トワイライト裏業務日誌 2001年9月
9月1日
 先日、ちょっと日誌でも触れた、走行中にスピードメーターとタコメーターの針が突然踊りだす?という故障の診断に行ってきたんだけど、こういう時々しか発生しない症状って、オレ達のような診断する人間が試乗すると症状が出ないという法則があるのです。
 ほとんど常に症状が再現しているような状態なのに、持ってきてもらうと全く再現しないなんていうケースだって珍しくなく、診断よりも症状の確認が難しいなんていうこともしばしばあるんだけど、オレの行いが良いため?か、過去1年で5回しか出なかった症状なのに、30分くらいで再現したのです!(ビバ!)
 結局、その1回しか出なかったけど、おかげでかなり絞り込めるようになったので、今後の修理方針は早めに決まった。

 普通、悪い箇所を交換すれば最善の修理と思われがちだけど、それは理論的な話で、今回は部品交換もするけど、その周辺が悪かった場合は、あえて交換せずに一部の修正だけを追加としておこなう作戦にした。
 それは、新車を製造する工場ラインと一般修理の背景要因の違いが理由なんだけど、こういう背景要因を考えなくて修理方針を決めると、かえってお客さんに潜在的なトラブルを増やしてしまったり金銭的な負担だけを強める結果になることがあって、ディーラーの修理で問題になるのは、そういう事例がわりと多いのです。
 その方針を説明して、後は部品待ちになったので、しゃべったりしながら楽しいひと時を過ごして、今日はオシマイでした! うふふ。
9月2日
 ちょっと書き忘れていたんだけど、31日に学校で久々に学生と再会した時に、Hクンが「先生!日誌読んだけど、腹筋100回もやっているなんて驚いた。 まさかオレと競うからって、そこまでやるなんて思わなかった」と驚いていた。
 ふっふっふ、まだオレの本性?がわかっていないねHクン!
 何も知らずに見ると、外見からオレはどっちかというと、机上の空論を”こねくりまわす”タイプに思われがちだし、確かに世間で重視しない理論も重視しているからそうも見えるだろうけど、結構実践派でもあるのです。
 実践派なんていうとカッコいいけど、体で覚えるタイプなだけかも知れないので、その程度だと思っていてくださいね!
 だから、決してそうは見えないながらも、やる時はヤル!というノリなもんだから、日頃そんなにトレーニングしていたワケじゃなかったのに、夏休みの間に100回可能な状態になったりしたワケです。
 前に日誌にも書いたけど、オレとスキーに行った人なら、オレがアホみたいにすべりまくるのはご存知だと思う。
 いくら平日だからと言っても、1日50本以上なんて、みんなからあきれられるもんね。。。(単なるおバカ)

 というワケで、Hクン曰く、「ちょっと力が入っている状態の腹筋触らしてもらってええですか?」というので、ホイッとばかりに力を入れたところをHクンが触って一言「げ、腹筋が割れている!」だそうです。。
 ま、オレの場合、その外側にちゃんと脂肪もついているので、アスリートのようなデコボコにはなっておりません!

 え?他にネタは無いのかって??
 スンマセン!そのとーりで、今日はメールの対応はしていたものの結構平穏な1日でした。。
9月3日
 なんだか久しぶりの打ち合わせ連発シリーズで、出荷なんかも含めて、昼も夜も大騒ぎでした。
 ま、その内容はとくに面白い話ではないんだけど、ちょっとショックな話を聞いてしまった。

 というのは、ディーラー時代のオレの後輩にSクンというサービスマンがいた。
 彼は、ある部分欲望の権化?みたいなところがあって、@@雑誌、@@ビデオなど、そういう方面には非常に造詣?が深くて、裏ビ@オのアヤシイ通販に手を出して、シッカリとボッタくられて、コッソリオレに相談したなんていう、他人からすると笑える事件をたくさん抱えている人物でもある。
 そういう、超俗物的なSクンの結婚したきっかけは、なんと文通だったという、ちょっと意外性も兼ね備えている愛すべきキャラクターなんだけど、彼の子どもが非常に重い病気になって、病院に連れて行くと、危険だというので九州の専門病院にヘリコプターで緊急搬送されて間もなく手術されるらしい。
 まだ、生まれて半年で、自分の不調なんて親に告げることさえできないにしても、あまりにも可哀相な話だと思いませんか?

 Sクンもヘリで九州の病院まで同行したらしいけど、仕事のことも気になったのか、単身帰ってきて、職場の上司に「心配しないでいいから、ついていてあげなさい」と言われ、また戻ったらしいけど、元々何よりも仕事を優先するなんてタイプじゃないから、Sクンは親になって、家庭を大切にするだけでなく、家庭を大切にするために仕事を大切にするようになったのかと、改めて彼の成長ぶりと、心の葛藤を知ったし、その気持ちを察すると、ホントに可哀想で涙が出そうになったのです。
 彼のお子さんの手術と術後の経過が良いことを祈りつつ、今日はオシマイです。
 ホントに、元気でいることは何よりも幸せですね!

{オレの事件}
 実はオレも春に自分のことを心配したことがあった。
 それは、ある時に片側の乳輪が硬く腫れていたのに気づいたことで、マジで「ゲゲッ」と驚いてしまったのです。
 明らかに硬いし、直径は2センチ以上もある。
 可能性は非常に低いものの”男の乳がん”という可能性もあるので、数日いろいろ考えていた。(大きさから言っても、ある程度進行している可能性もあったので)
 万一そうだったら?ということも考えた反面、意外と冷静に分析していて、がんって細胞の1つから増殖するんだから、乳輪の中心からずれることの無い円形に腫れるのって偶然じゃないかぎりあり得ないのではないか? だから単に乳腺が腫れているだけじゃないか?なんて、いろいろ考えながら、かかりつけのドクターに受診したんだけど、この先生は、非常に患者のことを考えている人で、そういう時の不安になる心理をホントによくわかっていて、そういう不安を和らげながら伝えるべきことは伝えるという、プロというかサービス業の人間が勉強すべき姿勢を持っている人なのです。
 結局、1ヶ月くらいで腫れは治まり結局乳腺の腫れだったということになったんだけど、そういう確率の低そうな病気を考えただけでも、いろいろ人生について思うことがあるんだから、Sクンもホントにいろいろ考えることがあると思う。
 自分の事も辛いけど、やっぱり愛する人間が病に倒れるほうが辛いですからね。(と、オレは思う)
 というワケで、皆さんもお体は大切に。
9月4日
 昨夜は夜更かしだったけど、遊びの時にはバッチリ起きる新枝です。。
 と、言いながら今日は仕事で早起きして(当たり前だけど)、車の引き取りに出かけて行った。
 すると、昔からのお客さんでその車の持ち主であるHさんが「燃料少ないけど、多分大丈夫だから、修理よろしく頼んます! あの車の燃料計ってかなりいい加減だから」と電話があった。
 そこで、オレはとっても素直な新枝クンだから、なるほどと納得して乗って帰り始めた。
 ところが、一番下の目盛りを割り込むこともあるし、残量警告のランプは点きっ放し。
 軽自動車ならいざしらず、ガス欠で1.3トンもあるATで4輪ディスクブレーキの車を押すなんて元気は無いので、運転するウチに段々不安になってきた。
 ま、持ち主が大丈夫って言うんだから大丈夫なんだと思うけど、小心者で小市民のオレは、さすがにその状態で10kmの道のりを往復なんてすると、恐怖心?で発狂しかねないので、ちょっとだけガソリンを補給しようと思ったら、そういう時に限って道路の反対側にしかスタンドが無いんですよね。
 個人的には、昔、仕事で回送中の車両でガス欠した経験があるだけで、いつもギリギリでもセーフだったんだけど、そういうギリギリの時って、なぜかガソリンスタンドが自分の走る側に無いのは、不思議でしょうがない。。
 この先にあったはずだから、なんて反対側のスタンドを横目にそのまま走行していると、その先にあったはずのスタンドは知らない間に閉鎖されていて、思わず「うぉ!こりゃヤバ」と叫んでしまいそうになったくらいです。
 皆さんも実感されていると思うけど、ホントに最近スタンドの閉鎖が多くて、こういうガケップチの状態では、精神衛生上良くないですよね。
 何でも自由化は良い事のように言われているけど、以前の林立している状態も異常なら、最近のように激減したんじゃないかと思われる状態も、問題ありのような気がしてならない。
 ま、そんな悠長なことを言っている状態じゃないから、見つけた反対側のスタンドにUターンして入ったんだけど、5リットル入れてもほとんど針が上昇しなかったので、「給油せずに、そのまま乗ったらアウトだったのでは??」と思ってしまったのです。
 この件は、やっぱりHさんに今度聞いてみようっと。
 その時に「ウン、帰ってからよく見ると、あれはヤバかったねぇ」なんて答えが返って来たら冷や汗モノだけど。。。。

{今日のラジオネタ}
 その引取りの最中にFMを聞いていると、広島の番組で、パーソナリティーがおかしな事を言っていた。
 ま、パーソナリティがおかしいんじゃなくて、発表内容がおかしいだけなんだけど、広島県警の発表によると「これまでの交通事故の統計を解析すると、9月4日というのは広島市の東区エリアで非常に事故が多い」ということらしい。
 そのネタを紹介しながら、パーソナリティも統計ってスゴイですねぇなんて言っていたけど、そんなアホな話は無い!

