トワイライト裏業務日誌 2002年11月
11月1日
 広島の衝撃のニュースを取り上げていたら、何と巨人にも大激震が発生してしまったのは皆さんのご存知のとおりで、オレも「え?マジ・・・」とフリーズしてしまったのは言うまでもありません。
 まぁ昨日の話と違って、不満分子として飛び出すワケじゃないし、客観的には温かく見送ってあげたいという気持ちもある反面、「そんなにメジャーって憧れなのかなぁ・・・」と疑問に思うことも事実です。
 確かに、ボンズのパワーとか、スピードに関しては、明らかにレベルの違いがあるけど、そのほかの部分では日本のほうが数段レベルが高い部分もたくさんあるので日本のプロ野球の上のステップのような風潮自体は少し残念な気もするのです。
 その証拠に、最近のメジャーのコーチや監督には、日本のプロ野球経験者が非常に多いのです。
 そして、日本的な野球の運び方がメジャーでも一定の評価を受けるようになってきているという事実もあるのです。

 ま、これは、どこに重点を置くのかという好みや価値観の問題もあるので、どっちが正しいなんて言うつもりはないんだけど、これからの選手は少なくとも風潮ではなく個人の価値観でメジャーを選択肢にするようにはして欲しいというのが個人的な願いです。
 松井が風潮でメジャーを選択したわけではないので、皆さんにもそういう部分では誤解をして欲しくないけど、やっぱりさっき書いたパワーの点で通用するかどうか試したいという部分があるんでしょうね?(パワーを試しに行くのは初めての選手だし)
 しかし、こうなると来年の巨人のオーダーがどうなるかがオフシーズンの楽しみなので、打順と守備位置のオーダーを教えてもらって正解者には”なんぞ”を差し上げる企画でもしようかな?(個人的予想では中村がポイントです!?)
11月2日
 皆さんは事前の準備に時間と労力を惜しまないほうですか?
 オレは、不思議とそういう部分をキッチリする人間のように思われがちなんだけど、そういう印象と実情には微妙?にズレがあることを、ここで白状します。
 ところで、その事前の準備というのは、仕事だけでなくいろいろな部分で直面する問題で、その人の姿勢や生き様までも垣間見れる部分だと思うんだけど、ウチのお客さんである長崎のYさんは、今月の末に、同じ車の仲間達が集まるオフ会の下見に、なんと長崎から神戸まで昨夜から遠征したのです。
 ちなみに、Yさんの愛車には、昨年暮れに発売されたナビの最新ソフトがインストールされている(ご購入ありがとうございました! とは、販売員としての新枝のコメントです)ので、下見なんてしなくても全く問題無い環境なんだけど、往復1,500kmかけて大遠征をしたそうなのです。
 オレも事前にその暴挙?を知ったので、「じゃ往復の間で時間が調整できそうならちょっとサービスエリアで出迎えて歓迎しましょうか?」なんてメールしたら、こんな日誌のキャラ(アホでとんでもないヤツということです)のオレと会える事を楽しみにしていただいて、帰路である今夜23時に無事広島付近のパーキングエリアでお出迎えができたのです。
 これまで何度もご利用いただいているし、最近は面白い出だしを必死に考えてメールを読むたびに笑わせてもらうYさんなので、初対面というカンジがしなくて、結局2時間ほどバカな話も含めて盛り上がったんだけど、その後無事に長崎にお帰りになられたと報告があってホッとしました!

