トワイライト裏業務日誌 2002年5月
5月7日
 皆さんはGWいかがお過ごしでしたか?
 オレは、GWをこれまでゴールデンウィークの略だと思っていたんだけど、どうも今年はジャイアンツウィーク(へっへっへ)の略だったみたいですね。
 これまでの日誌を読まれている方であれば、オレは広島生まれの広島育ちなのに生粋の巨人ファンだというマジメ?な人生を歩んできたのを、アチコチの日誌ネタで想像されていると思うけど、コテコテの巨人ファンのクセに、時には野球を忘れるシーズンも結構あるのです。
 ところが、突然熱くなって気合い入れて見ているシーズンを振り返ってみると、そういうシーズンのGWに、巨人はボロ負けしているケースが多かったので、野球的には良いイメージを持っていなかったんだけど、そのGWに、あっという間に阪神に0.5差ですからねぇ。。(阪神ファンの皆さんスンマセン!)
 原はアホだから個性集団の監督は勤まらんなどと、散々批判されていたけど、選手を活かすためにコーチの存在があるという、ある意味当然で、よく忘れがちな姿勢を忘れることなくコーチを務めていた原監督だからこその、キメこまかな采配には感動モノです。
 でも、スーパーサブと言われた元木も守れるポジションが多いけど、福井もファースト〜サードそして外野まで何でもアリというのは、まさにスーパーサブサブってカンジで、新外国人を含めて、放送開始後に打席に入る選手が、今日はどこを守っているのか予想するだけでもなかなか面白い今日この頃の巨人です。

{ウイルス その後}
 ウチのパソコンは、家のデスクトップもモバイルVAIO君も、もちろん大丈夫だったんだけど、みなさん5月6日のウイルス暗躍日は大丈夫でしたか?
 3週間前にデビューした亜インタイプ新タイプのウイルスも、さらに蔓延しているらしいので、今後も注意してください。
 ウチには、休み中も、合計100通以上のウイルス感染メールが届いていたんだけど、このウイルス蔓延時代?に、まだウイルスにお目にかかってないから1度見てみたいなんていう人がいたので、その人の後学?のために、思わず100通全部転送してあげようかと思ったくらいです!?(実際には、駆除済みのメールしかパソコンに残らないので、モチロン送りようがないのです)

{苦手転じて・・・・・}
 5月5日と言えば、「子供の日」なんだけど、広島周辺では、例年行事としてフラワーフェスティバルというイベントだけでなく、米軍海兵隊岩国基地の基地祭が恒例行事で、ブルーインパルスも参加するので、毎年10数万人が集まるために、いつも岩国周辺は大騒ぎになるのです。
 ところが、今年はブルーインパルスが飛行取りやめだったという情報がTさんから事前に入っていたからというワケではなくて、色々あったので飛行機バカでもあるオレとしては珍しく見に行かなかったんだけど、今日、昔からのお客さんのTさん(さっきの人とは別人)から、岩国基地祭に行った感想がメールで届いたのです。
 それは、4月5日の日誌に書いた、元自衛隊パイロットで、現在アクロバット飛行を基地祭などで展示飛行しているロック岩崎さんが岩国でも展示飛行(曲技飛行)をしていて、ナレーションで名前を聞いて「あ!業務日誌で紹介されていた人だ」と気づいて、思わず感慨深かったそうなのです。(ちなみにナレーターの女性の声は、なんと岩崎さんの娘さんです)
 まあね、何でもそうだけど、ちょっとした事を事前に知っているだけで、同じモノをみても親密度って確実に向上しますからねぇ。
 だからこそ、映画のメイキングビデオなどもプロモーションという意味ではとっても必要なのです。
 そこで、これから晩秋まで全国の基地祭などで、ロック岩崎さんの曲技飛行を見るチャンスがある方も多いと思うので、4月5日分の情報(ホントに無理の無いエネルギーマネジメントを駆使して飛行機を操る達人)以上のネタをご提供しようと思うのです。
 
 実は、このロック岩崎さんは、パイロット志望で自衛隊に入隊していながら、なんと飛行機酔い(エアシックと言います)がひどい人だったのです。
 ビックリでしょう? 言い換えれば、車酔いする人が運転免許を取ったとか、バスやトラックのプロ運転士になったとか、そういうノリです。
 しかも、車酔いする人でも、多くの場合は自分で運転する場合は何とも無い方が圧倒的なはずなんだけど、このロック岩崎さんは、練習機時代に自分で操縦するようになっても、ひどいエアシックに悩まされていて、養成過程の途中で、何度もパイロット課程をクビになりかけた人なのです。
 ところが、旋回するときにも、微妙にずれて旋回するときにエアシックにかかり、横滑りなどを起こさない操作ができればエアシックにかからない事に気づいてから、運命の女神に微笑んでもらえたのです。
 それに気づかなかったら、パイロット不適格として途中でクビになっていたことは間違いないのに、エアシックにかかる傾向を発見したために、横滑りなどを極力押さえ込める旋回方法を見つけることができたのです。
 これは、車の旋回操作でも同じ事が言えるんだけど、教えてもらった手順で操作しただけでは、エネルギーの無駄遣いや意味の無いスリップやスキッドが発生するんだけど、徹底的にエネルギーマネジメントや、1つのアクションを操作する事による全体的な影響をシッカリ理解することで、微妙なタイミングや舵の量を調整でき、それでバッチリとした旋回が可能なのです。
 だから、ロック岩崎さんは、パイロットには致命的と言えるエアシックにかかるという欠点を持っていたために、その微妙な操作の意義が余計実感できて、結果として「400ノットを超えた速度でのスプリットSは岩崎以外は禁止!」などの”お触れ”が飛行隊に徹底されるくらい、操縦の達人になることができたのです。
 ね、興味深い話でしょう?
 まさか、達人、しかもアクロのパイロットが、飛行機酔いに悩まされていたなんて、あの複葉機でグルグル回りながら曲技をする姿を見ながら、このネタを思い出していただければ、是非とも記憶に残るアクロ飛行になると思いますよ。
 というワケで、皆さんもサーキットばかりじゃなくて、たまには飛行展示を見ることもオススメです。

