トワイライト裏業務日誌 2001年10月
10月1日
 あっという間に10月です!
 先月も食欲の9月。スポーツの9月などとワケのわからない事を書いたけど、もっと食欲の10月です!(昨日は大盛りのカレーを食ったけど、もっと大盛りが良かった新枝です。。。)

 さて、ここのところ行楽日和(昨日の中国エリアは雨だったけど)だから、土日の問合せはわりと少なめだったんだけど、それでもメーカーへ確認する必要のある内容は結構あったので、全部確認してお返事するのにわりと時間がかかってしまったので、確認した内容をご連絡するのが少し遅かった方もいらっしゃると思うけど、昼寝していたワケではありませんからカンベンしてくださいね!

{今日のコーヒー?ブレイク}
 先日オレとしては久々にコーヒーガムを買った。
 あれって、子どもの時には、妙にオトナの持ち物っていう雰囲気があるものですよね。(何歳までが子供か微妙な問題だけど・・・)
 買ったのは、かなり久々と言っても間違いなくて、知らないうちに、以前買ったコーヒーガムとはパッケージもまったく変わっていた。
 皆さんの中には、コーヒーガムなんて縁が無い人も、日常的に買っている人もいると思うけど、何かエライ久しぶりに買うと、買うこと自体が照れくさくなるというのは、ホントに自分でもおかしなもんで、レジの前で思わずポロッと落としたくらいなのです。(はっはっは、おっちょこちょいじゃ!)
 たかがコーヒーガムごときで、そんな大騒ぎするなと言われそうだけど、普段買わないモノを買うときには、結構オレは心拍数上昇、発汗モード全開など、はっきり言ってエネルギー消費状態になるので、ひょっとするとオレが欲しいものを買いまくれば、かなりダイエットになるに違いないという確信があるのです。
 ま、残念なのは、オレにはダイエットの必要が無いということなんだけど、皆さんも買い物の時には、ドキドキしながらエネルギー消費モードになりませんか?
 日本の経済の改善と、生活習慣病予防(ダイエット)のためにも国民をあげて買い物をしよう!(バカネタですんません!)
 ついでに、その買い物をウチでしてもらったら、オレもうれしくて発汗モードになってしまうので、さらにベストです!?(これまたダイエットの必要が無いんだけど)
 ちなみに、オレは買ったコーヒーガムは昨日使ったけど、同じく最近久々にコーヒーガムを買った方、どんな印象だったか感想をお聞かせください!
10月2日
 今日も出張作業だったんだけど、ホントに涼しくなってきましたね。
 特に、夜なんて、ちょっと前とは全く違って、作業していてもかなり過ごしやすいというのは、年中暑がりのオレとしては非常にありがたい季節で、食欲もあるわ、酒もウマイわ(これは年中でした!)、こーいう季節はホイホイと作業に出かけてしまうのです。
 ちょっと脱線しようかと思ったんだけど、今日は超短くて何のことかサッパリわからない内容で日誌は終わりです。
10月3日
 常連のMさんからメールで、車のエンジン不調に関する問い合わせがあった。
 それは、走行中に突然加速不良になるもので、その時の状況からいくつか推測して、いろいろ考えてみた。
 とりあえずMさんに回答した後に、もうちょっと調べて、「点火コイルが悪い可能性大」と伝えたんだけど、ディーラーに持ち込んだら「ビンゴでした!」とMさんから連絡があった。
 こういう予測が当たった時って、自分にとってトクになるワケじゃないけど、何だかうれしいもので、こういう事があるから故障診断はヤミツキになってしまうんだけど、ま、Mさんもメーカー保証で直ったから良かった良かったということにしておこう。

{道路の意味}
 ここ数ヶ月の間に、オレの地域では2本の新しい道路が完成した。
 そのうちの1本が昨日完成したんだけど、渋滞緩和策と言いながら、短区間で400円の通行料金のために、絶対に採算に乗るもんかい!と思っていたら、案の定、開通2日目の今日の渋滞時間にスカスカだった。
 反面、8月に開通したもう1本の道路は、これまでかなり時間のかかっていた区間を時間的なだけでなく、距離的にもショートカットしているんだけど無料なので、わりと利用者が多く、オレも頻繁に利用している。
 その効果もあって、その区間の在来の道路は、慢性的な渋滞がかなり緩和されていて、とっても便利になっているんだけど、時間短縮効果という意味では、こっちの無料の道路のほうが威力絶大なのは間違いない。
 なのに無料で、昨日開通した道路は有料、しかも通行量は期待できないから、在来の道路の渋滞緩和という目的は、まったく達成できないだろうし、通行収入も予測よりかなり少ないだろうから赤字になることは間違いない。
 だったら、何で有料にするのかということになるんだけど、こういうところがホントに不思議ですよね。
 行政のどこが、どういう予算を使って建設したかというのが、有料か無料かの分かれ目になるんだろうけど、そんな話は利用者にとって全く関係無い話で、もっと別の次元から建設と有料化の是非を考えてもらえないかと思うんだけど、皆さんどうですか?
 独立採算などの問題もあるとは思うけど、目先の料金収入に固執して、結局巨額の建設費を投じて建設した道路なのに、その道路の建設費を償却できないどころか、在来の道路の渋滞解消も達成できないなら、ホントにムダになりかねませんよね。(ちなみに、広島には、そういう利用されていない有料道路がいくつもあります)
10月4日
 早朝からメールへのお問い合わせに対応して、車と一緒で腹ペコ状態のまま、学校に講義に出かけた。(注 朝食は食べています!・・・食欲の秋ですけぇねぇ)
 オレの専門学校への登板日は、昼休みもメール対応をしているので、学校に到着してから学校を離れるまで、息つく間も無いくらいビッシリのスケジュールなんだけど、こりゃ自業自得なのでしょうがないですよね。
 その後、取引先に立ち寄ったりしてあっという間に夜でした!
 メーカーから1件出荷が遅れているけど、どうやらお客さんにはご迷惑をかけずに済みそうなので安心です!

