トワイライト裏業務日誌 2001年7月
7月1日
 今日も早起きで出張作業3連発です。
 昨日の夜半から、かなり雨が降っていたので心配していたんだけど、明らかに前線が通過中のような降り方だったから、目が覚めれば雨がバッチリと止んでいるかな?なんて思いながら目覚めて外を見ると「ガーン!!」・・・なんと雨でした!
 とりあえず廿日市という15kmくらい先にお勤めのTさんのところに向かったんだけど、先日と同じで到着寸前にシッカリ晴れたのです。
 むむ・このTさん、ひょっとして天候を司る女神?(Tさんは女性です)とか思いながら、作業にとりかかったんだけど、走行中に音がするので見て欲しいという依頼の原因は、新車で装着されているはずのちっちゃな部品が欠落していたのが原因だった。
 こんなことを書くと「そりゃ欠陥車じゃ!クレーム隠しじゃ!大騒ぎじゃ!」という話に発展しかねないと思われるかも知れないんだけど、重要な部品は別問題として、ネジ類が1個無かったという新車って結構あるのです。
 ホントはもっとビックリネタも多いんだけど、そーいう危険な話は、皆さんの精神衛生上に悪い影響を与えかねないのでヒミツにするとして、爆笑した過去のそういうミスを1例紹介すると、新車がメーカーから納品されてきたんだけど、自分のところの扱い車ではなく、同じボディを使っている兄弟車が間違って納品されていた。
 でも、よーく見ると当時のウチの取扱車なので、おっかしいなぁと観察してみたら、なんとエンブレムか全て別の車のものが貼り付けてあったので、みんなで大爆笑になったのです。(ちなみにレーザーという車なんだけどファミリアのエンブレムが貼ってあったのです)

 ま、その話は置いておくとして、Tさんの車は、その欠落していた部分を対処したらバッチリ音も消えたのです。
 ちなみにオレは、自銘柄車を扱っているディーラーじゃないから全く同じ部品を持っているワケなんてなくて、たまたま前日の作業で使用しないパーツを自分の車に残したまま片づけをサボっていたのがラッキーで、使える部品があったのです。
 ま、たまには片付けができてなくても悪いことばかりじゃないと日誌では報告しておこう。。。。

 その後、また雨が断続的に降りながら、岩国に出かけたのです。
 まずサーフに乗っているHクンのCDチェンジャーの故障診断とオートマの添加剤処理をおこなって、次にオレのクルマのオーディオの代打として2ヶ月もマルティネス(借りていたオーディオの”あだ名”のことです)を借りていたので、お礼にビールを添えて、Tクンに返すことになり、一応作動を確認してもらってから取り外すべく、Tクンも合流してからマルティネスを取り外したのです。
 考えてみれば、Tクンのオーディオのスタメンから外れていた、この高級オーディオ(マルティネス)のおかげで、オレは非常に助かったのです!
 いくら、納期がかかってしまう状況になった商品を注文していて、オレの注文分をお客さんに先回しをしたとは言え、2ヶ月もオーディオなしだと発狂していたのは間違いないから、オレの発狂を押さえてくれたありがたい存在だったのです。
 ついでだからと言ってTクンも自分のクルマの作業をはじめたので、それを眺めながらアドバイスをしたのです。。。

 え!作業3連発と言いながら、これじゃあ今日の作業は、女神のTさんとサーフのHクンの2連発じゃないかって?
 フフフ・・・だから、オレのクルマからマルティネスを取り外したのとやっと入荷した新品のオーディオを取り付けたから、オレのクルマを含めて3連発なのです。。。(はっはっは)
 ちなみに、Tクンはオーディオの電源系の改造をしていたんだけど、その時に余ったケーブルを発見!
 「これ使わないの?」とオレが聞いたら、「ウンもういらない」ってTクンが言うから、それをいただいちゃって実験開始です。
 
 何の実験をするかって?
 特にこの半年でWEB上でも異常に盛り上がっている「アースイング」っていう作業なんだけど、オレはその効果自体はもちろん認めるものの、どうもワケのわからん記述が横行していて、合理性に欠けるコメントが数多く目に付いたり、費用対効果で非常に疑問のある商品も売れているので、しばらく前から横浜のFさんと凶暴(じゃなかった共謀)して、オレたちの理論を実証すべく、Fさんにも実験してもらっているんだけど、オレのクルマでも実験をはじめたのです。

{今日のコラム}
 マルティネスの持ち主のTクンは、150,000円もするオーディオをオレに貸してくれているくらいだから、オーディオに関しては、ホントに選手層が厚く、いろいろな2軍選手が控えているのです。
 ちなみに現在のスタメンは、結構古めだけど当時ムチャクチャ高性能と謳われたモデルで、彼のここ3世代のオーディオを見ていると笑えることに、時代に逆行して段々古いモデルに変更されているのです。
 最初は100,000円クラスの最新モデルの新品だったんだけど、次にマルティネス(これは音質的には最初のワンボディよりは圧倒的に良い)、そして現在は、MDが使えなくなるのを承知で、さらに古いけどフラッグシップモデルだった現在の機種に変更した。(中古です)
 そのオーディオを2人で眺めていたら、フェイスパネルに「CD CHANGER CONTROL」などと誇らしげに書いてある。
 チェンジャーコントロール機能なんて、今ではわざわざ書くほどの機能じゃなくてローエンドモデルに機能がついてないくらいなのは、皆さんも良くご存知のはず。。
 Tクンが、その表示を見ながら「これって昔の車に”5 SPEED”とか”冷房車”なんてステッカーが貼ってあったのと同じノリなんじゃろうね」と言っていたけど、ホントにそーいうノリなんだと思う。(今じゃABSだって表示ないもんね)
 5 SPEEDって何かって?? まわりの年配のクルマ・マニア(元も含めて)に聞いてみてください!
7月2日
 ここ数日「ええかげんにせえ!」というくらい暑かったんだけど、今日ここに極まれリってカンジだった。
 先日書いたようにフロントガラスのリペア第2弾を取りに行ったり、あれこれ段取りをして走り回ったんだけど、その忙しい最中に板金屋さんで自分のクルマのオイル交換をしたのです。
 
 ちなみに、板金屋さんには、自分のオイル交換するために行ったワケじゃなくて、板金見積もりの相談に行ったのです。
 ごく近郊のお客さんなら実車を見に行くか、持って帰って見積もりすればいいんだけど、今回の依頼は、なんと200km圏という遠距離の方なのでなかなかそうも行かなくて、とりあえずデジカメで各部を撮影してもらって、それを元に板金屋さんとおおまかな金額の幅を検討して、お客さんとクルマを預かるかどうか相談するという、デジカメ+モバイルVAIO君の合わせ技の現代的作戦で、板金屋さんの営業のみんなも感心していたのです。(ま、この方法も結構難しい問題を抱えているのですが)

 ちょうど最高気温を記録する時間帯だったから、オイル交換作業だけで、もうナイアガラの滝なみの大汗になって、隣のリフトで作業していたメカの人と一緒に「うへぇ〜〜〜暑い!」などと吠えて徘徊しておりました。(ホントは吠えれば余計に暑くなるんだけど・・)
 そのオイル交換も無事に終了し帰宅したんだけどあまりにもスゴイ汗だったので、シャワー浴びて全部着替えた。
 というワケでサッパリしてから問合せとも格闘したんだけど、こーいうのがサラリーマン時代にはできなかったことなので、独立して唯一最大のメリットと素直に喜んでいるのです。(実に単純!)

 フロントガラスを修理したMさんの車を納車する前に、追加のオーダーでイリジウムプラグに交換したんだけど、さすがに16時をまわると、暑くてもナイアガラほどの汗にはならなくて助かった。
 その血と汗と涙の作業努力(血は関係なかった!)のおかげで、Mさんは乗ってみたら「プラグの交換でゼンゼン感じが違うなんて!こんなんだったら早く交換しておけばよかった!」と満足してもらったのです。
 確かに、イリジウムは評判いいですからね。
7月3日
 連日の猛暑をものともせずに、オレは西に東にクルマで熱と炭酸ガスを撒き散らかして大活躍中です!(この暑い原因を作ってごめんなさい!)
 仕事の合間に見舞いにも行くという”素晴らしい私の思いやり!”というのは表向きで、個室になっている病室っていいですね。
 なんつーても、エアコンがシッカリ効いていたから、昼の最中に出かける先には最適です!?(バチ当たりかも)

 ま、適当に見舞いと称して涼みながらも、前後では仕事に駆けずり回っていつものように大汗をかいたんだけど、今日は夕方から珍しく飲みだったのです。
 今日の相手は、この日誌にも数回登場しているトリオ君というオレの高校のときの同級生で、以前も紹介したようにタイヤ交換の時に、ホイールからタイヤを外したときに見える部分に他人が見たら彼の人格を疑われるような落書きを心をこめて書いてやったトリオ君のことで、ついでに紹介すれば交通巡視員に駐車禁止をカンベンしてもらおうとして、歯の浮くようなセリフを並べた挙句に「電話番号教えて!」というと、巡視員は、つとめて冷静に「110番よ」と答えられたトリオ君でもある。。。。
 そのトリオ君が、先日来「組織の効率とか収益性をどう評価するか」なんていう質問をメールで送ってきていたので、本来マジメ?な性格のオレは、ちゃーんと世間で知られていない観点も含めて返事を書いていた。
 んで、トリオ君が「もっと詳しい話を討論したい」なんて言うから、「じゃ広島に来いよ」って返事を書いたら、
翌日
 「というわけで早速広島に出向く日程をたてました」なーんて、なんと出張と称して広島に週末まで来たのです。
 たまたま広島への出張に志願したのかどうかチョッピリ怪しい部分もあるんだけど、ま、久々の再会(トリオ君は長野です)ということで居酒屋で飲んだんだけど、アホなトークのノリは昔と全く変っていなかった。
 
 でも、皆さん知ってます?
 広島にいると、長野って冬には万年雪1メートルみたいなイメージを持ってしまいがちなんだけど、彼に言わせると積もることはあっても普段はそんなことはないと言い張るのです。
 残念ながらオレは長野に足を踏み入れたことはないんだけど、1月の岐阜の高山は異常なくらい寒かった経験があるので、にわかには信じられなくて「そりゃオマエんちが雲の上だから晴天なんじゃないのかい?」なんてアホな話をしたんだけど、トリオ君以外の長野在住の方、是非教えてください!