 例えば、学校の夏休みが終了して初日(9月1日)が事故が多いとか、8月の最終日曜が事故多発日だというような統計だと、当然意味があるのはおわかりですよね。
 その背景に、夏休み最後の日曜だから、「思いっきり遊びまくろう!」なんて人が多くて、結果として事故が多発するというようなことは十分あり得る。
 でも、月初の1日みたいな日や1月1日みたいに曜日に関係せずに、毎年の市民の行動パターンにある種の傾向があるような日はともかく、9月4日に多いなんて言っても、曜日は毎年違うし、毎年仏滅というワケでもない。ましてや毎年グランドクロスになるワケでもなく、満月の夜ばかりではない。(注 満月の日は重大事故がおきやすい傾向があります)
 それなのに、9月4日が事故の特異日だと発表するなんて、統計学的に言うと、かなりおかしな話だと思うんだけど、これに詳しい方いらっしゃったら教えてもらえませんか?(お願いです)

 ちなみに、今日は、オレの空腹感が非常に気になる特異日です。。。エヘ
9月5日
 クルマ業界には昔からニッパチの法則が生きている。
 これは、同じ事が当てはまる業界も多いと思うけど2月と8月はヒマになるという法則で、去年のウチはバッチリと当てはまっていたのです。
 ところが、やっぱりヘソ曲がりなオーナー(オレのことです)がいるせいか、21世紀のウチにはそういう常識さえ通用しないのか、今年の2月に、まず売上月間新記録が出て、その頃から1段階違うボリュームでお問い合わせやご注文をいただくようになった。
 そして、ジンクス打破第2弾の8月がどうだったかというと、これまた異変が起こったのです。
 6月から、さらに皆さんからのお問い合わせが増えたので、「ははーん、さすがはボーナス需要じゃ!」と、オレはもらわなくなって久しいボーナスにうらやましさ半分、そのおかげでご注文をいただくことで感謝半分の印象を持っていた。
 ところが、7月にまたまた新記録が出たあとで、非常勤として教えに行っている学校も夏休みに入り、「8月はどーせヒマじゃから、思いっきり羽根(鼻の下ではありません!)を伸ばして命の洗濯じゃい!」などと1人でニヤニヤしていたら、「小人 小閑を持て余し小悪を成す」という格言?のとおりにさせてはいけないという麗しの?神様の配慮なのか、7月に近いご注文をいただいたので、残念ながら羽根を思いっきり伸ばすことができなかったのです。(でも、ご利用いただけるので、ホントに皆さんに感謝なんですよ!)
 商品の充実だけでなく、今後のサポート作戦もいろいろ改良を考えているので、これからもウチを可愛がってやってください!というお願いモードはともかく、お問い合わせやご注文をいただく方の層の裾野がかなり広くなってきたのは確かです。

 したがって、わりと専門知識を持っている方ばかりではなくなったので、いただいたメールの文面から、どれだけ推察できるかというのが重要なんだけど、どうしても説明上、わかりにくい用語を使わざるを得ない場合もありますので、皆さんも「こりゃ難しい説明じゃ」と思われたら、遠慮なく「わからん!」と言ってくださいね。

{今日の業務新ネタ}
 以前、イギリスから注文があったのは、問合せ、受注、発送の各段階で日誌でも触れたと思うけど、今度は韓国への出荷の可否についてのお問い合わせがあった。
 どっちかというと、同じ事の繰り返しは苦手だから、そういう意味では実に刺激があっていいんだけど、毎回毎回、いろいろなことを調べなくてはいけないので、ホントに緊張モノです。
 ウチもワールドワイドになりましたなぁ・・・ガハハ!なんてのんきなことは言っていられないので、がんばりますね!
 というワケで、珍しく、業績報告と決意表明の日誌でした。
9月6日
 今日は専門学校の登板の日だというのを既にご存知の方もいるみたいで、「講義が済んでからでいいので、ちょっと教えてください!」というメールをいただいた。
 ホントに皆さんスンマセン! そんな気を使っていただかなくても、合間合間を有効に使いながら、なるべく早めの対応を心がけています。

{今日の脱線ビックリネタ}
 その講義では、ちょっとした学生からの突っ込みとアウトロー軍団のOさんからの追求もあったんだけど、これはヒミツにしておくとして、休憩時間に学生と雑談している時に発覚したんだけど、1年終了時に退学したYちゃんがなんと来月出産らしい!
 といきなり書くと、順番がデタラメなんだけど、退学後にすぐに結婚して、早くも来月出産だなんて、なんだかオレよりグッと若いコにもう子どもができるのは、複雑というよりも不思議な気がする。
 でも、冷静に逆算すると、アレ??時期が合わない。。ですよね??
 ま、そんなことは良いとして、純粋に出産を喜んであげようと思うのだけど、あのコが親になるのかと思うと、ちょっと想像できないけど、日本の母は強し!?だから大丈夫だろう。
 ちなみに、このコ、去年の11月に市内で校外授業をして、広島のメインストリートの本通りで解散前の点呼をとって、「じゃ、解散!」って言った時に、「じゃあね。バイバ〜イ♪」ってカンジで手を振りながらオレのそばを離れていったものだから、オレも手を振りながら、ふと振り返ると、街を通りがかる人達が、その光景をてっきりオレのナンパ終了後の光景と勘違いしたらしく、冷たい視線を浴びせられたという原因を作ったコでもあるのです。
 オイオイ勘弁してよ、オレはマジメに校外授業の点呼をとっていただけなのにって思ったけど、ちょっとギャル風で、目のまわりにスパンコールみたいな(正式名称は知りません シールでは無かった)ものを散りばめていたから、そういう視線があってもおかしくないのかも。。。皆さんはどう思われます??
9月8日
 昨夜からの予定にかなり変更が生じたので、今日の作業へむかう手順を組替えて準備したんだけど、最近モバイルVAIO君でメールチェックする時に、受信件数が多いせいもあって接続する携帯電話のバッテリーの消耗が多くて、今日も、予定変更があったから昨夜充電していなかったから、途中でウルトラマンのカラータイマーがピコピコする状態になった。
 モバイルVAIO君を車で使う時には、シガライターからACを取り出せるインバーターがあるから、いくら使ってもゼンゼンOKなんだけど、携帯のバッテリーがピンチになると、メールチェックはできないわ、電話も受けることができなくなるわと、出張作業+待ち合わせには、非常に具合が悪いのでアセリまくりだったのです。
 電池残量の表示が後1つになった時点で、その後連絡が必要なところには、ぱっぱと連絡してスグに電源OFF、そしてメールチェックする時に、その瞬間だけ電源入れて接続するという、実に地味なことをやって、ようやく夕方に帰ってきたんだけど、ホント終日行動するときには、充電ケーブルを持ち歩かないといけないという、大きな教訓でした!(久々にサル並みの反省!

