トワイライト裏業務日誌 2002年3月
3月5日・6日 女を泣かせる男!?
 この2日は、オレの登板する専門学校の卒業式でした。
 別に講義じゃないので、参列する必要はないんだけど、学生達を学生として見送る、最後のセレモニーだったので、万難を排して参列しようと、こちらの仕事を必死に調整を進めていて、オレの行いの良いおかげか?無事に出席することができたのです。
 卒業式ってホントに懐かしい響きで何年ぶりだろうと思いながら会場に入ったんだけど、日頃の服装を見慣れているオレとしては、端正にまとめたスーツ姿、振袖、和服に”はかま”姿などにビックリで、Nちゃんなどは、いつもの格好とキャラクターが強烈過ぎるせいか、他の先生に3回も声をかけたのに、誰か気づかれなかったとぼやいていたくらいなのです。(個人的には、その先生の気持ちもわかるくらいみんなキレイだった)
 でも、卒業ということで、いろいろな思いも交錯するだけでなく、緊張しているせいか(前の晩に祝杯をあげ過ぎた?というのもありそうだけど)、気分が悪くなる学生も数名して、証書を受け取れずに保健室で休んでいるのは残念だったろうと思うけど、ま、卒業できなかったワケじゃないから、10年も経てばそれも良い思いでになるに違いないのです。
 さて、その厳粛な儀式が終了後、謝恩会にも参加したんだけど、その時のために、前日に必死の思いで用意したものがあったのです。
 それは、学生1人1人に宛てた手紙で、その中には2年間一緒にいて、学生について常に感じていた事などを、それぞれ綴ったので、2校の卒業生分を用意するには、途方もない時間がかかったのです。
 ガケップチの集中力に自信があるものの、なかなか大変でホントに疲れたというのが正直な気持ち。
 でも、それを1人1人に渡したら、ホントに喜んでくれたのです。
 そして、「後で読むんだよーん」などとクギを刺していたのに、オレの目を盗んで?(ウソ、問題はありません)読んだ学生達が、その感想を言ってくれたり、「こんなところまで見ていてくれたなんて・・・・」とボロボロ泣き出したり・・・・
 女を泣かせる男は、世間では悪いヤツだと言うけど、あんなに何人も泣かせてしまったオレは、ひょっとして極悪人かも?

 その謝恩会も両校の特徴があって楽しかったんだけど、B専門学校の実行委員の進行の上手さはなかなかのモノだったし、G専門学校の謝恩会は、派手さは無いものの手作りのよさが光っていて、最後にクラスごと集合をかけて担任が出席をとり、ホントの最後のホームルームをみんなの前で実演したんだけど、担任全員が涙・涙だったのは印象的でした。
 ちなみにオレは、学生の涙以上に大涙ボロボロ状態でした。。。。

{今回の脱線}
 もともとここは脱線日誌みたいなものなんだけど、謝恩会の後で学生達の飲み会&広島を離れる学生との送別会に呼ばれたんだけど、2年間のうれしかったこと、辛かった事など、思い出深いネタがポンポン飛び出してきて、いろいろな話に花が咲いたんだけど、残念ながら退学したけど、いまだに交流がある学生も来ると聞いていたので、学生達への手紙と同じように、その退学した元学生にも手紙を用意しただけではなくて、もらえなかった卒業証書の代わり?に、笑わせるネタ満載の文面で綴った証書スタイルのものを自作して、みんなの前で読んで手渡したら爆笑でした!(忙しい中、作った甲斐があった! エヘ)
 これからは、学生と非常勤講師という関係じゃなくて、同じ社会人としての付き合いになるけど、これからもよろしくね!

 もう1つうれしいネタが。。。
 1年生の早い時期にいろいろな事情で学校を退学して地元に帰っていたSちゃんだけど、去年1年ぶりに手紙を書いて送った時には、返信などは無かった。
 返信などは無くてもいいんだけど、元気なのかどうかということについては、勝手に心配していたんだけど、謝恩会の会場で、オレの受け持っていない学生から「Sちゃんからメールが来ていたんだけど、とても懐かしがっていて、新枝先生のことも触れていたよ」と言われて、オレのことを覚えていてくれた事もうれしいけど、その時にいろいろな近況を教えてもらえたから、ホントに一安心でした。
 このSちゃんとは、ホンの3ヶ月程度の期間しか一緒に学校で勉強しなかったんだけど、やっぱりいつまでも心配なモノなのです。
3月7日
 昨夜の大宴会?も覚めやらぬ中、眠い目も酔いの残り?も覚めるようなトラブル頻発で、朝から気合を入れて対処する事ばかりだったのです。
 その中の1つを紹介すると、月曜に問合せで「金曜日から使いたいのですが、この商品は注文して金曜日に間に合いますか?」という内容をいただいたのです。
 そのメーカーは、発注して必ずしも当日出荷になるところではないし、物流の宅配業者が、わりと遅れる某業者だったので、金曜日にお届けするには木曜日に入荷しなくちゃいけないというところから逆算して、メーカーの在庫だけで無く、細かな対応のタイミングまで確認し、もしメーカーからの運送便が1日遅れても何とかなりそうだという部分までチェックして、「@@までにご注文をいただければ大丈夫です」とお返事して、ありがたい事にご注文をいただいたんだけど、な・な・なんと木曜日の今日になって、メーカーからは出荷されていないということがわかったのです。
 ひえー!そんなアホな!?と思いながら、オレの発注忘れでは無いかという点をチェック(バッチリとミスは無かったのです)して、まず代理店に連絡したんだけど、注文も記録が無いし発注していないようなので、発注しわすれた担当者がいないかどうか引き続き調べてみるという返事が返ってきたのです。
 それって冗談じゃない話ですよね!?
 え、何が冗談じゃないかって?
 発注をミスしてメーカーに手配していない事も問題なんだけど、その犯人探しを先にやろうとしていることがもっと問題だと思いませんか?
 だって、犯人探しをしたからと言っても、金曜日必着を前提に注文していただいたお客さんとしては、うれしくも何とも無いからなのです。
 結構、皆さんも仕事をしていると、相手先でこういう対応を取られて、それで時間を費やしてしまうことがあると思うんだけど、まずやらないといけないことは、お客さんに商品を間に合わせる作戦が何かないかということを考える事だと思うのです。
 犯人探しなんて、その後でいいし、犯人探しより、何でそういうミスが起こりえるのかという原因探しのほうをして欲しいというのがオレの考え方なんだけど、今回のように「金曜日必着」なんていう条件を最初に提示されている場合は、商品によってちょっと違うけど、まず間違いなく、その商品を使って遊びに行くとか旅行に行くなどという、その日以降の計画をお客さんは立てているはずなのです。
 だから、通常の商品の納品が遅れるよりも、もっと迷惑をかけてしまうことだとオレは思っているのです。
 特に今回は、スノボアタッチメントだったので、それがないと「週末のスキー場計画がパー」ということにもなりかねないのです。
 さらに言えば、最初から金曜日に間に合いませんという回答であれば、お客さんはヨソのお店なんかで金曜日に間に合うように探す事もできる時間があるのに、前日になってヘラヘラしながら「ダメでした!」なんて言う事になると、お客さんにとっては、最悪のシチュエーションという事になるのです。
 というワケで、それを代理店にも理解してもらって、営業マン総動員で、片っ端からお店の在庫を調べてもらって、結構遠方に在庫をたまたま持っていたお店に取りに行ってもらったので、その日に出荷するギリギリの時間に間に合わせる事ができたのです。(ふぅ)
 おかげで、そういう対応やら何やらで、昼飯抜きになるわ、夕方からの打ち合わせはキャンセルしないといけなくなるわで、個人的にはえらい目に逢ったんだけど、それでも商品が間に合ってよかった!