{今日の記者クラブ}
 その長野ネタなんだけど、長野といえば田中知事が有名だけど、トリオ君に言わせると、田中県政というのは地元の長野にいると一番わかりにくいんだそうです。
 何でも、地元マスコミが一番報道しないらしく、全国ニュースなどで「へぇ、そんな話があったんかい」と思うことがしばしばらしい。
 これの理由にはいろいろあるらしいんだけど、県内での勢力争いみたいな部分もあるらしく、妙な例え方をすると大阪が支援している人が東京に乗り込んで、そこで東京の人達が支援していないというような経済圏と財界などの背後関係があるらしく、トリオ君の話を聞きながら、これまで長野県政でいろいろ取り上げられたことや問題視されたことを振り返ってみると、思わずナットクできることが多かったので、やっぱ現場に行かなきゃ真相はわからんもんだとナットクしてしまったのだ。
 ちなみに、県内に田中県政が報道されないのは記者クラブを廃止したからでは無いそうです。。。

 ところで、いつも田中知事の左襟にぶら下がっている、あのぬいぐるみみたいなものは、ありゃなんでしょうか?
 トリオ君もしらないので、誰かご存知であれば教えてください!
7月4日
 昨日は飲み足らなかったおかげで、朝も早くからへっちゃらで仕事モードに突入した。
 いつものようにメール対応を済ませて、今日はこれまで取引の無かった業者に打ち合わせに行ったのです。
 その会社自体はディーラー時代に少しだけ付き合いがあったんだけど、既に3年も経過しているし当時の担当者も退職しているので、ほとんど新規取引先といってもおかしくないところで、ついでに言えば、今日打ち合わせをする所長も初対面なのです。

 小心者で小市民のオレとしては、こういうシチュエーションでは、とびっきり緊張する。
 よく、そう言うと「がははは・・・・オマエなぁ、冗談にも程度というものがあるわい!」なんて言われるんだけど、オレは結構あがり症で、こういうプレッシャーには非常に弱いのです。。。(誰もそういう風には思わないらしい)
 特に最初に電話でアポを取った時に、忙しいので1週間待ってほしいなんて言われて今日まで”お預け”状態だったし、受付で名乗った後で登場された所長さんの雰囲気を見て、一瞬「こりゃ、踏み込んだ交渉にはならんかも・・・・」と思ったんだけど、結局実に良い雰囲気で打ち合わせが終わったのです。
 今回、この取引先と相談し、お互いの条件が合えばお付き合いしようと思った理由は、皆さんからのご要望商品が拡大しているという背景になるべく対応できるようにするためのラインナップの拡充を図るためと、ある商品の供給が不安定(商品が入らないという意味ではなく、取引条件的な不安定さのことです)なので、場合によっては安定供給のために補完できるルートの確保ということが目的だったのです。
 当初は、まず顔合わせと先方の一般的な取引に関する制約事項などをうかがって、ボチボチ検討すればいいかな?なんて考えていたんだけど、所長さんの誠実な対応と、仕事やプロとしての姿勢に心打たれてしまったのです。。。
 提示していただける条件も良い内容なので、とりあえず主力商品からでもお付き合いが始まるのは多分間違いないと思うし、それが作業なども含めて依頼をいただく方々にはメリットが生じることになりそうなので、ホントに実のある打ち合わせでした!

{新枝 ドラフト指名される!?}
 皆さん、オレがこの日誌で「トスマシーン欲しい!」なんて書いたら、「ウチに余っているからあげましょうか?」なんてお客さんのKさんからメールをいただき、ホントにもらってしまったという話を覚えているでしょうか?
 その、オレにとっては実に感謝すべきKさんから、今回の商品相談のメールの追伸に

 「ところで来週、町内(村内)対抗野球大会があります。 住民になって3ヶ月以上という制約があるので今年はムリですが来年は引っ越してきて参加しません? 新枝さんならエースで4番、しかも打ち上げで飲み放題!(飲まされ放題とのウワサもありますが)ゼヒ!ご検討ください。」と書いてあったのだ。

 残念ですが私は巨人の1位指名しか受けません!なーんて身のほど知らずではないので、某村の4番バッターに指名されればホイホイと引越しをしまっさ! さらに飲まされ放題なんて至福の場所じゃないですか!?!?
 まさにオレがアホだということを見透かされてのメールなんだけど、引っ越すのはともかく来年までに野球大会での外国人ワクみたいに、住民以外ワクを1名OKにしていただくように、ゼヒゼヒ村民野球連盟?の規約の改正をお願いしたい・・・
 ま、そういう冗談はともかく、交流が続けば続くほど、是非じっくりお話してみたいKさんです!
7月5日
 今日も定例のB専門学校での登板の日なので、10時までシッカリ皆さんへのメール対応をしてから、突進するように出かけたのです。
 普段は教務室でわりとおとなしい派?のオレなのに、今日はいろいろな非常勤の先生と雑談が多く、結構アホなことでも盛り上がった。
 ここの学校で非常勤として教えに来ている人は、それぞれの業界で結構実力派と言われている人が多く、当然のように濃いキャラの人が多いのだ。(これは良い意味です!!!念のため)
 だから、個人的にはもっと仲良しになりたい非常勤の先生も多いんだけど、なかなか週に1回しか講義に行かない中の休憩時間だけでは、皆さんのことを理解するには時間が足らな過ぎなので、今日のようなノリで毎週話をしたいという気がしている。
 「まーた、どうせオマエのことだから、キレイな先生にシッポ振ってんだろう??」と、オレのキャラクターに似合わない心配をされている、そこのアナタ(Tさんのことです)、決してそんなことは無いのは、非常勤の先生方に聞いていただければわかるのだ!
 でも、非常勤というのは、補欠でも何でもなくて、学校の先生では対応できない分野をそれぞれ担当している人だから、頭が完全にブリーチ脱色のアニメの先生(これ常勤がやったら間違いなくクビ?・・・オレの茶色でもクレーム寸前かも)とか、メイクアップスタジオから教えにきている、まさにそういうスタジオのイメージどおりみたいな先生とか、それぞれ個性があって楽しい限りなのです。(Tさん、どうだいいだろう!?・・・アレ?やっぱり”しっぽ”振ってる??))
 ま、不良品としてオレみたいな非常勤もいるんだけど、オレはそういった皆さんを引き立てるための「見せ球」みたいなもんだと自覚しているんだけど、他にも地元では一番と言われているホテルのマネージャーだった方など、非常勤はホントにそういうそうそうたるメンバーなので、オレはホントにこの中に存在していて良いのか?という疑問は、なんと1年半前からまったく変っていない。。。(ということは成長していないってこと? はっはっは)

{間違いだらけの用語辞典}
 よく”役不足”って使いますよね。
 その仕事を担当させるには、アイツはちょっと役不足だ!なんて言われることもありそうだけど、これって使い方としては間違いらしいのです。
 こういうテの間違いやすい言葉の意味は結構知っているほうだけど、これはオレも勘違いしていたのです。
 一般的に使われているのは、その役をさせるには、十分な力量が無い場合のことを指しているんだけど、ホントの使い方は全く逆で、その本人の実力に見合わないつまらない仕事(役が不足している)を勤めさせる場合のことで、例えば「巨人の清原に7番なんかを打たせるのは役不足ですね」というような使い方らしいのです。
 オッソロシーですねぇ、知らないとどういう使い方をするかホントにわかったもんじゃない。。。。
 ちなみに、一般的に使われている役不足に該当する語彙は「力不足」というのが正解です。
 明日G専門学校で、偉そうにこれを説明してやろうっと!?
7月6日
 昨日取引先の手違いで、入荷予定に微妙なずれが生じて、お客さんへの納期遅れを出さないために、今朝もG専門学校へ登板する前に対処するべく取引先に寄っていたら危うく遅刻しそうでした!(ヤバイヤバイ)
 ま、15分前には到着したから一見問題なしに思えるかも知れないけど、講義に使う資料やプリントは事前に印刷しないといけないから、そりゃもう大騒ぎなのです。

 さて、その騒ぎの中で最初の講義(2年生)を始めたんだけど、学生のH君がいなかった。
 彼は先日もUSJに家族で遊びに行った際に、起床時間には寝過ごすわ、大阪駅で腹具合が悪くなってトイレに駆け込むわ、挙句の果てに駆け込んだトイレでトイレットペーパーが無いのに気づいて、携帯で家族に連絡して、ドア越しに差し入れてもらったという逸話の持ち主なんだけど、そんな話もあって、またトイレに入って遅れているんだろうなんて思っていた。
 でも、いくら時間が経ってもやってこないまま講義終了となったのです。(2コマで終了)

 昼からは同じコースの1年生の講義なんだけど、そこでW君が眠そうな顔をしながら「2年生のH君が午前中出席していないのには理由がある」と一言!
 彼は1度社会経験があって2年生のH君よりは年上なんだけど、たまたま2人の借りている部屋というのが近いらしく、学年も違うけど交流があるらしいのです。
 んで、昨日は2人でいろいろな話で盛り上がった挙句に、深夜(というより明け方に近い!)4時までパソコンでゲームをしていたらしい。
 そこで電池切れとなったらしいんだけど、結局朝起きれなかったらしい・・・・
 という話はW君から聞いたわけで、もちろんW君は、そういう悪い誘惑にさらされながらも、朝、睡魔と格闘しながら学校に来たってワケです。
 ま、さすがは社会経験者ってカンジですよね。
 オレも朝まで飲み歩いていたなんてことは無いけど、後輩の話を聞いていて明け方になったことなんて結構あって(注!残念ながら男の後輩ばかりです)、相手は休みなのに、オレだけは翌日(というより数時間後)出勤ってことが結構あったけど、そういうときでもちゃーんと起きていたもんね。
 ま、H君も社会人になれば大丈夫だろうから、後は経験の差だろうと思う。
 ちなみに、カリキュラム編成上、H君のクラスは、午後の4コマ目にも講義があるんだけど、そのときにもH君は出ていなかったので、他のみんなに聞いたら「なんか体調が悪いって言ってたから、それで休んでいるのかも知れません」って言うので、オレはチッチッチって指を横に振りながら「ちゃうちゃう、何でも4時までTVゲームやっとったらしいと1年生からタレコミがあった」というと、みんな爆笑だった。。

 ちなみに、帰宅後にH君から電話がかかってきたので「おぉ!4時まで遊んでいたH君ではないですか?」なんてイキナリ突っ込みを入れたら盛んに恐縮していました。。。(マイッタか?)

{今日の出来事}
 今日の日誌に登場したH君W君たちから、個人的には非常にうれしい提案があった。
 これは、ここに書くと誤解を受けかねないのでちょっと様子を見てから書くかも知れないけど、普通の講師と学生というワクにとらわれない(と思える)提案なのでホントにうれしかったのです。
 え!自分だけでニヤニヤせずに、ちゃっちゃと書かんかいって?
 へーへー、書くように考えます!
7月7日
 久々に自分のペースで仕事が片付けられた1日だった。
 ま、自分のペースと言っても、昼寝したり、バッティングセンターに通ったりしたワケじゃないから、積もり積もった業務処理が中心だったんだけど、1件だけちょっとした作業があって、それに出かけたのです。
 そして、その作業をアッサリ片付けて、お客さんとちょっと話したんだけど、このお客さんは結構距離を走られるようで、既に2年で7万キロを超えていた。
 その話で、過走行による査定の減額の話になったんだけど、確かに高年式(新車で買ってあんまり年数が経過していない車)の場合は査定額の差が大きくなるし、以前は結構メーターを戻していると思われる車もあった。
 かなり前にちょっと触れたけど、オレはサラリーマン時代の終わりに4ヶ月だけ車両の査定もやっていて、多くの査定員と違って、メカニカル的な視点からも見ていたので、よくキャリアの長い査定担当者からも、「なるほど、そーいう見方もあるんじゃねぇ」などといわれたことがある。
 ま、この辺はお互いの得意分野での分担というか相互チェックみたいなものだけど、オレはメーターを戻した経験は無いものの増やした経験があるのです。

 それは、わりと忙しくない日だった。
 営業をしている先輩のFさんがオイル交換を依頼してきた。
 このFさんは、オレが言い切れるくらいかなり濃いキャラの人で、洗車の時に使うウィンドブレーカーが破れたからといってガムテープで塞いでいたり、メガネのレンズが割れたからと言って、なんとレンズにセロテープを貼ったままで営業に出かけるほどの豪快な人だ。
 それも、緊急避難的に、つぎのメガネが仕上がるまでの間、そういうことをしているんだったらわからないでもないけど、今思い出してみると結構長期間平気な顔をしてセロテープ貼りのメガネを使用していたっけ。
 そのくせ、納車前の車の洗車には、外窓、ボディ、室内、内窓それぞれのタオルを用意して、いつもワックス分がガラスにつかないように気をつけていたという、ええかげんなんだか仕事の鬼なんだかよくわからない人という言い方もできた、ホントに変った人だった。

