トワイライト裏業務日誌 2002年6月
6月1日
 あっという間に6月ですが、このところ3週連続で恒例となった「土曜はタイヤ交換」デーです。
 ま、今日は65タイヤだった事もあり千手観音号は横でオヤスミして、普通のタイヤチェンジャーでの作業だったんだけど、お客さんであるTさんは「あぁ、これが千手観音様かぁ、今日は拝めると思って楽しみにしていたんよ」と言いながら手を合わせていたからおかしかったの何のってね!?
 
 ところで、今日から改正道路交通法が施行になったのは皆さんもご存知ですよね。
 酒酔い運転などは前歴なしでも免許取り消しで欠格期間1年間(15点)だったのが25点になったり(欠格期間は2年かな?)、酒気帯びもこれまでより基準が厳しくなって、呼気中のアルコール濃度が0.25mg/L以上が6点の違反もしくは付加点数だったのが、同じ濃度だと13点に引き上げられて、これまで検知されても検挙されなかった0.15mg/L以上でも6点(一発免停)になったので、よくある「警察24時間」みたいな番組で、ギリギリでセーフになって、ニヤッと笑っていた人たちは、軒並み検挙と相成るのです。
 あと、最近作られた「危険運転致死傷罪」も45点で、少なくとも数年間は運転させないという方針が明らかになっているのはニュースなんかでもチェックされたと思うので、点数のためじゃなくて、自分と周りの人たちの為に、冗談抜きに安全には注意してください!
 何しろディーラーなんかに長くいると、残念な事に死亡事故も何度も経験して、お客さんの車がトラックの下にもぐりこんで、首がちぎれたというケースや、頚動脈を損傷して、血しぶきだらけの車を現地まで取りに行った事もあり、その時なんかは血や肉片の臭いで何とも言いようが無かったのを、いまだによーく覚えています。
 他にも、飛び出した子供をはねて死亡させた車を証拠品として警察が押収していた後で、持って帰った事もあるのです。。(ボンネットのヘコミなどを見ると、いたたまれなかったというのが正直な気持ちです)
 特に、飲酒運転を繰り返していた人が、死亡事故を引き起こし、被害者の方とその家族だけでなく、加害者の家族までボロボロになっていった過程なんかをつぶさに見ていると、ホントに車の危険な側面を考えずにはいられないのです。
 不可抗力的な事故もあるので、防ぎきれないのは誰でもわかっている事だけど、せめて重過失による悲惨な結果だけでも回避できる努力をしてほしいというのが、そういう悲惨な現場にも数多く立ち会ってきたオレの願いでもあるので、皆さんも少し考えてみてくださいね!

{今日?のお宝}
 先日学生を引率して博多に行ったことは日誌にも書いたけど、ホントに精力的に店を回り、ラーメンもシッカリと押さえて、実はさらに本も買ってきたのです。
 オレの読書好きは、オレの周りでは結構有名で、ホンの20分程度の時間で5冊くらい選んできたりするという、とんでもない購入方法でビックリされる事も多いんだけど、学生を集合させるまでに時間があったので、天神の地下街で本屋に寄ってみると、ピンクの派手な表紙でなかなかスンゴイタイトルに思わず惹きつけられたのです。
 タイトルは「だめ恋愛 脱出講座」という、結構インパクトのあるキーワードだったので、思わず手にとってパラパラめくってみると、オレが日頃感じていた事について、実に詳しく書いてあるのです。。
 例えば、よく、「私はお父さんが大嫌いだから、絶対に違うタイプの人と結婚する」と日頃言っているコに限って、そのお父さんと同じ欠点を持っている男ばかり好きになって振り回されているなんてケースを見たことありませんか?(オレの周りには何人もいます)
 これって、生い立ちからの深層心理によって、なぜかそういう相手ばかり選んでしまうんだけど、その理由が明快にかかれてあるし、オレの仮説と非常に酷似していたので、ホントに目からウロコが100枚も取れたってカンジなのです。
 対象読者は、一応”だめ恋愛”にハマっている女性のようだけど、男が読んでも勉強になるし、小さな女の子を持っているお父さんには絶対にオススメの1冊です。(20年後に後悔しないためにも)
 この日誌の読者に、女性はそんなに多くは無いと思うけど、もしアナタがカレシに会えなかったり、メールが返って来ないだけで不安になったり、いろいろな事で悩んでしまうような恋愛をしていたら、一読の価値アリです。(個人的に観察すると過半数の方は該当するはずです)
 書いてあることを受け入れたくない部分もある(特に女性の場合、表層意識と違う深層心理を受け入れにくいという傾向があるため)かも知れないけど、そうかも知れないと思えれば、間違いなくその後の魅力UPは間違いナシです。(お父さんも必読です)
 読んだ方は感想も教えてくださいね!
 ちなみに、この本には詳しく書いてなかったものの、良い?不倫と良くない不倫の違いのヒントも書かれてました。(ちなみに、やっても良い不倫という意味ではありませんよ!)

{今日の大感謝!!}
 昨日、日誌で大文字に勝手に変身する事件を取り上げたら、いろいろな方からアドバイスをいただきました。
 タイヤ交換のTさんも、ソフトの解説書まで持ってきてくれたのです。
 日誌の影響力を再確認するだけでなく、皆さんの配慮にいつもながら感謝です!
 ぜひぜひ、また困った時には「新枝救助隊」を編成して助けてください。
6月3日
 おとといの日誌で紹介した「ダメ恋愛 脱出講座」は、どうも大反響のようです。
 絶対に興味があるだろうなと思える人に、体当たりセールスマンよろしく「この前面白い本を買ってねぇ・・・」などと、アチコチで仕事の話を棚上げにしながら紹介すると、「買って読んでいるけど、実に面白い」とか、「父親として実にギクッとするポイントがたくさんあった」とか、「よく考えてみると、これまで付き合った彼女ってみんなそういう部分があった」なんていう感想や反応が電話やメールで怒涛のように押し寄せてしまったのです。。。
 来週の広島の紀伊国屋ベストセラーに名を連ねていたら、間違いなくオレが犯人です!?
 そうなったらゼヒゼヒ出版元の青春出版社の皆さん、オレの功績を称えて、オレの著作を世に出してください。