 ちなみに、オレの苦手って何でしょう??
 この前のフードコーディネーターのマーケティングの講座では白状したんだけど、なんと、実は、人前で話す事が非常に苦手だったのです。
 「またまた〜、オマエ、ディーラー時代から接客をしていて、今じゃ講座や学校で講義したり、講演する事もあるのに、よくそんな冗談言うなぁ」と思っているそこのアナタ! 冗談やシャレじゃおまへんよ。
 これホントなのです。
 特に小学校低学年時には、自覚は無いものの「吃音」(いわゆる”どもる”症状)だったらしいのです。(あまり気づかれてないけど、実は今でもそういう余韻があるのです)
 ウッソだろう?? あれだけしゃべり倒すオマエが、そんなワケない。。。と疑って止まないオレの回りの人も多いかも知れないけど、これもロック岩崎さんと同じで、できなかったから、一般の人達が見過ごしてしまう問題点を見つける事ができたので、今や講師として声がかかったりすることがあるし、オレの切り口や視点が違うのもこれが1つの原因なのです。
 というワケで、苦手なもの転じて得意なものになるというのは、ある意味真実なのです。(ただし時間が必要ですが)
 皆さんも苦手なものを研究してみてはいかがですか?
 オレは小食に挑戦してみようかな?(これはムリ?)
5月9日
 ウチに届くメールは、何も皆さんからのご注文やお問い合わせだけでないのは、この日誌をお読みであれば十分にご存知だと思うのです。
 事実、いろいろな講座で受講されている方や卒業生からもメールが届いているんだけど、卒業生のFちゃんからもメールが頻繁に届いているのです。
 これをオレの回りの連中は、「うらやましい」と思っているようなのです。
 確かにうらやましい関係かも知れないけど、その連中の「うらやましい」というニュアンスとはかなり違って、当然のように人生の先輩としての関係でのうらやましさなのです。(したがって、残念ながら?あやしさ0%!)
 特にFちゃんとは、ここしばらく毎日のようにメールのやり取りをしていて、その部分だけを見ると、確かにうらやましいと思えるかもしれないけど、内容の1つは「恋愛相談」で、オレの提案によって、Fちゃんは無事恋愛危機をクリアしたらしいのです!(良かった良かった)
 それ以外にも、学校で休憩時間などに学生の恋愛悩み相談でいろいろコメントさせられるものだから、知らない間に「恋愛の神様」みたいなイメージを勝手に作られているんだけど、んなワケない!(残念ながら強調)
 コレを言ったらオシマイだけど、世間にはびこっている?恋愛の多くは、錯覚とか心理の裏返しによって成り立っている場合が多くて、オレが見ていても、やはりとっても素晴らしい人は、残念ながら意外と恋愛関係に縁遠いケースが多いのです。
 ホントは、最近死語になったちゃんとした紳士や淑女が付き合うと、コレ最高の恋愛物語の開幕になるはずなんだけど、意外と素晴らしいコには悪いヤツがくっついていたりするのは、皆さんも見て経験したことありますよね。
 それには、それぞれの人の心理による相互作用でそうなってしまうんだけど、それを説明するとエラク長くなりかねないので省略するけど、とりあえず学生達には、どうも恋愛の相談窓口としてのブランドになっているようなのです。
 まさに医者の不養生みたいな話じゃ!(あんまり意味を考えないよーにしてくださいね)

{メールその2}
 恋愛ネタは置いておくとして(どこにじゃ?ナゼじゃ?)、先日のフードコーディネーターのマーケティングで、いろいろ斬新な切り口(学問的には”突飛的”かも?)で、受講される皆さんにお話した反響はかなりのもので、オレ自身も影響の大きさにビックリしているんだけど、その切り口を聞いて、自分の仕事に取り入れて改善策を着々とすすめているAさんがいるのです。
 講演などで「ほっほう、これは良い話だ」などと感心して帰っても、一晩寝て自分の仕事との現実を目の当たりにすると、「ま、仕事は仕事。言われたとおりにやっておくしかしょうがない」などと、スッカリ感心したことを忘れる人が多い(オレの先輩もほとんどがそうだった)のに、このAさんは、結構がんばって地道に取組んで、その内容やいろいろな環境を時々メールしてこられるのです。
 それに対応してアドバイスしたからと言って、別に報酬も何も無いんだけど、個人的に言えば、こういう前向きに取組む人って大好きなので、おだてられなくても木に登って応援してしまうのです。(昔のアニメで”ブタもおだてりゃ木に登る”というネタがあったけど、オレはおだてられなくても木に登る特技があるようです)
 というワケでAさん、がんばってね!

{日本の幼稚さ}
 昨日、昼にいろいろ打ち合わせをしていた際に、最近の若いコは精神的に幼稚かどうかというテーマがあったんだけど、全員一致で「幼稚」ということで片付いてしまった。
 どうも一説には、最近の20歳は外国の幼稚園児並みの幼稚さらしいという話まであるらしく、日本の将来を危ぶんでいたんだけど、中国にある日本総領事館の事件を見ると、こりゃ20歳だけの話じゃなくて、ホントに日本の重要な役職でさえ自分達の責任を自覚していないという部分を再確認してしまって、ホントに情けない思いで、日本のローカルルールしか判断のロジックに無いのかと絶句しそうです。
5月10日
 今日は岡山で開催されるカロッツェリアの新製品発表会に出かけてきました。
 今回のナビは、なかなか強力ですよ!
 4年前にアルパインが始めて手をつけたAI機能が、「ついにここまで進化したかぁ」と思うくらいです。
 これからせっせとナビ関連も更新するので、カタログと一緒に楽しみに眺めてください。

