トワイライト裏業務日誌 2000年12月
12月1日
 結局昨日もなんやかんやで眠れずに、超睡眠不足なのに早起きです。。。。。
 午前中に税務署主催の青色申告の説明会があるとかで、眠い目を擦りながら出かけたんだけど、話の内容はというと、正直言ってガッカリで、そんな話なら寝ておくんだったってカンジでした。
 オレは昨年の12月の開業(事業としては)なので、既に昨年度(1ヶ月弱分)の青色申告は経験済みで、なんとその申告内容がバッチリだったとかで、イキナリ初年度から優良事業者として花マル(じゃなかった認定マーク)をもらったという、意外なほどマジメ?な事業主なので、心の底で「今日の睡眠不足を返せ〜!?」って叫びたいカンジだった。

 さて、早朝から商品発注をこなし、説明会に乗り込んで、午後からはG専門学校だったんだけど、教務室で待機していると、やっぱり睡魔が襲ってきた。
 こりゃ何か頭を使わなきゃダメだということで、かたわらの英字新聞を手にとり、似合いもしないクセに読み始めた。
 PARIS-Lawmakers in the Netherlands,often in the extreme vangurd of European social change, voted Tuesday to make their nation the first in the warld〜
 何々?オランダの安楽死の話だな?というところまではよかったけど、そこから先は久々にオレのCPU(頭)を使ったので既にオーバーヒートぎみ。。。。
 となりの外国人の先生が、珍しく英字新聞なんて読んでいるオレを見てビックリしたのか、こっちの様子をうかがっている。
 や・やばい、このネタじゃないヤツにして、理解しているようなフリをしなきゃというので、他のページを見ると飛び込んできたのがクルマ屋にもわかるNissanの文字!
 よし!っていうんで、その記事にかじりついた。
 Nissan Moter to recall 128 cars.
 Nissan Moter Co. said it will recall its Tino hybrid car with continuously variable transmission to fix a defective transmission system.
 Subject to the recall are 128 units made between Feb. and Jul, Nissan told the Transport Ministry on Tuesday.
 Nissan said the oil-pump moter axis used in the CVT could break due to insufficient strengh, and improper computer software could aiso damage the axis causing the vehicle to stop.
 なぬ!? ティーノにリコールがあったのか?(知らなかったのです)
 とまあ、ここまではバッチリだったんだけど、オレの知らない単語がいくつか出てきて、大まかなことはわかるものの、真相はヤブの中ってカンジで、こりゃムリしても納得せにゃならんわいとばかりに、横目で外国人講師をチェックしながら納得したフリをした。
 それをみた外国人講師がガイジン独特のアヤシゲなボディランゲージをするもんだから、オレも引っ込みがつかなくなって、重要事項をメモするフリして、こうやって記事を書きとめたってワケです。(アホなオレ!)

 そういえば、ディーラー時代のオレの机の上には、時々英字新聞が置いてあった。
 それはカーディーラーにはとっても似つかわしい光景だったし、オレがアメリカに呼ばれてヨソの会社の仕事をしたなんて話も常連の人の中では有名な話だし、たまに英文faxも置いてあったので、どうやら常連の皆さんには、オレが英語ができるという誤解が生じているようで、先日からマツダ関連の何人からもメールをもらって「最近は会議に参加するにも英会話の能力を求められ、とっても大変な状況です。 ところで、新枝さんはそういった学校で講師もなさっているそうですが、過去も含めてどうやって英語を覚えられたのですか?」なんてことが書いてある。
 それはとんでもない話で、オレは英語はからっきしできないのだ。
 今日の学校は、そういう学校だけどオレが教えているのは英語じゃないし、海外の会社からのfaxだって、確かにオレ宛に来てたけど、はっきり言って訳すのは青息吐息だったし海外に仕事に行ったときにも通訳をつけてもらっていた。
 最後に極めつけを話すと、机に時々置いてある英字新聞は、購読していたお客さんが遊びにきたときに、たまには読んだら?なんて置いて帰ってくれていたモノなのだ。。。。

 今日のこの記事だって、休憩時間に学生にわからん単語を教えてもらってようやく訳せたんだもんね。(恥ずかしー)

{馬子にも衣装は、似合わない??}
 ところで、講義が済んで、タイヤメーカーに書類を届けに行ったんだけど、担当者が電話中だった。
 そこで、いつも対応してくれているコがコーヒー出してくれたんだけど、担当の営業のSさんは電話が長い。
 そのへんのタイヤ新聞なんて業界紙を読んでいたら、やっと電話が終わったんだけど、そのSさんはオレを見たのに、そのまま倉庫へ走っていった。。
 その光景を見て慌てたのはコーヒーを出してくれたコだ。
 ビックリして追いかけて、呼び戻してくれたんだけど、Sさん曰く「オレに気がつかなかった」らしい。
 そーかい!そーかい!、オレがスーツ着ていたら、そんなに気がつかないかい!?
 馬子にも衣装って言葉があるけど、オレがスーツ着ていたらそんなにオカシイの?とチョッピリクレームを付けたんだけど、やっぱそうなんでしょうかねぇ??(受付のコは、スグわかってくれたぞSさん!?)

{今日のワンポイント}
 最初の英文記事で疑問を持たれた方はいらっしゃいませんか??
 どこにもオランダなんて書いてないぞ!ってね。
 日本ではオランダと呼んでいる国ですが、英語では全く違って”Netherlands”なのです。
 この他にも、結構違う国もあるので、興味があればチェックしてみてください。
 どうだ?少しは講師らしいでしょう??
12月2日
 今日の入荷商品で特大サイズと言えば、TERZOのエアロボックスです。
 デカイのなんのって、玄関に立てかけたら天井に当たる寸前で、幅もあるため玄関の出入りにはカニ歩きじゃないとムリというくらいな巨大さでした。
 持ってきてくれた運送業者の方曰く「コレってTERZOのエアロボックスですよね?」
 ムム?なかなかできるヤツ!?
 よく聞いてみると、昔この業界におられたらしく、結構詳しいので驚いた。
 最近、ウチの近くに新しいカーショップができたんだけど、そこの話になったときに、「ワーワー騒いでいたけど、思ったよりガッカリな内容だった」という点で一致をみた。(ちょっと安心!?)

 すぐさま、このエアロボックスの出荷手配をしたんだけど、なかなかこのようなサイズの商品は「代引き」で引き受けてくれる業者はいないのです。
 んで、20日くらい前に話したように、ようやく引き受けてくれる業者を見つけて契約も終了したので、早速第1便として出荷依頼をしたってワケでした。(営業の担当が巨人の工藤そっくりの人です)
 というワケで、大物でも大丈夫なので、皆さんドンドン注文してくださいませませ。
12月3日
 今朝のTV番組で、最近話題のガイアックスという燃料の特集第2弾が放映されたのをご存知の方も多いと思う。
 この燃料は、まだ克服すべき技術的課題も残っているかわりに将来のことを考えればとってもエポックメイキングな燃料でもあるんだけど、その点は棚上げにして、税制と環境について書いてみようと思う。(どう?マジメな内容でしょう?)

 このガイアックスというのは一応含炭素系の燃料と言えるために、問題となった軽油引取税をかけられてしまったというのはワリとご存知の方も多いと思う。
 そして今回は、そうした政府の圧力?とされるものを回避するためにジェネスという完全アルコール系燃料を開発したらしい。
 そうしたアルコール燃料の場合、炭素がほとんど含まれないために、現行法制では燃料税に関するものの課税ができないので、多少生産コストが高くても、税金がかからない分、販売価格をガソリンなどに比べ、安めに設定できるという利点がある。
 しかし、税制なんて変えてしまえば簡単に税金をかけたり高くしたりすることはカンタンで、自動車関連でも安い軽自動車税で人気が高くなった軽貨物自動車の税制を引き上げたりした経緯があるし、今も発泡酒などが引き上げを検討されているということで騒がれているのはご存知だと思う。
 今の日本は慢性的な財源不足だから、何かに財源を求めたい気持ちは良くわかるので、いつまでも無税で良いとは思わないけど、環境負荷(環境へ与える影響)というものを、これから自動車関連にどう取り込むのかという、長期的な考えを先に確立してから、新税制を検討してもらいたいとオレは思っている。
 環境のために〜ということを、観察していると、現在の日本では各人の努力に「おんぶにだっこ」状態で、環境を守るということは自分に犠牲を強いたり余計な費用を負担しなければ達成できないという今の仕組みを先に見直すべきだと思っているのだ。

 その環境を守る手段の是非はシッカリと検討する必要はあるけど、その内容が合意できるものだったら、合意の趣旨に近い行動は経済的負担が少なくなるように、また、反する行為はそれ相応の代償を払わなければならないようにするべきで、今回の税制問題でいうと、かねてから言われている地球温暖化(これもある意味ではアヤシイ議論だけど)や環境悪化防止を至上命題として捉えているのであれば、それに反する行為の程度が高くなるほど、高い課税にするべきなのは当然だと思う。
 そういう意味では自動車は1人を運ぶために考えた場合には、非常に熱効率が悪いために他の鉄道のような手段に比べて高い税金で抑制する必要があるのはやむを得ないし、その熱源や排気ガスを生み出す行為(車を走らせる)の根源となる燃料に税金をかけるというのは、これまでと違って環境税的な意味であればOKだと思う。
 しかし、その環境税的な考えで言うと、ジェネスにもかける必要はあるものの、一番環境負荷が大きい軽油の税額をこれまでより大きくして、軽油を使用する車よりジェネスなどを使用したり使用できる車に、税金などの経済的なメリットも含めて誘導できるようにするのが、自由主義経済でのこれからの考え方であるべきだと思う。
 要するに、便利悪いけどガマンするとか、環境負荷が少ない代わりに高くなるけど、人間としての責任や自覚でそちらを選ぶというのではなく、環境負荷の大きいものは購入に関して余計な出費が必要となり、負荷が少ない商品は安く購入できるという市場を作らなければ、なかなかこういった問題は解決しないと思う。
 まあ、その前にアルコール系燃料の問題点をシッカリたたき台に載せて、じっくりと税収不足の問題、公害や温暖化の問題などを議論して方向性を明確にしておかないといけないことは当然だけど。

 軽油が税金の増額で高騰すれば、トラック輸送にも影響が出て物流に混乱をきたすと考える識者も多いけど、意外なほどトラック輸送は効率的ではないので、20年後の日本の物流のありかた(モーダルシフトも含めて)を見直すためにも、そうした総合的な議論で、まず方向性を検討するべきだと思う。

 あ、智恵熱が!?・・・・・・
12月4日&5日
 4日発行のメルマガのテーマ「ラジアルタイヤのローテーション」は、やっぱり大反響だった。
 あれほど、知識を持っている人ほどビックリしてしまうテーマも珍しいと言っても間違いないと、オレも思っている。
 何といっても、業界総出で、いまだに根拠の無い常識を教えつづけているんだから、業界人として恥ずかしいの何のって。。

 4日の午後は出張修理だったんだけど、車両エレベーター付きの立体駐車場の4Fで作業をしていたら、出入りする車からやっぱり不思議な表情でオレの作業を見られている。
 多分、作業の内容から言えば、明らかに「車上狙い」なんかではないように思えるハズなんだけど、やっぱり不思議なんでしょうね、駐車場での修理って。
 それはともかく、定価16万円のバケットシートを注文いただきました!
 ブランドはアップリカ! え?チャイルドシートじゃんって?
 そうです、でもオレ自身16万円の最高峰のこのモデルは買っていただいたことが無く、初めての経験で、商品が届くのをワクワクしながら待っているのだ。(自分が座るワケじゃないし、開封さえもしないんだけどね・・・・)

 5日は朝から取引先と打ち合わせ。
 何でも、いくつかの多少有名なカー用品メーカーのいくつかが倒産するらしい。
 今年は販売店がいろいろ姿を消したけど、年末から来年にかけては、そういった波がメーカーにも及んでくるらしく、卸業者もアップアップの状態なので、森総理もええかげんなんとかしておかないと大変な事になるぞ!と誰か言ってやってくださいませ。
 この取引先のFさんは、そういった情報を、いつも提供してくれるので、オレのとっても重要な情報源なのだ。
 どこが倒産するかって? やっぱりそりゃ書けませんよ、ここではね。
 でも、Fさんも「どうしたんですか?そのスーツ姿」だって。
 どーせオカシイですよ!? 午後の予定があったのでスーツだったんだけど、この前の気がつかれなかった事件もあったし、そんなにオレとスーツって結びつかないんだろうか?(やっぱ馬子にも衣装は似合わないのか?)