 ホントは、もっと笑える話もあるんだけど、それはまた次の機会に紹介するとして、そのFさんの車は、その時に8万キロ程度走行していた。
 Fさんは、オレにオイル交換とメーターを戻しておいてくれなんて冗談ともマジともつかないような依頼をしてきた。
 ま、少々メーターを戻したところで、カンタンに査定がアップする車とは思えない車なので、到底マジとは思えなかったんだけど、その依頼に「またぁ、業界人のクセに悪いこと考えて、ロクなもんじゃないねぇ・・・・何だったら、走行距離増やしておこうか?」と言ったら、子どもがとってもうれしいときのような表情で「ほ〜ほっほ、じゃあ10万キロくらい足しといて」と、オレに言い残して営業に出かけた。
 
 オイル交換なんて簡単にすむし、幸か不幸か急ぎの仕事がなかった。
 するとどうなるか?・・・もう長期的な読者の皆さんはもうお分かりですよね。
 やおらスピードメーターを降ろし、走行距離計をチョイチョイといじって、8万キロだった走行距離にホンの80万キロ追加しておきました。

 Fさんが帰って一言。
 「オイル交換済んでる?」というから「ウン、バッチリ!メーターもチョロッとだけいじったけど」というと、また「ほーっほっほ」とかワケのわからん笑いをしながら車に向かっていった。
 その直後、笑いとも悲鳴ともつかない声が聞こえて「信じられ〜ん、ホンマに80万キロも距離を増やしとるじゃないかぁ」とオレに話しかけたのです。。。(オレは約束を守る男である・・・)
 でも、Fさんは立ち直りも早く、「この車でどっかのディーラーに査定持込してこようか」なんてニヤニヤしていた。。。
 
 ちなみに、この一瞬にして80万キロも増えた車は、その後天寿を全うして、査定ゼロで廃車になったのです。。。
 というわけで、査定をあげるためのメーター戻しはやったことの無い新枝です。
7月8日
 なんと朝からJRの電車に乗っています。
 行先は、板金の引き取りとしては遠距離の下関(本州の一番西)で、またまた半径200kmの旅なのです。
 実は、3月に下関在住のSクンの板金修理をして、その時にノーマルに戻さずにグレードアップを図り、「なんちゃってSRバージョン」にして、転んでもタダでは起きない計画のお手伝いをしたんだけど、そのSクンの友達であるTクンが今回のお客さんで、Sクンから紹介されてTクンもウチに出したいとのことで、こうやってまたまた商圏をどえらくはみ出して引き取りに出かけたってワケなのです。
 単に商売の効率からすると、これほど非効率なことはなくて、多くの板金取扱業者の場合、断るか、途方もない?出張費用を請求すると思うんだけど、やっぱ、遠方というのはお客さんにとっても障害が多いのにわざわざ頼まれるというのに、採算効率だけで判断するんじゃ男じゃない(訂正 女性だって同じ心意気の方はいくらでもいるので人間じゃない!ってことにしておこう)っていうことで、ノコノコ出かけたってワケなのです。
 苦闘?4時間の車内では、モバイルVAIOクンにも活躍してもらって、その他の時間は読書を楽しんだんだけど、やっぱパソコン電源は大きなネックです。

 そしてTクンと合流し、今回は代車なしのためにちょっと離れた家まで送ってから帰路についたんだけど、この車、事故しているだけでなくエアコンまで不調ときたもんだから、暑がりのオレは「ガマの油」状態で、ダラダラ流しつづけてのご帰還となったのです。
 エアコンの件は予想していなかったし、どうしようもないほどのピーカンな晴天だったので、開けた窓から差し込む日差しでヒリヒリと日焼けしてしまったくらいで、参ってしまったのです。。。
 ま、途中から車を置いて、しばらくいろいろなことをしたので、ほとんどの距離は深夜に運転したから、オレも干からびずに済んだんだけど、この車はシガライターソケットまで無いから途中でモバイルVAIOクンも遭えなく電池切れとなり、帰ってからのお返事になった方も多かったのです。(スンマセン!)
 でも、さぞかし午前3時過ぎてからの回答メールを読まれた方は、「コイツは一体何時まで仕事をしているんじゃ?」と思われたかも知れませんね。
 一応、午前4時までお仕事してました。。。(もちろん普段のこの時間は、爆睡中です)
7月9日
 やっぱり、昨日というか朝方のメールにはビックリされたようです。
 先日来、ご相談している方からも「とってもお忙しいようですね、ホントにお体に気をつけ、ムリされないように対応をよろしくお願いします」なんて書いていただきました。
 親戚でもないのにオレのことなんて気を使ってもらって、ハクション大魔王だったら「オロロン・オロオン」と号泣するところだ。。。
 でも、ここで白状すると、別に仕事ばかりして帰りが午前2時半になったワケではなく、ちょっと途中で遊んでいたからなのです。(はっはっは・・心配していただいた方ごめんなさい!)
 下関に行く前夜になって急に決まったんだけど、引取りを済ませた後で待ち合わせて、久しぶりに話をしたり一緒に映画を見たんだけど、結果としては、あのエアコン故障事件もあったので、ホント助かりました。
 何しろ、あのピーカンな晴天だったし、車は濃色車だから、日曜の渋滞の中でエアコン効かずに広島に帰るなんて地獄そのものですからね。
 というワケで、熱中症?を避けるために、避暑をしていて帰宅が遅くなった新枝でした。。
 え!誰と行ったのかって? はっはっは・・こういうことを書いたら突っ込みをしたがる数人の方の顔が浮びそうだけど、ヒントは日誌にも登場している人です!

{今日のホントの日誌}
 とまあ、こんなことばかり書いていると「オメエ、もっと気合い入れて仕事せんかい!」と言われそうだけど、ちゃーんと睡眠不足にも関わらず朝からガンガン仕事をしているのです。(こりゃ自慢にならんな)
 しかも今日の夜には予定があるので、今日しなきゃいけない仕事の時間的リミットが限られているために、そりゃもう大変でアチコチに電話しながらメールを打ったり大騒ぎだったんだけど、その時間的リミットもかなり近づいている午後3時を過ぎて携帯が鳴った。
 それは、以前ミルクタンク型の入れ物に入ったチョコなどをもらったAさんからだったんだけど、このAさんの勤務先はウチの近くで、いつも宅配便の営業所に行くときに横を通る。
 この前もとおりがかった時に外で携帯で話をしていたから「ダァ〜メだなぁ・・・仕事サボってちゃぁ」なんて突っ込みを入れたら、休憩時間だと言われてしまったことがある。
 そのときは「ホンマかいなぁ? だたサボっているだけなんとちゃうん?」(注 オレは関西出身ではありません)なんて疑っていたんだけど、同じ時刻だからどうやらホントに休憩時間だったようです。
 ま、そんなことはともかく、「車検は取り扱っている?」という質問だった。
 もちろん取り扱っているんだけど、よく聞いてみると5月末に切れていたのに、知らなくてそのまま乗っていたらしく、買ったディーラーからもまったく連絡が無かったそうなのです。
 実にディーラーであり得る話だなと思いながら、でもAさんの乗っている車は、あのビューティフルライフ(TVドラマです、映画のライフイズビューティフルではありません)に出ていた常盤貴子が乗っていたヴィータで、広島での取扱ディーラーはわりとマメなんだけどなぁと車検の案内が無かったのは、ちょっと不思議な気もした。
 げぇー、これから車検の段取りをすると、時間が足らなくなると考えながらも、急いで代車を手配して今日預かることにしたのです。
 とは言っても車検切れの車だから自走で持って帰るワケにはいかないので、ウチの業者にお願いしてセイフティーローダーも用意してもらって、オレ、ローダーを運転する人、代車を用意して持ってきてもらう人の、なんと総勢3名でそれぞれいた場所からAさんとこに合流したのです。
 よくAさんに事情を聞いてみると、たまたま会社の人が車検を出したらしく、それで自分の車はいつが車検だったカナ?と確認してみたら1ヶ月も前に切れていたってことらしく、ホントに運が良かったというか悪運が強かったような話で、とりあえず事故がなくてホッとしたのです。(事故があると、マジで大変なことになる・・)
 でも業者の皆さんがいろいろ手伝ってくれたので、今日のリミットには無事間に合いました!(皆さんへスペシャルサンクス)

 ちなみに買ったお店から車検の案内がなくても、車検切れで走ると責任はユーザーにあるのはご存知のことですよね?
 皆さんもゼヒゼヒ車検満了日をチェックしてくださいね。
7月10日
 昨夜の予定を勘ぐった人がいた。。(匿名希望の常連のオモロイ人です)
 「オマエのここ数日の日誌を読んでいると、どーせ夜の予定というのは、おねえちゃん系との予定だろうが??」なんて突っ込みだった。
 語るに落ちるとは、この匿名希望Mさんのことで(あ!書いちゃった!?)、自分の価値判断で人を判断しちゃダメですよね?
 まさか、皆さんも同じ事を想像していたんじゃないと信じつつ昨夜の予定を紹介すると、先日触れたブースカさんという新幹線の運転士をやっている方がいろいろな意見交換のためにわざわざ広島まで来られたのです。
 その内容は、ブースカさんの仕事の内容(運転とかそれにまつわる法律論・技術論)に限らず、人事育成面のことや、会社が堅持しないといけない姿勢や社員への配慮についての考え方や、その他いろいろで、ホントに昨夜もギリギリまで、今日も帰京されるギリギリまで、いろいろな話をしたんだけど、実に充実した時間だった。

 特に驚いたのは、高校卒業して国鉄に入社し現在に至っているんだけど、数年前から通信制の大学に通われていて、時々実際の学校にもスクーリングとして通っているという事を聞いていた。
 でも、専攻科目も教えてもらっていなかったので、てっきり運転士をまっとうするために技術的な専攻科目だと思っていたら、なんと驚いたことに今回白状してもらった専攻科目は「法学部」なのです。
 卒業証書を見せてもらった時に「ほ・ほ・ほーがくぶぅ!?」とオレが驚いたのはおわかりいただけるとは思うけど、そりゃ法学部だったら、確かにスケジュールがキツイ時には大変だったろうなぁと今さらながら驚かされたんだけど、これからも運転士の道を極められるそうなので、ひょっとしたら専門職(総合職採用の人が他職種経験で短期間運転する人は別)としての日本で1人の法学部出身の運転士になるかも知れないのです。(いや、間違いなくそうだと思う)
 「走る法律相談室」とか「日本最速(時速275km/hの)の法律家」なんてネーミングを考えたくなってしまったのは、ふざけすぎでしょうか!?!?(いかん、この表現でどこの会社の人かバレてしまう)
 素晴らしい話です!!
 でも、自家用ジェット機を持っている法学部出身の人がいたら、日本最速はウソになるかも。。。
7月11日 頭数の反乱!?
 それは一昨日の電話から始まった。。。
 「ハイ新枝です」
 「あぁ、@@のSです、まいど! 社長ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
 某タイヤメーカーのSさんからの電話だったんだけど、この人がオレを社長呼ばわりするときには、間違いなく何かあるのだ。
 オレは、チョッピリ身構えながら話を聞いてみると、水曜日にタイヤの技術研修をおこなうんだけど、参加者が少ないので、頭数をそろえるために出てくれないかという話だった。
 ここのところ、おかげ様で連日忙しい上に、電話をもらった日も下関からはるばる板金をもって帰ったばかりだし、ブースカさんとアレコレする作戦も立てていて、木曜からは専門学校での連続登板だから落ち着いて仕事ができる残り少ない貴重な日が水曜だった。
 そして、タイヤの技術的、理論的な話は、多分オレは世間の水準よりはかなり上なので(単なる自慢モードだったりして?)、そんな研修より仕事を片付けたいというのが正直な気持ちだったんだけど、まあ日頃いろいろ面倒なことをお願いしている部分もあるので、参加することにした。
 何しろ事前にオレに向かって直接に「頭数」だと言われているので、まあ黙って座っていれば約束は果たせるワケだから、それでええじゃろう?というようなノリで参加したのです。
 もちろんモバイルVAIO君も持ち込んでいて、ラッキーなことにコンセントの近くだったので、休憩になる度にせっせとメールを書いたり、溜まりに溜まった企画書なんかを書いていた。(ま、昼飯付きの事務所ってなノリで・・・・)
 そして、あと1時間という時になって、講師曰く「それでは、一応テストをさせていただきます。」と、平然と言うではないか・・・・