{今日のオマケネタ}
 その代理店への電話の時、オレは勤めて冷静に、事情を説明しただけで無く、さっきのようにお客さんサイドから見ると、どう言う困ったことがあるか、だからオレ達はそれをどう解決して行く作戦を考えるべきか?などを説明していたし、自分でもホントに冷静で怒りの感情なんかは差し挟まなかった。
 ところが、代理店の電話に出た担当者は、「相当機嫌が悪いみたい・・・」と思っていたそうなのです。
 何でかというと、オレが主観的に冷静だと思っていただけで、実際にはそうではなかったというよーな理由ではなくて、何と昨夜のカラオケ絶叫でノドがガラガラになったままだったんだけど、その声が普段と違いすぎるために、「不機嫌」だと思われていたみたいだったのです。
 はっはっは、声というのは怖いものですねぇ。ついでに言えば、表情を確認できない電話も怖い!
 皆さん、買った商品の不具合をメーカーのお客様相談室に電話する前日は、カラオケで酒を煽りながら絶叫しておく事をオススメします!?(常連で声を知られて無いと意味無いか??)
3月9日
 朝早起きして広島駅に行ってきました。
 ちょっと東京のネオンが忘れられないから、また突撃です!というのは冗談で(だって東京出張中にネオン街なんかには出かけてないですからねぇ)、受け持っていた学生の1人のKちゃんが東京で就職するので、今日東京に旅立つからなのです。
 このクラスのみんなは、ホントに仲が良くて、かなり多くのクラスメイト(元?)が一緒に見送りに来ていたのです。
 これから見知らぬところで、なれない仕事と人間関係で大変だと思うし、そういう時にふと自分の時間ができたときに、これまでの生活にあったのに、今無いもの(例えば広島の友達)を実感してとっても寂しくなったりするだろうけど、このクラスのみんなは、たとえ広島にいても心の距離だけは近そうなので、少しはそういう意味でも安心です!
 きっとがんばってくれると思うけど、もし挫折を味わっても、広島のみんなは温かく迎えてくれるはずだから、その時にはいつでもみんなのいる広島へ戻ってくればいいぞと、心の中で祈りつつ見送ったのです。
 でも、昔の新幹線に比べて、格段に良くなっているレイルスターだけど、こういう時に1つだけ問題が・・・・
 何せ、加速が良いものだから、あっという間に見えなくなってしまうのです。
 昔の「これぞ新幹線!?」の代名詞のようなデビュー当時の0系新幹線だと、なっかなか加速しないから、新幹線の進行方向に歩きながら見送ると、結構長い時間顔を合わせたままでいれたので、そういう意味では「サヨナラ列車」にはレイルスターは便利が悪いようです。
 というワケで、せめてホームを離れるまでは加速を遅くできませんかねぇ?というのは、元クラスメイトの勝手な言い草でした。(JRさんスンマセン)
3月10日 デフレスパイラルから脱しよう!
最近いろいろな事で、つくづく実感している事があるのです。
 それは、周りの人に自分を大切にしてもらいたかったら、自分は周りの人を大切にしないといけないという至極当然のことなのです。
 でも、最近の教育では、数字で見えるもの、表面的にわかるものをあまりにも重視しているので、ちゃんとした人間関係を構築できない人が多いのはとっても残念な事だと思っているのです。
 よく、「周りの人は何もわかってくれない」とか、「困った時に何も手助けをしてくれない」なんて言っている人を見かけるけど、すべて解決できないにしても、自分の普段からの心がけ次第で、周りの人との関係は、全く違った良い関係になることがとてもあると思うのです。
 これは、そんなに難しい人間関係を想像しなくても、ごくありふれたところにいくらでも存在していて、例えば、よくありそうな例を出すと
 K君がSちゃんとのデートの時に、約束していた時間に遅れてきたとする。
 その理由は、例えば電車が遅れたというのが原因だったとした場合に、K君は「自分が悪くないから謝る必要が無い」と思ってもいいのだろうか?
 確かに、元々間に合うはずの電車に乗ったかも知れないので、何も無ければ間に合った可能性のほうが高い。
 でも、ちょっとぐらい何かあっても間に合うようにしたいと思えば、多少電車が遅れても約束の時間に遅れることはかなり防げただろうし、もし遅れても、Sちゃんに「ゴメン」の一言があれば、その後の時間は、楽しいものになるはずなのです。
 けれど、そこで、「オレが電車を遅らせたわけじゃないから、オレは悪くない」なんて言い張っていたらどうなるでしょう?
 待ちぼうけを食わされたり心配していたSちゃんの気持ちなんて考えていないと言う事になりますよね。
 K君は、悪くないから悪くないと言い張って、もしSちゃんが「でも、もうちょっと早く出たらゼンゼンOKなんだよ」などと、それとなくK君の相手を思いやらない態度を諭しても、それがどうしたというような態度だと、きっとSちゃんは楽しくないだろうし、実はその日のデートでSちゃんはK君に話していないけど、ちょっとしたプレゼントをしてあげようと思っていたのに、言えば言うだけ強弁して自分には全く過失が無い事のみを強調するばかりのK君を見ていると、「プレゼントしてあげるのをやーめた!」と思うはずなのです。
 プレゼントをもらえることだけがメリットじゃないけど、人間関係には、こういうように言葉や契約書には現れていない、色々な意味のオプションを相手は考えているはずなのです。
 こういうオプションを用意するときの心理は、相手が自分を大切にしてくれていると思っているからで、そういうお互いがお互いを大切にしていると、お互いが用意するオプションは、どんどん増えていくから、その2人の間は、非常に良い影響を与え合う事になるのは言うまでも無い事ですよね。(オプションのビッグバン状態?