 ちなみに午後は市内に出かけて「IT環境の語られていないこと」という講演を聴いた。
 これは知り合いのOさんが誘ってくれたものなんだけど、オレが以前から言っている「IT」の問題点や認識ズレも含めたエッセンスをいろいろ解説してもらったので、とっても面白かった。
 特に小渕総理の時に、水面下でITを拡大浸透させる上でどのような問題をはらんでいるか、研究報告を指示され必死にまとめた報告書だけど、小渕さんが急逝されたために、森総理に渡さざるを得なかったと、非常に残念な面持ちで語られたあの表情を、オレは絶対忘れないようにしておこうっと。。。(要するにデジタルデバイドだけに限らず、具体的な諸問題は森総理に報告されているらしく、それでもああいう発言を繰り返すので、この講演された方も、「愛想を尽かした」状態らしいのです。)

 と まあ、オレにしては珍しい日記スタイルの日誌でした。
12月6日
 久々に新品の靴を使い始めたんだけど、なんか違和感のカタマリ
 なにせ、これまで使っていた”タイヤ”じゃなかったクツの底は、磨耗がすすんでいてスリップサインどころか、タイヤで言えばスチールベルトが露出するくらいまで使っていたので、元々のクツの底の厚さとの差が5ミリ、そして今回のクツの底の厚さがやや厚いから、差が1センチ近くあって、なんだか厚底気分だったのだ。。
 たかが1センチで、こんなに違和感があるんだから、世の女のコたちは、相当違和感があるに違いない!
 足が小さかったら「ちょっと履かせろ!」なんて言ってみれるんだけど、さすがに26センチの厚底って、まわりにいないから実験できないのは残念です!?(誰かいたら教えてちょーだい!)

{今日のビックリネタ}
 ところで、今日のニュースでオレがビックリしたことがある。
 よく中古車で走行距離を戻して誤魔化して販売いる車が市場やオークションにも出回っているんだけど、その行為って不正競争防止法に問われるらしいのです。(知らんかった!!)
 オレの経歴って、あまりにもカンタンにしか紹介のページで触れていないので、ご存じない方がほとんどだと思うんだけど、ディーラー勤務というのは、親会社からの出向で、その親会社というのは、自動車メーカーの政策子会社で、そこのメーカーの中古車の市場相場維持などを目的とした会社だったのです。
 んで、サラリーマン時代の最後は、その親会社でいろいろな業務の一環として、車の査定や仕入価格の決定、交渉などという、カー用品とは似ても似つかぬ仕事をしていたのです。
 そこで、後輩のKクンに、査定の極意を教わりながら、時としてオレは1日に50〜70台くらいの査定をこなすこともあったんだけど、その中には当然走行距離がアヤシイ車もあるのだ。
 普通の人は、どういう点でアヤシイと思うか知らないけど、プロのチェックは具体的かつ合理的で、ペダルの磨耗具合までチェックして走行距離との整合性を調べているのです。
 もちろん、単にペダルのゴムの磨耗だけがアヤシクても、それだけで距離ゴマカシ車ということにはならないんだけど、もちろんその車はかなり入念にチェックすることになるのは間違いないのだ。

 当時、噂だけで現物を拝んだことが無いモノの一つに、デジタルの走行距離計の表示を戻す装置がある。
 昔からある回転ドラムタイプの距離計は、極小ドライバーでカンタンに戻せるために、状況証拠でそうした不正を探していけるんだけど、デジタルの場合は、ほとんど痕跡がないために、その表示を信じるしかない。(実際にはメーターまわり以外の状況証拠や、不正をおこなう者の心理の逆をついてチェックすることで、あるていど可能なんだけどね。)
 そのデジタルをデータ交換によって、走行距離表示を戻す装置がアンダーグラウンドで販売されているという噂を聞いたことがあったんだけど、さすがにお目にかかったことは無い。
 ところが、静岡の知人曰く、新聞にそうしたことを依頼した業者と実際に作業をした業者が不正競争防止法で摘発されたと報じられた事を教えてくれたのです。
 オレも、あのメーター戻しには、いろいろな意味で手を焼いていただけに、朗報だと思いつつ、まさか刑事罰だとは思っていなかったのです。
 というワケで、皆さんも決してメーター戻しなんて依頼しないようにしてくださいね。
 え?距離のアヤシイ車のチェックポイントは何かって?
 これは、長くなるし文章だけではわかりにくいだろうから、いつか何か機会があったら、差し支えない範囲だけでも公表してみましょうか?(全部公表すると、そのウラをかかれることになるので、チョッピリだけです)
12月7日 ついに開業1周年!
 え?今年の2月2日オープンじゃなかったのって?
 ハイ、そのとおりです。
 このショップのオープンは2000年2月2日オープンなんだけど、税務署などへ開業届を出したのが、去年の12月7日だったんです。(まあ、創立記念日ってヤツです)
 だから、今日で独立1周年というワケなのです。
 いやー、これまでいろいろな出来事があったけど、よくもまあ潰れなかったモノだ!?
 なーんて、オレが言っちゃいけないけど、いろいろな問題をクリアしてこれたのは、まさに皆さんのおかげなのです。

{今日もビックリネタ}
 ホントは今日わかったことじゃなくて、昨日長くなったから今日書くことにしたんだけど、チンチラってあるじゃないですか!
 あの、ヤンキー車のダッシュボードの上にかけてあったり、古くはチンチラのシートカバーってヤツなんかのこと。(ヤンキーの皆様ゴメンなさい!)
 あのチンチラの語源を、オレはおとといまで知らなかったのだ。
 おととい登場した、あの講演会に誘ってくれたOさん(よく登場する我らがアウトロー軍団所属のOさんとは違います)とメールでやり取りしていたときに、そのOさんのあだ名が面白かったから、「何でそういう名前になったの?」なんて聞いてみると、なんと飼っていた高級系?ハムスター(説明を聞くと、毛の長いハムスターらしい)の名前だったそうで、そのハムスターの種類がチンチラっていう種類なんだそうだ。
 それでやっとピンと来たんだけど、やっぱりモノの名前ってちゃーんと理由があるんだということを実感した。
 おとといのOさんは、流行のパシュミナを羽織っていたけど、チンチラの名前をあだ名にしているOさんにパシュミナとは、なかなか不思議な組合せだと思ったのでした。

 ここで、女性ファッションに縁の無い方に説明です。
 パシュミナとは、ストールの一種で、何でもヤギのヒゲの毛だけで作った柔らかな、これまた高級なストールなのです。(よく最近みんな肩にかけているでしょう? ピンクのヤツなんかをね!)
 え?ストールって何かって? オートマのストール回転数のことじゃないのはわかりますよね??(スグにこれが浮んだら、アナタはきっとクルマ中毒!
 肩にかけるヤツですよ!(マフラーではありませんので念のため)

 ちなみに開業届提出から、webショップオープンまで何をやってたかというと、せっせとホームページを作成しておりました。(というのは半分ウソで、届出後からいろいろ準備をはじめたからなのです)
 
 よし!1周年の祝杯だ。
12月8日
 今週はホントに毎日早起きです。
 正直言ってちょっと辛いけど、これも仕事のあるおかげ!
 よろこんで起きてますよ!って言いたいけど、やっぱり眠い。。。。

 まずは、朝からクルマを預かりタイヤ交換と足回りの調整をしたんだけど、足回り調整をしようと乗り込んだウチの優良取引先の板金業者に行ってよく見ると、サイドスリップテスター(簡略的にトーインなどを測定する機械)だけでなく、奥にシッカリと4輪アライメントテスターが設置してあるではないか!?
 もう眠気が取れたの何のって、まるで好みの女のコを見かけたときのようなカンジで、一気に目が覚めてしまったのだ。

 昔、オレは4輪アライメントも使っていただけでなく、その中でも非常にやっかいな症状が発生していたクルマの場合は、間違いなくオレがご指名されていた。
 特に自動車メーカーが設置している高度整備施設(まあクルマの大学病院みたいな設備かな?)で、メーカーの技術員と一緒に、難しい症状を数多く対処していたので、当時も今も手近なところにテスターが欲しくてたまらなかったのです。
 まあ、その理由の1つには、オレのクルマは4WSなので正確に調整するには4輪アライメントテスターが無いと足回りの調整ができないという、オレ的理由もあるんだけどね。。。。(ホントの理由はこっちだったりして?)
 このwebショップをオープンしてからも、アライメントについては結構相談されることが多く、その原因はショップの担当者の足回りの理論の勉強不足によるものが結構見受けられるのです。
 そうしたケースで、これまでは実車をテスターなどで確認の上、調整などを追い込めないというジレンマがあったんだけど、まさかこんなに自分の身近に使えるテスターが存在しているなんて、まさに「灯台もと暗し」と言ってもいい話なのだ。
 というワケで、これからアライメントを含めて作業でのサポートもできるようになるように交渉する予定ですから、お困りの方はご相談くださいね。

 ま、4輪アライメント調整なんて、今では結構設置していあるショップも多く、ある意味どこでもできる作業なんだけど、ちゃんと調整できるかどうかはテスターがあって操作できる作業者がいれば良いというワケではなく、足回りの構造、理論を理解して対処できるノウハウが必要なのです!
12月9日 こんな講義もしています!?
 せっかく今日はゆっくり爆睡しようと決心して寝たのに、なんと8時には目覚めてしまった。
 よ〜し!ゴージャスな2度寝だ!と思ったのに、こういう時に限って目が冴えてしまうというのはどういうことなんだろうか?
 しょうがないから食事を摂って、HPのアップロードとメールチェックして、久々に余った時間でパワプロ7をやった。(なんというもったいない時間の活用法だろうねぇ・・・・・)