 まさに晴天の霹靂というか9階裏の逆転サヨナラホーマー負けというのか、テストがあるなんて聞いてなかったから、ビックリしたの何のって。。。
 よく聞いてみると、研修は研修でも、認定資格を付与する研修だったらしく、あんまりホントの事を言うと、オレが「面倒だから参加しないよ」なんて言いかねないから、多分Sさんは、そういったことを黙ってOKさせたに違いない!(まさにサギみたいな話である)
 ブツブツ言いながら格闘して、採点されたら、なんと94点(もちろん100点満点です)という好成績だったから良かったものの、これがボロボロだったら目も当てられないですよね?
 というワケで、1ヵ月後には、金属製のご大層な認定証が届くらしいので、興味ある方は見に来てください。
7月12日
 昨日も遅くまで準備をしてから、専門学校での登板だった。
 今朝は商品の出荷が多かったので、宅配便の営業所に、「女のコの買い物に付き合わされて大荷物を抱えて歩く図」というカンジで乗り込んだんだけど、宅配便営業所もお中元シーズン対策で普段は見かけないバイトのコがズラリと並んでいた。
 ま、慣れない仕事のせいか、3人で1人前以下という雰囲気だったんだけど、既に数日前からいるコが、後から入ったコにアレコレ教えていたので、思わず「へぇ〜もう先輩モードなの?」なんて突っ込もうかと思ったら、ちょっと緊張していたカンジなので、止めときました!
 ま、バイト期間が終わる頃に、どれだけこの3人がウデをあげるか楽しみなんだけど、何か面白いことを、このコ達がやったら日誌で紹介しようっと。(でも、まさかこんなところに自分たちが登場しているなんて知らないだろうなぁ・・・)

 さて、それはともかく、連続3コマの講義を終了して、ヘトヘトになりながら、次は車検の納車です。
 例のAさんの車検なんだけど、ウチのような、ちゃんと検査する車検(という表現もおかしいんだけど)で検査して正解だった。
 というのは、リアブレーキのシール部分からブレーキフルードが漏れていたからで、やっぱり分解して安心というカンジです。。
 ところが、このヴィータって車は、その部分のゴム部品だけの設定が無いらしく、ホイールシリンダーという部品ごと交換しないとダメらしいので、ちょっと金額がかかってしまったのです。
 これ、国産車だったら、もっと安いんだけどなぁと思っても、部品設定が無いものはしょうがないんだけど、何でシールだけの設定が無いんだろうか? もし日誌を読んでいる方で、フォルクスワーゲン・アウディジャパンの方がいらっしゃれば、ゼヒゼヒ教えてください。

{今日の1シーン}
 2年生が受験した検定の結果通知が今日届いていた。
 学生達は、さみだれ式に教務室に入ってきて不安そうな顔をして通知を受け取って、表面のステッカーを剥がしている。
 それまでの不安そうな顔を一瞬で変えて、満面に笑みを浮かべてオレのほうを見るから、オレも一緒に「おっしゃー!!」なんて大騒ぎしながら祝福したのです。
 オレが教えている科目でも資格でもないんだけど、うれしい事で、ホントに自分のことのような気さえするのです。
 でも残念だけど不合格の学生もいて、表情も瞬時に曇っていくのがわかる。。。
 けどね、忘れて欲しく無いのは、1度で合格しなかったからと言って、適性が無いって思わないで欲しいことだ。
 何でもそうだけど、ゼンゼン理解できなかったのに、いくつかのポイントを理解できるようになった時から、突然普通の人よりもっと開眼することだってあるし、そんな人が天才的な能力を発揮している例はたくさんあるから。。。
 オレだって、昔は電気回路なんてサッパリだったんだけど、今じゃ配線図に書かれている以上のことを想像できるようになったんだから、大丈夫!
 え!オレの例じゃ参考にならんって??
 でも、がんばって欲しい学生たちです。

{今日のウルウル}
 正確には昨日なんだけど、そのウッカリ車検満了日からしばらく乗りつづけたAさんの車検整備の進捗状況は、その追加や変更のある都度、電話したり携帯へのメールでお知らせしたりしていたんだけど、車検後の整備費用も考えた作戦で今回交換する部品を決めたことや、その部品の入荷が遅れるので車検完了が翌日になるということをメールしたら、Aさんから「ありがとう。やっぱり新枝さんにお願いしてよかったです。明日でいいですヨー。」なんて返事をもらったのです。
 幸いなことに、先月から受付を始めた車検も、皆さんに喜んでもらえて、オレはオレは(ウルウル・・・涙)シアワセモノです!?
 ま、バカなこと言ってないで、明日の準備をがんばりまっさ!
7月14日
 メーカーからの直送の荷物を待って、それを小脇に抱え(ウソ! 運転中に荷物は小脇に抱えられません・・)、出張作業に出かけたのです。
 今回のご依頼はレーダー探知機で、どうやら今夜から小倉に遠征に行かれるそうなので、その高速ツーリング?の対策の為に、それまでに間に合う高性能なものという前提で機種選定したのです。
 今回は、非レーダー式の無人取り締まりカメラにも対応するGPSハイブリッドモデルで、このお客さんであるI君は、既にレカロのシートを買ってもらったり、ボディコーティングをしてもらったり、更にはナビのお客さんを紹介してもらったりしていたので、かなりのポイントがたまっていて、そのポイントを行使したので、とてもココに書けない価格でこの最新型レーダーをゲットしたのです。。(もちろん、こういう場合、ウチは赤字になるのです!?)
 もっとも、この商品が赤字だって言っても、実際にはそれまでのいろいろな累積があって、その結果を活用してもらった赤字なんだから、赤字といっても赤字じゃなくて、実際には黒字なので、引き続いてのご注文には感謝なのです。(自分でも何を言っているのか段々わからんようになってきた・・・)

 その後、うだるような暑さの中で、板金修理中のキャロルのエアコン(7/8の日誌のとおり、板金引取りの車がエアコンも故障していたので、熱中症になりそうだったオレは、緊急避難のために映画を見て夜に帰った件・・・ははは、ちょっとウソまじりに説明ですが)の原因探求に出かけたのです。
 エアコンが効かないと言ってもいろいろ原因があって、今回は「時々はちゃーんと作動する」という実にやっかいな症状だった。
 そこで配線図を入手して、じっくりと気合いを入れて検討したので、原因探求は楽勝で、後は故障の原因によって、どう対処するかという対策法がポイントだった。
 というのは、バッチリと故障部分の部品を交換するのが正統派の修理で、これは実に簡単なんだけど、予算的な制約がある場合、お客さんの了解の下に、他の機能に支障の無い場合は、応急修理や裏ワザを使うこともある。
 その裏ワザをいくつかイメージして、「よっしゃ!故障診断じゃ!」と点検を始めたら、盛大に気負いこんで始めたのに、なんとアッサリと原因判明、しかも一番高いパターンだったのです。(トホホ)
 冷や汗たらーり(ついでに猛烈に暑かったので、普通のあせもダラダラ)状態で、あとはお客さんとの相談を残して引き上げとなりました・・・・
 そのお金がかかる修理を、それでも費用を押さえる作戦を検討中の新枝です。。。。
7月15日
 久しぶりに部屋の中での仕事ばかりだったので、メチャ暑かったらしいけど、快適にHPの更新作業なんかをすすめたり、突っ込みのTさんの相談にのったりして1日が終わった。。。。おわり!

 というのが普通の日誌なんだけど、そこからが違うのが、もちろんこの脱線日誌で、夜になってからお出かけしたのです。
 というのは、ある学校で家庭の事情のために学校を辞めて実家に帰らないといけなくなったKちゃんという学生がいて、そのコの送別会をするから来ませんか?という声がかかった。
 もちろん参加者は全員学生で、先生なんて呼ぶワケない。
 その中で、非常勤のオレを呼びたいなんて思って声をかけてくれるなんてウレシイ限りで、Kちゃんを元気づけるためにノコノコ出かけたのです。
 行ってみると、オレの受け持ちコースじゃない学生もいたんだけど、Kちゃんがシャンペンのコルクを抜くときに、ねじり過ぎたので途中から千切れて爆笑になったなどという前代未聞の事件もあって、スグに一緒になって大騒ぎをできるようになって、あっという間に6時間近く過ぎ去ってしまったのです。
 オレは今まで知らなかったんだけど、このKちゃん結構酒豪らしく、事前に強いと聞いていた他の2人と別のコースのコ達に負けないペースでグイグイ飲んでいた。
 「そんなに飲めるという話は、在学中にぜんぜんしゃべらなかったろー」という突込みにも「へへへ」ってカンジで軽く流されてしまったけど、オレも結構飲ませていただきました!