{今日のコラム}
 そのピンチな状況の中で、携帯にメールが1通届いた。
 それは、オレが会社の名前を命名した事業主の奥さんからだったんだけど、タイヤ代を払うのに振込みでも良いかというものだった。
 残り少ないバッテリーを駆使?して「集金に行っても振込みでもOK」だということを伝えると、「新枝さんは忙しそうなので、集金に来てもらうのは申し訳ないから、手土産でも持参してお支払いに行きます」という返事が返ってきた。
 いつも思うことだけど、直接仕事に関することじゃなくても、女性の場合、相手の家にお邪魔する時は、わりと何か持っていく習慣があるようですよね。
 ウチでも、はっきりとそういう傾向があって、旅行のお土産なんかは男女の違いは無いにしても、何でもない時などははっきりと違いがある気がする。
 だから、男の場合ってよっぽど何かない限り、まず間違いなく”手ブラ”のはずで、かく言うオレも、友達の所に行ったりする時に、何かお菓子などを持って行くなんて習慣は、あまりない。
 でも、女性の場合って、結構女性同士でも、何かしら持って行くことが多いのは、やはりお互いにそういうモノを食べるのが好きだという事もあるんでしょうね。
 ちなみに、酒もスキなクセに甘いものにも目がないオレなんだけど、一応男だから、もちろん”手ブラ”大好き人間なのは間違いありません!
 というワケで、ウチに来られる皆さんも、気を使わずに手ブラで登場してくださいね。

{今日の宝探し?}
 皆さん、韻を踏むという言い方をご存知ですよね。
 また韻を踏むだけでなくて、いろいろな言葉の表現方法というのはたくさんあるものです。
 B'zやミスチルの歌詞なんかでも、結構やっている手なんだけど、1つの言葉に2つの意味を持たせたり、2つの言葉をうまく対比させることで、そのフレーズを読む人のリズムを良くしたり、意味を強調したりと、いろいろな使い方があるのはご承知のとおりだと思うけど、今日の日誌に、ちょっとそれが使われているのです。
 でも、今日の作戦は、読んだ全ての方がわかるワケではなくて、ごく一部の人(1人?)しかわかんないかも知れないという、超レアな使い方なんだけど、もしわかった方がいらっしゃったらキーワードと意味をメールしてください。
 正解者には、”なんぞ”を進呈します!
 ちなみに、正解の発表はしませんので、秋の夜長に想像を繰り広げておいてください! ふっふっふ。
9月9日
 今日は菊の節句ですねぇ。。。
 なーんて、オレが言ってもおかしいだけなので、今日もマジメにオシゴトです。
 2週間ぶりにHPの商品の追加をするためにせっせと作業をしたんだけど、その合間に作業に出かけました。
 今回のお客さんであるMさんは、顧客番号1という幸運?なナンバーの持ち主で、もちろん納品書のナンバーも1番をお渡しした記念すべきお客さんでもある。
 Mさん自身も、ナンバー1にはとっても感激してもらったらしく、「新枝さん! この伝票は記念だから、大切に保存して飾っておきますよ」なんて言ってもらった事を覚えている。
 今までも何度となく利用してもらっているんだけど、今日はMさんの実家の車にエンジン処理剤とプラグの交換をしたんだけど、驚いたことに、オレの使っているプラグ交換用の工具が使えなかったのです。
 別に安物のオンボロを使っているワケではなくて、これまで使えないなんてアホな話は無かったんだけど、プラグの上の円筒状でプラグを脱着する筒の途中にヘコミを作ってあるので、そこに干渉してソケットが奥に入らないのです。
 肉厚の厚いソケットならイザ知らず、まさかそんな事になるなんて考えもしなかったので、最後の手段でヘッドカバーまで外して作業したら、そばで見ていたMさんは「えー、そこまでやるんですか??」とビックリしていた。(ははは・・・結構やりますよオレって)

 というワケで、結構「そこまでやるか?」モードのオレだから、Mさんが保存するという一昨年の伝票ナンバー1の納品書を飾るための額縁でもプレゼントしようかな!?!?
9月10日
 いつも定期的にメールをやり取りしているお客さんは結構いるんだけど、その中で商品を買っていただくだけでなく、いろいろ紹介や宣伝活動をしてもらっているFさんがいる。
 そのFさんに、以前ご注文いただいた特注のステンレスメッシュのブレーキホースを、この前に無事装着できたという連絡をいただいたのです。
 Fさんの車は、どちらかというと市販商品が少ない車で、このバリエーションの無さに関しては、オレの車に匹敵するくらいのマイノリティと言ってもよいくらいなのです。
 何しろ、このFさんとの付き合いが無ければ、この車に4A-Gが搭載されているモデルがあるなんて考えもしなかったくらいです。(コレは単なるオレの勉強不足かも)
 というワケで、ブレーキホースも不幸なことに適合が無かった。
 そこで、相談していただいて特注品を作ろうという事になったんだけど、特注品を作るには純正のホースがサンプルとして必要なんだけど、それを外して設計に出すと、当然その間、車は使えなくなる。
 そこで、新品の純正のホースを購入してもらい、それをサンプルに特注品を作ることになったんだけど、せっかく純正のホースまで買うんだったら、その費用負担を減らしたり、同じマイノリティの皆さんに購入の機会を与えるべく、一緒に考えた作戦としてFさんの音頭で、他の同じ車に乗っておられる皆さんの中で、ステンレスメッシュホースを付けたいという希望を持っている方との共同発注作戦を展開したのです。
 それによって、わざわざサンプル用に買った純正ホースの負担分も人数分で割れば済むから、皆さんにとってもメリットがあるんだけど、同じモノをたくさん注文したものだから、メーカーのほうが驚いたのです。
 そりゃそうですよね。 需要が無いと思っているから設定していないのに、それがいくつも同時注文があれば「ひょっとして、売れるはずの車の適合を出していないんじゃないか」なんて思っても不思議ではありません。
 もし、今後、そのメーカーから、その車用の適合が発表されたらちょっと大笑いだけど、皆さんも適合な無い車のブレーキホースを特注される場合は遠慮なくおっしゃってくださいね。
9月11日
 今日、出荷するためにサクサクと伝票を入力していた時のことです。
 既にご利用いただいた方はご存知だと思うけど、ウチはご注文があると、「ご注文内容の確認メール」としてご注文商品やこまかな費用明細をお知らせするのです。
 そのお届けしたメールを元に伝票を作成するんだけど、入力しながら「この商品ってこんなに安かったかいな??」と思いながらHPに商品リストをチェックしてみると、OH MY GOD! 値段をかなり安くご案内していました! &$@#%
 そりゃ、送料払ったら赤字じゃんか!と思いながらも時すでに遅し!
 1度ご案内した値段だから、もちろんそのままでお届けです。
 というワケで今日出荷したAさん、ぜひともラッキーだったと喜んでください! トホホ・・・

{今日の出来事}
 アメリカでの同時多発テロ、ビックリしましたよね。
 あれだけ大規模で綿密なテロを実施されると、はっきり言って戦争と何も変わらない事件だから、夜中にニュースを見ながら言葉も出なかった。
 しかし、すぐに航空機を前面飛行禁止にするなど、さすがは日本の政府と違って対処が早いけど、ちょっと冗談抜きで心配です。
 世界情勢を見ている方はお気づきだと思うけど、ブッシュ政権になってからのアメリカの行動は、ちょっと危険だと思いませんか?
 京都議定書問題しかり、中東問題しかり、それ以外にもそれまでの流れや約束までも破棄した行動をとっているので、潜在的な原因はそういった部分にあると言ってもオーバーではないはず。
 基本的にテロには屈しないというのがアメリカのポリシーだけど、何事もブレーキが効かない現在のブッシュ政権の事なので、対抗措置が火に油を注ぐ原因にならない事だけは祈りたいですよね。