 え!オマエのバカネタなんて、世に出すだけで恥の輸出じゃって?
 まあまあまあ、でもオレは2年前に某出版社から出版についてのオファーがあったんですよ。
 その時には、編集部員のコメントだけでなくて、原稿を査読した「出版審査委員会」で金賞じゃなかった、筆力の高さを評価されていたのです。(ワープロでA4サイズで5枚も講評をいただいてます)
 何しろ、この業務日誌とは違って、書けない禁じ手が少ないから、そりゃ面白さ200倍くらい(自己申告ですので適当に想像しておいてください)だから面白くても当然なんだけど、残念なのは協力出版というお互いが費用を分担する形態でという話だったので、ボツにしちゃいました。
 ホントは、「スター誕生」(古い!)なみの狭き門をくぐりぬけたんだから借金してでも出版すれば良さそうなものなんだけど、何といっても甲斐性が無いからねぇ・・・(ん?根性も無い?ごもっともで)
6月4日
 とても梅雨入り前とは思えない暑さですが皆さんはバテてないですか?
 オレなんて、もう1ヶ月前から完全夏モードだったのは、すでに日誌で書いているけど、今日なんてホントに暑くてたまりません!
 今日は、広島ではちょっとした有名高のH商業に乗り込んできました。(訂正 お邪魔させていただきました・・・・)
 この学校は野球なんかでも非常に有名な学校で、正面玄関の両脇には野球やバスケットでのトロフィーがズラリと並んでいて、生徒の男女比率が1:9くらい(女のコが圧倒的です)で、極論すれば男は野球部だけ(大げさすぎますので反省です)というような、日誌読者の多くの方にはうらやましいところです。
 んで、そういう花園に何をするために行ったかというと、目的は実にマジメな話で、この学校は商業高校なので、その商売に必要なノウハウの実証実験のために、校内にコンビニショップを持っていて、そのショップを生徒が中心になって運営しているという面白い学校なのです。
 そのコンビニショップの見学と、運営している担当の先生や生徒の意見などを聞き、今後の参考にさせるために某コースの学生達を連れて行ったのです。
 ところが、この高校と専門学校は、直線距離にすると大して遠くないんだけど、交通機関的には非常に便利の悪い位置関係になっているので、担任が学校の車を運転し、それでも運べない学生をオレの車で運ぶ事になったのです。
 最初は学校の車にあふれる人数の2人だけという話だったんだけど、「先生の車って5人乗りよねぇ?まだ乗れるよねぇ」と言いながらオレの返事も待たずにホイホイ乗ってくるので、あっという間にテンコ盛りになって高校へ向かったのです。(一応定員乗車です、念のため)
 その最中、ある学生が「暑くて汗が出てたまらない」というと、同じく同乗したHちゃんが「汗かきってスケベじゃってしっとる?」等ととんでもない事を言い出したのです。
 何でも、いつか明石屋さんまがTVでそういうことを言ったらしく、だから「汗かきはスケベ」というのは間違いないことだなんて言い出して、挙句の果てに「ね。ね。みんなもそう思うよね」などと同意を求め始めたのです。
 「おーい、ちょっと待て!それじゃ本場仕込みの大汗かきのオレはどうなるんじゃ?」というと、ニヤニヤしながら「やっぱりそーいう事なんじゃないの?」などとバッサリと切り捨てられたのです。。。
 こればっかりは、「そんな事は無いから試してみる」なんて事はできないので、「理論を説明せんとオレは納得せんもんね!」などと、いつまでも暴れたんだけど、皆さんそういうのって世間で当然のように言われているんですか??
 もしそうだったら、これまで日誌で再三にわたって「ヤセの汗かき」だとか、「ナイアガラのような汗」だと繰り返し豪語していたのに、「汗かき=スケベ」を信じて止まない人が読んだら、オレは「ヤセのスケベ」とか「ナイアガラ級のスケベ」だと、いつもうれしそうに豪語していた事になるじゃないですか・・・
 そりゃ、知らない事とは言え、恥ずかしい事限りないじゃないですか!(んが!)
 きっと違うと信じつつ、ご存知の方教えてください。(理論も)
 ちなみに今日の昼食は、そのコンビニショップの売上に貢献してきました!
6月5日
 なんと広島では、最高気温が33度を記録してしまいました!
 これで、汗かきじゃなくても汗をかく天候になったので、「オレは汗かきというワケじゃないぞ!」と、昨日のHちゃんのコメントをまだ引きずっている新枝です。(個人的には正真正銘の清廉潔白のつもり??)

 さて、スポイラーの塗装&取付を完了した車を入念にチェックして納車してきたんだけど、オレのオニのようなチェックにも1発合格の仕上がりに満足でした。
 ホント塗装なんて価格だけで判断できない技術力に影響するから、安いと思って依頼してガッカリしたなんて経験をお持ちの方も少なくないですよね?
 最近車検と一緒で「早い」と「安い」ばかりが判断基準になっているけど、そういう2つを無視する必要も無いものの、それだけではないのも事実なのです。
 特にFRPやウレタンの塗装は、その丁寧さがはっきりとわかってしまうので、特にツヤの違いなどがわかりやすい色の場合は皆さんも十分に検討して依頼するところを考えてみてください。
 オレはサラリーマン時代の終わりの4ヶ月は、自動車メーカーの政策会社に戻って、車の査定もやっていたから普通の人に比べると、補修などの仕上がりのチェックは相当厳しいとは思うけど、「何じゃこりゃ?まさかこれで金を取ってるの?」と思うような、査定入門用の補修・塗装をした車もよく見かけるものです。

{密かな野望!?}
 昨日のHちゃんとは全く別人のH君から、先日メールが届いた。
 「今度ボーリング大会を企画しますから」という内容だった。
 このH君は、オレの元教え子で現在は仕事をがんばっていて、学生時代にハロウィン・パーティーの行列では、大仏様の被り物で練り歩き、見事TVカメラにゲットしてもらったという経歴の持ち主です。(オレもTV見て爆笑したのです)
 ところが、そういうメールが届いていながら、それから全然連絡が無いので、他のことでメールする時に、「ボーリング大会どうなってるの?」と聞くと夏ごろに実施の予定だというのです。
 それでピンと来たオレは、早速「オマエひょっとして、コッソリ練習して自分だけ良いスコアで上がろうとしてないかい?」と突っ込みを入れると「ははは、バレましたか。極秘特訓中です、華麗な左投げを披露します」なんて返事が返ってきたのです。
 もちろん、それでオレのメールが終わるワケなくて、「左投げ?左のミゾに落とす訓練かい?」とかもっとひどいのは「左のレーンに投げて、となりの女のコに話をしようと思っとるんじゃないだろうね?」とか、自分でもひどい突っ込みだと思うようなメールをポンポン送っておいたんだけど、「マジメに左投げ」だなんて言うので、「じゃ、しょうがないから、オレも付き合って2人揃って左投げを披露しようか?」と言っておいたら「そーですね。一緒にビックリさせましょう」と返事が返ってきた。(ちなみにオレは左利きだと世間では言われています・・・エヘ)
 H君はどうやらオレの利き腕を忘れているようです。