 ちなみに、このクラスは、先週の講義の時に学生のみんなから、呼ぶときには下の名前(ファーストネーム)で呼んでくれたほうが親しみがあっていいというお願いがあったので、「んじゃ9月から、そうする」なんて言ってたんだけど、前言撤回で、この送別会からそうすることになった。
 オレ自身も、苗字で呼ぶのは堅苦しいと思っていたので、もちろんOKなんだけど、そういう風に呼び合える講師と学生なんて、世間にあんまりいないかも・・・・
 とりあえず、延々続いた送別会もお開きになって、結構酔った学生(残念ながら?男です!)を送って帰ったんだけど、卒業しても集まりたいし、そのときに絶対にオレを呼びたいなんて言ってもらえるオレもホントに果報者です。
7月16日
 昨夜4時に帰ってきたもんだから朝が眠い!辛い!楽しかった!?の三拍子で、眠い目をこすりながらメールチェックやHP更新分のファイルのアップロードをおこなって、いつもの月曜のように電話攻撃をアチコチに仕掛けまくっていたら、「手のオジさん」から電話がかかってきて、「急にヒマになったので、タイヤ交換してくれん?」と話になった。
 ゼンゼン二日酔いじゃ無いけど、昨夜は帰ってからも、その場の勢いで液体燃料を追加注入していたので、残っているというワケじゃないと言いながら、まだまだ本調子じゃなかった。
 どうも振り返ってみると、結構ガンガン飲んだ翌日には、不思議なことにタイヤ交換の仕事が多く、いつかも「アルコール抜くにはタイヤ交換が一番!」だなんてふざけたことを書いた記憶がある。(アルコールが残っている状態ではありません!・・念のため)

 ま、それはともかく、今日もタイヤ交換の予定が無かったのに、こうして依頼が湧いてくるんだから、「汗を流して体調を回復せんかい! という天命」と考えることにして、二つ返事でタイヤの手配をし、作業に向かったのです。
 さすがにスカッと晴れている昼間だから、またいつものように大汗をかいた。。
 こういう体を動かす作業だと、オレの汗のかき方は吉田戦車のマンガどころの騒ぎじゃなくて、ホントにバケツの水をぶちまけたほどの状態になるので、あっという間に体調も回復、食欲もバッチリになりました。。

 え!オレみたいな単なる飲んだくれの体調維持まで”天”が心配するワケないって?
 ごもっともで・・・・

 しかし、昨夜集まったみんなは、今日も学校なんだけど、ちゃーんと講義を受けに行っているんだろうか?
7月17日
 久しぶりに作業や予定が無かったので、山脈のように溜まった仕事と格闘していた今日1日です。
 その中で、またまた遠方からの車検についてのご相談を数日前からいただいていて、今日もそのお返事を書いた。
 具体的な住所はまだ聞いていないものの、明らかに100km圏を越えたエリアにお住まいらしく、今度は車検でも遠征することになるかも知れません。
 ホントに自分のことながらあきれるんだけど、自分の鉄砲玉状態(糸の切れたタコ?)にはあきれる限りで、こういう遠征ができるのも、モバイルVAIO君のおかげだと、思わずノートパソコンに頬擦りしてしまいそうです。(”気持ち悪いからやめてくれ〜”とVAIO君 談)

 さて、そんなマジメに仕事をこなしながらあっという間に夕方になったんだけど、先日車検を受けてもらったAさんが代金を支払いに来られたのです。
 その時に、「お世話になった♪」ということで、クラーク・シーゲルのケーキをもらってしまいました。(ヒデキ感激!?・・ん?古いセリフ?)
 これでもうAさんの奴隷になってしまって「ポチ お手!」と言われたら、迷うことなく「ワン!」と言いながら手を差し出すこと間違い無さそうで、Aさんの策略にはまったのではないかと危惧しているけど、既に手遅れなのかも知れません!?

 古くから付き合いのある人なら結構知っていると思うけど、酒が結構大好きなクセに甘いものがこれまた大好きで、Gさんに言わせれば、「好物二股状態」だそうだ。。。
 そんな言い方されると、非常に聞こえが悪いけど、ショートケーキの3つや5つは、いともカンタンに退治してしまうので、世間では、実に不思議な存在らしい。。。
 ということで、喜んであっという間に退治させていただきましたがAさんだけで無く、皆さんもあんまり気を使わないようにしてくださいね!(気持ちだけで十分です!)
 でも、お預かりした時の仕事に満足してもらったのはホントにうれしいのです。

{今日の世界情勢?}
 先日と言っても、もうかなり前になるけど、イギリスから注文をもらって、度重なる打ち合わせの結果、商品を輸出したことは日誌でも紹介したとおりです。
 普通、日本の方相手に部品を特定するのでも泣きが入りそうなATの内部の部品なども含まれていたから、実に大変なやり取りで、英語だったので富士フィルムのCMみたいに脳がオーバーヒートしそうなカンジだったんだけど、それがようやく到着したと先日連絡があった。
 重量や容積の関係で船便だったもんで結構時間がかかったんだけど、オレも一応肩の荷が降りてホッとした。。。。
 とまあ、ここまでだと「良かったねぇー THE END」ということになるんだけど、今日のメールに「また近日中に注文するのでよろしく」なんていう内容が盛り込まれていたのです。
 「ぎょえ〜〜〜〜」なんて言い方をするつもりは無いけど、何でウチにリピートで注文しようなんて思うのか不思議というか信じられないというのがオレの正直な気持ちなのだ。
 何といっても、英語サイトじゃないし、オレが英語がダメだから、いろいろな打ち合わせについて、先方にとっても(もちろん生粋のイギリス人で日本語ダメな人です)かなりそういった部分が問題になると思うんだけど、ウチを使おうと思われるのはナゼか理解できないというのがオレの感想なのです。
 こりゃ、ホントに英語を勉強しないといけなくなりそうだし、勉強したら、勉強したで海外から注文が増加して、それこそ大騒ぎになりそうなので、ひょっとして進むも地獄、立ち止まるも地獄じゃないだろうな?と思いながらも、次に何を相談されるんだろうと、小市民のオレは判決前の被告みたいにビクビクしながら待っているのです。
 とりあえず日英戦争の引き金にならんように気をつけます!?
7月18日
 まずは先日の板金入庫のキャロルのエアコン修理です!
 数日前に触れたように、エアコンを復活させる正統派の呪文?(ウソ ”修理方法”でした!)をかけると、マジでお涙頂戴モノの修理金額になるし、この車を買われた時の総額を考えると、板金と足回り、そしてタイヤにエアコンまで加えてしまう場合、同じ車が買える金額になりかねないので、正統派の呪文はタイヤだけにして、板金と足回りは中古部品を活用し、エアコンは分解して、チョコチョコっと「オフィス・トワイライト必殺の”ある調整加工”をすることで復活させることができたのです。(注 必殺技と言っても、以前酔っ払った時に登場した”えきぞーすとマニホールド光線”ではありません)
 この作戦を考えて実行したのは初めてなんだけど、取り付けてエンジンかけて、無事エアコンが作動したときには、思わずガッツポーズしながら「はっはっは、どーだぁ、人類の叡智の勝利じゃ!」ってカンジで喜んだんだけど、スリムなオレでは似合わなかったのです・・・・
 次回、そういうウルトラC的作戦が成功したあかつきには、是非それに似合う筋肉をつけておこうっと。。。(もし、間に合わないときは、どなたか清原の筋肉っぽくできる”着ぐるみ”を作ってください! でも間違っても小錦じゃないですよ!?)

{今日のアフタヌーン}
 そうやって、油まみれになってエアコンと闘っていた午前とは裏腹に、午後は地方自治体の主催する創業支援セミナーに出かけたのです。
 先日、担当講師のU先生から話があって、ちょっと「かけあい漫才の相手?」として一緒に来てもらえませんか?というお話だったのす。
 今回のオレは、講師ではないんだけど、受講生の発表についてU先生が講評し、その合間にネタを振られて、オレがしどろもどろでコメントするというポジションで、先生に言わせれば、それが「かけあい漫才の相手?」なのだそうです。
 ま、「皆さん!こんなアホそうなヤツでも独立していますよ!」なんて、受講生の方々の自信をつけるために、悪い見本として呼ばれたんじゃないかなんて思うくらい、皆さんの発表は創意工夫も熱意もあったのです。
 
 ちなみに、受講生の皆さんは、いくら何でも1時間前まで、オレが汗と油まみれで作業していたなんて考えもしないかったと思う。
 何しろ、作業着とはまったく違って、ネクタイ締めて涼しい顔して乗り込んだからねー。
 と、言いたいのは山々なんだけど、実はそうではないのです。
 先日、会場を聞いたときに何を想像したのか、実はとなりにある某公的施設に乗り込んで、そこの受付で会場を聞いてみると、どうも対応が要領を得ない。
 おっかしいなぁ・・・と思って、この件にも関係しているアウトロー軍団のOさんに電話で聞いてみると、恥ずかしいことに会場はとなりの建物でした。。。(はっはっは)
 予定より早めに乗り込んでいたから間に合ったんだけど、恥ずかしいのなんのって、おかげで会場に到着したときには、焦るわ、走って汗かくわ、冷や汗も出ているわで、またまた滝のような汗状態になり、涼しい顔とは対極の状態だったので、もし会場のスタッフの方が、この日誌を読むと「なるほど。。それであんなに暑そうにしていたのかあのバカは・・」と納得されるに違いない。

 というワケで、やはり予定には十分余裕を持って出かけようという教訓でした。(ん?会場を間違えるなという教訓かな)
7月19日
 ついに明日から夏休みです!
 ま、夏休みと言っても、専門学校が夏休みだから、オレの仕事の中で学校に出向いての講義がしばらくオヤスミできるだけです。
 でも、ここ1ヶ月休みなしでマジメ?に、時に脱線しながら仕事したので、これで少し楽になるわい!と、取っても無い休みの皮算用でウハウハ言っているのです。
 当然のように今日が最終講義の学生も、はっきり言って夏休みモードで、欠席届けを持ってきたTちゃんの用紙には事由という項目に記載が無い。
 んで、オレは、「理由書いてないじゃん?」と聞くと、このコ、ニヤニヤしながら「だってぇ、ホントのこと、とても書けませんよぉ〜」などと謎の言葉を残して早退したくらいだ。(ホントはもっと微妙なコメントをしたけど、さすがにここには書けないや・・・でも、休み明けに絶対に追求しちゃろっと)
 とは言いながら、午後は、時間オーバーしても議論を詰めているグループもいて、「へぇ結構気合入っとるなぁ」と感心したんだけど、これは担当外であるにも関わらず、コマ外の90分を、オレと学生の為に手伝ってもらった、素晴らしきF先生のお蔭かもしれない。

 その後、別の学校のH先生から前期試験の作問要項の説明を受けたんだけど、その説明の後で「これ、ウチの学生たちがパソコン実習の際に、お世話になった先生へということで、暑中見舞いを書いたものです」と手渡された。
 画像ソフトを使って作っている暑中見舞いで、HちゃんとCちゃんだった。
 この2人は、例の先週の送別会のクラスだったんだけど、「うれしいじゃないですか、ホントにねぇ。。。。」なんて、持ってきてくれた先生に言いながら読んでいると、なんとHちゃんの文章には「この前の飲みはとても楽しかったです。〜以下略」と、深夜までの送別会のことはバッチリ書いてあるではないか。
 もちろん、封書ではないから、持ってきてくれた先生が、もし目を通していると、オレ達が大騒ぎしたのがバレバレなのは間違いない。。。
 何でもないような顔をしながら、チョッピリ1ミリ程度は顔が引きつって、H先生の表情をビクビクしながら目だけ端に寄せながらチェックしたんだけど、こういう時って何でもないH先生の微笑も、妙に意味があるように思えるから、こういうのを犯罪者心理って言うんだろうと実感したのは言うまでもない。

 というワケで、持ってきてくれた偉大なH先生へ。
 送別会です!クラスの企画で、アヤシイ話ではありませんから、念のため!(ま、H先生が、ここを読んでいるとは思えんけど)

 ちなみに、偉大と書いたのは、意味があります。(H先生の実物を参照のこと)
 わ〜ゴメンなさいH先生、小柄な人を想像させる名字にも関わらず、オレが圧倒されるほどの体格の持ち主だなんて言ってませんから!?!?(はっはっは、書いちゃった)
 人の噂は75日。夏休みが終わるまで、あと40日。 果たしてその時にH先生の怒りは治まっているかどうか心配だ。
7月20日
 ホントの夏休みに突入!
 と、2日連続の変わり映えしない出だしだけど、今日は朝から作業です。
 以前、入荷にどえらく時間がかかる新製品をご注文いただき、「代ラジオ」を取り付けて、しばらくしのいでもらっていたKさんと約束していた懸案の作業をするために出かけたんだけど、作業は予定どおりバッチリ完了したのです。
 ちなみに、Kさんは、先日辞令が発令されて、今日は引越しの最中で、オレも日程的にギリギリのタイミングで懸案のお約束を果たしにいたワケです。