 それなのに、表面的な部分だけにこだわり、しかも自分が悪くないと言う部分だけしか焦点を当てられないような考え方や損得勘定をすると、そういった相手が用意していた人生のオプションまでもフイにしてしまう事が多いのです。(そのときのオプションを失うだけじゃなくて、人間関係も希薄なものになるし、それによってオプションでなかった正規装備?までもなくなってしまうという、いわば人間関係のデフレスパイラル状態
 だから、相手を大切にしていけば、自分にそういう部分も返ってくるので、決して損ではないということを、もっと今の親とか学校で理解できる環境が無いと、”損する人間の集合体が社会”という本来の人の結びつきの全く逆の状況になりかねないと思いませんか?
 他にも、ちょっとした幸せを逃すポイントはいくらでもあって、困った時に相談したのに、”そのアドバイスが自分の意に沿わなかったので、せっかく相談した相手を非難した”なんてことをやっていると、相談しても相手にされなかったり、当り障りのない事しか言ってくれなくなるから、自分の抱えている問題がいつまで経っても見えないので、苦しみ続けるだけというような、悪循環にはまる事だっていくらでもある。
 オレが、そういうことを偉そうに言えるほどの人格者ではないのは間違いないんだけど、人間として何が一番必要かを考えた時に、社会生活をする以上、相手を大切にする、謙虚な姿勢を持つ、素直になるという3要件は、いろいろな知識や資格よりも比較できないほど大切なものだと思うのです。
3月11日
 以前利用した”とある”通販の会社から携帯に電話がかかってきた。
 どうしたのかと思ったら、なんと商品のオススメの電話コールだったのです。
 その電話をかけてきた人は、”とうとう”と新しく取り扱った商品の良さをしゃべり始めたのです。
 こういう電話を経験された方もいらっしゃるだろうけど、オレは初めての経験でビックリしてしまったのです。
 というのも、通販で購入されるお客さんというのは、色々な理由で通販を利用されるんだと思うけど、決して販売店との接触を拒んでいるワケではない反面、多くの場合、自分のペースを乱されてまで関わるつもりがない方も多いのではないかと思うのです。
 それなのに、わざわざ電話コール(しかも携帯に)までして、新規取り扱い商品を売り込むなんて、ちょっと度が過ぎているんじゃないかと思わずにはいられなかったので、皆さんもご存知のとおり小市民のオレは遠慮しながら
オレ「おっしゃる内容はわかるのですが、通販で携帯まで電話コールで新規取扱商品を案内するのはいかがなものでしょうか?」
 とまあ、やや柔らか目に言うと、予想どおり
相手「・・・・・???」(無反応ですが、意訳すると”??”ということで、オレの意図を理解していない。
オレ「いや、ですから通販の場合、携帯電話にまでセールスしなくてもいいんじゃないですか?夜が仕事で昼に休まれている方も多いはずだし、自分から欲しいものであればご自身で確認されるはずだし、新しい商品を知ってもらいたいのはわかりますけど、せめてDM位にされたほうが、いろいろな方のご迷惑にならないんじゃないでしょうか?」と、いろいろな方はともかく、オレは一々そんなことで電話なんか、かけられては適わんというのがホンネなのは皆さんもお分かりですよね?
相手「いえいえ、お電話を差し上げると、それは良い情報をありがとうと喜んでいただける方も中にはいらっしゃいますから」
オレ「(アホかコイツは!と思いながら)そうした方がいらっしゃるのも事実でしょうが、そうでない方も沢山いらっしゃるものなのです。だから先方の迷惑も考慮して、もう少し宣伝方法を検討されるのが良いのでは?と申し上げているのです」
 はっきり言って、完全に自分達の会社の論理をモロモロ押し付けているのに、全く気づかない連中なので、こういう遠まわし(とても遠まわしには思えんですよね?)な表現では通じないらしく、自分達の方法がいかに皆さんに喜ばれているかをしゃべりだしたので、さすがのオレもブチキレルてはマズイと思って、「スミマセンが、こういう電話はかけてこないでください」と言って切ったんだけど、これ皆さんどう思います?

 少なくともオレが感じた印象を持たれる方って、そんなに少数派ではないと思うんだけど。
 ウチも通販の端くれで、通販らしくないくらい、お客さんとの交流が日本海溝よりも深いと思っているんだけど、一々電話なんかで新規掲載商品を紹介するなんてことは絶対にしないし、多くのお店では当然とされている手法の、”購入者全員に宣伝内容モリモリのメール”を出すなんて事もしていない。
 そりゃ、少しでも売上が増えると言うのは、個人的にはうれしい事だけど、だからと言って、そういう情報提供を希望していない方に、一方的に送りつけるのは、例えメールでも良くないと思っているのです。(だからトワイライト・トピックは希望制にしているのです)
 ましてや、電話までかけられて、その時に睡眠不足を解消したいと思っている爆睡の最中(だったら目覚めないかも?)に、そんな希望していない電話で起こされた日にゃアンタ!ってなノリで、ムっとすること間違いナシですよね?(一般的には)

 というワケなので、ウチなんて、フォームからのご注文なんかで、記入していただいているアドレスが間違っていて、返信してもエラーになると、そりゃもう大騒ぎ(注 1人で騒いでいます)で、@の後の間違いであれば、これまでの経験をたどって、必死に間違いを訂正して返信するんだけど、@より前だとどうしようも無い事があるのです。
 んで、電話や手紙による連絡作戦になるんだけど、ホントに電話をかけるときには、この時間帯でホントにご迷惑は無いか?とか、こっそり奥さんにナイショで注文しているのに、奥さんが電話に出て、後で家庭内で血を見る争いになるんじゃないか?(ま、ここまで心配したらキリが無いけど)とか、いろいろ心配しながら連絡しているのです。
 というワケでフォームには、アドレスのご記入の無きようよろしくお願いします!(というオチじゃなかったですね)
 オチが捻じ曲がったので、ここでオシマイです。

{やっぱりP.S.}
 ちなみに、ここで終わると平成お気楽社員(なんと主任!)のTさんなんかは、「どーせ、ロクでも無いものを通販で買ったんじゃろ?じゃけーよ(”だからだよ”の意味)」なんて、自分の行動パターンに当てはめて突っ込みそうなので解説しておくと、ゼンゼンそういう怪しい物品の購入先ではありませんでした。(説明すればするほど、疑惑が深まりそうなのは、何だかS代議士みたいだけど、S代議士とは違うもんね!)
3月13日 ライバル登場!?
 皆さんは、オレの仕事について、非常に疑問を抱いた事はありませんか?
 何といっても、本業がカー用品を中心としたショップを持っていて、何で専門学校でも講師(もちろん非常勤)をしているのかって。
 今まで、いろいろな関係の人に、そういう話をしたことがあるんだけど、一様にビックリされるか、そうじゃなければ、”聞き間違い”かと、聞き返されることが多かったし、広い日本を見ても、車関係の仕事をしていて(特にカー用品業界)専門学校で教えている人なんて、オレ以外に居そうにない(特に、全く違った分野を教えているなんて・・・)ので、そういう印象でも不思議じゃないですよね。
 まだ、車好きの講師が、時間外にコッソリWEBショップをしているとかいうなら、何だかありそうな話だけど、それとは逆のパターンだから、多くの人に驚かれるんだろうと思うのです。