 という事で、そのうちに開催されるボーリング大会が楽しみだけど、これまで日誌を読んでいただいている方なら、この話の続きが夏まで持ち越しになるワケないと思いますよね?
 というワケで続きは明日!
6月6日
{NO GOの決断}
 数日前の話なんだけど、Aさんからタイヤに関する問合せがあったのです。
 この問合せをされたAさんは、これまでお会いした事も無く、商品を購入していただいた事も無いんだけど、ワリと近くにお住まいなだけでなく時々メールをいただいている方で、あるルートでホイール&タイヤを入手されたものの、そのサイズでそのまま使ってよいか、それともタイヤを交換するべきかというお問い合わせをいただいたのです。
 早速ホイホイと調べてみると、先日日誌に登場したケースのように、すでにホイールに装着されているタイヤでは軸重に対して対荷重能力が明らかに不足していて、荷重と外径に対して適正なサイズにするとホイールのスペックとローダウンしている関係でタイヤがフェンダー等に接触する可能性が極めて高かったのです。
 特に、ローダウンしているケースのクリアランスというのは、実際にはマトモなデータがないのでやむを得ないところもあるんだけど、接触するとマズイというので、接触しない薄いタイヤを販売してOKにしているケースをよく見かけるのは、安全を確保する部品であるタイヤの販売員としては失格だと思っているのです。
 それを説明しても購入したいというケースは棚上げするとしても、せめてそういう危険を理解して説明だけでもして欲しいというのが同じ業界人としての願いなんだけど、Aさんはいろいろ検討の結果、このホイールを使う事を断念されたようでした。
 Aさんは、その決断をした際に、オレに手間をかけて売上に貢献できなかった事を申し訳ないと思われたようなんだけど、個人的には「良い決断」をしてもらえて、むしろうれしいくらいなのです。
 今回のように理論的に良くない事がはっきりしているようなケースでは、断念するというのは非常に勇気ある判断のはずなのです。
 これを”NO GOの決断”と呼んでいるんだけど、プロでも、最優先項目ではない条件に判断を迷わされて、実施して大事故になったというケースは、いろいろな業界で後を絶たないのです。
 例えば、もうかなり前の話になってしまったけど、スペースシャトルのチャレンジャー号の爆発事故だって、アレは不幸な事故でも何でもなくて、事前から良識ある技術者はその危険性から打ち上げを反対していたのです。
 というのは、当時の補助ブースターとの間の燃料通路にあるゴムシール(Oリング)は、ある一定以下の気温になると密着性が保てないというのがわかっていたのです。
 ところが、すでに予定していた打ち上げ日時を、様々な理由で何度も延期せざるを得なくなった挙句に、最終予定日時に極めて気温が下がってきて危険性があるのはわかっていたけど、これ以上遅延をもたらすのは良くないと判断して打ち上げた結果があの爆発だったのです。(要するに人災)
 これは技術的にはNGを出すべき条件だったのに、組織内の人間関係で、これ以上遅らせると言えなかったという、本来どうでも良い理由を優先したからあのような結果になったという至極当然の結末で、乗組員はその本末転倒の判断の犠牲になったというワケなのです。
 だから、Aさんが無理をしないという決断をされたのは、確かに商売的には”ガッカリ?”だったかも知れないけど、プロとしてはとってもうれしかったというワケです。
 というワケでAさん、気にしないでくださいね!

{ボーリング 第2話}
 というワケで昨日の続きなんだけど、このH君はちょうど1年くらい前にも、オレに挑戦状を叩きつけた事があったのです。
 それは、「最近通販でトレーニングの道具を買ったので、トレーニングにハマッている」と言い出したので、結局夏休み明けにどっちがトレーニングしたか競い合う事になったのです。
 んで、オレはどうしたかというと、夏休み中、サルみたいにトレーニングして、腹筋なんか連日3ケタをがんばったもんだから、夏休み明けにH君は、「マジですかぁ?ちょっと腹に力を入れてみてください、触りますから。 げ、腹筋割れているじゃないですかぁ?何回やったんですか?毎日3ケタ〜?マジっすか」と疑問形と感嘆詞の混合山脈状態になって、オレのアホさ加減に唖然としたんだけど、それが面白かったので、今回も是非ビックリさせてやろうと思っているワケなのです。
 以上の経緯でビックリさせよう作戦をがんばりたいワケなんだけど、ビックリさせる作戦として

1.ゴールデンボールのマネをして金色のマイボールを作って持って行く。
2.金城武扮する芥川のマネをするために、黒木瞳のソックリさんを探して連れて行く。

 という2パターンを考えたんだけど、正統派?のオレとしては、やっぱりキレイなフォームでフックボールを投げてビックリさせたい(あくまでも希望です!)という3番目を選択する事にしたのです。(金色のボールって悪趣味だもんねぇ)
 んで、まずは練習あるのみ!と言いたいところだけど、最近のボーリングってプレイ料金が高いですよね?
 少なくとも貧乏神、じゃなかった貧乏人のオレには、サルみたいに練習するには高めだと思うので、理論も勉強しながら練習&イメトレ(イメクラではありません!)を組み合わせていく作戦にしたのです。
 というワケで、命名の王様として、独立時の屋号を命名してあげたビッグハンズさん(元ボーリング場勤務)に長電話をして、それまでの”誤解のウロコ”を100枚くらい落としてもらったので、来週は元の取引先担当者で面白いキャラのN課長に電話して実践で教えてもらう事になったのです。
 このN課長は風貌もキャラも最高に面白い人なので、来週のネタに使おうと思うけど、この人もマイボールを持っているサル状態の人なのです。
 というワケで、酒飲んでイメトレ!(しつこいようですがイメクラではありません)
6月8日
 朝からピーカンの天気の下で作業です!
 先日、高速道路を走行中に先行のトレーラー付近から飛来した鉄板(結構厚め)がエボリューションのインタークーラーにグサッと刺さってしまい、不幸にもインタークーラー破損(もちろんその前のグリルもパー)、ナンバーも一部に亀裂が入っただけでなく、別の飛来物によるものなのか、ボンネットにへこみが生じたというUさんの修理だったのです。
 ま、完全無欠に直せれば良いんだけど、とりあえずインタークーラーは交換しないとどうしようもなかったので、インタークーラーとその前のグリルの交換に出かけたのです。
 また、いつものようにワイワイガヤガヤ言いながら作業をしたんだけど、バンパーを取り外してみると、表面よりも内部の鉄板(フォースメント)に、かなり広範囲な変形が発生していて、やはり飛来物の衝撃の大きさをUさんと一緒に実感したのです。
 何しろ、そういう変形があると、分解したが最後、なかなかネジが入らなかったり、ファスナーも止まらなかったりするので、優しく、そしてワイルド?に組み上げて取り付けて完了だったんだけど、あまりにもピーカンで気持ちよかったものの、どーもヒリヒリするなぁと思ってよーく見たら、この時期にしてかなりの日焼けになってしまいました。
 最近は倉木麻衣の曲が流れているSEA BREEZEを吹き付けると、もうヒリヒリ!(ひえ〜〜手遅れじゃ!)
 ちなみに購入した頃はアムロちゃんだったかも。(古過ぎ?)