{そりゃ深読みし過ぎじゃ!!}
 10月1日の脱線ネタ”コーヒーガム”だけど、「私も懐かしかった」とか「食べたけど、ちょっと味が変わりましたね」というメールをいくつもいただいた中で、特筆すべき突込みがあった。
 それは、あの文章を読んでいて、コーヒーガムを別のものに読み替えると、そのまんま意味が通じてしまうので大笑いしたし、ひょっとして新枝さんの買ったものは、そっちのほうじゃないの?」なんていう内容だったのです。
 確かに、あのネタを指摘された商品に読み替えて見ると、んん?読める読める!
 何と、ぜーんぶスジが通った文章になるではないか・・・・
 さらに、オレの表現に「昨日使った」という表現があって、それについても「ガムは使うものではなく噛むものでしょう?」という突っ込みも、実に理路整然、完全無欠な突込みでした。。。
 でも、深読みが過ぎますよSさん!
 オレが使ったと表現した理由は、眠気防止に使ったからなんだけど、それで確信したんだそうです。ははは誤解じゃ!
 え!具体的に何と疑われたのか書かないとわからないじゃないかって?
 ここには書きにくいモノです!
 文字列の長さといい、頭文字などという非常に似ているモノで、コーヒーガムを売っているところでも売っているケースもあります。(オレは子どもだからわかんないや!?!?)
 皆さんわかりましたか?
 わかった方はメールください。
 今回は「なんぞ」を差し上げませんが、正解の時だけは誉めて差し上げます。。。
10月6〜8日
 秋のゴールデンウィーク?と言える、この3連休は、事前にヒマだろうと言う事で、久々に仕事をかなり離れた状態で過ごさしてもらいました。
 もちろん、完全休業ではなく、モバイルVAIO君は道連れにしていたので、メール対応はできたんだけど、この3連休の間に、アチコチ行った中で、2つのお店でオレが専門学校で担当している学生がバイトしていたのです。
 ところが、そのバイト中の学生のFちゃんとMちゃんは、普段のノリとは全く違って、実にテキパキとがんばっているのです!
 1つの仕事をこなしている間に、あちこちから声がかかっても、焦る顔を見せるわけでもなく、うまくこなすことを考えているのには、「オイオイ、いつものなかなか行動できない状態とは、エライ違いじゃん! 他の先生も見たらビックリするでぇ」と言いたくなったくらいで、誰にでも二面性があるという事(良い意味で)を再確認しながら、学校での指導力?の無さもバッチリと実感したのは、トホホです。

 忌野清志郎の「昼間のパパ」じゃないけど、普段の学校での状態からは想像もできないくらい必死にがんばっている姿には、思わず涙(んなワケは無いですが)。
 やっぱりニンジン(バイト代)がぶら下がれば、がんばるもんだと感心したんだけど、だからこそ就職前にいい勉強になるんだろうと思ったのです。
 オレも昔々〜大昔?の学生時代にバイトしていた頃は、やっぱり社会の事は学校ではなくバイト先で学んだ事を思い出したけど、特に社会がサービス化していると言われている今の世の中だから、接客業でのバイトで得るものは、決してもらえるバイト代だけでないことを実感したんだけど、やっぱり2人にも良い勉強になっているよーです。
 忙しい中の、ホンの瞬間にオレと交わす二言三言にも、彼女達の充実感が感じられるのは、いいなぁ!ってカンジにさせられます。
 てなワケで、そういう元気にがんばっている学生を見たかったら、広島で最近オープンした「@@@II」と、その近くの創作料理のお店にいってみてください!
 何?名前も顔もわからんからチェックしようが無いって?
 だからといって、「アホな新枝に教えられている不幸な学生さん!」と叫んで、店員の反応を見ちゃダメですよ!?
10月9日
 はっはっは、忙しくてスッカリ日誌を書くのを忘れておりました!(スンマセン)
 今日も朝から走り回って忙しい思いをしたんだけど、連休明けからシッカリとお問い合わせやご注文をいただいたので、忙しいながらも感激しながらお仕事をこなしたのです。
 ところが、専門学校に行っている最中(休憩時間です)に、昨日の日誌に登場したMちゃんと長話をしていたら、これまた登場したFちゃんが入ってきて「ねえ先生、@@@@(車のナンバー)の黒い車って先生のよね? 窓に無断駐車禁止って貼ってあるよ」と言い出した。
 オレは学校に講義なんかに立ち寄る時には、学校の建物の前の駐車場に車を止めるんだけど(もちろん許可あり)、よく聞いてみるとそういう張り紙がご丁寧に2ヶ所も貼ってあるらしくて、用事が済んでから降りてみると、確かにデカデカと貼ってあった。
 そんな昨日や今日使い始めた駐車場じゃないのに、なんで今さらそんな事になるんじゃ?と思いながら事務室に乗り込むと、さすがに事務の人は恐縮していたので、カンベンして帰りました!?
 これって、講義のタイムスケジュールが10月から変わったからなのか疑問は尽きないんだけど、張り紙はマジで恥ずかしいですよ!
10月10日
 メルマガもご購読いただいている皆さんであればご存知だと思うけど、今週月曜に発行予定のメルマガを1週延ばした。
 その理由は、検証内容が複雑になり、十分にチェックできないために1週間時間をとったんだけど、あまりにも深い疑問に手を出してしまったようで、調べれば調べるほど、まるで「底なし沼」のような状態に入り込んでしまったのです。
 何しろ、オレだけでは、確信が持てない部分もあったので、ウチの隠れたエース?である弟まで動員して調査中なのです。
 ちなみに、ウチの弟はこれまでちょろっとだけ日誌にも登場しているけど、某ディーラーでスペシャリスト・サービスマンをしていて、今年もメーカーの技術競技会全国大会に出場するんだそうだ。
 ま、確かに販売会社の数が多い中で、中四国大会を勝ち抜いたんだから、トンビの俺とは全く違って”鷹”なのは間違いないんだけど、これまでのスペシャリスト用の教育内容を思い出してもらいながらオレの理論を検証してもらってますから、皆さんもう少し待ってください。
 でも、来週月曜に間に合わなかったら(可能性大!)、差し替えネタを用意しないといけないので、こりゃ時間も無いし昔の漫才みたいに、それを考え出したら「夜も寝られなくなってしまう」状態になりそうです。

{ホントの日誌}
 というのは、タテマエの裏業務日誌で、実は今日結構爆睡モードでした。
 というのも、ここのところ朝7時に起きるのが通例なんだけど8時半まで爆睡して、電話で起こしてもらった。(プラス1.5時間)
 そして、昼飯前に30分、食後に1時間は寝ている。。
 ということは3時間も余計に寝ていたのです。(はっはっは春でもないのに久々の爆睡じゃ。)
 そういうこともあって、起きてる時間は忙しかったのなんのって、自業自得ではあるけど、こうして23:38という時刻でもせっせとオシゴトをしているハメになりました。
 問合せをいただいた方は、まさかそういう状態だったとは思わなかったに違いない!(寝ていても、それをカンジさせない回答をお届けするのだけが?オレの特殊技能かも)
 というワケで、メルマガのネタは今から悩んでみます。(液体燃料はお預けじゃ!)
10月11日
 HP更新分のページを用意しながら、あっという間に専門学校に出かける時間になったので、あわてて突撃し90分3連発の講義をすまして帰りに取引先に商品を取りに行って、速攻で出荷といういつものように走り回ってあっという間に夜でした。