 ま、それはともかく、せっかくの天気を恨みながら、HPの商品などの更新作業とメルマガの原稿と格闘したのだ。
 ありゃ?最近のペースで言うと、いつもより1日早いんじゃないの?と思う方、なかなか観察してますね。
 どうやら明日、メルマガ発行媒体の「まぐまぐ」がメンテナンスのために完全停止らしいので、それを睨んで1日スケジュールを繰り上げたのです。

{昨日のネタ}
 なんで、ここで昨日のネタを書くかと言うと、1日中家にいて地道な作業ばかりだったのでネタが無かったのです。
 昨日の午後は例のごとくG専門学校だったんだけど、そこで教えたテーマは「入りやすいお店と入りにくいお店 店員の接客編」だった。
 皆さんもお気づきだと思うけど、どんな業界でも入りやすいお店と入りにくいお店というのがあって、具体的理由を一々思い浮かべないにしても、個々の人がいろいろな状況判断をして、その結果で入りやすい、入りにくいと判断しているはず。
 そのちょっとしたチェックポイントをよく言われるポイントだけでなく、いろいろなちょっとした心理やタイミングの違いも含めて説明しているんだけど、昨日はその中で「店員の対応」についてを説明した。
 実は、個人的にやってみた経験は無いんだけど、ナンパの上手なヤツと接客の上手な店員には、かなり共通したポイントが多いと思っている。
 オレが市内を歩いていると、ナンパしている連中を見かけることがあるんだけど、その連中が上手かヘタかを、いろいろなポイントで観察していたのだ。
 すると、やっぱりお客さんにウザイと思われる店員とヘタなナンパ野郎とは、非常に似通ったことをやっていることを発見したのだ。
 というワケで、ナンパを学校の講義のネタにするのはどうか?とも思ったんだけど、非常にアチコチで確認できる現象?でもあるし、こういう切り口のほうが堅苦しくなくていいだろうっていうので、具体的なことを比較説明したのです。(絶対に教育業界初!ですよね?)
 一つ例を挙げてみると、ナンパのヘタなヤツも、ウザイと思われる店員も、どちらもお呼びでないクセに真正面から近づいてくるという共通点がある。
 人間、抵抗感があったり仲間意識が無い相手が真正面から自分に向かって近づいてきて、気持ちの良いワケがなく、その瞬間の印象がその後の会話のやり取りまで左右していることを忘れてはいけないのだ。
 だから、接客でもナンパでも、相手にそういう抵抗感を持たれることのないように、そういった圧迫感や抵抗感のある方角からの接近は決してやってはいけないのです。
 それ以外にも、たくさん共通項があったので、90分目一杯しゃべって解説したんだけど、どうですかナンパ大好きな皆さん、オレの講義を聞いてみませんか?(ただし実践はしないので保証の限りではありません)
12月10日
 この前も書いたけど、「取付の達人」で偉そうに?「取付説明書や商品の使用説明ををシッカリ読みましょう!」なんて書いておきながら、私生活では、ロクに説明書を読まないという、実にいい加減なオレなんだけど、5月に機種変更した携帯の説明書をやっと読む気になったのです。
 というのも、メールを送信するときに、どうしても宛先を手入力する方法しか見つからず、一々長ったらしいメールアドレスをピコピコ押しながら入力していたんだけど、さすがにガマンの限界を超えてしまったという、実に白状すると恥ずかしさ満点の理由が原因なのだ。
 今時の携帯でそんな機能が無いとは到底思えないけど、ひょっとしたら、ここらへんがパソコンのメールとの最大の違いなのか?などと思いながら約半年、自分でもよくガマンしたと思っているのです。(ゼンゼン自慢になりまへんな・・・)

 該当の箇所を探すのにちょこっとだけ時間がかかったけど、操作を理解するまで5分とかからなかった。
 ということは、これまでのオレはたった5分のために、いつも面倒くさいことを続けていたってワケ?と、我にかえって、ますます恥ずかしい想いをしてしまったのでした。
 というワケで、やっぱり説明書は読みましょう!?
 え?オマエに言われたくないって!? 
 ははは・・・そのとおりですわい!
12月11日
 昨夜から取引先に確認して欲しい事項をバンバン送りつけ、朝も早くから電話攻撃をかけた関係で、その返事を待つために、午前中はどこへも出かけられなかった。
 というワケで、またまた大変なことになっている机の周りを片付けていたら、懐かしいノートが出てきた。
 懐かしいものが不意に出てくること自体、整理整頓ができていないという証明みたいなもんだから、ココに書くのは恥ずかしいんだけど、それを読み返していると、つい片づけを忘れて午前中が終わってしまいました。

 このノート、実は女のコとの交換日記?みたいなものなのです。
 「あ!オマエまたそんなことしているのか!」ってお考えの方へ。。。。それは誤解です!
 皆さんが想像しているようなモノではなく、当時の取引先のコとやり取りしていた、技術的な交換日記なのです。
 それは、毎年「@@@@@ガール」というキャンギャルを輩出し、その卒業生には大物女優となった人も数多いオーディオメーカー(と説明するとスグわかりますよね?)に勤める女性営業Mちゃんとのやりとりで、これは誰も知らなかったことなのです。
 男世界だったカー用品のルートセールスに女性を投入したことで、カーショップの担当者も鼻の下を伸ばしたい放題で、そういう話がアチコチから聞こえてきていて、「やっぱ、男の購買担当者に自社ブランドを購入させるには、かわいいコを担当にするのが残念ながら最強の戦略だよね?」なんていい加減なことをオレも言っていた。

 ところが、そのMちゃんが入社間もなくオレのところの担当になった。
 最初は、営業としての能力に期待していなかったオレなんだけど、このコはなかなかのガンバリ屋で、こっちからの投げかけに必死になって対処してくる。
 へぇ、意外と見所あるじゃん!って思っていたある日、Mちゃんはウチに来た時にこんなことを言い出した。
 「でも、私、商品の機能はわかっても、その奥のことがわからないからダメなんです」
 奥のこととは、モチロン機械的構造やそういった機能を付け加える必然性というか背景というもののことだ。
 その時に質問のあったことについてはオレも説明したんだけど、それ以外にもいろいろあるらしく、社内でもなかなか聞けないというので、「じゃ、わからんかったら、聞きに来ればいいよ。 でも、単に聞いてなるほどっていうんじゃ芸がないから、自分なりに予習してから聞きにおいで、そうすれば理解度は深まるから。」と、アドバイスして始めたのがこの技術交換日記なのです。
 改めて読み返してみると、Mちゃんもかなり時間をかけて予習したらしい痕跡がいくつもあって、イラストなどもわざわざ丁寧に書いて事前に自分なりの考えをまとめてある。
 オレは、それを元にいろいろな説明をしていたんだけど、Mちゃんが体調を悪くして退職するまで、この技術交換日記は続いたのだ。
 オレみたいなヤツの指導にもかかわらず、Mちゃんがアドバイザーとしての実力がみるみるうちに向上したのは、彼女の努力の結果です。
12月12日
 平成12年12月12日と、同じ数字が並ぶ平成最後の日だった今日、皆さんはどうお過ごしでしたか?
 ボーナス時期なのか、いろいろ皆さんから問合せやご注文をいただいて、大感謝です!

 ボーナスと言えば、もうオレには関係なくなって久しいけれど、やっぱりもらうときのウレシサというのは、何物にも替え難いですよね?
 オレはサラリーマン時代は、支給される前に手をつけることは無かったから、明細見てから作戦を練るときの楽しさと言ったら、子どもの頃のお年玉と全く変わらなかったのを覚えているのです。
 先日取引銀行から電話がかかったんだけど、その用件とは、「ボーナスを預けてください」というものだった。
 多分、リストかなんかを見ながら、片っ端から電話しているんだろうけど、自営業のオレにボーナスなんてあるワケないのだ!
 それを言うと、相手はさすがにちょっとテレていた。
 オレも昔経験があるけど、お客さんのところに電話して、会社で把握していないこと(例えば自分のところで買ってもらった車は、すでにヨソで買い換えられていたのに、マヌケにも車検のコールをしたなんて場合)があると、ホント恥ずかしい思いをすることになるもんね。(思わず他の社員の名前を名乗りたいくらいだ)

 ところで、今日はとっても朝から冷え込んでいて、山岳部は雪が降っているらしい。
 実は、明日1ヶ月ぶりに、山陰の医療系大学にまたまたお邪魔して、講義の手伝いをするので、今日の天候であわててスタッドレスに付け替えたのだ。
 ついでにエンジンオイルも交換し、明日の準備はバッチリなんだけど、スタッドレス最新モデルの素晴らしさを知っているだけに、ちょっと残念なのです。(オレのは最新モデルではない・・・・新型欲しい!)
 明日は、久々の早起きです。。。。
12月13日
 早起きして行ってきました山陰へ!
 モチロン出かけたのは、1ヶ月ぶりの山陰の医療系大学!
 結局雪は全く無くて、せっかく付け替えたスタッドレスも活躍の場は無かったんだけど、とっても有意義な講義をお手伝いできて、実に楽しかったのです。
 この大学の学生たちは、とっても活気があって、何を話しても反応ビンビンで、まさに講師冥利に尽きるってカンジです。
 学生も個性的なメンバーが多くて、高橋由伸に結構似ている学生もいたのだ。
 前で実演のときにも、ちょっと笑わせるネタを仕込んだら、やはりそれに気づいた人が、オレの様子の変化を見ながら、クスクス笑っていたから、少しはそういう意味でも笑いが取れた気がするしね。(オレは吉本興業か?)