{今日の脱線}
 作業が済んで、もう1件仕事を済ませて、商品の出荷をして、明日の準備に爆走したんだけど、夜、落ち着いてから、アニメーションeカード(バースデー用)を1通予約したのです。
 送った相手はFちゃんという卒業生の1人で、何で誕生日まで覚えていたかというと、何とオレと一緒の誕生日だったからで、何かの話の時に誕生日を聞かれて(星座の占いか何かにかけられた時だと思う)、@月@日と言ったら「うそぉ〜、私と一緒じゃ〜」などと言い出したのです。
 また、このお調子者め!さんまの恋の空騒ぎのメンバーみたいに、来るゲスト来るゲストに「私大スキだったんですぅ〜」なんていうコがいるけど、てっきりそういうノリだと思って信用せんかったら、Fちゃんは葵の紋所の印籠、じゃなかった運転免許証を出してきたので納得せざるを得なかったのです。(日本国桜田門のお墨付きだもんね)
 この前Fちゃんから届いたメールにも、「同じ誕生日だからねぇ」と意味ありげに書いてあったしね。
 え!意味ありげってどういう意味かって?
 そりゃカンタンですよみなさん、「誕生日も同じ私だから、もっと身近に感じていてね! という意味では全く無くて、誕生日に”なんぞ”を期待してま〜す!」という意味に決まっているのです。
 ところが、メールアドレスまで知っていながら、オレはFちゃんの住所なんて知らないし、そのメールにも書いてなかったので、せっかく考えた、ちょっとしたプレゼントは”お預け”にして、アニメーションeカードを送る予約をしておいたのです。(Fちゃんも詰めが甘いねぇ・・・)
 やっぱり”なんぞ”をもらいたい場合は、ちゃんと送り先を教えておかないとねぇ。(ですよね?皆さん)

 ちなみに、皆さんにとって知りたくも無いオレの誕生日は、今日のドラマの「ゴールデンボウル」の芥川の誕生日と一緒?です。(一緒かどうかは何とも言えないけど、金城武のコメントどおりで考えてみれば正解です)
 というワケで、用意周到なオレは、HPにちゃんと住所を表示(webショップだから当然だけど)して、皆さんからの”なんぞ”をお待ちしています!(決してウイルスは送らないよーに)
6月9日
 何とちょっとぶりに4時台のメールの返事を送ったのが今日の仕事始めです。
 今日は、オレの初めての経験で、フリーマーケットに行ったのです。
 というのも、オレの担当している某コースの学生達が実習活動の一環として、接客、販売傾向のリサーチなどを習得するために、フリマに出店したいという希望があったので、一緒にいろいろな準備をして出店したから、早朝からのスタートになったワケです。(ちなみに、無粋な話をすると、これは講義とは違うので、オレはもちろんノーギャラです)
 しっかし、オレは出店はおろか、フリマには出かけた事すら無かった”ど素人”ので、あんなに人が集まるものとは思いませんでした。
 正直言って、今日は天気が良過ぎるし、広島では「とうかさん」という歴史のある祭りの最終日だし、サッカーのワールドカップ日本VSロシアがあるので、出店しても閑古鳥の集団に襲われたらどうしよう?なんて心配していたんだけど、早めに乗り込んだおかげでテント付のブースは取れる(まさに早起きは三文の得)わ、人の流れの中心に陣取れるわ、ウチのご自慢?の看板娘'sがズラリ勢ぞろいでの接客だわで、驚くほど良く売れました!
 周りのブースを見渡すと、朝と終了時刻では、それほど大きく陳列商品が変わっていないんだけど、ウチのgoods garden(彼女達のそういう活動をする時のグループ名です)は、ビックリする事に、出品した80%くらいが売れたのです。(これも、普段のオレの行いの良さが原因か!?)
 というワケで、出店料や細かな経費を除いても、次回以降の活動のための資金を確保できました!(みなさんありがとうございます)
 ちなみに、来週の日曜も広島大学跡地のフリマに出店しますので、みなさんgoods gardenをよろしく!

 その最中も、バッチリとメール対応もできて、ご注文をいただけたのは、ご注文をいただいた皆さんとモバイルVAIO君に感謝です!

{昨日の回答}
 オマエに誕生日なんかあるのか?という突っ込みから、ヒントに使った金城武主演のゴールデンボウルはフィクションだから、アンタの誕生日もフィクションでんがな!という考えすぎの回答までいろいろあったんだけど、今日、フリマにちょっと面白いオジサン(年齢的にはおじいさん)が来られて、誕生日で生まれた日の曜日を暗算で当てて、しかもその人の生まれ持った性質も言い当てるという占い並みの演出のパフォーマンスを、ウチのご自慢?の看板娘'sに披露していた流れで、オレの誕生日を聞かれたので、そのオジサンに言うと、となりに座っていたSちゃんが、「え?それって今日じゃん!」とビックリしていたのです。
 そーなんです、そーなんです。今年の誕生日は、こういう誕生日だったのです。
 学生達の一部のコは、「うっそぉー、こういう誕生日じゃかわいそうですよね?」なんて言っていたけど、ま、みんなが活き活きと自発的に色々工夫している姿を見れた1日なんだから、決してかわいそうじゃないですよね?

{今日の戦利品}
 せっかくフリマに出店するんだから、是非よそのブースにある魅力的な商品をゲットしようと思って、朝にツバをつけていたのがMDコンポとキーボードだったのです。
 MDコンポ(と言っても家庭用)は、最初に聞くと15,000円だと言われ、個人的相場観では「高いはず」と思ったので、そのまま夕方まで様子を見ていたら、やっぱり想像どおりそこのブースの商品はほとんど売れ残っていたので、「もうちょっと価格を考えてみてもらえない?」なんて言うと、かなり悩んで「う〜ん、しょうがない13,000円」と個人的な4桁希望とはかけ離れていたので交渉断念になったのです。(ちなみに、そこは最後まで主要な商品が残っていました)
 もう1つのキーボードは、もちろんパソコンのキーボードではなく、いわゆる音楽関係のキーボードなんだけど、価格はOKなものの1度売れて姿を消していながら、なぜか午後に復活しているので聞いてみると、前日チェックした時にはOKだったのに音が出ないキーが2つあったので、クレーム返品になったと言われて、これも断念!
 しょうがないので、近くのスポーツ用品店でバッティンググローブをゲットしてブースに戻って、バッティンググローブを開封しながらMDコンポとキーボードの話をすると、Iちゃんが「先生の趣味って広すぎじゃ。まさかキーボードとバッティンググローブを同じ人がゲットしようとするなんてビックリ」と言っていたので、「そりゃ、まだみんなはオレの1%も理解してないはずだからだよ」などとワケのわからんコメントでケムに巻いておいたんだけど、確かに”ワケのわからん”度は、他人以上の新枝です。
6月10日
 昨夜、商品の手配は言うに及ばず、取引先への調査依頼の内容などもfaxで夜中に送り付けておいて、久しぶりに”ゆっくりめ”のお目覚めをすることができました!(ささやかなシアワセ!)
 ま、その後はいつもと同じように電話、メール、faxの三位一体化業務?をこなしたんだけど、ちょっと所要で運転する時に、昨日の戦利品を一緒に持ち出してみたのです。
 そう、その戦利品とはバッティンググローブなんだけど、またまたホイホイとバッティングセンターに乗り込んだんじゃなくて、なんと運転に使えるかどうかテストしてみたかったのです。
 というのも、「レーシンググローブが買いたいけど金が無い」という方のために、もしバッティンググローブが流用できれば比較的安価でレーシンググローブもどきを持てるかな?と思ったワケで、早速テストと相成ったワケなのです。
 何しろ、未だにバッティンググローブ反対派の昔々の解説者のイメージはともかく、今のバッティンググローブは、すんごく柔らかでフィットするので運転の邪魔になるワケもないと、早速手にはめて運転したのです。
 なかなかgoodじゃんと思いながら運転したんだけど、レーシンググローブと決定的に違うのは、品質の良いレーシンググローブの場合は、滑らないようで、意識すれば適度に滑らす事ができるのに対して、バッティンググローブは、実に滑らないのです。
 これって、滑らないために装着するので、一見OKに思えるかも知れないけど、滑らせたい時に適度に滑らないのは、実は結構難しいものなのです。
 というワケで、残念ながらドライビンググローブの代用としてはNGという判断をしたんだけど、実際にはそういう意味で違いの無いドライビンググローブもあるから一概には言えないんだけど、オススメではないという事で今回の実験は幕です!
 ま、オレはドライビンググローブも持っているので、安心してバッティンググローブというか素振りようのグローブに使わせていただく事に決定です。
6月12日 第3話!?
 質問です!
 次のキーワードで連想するものはなにでしょう?
 1.パンチパーマ
 2.ゴツイ体
 3.金ムクの時計(ブランドは失念!)
 4.同じく金のネックレス