{今日のシーズンイン}
 ところで、最近の夜はかなり涼しくなってきたから、久々の日本酒作戦にトライしてみたのです。
 涼しいというのは、超暑がりのオレの発言で、世間ではすでに肌寒いらしく、オレでなくとも日本酒愛好家には、すでに熱燗のシーズンインになっているようです。
 というワケで、実に久しぶりの日本酒を、これまた定番のオツマミであるスルメと一緒に退治したんだけど、日頃そんなには思わないものの「日本人でえかった!」という気になった。(いい加減なものでシーズンインにはいつもそう思う)
 日本酒の熱燗にスルメなんて、おっちゃん臭いなぁ・・・なんて思っているそこのアナタ!
 オレの受け持ち学生には日本酒大好きの19歳のコ(Hちゃん)がいるぞ!!
 ま、19歳というのは少しだけ問題があるような気がするけど、21歳のAちゃんも日本酒はスキに違いないと確信しているので、皆さんも四季折々のオイシイお酒を楽しみましょう!
 というワケで、もう1本つけようっと!
10月12日
 今日は学校が違うものの、昨日と同じパターンで、朝仕事をサクサク片付け、専門学校で3連発、そして取引先&出荷という一見全く同じパターンの1日でした。
 その講義内容はともかく、1年のHクンが、ウチのHPをパソコンの科目の時に見つけたらしく、このマジメ?な裏業務日誌を読んだらしい。
 「あんなにいろいろ面白い事をよー書いとるねぇ」と広島弁丸出しで言っていて、特に、車関係の仕事に加えて、学校で講義をしたり、HPを更新したり、バカな日誌を書きまくったりという、高度な?複合作業を1人でやっているのは信じられないらしい。
 同じ話は、お客さんにメールや実際にお会いする時に言われる事も多く、特に0時を回ってからのメールに速攻返事を書いている時があると思うと、朝の6時に返事を書いていたりするもんだから、たまたまそんな深夜と早朝のメールを受け取った事のある方なんかは、「アイツはいつ寝ているんだろう?」と疑問に思われるらしいのです。
 確かに、そう思われてもおかしくないかも知れないんだけど、十分とは言えないまでも、適当には寝ているので皆さん安心してください!?
 でも、この日誌を読んでいる方ならともかく、読まれていない方が、今日みたいな日に問合せやご注文をされていても、多分あまり違和感の無いタイミング(さほど遅くないタイミングという意味です)に返事をお返ししているので、まさか90分の講義を3連発入れている人間だなんて気づかれないはずですよね?
 休憩時間を最大限に活用してます!なんていう自画自賛PRはどーでもいいとして、後でこの日誌を読まれてもしビックリされたら、オレはそれだけで満足なのです。(イタズラ好きな子ども並み?)
 昔から広域にお客さんが多かった話は、ここでも何度か触れた事があるけど、それだけいろいろなお客さんがいると、当然のようにお客さんの中で入院されるケースも出てくる。
 普通、ディーラーの担当者だからと言って、一々お客さんの見舞いに行く事自体、あんまりあることじゃないけど、オレは耳に入った場合は、なるべく差し支えが無い事情であれば見舞いに行っていたんだけど、それはお客さんを心から見舞うという気持ちにプラスして、ビックリさせてやろうという、見舞いという美談を帳消しにするようなアホな行動理由なのです。
 広島からだと結構な距離になる島根や四国まで見舞いに行ってビックリさせたのは、過去に1度や2度ではなくて、そのときのお客さんの唖然とした顔を見たときにはホントに、苦労も報われた?と思ったものなのです。
 バッカだなぁ、なんて言われそうなんだけど、でも、何にしても「へぇ、あの時に、そんな事までやっていたの?」というのが発覚する時って、結構ワクワクするものですよね。

{今日の1問1答}
 ウチのHPのヘビーユーザーであるMさんが、「新枝さんのところのHPには、何で世間でよく売れている気がする@@と##なんかの掲載がないの?」という至極最もな質問があった。
 これは、質問する側からすると、実に最もな疑問なんだけど、オレ側からすると実に合理的な理由があって、性能が非常に不安定で、カタログどおりの性能を期待するには程遠いモノや、故障率が非常に高いのがはっきりしている商品は、なるべく掲載しない方向で商品を選択しているからなのです。
 機械モノである以上、故障は無縁ではないんだけど、それでも数多く扱うと、故障が多い商品とか、もっと言うと故障が多いメーカーというのがいくつかはっきりしてくるものなのです。
 ウチのコンセプトでありネーミングの由来でもある、店側の理論だけで無くお客さん側の視点に立ったアドバイスをするためには、他の選択肢が無い商品はともかく、なるべく粗雑な商品や、詰めの甘いメーカーは避けるというのが理由なので、それを説明したら、「へぇ。今時珍しい店ですねぇ」と感心されたので、むしろオレのほうがビックリしたのです。
 ま、今や、自分がうまく儲ければそれでいいなんていうお店は、確かにどの業界でも沢山ありそうだから、そういう意味では遺跡級の変わった店なのかも知れませんね。
 それはともかく、だからといってウチに掲載されていない商品=粗悪な商品というワケではありませんから、あんまり考えすぎないよーにしてくださいね。(その時にはメールで聞いてもらうのが一番ですが)
10月13日
 眠い目をこすりながら出張修理にお出かけでした!
 今日の修理は、2日間車を運転しないとバッテリーがあがってしまうというもので、バッテリーの消耗であれば交換するだけでOKなんだけど、時々バッテリーが原因ではないトラブルがあるのです。
 今回もバッテリーを交換しても同じ症状の再発ということで、「出動コール」があったんだけど、原因追求の見込み時間が事前にわかりにくい、仕事の予定を組む上で少しやっかいなトラブルなのです。
 到着後、まずは電気負荷をゼロにしている状態で、バッテリーからどの程度の電流が流れているかチェックすると450mAという一般的な数値の約10倍だった。
 こりゃ2日も放置すれば、あがるのは当然だ!と思いながら、メインヒューズなどを抜き替えたりして、おおむねどの系統にトラブルがあるか絞込んだんだけど、車両側ではなくて、後から取り付けてあるヘッドライトのチューンナップシステムが電流を消費していたのです。
 これで原因究明と思いきや、実はこの車、そのチューンナップシステムを使うと、同時点灯するために、それを防ぐアダプターを途中に入れてあって、そっちのほうに原因があってこういう結果になっていたようです。
 このあたりの診断は、同じ部品を点検しても、その点検の順番などを間違っただけで、結構誤診することが多いので、どういう順番で絞り込んでいくかという事前の構想がとっても重要なのです。
 これを間違うと、今回のケースではチューンナップシステムのほうをクロと判定する可能性はたかく、多分かなりの人は、そう判断したと思われる症状でした。(アブナイ・アブナイ!?)
 でも、原因が市販商品であれば比較的絞込みはカンタンなんだけど、これが車両側だととっても厄介で、車両の配線図があれば、個人的には楽勝なんだけど、それが無いと、不具合部分によっては完全に絞り込めないケースもあるので、場合によっては1日がかりになることもあるのです。
 その反面、ディーラーの場合、車両側のそうしたトラブルの場合は楽勝のはず(実際には配線図さえ読めないサービスマンも多いので、楽勝と言い切れないのが残難ながら実情です)だけど、市販商品は呪文なみにサッパリわからないという問題があるらしい(オレはディーラー勤務で市販用品を扱っていたので、そういう意味ではへっちゃらなんだけど)ので、もし市販用品にお困りのディーラーがあれば、今後のお互いのために共同作戦を実施できればなぁと思いますから声をかけてくださいね。(ウチとしては、そういう場合の配線図を入手できるのでメリットです)