 ところで、今回の事件で皆さんは疑問に思いませんでしたか?
 というのは、今までに入っている情報だけで考えると、突入に使用するためにハイジャックされた航空機はボーイングの757と767ばかりだったのです。
 そして、ワールドトレードセンタービルへの2機目の突入の映像は皆さんご覧になっていると思うけど、あの映像をよくみてください。
 なんと真っ直ぐではなく旋回しながらビルの中央部分に命中しているのです。
 飛行機の旋回というのは、常に横滑りがつきまとうから、車でカーブを曲がるというような感覚とは違って、思ったとおりのコースを通ることは、実はかなり難しいのです。
 ましてや、ビルというのは大きいようでも、たかだか30〜40m程度の幅で、その真ん中に旋回しながら確実に突入できるというのは、ちょっと訓練した程度の技量では実現不可能なことなのです。
 ペンタゴンへの突入にしても同じで、地上目標に突入するのは、ビル以上に難しく、機首を下に向けて高度を下げると速度が高くなってしまうのです。
 車の場合は下り坂でも速度が増加するのみだけど、飛行機の場合は、それによって揚力が増加し浮き上がろうとする力が作用するので、目標地点よりかなり先に突入してしまう傾向が出てくるはずなのです。
 これは、太平洋戦争のカミカゼでも同じ事が起こっているんだけど、それをほぼ目標位置に突入していることと、同じ操縦システムが採用されている757と767ばかり狙われていることを考え合わせれば、事前に相当の訓練をしていただけでなく、それなりの規模と体制を築き上げた組織が支援していたことが間違いないと言えるのです。(少々のテロ組織だけでできることではありません・・・そこに本当のこれからの危険が潜んでいるのです)
9月13日  今日は10,000,000,000日に1度の日!
 いつものようにメール対応、商品の発注、出荷などを行いながら、今日は学校へ試験の答案を取りに寄ったのです。
 持って帰るときに、パラパラっとめくったら、おおむねOKで、これなら追試のしなくて良さそうだから個人的にもホッとしたのです。

 さて、その学校から帰る途中で、信号が赤になったのでブレーキをかけながら前の車を見ると、な・な・なんとオレの車と一緒だったのです。
 オレの車はかなり珍しく、しかも外から見た範囲では、まったく同じ仕様だった。
 別にコテコテの旧車とか珍車に乗っているワケではなく単なるマイノリティなんだけど、多分同じ色で4WSまで搭載しているヤツなんて10万台に1台くらいの確率のはず。(いやもっと少ない)
 その10万台に1台の珍車が2台並ぶんだから、確率的には10,000,000,000日に1度の記念すべき日なのである。。。
 なーんだ、「”10,000,000,000日に1度の日”なんて書いているから、気合い入れて読んでみたのに、バカみたいなことを書くんじゃねぇよ」ってお怒りの方、ごもっともでございます。
 よーく考えたら1日に見かける車や前に並ぶ車は1台じゃ無かったから、もっと確率は高かったのでした。。はっはっは
 ちなみに、いくら女の子を喜ばせたいからって、「オレとオマエがめぐり合う確率は1億2000万人に1人同士のめぐり合い」だからって、天文学的な数字を出して、運命的な出会いのように思わせてはダメですよ!(ま、いいけど)

{アメリカのこと}
 11日に、ああいう技術的な解説なんかを日誌に載せたものだから、友人から「ちなみに、ああいうテロに対して個人的な感情はあるのか?」と聞かれた。
 どうも、ああいうことをわりと書くので、オレは感情を持ち合わせてないのでは?という疑惑を持たれることがあるらしいんだけど、オレは映画でも、他人の境遇でもボロボロと涙が出るような、「超ウエットな人間」なので、自分の主義を正当化するために、あのような事が繰り返されることには、深い悲しみと絶望感をいつも抱いているのです。(ウソだと思います?)
 でも、それは個人個人がすでに感じていることなので触れていないだけで、今日突っ込みの横綱のTさんから、「今日になって初めて、旋回中の軌道修正の難しさを多角的な映像を分析しながら評論家がコメントしていたけど、最初の1カットだけみて、そこまで判断できる”あんさん”はスゴイ!」と、普段は誉めてくれないクセにお褒めの言葉をいただきました。
 ま、旋回中の横滑りの問題だけで無く、1番目の突入程度に直進でも、ホントはど真ん中に突入するのは結構難しいのだ。
 ある評論家のセンセは、シミュレーターで訓練すれば、かなりのシロートでも可能みたいなアホな事を言っていたし、ペンタゴンでもちょっと手前に接地したのはシロートだからなんて言っているけど、現役のパイロットの皆さんに聞いてください。
 100人に聞いたら1,000人から、「そのとーり、とっても難しい」という答えが返ってくるはずだから。
 いくらシミュレーターで訓練してもダメな理由は、いくつかあるんだけど、姿勢まで変わる高性能なシミュレーターでも重力変化はマネできない。
 この重力変化を感じ取りながら操縦するので、それが無い状態から、それが生じる状態で初めて本番になると、かなり違った感覚になる。

 それだけでなくて、車でも同じなんだけど、焦点位置の問題があるのです。
 皆さんも、運転していてフラフラと走る車と真っ直ぐ走る車の違いをご存知の方は多いですよね?
 ん?クルマが高性能だから??(ちゃうちゃう)
 ドライバーがわりと近距離に焦点をあわせているか、もっと遠方に焦点を合わしているかの違いなんだけど、航空機も遠方を見つめているウチはわりと直進しやすいんだけど、段々目標が接近してくると、その目標に焦点を合わすので、ふらつきやすくなり、その修正に距離が近くなればなるほど大きな修正が必要になるので、ど真ん中というのは、そうとう熟練して目標の向こうを狙うような気分で操縦しないとダメなはずなのです。(滑走路への着陸はそういうノリです)
 それに現地での風は、そのときに実際に飛行して、ズレを感じてからでないと修正できないから、近くなってからの風の修正はホントに難しいはずなんだけど、そういった事をまったく指摘しないどころか、簡単にできるなんていうマヌケな航空評論家は11日から、これ以外にもおかしな発言を繰り返していたのです。(名前までは挙げないけどね)
 オレがそんなに詳しいワケじゃないけど、オレ程度の戦闘機パイロットの”なりそこない”みたいな連中のほうがわかっているのは悲しいことなので、マトモなコメントを流したかったらTV局もオレを呼んでください!(東京に遊びに行きたいだけだったりして・・)
 というワケで専門家なんていう肩書きだけでは信用できないのは、多くの業界で同じようです。
 え!オマエはどうなのかって?(ギョ!)
9月15日
 日本には言霊信仰のようなものがある。
 これは特定の宗教を信奉する人に限った話ではなくて、多くの日本人の潜在意識の中にそういったものがあるとお気づきの方も多いと思う。
 例えば、「明日オマエの乗る飛行機が落ちる」なんて言うと外国の人に比べると、日本人の傾向として「縁起でもない」と言って怒る事が多いのは、潜在的には言葉に発することが実現するという意識があるかららしい。
 外国人の場合、傾向としてその本人の権限が及ばないことを言ったところで、べつに「オマエにそれを実現できる能力が無いんだから、そんなことを言っても意味無いぞ」という意識なのだそうで、それを裏返すと、日本では、言葉にすると実現する恐れがあるから怒るという行動のようなのです。
 確かに友人間でも、ちょっとズレた突込みを入れても、「ヘラヘラ」と笑っているけど、核心を突くと「怒り出す」なんて経験は、誰でも持っていると思うので、そういう部分も、少し似たような事なのかも知れない。

 これをもっと発展させて言うと、会社や組織の危機意識が外国に比べて薄いのも、「このままでは会社は倒産してしまう」などという言葉を発する事自体でそれが実現するのを恐れるという長年の意識で構築された文化があるからだと、ある歴史作家も言っていた。(それが一般意識での言霊を重視している傍証なんだそーだ)