 昼飯もそこそこに、シッカリ?勉強して広島に帰り、夜はG専門学校の卒業生達と飲み会でした。
 Hちゃんが県外に行くので、その送別会ということで、一緒になって騒いだんだけど、みんなも社会に出て1ヶ月ちょっと時間がたったので、それぞれにいろいろな話があったみたいで結構盛り上がったのです。
 このHちゃんは、学校でもワリと心配させるコだったんだけど、ちょっと遅れたものの最後の根性の踏ん張りで卒業した、意外なほど素直な部分も持ち合わせているのです。
 すでに同期生で東京で就職しているKちゃんからも電話がかかって、みんなで交替で久々に話をしたんだけど、こんなに良い仲間に囲まれてホントにみんなもオレも幸せ者だと思うのです。
 いくら毎日一緒にアレコレしていても、卒業と同時に散り散りバラバラになって音信不通なんてことは珍しくないのに、このみんなはホントに一体感を感じられる仲間ばかりなのです。
 そうそう、皆さん最近のコが入学や就職で1人暮らしをするときってどんな心理だと思いますか?
 レオパレスのCMじゃないけど、せっかくの1人暮らしを盛大に楽しんでいる田中レナみたいなノリを想像されているんじゃないかと思うんだけど、意外なほど最近のコも寂しくてホームシックにかかったというコが多いのです。
 「部屋に帰ると寂しくて仕方が無い。でも家に電話して家族の声を聞くと、それだけで泣きそうになって心配させる気がするから電話さえもできない」なんて、ブリーチかけたちょっと派手目のコが言うとビックリするでしょう?
 でも、多数派の意見で、外見とは何の関係も無いのです。
 オレも半年くらい前に、そういう話を聞いたので、みんなにいろいろ聞いてみると、コレが意外な多数派意見だったのです。
 でも、Hちゃんもやっぱり相当寂しいのかな?
 あの様子は、きっとこれからの不安や寂しさへの裏返しじゃないかと思うんだけど、昨日の参加メンバーはどう思う??
5月11日
 なんと昼まで寝てました!
 グータラじゃ(幕)
 (でも、いろいろと考えを巡らしていたのじゃ!)
5月12日
 昨日とは一転して、マジメな1日なのです!(エッヘン)
 まずは、ニワトリ君より早起きして、徳山(ウチから90km)へ、オーディオの取付。
 徳山のIさんとは、間もなく1年のお付き合いになるんだけど、この遠距離をモノともせずに、いつもご注文をいただくので、ホントに心から感謝です!
 新製品の最初の入荷分だったので、オレも取り付け後に、一緒に説明書を見ながら、基本の操作法だけご説明して、後はIさんからの質問コーナーのお時間になったのです。
 そして、つぎにちょっと所用を済ませて広島に戻りながら、予定には無かったTさんに電話をしてみると、時間を確保できるというお返事をもらったので、そのまま予定を繰り上げてエスティマのオーディオを取付に行ったのです。
 あの、「代ラジオ」を使っていただいていたTさんのことで、取付自体は、もう”勝手知ったるエスティマ”みたいなノリになっているので、カンタンに済んだんだけど、その後ちょっとした日誌のネタから飛躍して、Tさんの人生論を聞かせてもらったのです。
 細かな事はTさんのプライバシーだから省略するとして、やっぱり物事になるべく正面から取組もうと考える人の経験やコメントは奥深いものがあって、とってもボケ&突っ込みコンビ?のオレとTさんの会話とは思えない内容でした。(いや〜、見直しましたTさん!)

 その後、いったん帰宅したんだけど、市内に繰り出して、オレの人生経験史上初の買い物をしてきました。
 「誠実」というモノでも買ってきたんかい?なんて言われそうだけど、なんと「オルゴール」というシロモノを買ってきたのです。
 どう考えても、オレには似つかわしいシロモノなので、ちょっと冷や汗をかきながら商品を選び、カウンターに行くと焼印でオリジナルメッセージを入れることができるというPOPがあったので、思わず「大食い楽勝!」とか書いてもらおうかとおもったんだけど、このオルゴールは、オレが使うわけじゃないので、考えに考えて英語で4行で入れてもらったのです。
 2行目は相手の名前、3行目は日付、4行目はオレの名前です。。
 ん?1行目は????
 はっはっは、それはヒミツです!
 ヒントは”ウインク”です!

 その後、夜にG専門学校の卒業生で、すでに東京でがんばっているKちゃんに、ちょっとHちゃんをはじめ、いろいろな事を聞いてみたら、オレの知らないところでオレに絡むいろいろな話が芋づる式に出てきて、思わずアルコールも飲んでいないのに赤面でした!(これは恥ずかしくて書けんネタじゃわい!)
5月13日 笑顔の行方
 さて、朝も早くから仕事にがんばって、昼からは外出だったのです。
 昨日は西へ今日は東へという言葉どおり、今日は昨日の徳山とは反対方向で、ちょうど同じくらいの距離がある尾道に乗り込みました。
 今や全国的に有名な「尾道ラーメン」を食い尽くしてカンバンを持って帰ったかというと、さにあらず。
 実は、昨日買ったオルゴールを届けに行ったのです。
 5/10の送別会から、いろいろ回りの悪い頭を回転させながら考えてみた結果、繊細で素直だけど、とっても寂しがり屋のHちゃんが親元を離れて県外で生活する事になって、オレや元クラスのみんなもとっても心配していたのです。
 ワリと誤解されやすいコなんだけど、オレが受け持った最初頃(もう2年前)に、ある時にHちゃんの笑顔を見て、「このコは、間違いなく心根のやさしいコだ」と思ったんだけど、やっぱり2年間一緒にいろいろしてみて、それは間違いなかったと確信したのです。
 個人的には、まだまだ短いつもりの人生経験の中で、これほどステキな笑顔を持っているコなんて見たことが無くて、昨夜Kちゃんにもその事を言うと、「そうそう、先生私もそう思うんよ」と言ってて、それは間違いなく内面の美しさが出ているんだと2人の意見が一致したのです。