 と、ここまで来れば、某業界スジの人というのが最も多い回答だと思うんだけど、それ以外の回答って何でしょうか?
 次にイメージするのは、ちょっと前に一世を風靡した代々木ゼミの通称「ヤッチャン先生」(本名をこれまた失念)ですよね。
 まさにその代ゼミの先生ソックリのキャラが某タイヤ販売会社のN次長です。
 某タイヤ販売会社と言っても、タイヤ交換で来ていただいた方も多い、あの千手観音号が安置?されている会社とは違うブランドのところです。

 この人は、オレがまだカー用品業界の駆け出しの頃からの付き合いだから、オレ個人は、その風貌で何も思う事も無いんだけど、当時の先輩のマッスルKさんも、その他の人たちも「アブナイ人に間違われるよ」とN次長にいつも突っ込みを入れていたんだけど、いつも取引先の人に愛されるだけでなく、酒も飲めないんだけど宴会では一番飲んでいるほど盛り上がるし、子供にソフトボールを教えているんだけど、大人気のオジちゃんのようなのです。
 ちなみに、このN次長が今日の日誌に登場したのは、今晩オレの”とある”お願いを聞いてくれて時間を作ってもらったからなのです。
 そのカワイイ人生の後輩?(オレの事です・・)のお願いというのは、ボウリングを気合い入れて教えて欲しいというお願いなのです。
 「またぁ、オマエ本気でH君と勝負するつもりなのか?」と心有る人は突っ込みそうだけど、まさにそのための最終兵器?として登場してもらったのです。
 今日はスコアは無視でいいから、ちゃんとした投げ方を身につけよう!という温かい指導の元、第1球を見事ガーター(恥)で始めたオレは、だんだんヤッチャン先生じゃなかったN次長のお眼鏡にかなうフォームになってきたようで、「そうそう、うまく親指からボールが抜けているから、ちゃんとスピンかかっている」とOKサインをもらえるボールも半数近く出るようになりました。(感謝)
 要するにちょっとだけフックボールを投げれるようになったんだけど、今までよりもボールを重めにしている事もあって、段々握力が無くなって来てしまったので、手前でボールが離れた場合は悲惨な結果になって、スペアの後がGマーク(ジャイアンツのロゴではありません)だったりして、「アホやなぁ」なんて言われたものの、後は握力の強化と投げ込みの量だからというコメントで今日はカンベンしてもらいました!
 というワケで、何だかボウリングにサル状態でハマりかねない予感が・・・・(ホント、悪いクセじゃ)
 
 ちなみに、マイボールはともかく、プロテクターは欲しい、今日この頃です。。
 日本では上手くないのに野球で言えばバッティンググローブを使っていたり、ボウリングでプロテクターを装着しているとカッコ悪いっていうイメージって無いですか?
 反対に、冬のクソ寒い中、「ご意見無用」と筆でかかれている着流し姿でスキーを上手に滑っていれば実にカッコいいというノリがあるように思うんだけど、よーく考えてみると手首をちゃんと固定してコントロールを改善するための道具なんだからボウリングのプロテクターなんてモノは、むしろ力の無いシロートが使うべきモノなんですよね?
 オレは先入観でプロテクターって結構高価なモノだというイメージが強かったんだけど、どうも金属系のモノじゃなければ1,000円から2,000円程度でボウリング場にも販売されていたのでビックリです。
 「どーせ、おまえのことだから、パクッと買ったんだろう??」って?
 ハズレです!オレはそんないい加減な?人間ではありません。
 では、何で買わなかったのか疑問に思いますか?
 それは、オレが非常に自制心がある人間だから・・・・というのはタテマエとして、左投げ用が無かっただけだったりして。。(ははは)
6月18日
 日誌の更新を怠っていた理由は、1に多忙のため、2にワールドカップのため、3に大食いのため、なんて書くと、「ウソつけ、オマエの事だから、きっと4番の”ボウリングにハマってスッカリ日誌を忘れていた”んだろう」という突っ込みがありそうだけど、読みながら、瞬間にそう思った方は、間違いなくこの日誌に間違いなく毒されています!?(そのおかげで、このページはウチの超人気ページです)
 ま、品行方正勤労青少年のオレをご存知な方であれば、ボウリングにも軽くハマリながらも、ちゃんと仕事をしていると思っていただけるのではないかと勝手に想像しているんだけど、昨日の朝に出張作業があって、オレの行いが良かったせいか、その作業が「サクッと」終了したもんだから、帰路につくべく車を運転していると、またしても意識を失って、気づいたらボールを投げていました!(結局、このパターンなんですよね?)

 ところが、外見が危なそうなN次長に手取り足取り教えてもらったポイントを押さえながら、思いっきり、そして丁寧に第1投をリリースした瞬間、なんと軸足のお尻の部分に痛みが走ったのです。
 きっと、根を詰めて練習していたので、それが原因の筋肉痛があったんだけど、その軽い痛みをかばう投げ方をしたのが悪かったようで、エライ痛みがあったんだけど、根っからの貧乏性?のせいか、そのままなんと3ゲームも投げつづけて、帰ったら階段を登るのも苦痛の連続状態になってしまったのです。
 そういえば、数年前に、「スキーを上達するべ」と、これまた気合い入れていて、スキースクールに申し込んでいた時に、スクールが開講する直前に、超大型転倒をして立ち上がる事もできないような経験をしたときも、もったいないからというアホのような理由で痛みを抑えて2時間のスクールを受講して、あきれられてしまったという経験があるんだけど、まさにそれの再来です。
 ここまで書けば、皆さんは「ホントにオマエはサルみたいなやっちゃなぁ」と、驚くよりもあきれる方が多いと思うんだけど、仕事も、それ以外も「広く、そして深く」を人生訓として標榜しているオレとしては、なぜかそういうパターンにはまってしまうようです。(後日冷静に考えると、あきらかにじん帯を痛めていた事は明白で、賢明な皆さんは決してマネしないでくださいね!・・・by アウトローのアホより)

