているわけだから、そういう意味でも勝手に省略できる事ではない」と議論して、改めて実施させるようにした事があるんだけど、その時の後輩としてのオレの不遜さはともかく、法定点検というのは、予防整備という面もあるために、「最近の車の足回り部品は緩まない」という根拠の無い神話が一人歩きしている現状は、とっても問題があると思っているのです。
1月29日
 北の方からすれば信じられない話だけど、広島が豪雪です。
 何しろ、普段は風で雪が張り付きにくい某スキー場のてっぺんも2m級の積雪だそうです。
 またまた、雪山に望郷の念を残しつつ「あおーん!」という遠吠えをしながら、お仕事に邁進したんだけど、一番心配だったのが商品の入荷とお届けの遅延が生じる事で、特に普段から配達時間帯がいい加減な某業者が運んでくる入荷などは、冬山よりも冷え冷え(正確に言うとヒヤヒヤでした)モノで、ひっきりなしに電話確認をしたり、取りに行ったりして、ほとんどの商品は予定どおり出荷ができたのです。
 でも、高速道路も結構長時間閉鎖になっていたこともあり、もしかしたらご迷惑をおかけしたお客さんもいらっしゃるのではないかと心配です。(遅れた方、申し訳ございません)

{プチ内幕暴露?}
 ネコに小判、馬の耳に念仏、新枝にケーキ屋というかどうかは知らないけれど、オレはケーキを食べるのもスキだけど、仕事上、時々手土産として買いに行く事もあるんだけど、今日そこに寄った時に、カウンターの内側に、包装する台の前の壁に、ちょっと笑える髪が張ってあったのです。
 それは、”のし”を貼り付けてあって、そこにかかれているのが「御挨拶」という3文字。
 きっと、包装時に書いてくれという依頼に対処するために、漢字がわからなくて恥をかかなくて済むように(訂正!スムーズな対応を可能にするためということにしよう)書いてあるんだと思うけど、確かにバイトのコなどが急に「御挨拶」と書いてくれと言われても、いつかのCMみたいに薔薇や醤油ほどじゃなくても、いきなり書けなくて困るというのは考えられる話ですからね。
 ちなみに、オレは意地が悪くないので、「御礼」とか「寸志」という書けそうで書けない別のキーワードを書いてくれなんてリクエストはしていません。
1月30日
 徹頭徹尾脱線です。

{その1}
 何と、合間を見ながら、ワックスをかけました。(しかも2回!)
 アホかい、この寒空に!と思われる方と、他に、読みながらニヤニヤされている方がいらっしゃると思うんだけど、ワックスの理由は、後者のほうです。
 詳しくは、週末の日誌で。

{その2}
 その「にやにやワックス」作業中に、オレの体に異変が生じている事に気づいたのです。
 何?全身どころか、脳の中までオマエは異変だらけじゃないか??なんて言われそうだけど、左手の親指の付け根に「タコ」ができているのです。
 これって、もしかして・・・・・
 と、思っても、そのもしかしての理由以外には思い当たらないのです。
 そう、これはどう考えてもボウリングタコ。。。
 どうやら、オレは限度を越えたアホの領域に突入してしまったよーです。(合掌)

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