{今日のメンテナンス}
 その前の昼時間に、ちょっとした合間を利用してプラグとプラグコードの交換をしたのです。
 プラグは以前からイリジウムプラグを使っていて、その性能の良さに当時ビックリしたんだけど、今回はその後に発売された長寿命のイリジウムMAXに取り替えてみました。
 そしてプラグコードは、なんと今の車では初めて市販のモノに交換したんだけど、Yさんを出迎えに行く間や、その後高速から最寄のICまでの中間加速などをチェックして、確実に改善している事を確認したのです。
 PAでYさんと話している最中には、Yさん曰く「僕はそんなにスピード出さないですよ、せいぜい120km/hくらいまで」と言われていたんだけど、オレがテストのために140km/hまで出してみると、後続のHIDランプを光らせたYさんの車が、ググーンと離れるかと思いきや・・・あんまり離れませんでした。。(Yさんの唯一のウソかもね?)
 ま、40km/hオーバーは、高速では青キップなので犯罪ではありませんが・・・え?犯罪なの? はっはっは

 やっぱりYさんの120くらいというのは120マイル(約192km/h)という意味じゃなかったかと、改めて考えている新枝です。
11月7日
 午前中の専門学校の登板をこなしてから、板金の見積もり、バッテリーの交換、別の板金完成車の納車にと、渋滞の元を作るべく?走り回った今日でした。
 やっぱり急に冷え込んだもんだから、バッテリー不調の方が多く、ご注文や今回のようなエンジン始動ができない状態って出張作業をご依頼いただくのが急増していて、今日バッテリーメーカーの営業所に寄ってみたら、普段は1000個盗まれてもわからない?ほど揃っている在庫の山脈?状態なのが、どこのお店でも相当注文があったらしく、大きな倉庫はガラ〜ンとしていて欠品しているサイズもあったくらいです。
 今日の出張作業のお客さんにも説明したんだけど、昔のバッテリーと違って、最近のバッテリーは、ある程度傷んでいても十分な始動能力があって、ある一線を超えてしまうとガクッと始動性が低下するので、以前よりはバッテリーの劣化はわかりにくい傾向があるので、皆さんも注意してくださいね。

{今日のアプローズ!}
 オレがいくつか担当している専門学校の学生の中には、残念な事に、やはり途中で退学する学生もいるのです。
 十分にその後を考えて結論を出したのであれば、全く問題無いものの、「なんとなく」ドロップアウトと思われるケースもあって、せめてシッカリと考えた後に結論を出してもらうように、アドバイスできなかった時には無力感というか脱力感を感じてしまうのです。
 ま、そういう部分は本来担任が行うべきことなので、非常勤のオレの仕事ではないものの、たまにそういう相談があると徹底的に一緒に考えていて、それによって退学するにしても、そのまま学校に残るにしても、1段高いレベルに到達してもらえたりするのは非常にうれしいものなのです。(今だから言えるけど、夜に呼び出されて3時間ばかり相談にのったこともあったもんね)
 そして、夏休み前から非常に心配しているYクンという学生がいて、その学生もオレにSOSサインを出していたのです。
 その学校は、学生との校外での個人的接触を禁じているものの、そういう場合に限っては緊急避難だと思っているので、オレの個人の連絡先を教えて、「いつでも電話してくればいい」と言っていたものの、そのまま学校に出てこなくなってしまったのです。
 その学生のその後を聞くと、なんとサッカーのプロテストに合格したらしく、Jリーグの傘下のチームで活躍する事になりそうです。
 オレも話でしか聞いたことが無いものの、彼のサッカーの才能は相当なものらしいと、以前放課後に本人を交えて1時間ばかり脱線話に盛り上がったんだけど、オレ達の手を離れてしまうのは寂しいものの、新しい門出に思わず祝福の1日でした。
 はやくJ1で活躍しろよ〜〜!応援するから!
 でも、オレは野球やボウリングほどサッカーは詳しくないので、それまでに勉強しないといけないかも!?
 J1に出るのもいいけど、それまでに細かなプロの技をオレに解説してくれ〜Yクン!
11月10日
 今年のモーターショーは商用車だったので、あまり感心のない方も多かったんじゃないかと思うんだけど、結構面白い車が出ています。
 個人的には今年のモーターショーは是非見に行ってみたかったのに、叶わなかったのは、距離と時間の壁?があったからです。(なんか遠距離恋愛みたいなセリフ・・・)
 それはともかく、大型のトラックにまでハイブリッドカーが登場した事は、皆さんもご存知の方が多いと思うんだけど、本来ハイブリッドカーは、大型のトラックにこそ相応しいと思っていたオレは、納得の逸品です。
 特に、今回のハイブリッドを可能にさせたのは、バッテリーの替わりに大型のキャパシターが採用された事で、よくもあんな大容量のものが製造できたもんだと感心したのです。
 でも、少々高額でも、バッテリーに比べて劣化が少ないので、ある意味ランニングコストの低減にもなるから採用されたんだと思うけど、そういう視点で乗用車よりも先に普及した機器は、何も初めてでなく過去にもあるのです。
 HIDなどは、その最も代表的なパーツだけど、やはり長期間、繰り返し使用という環境に耐える事、不具合が発生すると乗用車とは違って、交換が容易では無いこと(遠隔地にいる事が多いため)、損害が多い事(商用の場合営業損失が発生する可能性があるため)などの理由で、多少高価でも信頼性を重視するために、こういうような乗用車よりも先に普及する部品が出てくる事があるのです。
 このキャパシターは、電気に詳しい方なら「コンデンサー」のバケモノだと言えばわかってもらえるだろうし、大型のアンプを何台も駆動させるシステムであれば、音質改善に多大なる高価を発揮するシロモノとしても有名なのです。
 これがバッテリーの替わりに普及すれば、寒い冬に「あれ?エンジンがかからない・・・バッテリーがオシャカになった?」なんてトラブルも無くなるのでありがたい話かもしれませんよ。(でも、オレの仕事は減る??)