 さて、今日は例の走行中、突然スピードメーターとタコメーターがタコ踊りするという不思議な症状のクルマを修理すべく遠征したんだけど、その時にお客さんが「こうやって悪い部品を交換するのに、新しい部品が悪かったということって無いんですか?」と質問されたのです。
 オレも短い人生経験?の中では、もちろんそういうことも何度か経験していて、「ここで間違いない!」と確信した部品を交換したのに、不具合が直らなくて、診断間違いかとさんざん悩んだこともある。
 それで夜中からいろいろな資料を引っ張り出し、さんざん調べて、どう考えても診断間違いではないということで、結局もう1度同じ部品を交換するとアッサリと直ったなんて経験を話しながら作業をすすめたのです。
 作業自体は、コンビネーションメーター全体の交換だったから実に楽勝だったんだけど、交換終了して「おりゃ!」とばかりにエンジンスタートして(そんなに気合い入れる必要はありません)機能点検を始めると、なんと燃料計がゼロを指す。。。
 このクルマは、最近のクルマなので、もちろんエンジンを切っても入れても、残量位置を表示するタイプなんだけど、それがゼロ表示なのです。
 オレの記憶では、1/4くらい残量があったと思ったし、お客さんに聞いても同じ答えだった。
 アレ?と思いながら、接続する配線を確認しても問題なし! というワケで接続しなおしたり、電気的なフリーズを開放するためにいろいろな操作をしても、まったく反応ナシだった。
 そこで、原因特定の鉄則その1である、不具合の直前の状態に戻すということを実践して、元のコンビメーターに戻してみると、やっぱりバッチリと燃料計は動作している。
 そして、またまた新しいコンビメーターにすると、やっぱり燃料計はオヤスミモードなのです・・・
 これって、久々の新品の不良品だったということなんだけど、1年間に5回した出なかった症状を1度の確認で追い込んだ、今回の修理にふさわしくない悲しい幕切れになってしまったのです。 トホホ・・・

 でも、お客さんは、「交換してもその部品がまた悪かった事の話をしたのが悪かったのかな?とか、とっても笑える事になって面白かったし、また交換してもらえるんだからゼンゼン平気ですよ!」なんて言ってもらったんだけど、以上のような事で、近日中にリターンマッチをすることになりました。
 某自動車メーカーのパーツ製造メーカーさん、次回のメーターは頼みますよ!!
9月16日
 世の中には、外から見た大変さと中に入った時にわかる大変さというものがありますよね。
 よく、決算時の棚卸なんかで会社全体をコントロールしていた時に、棚卸って大変だろうねって言われていたけど、関係者以外は在庫を調査する時とその準備作業が大変に思えるらしい。
 でも、実際にはその後のほうが大変で、これは引越しの時でも同じですよね。
 オレは親の勤務で経験豊富なんだけど、引越しって引越し作業よりも後のほうがホントに大変なモノです。。

 ちなみに、今日の大変ネタは、試験の採点なのです。
 2週間前に問題作成にヒーヒー言っていたことは日誌にも書いたんだけど、問題作れば採点が待っているのは当然で、数日前に答案が届いたのに明日が採点と評価の提出期限なので6科目分と格闘していたのです。
 質問に対して1つの回答しかない項目なんてカンタンだけど、それぞれの考え方や方法論が反映されるような質問には、決して「新枝流」を押し付けるべきではないと思っているので、質問の趣旨に沿っているかというポイントを重視して採点するかはホントに大変です。
 ホント、このインターネットショップを出した頃には、まさか、かけもちで非常勤をやって採点や評価をすることになるとは思ってもみなかったので、いまだに戸惑いが多いんだけど、でも暗記力よりも考え方とプロセスを重視していることを理解してくれているのか、なかなか面白い回答も多かったのです。
 ちなみに、先入観などを持ち込んで採点しないように、特に小論文じゃないけどちょっと長めの記述に対しての評価なんかは、名前を見ずに点数を配分して、最後に学生の氏名を見るようにしているのです。

 その採点が済んだ後で、学生のHクンから相談したいと言われて、市内で相談に乗った。
 Hクンは2年生で来年就職で、そのことについての相談だったんだけど、結局2時間以上もいろいろな話をして、「おかげで考えがまとまりました」と納得して、Hクンはバイトに出かけた。
 非常勤というのは、講義をやってなんぼの世界だから、もちろん学生に相談されたからと言って、コンサル料をもらうワケではないんだけど、こういう時に相談されるのは責任も重い反面、うれしいもんですね。
 ちなみに、このHクンは、なかなか良いヤツなんだけど、試験では、質問をよく読んでいなかったので的外れな回答を書いていました。(はっはっは・・あわてものである!)
 というワケで、かわいそうだけど、ゴッソリ減点しているので覚悟するよーに!
 いくら、講義以外で相談されても、それとこれを一緒にしたら公平性はないですから、ちゃーんと評価の公平性は忘れないのだ。
 ま、追試験にはならないから、Hクン安心してちょーだい。
9月19日
 別にグータラしていたわけではありませんが、グーの音も出ない状態でした。
 何、オマエ誰かに正体バラされてグーの音も出ん状態になったんじゃないのか?なんていう突っ込みはサラリとかわすとして、あっという間に涼しくなってきましたね。
 それはそうと、以前の手ブラの件だけど、正解2名、わりと近いのが1名でした。(結果発表)
 正解の1名は、当の本人だから当たるのは当然としても、もう1名であるTさんには、しょうがないので「なんぞ」を差し上げることにします。
 ちなみに、この正解は、やっぱりここで発表できないので、投稿していただきながら外れた方、惜しい1名の方は、秋の夜長に想像を逞しくしておいてください。
 というワケで、2日サボった業務日誌だけど、ちょっと久々なのでウォームアップ程度の内容でごめんなさい!
9月20日
 わーい、わーい!と結果発表を喜んでいるそこのアナタ!(Tさんのことです)
 まさか、あのネタでホントに”なんぞ”を差し上げることになるとは思わなかったけど、さすが日誌のヘビーユーザーだけあって、想像力が素晴らしいことだけは認めます。
 ちなみに、そのシチュエーションを説明した(というか白状した?)メールを今夜差し上げましたので、明日仕事そっちのけで、そのシチュエーションを想像(妄想?)しないよーに!!

 さて、今日は、長い間待っていただかないといけなかった方、お2人にようやく商品が出荷できました。
 片や2週間、そしてもう1人のKさんは、1ヵ月半は待ってもらったという、欲しくなったらガマンができないというオレとしては、よく待っていただけたもんだとホントに頭が下がります。(大感謝!)
 メーカーに責任があるとは言え、大欠品で待っていただかないといけない状態というのはホントに大変な事で、スリムなオレとしてのさらに身も細る思いです。。。ははは
 これは、メーカーや代理店の営業担当者も一緒らしく、会社からは実績を上げろと言われ、お客さんからは「何とかせんかい!」と叱られて、とてもお客さん(お店など)に営業なんて行けない心理状態になるらしい。

{大画面なら・・・}
 今日、ドリームキャストでウチのHPを見ると、テレビの大画面だから?キレイだったというメールをいただいたんだけど、「へぇ?そーなの?」とビックリしたのです。
 どうも、プレステまでのイメージしか無いせいか、ゲーム機の画面をTVで見るとキレイではないというイメージがガンガンにこびりついているオレとしては、想像できなかったんだけど、皆さんそうなんでしょうか?
 是非、見られた方教えてください!(以前問合せでドリームキャストのアカウントの方がいらっしゃったので、それを知っていたら聞いてみたのに・・)
9月21日
 今日も元気にオシゴトをしていたけど、それは置いておくとしてイキナリ脱線です!

 まぐまぐの情報誌であるウィークリーまぐまぐをお読みの方はご存知だと思うけど、新しいメルマガの紹介の後に「思い込んだら」というテーマで特集してあったのです。
 ちょっと引用すると
 子供の頃のありがちな思い込みというと、東名高速道路が、透明な道路だと思っていた事。

 というのがあったんだけど、コレってオレもマジで信じていたので、思わずがはは・・と、大笑いしてしまったのです。
 だって漢字を知らない頃には、やはり「とうめい」という言葉でイメージできるのは透明のほうなので、オレも東名のことだと知ったときには、かなりショックを受けたのを今も鮮明に覚えていて、月極駐車場が月極さんが経営している全国ネットの駐車場だと誤解するなんて事より絶対に衝撃的だった。(オレは月極という言葉は、誤解してなかったんだけど)
 他にもいくつかあったけど、コレが一番オレとしてはウケたんだけど、皆さんはどうでしたか?