 オレも、正直言って2年ちょっと前までは、まさかこんな事になるなんて想像してなかったんだけど、”犯罪の影に女あり”なんて、よく語られているように、この不思議な仕事の組合せの影に、実は実行犯が1名いるのです。
 ちょっと、その時の子細は詳しく書くことはできないんだけど、オレが自動車メーカーの政策会社を退職してから、珍しい事にしばらく勉強していた時にお世話になった「某資格専門校」のHさんなのです。(ちなみに男!)
 この人をちょっと手助けするつもりで、ミイラ取りがミイラになったような雰囲気で足を突っ込む事になったのです。
 
 そのHさんと昨夜久しぶりに電話で話をしたんだけど、そこでなかなか笑えるマル秘?ネタを聞いたので、ここにちょっと紹介しようと思う。
 そのHさんのところには、Yちゃんと言って、実に”おとなし目で、一見しとやかな女性”が働いているのです。
 そのYちゃんは、オレがお世話になっていた頃から勤め始めたんだけど、誰が見ても、とっても普通でちゃんと教育の行き届いたOLで、色々な方を相手に対応するのも、傍で見ていてハラハラするような事も無い、いわば十二分に合格ラインの人なのです。
 でも、オレも、長くは無いけどYちゃんを観察していて、そういう印象とは違う、面白いノリを持っていそうな部分をいくつか発見していたんだけど、この前、その事務所の伝説にもなりそうな事件があったらしいのです。
 そこは、資格専門校と言っていながら、ヨソと違って、結構アットホームな雰囲気もあるんだけど、そこで勉強している人が、事務所に立ち寄る際に、手土産として丸ごとのケーキを持参したらしいのです。
 たまたま、Hさん他、Yちゃん以外の人が不在だったんだけど、その丸ごとケーキを持参した人に、いろいろ説明をしないといけなかったらしく、Yちゃんとケーキ男(勝手に名づけてスンマセン!)が向かい合わせで、腰をおろして説明を始めたらしいんだけど、コーヒーブレイクということになって、Yちゃんはコーヒーを入れ、持ってきてもらったケーキを切って一緒に出したんだそうーな。
 その出されたケーキを見て、ケーキ男がビックリしたの何のって!
 何と、丸ごとケーキを2等分したものを、ケーキ男用と自分用に、Yちゃんは出したらしい。
 そりゃビックリするわな!?
 驚きの表情を押し殺しつつ、平静装おうとするケーキ男を尻目に、Yちゃんは平然とケーキをパクついてコーヒーと共に平らげたらしいんだけど、いくら2人しかいないからと言って、丸ごとケーキを2等分で出すなんて、なかなかアバンギャルドだと思いませんか?
 これは、当然ケーキ男さんから、速攻でHさんに報告されて、事務所内では「がははは・・・」と、大爆笑の後に、伝説と化したらしいんだけど、オレもYちゃんの知らなかったキャラの一面を見れて楽しいひと時だったのです。
 Yちゃんのそういう部分は、決して悪い事は無いと思うんだけどねぇ。。でも、ケーキ2等分をペロリと平らげたなんて、ひょっとしてオレのライバルの登場かも!?

 ちなみに、Yちゃんには、もう1つ笑わせる奇怪な行動があるんだけど、それは今度のお楽しみに!
3月15日
 みなさ〜ん、今日は何の日か知っていますか?
 サイフの日?(そりゃ3月12日でしょ)
 ホワイトデーの翌日?(ま、当たりだけど、翌日は別に重要な日じゃないでしょう??)
 確定申告の締切日?
 そう!そのとーりなのです。
 そして、確定申告が必要なオレももちろん締め切りに向けて大忙しだったのです。
 「なーんだ、やっぱりオマエは段取りが悪いヤツやなぁ」なんて思う方へ!
 「は、反論できん・・・・・・」

 実は、独立初年度から、優秀であるとのお褒めの言葉をもらって(誉めてくれても税率は一緒でした!)、いつも早めの申告を心がけていたんだけど、去年の後半から尻上がりに忙しくなって、「まぁ、1月になれば、どどーんとヒマになるだろうから」なんて言って、放ったらかしていたのに、そのまんま、いろんな事で忙しいままで、今週に入って、ホントにガケップチの集中力でがんばりにがんばって、何とか最終日に間に合いました!
 日頃、学生達にも「ケツに火がついてからじゃ間に合わんよ」なーんて事を言っているのに、この”ありさま”で恥ずかしいのなんのって!
 しかも、昨夜の10時ごろになって、初めて申告書の封筒を開封したので、話には聞いていたものの「はぁ、全く様式が変わったのね!」って、今さらながらビックリで、あわてて説明書を斜め読みしてがんばったのです。
 今朝、早めに税務署に乗り込む際に、「ま、締め切り近い日は混みあうって言うけど、最終日まで放っておくヤツなんて、そうそういるもんじゃないだろうから、スイスイ乗り込めるだろう」と思っていたら、なんと、オレと同じような無計画?な人で駐車場待ちの列ができていました!(ははは、同じ穴のムジナじゃ!)
 ちなみに、今年も申告書の内容については、「しっかりと記入されてますね」とのお褒めをいただきました。(そういう事業者には、優秀記入減税なんてコトをご検討くださいね)

{千手観音}
 以前日誌にも登場した、ウチのタイヤ交換の必殺技?である、”タイヤチェンジャー千手観音号”(詳しくは、去年の12月17日の日誌を参照してください)がついに活躍する時が来てしまいました。
 一般的に扁平タイヤになればなるほど、交換が難しくなるというのが原則なんだけど、時には例外もあって、「こういうホイールと、こういうタイヤでは結構大変」という組合せについに当たってしまったのです。
 最初は、経験的に外しにくい(某メーカーの数年以上経過した扁平ハイグリップタイヤ)タイヤなので、ちょっと大変かな?なんて思っていたら、ちょっとどころか、ホイールもホイールだったために、どえらい大変な目にあったので、去年偉そうにコメントした自分の不徳を反省し、ついに千手観音様のお慈悲?におすがりして、タイヤ交換をするハメになったのです。
 最初は、どーも難しいなぁ、と思っていたんだけど、段々観音様と呼吸が合ってきて、4本目には結構スイスイ交換できました!
 今日、ようやく菩薩様のありがたみがわかった、バカな新枝でした!?