{今日の残念!}
 スポーツといえば、日米野球真っ盛りだけど、広島ではボウリングのオープントーナメントが土日で開催されたのです。
 んで、今日の午後に時間があいたので、プロの技を盗む+ボウリングの恩師であるプロのKさん(参加されていました)の応援もできるかも?と思い、開催会場のボウリング場に問い合わせて見ると、残念ながら午後の準決勝には進出されていなかったので、大人しく久々に車の洗車に行事予定を変更したんだけど、せっかく広島で開催されるトーナメントなので、直接応援したかったものの、昨日時間が取れなかったのが、かえすがえすも残念でした。(ちなみにKさんは、前回の県外のトーナメントでは、結構いいところまで残って活躍されていました)
 というワケで、一番できの悪い弟子のオレとしては、応援するくらいしか芸が無かったので、それさえも叶わなかったのは残念ですから、来年は是非決勝に進出してくださいね!

{今日のご宣託?}
 何度も言うようですが久々に私は車を洗いました。
 ということは・・・天候が悪化するのは間違いありませんので、皆さん冬装備をお忘れなく!
 と、シッカリとCMしたところで幕!
11月12日
 単なる脱線ネタでスンマセン。
 今日1週間ぶり(世間では、これを”頻繁に通っている”というらしい)にボウリングに行ったんだけど、久々にベストスコアの更新で、おかげさまで個人的にはウレシイ189を記録しました。(これまで182でしたからね)
 皆さんのおかげで売上も更新しつつあるので、それに負けじとボウリングのスコアも更新できて、人生のバランスが取れてホッとしています。(何のこっちゃ?)
 先月は、皆さんからは沢山のご注文やご相談をいただいて、本当に仕事としては順調だったものの、ボウリングは久々のスランプで、以前にも触れたようにアベレージは急降下していたんだけど、ようやくこの前から回復の兆しが見えてきて、これまでの不調だったポイントの1つが解決したカンジです。
 とは言うものの、今日の3ゲームは189-101-153という相変わらずの不安定ぶりで、これもまた何のこっちゃ!?というカンジだけど、2ゲーム目の理由は解決済みなので、これから仕事以上に・・・(訂正!仕事と同じように)精進させていただく事を誓います!
 というワケで、遠くない将来にトワイライト杯ボウリング大会を開催することをここに宣言しておきますね。
 どなたか幹事に志願してもらえませんか?
11月19日 ナゾな車、ソアラ疑惑?
 日付を書いておきながら昨日の実話の紹介です。
 昨日は、オレが登板をしている専門学校の卒業生のHクンが「新枝秀樹密着24時間見学」をかねてから希望していたので、ちょっとそれをプチ見学化して「密着5時間半」(男のHクンと5時間半密着していたワケではありません)を実施したのです。
 Hクンと合流して、タイヤ交換、板金の入庫、そしてもう1台の板金の引き取りなどに連れまわして、これまで学校での講義や、卒業後の飲み会などの顔じゃない、本業のオレの顔を見せる事になったわけで、Hクンにとってはタイヤチェンジャーやホイールバランサーなどを使用している「昼間のパパ」じゃないけど、車関連の仕事をしている時のオレの一面はとっても新鮮だったそーです。
 たしかに、学校などでのオレを見ていると、そういう作業なんて想像できないのは当たり前で、これは裏返すと車関係でのお客さんにとって、オレがスーツ着て学校で講義なんかをしている姿が想像できないのと同じだと思うのです。