{今回の究明タイム}
 幸いな事に30分程度で、原因を追い込む事ができました!
10月15日
 腐った食べ物とモデルチェンジ直前のナビバージョンアップソフトほど、使い物にならないモノは無いと日頃から考えていて、バージョンアップソフトは、新製品が出そうだという情報を収集するのにも気合いを入れるようにしているんだけど、今日も1つ判明しました!
 アルパインのHCE-V103に代わるソフトが年内に発売になることがはっきりしました。
 ということで、昨夜HCE-V103をご注文いただいたお客さんに、そのことを伝えると、「それなら新製品に変更してください」ということで、予約第1号とさせていただいたのです。
 いくら、新しいソフトと言っても、データは道路情報で約半年、その他のデータはもっと前になってしまうのは避けようが無い。
 だからこそ、ソフトの鮮度は重要なので、お客さんにそういう情報を提供できてホントに良かったと思ったのです。(ウチとしては売上がかなり先に延びるけど、購入いただいて満足してもらうほうが重要です!)
 というワケで、まだ品番もはっきりしてなくて未発表の新ソフト(多分HCE-V104だとは思うけど)なので、HPに掲載できないけど、同じようにフライング予約をご希望の方がいらっしゃいましたら、”アルパインHCE-V103の後継ソフト、フライング予約希望”と発注フォームよりご予約ください。(ウソです。フライングという文字は無くてもOKです・・・)

{残念!}
 以前、ちょっと触れたと思うけど、長年付き合いのあるお客さんのNクン曰く、オレは「無冠の帝王」で「噛めば噛むほど味の出るスルメ」らしい。
 その無冠の帝王というのは、世間でインパクトの強い肩書きが無いワリには、いろいろな意味で使い道があるんだそうです!?(自分では何とも判断できん。。。)
 オレの無冠はともかく、結局清原は今年も無冠に終わってしまったので、まさに無冠の帝王なのは間違いないですよね。
 特に今年タイトルを争った打点王は、自力だけではどうしようもなくて、自分より前に塁にどれだけ出てくれているかというのも大きなポイントなので、何ともいえないけど、ペタジーニが2冠になりあれだけチャンスに活躍した清原がタイトルを取れなかったその大きな原因が巨人のピッチングスタッフにあった(巨人戦は異常なくらいペタジーニが打っています・・ピッチャーというよりリードに問題ありなんだけど)んだから、実に悲しい話です。(ヤクルトファンの方にはうれしい話ですよね)
 でも、ウチにはKちゃんの土産の清原バットがあるので、是非とも来年も巨人で活躍して、無冠の帝王返上を願わずにはいられないのは、オレだけではないですよね?
10月16日
 今日メールチェックをしていると、ティーノに乗っておられるSさんが燃費記録に挑戦?されて、満タンで1,070km走破されたというメールをいただいていた。
 1800ccで1/3程度高速道路だったとはいえ、なかなかできない記録で思わず祝福メールを返信したんだけど、燃費もスゴイながらタンクがカラになる寸前まで乗る勇気にも拍手です!(ただしガス欠すると、世間の目は”ひんしゅく”に早変わりだけど・・)
 普通の人は燃料残量警告灯が点灯すると、気が気じゃないっていう人が多いだろうし、メーターの赤いゾーンに針があると心配になるのが普通ですよね?(という書き方をするとSさんが普通じゃないように思われかねないけど)
 オレはディーラー時代からの職業柄、多少どころか燃料計のEラインでもあんまりビックリはしないほうだから、Sさん同様、過去に満タン1,000kmという経験はあるのです。
 当時2000ccのインタークーラーターボに乗っていて、渋滞も無かったから、走行中に「こりゃ記録モノかな?」と思っていると、それからもメーターの針が壊れているかと思うくらい燃料が減らなくて、結局給油した時には、オーバー1,000kmで燃費も17.6km/Lだった。
 特にそのときに乗っていた車は、それが明るみになると問題を残しかねない「自動車メーカー 負の遺産」みたいな車だったし、まだまだエンジンのセッティングに整備する人間の技量が大きく影響する時代の車だった。
 オレは少なくとも、その自分の乗っていた車に関しては、広島でエンジン調整の右に出るものはいないなんて自信(過信という噂アリ)を持っていたので、「どうだ、まいったか!?」という感じの記録だった。
 それに比べると、今の車は自動制御のおかげで、こまかな調整はあんまり必要では無いものの、そういう理論やウデを振るうにはちょっと物足りないのが残念と言えば残念なのです。
 とは言うものの、アホのように走り回ったツケで15万キロも走行してしまった最近になって燃費の最高記録が叩き出せたのは、やっぱりイリジウムプラグやエンジン調整等の細かな積み重ねとエンジン処理剤での劣化防止によるところが多いと思うので、うれしい限りです!
 ちなみに、日誌をお読みの方の中には、わりとオレの車を知っている方も多いと思うけど、2000ccツインカムでこの前出した新記録は14.0km/Lでした。
 同じ車に乗った経験がある人だったら、この記録がとんでもなくスゴイ事にお気づきですよね??
 ちなみに新記録を出したといっても、ガソリン使わないようにエベレストの山頂からアイドリングで降りたワケではありませんから念のため。
10月17日
 これまで海外からのプロモーションとしてオーストラリア、カナダ、台湾などからの商品の売り込みがあったり、イギリスや韓国からの問合せや注文があったことは、日誌にも時々登場しているので、ご存知の方も多いとは思うけど、先日、海外の商用サイト宣伝の会社から、宣伝に関する提案のメールが来た。
 その事自体は、海外からの提案を除けば特に珍しくもなく、日本の会社からであれば日常茶飯事なんだけど、1つだけ違っていたというか大笑いした事があったのです。
 そのメールはHTMLでのメールだったので、画像を組み込んだ提案書のような様式になっていて、提案は英文でズラズラといろいろな事が書いてあった。
 それだけなら、これまた初めてでも何でも無いんだけど、その画像部分というのがウチのHPの一番上のページ(グリーンバックのページhttp://www.twilight.gr.jp)なんだけど、そこに書いているウチのコピー(お店での説明に満足していますか?〜以下略)が、なんと日本語ではなく中国語になっていたのです。(中国語に翻訳しているのではなく中国語に化けているだけ)
 オレはよくわかっていないながらも、自動選択にしていなかったり、適当にマニュアルで選択した結果の画面を画像としてコピーしたのかも知れないけど、そんな提案じゃあまりにも大マヌケなので、提案として通用するワケないんだけど、あきれる前におかしくて爆笑したのでした。
 ま、英語圏の人にとっては、中国語も日本語も見分けはつかないんだろうからしょうがないけど、少なくともオレは英語圏に能動的に宣伝するつもりなんてありません!
 だってねー、英語バージョンのページがあるワケでもないし、英語の問合せが急増したら対処しきれないもんね。
 でも、IT革命なんてモノは錯覚に過ぎないと昔から言いつづけていたオレだけど、英語を使えるようになる事だけはオススメします!(誰かオレにも教えてください!)
10月18日
 この裏業務日誌の影響力の恐ろしさ?をマジマジと実感しました!
 というのも、15日にアルパインの新作ナビソフトが発売されそうならしいという確認済みだけど、未発表情報が入手できたので、現行モデルをご注文いただいた人に、せっかくなのでその情報をお伝えしたら、「それなら新製品で」という事になった経緯を日誌に載せて、「もし他にもご希望の方がいらっしゃれば、”アルパインHCE-V103の後継ソフト、フライング予約希望”と書いてフォームで注文してください!なんて書いたら、マジで”フライング注文”をしていただいた方が数名いらっしゃいました。。。。
 こりゃ、うかつなことを日誌には書けないわいと、今さらながらビックリしたりご注文を感謝したりしていたんだけど、どんどん波及して、そんな事も書いていないメーカーの新作ソフトまで”フライング注文”をしていただいた方までいらっしゃったのです。
 これって、普通の予約注文のように思えて、実はゼンゼン意味合いが違う気がするのです。
 なぜかというと、未発表商品なので価格がはっきりしないのに、注文されているわけで、なじみの店ならともかく、これまでご利用いただいていない方からも、フライング注文をいただくなんて、何とウチは信頼が厚いのでしょう!(え、そーいう意味じゃないって?はっはっは、スンマセン)