 というワケで、「千手観音号って、どんなんや?」と想像逞しくしておられる皆さんへ!
 ウチで扁平タイヤを購入すると、もれなく千手観音を拝観できます!というのは、やっぱりダメかぁ。(つまらん企画で反省です)
3月16日
 ホントに今年は春の訪れが早いですね?
 毎年、3月中旬から下旬にかけて、最後の寒波が来ているので、普段はもうしばらくスタッドレスを装着しているんだけど、今年はどう考えても雪なんて考えられないので、昨日夏タイヤに付け替えて、今日の空いた時間を見計らって、その夏やイヤを新品に交換したのです。
 どちらもハイグリップスポーツタイヤなんだけど、今回のは、スポーツタイヤだけど、乗り心地が良く、静粛性もあるという、一見中途半端なコンセプトと思われがちだけど、結構地道に評判の良いタイヤを選んだのです。
 過度の期待は禁物とは思っていたけど、意外とGOODでした!

{また命名!?}
 そのタイヤ交換する際に、取引先から予定より1週間も早くホイールが入荷したと連絡があったので、その注文主であるTクンに電話をしたら、なんと140kmも先に住んでいるのに、「これから取り付けに行ってもええ?」と言われたんだけど、オレも時間的に何とかなるのでOKした。
 その待ち時間でオレのタイヤを交換して、Tクンが到着する頃にTクンが注文してくれていたホイールとタイヤを組んで準備を整えていたんだけど、到着するやいなや、いつもの毒舌?で「何か雑誌で見た印象と違うけぇ返品してもええ?」などとホントは心にも無い事を言ってくる。
 オレは、その話を聞きながら、いろいろ突っ込みを入れ、その傍らで取り付け作業していたんだけど、あるコメントの時に、一緒に来ていた奥さんに「ねぇ、ロクな事を言わんよねぇ?ホントに”クレーム大魔王”なんじゃけ」と言ったら、奥さんが大爆笑していた。。。
 奥さん曰く「ホントにピッタリの名前」だそうです。
 ま、Tクンにも奥さんにも、こういう突込みを振れるような関係だから言える事なんだけど、ホントに楽しい作業でした。

 ちなみに、この奥さんは、最近のローダウン対策の扁平タイヤのショルダー部分の形状を見て、以前のタイヤと違う事まで見破っていたので、なかなか手ごわい?存在です。
3月18日 良いメーカー、普通のメーカー、悪いメーカー!?
 昔、似たようなノリのタイトルの番組があったけど、それはともかく、カー用品の各種商品というのは、当然いろいろなメーカーが設計して販売しているんだけど、お客さんの立場側から見る時と、オレの立場から見るときでは、かなり違ったイメージで捉えられる商品も少なくないのです。
 というのは、似たような商品だけどこっちのほうが儲かるなんていう商売的な違いではなく、お客さんには入手できる情報がかなり限られているために、広告などのうたい文句や雑誌の記事を頼りにするしかないからだと思うのです。
 もちろん、そういう広告宣伝は重要だし、雑誌の記事を参考にするのもとっても便利な事は間違いない。
 でも、広告よりも客観性のあると思われている雑誌の記事も、スポンサーの商品には突っ込むことができないし、記事を書いた記者?の総合的な知識や判断能力に問題があると、本質的に間違った良さを紹介しているという記事も結構あるのです。
 オレも場合は、お客さんからの問合せの際に、在庫はともかく、機能については問屋などに問合せるだけではなくて、メーカーに直接問合せる事も多く、その時にメーカーの担当者の対応姿勢や知識、そして商品の開発意図などが、それとなくうかがい知れるので、皆さんとはかなり違ったイメージを持つことになるのではないかと思うのです。
 会社には、その会社の文化というものがあって、中にいる人間には気づかない事が多いけど、実際にはその文化に強く影響されて日常の仕事をしているので、文化をうかがい知ると、その会社の製品に対する意図もよくわかることが多いのです。
 だから、当然のように技術論に対して、謙虚な姿勢を持っているメーカーの製品は、やはりそういったことに細かく配慮されているし、派手なうたい文句をどどーんと打ち上げて、儲かりゃ最高!みたいなノリの会社は、やっぱり周辺の技術的な検証が、ビックリするくらいいい加減なのです。
 先日も、エアクリーナーに吹き付けて、動力性能やフィーリングの改善を図るという某商品について、お客さんから問い合わせがあったのでメーカーに連絡したんだけど、誰が電話に出ても対応がぎこちなくてアヤフヤな発言をするわ(ま、ぎこちないのだけはOK)、折り返し返事をするといいながら、その約束は2回もすっぽかされるわ、最後に登場した技術担当という担当者は、電話をかけてくると、勝手にオレが合いの手を入れる隙間が無いくらいしゃべり倒して、その内容についておかしな点を確認しようとすると、本末転倒な回答を繰り返すばかりか、その技術的に検証する方法としては、おかしい視点について、オレが確認しようとすると、これまた勝手に怒り出して、「ウチはこれまで、このやり方で売ってきたんだ。これ以上販売しようなんて思わないし、アンタのところみたいに色々聞かなきゃ売れないようなところに売るつもりは無い」(要約・・ホントはもっとひどい発言なのです)と子どものケンカでも、もう少しマトモな議論になるんじゃないかと思われるセリフを吐いて勝手に電話を切るという、社会人として考えにくい行動までしている姿を見て唖然としたのです。
 今までも、実に誠実で謙虚な対応とは裏腹の会社はたくさん見てきたけど、ここまで、スンゴイ会社は久しぶりだったのです。
 さすがにひどいので、こちらから再度電話して、その電話をかけてきた担当者の上席者らしき人間に、「取引するかしないかは、お互いの自由意志だということは、すでにお話しているとおりですが、疑問点を確認する私に対して、あのような暴言はおかしいんじゃないですか?」と、そういう姿勢についてクレームを付けたんだけど、責任者は、これぞ事なかれ主義の権化みたいな対応で、「まあ、お互いそういうことを言っていると平行線になりますから〜」などとワケのわからんことで話をすりかえようとしていたのです。
 ちなみに、ここの製品名をここで明かすつもりは無いけど、ここの理論は1つはわかるものの、もう1つの理論はメチャクチャでした。(その理論を極論すれば、フィルターを装着しないほうが良いことになるのです)
 というワケで、皆さん特に機能品を購入する場合は、表面的な部分だけに惑わされないよーに気をつけてくださいね。
3月21日 1日1善
 一日一善という言葉の意味を、子どもの頃に「1日に1膳しかゴハンを食べない事」だと信じて止まなかったので、小学校の高学年になって、本当の意味を知ってビックリするやら恥ずかしいやらで、夜も寝られない思いだったのです。(ま、友人にも月極駐車場は全国展開している”月極さん”の経営している駐車場だと高校になるまで信じていたヤツもいるので、カワイイもんだと思うんだけど)