 それはともかく、Hクンがついに車を持つ事になったようで、いろいろな事を質問されたんだけど、どうやらHクンの仕事先の知り合いのKクンがちょっと前のソアラを買って、それまで乗っていたセドリック(すでに車検切れ)をもらえる事になったらしいのです。
 とりあえず、そのセドリックを走れるようにするには、車庫証明と車検が必要なんだけど、「じゃ、車検なんかもお願いしてええですかね?」という事で仕事のオーダーまでもらったのです。(昼飯おごっておいて良かった!?・・・ということは昼飯代は接待交際費?)
 そのソアラに乗って早速前夜にKクン、Hクン、そしてHクンにとって人生の先輩でもあるWクン(オレの教えている学生でもある)が、夜にドライブしたなんて話を聞いていると、Hクンが「というワケでですねぇ、Kクンに、同じ車を教えてもらった先生が持っていて、車関係の仕事が本業なんだと言ったらですねぇ〜以下略」と言い出したのです。
 ん?同じ車を誰が持っているんだって??と思いながら「誰の車と同じだって??」というと、「新枝先生のソアラ!ですよ・・・」と一点の曇りも無いような自信で言い切るのです。
 オレは、おかしくなって何度も聞き返したんだけど、毎回返ってくるのは「新枝先生のソアラ!ですよ・・・」というセリフ。
 遠目でしか見たことが無いならともかく、昨夜Kクンのソアラに乗って、今オレの車に乗っているのに同じ車だと思っているHクンに「これソアラじゃないで」というと、「うそぉ!だってWクンもソアラだと言ってましたよ」と言うではないか。。。
 車には詳しくないHクンならともかく、車好きなWクンまで勘違いするなんて、オレにしてみれば信じられない話なんだけど、ま、多少車に詳しい人に聞いても、オレの車を見て車種を当てた事って滅多に無いどころか、メーカーだってマツダだとわからないくらいだし、フェンダー周辺のデザインは、そのソアラに似てなくも無いので、「勘違いするもんかなぁ??」と不思議に思ったのです。
 さて、私の車は何でしょう?
 ついでに言うと、古いか新しいかもわかりにくいらしい、本人みたいにナゾな車です。
11月21日
 今日もマジメ?にオシゴトに精出していると、BGM代わりに流れているTVの音声で「当社はすべて試乗OKです!」というキャッチコピーの中古車屋のCMが流れていたのです。
 ま、これを見たほとんどの方は、「ほほー、なかなか良心的な店じゃないか・・・やっぱり中古車は1台1台コンディションが違うから試乗してから買えるのは安心じゃ」とお考えですよね?
 ま、確かに試乗してチェックできたほうが後々のトラブルを防止できるのは、何も車に限った話じゃないけど、考え方としては正解です。
 ところが、これがホントに正解かどうかというと思わぬ落とし穴があるので、皆さんもその危険なワナに気をつけていただきたいから、なぜ試乗にワナがあるのかご紹介しようと思うのです。