 んで、送別会の様子を考えて、こりゃ「ちょっとでも寂しくなくなる作戦」を考えてあげるのが良いと思い、それで昨日恥ずかしさをこらえてオルゴールを買ってきたワケなのです。
 よくあるじゃないですかドラマなんかで、辛い事があって部屋に帰ると、シーンとして1人ぼっちで余計に悲しくなるシーンって。
 そこで、せめてオルゴールの心和む音楽でもあれば違うかな?というのがオレの作戦なのです。
 ただ、その時の心理状態によっては余計悲しくなるシチュエーションも考えられるので、その音を聴いてさらに悲しくなる時の対処法をトワイライト秘伝の「オルゴールの取扱説明書」にまとめた(この内容は結構爆笑モノ)のです。
 んで、明日広島を出発すると言っていたので、その時に渡せばいいやと思っていたら、なんと実家のある尾道からそのまま出発するということを知ったのが昨夜で、それからHちゃんと相談した結果、今日オレが尾道まで乗り込んで渡す事になったのです。
 だから、午前中に仕事を片付けて、後はメーカーの返事待ちにしておかないといけなかったので、昨夜は大騒ぎだったのだけど、今日渡したらホントに喜んでくれました。
 オレはアウトローでいながら1人暮らしの経験が無いんだけど、やっぱりなかなか大変だと思うので、辛い時には是非オルゴールを聴いて、その後クラスのみんなが「Hちゃんには似つかわしいモノだけど、必要なモノ」という触れ込みでプレゼントしてくれたカワイイまな板で何か料理を作って食べて元気になって欲しいのです。
 ちなみにHちゃんは、オレに負けないくらいの酒豪だから、きっとそういう時には酒の肴を作るに違いない!
5月14日
 この日誌を読まれている方に限らず、オレの日常をワリと知っている方にとって不思議らしいのは、「新枝は何でそんなにタフなのか?」という事のようで、それは、たまにネボスケであるものの、朝も早くから夜遅くまで飛び回ったり、いろいろな事をやりながら、どう見ても大変そうなのに、何でそんなに、いつも平然としているの?という疑問があるそうなのです。
 先日も、打ち合わせを兼ねた食事の時に、Kさんが「いつも楽しく平常心のように見えるけど、新枝さんって、気分に波があったり落ち込むことなんかないんですか?」と聞かれたんだけど。
 「そりゃーナンボでもありまんがな。」というのが正しいお返事です。

 特に、独立していて、しかも色々な仕事をやっていると尚更で、サラリーマン時代に今と同じプレッシャーや問題点を抱え込めば、多分オレでも潰れていたと思うくらい、いろいろあるものです。
 ただ、オレは昔から心がけるようにしていたのは、”悩む事に悩むような事はしない”という1点と、本質をシッカリ見極めて、本来あるべき姿に近いプランを考えるということです。
 んで、そういうストレスに対抗できる秘訣は何か?ってよく聞かれるんだけど、シッカリ食って、シッカリ飲むと言い切っている、客観的に見たらアホな発言を繰り返している新枝です。。(ホントはヒ・ミ・ツ!?)
5月15日
 昼はマジメに仕事を、そして夜もマジメ?に飲んだ新枝です。
 あのお気楽社員(今や役付き)のTさんと飲んだんだけど、やっぱり実に有意義な時間でした。
 あっという間に6時間近くが過ぎ去って、その間に飲んだ酒量も結構な量だし、それ以上に色々な話もしたのです。
 特に人の育て方というテーマは堅くなり過ぎず、かといって単なるアホ話にもならず、Tさん自身もかなり手ごたえがあったらしい。
 え!子供を持っていない(独身なんだから当たり前だけど)オレに人の育て方を言われたくないって?
 まあまあまあまあ・・・でも、確かに自分の子供はいないけど、後輩を育てるのも、学生を成長させるのも、子供を育てるのも全く同じエッセンスが必要だと感じているんだけど、それって勘違いですか??
 子供は最後まで付き合わないといけないから大変だという意見も聞いた事があるんだけど、少なくともオレは同じようにトコトン付き合っているから同じに感じるんだけど、それって違うのでしょうか?(全国の子供をお持ちの皆様教えてください!)
5月16日
 昨夜の一大長編スペクタクル飲み会?で、ノドがガラガラのまま、学校で登板でした。。(反省)
 ここ数回の飲み会で、翌日ノドがガラガラだったのは、てっきりカラオケで絶叫していたからだと勝手に考えていたんだけど、昨日はもちろんカラオケ無しなので、絶叫並みにしゃべったことが原因なのかも。(どんなしゃべり方じゃ!?)
 「ま、睡眠不足でもバッチリ起きて、ちゃんとこうやって仕事もこなすのが、社会人のスゴイところなのじゃ!」などと学生に偉そうに言ったんだけど、「偉そうに言うならノドも万全な状態で臨まんかい!」という突っ込みが無くてラッキーでした。。(突っ込まれたら、グーの音も出ん)
 その後、真っ直ぐに帰って、マジメにマジメに仕事をしたのは言うまでも無い事です。。。