 せっかくこういう出会いがあったのに、前回と今回の2回で終わりというのは、個人的には実に残念なんだけど、講義時間の終わりにオレが本業として何をしているかということを含めて自分のことなどを白状したら、やはりというべきか「え?カー用品?」って反応だったのは、いつものことで笑ってしまったのです。

 でも、講義終了時にみんなに拍手で送られたのは、チョッピリ(イヤ、盛大に!)感激モノでした。
 んで、講義の感想を書いてもらった中にも、「新枝さんって面白そうな人」とか「新枝さんっていい人みたい〜」なんてオレの感想もいろいろ書いてもらったのもウレシさ100倍でした。(いい人かどうがは微妙な問題だけどね)
 ま、オレの本業を白状したので、クルマ好きな数名の方が、ウチのサイトをチェックしてみよう!という、ウレシイ半面、緊張してしまうコメントをもらったんだけど、ここまで書きまくった日誌を今さらどうこうすることもできないから、等身大のオレとその行状を見てもらうしかないと覚悟を決めたのだ。
 というワケで、がっかりしないようにね!
12月14日
 久しぶりにハードな商品の注文をいただきました。
 ハードと言っても、もちろん戦車のような硬い商品なワケでなく、点火系のM.D.I.という製品です。
 こういう普段扱うことが少ない商品は、自分で使うワケでもないのに届くのが楽しみで、今回もワクワクしながら待っているのだ。
 でも、特にウレシかったのは、お客さんの紹介で相談に来て(と言っても、当然メールだけど)いただいたことと、点火系全般の疑問に思われていたことをオレの説明で納得していただけたこと(氷解したと書いてあった)で、商品を買ってもらうよりウレシイというとウソ?になるけど、シッカリ相談できるというコンセプトを理解していただいて、そのアドバイスの後に商品を買ってもらえるのは無上の喜びなのです。
 そのほかいくつかの商品手配を無事済ました今日1日でした。

{今日のコーヒーブレイク}
 この日誌を書きながら、オレはビデオのダビングをしていた。
 というのも、先週、専門学校での講義の時に学生Hクンが「ムービーのテープってアダプターを付けたら普通のVTRで見れるんですよね? でも合いそうなアダプターがお店に無かったんだけど・・」と、テープを見せながら聞いてきたんだけど、その差し出されたテープは、なんとデジタルだった。
 そんなもの、アダプターがあるワケないし、あっても普通のビデオでは見れるワケないことを説明しているうちに、段々話がおかしくなって、気づいたらオレがダビングを引き受けることになっていた。(要するにHクンのペースに乗せられたってワケだな)
 オレもデジタルムービーなんて持っていないから、わざわざ弟に頼んで昨日の島根の帰りに借りてきて、今ダビングしているというワケなのです。
 まあ、「困ったから、やっぱり先生に相談するしかないなと思ったんだ」なんて、オレは担任でもないのにカワイイ事を言ってくれたのが引き受ける決め手になってしまったという、実に単純でヨイショされたら冥王星まででも飛んでいってしまいそうなオレだけど、考えてみれば足の軽い非常勤講師だと思いませんか?(ちなみに尻は軽くありません!?)
 でも、明日引き渡すときには、盛大に勿体つけて渡しちゃるのだ!(コレ、どこの方言だろうか?)
12月15日
 盛大にもったいつけてHクンにテープを渡してきたのだ!
 それはともかく、今年の講師業(学校編)は今日でオシマイで、年明けまでは「オレの講師業(学校編)」も冬休みです。

{ン年ぶりの宿題??}
 でもね、宿題があるんですよ。
 それは、年度末試験の出題範囲、来年度の科目ごとの細かい内容を具体的に明示する教育シラバスの策定なんだけど、教育シラバスには、オレの担当している科目だけならいいんだけど、何と来年から始まる科目も必要らしく、まだ概要を考えている段階なのでとっても頭が痛いのだ。
 というのも、実はマーケティングも受け持つことになるらしく、どういった視点で教えるべきか、智恵熱をバンバン出しながら悩んでいる最中なのです。
 マーケティングって、特に最近重視されているんだけど、世間一般で教えている内容や考え方には重大な欠陥があると思っているのです。
 それは数字や調査によって集まったデータを、どう読むかという部分に大きな誤解があると思っていて、例えばアンケートなんていうのは、実は回答誘導(答えて欲しい回答に知らずに誘導している)を行っているケースがほとんどだし、無回答だった人の反応が反映されていないから、アンケートに回答する人の意見が中心となる、やたらと”こ難しい”理論を勝手に構築してしまう結果になりがちなのです。(アンケートに回答してくれる人と、してくれない人には考え方に大きな差があるのです。。。。。詳しくは、オレの講義を受講してみてください??
 それ以外にも、せっかく集まったデータを読むときにも、多数意見を取り入れる傾向があるので、現状の是認や、現状の否定はできても、本当の新しい要望や潜在需要は発掘できないケースがほとんどとなり、これが商品の特徴や個性を無くしている1つの原因でもあるのです。(MBAの財務と同じ問題がある)
 だから、学問的なマーケティングだけでなく、実践的で人間心理を分析したアプローチによるマーケティングを理解してもらえるように作戦を考えているワケなんだけど、オレの頭のCPUでは、なかなか組み立てができないので、マジでオーバーヒートしそうなのです。

 ま、オレのポリシー?は、「例え教科書を使っても、楽しい講義!」にしようと思っているので、ちょっと悩んでみますのだ。
12月16日
 タイヤ交換3連発の予定だったんだけど、お客さんの都合がつかなくなって2連発で終わってしまったんだけど、久々に再会できたお客さんがその中にいた。
 いや、正確に言えば再会したのは久々なんだけど、お客さんとしては初めて対面したというのが正しくて、昔はオレ(というかオレのいたディーラー)がお客さんだったのです。
 
 そーいう時に偉そうな態度で、業者をアゴで使うと、決して後でお客さんになってくれるなんてことは無いから、ホントにアゴで使ったりしてなくて良かった!?(使えるほどアゴは大きくないのだ??)
 他にも、仕入先の業者についても同じで、企業というカンバンを外したオレを、それまでどおりに助けてもらっているのも、やっぱりお店の担当者としての範囲を逸脱した「無理難題」を押し付けなかったからだと思う。(仕事にはうるさかったけど・・)

 こういうことを振り返ってみると、やはり人間との出会いというのはとても大切で、そのときの言動は、それぞれの立場だけでの判断だけでなく、やはり人間としての視点も入れた言動でないといけないんだと、「えーかげんなヤツ」の代表であるオレとしては、改めて痛感しているのです。
 でも、そんなことを思い出すというのは、ひょっとして「歳をとった証拠?」なのだろうか。(ほえー!?)
12月17日 備えあれば憂い無し2件
 最近ちょっとばかりエンジン始動の雰囲気がアヤシイと言っていたMさんからバッテリーを注文されていた。
 注文されていたバッテリーは、いわゆる安売り用のバッテリーとは違ったので、入荷に時間がかかり、納期予定は月曜日だった。
 ところが、オレの行いが良かったせいか?(違いますね、スンマセン!)昨日の夜に入荷してきたのだ。
 んで、予定どおり月曜日に交換しようかと思っていたんだけど、やっぱりアヤシイ兆候の出ているバッテリーのことだから、早く済ましておいたほうがええかな?と思い、Mさんの留守電に「入荷したので、もし早いほうが良ければ今日交換しましょうか?」とメッセージを残しておいた。
 早速電話がかかってきて、是非今日交換しようということになったんだけど、約束の場所に到着してもMさんが現れない。
 しばらくすると携帯に電話がかかってきて、「待ち合わせ場所に行こうと思ったらエンジンがかからなくなった。」のだそうだ!?
 まだ、アヤシイながらもエンジンがかかっていたから大丈夫だとお互い思っていたんだけど、やっぱり作業予定を繰り上げておいて良かった!
 明日の朝だったら、間違いなくMさん遅刻ですもんね!
 しかし、最後の最後でエンジンがかからなくなったのは、これまでのバッテリーのささやかな抵抗だろうか??

{史上初!? メールマガジンとの共同企画}
 というほど、大げさなことじゃないんだけど、要はメルマガで説明すると、タダでさえ長いメルマガがさらに長くなりかねないので、引用するネタをこちらに掲載したというだけの共同企画でスンマセン!
 ま、「そんなこと言ってるけど、オマエの業務日誌も十分長いじゃないか!」なんてお叱りを受けそうなので、スグ本文に入ります。(え?もう遅いって??)
 12月18日発行のメルマガでのネタ、「厳寒地に向かうとき、軽油をどこで給油するか」は、雑誌などで取り上げられているように、一概に目的地での給油が望ましいとは言えないことは、メルマガ本文でおわかりいただけたのではないかと思うけど、やはり地元と目的地の取扱軽油が同じ規格のものであれば、十分に燃料の余裕を持たせるために、満タンででかけるべきなのです。(そうでないケースはメルマガをお読みください)

 オレの経験は、もうかなり前の話。
 ある日、オレは山口市に出張修理に出かけることになった。
 そして、その前の仕事がずれ込んで、昼食も取らずに出かけなければいけなくて、工具などを社用車に積み込み会社を飛び出した。
 ところが近くのバイパスを走行しているときに、メーターにあるオートマのワーニングがチカチカ点滅しているのを発見!
 「んな忙しいときに、こんなワーニングなんて点かなくてもいいじゃないかバカヤロー!」と不満タラタラで、警告を無視してそのまま修理に向かおうかと思ったんだけど、念のために一度帰社してクルマを変更して再出撃することにした。
 ご機嫌斜めの社用車1号クンは、ときどきそういうトラブルを起こす、ちょっとした社用車の中のアウトローだったし、ワーニング点灯の原因も、99%センサーの異常だと思っていたので、ホントは無視したかったんだけど、慎重に戻った理由は、遠距離の修理だったということと、当時発売されたばかりの新型車の社用車2号様が会社に残っていたのを知っていたので、ついでに新型車でドライブとシャレこもうと企んだ、オレの単なる欲望の成せるワザ?だったのです。

 山口市に到着後、バッチリ出張修理も完了し、お客さんにも大感謝され、まずは何か腹に入れようと、帰路にあったうどん屋に突入しうどんを食べ、後はどっかテキトウなところで食べようと、車に戻ると雪がちらついていたのだ。
 確かに午後から急速に冷え込み、作業中もかなり寒かったから、雪が降ってもおかしくない天気だったけど、問題は帰り道が大丈夫かってこと。
 運良くラジオで道路情報をやっていて、「中国縦貫道は通行規制なし」というから、雪がひどくならないうちに一気に帰ってしまえ!と思い、高速道路に乗った途端にみるみる大雪になり、次のインターチェンジで通行止めになってしまった。
 「しょうがないなぁ、じゃあここから徳山に出て、海岸線沿いにでも広島までゆっくり帰るしかないか」と、あきらめ気分半分で、山沿いの道を走行していると、な・な・なんと、そんな山沿いで渋滞になったのだ。
 なんでこんなところで渋滞?と最初はサッパリわからなかったんだけど、どうやらかなり前方を走行していたトラックが雪でスリップして道を塞いだ状態で動けなくなっているらしい。
 確かに、イキナリ寒くなってオニのように雪が降ってきたからチェーンがなくても仕方が無いけど、よりによって道を塞いで動けなくなるなんてヒドイ話だと思いませんか?
 その事実がわかったオレはどうしたか?
 モチロン、オレは今来た道を逆行して、別のルートで海岸まで出ればいいやと思ったのだ。(フフン・・冷静沈着でしょう?)
 ところが世の中そんなにうまくいかないらしい。
 いや、うまくいっていたら、ココにこのネタが載らなかったことだけは確かなのです。
 なんと、もっと恐ろしいことがわかったのです。
 それは、オレのはるか後でも似たようなスリップがあって、オレの前後で道をふさがれていたのです。
 スリップしている車が普通車レベルなら、人海戦術で何とでもなるけど、荷物を積んでる大型トラックではどうしようもない。
 さて、こうした荒波にもまれる?オレたち”か弱い子羊”はどうなったでしょうか?
 カンタンに言えば、夜明けまでそこでみんな過ごしたのです。
 なんと言っても、山中の民家もほとんど無いところなので、食事はおろか燃料の補給だってできない状態だし、エンジンはかけておかなければあっというまに凍えてしまうような寒さだったので、エンジンをかけたままウトウトしながら朝を迎えたのです。
 朝も9時くらいになって、救援車が現れて、ようやくトラックを移動させ、それによってオレたちも走行できるようになったんだけど、もうアチコチに燃料切れなんかでクルマが放置してあって、それがまた渋滞の原因で、結局広島に帰れたのが昼を過ぎていた。
 睡眠不足もあって、コンビニでサンドイッチとビールを買って、帰宅後食べたら、もう爆睡モード。
 目が覚めたら朝でした。(せっかくの休みがパー!)
 しぶしぶ出勤するために、支度をしながら新聞を読むと、「山間部、豪雪による交通マヒで、地元住民が炊き出し」と写真付きで報道されていた。
 その記事を読むと、オレがカンヅメになっていたところから10キロ南の地区では、地元の方々の好意でおにぎりなどの炊き出しが振舞われたらしいのだ。
 この記事を読んだ人や、そこに居合わせた人は、「災難だ」と思ったに違いないが、オレの感想は違う。
 「うらやましいなぁ!!」(だってメシ食えたんだもん)
 ちなみに、会社に出勤すると上司が一喝。
 「オマエ、遅くなるなら電話ぐらいせんかい! バカもの!」
 だってねぇ、電話なんかありゃせんのよ、オレたちがカンヅメになったところは。。。。。(もち携帯は当時は圏外)