 試乗で事前にチェックして、大きな不具合が無いかどうか、そして自分のフィーリングに合っているのかどうかをチェックしようという考えは望ましい考えなんだけど、公道を試乗するには当然のようにナンバープレートが必要です。(ナンバーが必要でなければ警察はいらなくなるもんね・・んなワケない!)
 ところが中古車として展示されている車の中には、車検の残りがある(=ナンバープレートが装着されている)車も多いものの、車検切れでナンバーも取り外している車もかなりの割合を占めるのは皆さんもご存知の通り。
 じゃ、そーいうナンバーなしの車をどうするのかというと、臨時運行許可証(通称 臨番)という赤いワクで囲むか斜めの赤い線が入った回送用のナンバーで試乗させる可能性が極めて高いのです。
 ところが、この臨番というシロモノは、大きく分けて先ほど紹介したように2種類あって、1つはディーラーなどに供与される回送などに随時使用できるものと、個別の申請に対して回送車両と経路を特定させて許可するものがあるのです。
 前者のディーラー臨番と俗称されているモノは、常に供与されているディーラーに置いてあるんだけど、回送目的には制限があって試乗なんていう理由は許可されないだけでなく、そこの社員じゃないと使えないのです。
 そして後者は市役所臨番と呼ばれ、個人でも申請可能なんだけど、事前に車両を特定しておく事と、あくまでも車検工場まで車検を目的に回送するのが許可される前提なので、これまた試乗には使えないのです。(他にも問題あり)
 というワケで、ナンバーなし・車検切れの車は、少なくとも試乗の依頼をした後に、わざわざ試乗してもらうために車検を受けてナンバーを取ってからでなければ合法的に試乗できる事にはならないのです。
 でも、その非合法で試乗させているお店って結構あるので、皆さんも十分それを理解した上で、試乗を申し込むか、非合法の試乗の申し出があった時には判断してくださいね。
 何しろ、そういう非合法試乗で事故なんて起こしたら、中古車販売店が入っている保険の対象外になる可能性が高いので、最悪の場合とんでもない事に巻き込まれる危険性があるのです。