{今日1番のラッキーコメント?}
 その講義が済んだ後で、1年生の1人が「先生、ちょっと聞いていいですか?」と言い出した。
 ま、オレは何か予定なんかが無ければ、休憩時間だろうが夜中?だろうが問題なく質問に応えるつもりなので応じると、「イヤなお客さんにはどういう対応をしているのですか?」と実に深〜い、そして身近な質問をしてきたのです。
 オレも結構力を入れて話したんだけど、オレの場合は、あんまり好き嫌いが激しくないというのもあるし、ディーラー時代には、他の営業マンが販売したお客さんの対応を引き受けていたので、そういう点では「この人はキライ」なんて選り好みなんかできる環境ではなかったので、どんなお客さんがいても当たり前くらいに思っていられるのかも知れないのです。
 結局5分くらい説明して、「なるほどねぇ」と納得して帰っていったんだけど、まだ教室には2人の学生がいた。
 そのコ達が、「ところで先生独身?」とお決まりの質問をしてきた。
 以前、ひょっとしたら書いたかもしれないけど、オレは新入生の考え方や視点を確認するために、いつもいろいろな質問事項に、学生の思う事を書いてもらっているのです。
 ところが、その質問事項には全く無い事なのに、「その他、疑問に思う事や知りたい事がありますか?」という項目に、「独身ですか?彼女いますか?何歳ですか?スキなタイプは誰ですか?」などという内容を書く学生が必ず5人くらいいるのです。
 今年もご多分に漏れず何人かが書いていたんだけど、よく考えたらその事については、今年に限って何も言ってなかったのです。
 んで、そのコ達は”業を煮やして?”聞いてきたらしく、さっきの質問の順序どおりに、当然「何歳?」という質問に至ったのです。
 いつも思う事だけど、「みんな好きやなぁ、こういう質問」と思いながらも、「え?何歳に見えそう?」という、超古典的なリアクションをしたら、「25歳くらいでしょ?」だって。。(もう単位やろうかな??・・・さすがにウソ!)
 冗談じゃろ・・・と心の中で思いながらも、オレの歳を言ったら、「え〜マジ!?冗談よね」と当分騒いでいたけど、どうやらホントだと理解すると「へぇ、ぜんぜんイケテルじゃん! まだまだ大丈夫じゃない」とお褒めの言葉をいただきました。
 その後、真っ直ぐに帰って、マジメにマジメに気分良く仕事をしたのは言うまでも無い事です。。。
5月18日
 久々に扁平タイヤとアルミの取り付けだったので、高性能タイヤチェンジャーの千手観音号の登場です!
 当初、千手観音号を使い始めた時には、面倒なだけで、ロクなモンじゃないなどと悪態をついていたんだけど、ホイール(幅)とタイヤの組合せによっては、やっぱりありがたい存在で、今さらのようにそのありがたみが身に沁みてきている今日この頃なんだけど、今日の50タイヤでは、普通のチェンジャーでも十分だったんだけど、より千手観音号に慣れるために、使って組込をしてみたのです。
 すると、「心からすがればお慈悲がある」のか、このチェンジャーにも、ちょっとしたコツで、さらに組みやすくなる傾向があることがわかってきたのです。
 ま、自動化されている機械と言われるものでも、実際に全自動のモノは少なく、かなりの要素に人間の判断が介在するから、当然と言えば当然なんだけど、こうやって機械との対話ができるようになるのはホントに楽しいものです。
 ちなみに、今回のお客さんは本来45タイヤで組み合わせる事を希望されていたんだけど、車がヘビーデューティーワゴンで、元々のタイヤサイズより小さくなる事と、荷重に対する能力がかなり下がる事などで、215/45R17ではなく215/50R17に変更をオススメして、50タイヤを装着したのです。
 でも、同じ車に215/45R17が装着されている車は結構走っていて、50より45のほうがエライ(カッコイイ?)みたいなノリになっているけど、装飾品的な価値観はオレも認めるものの安全性に問題がある場合には、少なくともそういうアドバイスくらいはしたほうが良いのではないかというのが個人的な考え方なのです。
 何しろ1輪あたりの荷重能力が215/45R17だと215/50R17よりも60kgも下がってしまうために、フル乗車などの場合には、荷重能力を超える可能性もあるのです。
 ま、荷重能力を超えたから、即タイヤのバーストなんてことにはならないにしても、過熱の促進によるタイヤの異常磨耗なんて事にも影響するので、こういう部分は大切なポイントとして判断して欲しいのです。
 というワケで、皆さんもタイヤ&ホイールの購入時やタイヤの交換時には、ちょっと荷重についても考えてくださいね。
 久々にマジメな日誌でした!!
5月23日
 久々登場の新枝です!
 遊ぶヒマも無いくらい、マジメにマジメに仕事をしていたんだけど、ついに今日病気が出ました。。。
 今日は、学校への登板日だったんだけど、それが終わってメール対応も済んで帰っている途中に、「んーと、出荷は朝済ませたし・・・」なんて考えていると、突然意識を失って、気づいたらバッティングセンターのケージの中でバットを振っていました。。。(ははは・・久しぶりでしょう??この発作)
 ここのところ、相当ストレスもあった(皆さんとの仕事ではありませんよ)ので、まさにストレス解消も兼ねて、清原のコメントじゃないけど、「ボールを思いっきりしばきあげる」というカンジで、思いっきりボールに八つ当たりしてきたのです。(ボールの皆さんゴメンなさい)
 しかも、今日は通常1ゲームで打てる玉数以上に打てる日だったらしく、回数券をコインに替えて、「これでもか!」と打ち続けたらヘトヘトになりました。。。(でもスッキリ)

{今日の達人}
 今、日誌を書きながらニュースステーションを見ていると松井がインタビューに応じていて、その中で長嶋カントクのアドバイスの事に触れていたのです。
 特に、バットスイングの音を長嶋さんは非常に重視していて、微妙なスイングの乱れでも音で聞き分けるのを、最近になって松井もわかり始めてきたとコメントしていたのです。
 よく、笑い話でライバルチームの掛布がスランプの時に長嶋さんに電話で相談すると、「ちょっとバット振ってみなさい」というので、電話口でバットスイングをしたなんて話があるんだけど、その真偽はともかく、長嶋さんって天才のように言われているものの、実はこれほど練習をした選手はいないんじゃないかという位、練習のオニだったのです。
 特に、調子が悪かった試合の後は、食事も忘れて夜中どころか朝方まで素振りをしていたというくらいハンパじゃないらしいんだけど、何も考えずに惰性で練習していると身につかないものの、いろいろなチェックポイントがどうあるべきかを考えながら練習すると、ホントに微妙なニュアンスの違いが大きな差になるのを理解できるはずなのです。
 だから、長嶋さんは、「ブンって振るんじゃなくて、ビュッだ!」なんて擬音ばかりの説明していて、多くの選手は理解不能らしいんだけど、達人の心は達人しかわからないの例えどおり、同じような問題意識を持って、徹底的に練習した選手じゃないと、あのアドバイスは理解できないんじゃないかと思うのです。
 カー用品屋であるにも関わらず、ひょんな事(ホントにひょんな事です)から、教育という分野にも手を染める事になってしまって2年間経過したんだけど、個人的な持論としては、教育というか育成には、底上げをおこなうベイシック教育と、一握りのエキスパートを養成するエキスパート教育に大別できると思っているのです。(かなり乱暴な言い方ですが)
 そして、ベイシック教育は、特に優秀な能力者があたる必要は無く、むしろ自分が理解する課程でなかなか理解できなかったという経験を持つ人のほうが、上手く教えているようなのです。(だからオレが教えているのです!?)
 でも、エキスパート教育は、ホントに徹底的に踏み込めた人じゃないと教えられないし、そういう先人のコメントは、エキスパート予備軍じゃないと理解できないはずなのです。
 そういう意味で、長嶋さんはエキスパートであり、エキスパート養成の教官としては、素晴らしい能力を持っているんじゃないかと思うのは、オレだけなのでしょうか??
5月24日
 昨日のフルスイング100連発による筋肉痛も無く、朝7時からオシゴトでした。(天晴れ!)
 ついでに天気も天晴れで非常に暑い思いをしたんだけど、皆さんはどうでしたか?
 オレをご存知な方なら想像つくと思うけど、”ヤセの汗かき”なので、この時期はすでに個人的には夏モードです。
 だから、ちょっとした作業ですでに汗をかくし、学校に登板する時でも、エアコンが入るまでのこの時期がかなり辛いだけでなく、学生の思わぬ突込みに”冷や汗”までかいてしまうというオマケ付きなのです。
 ま、汗かくというのは、少なくともマトモに代謝している証拠だと思うので安心しているんだけど、炎天下歩きつづけて電車に乗った時なんて、エアコン効いている車内なのに、しばらく汗をかきつづけるので、まるで「犯罪者」のように自分で思えるのだけは、ホントに何とかしたい今日この頃です。