 と、まあ、ワリの合わない出張修理だったけど、唯一の安心材料は出発時に燃料満タンで、燃料には不安がなかったことでした。
 ちなみに、社用車1号クンでそのまま出かけていた場合、燃料は往復には十分だったものの、こういう事態だとガス欠間違いナシでした。
 オレの予知能力に感謝!
 え?予知能力があるなら、最初から海岸まわりで帰れば良かったじゃないかって?
 そりゃ、ごもっとも!
12月18日
{完全脱線日誌}
 以前から航空機などの事故の時に、この日誌にもいろいろ書いていたので、「昨日の鉄道の事故の問題点をどう思うか?」という問い合わせがあった。
 オレは別に事故調査委員会でも何でもないし、入ってくる情報はとても限られているから、事故原因なんてわかるワケないんだけど、コンコルドの時にも触れたように、古い車両そのものが事故の原因であるかのような表現がマスコミに氾濫しているのだけは、良くないし誤解を与えることだと思う。

 今回の京福電鉄の場合、確かに昭和初期の車両ではあるけど、そういう古くなった車両そのものではなく、改善していなかったシステムの問題のほうを着目しなければ、いつまでたっても古い=罪悪という誤解は解消しないと思う。
 というのも、自家用車などで”古いから故障する”と、多くの人が感じている部分は、元々自動車としての基本機能の部分が古さのために故障しているワケではなく、快適装備などが壊れていることが多く、エンジンやブレーキのトラブルは、古いからではなくメンテナンス不足からきているという傾向があると思っている。
 これには、当然異論のある方も多いと思うけど、ほとんどの自家用車の場合、ある程度走行距離が増えたからと言って、エンジンをオーバーホールすることなんて無いはずだけど、そういったオーバーホールを行うことで、一般的に考えられている寿命とは大きく違う期間を実際には問題なく使えるのです。
 では、電車ではどうか?というと、全般検査というオーバーホール同様の検査が行われて、ボディを取り外すのはモチロン、台車部分に載せてあるモーターやブレーキ関連の機器も分解するので、そういった意味での車齢の古さが原因というワケではないのです。
 その検査で亀裂などの見落としがあれば、検査でのミスと考えるべきなのです。
 あくまでも車両をいつまで使用するかというのは、購入に伴う投資と、古くなるにつれて念入りに点検しなければいけない部分が増加する検査上のコスト増の問題や公共サービスとして使う道具としての商品性などを天秤にかけて決められることなのです。
 だから、古い道具=ダメと考えないほうが良いのです。
 ただし、1つだけ問題があるのだけど、ブレーキの構造が今回の事故車両の場合、フェイルセイフ的な構造になっていない旧来のままの構造だったことは、安全のために努力するべき鉄道事業者としての努力不足を指摘されてもやむを得ないのです。

 具体的に言うと、一部ニュースの報道で、空気圧をかけることによってブレーキがかかるようないわゆる空気ブレーキが搭載されていたことをご存知の方もおられると思うけど、これはとてもフェイルセイフではない構造なのです。
 最近の新型車両がプリウスみたいに、モーターの逆起電力を利用した電気系ブレーキを搭載していることを対比して、危険性を報道しているけど、それは少し誤解を与える報道なのです。
 確かに電気系ブレーキを搭載していると、空気ブレーキが故障しても、ある程度の速度まで減速できるものの、よほど最新の車両ではない限り20km/h以下の速度にはできないために、完全に事故を防ぐことはできないのです。(事故の確率や程度は低く押さえられるものの、自動列車停止装置が装備されていても、停止はしないのです)

 それよりも、空気ブレーキの構造に問題があって、事故車のブレーキでは、空気圧を掛けることでブレーキが利くんだけど、それでは高い圧力の空気を供給できなくなると、実はブレーキが利かなくなる。
 例えば、空気を圧縮するコンプレッサーの故障とか、空気をブレーキシリンダーへ送るための配管に突発的な損傷が生じると、ブレーキが利かなくなるという危険性があるのです。
 では、その後の世代(と言っても半世紀以上前に新しい方法が考案されているんだけど)がどうなっているかというと、普段空気圧をかけておいて、それを減圧することでブレーキがかかるような構造に、その次の世代の鉄道車両は変更されているのです。
 そうすると、配管やゴムホースが裂けたりしても減圧されるので、そこでブレーキがかかるようになるのです。
 この方式には少しだけ問題もあるんだけど、今回のような1両での使用には問題なかったし、国鉄などもこういった方法に変更改造した車両も多かったので、改造できたはずなのです。
 それを、何十年もの間実施してこなかったことを追及するべきで、車両の買い替えをしなかったこと自体を責めるのは間違いなのです。

 こういったフェイルセイフの考え方は、実は車の世代の違いによっても現れていて、みなさんが不安にならない部分を例に挙げると、電動ファンを制御するリレーの構造などで差が見られるのです。
 昔の世代は、リレーが作動しなくなるとファンが回らないために、オーバーヒートする可能性も高かったんだけど、最近の車の場合は、回りっぱなしになることでオーバーヒートを未然に防いでいるのです。
 でも、昔から改善していない点は、いくつもあって、車のブレーキもフェイルセイフ的とは言えないのです。
 いっぺんに、あんまり書くと不安になりかねないでしょうから、今日はここまで。。。。
 2日連続、長くてスンマセン!
12月19日
 ここのところタイヤ交換が多いんだけど、今日も1台がんばりました。
 このお客さんの仕事が年末進行スケジュールで、年内に都合が付きそうに無かったので、引取りアリのタイヤ交換だったんだけど、何箇所も道路工事で、結局引き取りと納車で3時間も使ってしまったのだ。
 ちなみに、このお客さん、某自動車メーカーMの協力部品メーカー(下請けのこと)に勤務しているんだけど、このクルマは、そのメーカーのモノではない。
 購入当時、そういう暴挙は許されてなかったんだけど、そのメーカーMの「新型車の試作車で〜す」なんてワケのわからないトークで誤魔化していた。
 ところが、その自動車メーカーの部品調達方針が大きく変わり、勤務している部品メーカーが幸か不幸か、そのメーカー専属ではなくなって随意契約から競争入札に変更になってしまった。
 そのメーカーの専属でなくなったので、この会社は他の自動車メーカーにも販路を広げ、このお客さんが乗っているメーカーHの仕事もし始めたから、今は堂々?と乗っていられるらしい。
 ひょっとして、この人、先を見通す力があったりするのだろうか?
 ま、それはともかく、仕事でドライブというのも楽しいもんです。(渋滞さえなかったら・・・)

 昨日の脱線ネタの京福電鉄の事故だけど、やはりブレーキに破損があったようですね。
 こういう場合、昨日書いたような減圧制御のブレーキに改造しておけば、未然に防げた可能性が高かったので、これからいろいろ捜査が進められていくと思うけど、現在の交通事故捜査は、直接原因を問題にするために、破損した部分の調査が進み、以前から若干の不具合があったのではないかと思われるような状況だと、整備ミスにされる可能性大かもしれません。
 オレはいつも思っていることなんだけど、自動車の交通事故でも、ほとんどは新聞に報道されるように、居眠り運転とか信号の見落とし、スピードの出しすぎという直接原因で立件するもんだから、なかなか事故の背景が見えてこなくなると思っているのです。
 確かに、直接原因は問題なのだから、もちろん責任追求を行う必要があるんだけど、もっとそれに至る部分を究明し対策を講じないと、同じ事の繰り返しになってしまうはずなのです。
 まあ、最近は少しずつそういう研究もされるようになってきたけど、もっとそういった背景の研究がすすむことを望みたいと思っているのだ。

{今日のコーヒーブレイク}
 とまあ、ひどくマジメな内容だけど、今日外をウロウロして気づいたことがある。
 というのは、先月絶滅寸前と宣言していた、あの「ルーズソックス」なんだけど、ここのところたくさん目撃しているのです。
 絶滅ではなく、夏から秋まで、単に「なりをひそめていた」だけなのか?という気がしてきた。
 まあ、確かに寒くなれば、あれは実用的な気もしないではないもんね。(イザとなったら、グイッと引っ張って伸ばせるし!?)
 でも、寒けりゃスカートを長くしたほうがよっぽど暖かいかもね。
 しかし、ギリギリまで半袖とかノースリーブ姿なのを含めて、キレイでいることは大変なようです。
12月20日 MY WAYを探してます!
 今日は注文ナシで入・出荷のみが業務でした。
 あまり取引先への問合せも無かったので、ちょっと資料等を整理していた。
 ここで、何かとんでもないモノが出たんだろう?と期待している皆さんへ!
 残念ながらそんなものは出てきませんでした。 ただし、資料を揃えておきながらHPに掲載していない資料は山盛りになってしまったので、今後徐々に更新していきま〜す。(怠慢で反省)