{似たような脱線ネタ}
 それはともかく、オレの販売方法の特徴?として、昔からお客さんにあまり値段を聞かれないまま注文してもらうという傾向はあって、後から「取付に行く日に現金持って行くけどいくら?」なんていうちょっと考えれば順番がひどくデタラメな商談は多かったのです。
 ある日、同じカンバンのフランチャイズの会社から研修のためにウチに来ていた人を教育すべく、オレはいつものようにお客さんと商談していた。
 日頃は無口なオレもスムーズに商品への質問を説明でき、ご注文をいただいてお客さんは帰られたんだけど、研修に来ていたSさんが開口一番「今のお客さん、商品注文されてないんですよね?」と聞いてくる。
 ヨソの会社の人間ながら、実にマヌケなヤツである。
 オレの横に座っていながら、まさか寝ていたんじゃないだろうなと思いつつ、一応研修で来ているんだからグッとこらえつつ満面の笑みを浮かべつつ「いえ、さっきの商談のとおりでご注文をいただきましたよ」とちょっとばかりプレッシャーをかけつつ、心の中では「オマエ気合いいれて商談を聞いておかんかい!」と思いながら伝えた。
 すると、「でも新枝さん。おかしいじゃないですか、代金を説明しない商談で成約なんてありえないじゃないですか。だからどれがオススメか聞いて帰っただけじゃないんですか?」と言い出した。
 そこで、聡明な??オレは、はっと気づいたんだけど、昔からこういう商談って結構多かったんです。
 特に作業を含めてのご注文の場合には、それまでのお付き合いで、その価格には何らかの深い意味があると思っていただいているお客さんは多いらしく、比較して高い安いという事を気にされない方は、なぜか多かったのです。(当時、決して高くはなかったつもりだけど・・)
 そういう、オレの周りでの日常は、研修に来たSさんの非日常だったらしく、Sさんの研修レポートにはシッカリそのことも書かれていて、その後本部から新人研修の依頼はパッタリと途絶えた。
 ある日、本部の担当者と話していると「新枝さんのところは、普通の新人の勉強になるところじゃないですからねぇ」などと言われてしまったんだけど、普通の新人には参考にならんというのはどういうことじゃ!と言ってやったけど、やっぱりそうなんでしょうね。

 もちろん、今も昔も普通のお問い合わせやご注文には、こまかな明細をご説明していますから、普通のご利用者である皆さんは安心してくださいね。
 ま、今日書いたようなイレギュラー対応をご希望であれば、オレは結構何でもありなので、遠慮なく”イレギュラー対応希望”と書いて注文してください。
 いかん、こんな事を書くと、またそういうオーダーがありそうなので、ここらへんでやめておきますね。(でも、対応しますよ)
10月19日
 はっはっは、昨日書いたらホントにイレギュラー対応希望もメールまで来てしまいました!
 さすがに今回は初めてご注文いただく方ではなかったんだけど、ひょっとしてこの日誌は、書けばそのことが叶う魔法の日誌じゃないかと思えてきたので、ついでに調子に乗って「オレに1兆円寄付したい人希望」とか「チロル1,000個プレゼントする人希望」とか書いてみようか・・・・(冗談です!)

 それはともかく、昨日今日の専門学校ネタをちょっと紹介すると、昨日は講義終了後に片付けをしていると欠席していた学生Sちゃんが教室に入ってきて、ニコニコしながら「先生おっはよー」(昼です!)なんて手を振っている。
 「どーせ、遊びすぎで爆睡していたんだろう?」なんて突っ込むと、どうやら正解だったらしく、「まあまあまあ」とか何とか言いながら「先生アメあげるから」とアメを渡されて丸め込まれてしまった。。。
 アメ玉1個で口を封じられるなんて、なんと情けないヤツなんだろうと自分でも反省しながら、そのコといろいろ話したけど、「でも欠席なのは変わらんぞ」というと「やっぱりダメかぁ・・」なんて笑っていたのです。
 当たり前だけど、そういう部分はキッチリしないといけませんからね。
 アメ玉1個で欠席もみ消しなんてできるわけないのです、この実社会では!(昼飯1回ならともかく・・・ウソです!)