 そこで、一日一善の意味を知ったオレは、それまでの出遅れた分を挽回すべく?なるべく1回はマトモな善行をしようと心がけたんだけど、今日の一善は、長い付き合いで、独立した時に、オレが屋号を命名してあげた”手のおじさん”の引越しの手伝いでした。
 イニシャルトークで言うとKさんなんだけど、あえて”手のおじさん”と呼ぶのは、知っている人なら誰でも「懐かしい!」と言うあだ名だからなんだけど、手のおじさんと呼ぶだけあって、ホントに手がデカイのです。
 赤ちゃんの手を”もみじのような手”と言い表す事があるけど、さしずめ手のおじさんの手は”ヤツデの手”みたいにデカイのです。(背も高いから、マジ天狗みたい)
 んで、オレよりぐぐんと年長者なので、おじさんを付け加えたワケなんだけど、運送業として独立した時も、屋号を悩んでいたので、「そんなもん”手のおじさん”にすりゃええじゃん!」なんて無責任発言をしたのです。
 ま、さすがに”手のおじさん”では運送業として具合が悪そうだったので、ビッグハンズという名前(同じような気がするけど・・)を提案して、冗談抜きにバッグハンズという屋号になったのです。

 その、手のおじさんだけど、15歳年下の奥さんと結婚して(これは、ある意味犯罪ですよね?)、子どもも設けて、今度マンションを購入して引っ越すという、一見、オレと対極?な「人生の順風満帆」を満喫しているように思えるんだけど、子どもが産まれる頃だけでなく、今回も体調を崩して入院してしまった(人生の節目には、いつもオレが代打なのです)ために、オレが手のおじさんのピンチヒッターで登場したのです。
 子どもが産まれる時なんて、陣痛が始まる時間帯によっては、「わぁ!破水じゃ」とか何とか大騒ぎしながらオレが奥さんを病院に連れて行きかねない状況だったし、今日でも、ガス屋さん、家具屋さん〜以下略が、すべてオレを旦那だと勝手に思うから、ホントに一々説明するのに大変だったのです。(何しろ、これはどうしますか?なんて聞かれても、オレには判断できないので、奥さんが出ていると、判断待ちになっちゃいますからね)
 
{今日の告白?}
 ちなみに、今日の昼食は、1日1膳どころか、広島風お好み焼きのそばトリプル(3玉入っているということです)の肉卵でした。。。
 もちろん、奥さんがあきれたのは言うまでも無い事です。。
 格言(1日に1膳?)が全く活かされていない?新枝です。(意味違うか??)
3月25日
 マツダがRX-7の最終バージョン(限定車)を発表しましたね。
 これで、RX-7は打ち止で、今年の8月には一旦ロータリーはラインナップから姿を消してしまいます。
 理由は、8月からの生産車に課せられる排ガス規制の新しい基準をクリアできないためで、改良にかかる費用が現在の売れ行きではペイできそうもないので、生産中止ということで、これはスープラなんかと全く同じ理由なのです。
 一応、来年にRX-8が発売される事になっているし、噂ではその後に7の後継モデルのピュアスポーツが登場するらしい。(ただし、次期ロードスターとコンポーネンツが同じらしい)
 そして、マツダは来年から新車攻勢をかけていくので、完全復活が見込まれるなんて広島のニュースなんかでも報道されているんだけど、個人的には「???」なのです。
 古くから日誌を読んでいただいていると、アホな事ばかり書き連ねている中で、マツダについては時々詳しく書いているので、多分オレがマツダに関係していたのではないかと想像していらっしゃった方も多いと思うけど、それは半分正解です!(実は微妙にハズレなのです)
 そういう経緯もあるので、マツダにはいまだに愛着が残っている部分があるので、余計に心配と勝手な関心を寄せているんだけど、ホントに大丈夫なのかな?という疑問は、日々増すばかりなのです。
 ま、ウチよりは将来性十分!と言われると、返す言葉もないんだけど、特に最近の動向を見ていると、これから先が心配なのです。
 現在、マツダはフォード戦略の中に完全に組み入れられていて、以前の「兄弟」関係ではなく、完全に「親子」関係になっているのはご存知の方も多いと思う。
 その親子関係でフォードが期待していた3本柱として、「販売能力」「開発能力」「生産能力」があると思うのです。
 その中の、「販売能力」はすでに、マツダが介在するチェンネルからフォード自らのチャンネルに変更されたので、今は期待されていなくて、「生産能力」も今後シフトするのは間違いないと思われるのです。
 これは、詳しく書かないと誤解を招きかねないんだけど、次期カペラとファミリアが、何であんなにバカデカイ大きさのボディになったのかというのは、日本国内での販売台数が少ないために、海外用のボディとは別に国内用のボディを開発させてもらえなかったというのが真相なのです。
 そうなると、新車が登場したからと言っても国内で販売台数が伸びるとは思えないので、当然合理的に考えると、今後の戦略として国内生産を維持する理由が見つからなくなってしまいかねないのです。(いろいろな表向きの理由で説明されているけど、宇品工場の閉鎖は、その一環に過ぎないのです)
 じゃ、海外のマツダの工場で生産すればいいということになるんだけど、そうなると、これまたいろいろな理由で日本での販売台数が鈍化しかねなくて、その後の判断ではフォードと共同開発(もしくは委託開発)する車に敢えてマツダブランドが必要なのか?という疑問がMBA大好きなフォードの中で勃発するのは避けられない事なのです。
 じゃ、自動車メーカーとしては終止符を打たせてフォードの中の開発メーカーとして存続させようということになっても、最近導入したFSSという、事前の設計まですべて下請けにお願いする部品発注方式を導入した事と、希望退職で、そういう開発能力が大幅に衰退してしまっているので、今後開発メーカーとして存在感を残す事なんてできそうもないというのが実情なのです。
 そんな会社を抱えておくほどフォードはお人よしではないし、現在もアジアでの生産拠点として、大陸の新しい自動車会社の買収を目論んでいるフォードなので、生産能力は遠くない将来には期待されなくなると思うのです。
 その時に、自社開発力さえも衰退していると、それはもうオッソロシいことになってしまうワケなので、是非とも将来を見据えてがんばって欲しいと思うんだけど、今の社長の舵取りでは難しそうなのです。
 でも、マツダに栄光あれ!
3月27日
 昨日ホイールを装着するのに、わざわざ片道85kmもかけて来ていただいたIさんというお客さんがいるのです。
 Iさんは、昨年の夏前に、ウチのHPをご覧になっていて、防犯装置についてお問い合わせをいただき、いろいろ相談した結果、防犯装置のお買い上げと取り付け、そしてすでに持っていらっしゃったナビの取り付けに出向いたのが最初のお付き合いで、その後も利用してもらっていて、今回ホイールを購入してもらったのです。
 んで、超軽量ホイールを装着して後に、シートについてご質問があったので、いろいろ説明したんだけど、シートを交換したほうがよいのではないかというIさんの問いかけの理由は、腰痛対策のようなのです。
 普通、スポーツシートの相談というのは、多くの場合スポーツ走行時のホールド性の問題なので、少なくともお客さんの体型である程度判断できるんだけど、腰痛対策となると一概に断言することができないために、いろいろな可能性や選択肢などをご説明したのです。
 その中に、ドライビングポジションもチェックポイントにしていたんだけど、Iさんは問題ないポジションだったので、シートの変更によって腰痛が緩和できる可能性が高いものの断言はできないと思いますと付け加えたのです。
 もう1つ、腹筋運動もしてみるといいですよ!なんて、カーショップらしくないトークに脱線したら、今日Iさんからメールが届いて、その中に、超軽量ホイールに変更して、非常に追随性が改善した事に加えて、夜腹筋をしていたら奥さんから「何してるの?」と突っ込みがあったらしく、オレが腰痛対策にはシートの交換も改善する可能性があるものの、腹筋運動も効果的ですよと話した事を、奥さんに伝えると、「ええこと言ってじゃね。お金かければ良いというもんじゃないよ」と賛同?してもらったみたいでした。。。(賛同かな?)