 夕方に、おなじみのMさんがレーシンググローブとナビの新しいバージョンアップソフトを取りに来た。
 Mさんじゃわからないと思うけど、ドアに鉛シートなどを貼るデットニングまで自分でやる何度か登場しているMさんのことなんだけど、さすが情報収集力がスゴイだけあって、そのバージョンアップソフトもメーカーのHPに掲載された直後に、オレのところに注文をもらった。
 当然オレはそれを注文したんだけど、まだ取引先には新製品の情報が伝わっていなかったらしく、「そんな商品は無い!」というビックリする返事が返ってきたほどだ。
 ま、そんなくらい早い注文だったから、もちろん出荷は第1ロットの製品で、誰より先にバージョンアップできたのでした。(こういうのって、なんだか勝ったような気分に浸れるのは、オレだけなのだろうか?)
 その時にMさんの好意で、「宇多田ひかる」の今年の夏のライブを見せてもらった。
 今こんなことを言っても、何の自慢にもならないけど、宇多田ひかるは、ブレイクする前に深夜の音楽番組で取り上げられたときから見続けていたので、非常に興味アリのアーティストなんだけど、見始めてイキナリ「え?何で!?」と驚いた。
 というのも、どう見てもひかるが太っているのだ。
 途中、衣装を着替えるとそうでもなく感じたけど、でもデビュー当時よりは間違いなくホホからアゴのあたりはふっくらしていると思うんだけど、誰かコンサートに出かけたか、ライブDVDを見た方でそう感じた人いませんか?(最初の衣装はベティちゃんスタイルで、やっぱあのスタイルはふっくら見えるのかも。。)
 何?確認してやるから、見せろって!?・・・ええですよ!見に来てください。
 
 ライブと言えば、ちょっと古めの話だけど、オレはよく米米クラブのライブには出かけていた。
 あんな色物!って思う方もきっと多いだろうけど、あのライブほど面白いのは、これまでの人生でオレは知らない。
 もう、歌の間にトークをしているのか、トークの合間に歌を歌っているのかわかんないほど、トークも面白く、きっと当時見に行った人ならゼッタイ納得できるはずなのだ。
 特に大都市しか回らないツアーの時にも、そのトーク見たさ?に大阪や福岡まで見に行ったくらいだから、オレも立派な追っかけ?だったのかも知れない。
 米米クラブも、ご多分に漏れずライブのビデオやLDがたくさんリリースされている(DVDじゃないのが時代の違い!)んだけど、あの抱腹絶倒の面白さは、本物のライブじゃないとわからない。
 特にカールスモーキー石井の一人芝居替え歌シリーズは絶品で、オレも昔お客さんの結婚式の2次会に呼ばれて、そこでやったら爆笑だった。
 そこで、イキナリだけど、福岡のコンサートで聞いた「MY WAY」の替え歌だけど、どのLDにも載っていないんだけど、誰か歌詞をご存知の方いらっしゃいませんか??
 500円貸した友人に金を返せ!って心の叫びを綴った替え歌で、場内爆笑だったから、できれば歌詞を覚えて、来るべきカラオケの時にでも必殺技として使いたいので、皆さんやそのまわりの方でご存知の方がいらっしゃれば、ゼヒゼヒ教えてくださいませ。

{今日のスペシャル・サンクス}
 もちろん、ひかるを見せてくれたMさんです!

{さらにオマケ!}
 ルーズソックス研究会?のFさんからの情報です!
 東京では、かなり消えうせているそうです。
 その他のエリアではいかがですか??
12月21日
 今日もご注文ありがとうございます。
 昔流行ったマーフィーの法則ではないけど、ナゼか同じモノの注文って続くものです。(今日がそうでした)
 ナビソフト3連発のご注文をいただくと、考えナシのオレでも「ナゼだ?」と不思議になってしまいます。(ま、たまに悩むのも頭の体操にはいいかも)

 さて、昨日グローブを引き渡した後で、”はっ”とひらめいたことがある。
 それは、夏ごろのオレの行動をご存知の方なら気づかれるかも知れないけど、野球のバッティング・グローブは、何のために使うのか?という疑問のことで、多分8月くらいの日誌にも書いたと思う。
 それについては、だれからも納得できる話を聞いていなかったし、これまで解決していなかったんだけど、イキナリひらめいたのだ。
 ひらめいたオレの仮説を証明するには、まず、車のドライビング・グローブは何のために使うかという問題をクリアしなければいけないんだけど、みなさんは何のために使っていると思いますか?
 「滑り止め!」という回答が一番多いと思うけど、これでは50点の回答なのです。
 確かに滑ってはアブナイわけだし、実際滑り防止としても使っているんだけど、それは結果に過ぎないのです。
 普通、手に汗握るような状況であれば、ハンドル操作中に手が滑ってしまうことを誰でも恐れるはずです。
 それを防ごうと思うとどうなるか?
 これはカンタンで、誰でもシッカリ握ろうとするのです。
 すると、意識しないままにシッカリ握ると、ハンドルを回すときに持ち変えるのに時間がかかるようになるばかりか、ほとんどの人は腕にも力が入って、まるでロボットが回しているような腕の動きになってしまう。
 そうなると、的確な操作どころか、瞬間の判断を求められるようなときには、遅れて危険な操作になりかねないし、疲れてしまうのです。
 それを防止するために、力を入れなくても同等の操作と、それ以上の安全性を確保するのが本来の目的なのです。
 実は、オレも普段は使わないものの、高速道路をホントに高速走行(時速何キロを高速と言うかは想像してくらはい!?)するときとか、ワインディンクを特急なみに急ぐとき(遅い特急もあるからねぇ)には使っていて、そういった力を抜いて操作できるグローブの素晴らしさは十分理解していたのです。

 さて、野球の話にやっと戻るんだけど、まったく一緒なのでは?という仮説なのです。
 野球のバットスイングって、力いっぱいスイングしているようでも、バット自体は力いっぱい握ってはいけないはずなのです。
 それは、バットを力いっぱい握ると、手首や腕の動きに柔軟さが無くなるから、うまく慣性を使えなかったり、変化球などが手前で変化したり、もっと言えば、オレのレベルでは出したバットがボールのラインとズレていた場合に途中から微妙に修正するのも、こういった部分の柔軟さが必要なはずで、そのためにバットは柔らかく握る必要があり、それでも滑らないようにするためにグローブがあるんじゃないか?って仮説です。(長くてスンマセン!)
 もし、これが正解だったら、ドライビング・グローブとバッティング・グローブは、全く同じ理由で発達してきたことになるから、思わず勝手に一人で納得してしまいそうなんだけど、どうでしょう?
 というワケで、オレもいつかはバッティング・グローブを!(昔懐かしい、いつかはクラウンに!というCMのパクリみたいだけど)
12月22日
 先日、某オーディオメーカーが販売店に対し小売価格の指導をおこなったとして、公正取引委員会から排除勧告が出されていた。
 このメーカーは、実は今回が2度目なのだ。
 ところが、オレの個人的な印象でいうと、この価格指導(定価で販売しろという指導です)は、非常に不思議な気がする。
 というのも、1度目の排除勧告が出された後は、価格についてはメーカーとしての希望さえも一番言わなくなった印象があったからなのだ。
 1度目の排除勧告前には、「定価販売」をモットーにした、なかなか強固な姿勢を見せていたメーカーだったし、オレのいたディーラーでも実は一悶着あったのです。
 それは、定価からやや値引きして販売したのがメーカーに伝わったらしく、営業マンがやってきて出荷停止という措置に出た。
 今にして思えば、これぞ違法な活動だったんだけど、当時は単なるメーカーと販売店のケンカくらいに思っていた。
 そのときには、出荷停止にするならしてみろ!ってなカンジで、しょうがないから他のメーカーをバンバン売っていた。
 すると、そのメーカーの実績は下がるわ、他メーカーの実績はあがるわで、参ったらしく、ホンの1ヶ月程度で向こうから詫びを入れてきたという経緯があったのです。
 それから数年後、第1回目の排除勧告が出されたときには、大騒動だったらしい。
 当時のウチの担当営業マンに聞いた話だけど、空港のロビーでTVを見ていると画面にフリップで「オーディオメーカーの@@@@@、価格指導で公正取引委員会の調査が入る」なんて速報が流れたらしい。
 慌てた担当営業は、営業所に電話したんだけど、誰も出ないので、さらに慌てたらしい。
 というのは、朝一番でメーカーの本社や各拠点にガサが入ったらしく、社員は机から離れて立っていなければいけなかったらしく、電話さえも応対することを許されないので、まるでマルサに踏み込まれたときのようだったらしい。

 という、このメーカーにとって、衝撃的な調査が入ってからというもの、一番販売価格について言及しないのがこのメーカーだったから、今回2度目の調査(調査が入ったのは、もう半年くらい前だった)の話を聞いたときには、「何で?」と不思議に思ったってワケです。
 多分、真相としては、これまでの経緯を知らない若手の営業マンが、世間で定価表示している慣例から、「定価表示にしてくださいよ〜じゃないと・・・」なんていう意味合いで話したのを、これまでの事情を知っているお店側が態度を硬化させて段々騒ぎになったんじゃないかと思う。
 日常的・組織的に、そういった指導がなされていない証拠に、ウチの表示は定価じゃないし、それについてクレームなんて受けたことなんか無いのです。
 というワケで、会社の肩書きを持ってしまうと、ちょっとした認識不足でも、それが会社側の正式な見解として取られてしまうという、恐ろしいニュースでした。(ちなみに、これは推測です)
12月23日
 イキナリだけど、危うく寝過ごすところでした!(アブナかったの何のって・・・・)
 ナゼか、夢で松井がボールを落球した瞬間、はっと目が覚めた。(ナゼ松井の落球なのかは、今もって不明なのです)
 まだ起きる時間にはなっていないだろうと思いながら、起床時間まで2度寝をたくらもうと思いながら時計を見たら、起きなければいけない時刻より30分も過ぎているから驚いたの何のって。
 朝に、日誌の更新分をアップロードして、メールチェックするために、出かける時刻より2時間前に起きるようにしていたから、今日の出張作業には間に合ったんだけど、いやもうヒヤヒヤでした。
 目覚し時計と携帯のアラームにまったく気づかなかったなんて、マジで何年ぶりだろう??
 ホント、自分のことは棚に上げて、携帯と時計を故障で修理に出してやろうと思ったくらい信じられない話だった。

 今日は、2ヶ月ぶりに岩国市に出張取付で、取付商品は今の季節モノである「リモコンエンジンスターター」だった。
 ”最近の”なんていう表現をすると、ちょっと古臭い言い方だけど、ホント最近のエンジンスターターは、昔のような作業の面倒くささがまったく無く、確実&多機能な商品で、とっても良いですね。(もちろん例外アリです)
 ま、最近の商品で謳っている、見通し可能なエリアなら最大3,000m到達!なんていうのは、まったく現実的な数字じゃないけど、結構障害物もクリアしてエンジンがかかっていた。
 ホントは、その時にお客さんと、その友達による、超オモロイ トークバトルがあったんだけど、いつか紹介しますね!(これ必見です!から、お客さんの了解を取れたら公開です!)
12月24日
 さて、皆さんはどんなイブだったですか?
 オレにとってのイブというのは、これまであまり楽しい思い出が少なく、どちらかというと、いつも年末までの納車などに間に合わせるために残業に明け暮れるパターンが多く、ヒドイ時には、同僚5人くらいと夜になって腹が減ったからと言って、カップラーメンを食べたときには、さすがの仏教徒であるオレもアホらしくなったことがあるのだ。
 ついでに言えば、そのささやかなディナーであるカップラーメンは最後までマトモな状態で食べることができなかった。
 というのも、食べている途中で、夜にもかかわらず「オイル交換」の依頼があって、それを完了したら、完全にノビノビ状態のラーメンになっていました。(クリスマス悲惨物語!)
 しっかし、イブの夜にオイル交換しに来る人もたまにはいるもんですね。