 ま、その思い出話はともかく、今日も少しは良くなったものの階段の昇降は非常に難しいのを、ガマンしながら日中過ごしていたんだけど、夜になって、以前から親交のある方が入院する前の大騒ぎを企画しているというので、会場前に集まったんだけど、顔の広い主賓の事、オレの面識の無い方々も多く、小市民のオレは緊張しながら会場の階段を降り始めると、@%#$&!$$・・・・
 ケツの付け根の痛みをかばって、足首を捻挫してしまいました。。。
 そりゃもう恥ずかしいの何のって、特に今回は世間でも高名な女性の方々が参加しておられたので、その皆さんの第1印象として、「階段飛び降り捻挫野郎」というのが脳の奥底に刻みつけられたのは間違い無いのです。(ホント、一生の不覚!)
 ま、それがきっかけで、オレの食い放題の焼肉屋を食べ過ぎて追い出された事件とか、定食3つ注文して、お店のコがビックリしただけでなく、同情?して、タイムサービスの残りをタダでサービスしてくれた事などを白状して、すこし和やかな入院前の激例会になったんだけど、帰りの電車などで、やっぱり足が痛いの何のって、帰ってみると、明らかに腫れていました。
 というワケで、皆さんも気をつけてください!

{聖書の教訓?}
 ところで、この日誌を書いている最中、ふと気づくと、足首は痛いものの、お尻部分の痛みはスッカリ消えていました。
 聖書に、右のほほを打たれたら、左のほほを出せというのは、ひょっとして右のほほの痛みを忘れたかったら左のほほをもっと強烈に打たれて、右の痛みを忘れろという教訓なのでしょうか??
 ということは、足首の痛みをガマンしているオレは、今度はどこを差し出すべきでしょうか??

{今日のコラム??}
 手相、人相というのは、信じるか信じないかはともかく、世間では認知されていますよね?
 ところが、骨相というと、イキナリ認知度が下がってしまうんだけど、同じように骨相学として存在しているのです。
 今日の参加メンバーにそういう部分に精通している人がいたのです。
 このMさんは、以前から噂を聞いていただけでなく、骨相については、かなり昔に面白い話をオレ自身が知っていたので、仲介をしていただいたOさんにも話したことがあるんだけど、太平洋戦争頃の日本の海軍で、何と嘱託として骨相学を修めた人が1人雇われていたのです。
 その理由は、当時科学の最先端という雰囲気の強い、パイロットの適性を骨相で判断するという、非常に違和感溢れる話なんだけど、これがよく当たったらしいのです。
 例えば、海軍省に勤務している軍人を20人ぐらい集めて、「この中から、パイロットを当ててみてください」と海軍側の担当者が事前の知識も与えずに質問すると、その人が指差した数名はすべてパイロットだったそうなのです。
 もちろん海軍側の高官も、これには驚いた反面、まだ残りのメンバーの中にパイロットが2名いた事に気づき、「この2人もパイロットである」というと、その骨相見の人は、平然と「そうかも知れませんが、パイロットとしてはあまりお上手ではないはずです」と答えたらしく、それには一同大爆笑だったそうなのです。
 なんと上手ではなかったというのは正解だったからなんだけど、そういう実績を元に嘱託として採用された後には、パイロット練習生の採用時に面通しして、「誰々はテクニックは良いが命を落としやすい」とか、「上手くは無いが、大丈夫」などと細かなコメントが、パイロットとして成長した時に、かなりの確率で立証されたらしく、あまり知られて無いものの、戦争中の海軍が占い師を雇っていたという面白い話があったのです。
 それはともかく、今日同席された方は、そういう部分も見る方らしく、ホントはもっとオレが日頃仮説を立てていたいくつかの傾向について、どう考えておられるのか聞く時間が無かったのは残念でした。
 え!どんな仮説があるのかって?
 ちょっとここでは書けませんから、いつかお会いした時にでも質問してくださいね。
 その時には、皆さんが、その仮説に関係無い事を、オレのこの目で確認してからコッソリご説明します!
6月21日
 名誉?の負傷3日目です。
 スーパー激烈捻挫をおこした翌日なんて、ホントに泣きそうで、足首をよーく見ると、かなり腫れているだけでなく、逆関節技状態になったところは、デデデンと内出血していたので、それを見たときの顔色と共に青くなっていたのが衝撃的でした!?
 もう階段なんて這いつくばって登っているに近かったんだけど、さすが”若い!?”だけあって、今日は、なんとかそろりそろりと歩くくらいは問題なくなってきました。
 そういう中、足首をガッチリと固定して運転していたんだけど、ヒザを上手く使ってペダルコントロールをしていると、意外な事に歩くよりはよっぽど苦痛が無かったので、ホントにそれだけが幸いです。
 以前紹介していたけど、高速振動などでの不具合チェックの微妙な速度調整などのために、以前から足首だけでなくヒザも上手く使ってペダルコントロールをできる訓練をしていたんだけど、まさに「芸は身を助く」ってことですよね。
 ま、ちゃんと本当の能力を発揮したいんだったら、捻挫しないような階段の降り方を忘れなきゃいいじゃないかと突っ込まれそうなのは、オレも、もちろん自覚してます!(はっはっは)
 んで、今日、専門学校に登板して、そのことを話すと、予想していた事なんだけど、実にニヤニヤしている人がいたのです。
 その不届き者?は、今時のおねえさん系の同じ非常勤のK先生なんだけど、このK先生、なんと20日ばかり前に同じ右足の足首をひどく捻挫して、じん帯を伸ばしてしまって、未だに回復途中なのです。
 だから、オレが「ひょっとして、誰かに足の痛みが移るように、お祈りでもしなかった??」と聞くと、身を乗り出して「何ですかそれ?」というので、悲劇のヒーロー新枝クンの可哀想な捻挫物語の顛末を教えてあげると実に楽しそうでした・・・(悪いヤツじゃ!?)
 皆さんホントにご心配をおかけしましたが、目下のところ来週末までには完全回復を目指していますので、ご安心ください。