 ついでに、紹介すると「それじゃナンバーが付いている車であれば大丈夫なんだね?」という疑問が皆さんにも湧いてくると思われるんだけど、これも条件無しでYESではないのです。
 というのも、中古車販売店などが仕事中にお客さんの車を損傷したり、展示車が盗難などに逢った際に支払われる保険に加入している場合が多いんだけど、それも「社員が運転して事故をした」というような前提が必要で、展示車をお客さんが試乗して事故した場合には保険から支払われないはずなのです。
 だから試乗の際の事故に関しての別契約をおこなっている販売店ならともかく、そうでない場合は状況によっては大変な自己負担を強いられる場合もあるので、これまた皆さん気をつけてくださいね!
11月23日 同姓同名のルツボ?
 ここ2日ばかり、昼飯も食えない程の忙しさで、皆さんに感謝しながら、食べ物を恨んで?いました。
 ようやく今日も22時に帰宅して、仕事を片付けながら先日日誌にも紹介した「広島オープントーナメント」(もちろんゴルフではなくボウリング)が、遅れること2週間経過した今日TVで放映されたので、その留守録を見ていたのです。
 トーナメント前の新聞記事を見たときにビックリしたのが、”前評判の高い若手のホープ酒井美佳プロ”という記事。
 ま・まさかオレの同級生??と思ったものの紹介文にある「若手のホープ」という表現には少しだけ無理がありそう(個人的にオレは若手のホープのつもりです)だし、まーそんなに珍しい名前でもないからどーなんだろうと思っていながらVTRを見ていたら、やっぱり正真正銘の若手のホープで、オレの同級生とは別人でした。
 それどころか、男子プロとしては有名人の酒井プロのお子さんらしく、しかもチャッカリと優勝までしているんだから、ボウリングも血統が大切なのかも知れません。(ということは、オレは見込みなし!??)
 ま、2週間前からの疑問はこれでキレイサッパリ解消したワケで、安心しながらVTRを見ていたんだけど、この大会には韓国からの招待選手も参加していて、何と「キム・ヘギョン」さんまで登場していた。
 もちろん今話題のキムヘギョンさんとは別人だけど、限られた時間の中で紹介された人の名前で2人も個人的にはヒットする同姓同名が登場するとは、そういう意味でも面白い番組でした。
 まあ、以前日誌にも書いたけど、絶対にいないと確信していたオレの同姓同名(しかも同じ漢字)が存在したくらいだから、当然と言えば当然ですよね?(実際、オレの同姓同名が存在したのはショックでした)
 え?ボウリングの内容は勉強できたのかって?
 ははは・すっかりその事を忘れていました。
 もう1回見よっと。
11月24日 教えの実践?
 今日の午後の作業は、以前ナビの取付を行ったものの、どうも衛星の受信が思わしくないというFさんの車の作業でした。
 Fさんの車は、秋以降から色々な方から仕事のオーダーが不思議と続いているプジョー(それだけ最近売れているという事か?)で、フロントガラスが鉄粉入りの熱線シールドガラスになっているのです。
 当初からそれがわかっていたものの、外にGPSアンテナを装着したくないというFさんのご希望とプジョーユーザーの掲示板などで室内でもキャッチできるという情報をがあったのでダッシュボード上にアンテナを設置したのです。
 その作業の際に、受信状況を確認したものの個人的な印象では、良好といえる受信状態とは思えなかったんだけど、Fさんにそういう状況を説明して判断を求めると、やはりダッシュボード上の取付をご希望されたので、そのまま取り付けたのです。
 ところが残念な事に、やはり受信状態が思わしくなく、なかなか十分な測位状態にならないために、ナビのジャイロも学習補正が進まず、結果としてジャイロで推測するのが比較的難しい高速道路などのゆるいカーブなどで、ワケのわからんところに車(もちろんナビ上の事で実際の車が暴走するワケではありません)が暴走してしまうという状態が繰り返されるので、アンテナ位置を変更する作業を行ったのです。
 その後で、Fさんと共に一緒に試乗チェックをしてみると、今までの状況よりも改善されているので、一応安心して今日の作業はオシマイということにしたのです。
 そこでFさんが、「ありがとうございました。費用はおいくらですか?」とおっしゃったものの、今回に限って、オレは費用をいただくつもりが無かったのです。