 もう1つ、テロに関する世界動向は、ホントにやばい話になりましたね。
 テロ行為自体は決して許されるものではないものの、そういう行為を行うことになった背景には、かなりアメリカ側の責任も根深いものだと思えるのは私だけではないはずです。
 直接的な危害を加えるテロ行為に至る経緯としては、イスラム文化圏にアメリカの論理を持ち込んで、長年かき回しつづけた責任というものも含めて判断しなければいけないのは当然で、そういった文化の違いと経緯を考えないままに、アメリカ=正義と規定し、何もかも共同歩調をおこなうと、西側諸国はとんでもない泥沼にはまり込むことになりかねないはず。
 特に、テロ集団の引渡しについて、アフガンが譲歩しているような報道をなされているものの、実際には、アメリカが侵攻したときには、これまで以上に宗教的な対立になりかねない構図を生む対応になっているのは、ホントに危険なことだと思う。
 もっと、相手のエリアの文化圏を自分達とは違う世界のものであると理解した上で、解決策を模索しなければ、少なくとも西側自由主義経済の崩壊をもたらす可能性があることをブッシュ君には胆に命じて欲しいんだけど、誰か電話してやってくれませんか?(少なくともオレは電話番号をしりません)
9月22日
 今日は作業も無く、HPの更新に明け暮れた1日だった。
 気候も良い3連休の始まりのためか、問合せも少なかったので、普段よりはスムーズに終了したのは喜んでいいのか何とも言えないけど、昨日のブッシュネタで思い出したので、以前交わしたウチの弟とのくだらん会話をご紹介します。

 この日誌をお読みの多くの皆さんの中には、オービスなどの無人速度取締カメラのことをご存知の方も多いと思う。
 そのオービスに撮影されるとどうなるかという話だったんだけど、そのまま広島弁混じりでここに書くと

 「オービスって、ピカッと光ったら、もうアウトなん?」
オレ「ま、ピンチではあるけどね。 フィルムタイプであれば、フィルムが全て撮影完了になっている事もあるし、運転者の顔とナンバープレートがどちらも確認できない場合は、連絡来ないと思うから、ま、1ヶ月程度首を洗って待っていて、それでも連絡が無ければ、堂々としていればいいんじゃないか?」
 「へぇ、そーいうルールがあるワケ?」
オレ「そりゃそうじゃ、だって事業用車両みたいに運行記録簿が無かったら、ナンバーがわかってもそのときに誰が運転しているか立証できんし、顔だけ写っても、顔でわかるヤツなんて、一部の有名人だけだから捕まえようがないじゃん」
 「そりゃそうだな。 だったら、顔が見えないよーにハンドルの隙間から前を覗いて走ればOK?」
オレ「うーん、NGじゃないけど、それじゃ危なくてしょうがないから、顔にシートのヘッドレストやリアシートと間違うような迷彩を施したほうが、撮影しても見えないからええんじゃないか?」
 「ははは、そりゃええね。 あ!だったらこういうのはどう?」
 と、弟が言い出すときには、たいがいロクな事を考えていない。。
 「昔、レーガン大統領のマスクが流行ったじゃん。 アレかぶって走って撮影されて、呼び出されたら、”おぉ!そーいやぁ、あの日はレーガンに車を貸していたわい”とか言うのって」
 予想どおり、実にくだらんネタを考えたものである。。しょうがないので付き合ってやるかとばかり、
オレ「それはええかも知れん。 だって、オマエ冗談も程ほどにしろって叱られたら、ウソだと思うならレーガンに電話して聞いてみてくれ。確かに借りたって言うからって言えばええじゃんか、そんなもん確認しようがないから」
 ここで、爆笑だったんだけど、困ったことに当時レーガンはすでに引退しているので、交通課の変わり者がマジで電話をかけたらまずいということになったので、弟と同一意見は「クリントンの被りモノってないかなぁ」だった。

 時代の流れは早いもので、そのクリントンも引退したから、今ではブッシュの被りモノを見つけたいけど、今の世界情勢では、警察からは逃げられてももっと危険を招く気がするので、しばらくは安全運転に徹しようと思う。
 皆さん、交通安全週間始まりましたから気をつけてくださいね!(何にだ?ってね)
9月23日
 今日は先週のリターンマッチの日です。
 世間は3連休の真っ只中で、うらやましい気もするんだけど、オレは1年に5回しか発生しなかった症状をラッキーにも1回で確認して、その症状と配線図やメカニズムのマニュアルから故障診断して、先週部品を交換したのに、その部品の1部が不良でトホホとなった車の再交換だったのです。
 作業はサクサク進んだ。 なにせ3度目の分解だからサルでも早くなるのは当たり前なんだけど、お客さんも「あっという間に終了ですね」と手際のよさ?にビックリされていたのです。(ふふふ)
 一応、機能点検でもOKなので、これで一件落着というか次のステップに進めたワケで、ようやくホッとしました。。。
 でも、先週も触れたけど、「新品の部品が壊れていたら」なんて話をしながら作業したらホントに壊れていたなんて、マジでシャレにならん!
 今度から、そういう発言は慎んで作業をしようかと思うオレは、やっぱり平均的な日本人?(詳しくは先週9/15分を参考にして下さい)

{今日の研究報告}
 地域によってかなり実情が違うと思うけど、少なくとも中国地方では、最近J-PHONEのメール着信が異常です。
 通常、携帯にメールすると1分程度で着信すると思うけど、それがエライ時間がかかることがあるのです。
 それだけであれば、DOCOMOやAUだって稀にあるから気にならないにしても、J-PHONEの特徴は、遅れるだけでなく、受信途中で「連結」と称して、途中で止まったままになってしまうことです。(ひどい場合は1日以上そのまま)
 多分J-PHONEユーザー(特に最近の中国エリアの方)であれば、かなりイライラすることも多いのではないかと思うんだけど、オレも仕事、その他で、相手の携帯がJ-PHONEの場合、とっても困っているので、J-PHONEのサポートに教えてもらったんだけど、どうやら次のような状況が真相のようなのです。
 
 まず、サーバーが預かったメールを携帯に送るんだけど、そのときにサーバーがパンクしそうになっていると、後からサーバーに入るメールを待たせるだけで間に合わなければ、現在送っているメールまでも途中で止めてしまうらしいのです。
 そして、途中で止めた状態を連結というらしいんだけど、もちろんサーバーの負担が少なくなったら、途中で止めたメールの続きを送信するようになるらしいのです。
 ところが、混みあっていたサーバーが完全にスカスカ状態になれば問題ないんだけど、なまじっか限界にわりと近い状態で混雑しているままだと、再送信することができないらしく、送信途中で連結になったメールに「お預け」を食わしたままで、その後にサーバーに届いたメールを先に送信することも多いようなのです。
 だから、J-PHONEのメールのヘビーユーザーであれば、すでにご存知だと思うけど、1日前のが連結のままなのに、その後のメールが届いていたりと、メールの着信順序がバラバラになって、それを見ながらも「何じゃこりゃ?」みたいな状態になられた方も多いと思うのです。
 以上のような状況が現在のシステムの動作基準らしいんだけど、これを読んで「それじゃ、連結のままのメールがいくらでも残ったままになるじゃないか」とお気づきだと思うけど、そのとおりなのです。
 ちょっと前までは、連結になったり着信自体も遅れていても、深夜や昼になれば解消していたのに、ここ数日は、連結のまま2日経過したなんてことが結構あって、郵便で出していたほうが早く着いたんじゃないかと思うくらいなのです。

 ま、J-PHONEとしてもサーバーの増強を行っているらしいんだけど、例の着信0円のCM以来、ヘビーユーザーが多いのか、まったく増強が追いつかないどころか、オレの印象では日に日に悪くなっているとしか思えないのです。(少なくとも中国エリア)
 オレ自身はJ-PHONEではないので、サクサク受信するんだけど、J-PHONEユーザーのために、「えきぞーすとマニホールド光線」のKちゃんが、少しでも早く着信させる秘訣を教えてくれたので、皆さんにもご紹介します。
 まず、ヘビーユーザーのKちゃんの研究では、連結は基本的に全角25文字と全角150文字を境に発生するらしく、全角25文字以内のメールの場合は、連結にはなったことがないらしい。
 そして150文字を超えると、場合によっては2度連結してしまうことがあるろいうのも、ほぼわかっている。
 というワケで、受験勉強じゃないけど、J-PHONEメール着信促進作戦「傾向と対策」として考えるのであれば、