{今日のコメント!}
 今夜は、大事な広島VS巨人のゲームでした。
 その広島市民球場をかすめながら、今夜はすぐ近くの学校へ行ったのです。
 2日連続意識を失って、気づいたら市民球場の3塁側で巨人を応援しそうな予感もあったんだけど、そういう発作をググッと抑えて、ちょうど1ヶ月前にマーケティングを担当したフードコーディネーターの講座に向かったのです。
 今日は、オレの担当日でも何でもないんだけど、他の科目との連携を確認したいので、他の講師の講義を聴講したのです。
 とっても不思議に自分で思う事なんだけど、あれほど勉強しなかったオレが、何でここまでやるんだろうというのは、自分自身の解明できない不思議な部分で、これを明快に説明してくれる人がいたら、100万ペソくらいはあげてもいいかな?と思うくらいなのです。(どっかの番組みたいに、100万円じゃないところがご愛嬌!)
 今日の内容はフードコーディネートの中でのカラーコーディネートで、オレは写真のプリントオペレーターの養成コースにも関わっていたり、雑貨系の関係もあるために、もちろん多くの事は承知している内容だったんだけど、受講されている多くの方は、何となくそういう印象を持っていたものの、ちゃんとした理由付けを説明されて、納得しているようでした。
 しかも、オブザーバー以下の立場として、片隅で大人しくしていたオレの服装を引き合いに出して、同系色による調和の良い組合せとして説明されてしまったので、思わず皆さんの視線を集めで赤面でした。
 いや〜、ホントにええかげんな恰好で行ってなくて良かった!

 さて、今日のコメントとは、この事ではないのです!
 ついに本題に移るんだけど、オレは2月の東京出張前に、東京での4日間問題なく移動中でもメールの対応をできるように、モバイルVAIO君のバッテリーを買い換えた事は日誌にも書いたのはご存知の方も多いですよね。
 しかも、お店のO君と色を確認した際に、オレのモバイルVAIO君は、本体フタの色が薄くてバッテリーが濃い色(どちらも紫系)だったので、バッテリーが薄い紫か濃い紫かと聞かれた際に、自信を持って「濃い紫!」と断言したら、どうもVAIOの常識で言えば濃い紫のバッテリーはもっと濃い色だった(フタは薄い紫であるものの、あれはシルバーだそうです)ようで、色違いのバッテリーを購入してしまった結果になったのは、当時から日誌を読んでいる多くの方々なら、新枝のアホ行為の1つとして、「バッテリーは色をちゃんと見て買うものだよ〜ん!」という突っ込みと、「色違いバッテリー野郎」というありがたくない名前まで頂戴した事件として有名なんだけど、今日の講義の最中によーく考えてみると、これって確かに色違いと言えるものの、言い方を考えると「紫のグラデーション」という言い方もできるではないかと、購入後3ヶ月も経過して気づいたのです!
 やっぱ、今日の講義を聞いて良かったわぁ〜!
 明日から「色違いバッテリーめ!」と突っ込む輩には、「センスの良い、紫のグラデーションと言いなさい」とコメントしようっと!
5月25日
 今日は大阪からのお客様でした!
 というのも、オレのディーラー時代からのお客さんだったN君が、大学の教授の祝賀会があるというので、出身校がある広島に久しぶりにやってくる事が決まってから、商品の相談をして、今朝作業をしたのです。
 ま、わざわざ作業のために広島に来るワケじゃないにしても、こういう利用の仕方をしてもらうのは、とってもウレシイもので、その後一緒にメシ食いながら、久々に色々な話をしたのです。
 