 せっかく、ウチの取付や商品知識に満足してもらっていたのに、転勤なんてトホホだなぁと思っていたけど、こればっかりはオレの妖術を使っても食い止められないので、Kさんとの縁が切れるのもしょうがないことだと思っていた。

 ところが、作業が済んで、いろいろな話をしていたら、Kさんが「新枝さんとこってタイヤも大丈夫ですよね?」と質問される。
 よく聞くと、東京へ転勤して、まずは駐車場の確保をしないといけないけど、確保できたら、とりあえず広島の実家に置いておく車を取りに来るので、その時の状況次第で、タイヤとかナビとかをお願いするかも知れないからということだった。
 まさか東京へ転勤される方から、そんな事を言われるなんて考えてもいなかったのでビックリ(でもウレシイ!)したんだけど、わざわざ「広島に帰ったときに購入を検討するかも」なんて言われるのは、商売的にうれしいだけでなく、個人的にもホントにうれしいものなのです。
 確かに、昔から今回のKさんみたいなパターンで遠距離恋愛じゃなかった遠距離の何て言えばいいのかな?(遠距離から買いに来てもらえるお客さんのこと)が多いのはオレの際立った特長なんだけど、実際に買っていただけるかどうかはともかく、これからもKさんとの交流が続けられるというのは、これまたうれしい話なのだ。
 というワケでKさん、これからもよろしくお願いします!(お体大切に)

{今日の故障者リスト}
 故障と言っても車の話ではない。
 今日は、Kさんの取り付けがあったので比較的早め(AM6:50)起床だったんだけど、それよりずっと前に目が覚める事件があった。。
 事件と言ってもトシを取ったから目覚めが早いなんて事件ではない。(オレは朝は弱いほうです・・・コレ、逆説的に若いって言いたいだけ)
 夜中に突然、「ぎょえ〜〜〜」とコダマするくらい叫びたくなる痛みで目覚めたら、なんと足がつっていたのです。
 どちらかというと、筋肉が堅くないオレは、基本的に準備運動ナシでも「つる」なんて事が無いのに、寝ている時に何をやっていたんだろう??と想像する余裕も無いほど痛かった。(ふくらはぎです)
 しかも、結構な時間(2分以上かも)継続したからホントにたまらなかったんだけど、朝起きてみると、当然つった症状は治まっているものの、ふくらはぎにかなり違和感があるのです。
 結局、Kさんの作業時も、その後もかなりの違和感があるままなんだけど、まさか、これって「つった症状による肉離れ?じゃないですよね?
 思いっきりバットスイングして肉離れになったならともかく、寝ていて足がつって肉離れなんて恥ずかしくて誰にも言えないじゃないですか。。。
 ご存知の方、コッソリ教えてください!
7月22日
 あれほど多忙で、とてもじゃないけど居眠りさえも出来ないと思っていたのに、連休に突入するといきなりヒマになっちゃいました。
 喜んでいいのか悲しんでいいのか何とも言い様が無いんだけど、あれほど熱望していた休みを取れたので、久々にリフレッシュできたというか、少し片付けもできました!
 振り返ってみれば、この日誌でも、ヒマになった時に、何度か片付けネタを書いたんだけど、あんまりそのことに触れると、「でも、片付けたというワリには、変わり映えしてないじゃん」って言われそうなので、あくまでも仕事用の部屋以外を片付けたということでナットクしてください。

 というワケで、今日のところは爆笑ネタもなく、ここまでです。
7月23日
 やっぱり連休明けは忙しい!?
 というコメントを書けてオレはシアワセです。
 いつもの事なんだけど、大型連休(ま、今回は大型というワケでもなく、タダの3連休だけど)はヒマになり、その後ボチボチ忙しいというのが最近のパターンで、今回も連休中はヒマだった。

 でも、3割バッターだって、1試合ノーヒットのことがあると、「ひょっとしてもうヒットが出ないんじゃないか?」と思うのと同じように、やっぱり自営の場合は、ヒマになればなったで心配でもあるのです。(これって自営の悲しいサガでんな)
 ところが、それを打ち破るように、バッチリとご注文をいただいた昨夜の皆さん、ホントに感謝です!(ブラボー!)

 というワケで、ありがたい事に多忙な連休明けになったワケなんだけど、「暑い・暑いマジあつ〜い!というのがホンネです。
 今日は午前中に電話&メール攻撃、そして午後から板金の完成した車を取りに行ったり、その車のタイヤ交換をしたんだけど、もう取りに行くのに電停まで歩くだけで汗だくです。
 ましてや、タイヤ交換なんてしようものなら大変で、サーチエンジンAi機能付き1号さんに言わせれば、オレは「集中豪雨のような汗」をかくので着替えの用意とデッカイタオルは必需品なのだ。
 最近のオレのタイヤ交換時の格好は、Tシャツなんだけど、同じ時間帯にタイヤメーカーの営業マンがネクタイ締めて作業していた。
 あれは辛いのなんのって、オレも昔は経験があるんだけど、Tシャツの数倍は辛い格好です。
 まあ、スグに営業に行くからしょうがない面もあるんだけど、その営業マン曰く「営業にもネクタイ外して行きたいですよ」だって。
 そりゃそうだ、オレだって当時は、裸にボディペインティングでシャツとネクタイ書いて動き回りたかったくらいだもんね。(アルマーニ柄かなんかのね!?)
 ただし上半身だけにしておかないと捕まってしまいますな。。

{メルマガお助け隊}
 何かワケのわからないメルマガ(臨時増刊)を発行してごめんなさい!
 今まで、板金などを含めて、写真画像などは結構日常的にメールの添付でいただいていたので、お互いの環境で開けない形式があるなんて考えもしなくて、困った末のお願いでした。(へっへっへ、発行者の役得と言いたいところだけど、メールマガジンの私物化?)
 でも、今まで全く支障が無かったということは、これまで画像を送っていただいた皆さんは、みんなウィンドウズユーザーで、今回初めてマックユーザーの方だったんだろうか?
 ちなみにメルマガをご購読いただいている方は、既に状況をご存知だと思うけど、MDIの加工取付タイプの商品の打ち合わせで、こっちで加工して出荷できるかどうかということを確認するために画像を送っていただけるかどうかがポイントになっているのです。
 画像を送ってもらって加工の適否を判断しようとしたのは今回が初めてだけど、こういう風に事前にいろいろ確認して、MDIを出荷したのは、これまで4回あるのです。
 しかも、その中の3回は、なんと出荷前の商品を開封(もちろんお客さんの了承済みです)して、加工したり、注意事項を配線図等にガンガン書き込んだりして出荷しているという、「こんなショップ見たことない!?」という典型例の対応の一端なのです。
 その努力(のつもり)のせいか、これまで無事に取り付けていただいて、しかも効果を喜んでいただいているんだけど、まさか画像を開けないという問題でストップしてしまうなんて考えませんでした。
 というワケで、ご存知の方、智恵を貸してくだされ〜〜。

{今日のラッキー・パーソン}
 板金の依頼をいただいているT君です。
 何しろラジオのアンテナが事故以前に途中で折れていて、まったくラジオが使い物にならなかったんだけど、中古の部品(フロント・フェンダー)を注文したら、アンテナもくっついて来ていたので、新品のフェンダーより安く、しかもアンテナまで直ってしまいました。
 先日書いたように、エアコンも普通は最低でも25,000円くらいかかる対処を、ちょっとゴマカシではあるものの、これまた安めに作動できるようにしたから、彼はホントにラッキーかも知れません。
 以上、幸運の女神?の新枝からのご連絡でした。。。。。
7月24日
 昨夜仕事中にメールチェックをしたら、タイトルが英文のメールが着信した。
 「げげっ! I LOVE YOUみたいなウイルスメールか、それともまたまた海外からの英文のお問い合わせか?」と、だいぶ疲れてうつろになってきたオレも目覚めてしまったんだけど、よく見ると本文は日本語だったので「えかった。えかった」とか何とか言いながら開いてみたのです。
 すると、そのメールは、やはり海外からで、偶然にもイギリスからでした。(なぜか多いイギリスからのメール)

 今回はMさんという日本人の方で、オシゴトの関係でイギリスに3年住まわれているそうです。
 特にご相談というわけではなかったんだけど、どうやら知人の方から紹介されたメルマガに紹介してあった羽田さんのメルマガに、紹介してあったのがきっかけになって、ウチのHPにアクセスしていただいたらしく、それ以来、日本語に飢えていらっしゃるMさんは、ウチの脱線日誌を昼休みの楽しみにしていただいているそうなのです。
 何か紹介の紹介なんて「笑っていいとも」みたいでホントに驚きだけど、こうやってきっかけを作っていただくのはとてもうれしいもんです。
 ま、ウチの日誌が日本語欠乏症の特効薬になるかどうかは非常にアヤシイ話だけど、確かに話せないにしても丁寧な仕事用の日本語文章くらいならMさんの所にもいくらでも届くだろう。 でも、ウチのような口語体?(というより、ムチャクチャな話し言葉の羅列に過ぎないけど)の文章なんて海外ではお目にかかれないだろうから、気分転換に使っていただけるんだったら、ホントにありがたい限りですよね。
 「そーか、そーか、こういう日誌でもワールドワイドに役立っているのか!へっへっへ」なんて喜んで、さらなる脱線をしてしまいそうなので、暴走したら皆さん歯止めをかけて下さい!
 ちなみに、Mさんの見解によると、先日のイギリスの方からの注文やその後のやり取り、そして再注文したいとか、まわりの方も日本に注文することに非常に関心を示しているなんていうネタの背景はイギリスの商慣習にも原因があるそうなんですが、これを公表しちゃうと、マジでイギリスの方がご覧になっていて日英戦争の引き金になっちゃ申し訳ないのでヒミツにしておきます。(一応平和主義者です!?)

{スペシャル・サンクス}
 昨日の日誌とメルマガでお願いしたマックとの画像の話なんですが、皆さんからのアドバイスなどのおかげでバッチリと打開策が見つかりました。
 ホントにオレみたいなヤツのために、お時間を使って貴重なアドバイスをしていただきありがとうございます!
 皆さんにスペシャル・サンクスです。
7月25日
 イキナリですがauユーザーの皆さん! 最近気づいたことがありませんか?
 例の携帯の迷惑メールの話のときにドコモとJ-PHONEユーザーが大騒ぎしていたときに、まさに対岸の火事くらいなノリで、迷惑メール事件を眺めていたら、何と対岸の火事だと思っていた迷惑メールは、こちらに飛び火しちゃったのです。

 auユーザー以外には、あんまり知られていないと思うんだけど、通常のメール以外にCメールというメール手段が装備されていて、それは全角50文字以内だと受信料不要で受信できるというシステムになっている。
 そのCメールは、どうしても「電話番号@〜」というアドレスしか使えないために、ドコモなどで迷惑メール対策で電話番号から変更したユーザーが多かったせいか、迷惑メールのターゲットがauのCメールに移ったらしいのです。
 最初は、誰かが冗談で送ってきているんだろうなぁと思っていた(au同士だと相手を特定できないため)。
 品行方正で勤労青少年?なオレの知人には、オレのそうしたキャラと違って、そういうアホな事に必死になる人が結構いるので、その迷惑メールもどきを送りつけて、それを読んだオレが「ほっほっほ、そんなエー話があるんかいな」なんて鼻の下を伸ばして、そのURLにアクセスしたら、「はっはっは、バッカだねぇ新枝クン!やっぱりアンタはスケベだねぇ」みたいな事だけ書いてあって、それを読んだオレをビックリさせるためだけのページを用意する人なんて輩は5人は確実にいる。。。(ちなみにオレは、そんなことで鼻の下は伸ばしません!)
 だから、どうせそんな事だろうと思っていたら、どうもそうではなく、単なる迷惑メールが集団で乗り込むようになってしまったという環境の変化だったようなのです。
 ま、Cメールは無料着信で一々操作しなくていいからまだマシなんだけど、これ一々操作して受信料まで取られたら、そりゃかなわんですね。(今にしてわかるドコモユーザーなどの怒り!)
 ちなみに、さっき書いたようにCメールはアドレス変更ができないので、今後増加したらかなわんのでゼヒKDDI関連の方は、何とかしてくらはい!!(お願げえだす・・)