{その2}
 今日のマーケティングの講義では、回転率について特に重点的に解説したのです。
 一般的に利益を出すためには、原価を抑える事が考えられがちだけど、商品やお客さんの回転率を向上させえることで利益を増加させる事も可能なのは、そういう判断を行う立場にいる人であれば気づくはずですよね。
 その回転率向上に邪魔になる要因をいくつか説明して、そういう陥りがちな自分の主観を取り除いた、シーズ的な発想のもとのマネジメントが重要だという例を説明したんだけど、その最初の例がファミレスで、もし低価格最終戦争になった場合にファーストフードとどっちが生き残りやすい環境かという点を説明した。
 ついでに、これは何もファミレスだけの話ではないということで、似たような商品やサービスを提供していながら回転率の違いによる内容の違いについて、例を挙げたテーマがまずかった。。。
 イヤ、正確に言えば、本来学校で例に挙げるにはふさわしくないモノだったことと、学生もそのテーマに異常な興味を示したために、その分析と比較対照の業界がどうやって発展してきたかということを経営に最も重要で忘れられがちなポイントを押さえながら解説し、将来像を説明することで時間切れになってしまったのです。(要するに脱線し過ぎたってことです)
 え!何をテーマに挙げたのかって?
 さすがに、学校で取り上げるのにふさわしくないテーマではあるので、マジメが売り物の?この日誌では書かないので、興味ある人は予想をメールしてくださいね。(最近このパターン多い気がする・・・)
10月20日
 天気もスカッと快晴で、気持ちよくドライブじゃなかった車検の引取りです。
 またまた、遠距離引取りだったんだけど、元々車の運転がキライではないので実に楽しいひと時なのです。
 今日の車検のクルマは、アルトワークスの新規格モデルです。
 もう、新規格が車検を迎える時期になったのかとビックリしつつも、ワークスの動力性能にも改めてビックリです!
 ま、行きが同じく軽のNAのオートマだったので余計に感じるのかも知れないけど、はっきり言ってオレのクルマよりもパワフルなのは間違いなく、確かにこれなら2000ccクラスのスポーツモデルがやっつけられてしまう事があるというのも納得です。
 とは言うものの、先日書いたようにお客さんのクルマでスポーツ走行なんて楽しんでいないので、お客さんに聞いた燃費よりも良い数値も記録したのではないかと思うのです。(どうやらオレは、こと足癖”燃費を考えたアクセルワーク”に関しては、悪くないようです)
 ちなみに、当然のことだけど、帰路では各部に問題がないかどうか、さまざまなチェックしながら帰ったんだけど、いくつかおかしなところを発見したのです。
 これって、喜ぶべきか悲しむべきか判断に迷うところだけど、単なる通過儀礼として車検を行うなら悲しむ理由にもなるけど、安心して使うための検査が車検という発想であれば、むしろ発見できて良かったと喜ぶべきですよね。(ま、サイフ的には喜べないモノでもあるけど・・・)
 世間で45分車検とか、コンピューター診断を駆使した超スピード車検なんて、さもスゴイようにCMしている車検は数々あるけど、45分でできる可能性もあるという単なる可能性を宣伝しているパターンか、45分でやるために、実際には何もチェックしていないに近いような車検がかなり横行している事実は、あまり知られていないから、利用される皆さんも、そういった部分を理解した上でどういう車検方法で受けられるか判断されるほうが良いと思いますよ。(ここらへんのオッソロシぃネタは、書けばいくらでもあるんだけど、必要以上に不安を撒き散らしてもいけないし、今回はそういう趣旨じゃないからパスします)
 ちなみに、今回のお客さんは、「ちゃんと見る車検」を求めて、ご相談の上でウチに入庫してもらったので、不具合が発見できたというのは、ウチにとってもお客さんにとってもラッキーな事だけど、やっぱりラッキーはアンラッキーかも知れない。(費用は高くなりがちだもんね)
10月21日
 今朝、モバイルVAIO君でメールチェックをしていると、途中からまったく新しいメールが着信しなくなった。
 こりゃ壊れたかな?とか、もしかしてウイルスの影響?なんて考えながらビクビクしたんだけど、よく見るとデータはせっせとダウンロードされているので、「ひょっとして、どデカイ画像かなんかの添付があるメールかも」と思っていたら、予想どおり爆裂クラス(爆裂だからと言っても巨乳を想像してはいけませんよ!・・Tさんへ)の添付ファイルがついていました。
 ついでに言えば、その爆裂サイズのメールがあったために、メールサーバーがいっぱいになって、その後のメールが届かずにエラーになっていたようです。
 多分、ご注文や問合せに関するメールはエラーになっていなかったようなので安心だったんだけど、多くの方にメールを配信されるグループの方が発信されていたメールが原因だったので、メール配信にももっと配慮をしてもらいたいと思ったのです。
 特に画像の添付は、画像処理の世界では4MB、5MBはちびっこサイズのファイルだけど、メールに添付すると致命傷になりかねないので、皆さんもメールで送る際には、気をつけてJPEG等を使うのを忘れないようにしましょうね!
 ま、自分にも言い聞かせている事なんだけど、画像を処理して添付して、「そりゃ!送信!」とボタンを押して、送信がエライ時間がかかるなぁと思った瞬間に処理した画像をJPEG等に変換していなかった事に気づき、あわてて中止して作り直すなんてこともあったので、ホントに他人事ではありません。

{今日の告白}
 久々の筋肉痛です!
 昨日久々に、運転中に意識を失って、気づいたらバッティングケージの中に入ってバットを持って立っていました。。
 
 マジで1年ぶりくらいにバッティングセンターに行ったんだけど、予想外に空振りも少なく、まともだったのに気を良くして、2ゲーム目以降で投球スピードをアップしても、むしろそれまでよりも良い打球を打てたので得意満面だったのはいいけど、やっぱり翌日である今日に筋肉痛というオマケがついてしまったのです。
 ま、投球スピードを速めて打てるというのは、間違いなく以前よりスイングを速くしているということだから、筋肉痛もやむを得ないんだけど、速めたほうがマシンで捉える率が高かったというのは、一見カッコいいものの何のことはない、「ボールが少しづつ引力で落下する弾道」をアホなオレは計算できないだけなのかも知れない。(ま、AI機能ナシの頭ですからねぇ・・オレは)
 でも、バーチャルバッティングセンターは、バッティングマシンの投球タイミングが、ディスプレイのバーチャルピッチャーの動きでわかるので結構打ちやすかったですよ!(というワケで本日のオススメです)
 とりあえず1年間のブランクがあっても、ヘタになっていなかったのは、トスマシーンをプレゼントしてくださったKさんと、清原バットをプレゼントしてくれたKちゃんのおかげと考えて感謝いたします!(スペシャル・サンクス) 
10月23日
 ちょっと今日は皆さんへのお知らせです。
 すでにご存知だったり、理解した上で利用されている方もいらっしゃると思うんだけど、最近着実に増加しているセルフスタイルのガソリンスタンドで発火事故が増加しているのです。
 その理由として、クルマから降りる時に、シート等と服が擦れあって発生する静電気が給油口のキャップを開けるとき等に放電して、給油口から圧力によって噴出している気化ガスに引火してしまうというもので、タンクが燃え上がってしまうケースは非常に稀だけど、軽いやけどを負うケースなどが頻発しているのです。
 元々、一般的なイメージと違ってガソリンはなかなか引火しないものなんだけど、静電気のように電流が小さくても電圧の高いエネルギーを適度に気化しているガソリンのガスに与えると、当然のように発火してしまうのです。
 特に寒くて空気が乾燥するこれからの季節は、着込む服の繊維によって、とっても静電気を溜め込みやすいので皆さんも気をつけてください。
 オレも、寒い時にセーターなんかを着込んで作業していると、クルマの金属部分に接近すると突然、カミナリの子どもみたいなヤツが指から出てきて「うぎゃ〜〜」と叫び声をあげるくらい強烈なショックを受ける事があったのです。(最近のクルマはワリと発生しにくくなっているけど・・)
 特に暗いところで作業している時なんて、ホントにSF映画みたいに指から青白い光線が出るもんだから、痛いのも忘れて「オレって超能力者?」なんてアホなことを考えてしまう事もしばしばだったのです。