 このN君とは、彼が大学時代からの付き合いで、ジムカーナのコースにも練習のために連れて行った事もあるんだけど、その話が話題に出た時にビックリしたのは、「あの時、新枝さんって結構飛ばしてましたからねぇ」とN君が言い出したからなのです。
 わりと前の話だけど、オレもN君をはじめ4台引き連れて行った事はよーく覚えていて、5台連ねてちょっとしたクルージング気分で高速道路をジムカーナ場まで走った事を思い出したんだけど、その時、オレは軽く飛ばしている程度のイメージだったのに、N君曰く「何言ってるんですか、あの時180km/h出していたじゃないですか」なんて言われて、マジで「うっそぉ〜〜〜」と頭の中はスッカリ疑問形濃縮100%ジュースになってしまったのでした。
 オレの記憶とあまりにもかけ離れていたので、その当時の色々な話を思い出していると、もうさすがに時効なので書いてしまうと、当時高速道路もかなり整備されてきて、しかもリミッターを外せばオーバー200km/hが軽く出せる車がポンポン登場していて、ディーラーへ持ち込まれるクレームにも、そういった速度域での高速振動などの不具合が急増していた時期だったのです。
 「アホ、んなもん100km/h以上出せる道路は日本にはありゃせんわい!おととい来やがれ!」なんて言えないのが客商売の悲しいところ?(これが商売行為なのかどうかは微妙な問題だけど)で、当時のお客さんの担当者もそれを不具合として受けていた。
 ま、「そりゃ大変だねぇ〜、受けるのはどうぞお好きに」と言いたいところだけど、何の因果かそういう診断と対処は、かならずオレのところに回って来るのです。
 「足回りを含む駆動回転系は、オマエが一番詳しいんだから、他の連中に任せてもロクな話にならないじゃないか」と合理的ともムチャクチャとも言える理由で、結局オレが引き受けていたんだけど、確かに当時日本で10台しか無いといわれていた機械まで使えて、その原因を追い込める人間なんて確かに珍しかったもんだから、シブシブ引き受けていたのです。
 しかも、その頃は猛烈に忙しくて連日午前様状態だったので、いつもこういう手合いの走行テストは、その日の最後の仕事に決めていた。
 理由はカンタンで、150km/h程度ならともかく、230km/hくらいの速度になると、少々前方の車との車間距離が離れていても、あっという間に接近してしまうから、そういう深夜帯を狙わないと危険だったからなのです。(ついでにパトカーも少なかったという個人的理由もあったりして・・・)
 振動原因を追い込むためには、精密な速度などの測定が不可避で、その速度でタイヤとかミッションの2次系が何回転しているかなどを計算する事がとっても重要なのです。
 車の速度計だけでなく、GPSの計測器を持ち込んだりエンジン回転数を記録して、どこに振動原因があるかチェックするのは、なかなか大変な事で、それこそ、事前にじっくり実施計画を練ってから、頭の中でうまく整理しておいて、事に臨まないと具体的な診断ができないどころか危険でもあるので、TVのテロップじゃないけど、「皆さんはマネしないでください」ね!
 というような、深夜の非合法のオシゴトをしていた時期だったので、180km/hがクルージングに思えたのかなぁ・・・と、当時の感覚がいかにいい加減だったのか(もしくは、ムチャクチャな仕事環境だった?)反省して今日は終わりです!
 ちなみに、今は良いコの運転です!と宣言して、幕じゃ!
5月27日
 今日は、オレの失敗?のリカバリーの日なのです。
 ここに作業の失敗を書く事は、オレにとってマイナスにもなりかねない事だということを承知の上で書いてしまうと、先日ホイールを買っていただいたIさんの交換作業をしていると、なんと、その新品のホイールにキズを入れてしまったのです。
 過去を振り返ってみれば、約8年ぶりのミスで大ショックだったんだけど、その原因がなんと、使わせてもらっているタイヤメーカーのチェンジャーに送り込むために、工場の奥に設置してある高圧空気を作り出すエアコンプレッサーに不良があって、途中から圧力が下がり、それでホイールを抑えている爪にかかる圧力が低下したために、一番タイヤに力がかかるポイントで、ホイールがひょろひょろとズレて、キレイなキレイなホイールのリムに擦り傷が入ってしまったというワケなのです。
 目の前で、ホイールが瞬間的にズレたので、すぐにホイールを回転させるペダルから足を離したけど、まさに「ホイールは急に止まらない」の標語!?のように、停止するまでの10cmくらいキズが入ったのです。
 コンプレッサーの異常が無ければ、全く問題の無い作業途中だったので、不可抗力と言えない事も無いんだけど、それでもショックだし、お客さんにホントに申し訳ないという気持ちでいっぱいだったのです。
 お客さんのIさんも、そうなった状況を理解されていて、「交換用のホイールを用意しますから、少し待っていただいても良いですか?」というお願いに「構いませんよ」と快諾していただいたんだけど、やっとそれが入荷したので、今日リターンマッチと相成ったのです。
 今日は、どんな事があってもミスするワケにはいかないと、河原の心境で作業を開始したんだけど、やっぱり日頃の心がけが良かったのか、サクサクと作業終了して、”お詫びのしるし”に、ちょっぴりキズが入ったホイールもプレゼントさせていただきました。
 縁起でも無い話だけど、万一ホイール1本損傷しても、スペアがあれば、少しは罪滅ぼしができますよね?
 なんか、1セット買ったら1本サービスみたいなヘンな話だけど、Iさんには一応満足して帰っていただいたのが何よりでした。

{最近の夜のお楽しみ!?}
 ここのところ、夜に寝る間も惜しんでちょっと前の連続ドラマを見ているのです。
 皆さんは「神様もう少しだけ」というのを覚えてますか?
 あの深田恭子と金城武が主演して、女子高生にもいろいろな意味で影響を与えたドラマなので、ご存知の方も多いですよね?
 オレはオンタイムでは見なかったんだけど、ビデオを貸してもらってみた時に、毎回毎回涙涙の物語になってしまったのです。(ゼンゼンそう見えないらしいけど、オレはとっても涙腺弱い系です)
 それを、ふとしたきっかけで2年ぶりくらいに、毎晩食い入るように見ていて、「う〜ん、眠いけど、もう1話だけ見よう」などと、まさしくTVを見るサル状態なんだけど、実に色々な意味で考えさせられるドラマです。
 なんつーても、当時タブーだったエイズを扱っているし、それがまた説教臭く無いのに、実に説得力もあり、そして人の心をマジメに扱っているという不思議なドラマなので、オレも通算3回目なのに、毎回感動してしまうのです。(単純なのかも)
 ちなみに、この2人は個人的にはとっても大好きです。