{今日のコーヒーブレイク}
 さて、今年のイブはさすがにヒマで、開店休業状態だったんだけど、ちゃんと数件の問合せには対応しているところがオレの偉いところです!?!?(真偽のほどは、問合せいただいた皆さんが知ってます)
 まあ、どちらかというとクリスマスとは無縁に近い1日だったんだけど、昨日ある荷物が届いた。
 既に、その日に届く商品は到着していたので、「ありゃ?何が届いたんだろう?」なんて首をかしげたんだけど、送り主を見て驚いた。
 それは東京在住のNさんなんだけど、開けてみるとクリスマスプレゼント用のインのセットが入っていた。
 Nさんというのは、オレの知人で、とある公共サービスをおこなっているとってもフレンドリーな現場公務員なんだけど、組織の矛盾と闘うべく、今春から大学校に入学して、純粋培養の了見の狭いエリートと互角に議論できるようなキャリアを身に付けている最中のパワフルなコなのだ。(逞しいエリートになりそうで、カッコいいねぇ)
 ちなみに、このNさん、なんと数年前、あっと驚くほど話題をさらっていろいろなメディアに取り上げられ、現在も活躍中のちょっとした有名人と同姓同名なのです。(ホントは読み方がちょっとだけ違うんだけどね)
 え?それじゃわからないから、もっと教えろって?
 イヤ、ヒントを出すと、結構わかりそうだし(特に男性には)、なにせ同姓同名なもんで、イニシャルトークにしている意味が無くなるじゃないですか!(Nさんのプライバシーを守れなくなるでしょう?)
 だから、ヒントは出せないんだけど、この日誌の読者もひょっとしてお世話になったかも!?!?(ちなみに皆さんがお世話になった可能性があるのは、同姓同名の有名人のほうですよ、念のため!)
 そのNさんと某有名人との共通項は結構あって、出身地?が同じで年齢も同じ(だったかな?)、まさに職業と、名前の読み方が違うだけという、とっても似て非なる2人なんだけど、そのNさんからもらったワインセットを机の傍らに置いて、今日も仕事をしていると、午前中遊びに来たお客さんが目ざとく見つけ、「あぁ!! 新枝さん@@@@@の知り合いなの?」と、突然素っ頓狂な声をあげた。
 やっぱり、そう考えるか・・・と心の中で思いながらも、送り状の名前を見ただけでスグにひらめいたということは、このお客さんもきっとお世話になった経験者なんだろうなと思いながら、「アホな! 同姓同名の別人だよ」って言ったんだけど、彼の目は、いつまでもオレへの疑惑が渦巻いているままでした。。。。
 ちなみに、さわりだけ白状すると、「お世話になっている」という表現は、とっても”意味深”なのです。
 ワインは、スグに飲むのはもったいないので、少し飾っておこうっと!
12月25日
 ははは・・・・皆さん想像力逞しいですねー!
 昨日の@@@@@さんが誰なのかという予想メールがいくつも届きました。(皆さん年末の仕事場で何やってんだか!?・・・ま、オレも同罪だけどね)
 残念ながら全員ハズレです!
 ただし、極めて惜しい回答が1人いらっしゃいましたが、昨日書いたように個人のフルネームがわかることだから、誰が正解でしたなんて書きませんので悪しからず!(なら、ここのネタに使うなって!?・・・確かに。)

 ところで、webショップを開業して初めての年末なんだけど、2年間物流に遠ざかっている間に、驚くことになっていた。
 ま、知っている人には「あったり前じゃんかよ!」と、笑い飛ばされるようなことなんだけど、宅配便の年末スケジュールのことなのだ。

 以前、ディーラーでカー用品を扱っていたときには、宅配便には年末スケジュールというのがあって、まず個人宅への年内配達期限があり(当時26日)次に企業向け期限(だいたい28日)になって、その後の荷物は翌年3が日以降に配達だったので、今日の出荷時に運送業者の営業所で問合せてみると、恐ろしいことに「年中無休!」だそうです。
 教えてくれた方が、心なしかひきつった表情だったので「こりゃ、悪いこと聞いたかな?」と思いながらお礼を言って帰ったんだけど、あの人たち正月もなしで出勤なんですね。(ご苦労様です!)
 てなワケで、商品が入荷する限り、大晦日だろうが元旦だろうが商品をお届けできますから、年末の特番に飽きた皆さん、安心して注文してやってください!(ただし、メーカーが休みだったりするとアウトですが・・・)

{今日のスペシャル・サンクス}
 数日前の皆さんへの捜索願事項だった「米米クラブの替え歌 MY WAYの歌詞」なんだけど、久々登場のサーチエンジン1号さん(AI機能付き)に、かなり丹念に調べていただいていたようです。
 残念ながら、もう7年位前のことなので、今のところ結果が出ていないけど、その努力と心遣いは、ホントにスペシャル・サンクスです。
12月26日&27日
 26日は久々パスしちゃいました。
 さて日付は変って27日。
 意外というか、とってもありがたいことにまだまだ注文や問合せをいただいている。
 オレの個人的予想だと通販でもあるのでクリスマスまでかな?と、勝手に予想していたんだけど、これはまさしくウレシイ悲鳴です。(ぎゃあ!?)
 後は年内納品がどこまでできるかは、商品が入るかどうかっていうメーカーや卸業者の問題ですね。

 さて、今日のニュースで警察庁が飲酒運転などによる事故を今までの業務上過失致死ではなく新しく設けようという「業務上過失致死」より重い罪名の「危険運転致死罪」で立件できるように道路交通法の改正を行う予定であると発表した。
 これは、もちろん先日問題になったし、オレもこの日誌でも「少なくともプロドライバーのそういう運転だけでも、もっと重罪にできないものか?」と取り上げた内容そのものなんだけど、やっぱり飲酒運転というのは過失ではないと思っているオレとしては、一応納得のできる方向性が打ち出されたと思っている。
 故意に殺そうという意思が無かったのはわかるものの、信号の見落としなど人間にとってゼロにはできないエラーと飲酒運転が同列に処罰されるのは納得ができなかっただけに、最近の警察のアクションの中では久々にマトモな反応だと思う。
 ただし、ついでに反則金などの引き上げができるような下準備も一緒に行われるらしく、駐車違反も最大5万円までの反則金に引き上げ可能になりそうだ。(スグではありません)
 駐車違反を取り締まるのはいいとして、その反則金で十分な数の安価な駐車場の確保が同時に行われなければ方手落ちなんだけど、現在はまったくそういう状況じゃないから、ゼヒ取り締まるけど守れる環境を用意するという、当然あるべきギブ・アンド・テイクを考慮されることを望んでいます。(まったくもって油断ならんよね)

{ちょっとコーヒーブレイク}
 お堅い法律の話には、柔らかな脱線話をシッカリおまけに付けるのがウチの良いところだと勝手に思っているんだけど、以前オレが違反で検挙されたときの話を紹介しよう。
 それは、すでに5年位前の話になるんだけど、オレの年上の友人ビックハンズさんがしばらく入院していた頃だった。
 とても友人を大切にするという素晴らしき?価値判断のオレは、仕事帰りに結構毎日のように見舞っていた。
 そのビッグハンズさんには、若い彼女(なんと年の差15歳)がいたんだけど、そのコは毎日仕事を済ませてから、やはりビッグハンズさんを見舞っていた。
 オレも仕事が済んでから寄るもんだから、どうしても消灯寸前の時間になり、ちょっと顔を出してから帰るようなパターンになる。
 その時に、友人の彼女を送って帰っていたんだけど、家に送り届けてオレの自宅に帰る道に右折禁止の交差点があった。
 でも、後からチェックすると結構見えにくい位置にカンバンがあるだけでなく、最初に送った日に前の車が右折していたもんだから、オレはその後、まったく気にすることなく堂々と右折していた。

 その日も何の疑問も無く右折して、その次に左折した後に信号で停止すると、後にパトカーがいて、助手席の警官が降りてきて交差点に歩き、まわりを確認している。
 「何をしているんだろう?」と思いながら警官の行動を眺めていると、オレのところに来て窓をノックする。
 何か捜査でもしていて聞き込みかいな?と思いながら窓を開けると、予想に反して「すみません、さっき右に曲がられましたよね?」と、まったく違う話をしてくる。
 送り届ける場所の関係で、問題の交差点以外には前後含めても左折しかしていないので、「@@の交差点のことですか?」と聞くと「そうだ」という。
 ま、お決まりのパターンのように「免許証もってパトカーに来て」っていうもんだからしょうがなく乗り込んでいくと
 「あの交差点は、電車から降りてこられる乗客の安全確保のために6時から24時まで右折禁止にしているのです。」なんて立て板に水のごとくスラスラと説明するではないか。
 こりゃ、ウッカリ違反するポイントを知った上での狙い撃ち取締りだなと思ったオレは、これまでのことを説明し、もう20回くらいは曲がってましたよ、なんてしゃべっていた。
 その間、助手席の警官が目の前のディスプレイにしきりとオレの免許証番号を打ち込んでいた。
 このパトカーは、当時配備されたばかりで、本部の紹介センターにデータリンクでつながっている最新モデルだったのだ。
 間違いやすいポイントであって、電車利用者の保護を考えるのなら、事前に警告したりカンバンを目立たせればいいのに、それを逆手にとってノルマを挙げようなんてセコイ考えがミエミエだったので、オレもデータ検索している姿を見て、ちょっといたずら心が湧いてきた。
 そのデータをやり取りしている警官に「それって本部とデータリンクでつながっているのですか?」なんて聞くと、その警官は意気揚揚と「そうだ、スゴイだろう」という。
 何がスゴイもんかい、おかげでエライ目にあっているのに・・・と思いながらオレはサラッと「じゃあ、電波法による取扱資格って必要ですよね? おまわりさんも持っているなんてスゴイですねぇ」なんて顔を見ながらニヤニヤして話しかけると、その警官の表情がみるみるうちに落ち着きがなくなってきた。(もうわかったと思うけど、この警官はそんな資格は持っていないってことです)
 (よしきた!)と思ったオレは、もう1発ジャブをかましてやろうと思い、「いやぁ、オレも無線やデータ伝送の仕事にも関わりがあるんだけど、あの資格を取ったなんておまわりさん意外と勉強家なんだねぇ、ちょっと免許証見せてよ」なんて尊敬の眼差しバンバン状態で訴えかけると、もうこの警官は狼狽寸前!で、どっちが職務質問しているか勘違いするくらいの状態になった。
 もうそこから後は、しどろもどろの返答で、有資格者じゃなければつかえない機械だったら、間違いなくオレは5分で自供させることができた名刑事になっていたに違いない。
 ま、事実としては、パトカーで操作する警官には資格なんていらないんだけど、配備されたばかりの機械だから、そこまで現場の警官は知らないだろうと思ってカマをかけてみたら、思ったとおり慌ててくれたのでした。
 ま、捜査、検挙しているときに必要な資格を持っていないことが判明したら、重大なことになるから、おまわりさんも気が気じゃなかったに違いない。
 最後には「でも、資格不要なのかな? ま、いいやそんなことはどうでも。 じゃすみませんお手数をおかけしました。」なんて言ってパトカーから降りたんだけど、狙い撃ちの取り締まりにたいするちょっとしたオレの意地悪でした。(みなさんは、真似しないように!)
12月28日
 クリスマス以降はヒマだろうなんて宣言していながら、皆さんのおかげでわりとすることも多いここ数日だけど、今日も”出張作業in高校”をこなしてきました。
 今日は既に冬休みなんだけど、クラブ活動や3者懇談があったらしく、意外と学生も多かった。
 ミニスカポリス(ポリスじゃないか?)が山盛りでいるかと思うと、意外と地味なのね、この高校の制服。。。。(ざ、残念??)
 インプレッサの作業をホイホイこなして、急いで帰ったら出荷のお時間!
 年末ギリギリに入荷予定という話で、年内にお届けできるかどうか心配していた商品なんだけど、間に合ってホンマ良かった。(これで、安心して飲めるというものです)