{今日のアクシデント}
 今日も新枝は、マジメに誠実にオシゴトに励んでいたのは間違いない?ところで、今日は比較的余裕のある1日の予定だった。。
 ”だった”というくらいだから、そうじゃなかったんだけど、まず”予定外その1”は、昼に某銀行から電話がかかってきたのです。
 そこは、いわゆる第1地銀と言われる銀行なんだけど、実はオレは取引が無い。(スンマセン!)
 そこで、「ん?何の用だろう・・」と思いながら聞いていると、よく聞いてみるとオレに無関係どころか大アリの話だった。
 それは、専門学校の実習目的のための企画(時期が来ればここでも紹介しますね)のために、オレが代表にさせられて、銀行口座を作ったんだけど、そのキャッシュカードを郵送したら宛先不明で返ってきたのでどうすれば良いかという電話だったのです。
 そりゃそうだ、口座名義には、学校の名前がどこにも書かれていない(しかも住所が学校だもんね)ので、そのまま郵送したらダメに決まっている。
 しょうがないので取りに行ったんだけど、声から想像していたとおり、やはり電話の主は先日口座開設手続きに行った時の担当のHさんだった。
 このHさんは、ちょっと銀行窓口業務担当のイメージと違ってフレンドリーな人で、学生と開設に行ったときも、「へぇ、学校でそんなことをするんですかぁ。 なんだか面白そうですねぇ。 それって安いんですかぁ」といろいろ質問攻撃を受けた。
 ついでに、手続きの合間に、オレが非常勤で、仕事のベースは車関係でwebショップなんかも営んでいるというと、やはり「安いんですかぁ?」と聞いてきた。
 Hさんにとって、インターネットショップ=安い!という図式ができあがっているような気がするから、もっと詳しく聞きたかったんだけど、あんまり仕事の邪魔しちゃ悪いので、小市民のオレはおとなしく引き上げたんだけど、もし日誌を読んでもらっていたら、Hさん!そういったところをゼヒゼヒ教えてくださいませ!

 それでは”予定外その2”は何じゃ?ということだけど、そのアクシデントの対処で明日の午前中格闘することになったので、明日ぜんぶまとめて書くことにしよう。(個人的には大変なオハナシです)
7月26日 全2幕 (長くてスンマセン!?)
{第1部}
 さーて、予告どおり昨日からのアクシデントのご紹介です。。
 それは昨日の昼過ぎにプロローグが始まった。
 取引先に立ち寄り、その後、クルマのエンジンをかけたところ、問題なくエンジンはかかるものの、ちょっと元気が無いかかり方だった。
 ご存知の方も多いはずだけど、オレのクルマは電装品がやたらと多く、そういう意味ではバッテリーにとって過酷な環境なのです。(数年前にどっかの石油会社がCMしてたけど”車が快適になるとバッテリーは辛くなる”ってパターンです)

 ウチの愛車の電源を守ってくれているのはBOSCHのSR-Xというワリとタフなバッテリーなんだけど、既に取替後3年以上経過している。
 以前から、そろそろ取替時かなぁと思っていたので交換用のバッテリーは、ウチの仕事部屋でスタンバイしていた。
 ウチに来られた方ならご存知かも知れないあのバッテリーのことだ。 ただし交換時期かなと思って仕入したのは、すでに1年以上前で、その時にはまだ大丈夫そうだったのでそのまま交換せずに放置していたので鮮度?のほどは保証がないのだ。(お客さんに使う商品には、こんな仕打ちをすることはありませんよ!)
 ということで、「じゃ、帰ったらバッテリーでも交換するか」と思いつつ、エアコンとオーディオをガンガン効かせながらオレは快適に、そしてバッテリーに厳しい環境で帰り、その後、別の取引先に寄ることになったのでバッテリーを交換しないままに出かけた。
 ところが、ここからが本編なんだけど、走行中に突然ナビの電源が切れたのです。。。
 「ありゃ?どっか接触不良かいな?」と危機感無いままに走行しながら様子を見ているとナビが再起動を始める。。と、思ったらまた切れる。
 ここで、究極の故障診断&修理方法の極意である作戦を実施したというと何だか聞こえがいいけど、インパネ付近に気合を一発入れてみる。(要するに殴ってみただけ・・・ははは)
 するとまた起動しかかってスグに切れる。。。よくみるとオーディオも切れている。
 あ、やっぱり接触不良か・・・と思ったその瞬間、目に飛び込んできたのは時計の表示がやたらと弱い光だった事なのです。

 ここでさすがにオレも気づいたので、エアコンのファンをオフにすると、すべてが元気に回復した。
 さて、皆さんに質問です。。。これはどういうことでしょうか?

 走行中にも関わらず、こういうケースの場合はほとんど発電機の故障で発電しなくなった時に発生する症状なのです。
 意外な話かも知れないけど、クルマのエンジン自体で使用する電気なんて結構微々たる量だから、仮に発電しなくなったところでたいした問題ではなくて、それこそオレはそういう状態のクルマを20kmも自走して持って帰った経験さえある。
 でも、今のクルマ(オレのを今のクルマと言うと古いじゃないかと言われそうだけど)は、それ以外に使う電気量が多いので、いかに”壮年期を迎えてますます盛ん?なタフネスバッテリー”SRXクンでも、夏にエアコンかけながら走行すると、あっという間に動かなくなってしまうのです。
 一瞬、どうしようかと思ったんだけど立ち寄る先が近かったから、仕事を優先してそのまま取引先に立ち寄る覚悟を決めたのです。
 ま、遊びだったらカンタンにあきらめるんだけど、お客さんへ出荷する商品を取りに行かないと出荷が遅れてしまうので、意外とマジメ?なオレは、久々に覚悟を決めた運転をすることにした。

 どういう事かというと、まずエアコンやオーディオ関連はすべてオフ、エンジンの回転はなるべく低くなるように変速する(点火回数が減るため)、そしてブレーキランプなんて左右で50W以上消費するとんでもない大食漢(オレ以上?)なので、後続のクルマがいない時にはサイドブレーキを活用して止まる(ホントはブレーキ系のヒューズを抜きたかった)、極端に言えば左折時には、あの自動車学校で学んで、ほとんどの皆さんは使った事が無いどころか存在自体もスッカリ忘れているはずの手信号まで繰り出す運転が覚悟のある運転なのです。(もう1つ、それでも電池切れになった時には自重1,250kgで4輪ディスクブレーキのクルマを押す覚悟もいります・・)
 そして、まず取引先に寄った。
 ここで、普通失敗してしまいそうな問題が1つあるので、皆さんの今後のために紹介しようと思う。
 それは、バッテリーに残っている電気しか使えないと思うと、皆さんが当事者でも、電気を使わないように心がけると思うんだけど、それでつい立ち寄った先で荷物を受け取る1分間に浪費する電気を惜しんでエンジンを止めるというのが普通の考えでしょう?
 でも、それをやったらダメなのです。 ナゼかというと、エンジンを始動するセルモーターというのは一度に途方も無い電気を使う、コイツこそ本物の大食漢(もちろんオレ以上なのは言うまでも無い)だから止めてしまって、もう1度エンジンをかけたが最後、ウルトラマンのスペシューム光線みたいにカラータイマーがピコピコ点滅することになるのです。
 もっとも、ピコピコ点滅しながらでもかかるのはラッキーなほうで、バッテリーの残量が少ないとギュニュ・・とかなんとか最後の言葉を吐いて2度とエンジン始動なんて出来なくなることが多いのです。(エンジンが壊れるという意味ではありません)
 というワケで、エンジンをかけたまま、ダッシュで商品を取りに行って慌てて戻り、後はさっきのように省電力運転モード?で家まで帰ったのです。
 ちなみに、車庫に入れた段階では、パワーウィンドウで窓も上がらない状況でした。(ホントにギリギリセーフじゃ・・・)
 しょうがないので、受け取った商品を小脇に抱え、またまた汗をかきながら宅配便の営業所にダッシュで乗り込み、時間に間に合ったので、お客さんには迷惑かけずに無事出荷できたのです。

{んで、本日 第2幕}
 朝からオレは発電機と格闘です。
 実は、オレのクルマは走行距離や一般的傾向から考えるとそろそろ発電機(オルタネーターと言います)の故障がいつ起きてもおかしくない状況だった。
 さすがに機械的な磨耗と違うから「あと1ヶ月くらいだな」なんて予測は出来ないのが電気系統の難しいところなのです。
 そこでオレは、どうしていたか???
 なんと、いつもトランクに新品のオルタネーターを搭載していたのです。
 何でそんなにクソ高い部品を持っていたかというと、元々スクラップから取っておいたオルタネーターが始まりで、人が困ったのを助けているウチに、中古のオルタネーターが知らないうちに新品になったという、まさに「平成のわらしべ長者」みたいな話なのです。(盗品ではありませんので念のため!)
 入手できたのは数年前なんだけど、その時にはやっぱり「はっはっは、やはり情けは人のためならずってことだよねぇ」と喜んだのを思い出したほどなのです。(それほど、経年すると故障していたオルタネーターだとも言えるんだけど)
 その、長年の努力?でスクラップモノからオーバーホール品に、そして最後は新品に何度となく変身を遂げたウチの切り札のオルタネーター君が登場することになったんだけど、ここでまたまた問題があるのです。

 実は、オレの持っているクルマの場合、多くのグレードは問題なく車上で交換できるんだけど、オレのグレードだけは4WSなどが装備されているおかげで、リフトアップして、下からも分解しないとダメというのが一般的な見解なので、いわゆる駐車場に止めている状態では交換できないと言われている車なのです。
 でも、オレのおばあちゃんは「苦労は買ってでもしろ」と言っていたので、その遺言を守ったワケではないけど、以前出張修理で全く同じ車を車上で交換した経験があるし、そのときに必要な工具の組合せもバッチリとメモしていたので、そのまま作業に突入できたのです。
 前回の出張修理の時には、明らかにオルタネーター故障の連絡が入ったのに、日曜で部品も無い、代車も無い、かといって遠距離だったから牽引して持って帰ることも難しい、だからと言ってクルマを積んでもって帰れるセイフティ・ローダーの手配もつかなかったという最悪の状況だったので、「同じ最悪なら、そのクルマに一番詳しいオマエが出張したほうが、万が一にも成算があるだろうから、担当外かも知れんけど行ってくれ! ついでにおまえの持っているオーバーホール済みのオルタネーターも貸してくれ」というムチャクチャな理由でイヤイヤを繰り返したオレは業務命令で派遣されたのです。
 そのダメ元の出張修理は、悪戦苦闘しながらも何とか2時間程度で車上での交換が終了した。
 お客さんからも、その作業を見て「ブラボー!?!?」という喝采をもらって鼻の下を伸ばし(じゃなかった鼻高々で)ご帰還となった。