 オマケの話として、女子高生にどんな影響を与えたかという件だけど、ドラマが放映されると女子高生のエイズ検査(正確にはHIV感染の検査です)受診数がとっても増加したらしいのです。。。これは素直には喜べん!!
5月28日 お詫びと訂正!?!?
 というようなタイトルを付けると、アホなオレの事だから、また詰まらん事をやったに違いないと思いますよね?
 ま、微妙に正解なんだけど、昨日日誌に書いたホイールの交換の件について、当事者のIさんからメールを届いたのです。
 昨日の日誌を読んでいただくとわかると思うんだけど、そういう対応に「一応満足」していただけたなんて勝手に判断して書いたところ、Iさんから「一応じゃありません・・・」というタイトルのメールが届いたのです。
 小市民で小心者?のオレとしては、余計な事を書いたかな??なんて思いながら開いたんだけど、「一応満足」ではなく「大変満足」していただいたそうです・・・・ほっ!
 更には、オマケのネタも書いてあって、今回というか前回購入いただいたホイールというのは、超軽量ホイールだったんだけど、持ち帰っていただいたスペアコレクションと化した傷入りホイールが、なんと燃やせるゴミを入れたゴミ袋よりも軽かったというインプレ(こういうのはインプレとは言わないですね・・スンマソン)まで教えていただいたのです。
 そうそう、軽量ホイールを使用すると良いというのは、雑誌などで盛んにかかれているものの、じゃ、何で良いのか?という点について意外に知られていないんじゃないかと思われる気がするので、この件について皆さんがどう捉えていらっしゃるのか、お時間のある方はお知らせくださいね。
 その傾向によっては、メルマガでテーマとして取り上げるかも知れません。

{今日のブレイク}
 多分、今日ウチから返信があった方の中にはビックリされた方もいるはずです。。
 なんつーても、こちらからの発信時刻が午前4時台のメールが結構あるからなのです。
 今日は、コケコッコよりも早起き(というより寝たのが1時半だったから仮眠に近い)して、メール対応してから、6時半にはバスの人になっていたのです。
 というのも、B専門学校の「とある」コースの学生を引率して、博多の卸会社へ見学に行き、それだけではもったいないとばかりに、天神エリアのそういう業界のお店の調査もおこなったのです。
 この企画は、学生達が非常に切望していた中の1つだったので、交渉に交渉を重ね、無事実施される事になり、学生達も現地でなるべく時間を確保するために、早朝からスタートできる体制を整えるべく、5時台に家を出たコ(注 家出少女ではありません)、友達の家に泊まったコ(男の子の所に泊ったのではありません・・・・と思う)等などで、みんな気合いが入っていたのです。
 というワケで、天気にも恵まれ、なんと品行方正非常勤講師(TM)のオレが引率して九州に乗り込んだのです。
 事前にいろいろな調整をおこなっただけでなく、卸会社をリサーチして交渉して、先方も快く了承していただいたので、こういうプランが成立したんだけど、こういう時には、学生も目が活き活きしているだけでなく、ビシッと統率が取れて時間もバッチリで感心しました!(100点)
 オレも、短い時間をフルに活用するべく、事前調査したところだけでなく、実にアチコチ歩き回ったし、その効率の良い仕事振り?で余った時間にシッカリとラーメンも食ったし(しかも替え玉付き)充実した1日でした。。
 ただ、1つだけ残念だったのは、九州に来る時には声をかけてくださいと言っていただいている方々にお会いできなかった事で、ま、仕事だからしょうがないとはいえ、実に残念でした。。。。

{今日のエネルギー度}
 そのノリノリの学生達のエネルギーはすごかったようで、バスの運転士の方曰く「ホントに皆さん元気ですねぇ、あんなに元気な方々を久しぶりに拝見しました」なんておっしゃっていたんだけど、「ふっふっふ、甘いのだ運転士さん。本気を出すともっとスンゴイのだよ」と意味ありげに説明したんだけど、先日の日誌でオレがタフだという人が多いという事を書いたけど、そりゃアンタ、そうじゃなくちゃエネルギッシュ・ナイトのような学生を担当できまへんがな!!(実感でんがな)
5月31日
 その後、出張作業や修理見積もりなどに走り回りながらパソコンとも格闘するといういつものオシゴトをしながらの毎日だけど、5月もあっという間に済んじゃいました。。(反省)
 その合間に、あるところからの依頼で、近日オープンしたスーパーマーケットの分析や、オレが学校で担当している某コースの連絡網を作成していたんだけど、スーパーマーケットの分析はともかく、連絡網にはちょっと参っているのです。
 その理由は実に恥ずかしい事なんだけど、正直に書いてしまうと、そのコースがこれからみんなで一緒に勉強のための活動を行うために連絡網を作ろうという事になって、学生とオレの連絡先を網羅するものを入力するんだけど、ちょっと困った事があるのです。
 というのも、単純にオレの無知が原因としか思えないんだけど、メールアドレスを入力しようと思うと、@より前の部分の単語によっては、勝手に最初の文字が大文字に変換されてしまうのです。
 これは、多分そういう変換させるために、使っているソフトのオプション設定かなんかでそういう自動変換がされるようになっているはずなんだけど、WORDがダメだから使うソフトをEXCELにしても、やっぱり同じように大文字変換されてしまうのです。
 こりゃマイクロソフトの挑戦状じゃ!トワイライトとの全面対決じゃ!なんて騒ぐつもりは無いんだけど、どこで設定を変えれば良いのか、ご存知の方教えてくらはい!(どちらも2000です)

{連絡網 脱線ネタ}
 というワケで、一緒にプロジェクトを推進する関係上、オレの携帯にも当然のように、そのコース全員の連絡先が入力される事になったものの、そのメールアドレスを見ると実に面白い傾向があるのです。
 最近の迷惑メール対策として、@より前がやたらに長いコが多いことも傾向で、これがホントに対策になるのかどうかは何ともいえないけど、それ以外の傾向としては、@より前に結構誕生日を入れているコが多いのです。
 多分、これも英数混ぜると迷惑メールが来ない時期があったので、その対策とも言えるんだけど、きっとみんなに誕生日を覚えてもらいたいという戦略に違いないというのがオレの見解です。
 まあね、今のコって基本的に寂しがり屋だから、そういう事を覚えておいて欲しいという潜在的な願望は相当なものなので、何となく理解できるし、この前も卒業生からメールが来ていた時に、「先生と同じ誕生日のFより」って最後に書いてあったもんね。
 これって、要するに「誕生日おめでとう!」という何らかのアクションを求めているのは間違いないので、予約していたら、その日に届く電子メッセージカードは送っておこうと思うんだけど、そういう書き方をしたんだからオレの誕生日も忘れていないじゃろうな!?と突っ込みのメッセージを書き加えておこうかと思った今日この頃でした。

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