1.急ぐ内容は25文字以内で送信する。
2.25文字を超える内容の場合は、冒頭に結論を持ってくる文章にする。
3.全角200文字以上の内容にして、有料で全文取得を行う。
4.マジで急ぐなら電話にする。

 という4本柱になるということだ。(4は冗談です!)
 というワケで、皆さんも連結でお悩みの場合は、参考にしてくださいね!(でも、25文字以内でも届くのが大幅に遅い場合があります)
 もう1つ作戦があるんだけど、これはあまりの裏ワザなのでヒミツにしておきます。。。

{今日の業務連絡}
 アウトロー軍団のOさんへ!
 今日の日誌を読んで、あまりいろいろ想像しすぎないよーに!(クギを刺しておきます、へへ)
9月24日
 皆さん、スッカリ秋というか昨日の夜は、はっきり言って晩秋に近い気温じゃなかったですか?
 そうかと思えば、今夜は結構暑いというサッパリわからない広島からの業務日誌です。

 今日は、新車に買い換える方の下取り車からの取り外しと、新車へ取り付ける商品の打ち合わせに出かけたんだけど、間もなく納車になる新車の実車での取り付け確認のために、お客さんのMさんと一緒に納車待ちの車のいるディーラーに行ってきたのです。
 皆さんは別に感じないと思うけど、ディーラー勤務経験があるオレにとって、ヨソのディーラー営業所に行くのは、どうも他人の縄張りにアシを突っ込むような気がして、なかなかこれまでも冷やかしなんかに行かなかったので、ちょっと刺激的な経験だったのです。(パトカーを見たらブレーキ踏むのと同じようなものです!?)
 そこで、いろいろ寸法を確認して、相談の結果、オーディオやレーダー探知機など結構な金額を注文してもらいました!(大感謝!)
9月25日
 先日から、時々この日誌でも取り上げている大阪の中古車店のオーナーのはねださんのメルマガに、「車検に出すと、ガソリンを抜かれていた事件」が取り上げられて読者のみなさんを含めて、いろいろ話題沸騰している。
 オレも、昔からたまに耳にすることがあったけど、はねださん同様、世間でそんなに頻発しているなんて知らなかって、ホントに同じ業界人として恥ずかしい思いをしてしまうのです。(文面から推測すると、はねださんも世間で結構起こっていると知ってビックリされているようです・・・もちろんはねださんのところは大丈夫!)

 オレも独立前にディーラー勤務が長かったのは、日誌のヘビーユーザーの方なら、すでにご存知だと思うけど、少なくともオレのいたディーラーの店での経験では、そのようなトラブルは無かった。
 でも、燃料タンクを交換したなどの事情があれば別だけど、満タンで入庫した車からカラになるまで抜いたりして、ばれないと思う連中の神経は、ホントにわからないですよね?
 会社の方針じゃなかったけど、燃料タンクを交換したりするようなケースでも、オレ達は、タンクに入っていた燃料をキレイな容器に抜き、作業終了後にフィルターを通してからタンクに再注入したり、あまり望ましくない容器しかなかった時には、オレ個人の判断で、その抜いた燃料を社用車に入れる代わりに、新品の燃料の相当量を入れて納車していたので、その180度反対の対応が結構世間で頻発しているという事実は、ホントにビックリというより情けなくなったのです。
 体験者の方々の声には、車検で満タンからカラになって帰ってきて、クレームを付けると車検費用がタダになったとか、自分の車が試乗車に使われていたとか、深夜乗り回されていたとか、自動車業界の連中にはモラルが無いのかと思われても仕方の無いような話が続出していたのは、ホントに絶句以外の何物でもなかった。

 特に、オレは当時から遠距離のお客さんも多かったので、場合によっては、「個人の持ち出しでお客さんの車に燃料を補給して納車」なんて経験も数知れずなので、これはもう世界が違いすぎるとしか言いようの無い気がするのです。
 でも、一部の業界人には、お客さんの車を、お客さんの大切な財産であるという認識が無い連中がいるのも事実だし、いろいろな所を回りながら納車とか引取りをするために、その経路を自分の都合の良い順番にして、かなり長めの距離をお客さんの車で走ってしまっても、おかしいと感じなくなってしまう、いわゆる「業界の悪い常識」に、どっぷりと浸かった人間もいることは確かです。
 ちなみに、他の業界でも似たことが言えるケースもあるんだけど、人当たりが良い人間であれば大丈夫という事は無いので、皆さんもご注意くださいね!

 じゃ、オマエはどうなんだ?という疑問を当然のようにお持ちでしょうねぇ。(ギクッ!?)
 今月の4日の日誌を読んでもらえれば、オレが顔に似合わず「抜く人間じゃなくて、補給する人間」だとおわかりだと思いますよ。。。
 いやー、まさかこんなネタを日誌に書くなんて考えてなかったけど、あの時(4日)に燃料がピンチのお客さんの車に、個人的にガソリンを入れたなんてネタを書いていて良かった!(他にもSクンやTクンもわかるよねー??)
 やっぱり、日常のことはいろいろ書いておくモノです。。(ま、いろいろ書くので、アホだということもバレてるけどね・・・ははは)

{ケツに火がつけば・・}
 アウトロー軍団のOさんだけで無くとも、オレもケツに火がついてからの集中力はなかなかスゴイものがあると自認しているんだけど、巨人もなかなかケツに火がつけばガンバルもんですね。
 特にヤクルト3連戦は、ホントに「これぞプロ野球」というような試合で、あれなら大リーグ以上の面白さだったと思われた方は多かったのではないかと思う。(ヤクルトファンに皆様ごめんなさい!)
 今日も清原は、まさに”ここぞ”という時に活躍したけど、1年を通じてあんなに集中している清原ってホントにはじめてだと思うし、多分清原自身もこれまでで最良のシーズンなのは間違いない。
 来年はFAで地元の阪神とか、恩師の森監督のベイスターズに移籍するという噂もあるけど、「巨人の親分(子分は元木)として来年もがんばってちょーだい!」とここで頼みたいので、どなたか清原とお付き合いがある方がいらっしゃったら頼んでおいてください。
 残留してくれた暁には、広島で「お好み焼」を死ぬほど食べさせてあげるからというコメントもお伝えください!
 ウチに「清原バット」がある限り、巨人清原は永遠に不滅です!
9月27日
 一昨日は、はねださんのところのメルマガの引用をかるーくやったつもりだったのに、やはり反応が結構ありました。
 それだけ、結構そういうことが起こっているということなんでしょうね。
 ホントに同じ業界ながら悲しくなってしまいます。
 オレなんて引き取りや納車の時に、特に必要が無ければ、なるべく省エネ運転を心がけているくらいなので、こういう情けない実態を知ると「バカヤロー! マジメな店のことも考えんかい!」と言いたくなってしまうのです。(決して”海のバカヤロー”とは言いません)

 ただし、あまり大きな声では言えないんだけど、特に必要のある時には、結構がんばった運転もしていて、220km/hでの高速振動なんかを再現するために、高速の1区間を何度も爆走したこともあるし、ターボ車のブースト圧が一定を超えた時に起きる症状を確認するのに、盛大な加速を繰り返していたら、オレにしてはめずらしくパトカーにうまく後に付かれて止められたこともあった。
 幸い?その時には、ツナギ姿などから想像してくれたのか、それともオレがあまりにも”良い子”に見えたのか、速度違反などを勘弁してくれた。(実は部分的に違法改造車でもあったので、余計にビクビクしていたのです)
 等など、書けばキリが無いんだけど、そういう特殊な例を除いて、大人しい運転まで心がけているのに、お客さんの車で遊びまわるなんて信じられませんよね、ホント。