{名物お客さん列伝1 背後霊さま}
 ウチのお客さんにいつも面白い前フリを必ず書き加えて問合せをされるHさんというお客さんがいる。
 このお客さん、以前に1度商品を買ってもらったし、現在も購入作戦を練りつつ相談のメールをやりとりしているんだけど、今日の質問に答えた後で、その回答に対して質問が帰ってきた。
 そこでの名セリフが、何度も質問しているので取りついた背後霊のようにお思いかも知れませんが、どうぞよろしくお願いいたします。」だって書いてあるので、思わず、ガハハハ・・・・・と笑ってしまったのだ。
 冷やかしや、ノウハウだけもらってヨソで買えばいいやなんて考える人の多い昨今、ウチを利用する前提で、商品についての相談をされるのに、ウザイなんて思うわけない。
 オレはこの人を大歓迎で、こういうHさんのような背後霊なら守護霊になってもらいたいと言ってもいい。
 だから、遠慮しないで相談してくださいねHさん!

{今日のオフタイム}
 今日20世紀のプロ野球珍プレーをご覧になった方も結構いるのではないかと思う。
 オレも忙しい合間を縫って??3時間専念しながら(何じゃそりゃ?)見たんだけど、第1位に元広島の達川カントクがいる。
 この人の現役時代は特に、当たってもいないのにデッドボールだとアピールすることばかりクローズアップされて「当たり屋」と思われているけど、実は逆パターンもあるのだ。
 試合の仔細を覚えていればもっと面白く書けるんだけど、ちょっと忘れてしまったので概要だけ書くと、達川がバッターボックスに立っているときに、達川に投げたボールがデッドボールになった。
 ところが、同点かなんかで2塁ランナーが盗塁したというようなタイミングだったので、打率が悪くせっかく進塁できたランナーを戻しては得点できないと考えた達川がとっさに取った行動は、審判のデッドボールのコールに「は?何のこと」みたいな顔をして、”当たってない”アピールをし始めたのだ。
 でも、直撃ではないものの結構なボールだったから、審判の判定は覆らない。
 達川は、体を動かして見せて「当たってないから何でもない」ポーズでアピールする。
 どうしても審判が1塁に行けと命じると、その時に始めて盛大に苦痛に顔を歪めて1塁に歩き出した。。。
 ホントはデッドボールだったどころか、相当痛かったらしく、その時にデッドボールで盗塁(だったかな?)が無効になるのを防ごうとしたというインチキ頭脳プレーだったってワケです。
 要するに単純な「当たり屋」ではなく、臨機応変なサギ師なワケで、そういう意味では、このシーンはTVでは放映されていなかったけど1位のタイトルネームに球界のサギ師とあったのは、真実を突いているのです。
 ま、このインチキ?アピールが通用したのは最初のうちだけで、途中からは審判もまったく取り合わなかったから努力の結果があったかどうかはアヤシイけど、いつも笑わせてもらった選手だったのは間違いない。
12月30日
 いやー、スッカリ年末休暇モードに突入しているつもりだったんだけど、いまだに大掃除をやってないのは、かなりマズイっす。。。
 こりゃ年末大掃除は計画倒れ間違いナシでんがな。

 ウチへ新年明けに遊びに来るお客さんへ大掃除していない”いーわけ”はこのくらいにするとして、今日は納品かたがた、サーチエンジン1号さん(AI機能付き)と市内で今後の日本における物流システムと労働環境、そして環境問題の総合的戦略や自由主義経済下における商流上の妥当性について意義ある議論をしてきました。
 「またぁ、オマエ難しい言葉ばっかり使っているけど、どーせ茶のみ話なんだろうが・・・・」なんて思われているかも知れないけど、結構本格的な話もしたんですよ。(ま、ヨタ話もあったことは否定しませんが)
 ウソだと思ったら、ゼヒゼヒオレを呼びつけてそういった話を聞いてみてください。
 多分、市内無料、遠隔地だったら交通費でホイホイ飛んでいくと思いますから。(なーんて、オレの挑発に乗っちゃダメですよ。 オレはそういった呼びつけられるときの移動手段でもシッカリ楽しんでしまうヤツなので、往復させるだけでオレの思うツボなのです)
 はっきり言って、オレほど交通機関を自由自在に使う自動車関連の人間も少ないと思うくらい、使いこなしだけでなく、その移動中をいろいろな意味で楽しむヤツも珍しいと自負できるのだ。
 ま、誉められたことじゃないけど、昔出張となれば、いろいろな作戦を考えて、時には(イヤ結構かな?)出張計画書とは似ても似つかない手段で移動をすることなんて珍しくもなんとも無く、例えば博多への出張のときにも、博多宿泊の晩に知り合いとメシを食べるために北九州までタダで遠征したりしてました。(もちろんタダと言ってもキセルなんてしてません)
 博多市内で食事してタクシーでホテルに帰ると、それだけで1,000円以上のタクシー代がかかるのに、はるばる特急(ソニックというミッキーマウスの耳みたいなヘッドレストが付いているシートの電車です)で北九州まで往復して交通費タダなんて、なかなかミラクルな作戦でしょう?

 最近JRの運賃の誤表示問題で大騒ぎになっているのはご存知だと思うし、それがマルスという窓口でのコンピューター発券でも間違いがあったなんて、大騒ぎパート2として再燃していたけど、あんなのオレにとってみればとっくの昔の常識で、オレも一度プログラムミスに遭遇したことがあった。
 その時に手渡されたチケットの金額がおかしかったから、「すみません、この区間でこういう乗り方の場合、こういう特例を適用するのでこういう金額になりませんか?」なんて適用されるルールを明示して係りの人に説明を求めると、「ありゃ?ホンマじゃなぁ、こりゃおかしいわい」なんて一緒にクビをかしげながら、対処したこともある。
 その時の区間のプログラムがどうなっているかは知らないんだけど、JRのルールは複雑で奇奇怪怪なために、ミスをゼロにすることは相当難しいのも事実で、駅に表示している近距離区間の運賃表のミスは、ある意味ケアレスミスだけど、窓口のコンピューターのプログラムの問題は、パソコンのソフトのバグが絶滅しないのと同じで、残念だけどゼロにはならないのも事実なのです。
 しかも全国全区間をさまざまな経路で計算する窓口のコンピューターのプログラムだから、その細かな設定次第で、すべてのチェックができないしね。。。
 その時の係りの人の最後の言葉。
 「しかし、よー知っとるねぇ」
 お褒めにあずかりありがとうございます。。。。(なにせ同僚や周りの人にも、そういう相談をよく受けていた、営利活動の無い私的旅行代理店みたいなモンだったので。。)

 さて、ヨタ話はともかく、明日はちょっと片付けよう!
12月31日
 あぁ〜大掃除の完了は時間切れで断念です!
 「日頃往生」という古くからのありがたい言葉があるけど、21世紀のオレの課題として書初めに使ってみようかな??(そんな言葉を書き初めには使わないって??)

 それはともかく、雑誌の必要な記事を切り取ったりしながら保存雑誌のボリュームを減らしていると時間がなんぼあっても足りまへんな。(なぜか大阪人モード)
 それ以前に山脈のように連なっている本の置き場をなんとかせにゃならんわい。

 というような、年末ギリギリのプチ大掃除?と格闘しているけど、多分片付けるために散らかした状態で除夜の鐘を聞くことになってしまいそうです。
 ま、正月はTV見ても面白くないから、ボチボチ片付けようっと!(でも豆腐のような根性だからくじけるかも)

{本年最後の伝票}
 多分昨日の売上が終わりかな?と思っていたら、夕方になってウチのオススメのエンジン添加剤の在庫ある?っていう電話がかかった。
 在庫があったので、あわてて伝票を作成したんだけど、このお客さんは大手宅配便会社の末端輸送を営む人で、そこの名前はオレが名づけたのです。(ちなみに27日の日誌に登場した年上の友人とは、この人です! 若い奥さんをゲットしてからに、この野郎〜!?)
 オレは、とあるところでは「命名の王様」という、喜んでいいのか悲しんでいいのか判断に迷う名前を頂戴していて個人のハンドルネームからお店や企画の名前までいろいろと名づけているんだけど、2000年の命名のなかでも、わりとヒットだと思っているのが、ここの名前なのだ。
 会社やお店の名前と言うのは、業種やコンセプトに応じて、スグひらめく名前や説明してもらって納得できる名前など、いろいろな付け方ができるんだけど、この人のところの名前は、思わず命名の理由を聞きたくなる名前だと思う。
 んで、命名の理由を説明し、その本人を見ると、まず間違いなく納得してくれる、そういう意味でとってもフレンドリーな名前なのです。
 ちょっとだけ残念なのは、それを知ってもらったお客さんが増えて、その人たちとフレンドリーになれても、仕事の注文はその人たちからもらうワケじゃないので、それが売上に結びつかないことです。(配達専門なので、仕事は大手宅配業者から依頼があるのです)

{改めて年末のご挨拶}
 みなさん、この1年間ホントにお世話になりました。
 ちゃーんとお店も運営できて、ここでヨタ話も繰り広げることができているのは、ホントに皆さんのおかげなのは間違いありません!
 北海道から九州まで、いろいろな所から注文をいただいただけでなく、出張作業は島根まで、広島までお越しいただいたのは大阪からと、カーショップの常識を打ち砕く?非常識?ショップ”として活動させていただきました。
 来年は非常識度に磨きをかけて、さらにがんばりますから、これからもよろしくお願いします!
 モチロン今年のスペシャル・サンクスは、皆さん全員です。(ありがとうございます)

 それでは、宴会モードに突入します。。。(へへへ・・・・)

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