 というのは、元々Fさんのプジョーは、ナビ等のメーカーからの車両情報が非常に少なく、ご相談をいただいた時点では、とても仕事としてお引き受けできるだけの情報が揃っていなかったのです。
 テスターなどを駆使してチェックできるような内容の情報が不足しているだけであれば問題ないんだけど、もっと根本的な問題が確認できない場合は、少なくともその段階で無責任に引き受けるわけにはいかないので、その時点でそれ以上の情報が入手できない場合は、仕事としてお引き受けできない事をお伝えするつもりだったんだけど、Fさんがディーラーだけでなくアチコチで大活躍をされて貴重な情報を入手された事とFさんの熱意に押されてお引き受けしたという経緯があったのです。
 というワケで、本来アンテナの移設は、ウチのミスではなく、すでに受信状況が良くないので外に設置するほうが良いというアドバイスを行った上で室内に設置するように希望されているので、作業料をいただく事は妥当な事なんだけど、前回作業に漕ぎつけるまでに、非常にお手伝いいただいた部分の恩返しとして、今回は無料で作業させていただいたのです。
 そう言えば、先週の金曜日に専門学校に登板した時、民法などについて説明する時間に「損益相殺」というのを教えたのです。
 これは、例えば自動車による死亡事故などが発生した時に、不幸にも亡くなられた方のご家族に賠償金を払う際の考え方なんだけど、被害者が亡くなられて、定年までの収入が得られなくなる反面、普通に亡くなられるまでに生活上どうしても必要な経費も無くなるワケなので、見込み収入から必要経費を差し引いた金額をベースに賠償金を検討するような、ある事を元に得られるものと失うものを相殺して、その差額を補填するという考え方なんだけど、今回の作業にはもちろんコストがかかっているものの、情報を収集していただいた事で得られたメリットもあると判断したので、Fさんへ感謝の意味を込めて「損益相殺」に準じる処理をしたのです。
 よろこんでいただいてなによりでした!
11月27日
 先日の試乗の話は反響が大きかったようで、オレとしてもビックリです。
 ところで、その反響の中で新車の試乗会などで乗れる試乗車もアブナイのか?というご質問があったんだけど、アレは別です。
 多くの場合、試乗車にはちゃーんと保険をかけているので、ほとんどの場合、もし不幸にも事故を起こしても責任追及や損害賠償を請求される事は無いと思うので安心してくださいね。
 え!ほとんどの場合というのはどーいう意味かって?
 世の中には、もちろん例外も、想定外もあるのです。
 ま、マトモな新車ディーラーであれば、車両保険を含めた一般の方々の運転時にも保険が支払われる契約になっているはずなんだけど、時には車両保険に加入していないケースや、事故の際には一律の負担金を求めるケースもあるらしく、それはやむを得ないものの事前にそういう説明をしないことが多いからシャレにならない場合があるのです。
 もう1つ、たまに見かけるのが、営業マンの個人所有の車に試乗させるケースがあって、試乗を希望される方は、ディーラーの試乗車だろうと思って乗ったものの、事故を起こしてみると、営業マンの車で、しかも乗員限定の保険になっていたなんていうケースも見聞きしているので、これも注意が必要なのです。
 というワケで、ゼヒゼヒ試乗の際には、そういう事を確認してから乗ってみてください!

{試乗車事件 番外編}
 オレの在籍したディーラーじゃなくて、隣のディーラー(オレの昔を知る人なら、どこかわかりますよね?)での事件なんだけど、当時新型MR2がデビューして、当然のように試乗車が用意されたのです。
 そこで、MR2の良さを十分に予習しようと考えたかどうかはともかく、深夜試乗車を使って周辺の道路で爆走した営業マンがいて、路面のバウンドで大クラッシュしてしまったのです。
 当然その営業マンは、「深夜にも関わらず、予習をして誉めてあげよう」なんて言われるワケなくて、コッテリと油を絞られたらしいのです。(そりゃデビュー直後の試乗車を失うと、次に準備するのも生産が追いつかないので大変なので叱られて当然かも)
 スポーツ走行を確かめたい車の試乗は、十分に注意してくださいね。

{バカボンド}
 皆さんはこのタイトルのマンガをご存知ですか?
 結構学生の間でもブームになったマンガで、宮本武蔵を題材にしているマンガなんだけど、タイトルが妙な名前ですよね?
 オレも最初に聞いたときには、何じゃそりゃ?というカンジで、バカボンの過去形か、バカなボンド(ジェームスボンド)のパロディー物語かと思っていたら、宮本武蔵だと言われて、尚更???だったんだけど、昨日ひょんなことから語源を知ったのです。
 そう、英語に堪能な方なら「・・・アホな新枝めが!」と思われていたと想像できるんだけど、放浪という意味の言葉なんですね。
 いや〜、英語などを使う学校にも講師として従事しているオレとしては、実に穴を掘ってでも隠れたい気持ちになったんだけど、オレの担当が英語じゃなくてホントによかった!
 今度の金曜に、その学校に乗り込むので、英語担当の先生に聞いてみよっと・・・・返り討ちにあいそうな新枝です。

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