 ちなみに、静電気防止グッズに触れて降りてから給油するというのはよく知られた作戦だけど、降りる時に新しい静電気を溜め込みかねないので、できれば降りる時にもドアの金属部分を触りながら降りてから、ゆっくりと歩いて給油口に近づくことをオススメです。
10月24日
 ブレーキパッドの交換などの依頼でHさんの所に車を取りに行って、早速作業にかかると、な・な・なんと、ブレーキキャリパーがピクリとも動かない。。
 ん?オレも腕力が衰えたかな?と思いながら、ちょっと力を入れても変化ナシ。
 しょうがないので、ハンマーとキャリパーに損傷を与えずに済むようなブロックを組み合わせてやっとキャリパーをずらすことができたんだけど、キャリパーのピストンを押し戻そうとすると、これこそピクリとも動かない。
 「がーん! こりゃピストンの固着じゃ・・・」と依頼だけの作業では済まない事を確認したので、さっそくHさんに「おっ、親分!ていへんでい!」(注 そういう言い方はしていません・・念のため!?)とばかりに電話をして、状況説明をして、結局ブレーキキャリパーのオーバーホールを追加することになったのです。

 ここのところ日誌で車検ネタが多いんだけど、今回のHさんの車も前回の車検でブレーキの内部をオーバーホールしていなかったようでした。
 昔と違って、ブレーキキャリパーのピストンのメッキも頑丈になってきたので、確かに毎回オーバーホールする必要も薄れてきているのは事実なんだけど、最近、どうも”ブレーキ内部はそのまんまでOK”という風潮がユーザーだけでなく整備工場側にもはびこっているのは考えものだと思う。
 先日も似たような事を書いたんだけど、最近車検は安全を維持するための検査という本来の目的が忘れ去られて、早さと安さだけで競争されている商品になっている気がするのです。
 もちろん、必要の無い過剰整備までする必要は無いんだけど、特にブレーキのような部分については、もう少しちゃんと考えて欲しいと思うんだけど皆さんはどう思いますか?
 お客さんがそういった車検後のトラブルを知らなくても、それは構わないけど、少なくともそういったトラブルがどの程度あるかという説明くらいしておくのがプロとしての姿勢のような気がするのです。
 今回のケースだって、車検の時に交換していれば、ちょっとした追加金額だけでOKだったのに、こうやって普通の整備として改めて作業するとかなり高くなってしまうのです。
 というワケで、皆さんも車検の時には、そういったリスクを含めてどこに出すか、どういう内容で整備するかを是非考えてくださいね。

{今日の驚き!}
 振り返ってみれば2日連続マトモな業務日誌だった。
 というワケで当然のことをビックリする日誌の脱線ぶりに反省です!(でも、治りそうもないけど)
10月25日
 皆さんの仕事にも、なぜか超多忙になる日ってありますよね。
 オレの場合、それが今日だったのです。
 今日は、専門学校で講義3連発の後で、大型荷物の出荷(ジェットバッグです)、完成した車検のチェック、もう1台入庫している車の納車など、まさに目白押しってカンジだった。
 そこで、A型でもないクセに段取り男に変身したオレは、どうやったらうまく仕事をこなせるか、まさにミラクルなスケジュールを組んでいた。
 ところが我らが愛しの巨人にミラクルが帰って来なかったように、ミラクルな作戦はいともあっさり崩れ去ったのです。

 まず、朝、なんだかイヤな予感がするのでジェットバッグの仕入先に「昨日商品をウチに出荷してありますよね?」と聞くと「へ!こちらにありますけど」といともアッサリ作戦を覆す言葉が返ってきた。
 このジェットバッグは今日出荷することでお客さんには連絡を入れているから、取引先にお願いして、直接ウチに持ってきてもらうことにしたのです。
 というのも、運送業者ではたいがい翌日になってしまうだけでなく、不在のときにはせっかく持ってきた荷物を持って帰ってしまうので、ヒミツの置き場所を教えてそこにオレの不在の間に持ってきてもらう事にして、やれやれこれで何とかなったなんて安心して講義を済ませて帰ってみるとOH MY GOD!ヒミツの置き場所はカラッポだった。
 なんと、あんなデカイものを、このヒミツの置き場所からどうやって持ち去ったんだろうとか、その盗人は怪力の持ち主で軽自動車でも持って帰るのではないんじゃないか?とか、焦りながらもアホなことを考えつつ仕入先に電話すると、「あぁ、車に入らなかったんで運送業者に出しておきました」なんて、これまたアッサリ答えられてしまったのです。
 がががーん!と中が空洞の頭で鐘が鳴り響く音がした。。。
 さっき書いたことをお読みいただいた方であれば、もう今日お客さんへ出荷するのは間に合わないというのはお解りですよね。
 というワケで電話一本じゃなかったメール1通「スミマセン、取引先のポカで出荷が1日遅れます」と書けば済む・・・というのはスキじゃないので、それからが大騒ぎです。
 まずは、もって帰っているF運送に電話して、今日持ってきて欲しいということを伝えると、ドライバーは荷物を降ろしてまた出発しているのでもうダメだという、砲弾さえもはねつけるような事務的な対応!
 しょうがないので譲歩案として、オレのところからお客さんに出荷するS運送の営業所(これはF運送業者のたった100m先)まで持っていってもらえないかと聞いても、これまた嫌がるのです。
 ウチに配達するよりは、何十倍もカンタンだしトラックだって数台くらいは営業所にあるはずだからということでお願いしたけど、これもS運送に取りに来てもらってくださいなんて言って渋る渋る。
 ま、一旦引き下がり、S運送に電話すると、S運送は取りに行くのをやはり面倒がってF運送に頼んでくださいなんて言う。
 要するに「たらいまわし状態」で、とってもピンチ。ウルトラマンだったらカラータイマーが赤の連続点灯状態と言ってもいい。
 ただ、ここで両方の運送業者を責め切れない理由もあるので、オレも突っ込みを入れにくいのです。
 というのも、F運送だって、別にミスをしているワケではなくて、指示どおりに仕事をしているだけで、お客さんへの出荷がピンチになっているそもそもの理由は取引先が昨日ウチに出荷していない事と、今日の状況をスッカリ忘れて、勝手な判断で運送便に切り替えていたことで、被害者であるオレでも、どちらの運送業者にも過失が無い事だけはよくわかっていたのです。(ただし、不誠実な対応だとは思うけど)
 でも、これでお客さんへの出荷が遅れるのは、やっぱり避けたいので、取引先に「ま、そもそもお宅のダブルミスなんだからF運送に因果を含めてS運送まで持っていってもらうように圧力かけてね」と小市民のオレとしては珍しく有無を言わさぬ言い方で命令して、無事出荷することができました!(良かった良かった!)
 いやー、時々こういう事があるけど、ホントにいつもハラハラもんです。
 だからというワケではないけど、もし日誌をお読みの皆さんのご注文で、お届け見込みをご案内していながら「お届け遅れのお詫びメール」が届いた時には、それ相応の事情があるだろうということを想像してもらいながら「バカヤロー!」と叱ってくださいませ。
10月26日
 昨日の出荷遅れ防止作戦の余波のせいで深夜までの仕事になったんだけど、明日納車の車検の洗車やら何やらが残っているので朝早起きしてワークスの洗車などにいそしんだのです。
 そして時間ギリギリになったので、今日もあわてて2日連続の専門学校へ登板しに行ったんだけど、やっぱり疲れているのがわかるのか、学生のNちゃんが「先生疲れているでしょう。20分寝てもいいよ、起こしてあげるから」なーんて優しい言葉をかけてくれたんだけど、ひねくれ者のオレは「またぁ、そんな事言って講義終了時刻まで、そっとしておく作戦だろう??」と言いながら、せっかくの申し出をお断りしたのです。(ふふふ・・学生がっかりの図じゃ)