 これって販売員としては失格?の応対なんだけど、アドバイザーとしては少し合格じゃないかと勝手に満足したのです。
 商品を買っていただくのはホントにうれしい限りなんだけど、だからといって満足してもらえないものまで買ってもらっても、やっぱりオレとしては喜び半減になってしまうので、必要な商品を十分な知識などとともに買っていただくのが良いと思っているのです。
 これまでの経験では、シートをスポーツシート(と言ってもフルバケットはさすがに除外だけど)に変更したら腰痛や坐骨神経痛が緩和したというケースはいくつもあるので、試しに買っていただいても、もちろん良いんだけど、ま、検討していただきながら、並行して腹筋運動もしてもらうともっと良いですからね。
 ご存知の方も多いとは思うけど、腰痛になる原因は、もちろんすべてじゃないけど、腹筋が弱っている事が原因になるケースが多いのです。
 腰なら背筋じゃないの?って気もしそうなんだけど、腹筋なのです。
 そして、背筋などと違って腹筋は、日常生活ではあんまり使わないので、意識して使わないとすぐに弱ってしまうのです。
 というワケで腰痛の傾向のある方は、ヒマを見つけて腹筋もやってみてください。
 もう1つ、腰痛傾向のある人の特徴として、うつぶせになって力を抜いても腰周りが堅いことです。(力を入れて堅いのは当たり前なので力を抜いてください!)
 なんだか、整骨院トーク(ちょっと違う?)になってしまったけど、腰痛は大変らしいので、皆さんも気をつけてくださいね。
3月29日
今日は、卒業延期を喰らっていたHちゃんが無事に卒業証書をもらえる日だという情報が入ったので、シッカリと早起きして久々の学校に乗り込みました。
 ロビーでは、教務部の責任者であるO先生が校長の来校を待たれていて、その合間にいろいろ話をしたんだけど、先日の「ケーキ半分パクつき事件」でばらしたHさんが、講師もする事になった影の実行犯なら、このO先生は表の実行犯というか、ミイラ取りの達人なのです。(オレはミイラ取りなのに、ミイラにされたわけです)
 このO先生は、なかなか魅力的な女性で、バリバリのキャリアウーマン(ちょっと古い表現?)で、言うべき事も言うし行動力バツグンなのに、親しみ溢れるキャラという完全無欠にあと一歩という素晴らしい人物なので、なんかの時に紹介しようと思うけど、それはともかく、今日無事卒業となるHちゃんは、オレも大変心配していたのです。
 昨年暮れ頃から特に出席率が低かったので、こりゃまずいなぁと思っていたんだけど、延期が決まってから通常のカリキュラムより、よっぽど大変な補習の連続だったのに、その間くじけることなくがんばって、今日の晴れの日を迎えたのです。
 ま、それだけがんばれるなら、最初からガンバレばええじゃんという考え方もあるけど、自分に危機感を感じて、気合いをいれて今まで乗り越えられなかった困難を克服してがんばり続けたという経験は、きっと忘れられないと思うし、卒業延期であっても、むしろ他の卒業生よりも思いで深い卒業になったはずなのです。
 本人に突っ込みを入れてみてもやっぱり同じ返事だったし、ホントにうれしそうな表情を見ていると、祝福に行ってよかったと思ったのです。
 わりとハデめのHちゃん、でも心根が非常にやさしいし素直なところはとっても素晴らしいと思っているし、そのことや卒業延期でも、人生で一番真剣に補習と取組んでいる今の状態がとっても素晴らしいことなんだぞって、他の卒業生と共に先日渡した手紙に書いて渡していたら、家で読んで大泣きしたそうなのです。
 というワケでスタートはちょっと出遅れたけど、これからのHちゃんに幸いあれ!
 ちなみに、このHちゃんはとんでもない酒豪です。オレに比類するくらいの酒豪なのです。
 んで、オマエはどのくらいなんじゃって? オレですか? オレはHちゃんに匹敵するくらい酒豪です。(それじゃわからんって!?!?)

{さて本編?}
 ウチの場合、WEBショップと言っても、出張作業や板金・車検などの引き取り、そしてタイヤ・ホイール交換もあるし、講師として学校やいろいろな方の所にも出かけるので、室内に閉じこもってばかりというワケではないものの、やっぱり皆さんからいただくメールは非常に楽しいものなのです。
 注文だから楽しいんだろ?という突っ込みもありそうだけど、注文以外でも取り付け後どうなったとか、ぜんぜん関係ない近況などを教えていただく事も多く、まだお会いしていない人でも、なんだかとっても身近に感じられて、そのお客さんのキャラクターを勝手に頭の中に作り上げそうです!(ま、お客さんも、オレのキャラクターをメールのやり取りとこの日誌で作り上げそうだから、お互い逢うとビックリかもしれません)
 その楽しいメールをいただく方の中で、やはり楽しみにしているのが”日本最速の法律家”のブースカさんで、また内容の濃いメールをいただいたのです。
 それは、先月東京でお会いした時に、ワイパーについての質問があったので、色々と説明したんだけど、その時に「ワイパーブレード(骨組み)も、性能差があるし、劣化もするんですよ」とアドバイスして、ブレードを交換されたんだけど、その歴然とした性能差にビックリされていたのです。
 そして、改めて実感されたのが、「単なるパーツ1つとってみても、ちゃんと考えながら交換や取り付け・調整などをすると、やっぱり違うのかぁ」ということだったそうです。
 そーなんです、そーなんです。漠然と消耗品として交換していると、普通の交換作業のように思えてピントの外れた交換部品や調整だったりするんだけど、問題点と目的を明確にして部品を選択すると、結構「マジこれ?」と思うような効果が出てくることも多いのです。
 それで、ブースカさんは、これまで車というのは単なる移動手段に過ぎない道具としてだけの対象だったのが、かなりクルマに対してのご自身の思いが変ってきたそうです。
 そーでしょう、そーでしょう!
 こういうふうに考えながら車のメンテナンスやチューニング(調整という意味のチューニング)をやり始めると、ホントにどんどんと気になる事が増えてきて、それを検証して、またそれが正解だったらうれしくて、身近に感じられてという、まさに「ハマッた状態」になるもんなのです。
 何といっても、オレなんてそれで今まで続いたようなもんだもんね。
 後は、部分だけを見るのではなく、全体を見据えた上での総合的な判断もすれば、誰でもクルマの達人になれること間違いないのです。