{今日の1年前}
 正確には1年前じゃないんだけど、ほぼ似たシチュエーションの日です。
 その1年前に、オレは勘違いして学校の講義をすっぽかした経験がある。(発覚したのが1週間後だったので去年の日誌の10/5分を参照してください)
 その思い出したくない恥ずかしいことを、試験ウィークが明けて、久々に登板したクラスで「そーいやぁ、先生、去年の今ごろ授業サボったよねぇ」とシッカリと指摘されたのです。
 教えていることはスグに忘れているクセに、そーいうくだらん事だけはシッカリ覚えているとは、ホントに悪い連中(どっちが?)だけど、それほど衝撃的で笑える事件だったに違いない。
 ま、去年の10/5の日誌を読んでもらえば、過去にも1度似たような恥をさらした経験があることをお判りいただけると思うので、おヒマな方は読んでみてください。(でも、アホだと思わないでくださいね)
9月28日
 今日も平穏無事にオシゴトしていて、お問い合わせなどにも対応していたんだけど、その中に昨日から問合せをいただいていた定価約13万円のチャイルドシートがあった。
 この問合せをしていただいた商品は、メーカーに1個しか在庫が無くて、それをメーカーにお願いして今朝まで押さえておいてもらったのです。
 でも、そのことをお客さんにお知らせしていたけど、昼まで待ってもご連絡をいただかなかったので、やむを得ずメーカーに押さえておいてもらった商品を「他に販売してもらってもいいですよ」と連絡せざるを得なかったのです。
 ところが、夕方にご注文をいただいちゃったので、「いけん!早くしないと無くなるかも知れない」とばかりに、ソッコウで電話をしたら、そうそう沢山売れるとは思えない13万円のチャイルドシートなのに「スンマセン!売れました!」という切ない返事が返って来た・・・
 こればっかりはしょうがないので、お客さんに事情説明をしてあきらめてもらったんだけど、こういうすれ違いってどうしても防ぎきれなくて、たまに発生すると商売という意味ではなくガッカリしてしまうもんですよね。(せっかくご注文いただいたのに、タイミングの問題でお力になれなかったというのは、ホントに残念です!)

 でも、なんとこのお客さんには、それに懲りずに、似たような価格帯の商品をまた問合せをしていただいた(ありがとうございます!)ので、何とか入手できるように必死になってがんばりまーす!(今の時点では任してくださいとは言い切れませんが・・・・)

{今日の大事件}
 と言えば、やはり長嶋監督の引退でしょう。
 個人的には、仕事用の部屋に使う書類キャビネットを買い損ねたことも重要なんだけど、100人に聞いたら1万人に「そりゃ事件じゃない!」と言われるのは確実なので、こっちのネタは日誌にはボツにします。
 この長嶋監督の引退問題は、ええかげんな週刊誌ネタはともかく、すでに噂もあって、オレもあるポイントからひょっとしたら引退する気では?という心配をしていて夏にウチの親にも話したことがあるのです。
 ま、そんなに確信があったワケではないけど、昔監督が近い存在の人に「オレは2度とも監督を引き受けるときに、チームの状態がボロボロの時に引き受けて、いろいろな意味で結果を批判されることが多かった。だから次の人に任せる時にはちゃんとした体制を確立しておきたいというのが目標だ。」という言葉を漏らしていたらしい。
 そこで、今の巨人の問題が何かということになれば、去年終わった時点でリリーフとキャッチャーに問題があったはず。
 キャッチャーが問題と言うのは、別にベテランの村田(真)が問題ということではなく、これから5年先を見据えた時に、ちゃんとした村田の後継者が育っていないという意味です。
 リリーフについては、今年もやはり爆弾を抱えたままだったけど、これは選手の問題だけでなかった(と個人的には想像しているんだけど)ので、来年に多少期待できるとして、村田の後継者を育てるのは重要な事だというのは監督だけの認識ではなかったはずですよね。
 でも、オレでも「う〜ん!?」と首をかしげる事が多い阿部のリードなのに、これでもか!って言うくらい使いつづけて経験を積ませているのを見ると、早く阿部に目処を付けようとしているんじゃないか。 言い換えれば今年いっぱいか遅くても来年で監督は引退するつもりなんじゃないか?という心配があったのです。
 そうでなければ、今年はもっと村田がマスクを被るだろうし、そうすれば今のような状況にはならなかったはずで、今年優勝することを一番の目標にしていれば、きっとそうしたと思うからなのです。
 今年のシーズンを振り返ってみれば、優勝を目的にしているという前提はあったものの、ホントに今年優勝することを最優先として考えれば、おかしな采配も多かったけど、来年には十分戦力になる若手を整備するということを優先していたとすれば、かなり納得できることが多かったのです。
 ということで、長嶋監督の隠されたそういう功績を含めて、お疲れ様!と声をかけてあげましょう!!
 ちなみに、原新監督と、さっき登場した村田真一のスゴイところはまた機会があれば紹介します。
 え!巨人のそういう話は書かなくてもいいって!?
 まーまー、たまには道楽に付き合ってくださいませませ。
9月29日
 今日は夕方から取付作業だったのです。
 新車の納車にあわせて、オーディオの取り付けをしたんだけど、いつ作業してもRX-7の車内は狭くて、どちらかというと作業のカンタンな車とは言えないのです。
 オレみたいに体も柔らかく、標準サイズでもそう思うから、巨デカな人なら尚更作業が大変なことは間違いない!
 でも、ウチのお客さんは、ここ4ヶ月で2人もRX-7の新車を買ったんだけど、RX-7って今は年間2,000台くらいしか売れていませんよね?
 ということは、ウチのお客さんだけで今年の0.1%を征服したと言ってもいいような気もするし、お客さんにマイノリティというか世間に流されずに自分の欲しいものをシッカリとわかっている人が多いという考え方もできるかも知れない。
 
 さて、資料を参考に作業をしていると、なんと、その資料に間違いが2箇所もあって大騒ぎでした。
 メーカーの出す資料と言っても、たまにはこういうことがあるんだけど、まさか2ヶ所もそんなところがあるとは思わなかった。
 1ヶ所は、現場でうまく対処したんだけど、もう1ヶ所はどうしようもなかったので、再トライと相成りました。(クソッ!)
 でも、そういうメーカーの資料の間違いだけど、オレの作業の時に発覚したのは、考えようによっては良かったと思うのです。
 それによって、お客さん自身が取り付けされるときの資料に問題点があることがわかったので、今後RX-7をお持ちの方からご注文をいただいても大丈夫ですからね。(オレの苦闘は、これからのお客さんのための人柱のようなものです・・・・ははは)

{今日の巨人ネタ}
 槙原はそれなりの予感があったものの、まさか村田真一や斎藤まで引退するとは思わなかった。
 村田はコーチ兼任になるだろうとは思っていたけど、ちょっと驚きだし、斎藤は1イニング登板するだけでベンチの雰囲気が全く変わるから是非来年も投げてもらいたかったのに、ホントに残念なのだ。
 ”たまには”という昨日の宣言どおり、今日もちょっと巨人ネタを書くんだけど、今日は村田真一です。
 2日連続で書いたら”たまに”じゃないじゃないかといわれそうだけど、まあカンベンしてください。
 村田は、若い頃に何だかんだ言われながら2戦級の選手のような扱いをされていた。
 そして90年代になって、おおむねレギュラーの座をつかんだんだけど、その半ばには西武から移籍した「デーブ大久保」の打撃が好調だったので、今の阿部との関係みたいにベンチを暖めることが多くなった。
 普通、プロ選手というのは試合に出場して結果を残して初めて翌年の収入が決まるんだから、とくにレギュラーを争う同じポジションの選手はライバルになる。
 ところが、デーブが言っていたのは、「守備が終わってベンチに帰ると村田さんが、なぜそういうリードで打たれたか、とか、次のイニングではどういうリードをすべきか」なんて事を、ずっとつきっきりで教えてくれたそうなのです。
 でも、ライバル関係にもなるデーブは、さすがに申し訳ないと思って「でも、村田さん、それでオレのリードが良くなると村田さんが出れなくなるじゃないですか」と言ったら、村田は平然と「今はオマエが調子がいいんだからオマエがマスクを被ればいい。 でもオマエも調子が悪くなることもあるだろう。 その時にはオレが思いっきりがんばるから」と言われて、村田の懐の深さを感心したらしいのです。
 顔を見ると、ちょっとコワそうなおっちゃんというカンジしかしない村田だけど、なかなか涙モノの逸話だったでしょう?
 村田のリードを見てもわかるんだけど、欲心が少ないリードなので、見えないところでピッチャーは安心できたはずなのです。(村田自身のためのリードではなく、投手のことを考えたリードだから)
 そういう相手の良さを引き出すリードの極意を、来年以降阿部に教えてやって欲しいもんです。

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