{今日のマジメネタ}
 学校で寝なかった分、こちらでサボリます!・・・というワケで今日はパス。
 え!パスって2回まででしたっけ?
 過去に何回パスがあるか、どなたか調べてくださいね。
10月27日
 今日は車検だったワークスの納車です。
 お客さんの住んでいる街との中間地点付近で待ち合わせという作戦だったんだけど、お客さんの体調不良で、途中から急に予定変更になって、お客さんの家まで突撃する事になったのです。
 ま、その後のスケジュールには全く問題が無かったので、ドライブ好きなオレとしては、さほど問題にもならずに、絶好調のワークスでお客さんの家まで乗り込んだのです。
 特に、このワークスはマニュアル車で、とってもミッションの入りが悪いために、もって帰る時も四苦八苦していたんだけど、ミッションオイルの交換とミッション用の秘蔵?の添加剤を入れると、まるで別のミッションになったみたいに、カンタンにシフトチェンジができるようになったのです。
 車検に限らず、何か作業なんかをして、こういうはっきりと差が感じられるポイントがあると、お客さんだけで無く作業を請け負ったオレとしても楽しいもので、納車後の試乗でお客さんも「ゼンゼン違った!」と喜んでもらったのです。(特にスズキのマニュアル車のミッションって結構入りにくいけいこうがあるもんね)

 納車の後、すでに体調が回復していたお客さんと食事をしたんだけど、セットメニューを注文して、ゴハンをおかわりできるというので、ゴハンをおかわりするわ、お客さんが「食べきれないから食べてもらえませんか?」というものまでペロッと食べてしまったので、「ホントに、新枝さんのどこにそれだけの食べ物が入るのか不思議」ってあきれられてしまいました! ははは・・・・ちなみに今回のお客さんは女の子で小食です。
 「おーい、オマエは女の子のお客さんなら食事するんか?」なんて突っ込みを入れられそうだけど、時間帯、まだ説明に必要な所要時間、オレとお客さんとの後の予定など状況によってお客さんと食事する事があるというだけで、男のお客さんとも食事したこともたくさんあるので誤解しないでくださいね。(ウソだと思う方は過去の日誌を調べてくらはい! なーんて)
10月29日
 お客さんから商品の到着をわざわざご連絡いただくことが、なぜか不思議に多いのは、オレの人徳ではなくて、オレがおっちょこちょいだから「メールでも打っておかないと、まだ発送してないと勘違いしてもう1度商品を送りつけてくるかもしれないから連絡しておいてやるか・・」という、皆さんの暖かい配慮なのかも知れないですね。
 その中で、本日Nさんからいただいたメールには、さすがのオレも目が覚めるというか冷や汗モノでした。
 というのも、商品が意外と早く到着したとご連絡をいただいた追伸に「THULE EVOLUTION XT 100 @@@@@円(実際には具体的な数字が入っています)」と書いてあったのが少し気になったのですが・・・と書いてあったのです。
 ん?何が気になるんだろうと思いながらNさんの伝票ファイルを開いたら、な・な・なんと@@@@@円というのは、ウチの仕入れ単価じゃないか!?!?
 お客さんには冷や汗をかきながら、てっきりウチの売上伝票(店控え分)を間違って発送したのかと思ってメールしたんだけど、今日誌を書きながらいろいろ考えてみると、多分出荷トラブルの最中に業者がウチへの伝票を箱に貼り付けていたのを、Nさんが開かれたのではないかと、ようやく結論が出た気がするのです。。。
 久々にやってしまったマヌケな失敗で、これはどっちにしても笑うしかないですよね?
 ま、ああいう大型荷物の場合、送料も高額だし、比較的安めの価格設定だと思うので、笑って読み流してください!ね!Nさん。
 特に自営などで商売をしていらっしゃる方ならお解りだと思うけど、そういう売価から原価を差し引いた金額というのは、最終利益でも何でもなく、いわゆる粗利益に過ぎません。(もっと財務的な言い方をすると限界利益ですが)
 それに、さきほど登場した物流費や仕入れにかかる様々なコスト、そして店の維持に必要な最低限のコストを加えて、全販売商品で適当に均等割りすると、最終的な利益は結構少ないものですよね。
 とか何とか言い訳して誤魔化そうとしても、やっぱりマヌケな失敗でした。。。あー恥ずかしい!
10月30日 あぁ恥ずかしい!
 やっぱり予想どおりの突込みでした。。。
 昨日のメーカー納品書が付いたまま商品を届けた事件で、「卸価格を公表しているお店は、こちらですか?」とか「公明正大?なガラス張りの新枝さん」とか、果ては「隠し事の無い立派な人物ですね」や「是非、私が注文した際にもお願いします!」など、いろいろ皆さんから突っ込みメールをいただいてしまいました。
 ホント恥ずかしい限りです!
 でも、予想以上に大笑いしていただいた方が多かったようで、せちがらい世の中に一服の清涼剤としてお役にたてて何よりです!(なーんていうのは強がりで、ホントに恥じ入っています)
 もちろん、マジメにいろいろ仕事をしたんだけど、消し飛んでしまいそうな事件の余波でした!
10月31日
 午前中はドタバタでした。
 何といっても、修理で預かっている車の交換部品が見積もりとゼンゼン違う価格だったという事件で大変な目に逢わされてしまったのです。
 修理を進めていく途中で、予想外の部品の交換が必要になるというのは、もちろん珍しい事ではないんだけど、その部品を価格を工場の担当者に調べてもらって、お客さんと相談の結果修理しようということになって部品を手配し、作業は問題なく完成したんだけど、部品の納品書を見て、またしても「OH MY GOD!」と叫ぶ事になったのです。
 ま、部品の価格を教えてもらった時に、その部分のパーツにしてはエライ安いなぁと思ったので、疑ってあれこれ詮索しなかったオレにも落ち度があると言えるんだけど、価格を調査する時に早く調べてあげたいという工場の担当者の”良かれと思った配慮”として、ウチの部品を注文する業者とは違う業者で部品価格を聞いたらしく、その修理とは関係の無い業者が間違った価格を伝えていたので、「責任の所在」がアヤフヤなことになってしまったのです。
 ま、ウチに部品を出荷する業者には責任ないし、価格を伝えた業者だって、注文されていない商品のそういう責任まで負えないだろうから、詳しく事情を確認して、ウチと工場とで価格差を吸収することになったのです。
 元々修理金額のワリには、大して利益が無い修理でもあったので、まさに”トホホ”って感じなんだけど、お客さんに見積もった金額を、修理が済んでから「部品代金が違ってましたから、変更しますね エヘ」なんて言うことは言えないので、これが正しい対処だと思うのです。(お天道様の下で堂々と仕事をするためには、必要な痛み?ですよね・・・ま、サイフは薄くなるけど)
 というワケでお客さんであるHさんは、大ラッキーで安く新品部品になりました。

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