{おぉ!}
 そのブースカさんのメールに書かれていた本日最大のポイントは、ちょっとオレを誉めてもらいすぎの内容なので、さすがにここに書くには恥ずかしいから、後日何かの時に取り上げようと思うけど、27日の日誌ネタのシートについて触れてあったのです。
 実は、ブースカさんに言われる前から、最近の新幹線の運転席のシートって、良くなったなぁと思っていたんだけど、なんと、アレは数百万もするシロモノだそうです。
 いくら量産しないシートだからっても、そんなにするの?とビックリしたんだけど、数百万じゃ、レカロなんて金額的には完全にかすんでしまうけど、そんなに凄いのか??と、オレは完全に興味津々状態になっています!
 ま、確かに2時間以上も座りつづけて、「あーしんど、ちょっと休憩しよ!」なんてことは許されないワケだから、それだけ気合いを入れたシートを装備してもらっても、運転士としては当然?だとは思うけど、数百万でっせ、数百万!皆さん。
 こりゃ、何とかして新幹線の新型車両のシートに座ってみなければ!と心に誓った新枝でした。

{そのおまけ}
 それで思い出したんだけど、以前雑誌をパラパラめくっていた時に、衝撃的なシーンで出くわしたのです。
 それは、盛岡と函館を結んでいる「はつかり」という在来線の特急に使われている電車があって、実は製造後かなり古い(20年以上かな?)電車だから、それをリニューアルしていて、ホンマにこの電車20年モノ?と思うくらいキレイでイメージも変っているんだけど、その運転席の写真を見てビックリ!
 なんとリニューアル後の運転席のシートは、どう見ても車のシート。
 しかも、スポーツシートのリクライニングタイプだったのです。
 かなり前に見たので記憶は定かではないんだけど、恐らくレカロだったので、「え!なんで電車の運転席にレカロ?」と思ったのです。
 ま、長時間運転しても疲れないのはレカロのウリだから、そういう意味ではおかしくないんだけど、なかなかビックリでした。
3月31日
 最近どうも怪しいと思っていたことがあるのです。
 それは、オレの行動や食欲ではなく、ウチの新規掲載商品や新企画などをご案内する「トワイライト・トピック」が配信されていないという疑惑なのです。
 なぜアヤシイと思ったかというと、何通かはメルアドの変更などでエラーが返ってきたり、そうでなくとも着信メールを携帯等にも転送されている方が、携帯側でいろいろな処理をすると「携帯のアドレスには送信できなかった」というような意味合いのエラーが返ってくるんだけど、2回前の配信から全くそれが無かったのです。
 個人的には疑う事をしらないオレ(すんませんウソです)は、たまたまエラーが無かったのかな?なんて思っていたんだけど、ある常連のお客さんが「最近HP更新してもトピックの配信をサボってない??」という突っ込みがあったのです。
 「何冗談言うてまんねん!」と言ったんだけど、入念に調べてもらうとやっぱり届いていない。
 何でだろうと思いながら配信グループにオレのアドレスも加えて再送信をしても、確かに届かないのです。

 げげー、こりゃマジじゃ!と思いながら、いろいろみんなに聞いて回ったら、某メールソフトは代表的なソフトである反面、結構バグがあるらしいので、念のために再インストールして、グループを一旦削除して、せっせと気の遠くなるような登録していただいている方を入力して、「うりゃ!」とばかりに配信しても、やっぱりウチにも届いていない。
 こりゃアカン!と思ったので、ウチのサーバー契約会社に電話すると、最初に対応した人は、「悪いコンピューターのコールセンターの人」の典型例のような人で、何でもかんでもソフトが原因という方向に持っていこうとしているのです。
 アドレス帳のグループがおかしいだの、接続がどうだのいろいろ言ってくるけど、データはシッカリと転送されている事がダイアルアップを見てもわかるし、グループだってそういう可能性も考えられるから、削除して再インストールして、また新規に作って気の遠くなるデータ入力をおこなったのに、その説明さえも聞いていないがごとくなのです。
 そのうち、オレが地雷を踏んだらしく?相手が根をあげてSEにハンドオフしてくれたら、あっという間に話が進んで、お互いが問題点を確認して、金曜の夕方にはほぼ未配信の理由が特定できたのです。(サーバーのプログラムに問題があることが発覚したのです)
 そのリリーフエースのような人は、とても技術屋とは思えないくらい顧客対応ができる人だし、症状から背景原因の見極めができる人だったんだけど、やっぱりプロのあればあるほど、勝手に断言せずに相手の話を聞くんだなぁと、改めて思ったのです。
 これって、別にコンピューター関連に限った話ではなくて、多分色々な分野の専門家に、比較的共通する傾向じゃないかと思うのは、オレの勝手な妄想でしょうか??(本当の実力者ほど謙虚だし・・)
 というワケで、そのリリーフエースさんのツメの垢でもいただいて、もっと謙虚になりたいんだけど、電話とメールでは転送してもらえないのが残念でした。

 おかげで、久々にトピックをお届けできました。
 エラーで返ってくるメールがこれほど感動的とは思わんかった。。

{2002年のプレーボール!!}
 ついに始まりましたね。
 個人的には、あのセカンドユニフォームでも良い気がするんだけど、2試合とも結構緊張感のあるゲームだったので、連敗だけど楽しかったというのがオレの感想と書いて”負け惜しみ”というヤツです。
 特に清原は、ホントに風格が出てきたのは間違いないですよね。
 どうも、今年の初めから体重がさらに10kg程度増加したらしく、なんと110kgらしいですよ。(当然増えたのは筋肉)
 ホントに、数年前の体とは別人のような体になっているけど、マジで5年契約が済んだらK1ファイターにでもなるつもりか?ってカンジですよね。
 松井・由伸が不調の分せいぜい親分ががんばって欲しいと思う今シーズンです。

戻る