 というような経験があったので、久々にトライしたんだけど、やっぱり記憶に残っていた作業だけあって、もう大変!
 2時間弱格闘して、なんとか完成したら、近所のオジさんが「アンタ、これをそこから交換したんかいの??」とビックリしていた。
 「ちょっとはウデを見直したでしょう?」なんてバカを言いながらチェックして、バッテリーも交換してわが愛車の電気系は元気になりました。。。
 いくらオルタネーターと交換用の工具をいつも積んでいたとは言え、遠征中に壊れなくてホントに良かった。。。。
 以上が、行いが良かったので、自宅まで帰りつけたし仕事に穴を空けずに済んだ新枝クンの故障日記でした。
 え!行いがよければ故障しないって?? はっはっは・・・・(幕じゃ!)
7月27日
 はっはっは、昨日は長くてホントにすんません!
 久々の長大な日誌だったので、後から読み返してあきれてしまったんだけど、あんなに長いのはホントに久々ですよね。

 今日は、昨日の影響で全身筋肉痛で結構辛いのです。
 ああいう整備を経験している人なら、わかってもらえるんじゃないかと思うけど、ボンネット開けて、車の横から頭を突っ込んだ姿勢で、長時間作業すると、まず腰に負担がかかる。
 幸いなことに、オレは腰はゼンゼンへーきなんだけど、次に来るのがヒザ裏なのです。
 ヒザ裏なんてそういう姿勢での作業を経験している人じゃないと意外な場所だと思うけど、はっきり言ってこれはキツイ! もし今日、オレが腹ばいの状態になっているのを後ろから忍び寄って、ひざ裏をグイっと押したりすると、地獄の底からのような叫び声と共にアッサリと無実の罪も認めるくらい、今のオレのウィークポイントなのです。(ま、若いから、この弱点は2日もあれば解消するんだけど??)
 その他、二の腕なんかも結構痛いし、腕なんて、相当狭い部分に何度も腕を突っ込んでねじらないといけなかったから、もう打ち身10ヶ所&傷5ヶ所みたいな、さんざんな状態なのです。。。。

 今日は昼から、オレが講義をしに行っている専門学校2校とは別の学校のTさんに呼ばれて、ちょっと顔合わせをした。
 ホントは、打ち合わせだったんだけど、この日誌同様に、それ以外のテーマでお互い盛り上がりすぎて、本題までに時間が足りなかったので、顔合わせだけ?になったというちょっと申し訳ない話になった。
 ちなみにこのTさん、さすが教えている内容が内容の学校と先生なので、先方の方のファッションはかなりGOODでした。
 特にシンプル・イズ・ベストというオレのポリシーのファッションだったし、色がオレの好みの2大色の組合せだったので、思わず心の中で「さすが!」とつぶやいていたのです。(でも、こういうのは本人に言わないとダメだよね・・・)
 
 ちなみに、まだお会いしていない皆さんが、オレのイメージをどんな風に膨らませているのか、オレとしても個人的に非常に興味があるんだけど、ヤセているワリには大食いだとか、目的のためにはどこまででも遠征するとか、運転中に失神して、気づいたらバッティングセンターのケージの中でバット振っていることがあるという難病を抱えているとか(注 これは病気ではありません・・・世間では悪いクセと呼ぶそうだ)日誌の中から想像できるものはいろいろあると思うんだけど、新たな情報としてヒントを提供すると好きな色は赤と黒なのです。
 ひょっとしたら、このことは以前触れたかも知れないけど、夏はともかく、作業着は赤だし車とジーンズとバット(これは余計?)は黒だし、スキーウエアも赤と黒の組合せなので結構オレの周りに、この2色のものを見つけることはできるんだけど、Tさんがその配色で登場されたので、余計印象深かったのです。
 ついでに言うと、今年流行のポイントであるベルトも、うまく取り入れて、しかもそれが流行に迎合していない使い方をしているので、これまた「さすが!」というバランスだったのです。
 工業デザイン系のカラーバランスなんかについてはうるさいつもりのオレも、自分のファッションになると、イキナリレベルが松島奈々子から山田花子クラスまで下がるので、そういった部分を今後勉強させてもらわないといけないようです。。。(山田花子ファンの皆さんゴメンなさい!・・・彼女は彼女でいいところあります!)
 
 なーんて、ことばかり考えていたので本題に入れなかったんだけど、次回までの間に「重〜い宿題」を預かってかえったので、暑い夏で智恵熱が出そうな状況だけどちょっとばかり考えてみることになったから、そのことで皆さんに質問することがあったら、皆さんゼヒゼヒ教えてください!

{いつものギャップ}
 学校の非常勤講師をしているというルートで紹介された今日の顔合わせだけど、やっぱり車関連の仕事をしているというのは不思議らしいのです。
 オレも、そういう不思議な組合せに驚かれること自体に慣れてしまったけど、やっぱり組合せとして一般的じゃないんでしょうね。
 特に、オレが昨日みたいに汚れと傷まみれになって作業することも多いというのは、それを見ないと想像できないらしく、たまたま目撃された学生だってビックリしていたのです。
 今日のお二人も、オレの格好からすると、そういう部分はイメージできにくかっただろうから、オレの両腕にある虐待されたときのように痛々しい?打ち身の痕や傷を見ていれば少しは納得したはずだけど、多分気づいてないはずなのだ。
 ちなみに、気づかない理由は、「オレがカッコ良すぎて顔ばかり見ていたから」ということは考えられないので、皆さんも誤解の無いように!?
7月29日
 今日は選挙の日だから新聞を読んだ方も多いかもしれないですね。
 その新聞の記事の中でナンバーの上に付ける、例のカバーのことが取り上げられていたのをご存知の方も多いと思うんだけど、ついに警視庁が検挙に踏み切るようなのです。
 ご存知無い方のために説明すると、このカバーは透明や緑色をしている商品が多く、それをフロントのナンバープレートにかぶせるように装着することで、見た目にはナンバーが読み取れるものの、オービス等の赤外線感知の読取装置では読み取れないという商品なのです。
 一応、タテマエとしては、駐車場などの監視カメラでナンバーを記録される(プライバシーを侵害される?)のを防止するということになっているんだけど、実質的なオービスやNシステム対策のナンバー隠蔽だということで、地裁(高裁だったかも)までは、すでに違法との判決が出ているのです。
 だったら、何で今まで検挙しなかったのか?という疑問が当然出てくると思うんだけど、これは判決後に議論されているいろいろな事によって遠慮していたのか、最高裁までもつれる場合に、その結果を見ることなく検挙をすると、もし最高裁での判決に、それまでの判決との違いが出た場合に具合が悪いということで、様子を見ていたんじゃないかと思うのです。
 事実、皆さんも道路を走っていてワリと多くのクルマが装着しているのをお気づきだと思うし、ひょっとすると皆さんの中にも結構、このカバーを装着している方は多いんじゃないかという気もするんだけど、これからは警視庁だけでなく、他の県警なんかにも波及しそうなので、皆さんよく確認して対処してくださいね。

 ここで、またまた疑問に思う方もいらっしゃると思うポイントが1つ。
 というのは、何で警察全体をまとめている警察庁ではなくて、東京都の警察である警視庁が今回の主役なのかということだけど、それは道路交通法という法律を改正して明文化するのではなくて、その法律を元に取り締まるときの細かな基準として各県警が作って使っている規則の中身を改正して、それを元に検挙するからなのです。
 これは、法律の適用範囲を決めたりしている検挙マニュアルみたいなもので、県警ごとに作っているので、細かな部分は県単位で微妙に違っているのです。
 広島の例で言うと、厚底サンダルの登場前から、サンダルは一応安全運転義務違反だったし、信号が停止表示で交差点に侵入した場合でも、黄色の表示に変わったところが停止線手前14mより侵入している場合は検挙しないとか、センターラインが黄色の道路(追い抜きのためのはみ出し禁止区間)でも、先行車が自転車などで、しばらく追走しても制限速度より遅い速度で進行している場合に、前方の見通しがよく対向車に全く影響を与えない情況でのはみ出し追い抜きは検挙しないなどというように、いろいろ具体的なことが盛り込まれているのです。(広島でも内容は変更されている部分もあります)
 そのマニュアルに今回書き加えて、それによって運転者遵守事項の違反ということで検挙できるようにするというのが今回発表された内容なのです。
 
 珍しくクルマ関連らしい業務日誌だったでしょう?
 なんて、自慢できるというのは、いかに普段が脱線だらけかということを自分で証明しているようなので、恥ずかしい限りなんだけど。。
7月30日
 ご注文やお問い合わせをいただくお客さんからの反応で多いのが「返事が早い」という反応なんだけど、オレとしては特に早いつもりはあんまり無くて、むしろもっと短縮できるほうが良いと思っているくらいなんだけど、こういう時の「早い」というのは、絶対的な早さよりも相対的な早さを言われていることが多いらしい。
 インターネットショップを使われた経験がある方ならお分かりらしいんだけど、他のインターネットショップって結構返事が遅いところが多いらしいですね。
 そして、メーカーに質問なんかしようもんなら、ホントに忘れた頃に返って来るというノリらしく、そういうのを聞いていると、確かにウチは絶対的には早くなくても相対的には早いのかな?という気にもなってくる。

 そう思っていたら、オレもその遅さをついに実感することになったのです。
 あるメーカーに質問をしないといけない事態になって、いろいろ調べてみると電話番号がよくわからない。
 そこで、サーチエンジンで会社の名前で検索すると、あったあった、ありました! HPがあったのでそこにアクセスしてみた。
 すると、電話番号などが書いてなくて、販売店用の問合せメールアドレスがあったので、そこにメールを送ったんだけど、すでに5日間、全くもって反応ナシなのです。。
 いくら何でも、5日はないでしょう?と言いたいんだけど、今日会ったお客さんに聞いてみたら、「それくらいで驚いていたらダメでっせ! 私なんか前の車の時代に問合せた回答が返ってないところが2件もあるもん!」だそうだ。。。。
 ちなみに、このお客さんは、クルマを買い換えて既に半年だ。
 冥王星に連絡するんじゃあるまいし、確かにそれじゃ暴れそうになるのは間違いないですよね?
 個人的には、メールの場合、電話と違ってスグのリアクションが無いんだから、なるべく早いリアクション(メールの返信)が必要だと思うんだけど、やっぱり世間でメール対応というのは、”ついで仕事”だと思われているんでしょうか?
 ちなみに、ウチは冥王星よりかなり近い広島なので、そんなノンビリモードの対応ではないことだけは確かです。(でも、時々マヌケな対応をすることもあるので、その場合は笑ってやってください!・・・え、笑い事じゃないって?? ごもっとも)
7月31日
 昨日日誌を書こうと思っていたのですが「とーふのような根性」の持ち主ゆえ断念してしまいました。(はっはっは)
 というのも、今回は情状酌量?となる理由があって、マジメに朝からお仕事をこなし、必死に作った専門学校用の試験の出題範囲を持っていって、出荷もこなしあれこれしたら夜になってしまって、翌日の朝が早かったので断念したってワケなのです。(いーわけ!)
 本来出題範囲は郵送でもOKなんだけど、何しろ31日が提出期限で、出来上がったのが30日の夜!
 いくら今後改革されそうな郵便局でも、それには応じられないかも知れないだろうということで、乗り込んだのです。
 ガケップチの集中力は今も安泰だということが証明できたのはいいけど、やっぱりケツに火がついた状態だと、余計な部分で効率が悪い(持っていくハメになったこと)ので、次回から1日だけ繰り上げて進行させることにします!(反省の色ナシ??)

 んで、夕方から仮眠とあいなったのです。。。。以下翌日の日誌!

戻る