{昨日の余計な一言}
 昨日、商品が入荷したのでいつものように出荷をするべく、伝票を見ながら、お客さんへの納品書を作成していると、以前メーカーから見積もりがあった仕入価格よりも1万円も安い伝票があったのです。
 取扱商品には、当然のように天山山脈のように連なってご注文をいただくものがある反面、まったく販売していないものもあるんだけど、今回の商品は、見積もり後に1回売れて、その後久しぶりの販売だったのです。
 すでにお客さんは、ご注文内容と価格の明細を確認して、銀行振込でご入金をいただいていたんだけど、1万円も仕入れ価格が安いというのは、言い換えれば1万円も儲かるという事にもなるので、一見ラッキーと思われるかも知れないけど、はっきり言ってオレは、足首と同じで、その伝票を見た時に、マジで青くなったのです。
 確かに、すでに価格についての合意があって、代金も振り込まれているので商法上は全く問題が無いから、もしその仕入価格が正しかったとすれば、「1万円ラッキー事件」として幕にしてもいいんだけど、なぜ1万円も安いのかというのが大問題だとオレは思ったからなのです。
 例えば、「新枝さんはいい人だから、今回だけ清水の舞台から飛び降りたつもりで1万円サービスしとこ!」みたいなノリであれば、オレも人の子なのでホイホイと甘えるんだけど、途中でメーカーが価格改定をしていて、オレのところにそういった情報が届いていないんだったら、そりゃもう大問題だからなのです。
 特に、ウチのHPに掲載しているこの商品は、定価があるんだけど、その仕入れ伝票には定価が廃止されている(オープン価格)事になっているので、そういう可能性が高かったのです。
 もし、それを、「ま、いいや、儲かったんだし」なんていって放置していると、それは、お客さんが気がつかなくても、その時点に存在しない高い価格で販売しているという道義的な責任を放棄している事になると思ったので、万一そういう事態であれば適切な価格との差額を返金する作戦を考えながら、メーカーに電話してみると、いつもの受付のコが「間違いありませんし、ウチのシステムにもちゃんとその価格で登録されています」と断言したのです。
 念のために確認してねとお願いして電話を切り、「こりゃ大変じゃ!お客さんに事情を説明して振込口座を教えてもらわないと・・・」と思っていると、メーカーから電話があって「すみません、やっぱり間違いでした。当初の見積もりが正しい価格です」と言われたのです。
 さらには「というワケで大変申し訳ないのですが訂正の伝票(もちろん高い価格になるということです)を送らせていただきます」なーんていうもんだから、儲かるとか儲からないとかじゃなくて、お客さんに間違った価格で販売してなかった事を確認できてホッとした反面、メーカーのシステムの間違いを見つけてあげただけでなくて、正直に申告したんだから、「何もご褒美はないの?」と言いそうになったのです。
 余計な一言が波乱を呼んだ1日でした。
 皆さんも気持ちわかりますよね? トホホ
6月25日
 またまた久々の登場でスンマセン!
 さすがに強烈な捻挫だったために、平地を歩くにはほぼ支障のない程度にまで回復したものの、まだ下りの階段がツライ今日この頃です。

 さて、最近某レーベルからCD-Rにコピーできない音楽CDソフト(CCCD)が発売されたのは、皆さんももうご存知だと思うけど、ホントはコピーできるんじゃないのか?とか、音質に影響は無いのか?などと、特にCD-R愛用者の方は興味津々だと思うんだけど、アスキーで色々テストしてみた結果が報告されていたのでご紹介します。
 まず、基本的にはCD-RへのコピーはできないもののMDにはコピーできるというのはご存知ですか?
 「そりゃ差別じゃんか!」と思われる方も多いと思うけど、これは品質の差があるからなのです。
 詳しい方はご存知だと思うけど、CD(MP3などの記録方式は違います)と違ってMDはCDに記録されている信号そのものをダビングしているのではなくて圧縮しているので、多少なりとも品質が劣化しているためにMDをコピー規制の対象ソースから外したようなんだけど、通常のCD-Rへのコピーの場合は、ご存知のように元々の音楽CDと同じ品質のものがコピーされます。(エラーで読み取れない信号などはもちろん例外です)
 レーベル会社としてみれば、同一のクオリティを1枚100円以下でも購入できるCD-Rでバンバンと作成されたらたまらないというのは、誰でもわかることで、その対策の為に登場したのがコピーコントロールCDです。
 んで、その音質についてなんだけど、オレはまだそのCDを直接聴いた事が無いので、これまで判断できなかったんだけど、本当に音質に影響ないの?というのは、発表された時からの疑問だったのです。
 通常のCDでも、表面のクリア層に使用する素材やエッジの部分の乱反射を抑える技術があるだけで、実際の音質が向上するのは、読み取りミスが減少するからなのです。(細かな理論はややこしくなるので省略します)
 それなのに、同じ信号の中に、”とある”信号をもぐりこませたCD(CCCDのことです)が、通常と同じように読み取りミスを起こすと、音が悪化する可能性があるんじゃないか?と思っていたけど、さすがにCCCDと同じソフトで通常録音版が発売されてないので比較のしようも無かったのです。(併売したら誰もCCCDを買わないから当たり前だけど)

 ところが、アスキー編集部は、なんとコピーコントロール成分を取り除いてCD-Rにコピーしたものと比較試聴したらしく、その差がはっきりと確認できたらしいのです。
 どうやらお手軽なエントリーモデルのオーディオでは、さほど違いがわからないらしいんだけど、高級機になればはっきりと低域、広域ともに差が確認できて、コピーコントロール成分を除去したCDは、非常にスッキリとした再生音だったそうです。

 というワケで、商品化されていないものの、どうやらCCCDをコピーする事は、”技術的”には可能なようです。
 個人的には、その理論に仮説を立てているんだけど、14,15ビット部分がミソじゃないかという気がするんですが、ご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいね。
 
 ちなみに、音楽業界では、「そりゃええ話じゃ!」とばかりに、2社を皮切りに続々とCCCDが発売されるという予定だったらしいけど、宇多田ヒカルのNEWアルバムを制作する際にプロデューサーが音質の差を理由にNGを出したので、今後はちょっと様子見のようです。(エライ!?)
 ちなみにアスキー編集部では、注釈として「このようなコピーガードを除去してのコピーは違法となります」とコメントしているんだけど、コピーガードの無いCDが個人的な試聴でコピーを認められていて、ガードがあれば違法になるというのは、根拠法でもありましたっけ?
6月26日
 今日は、朝からちょっとした作業に取り掛かっていたんだけど、その途中に約40km離れたところに在住の方がナビなどを取りに来られて、その引渡しをして、それが済んだら作業に戻って、午後からはまた別の作業としてナビの取り付けがあって、終了したら取引先へという作業等に大活躍?な1日でした。
 午前中にナビを取りに来られた方は、そのまま戻ってご自分で取付されるそうなんだけど、仕事の関係で共通点があり、ホントはもうちょっと話をしたかったものの、オレも作業が2連発で控えているし、お客さんも戻って早く作業をしないと日が暮れたら大変なので、ピッカピカの新車にヨダレを流しながらお見送りしたのです。(注 ヨダレはお車には付着させていません)

 午後のナビ取付は、以前、持込の商品の取付のご依頼のあったFさんのご紹介で、ウチでナビのご購入と取付をご検討いただいて、ありがたい事にご指名?をいただいたんだけど、そのご紹介いただいたコメントが「丁寧に作業してくれるお店」だったそうです。
 こういうご紹介ってホントにうれしいものです!
 え!モノが売れればウレシイのは当たり前だろうって?
 今回のように商品を購入してもらうのは、モチロンうれしいんだけど、その手前の段階として紹介していただける事が無上の喜びなのです。
 更に、オススメのコメントが丁寧に〜だったから尚更うれしいものなのです。
 だからというワケじゃないんだけど、オレの出張取付としては、かなりの近場だったし、今日はお客さんがご不在だったので、昨夜実車確認と取付位置の打ち合わせに行ってきたのです。
 そこで、お客さんからのコメントが「いやー、やっぱり今日来てもらって良かった。私の希望をシッカリお話できたので、ホントに良かった」ということで、よーく聞いてみると、某量販店ではゼンゼンそんな事ないらしいのです。
 こういう話は、オレも色々な方からよく聞くんだけど、個人的に某量販店などに取付を依頼する事が無いもんだから、ひょっとしたら日本で一番そういう事情を知らない人間なのかも知れません!?
 でも、そういう打ち合わせって重要だと思うので、なるべく実車でできなくても、何らかの形でいろいろな事前打ち合わせをおこなえるようにしているんだけど、それを感謝されるのは、業界のだらしなさが浮き彫りになった気がして複雑な気持ちですよね?
 特に、個人的な理由としても、事前打ち合わせをおこなっておくと、つまらないことに迷わなくても済むので作業も容易だと思っているんだけど、他の店ではどう考えているのか、オレの解き明かせないナゾの1つになってしまいそうです。

{CCCDその後}
 やはり、何人もの方々から情報をいただきました。(ありがとうございます!)
 まず、やはり違法との事です。(根拠法の条文は時間があれば細かく検討してみようと思う)
 んで、やっぱりコピーができるそうです。(だから違法を先にかいたんだけど)
 ついでに言えば、ノーマル録音とCC録音の比較は併売していないので、比較試聴ができないと書いたのは、大きなマチガイだったよーです!
 BoAの「Every Herat -ミンナノキモチ-」が、シングルカットされているものがCCCDで、アルバムに収録されている方がノーマルなんだそうです。。。
 高級機をお持ちの方は、是非両者を試聴してみてください。
 ん?その前にCDを購入してみてください かな?
6月28日、29日
 専門学校に登板して、いつものように3連発の講義をおこなったんだけど、その最後のコマは1年生の講義です。
 このクラス、男のコが3人いるんだけど、そのうちの1人K君が「サッカー命」なので、先々週の講義のときに、「絶対にK君はサボるだろうなぁ・・」と勝手に確信しつつ教室に乗り込むと・・・・3人ともサボっていました! OH MY GOD!

 先週は研修のために講義が無かったので、今日教室に乗り込んで一言。
 「この前、K君は絶対にサボると確信していたけど、よりによって3人揃ってサボるとは、オシオキじゃ!」などと関節技をかけようとしたら(注 かけておりませんのでご安心ください!?)、笑いながら「スンマセン〜〜」などと言っておりました。
 ところが、今日の講義に出てきたのは、他の女のコ全員とK君ともう1人。
 もう1人、先日紹介した槙原2世が居ないのです。
 まあ、しょうがないのでそのまま講義を進めていると、入り口のドアが少し開いて、タコのようになった槙原2世がニヤニヤしながら顔を覗かせているのです。
 この光景、絶対にビデオで皆さんに紹介したかったくらい、みんなも爆笑したんだけど、フラフラしながら席につくので話を聞いてみると、昨夜11時まで飲んでいてさっき起きたので、あわてて来たというのです。
 その11時が、昨夜の23時と思っていたら、何と今日の昼前の11時まで飲んでいて、15時ごろに乗り込んできたというからビックリです。
 ま、普通の考え方では、「とんでもないヤツ」ということで叱られてオシマイなんだけど、オールナイトで飲みつづけて4時間後に学校によく来たもんだと、オレは、ある意味感心してしまったのです。
 確かに、誉められた事じゃないけど、社会人になれば、このガッツは必要ですよね?
 遅くまで、付き合いで飲んでいても翌朝「シレッと」して会社に出てくるというのは、社会人の必要条件じゃないけど、十分条件としては存在しますからねぇ。。
 ちなみに、講義終了後、階段を下りる足どりが若干アブナイので、最後まで一緒に下りながら話をしたんだけど、来週はちゃんとシラフで来るそうです。(当たり前か?)
 ちなみに、彼はオレの記憶では20歳まで、もうちょっとだけ時間があったような気がするんだけど・・・気のせいかな??

{大事件}
 その最後の講義が終了して、控え室に戻りメールチェックすると、メールサーバーに接続されない。
 再起動しても同じだったので、「しょうがないから帰ってからチェックするか」と思って、デスクトップのほうでチェックすると、全く同じ症状。
 思わず胸に手を当てて考えてみたけど、特に反省点も無い?ので、サーバー会社に電話すると、やっぱり障害が発生しているという返事だった。
 「1時間程度お待ちいただいて、チェックしてみてください」などと回答があったので、ちょっとノンビリしながらチェックすると、やっぱりダメで、その後も15分間隔くらいで接続しても全くアカンかったのです。
 おーい、冗談じゃないぞ!と思いつつ、サポート窓口に電話をすると、予想どおり無情にもサポート時間終了のガイダンスが流れていたのです。
 まさか月曜まで、このままじゃないだろうなと、小市民のオレは心配で心配でしょうがなかったんだけど、翌日(29日)の15時前にようやく回復していました。
 というワケで、なんと24時間ほどの接続障害が生じていましたので、お返事が遅れた皆様ホントに申し訳ありませんでした!
 天下の@@@@さん、よろしく頼みますよ。
6月30日
 先日、オレのディーラー時代の後輩のKクンが、オレ達の在籍していたメーカーの政策会社を退職するという噂を聞いたので、久々に電話をしてみたのです。
 多分、オレの退職時から連絡を取り合っていないので、かれこれ3年半が経過していると思うので、取り次いでくれた奥さんもビックリしていた(別にアヤシイ電話のかけ方でビックリさせたワケではありません)んだけど、ホントに久々にいろいろな話をしたのです。
 Kクンは、オレの2期後輩で、転職組だったから1歳下なんだけど、なんと4人の親でもあるのです。(完敗?)
 あれこれ話が盛り上がった中に、Kクンが入社間もなく車を販売したお客さんとの間にトラブルが生じて、たまたまオレがそのお客さんの電話をとったために、不在だったKクンに代わってお客さんの話を聞いていた。
 最初は、富士山大噴火というような雰囲気で、「車は絶対にキャンセルじゃ!」と言われていたものの、じっくりと話を聞いているうちに、「アンタ(オレのこと)を見込んで頼みがある。 ダメ元でもう一度話をしてもいいから、Kクンを連れて一緒にウチまで来てくれ」という、いわば最後のチャンスをもらえるところまで漕ぎつけたのです。
 一旦保留にして、店長に「〜という状況になったので、Kクン連れて行ってきますわ」と言うと、店長曰く「そりゃ、オマエ行かんでええよ。担当違うんだから」と、オレのことを気遣ったとも、何にも考えてないとも言えるコメントが返って来たんだけど、確かにオレは担当が違うものの、オレとの電話対応でオレは見込まれて、最後のチャンスとしての依頼をもらったんだから、社内の役割分担なんてこっちの都合に過ぎないので、お客さんの意思を優先して、Kクンを連れてお客さんの家まで遠征したことがあるのです。
 そのことをKクンは、よーく覚えていて「あの時はホントにうれしかったなぁ」と感慨深げに言ってくれたのには、オレも懐かしくて、うれしくて、思わず木に登りそうだったものでした。。。。
 それ以外の、深夜まで話を聞くのに付き合った話などもポンポン出てきたんだけど、「新枝さんは、仕事にはすごく厳しかったけど、優しかったもんねぇ」だそうです。。。
 はっはっは、仕事には厳しすぎてスンマセン!

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