トワイライト裏業務日誌 2000年10月
10月1日
 昨日とはうらはらに天気の良い1日だった。
 そうそう、昨日書いた月末岩国出張取付のジンクスだけど、もう一つジンクスがあって、必ず出張取付中にご注文をいただいているというのが今回も当たったのだ。(ありがとうございます)
 普段は、なるべく早い返事を心がけているんだけど、岩国行きの場合は、朝早めに出かけて、何だかんだで帰りは夕方になる場合が多く、昨日もご注文をいただいていたのに返事にちょっと時間がかかってしまいました。(約9時間)
 それでも、他のショップに比べて普段のウチは結構返事が早いらしく、それを感謝されたことが幾度もあったのは、ちょっと意外だった。
 ヨソは、どんなタイミングで応対をやってんの?本気で仕事しているの?なんて思いつつ、こんなことで感謝してもらえれば、ウチは助かるなぁなんて余計なことを考えたりしたけど、これからもなるべく早い回答をできるように努力するのでよろしくお願いします。

{審判悲惨物語}
 ところで、今日夕方、お客さんから相談で電話がかかってきたんだけど、その時にいつものことながら脱線話にも花が咲いてしまった。
 その一つに「オリンピックのミスジャッジ問題」があった。
 あの篠原の有効問題だけでなく、オレが目撃したのは野球の、あきらかなファールがヒット事件、ソフトボールのストライクゾーン問題なんかについて話したんだけど、なんとああいう問題は予選などより決勝などのように、世界の競合がぶつかる試合になればなるほど発生しやすい傾向があるそうだ。
 その理由は、強豪同士の微妙な競り合いだから判断しにくいなんて理由じゃない。
 まあザックリと概略だけ書くと、競技判定の公正さを考える人員配置にするあまりに、試合する両国の審判は使わないらしく、したがって決勝などは、いわゆる強くない国の審判が勤めることになる。
 ところが、強くない国と言っても、その競技や審判活動に十分な歴史がある競技はいいけど、その国で競技が始まって数年しか経過してなかったら、審判の経験もかなり浅くてミスジャッジを誘発してしまうという、オリンピックの審判制度の問題らしくて、確かにそれを指摘されたらうなづけるものがある。(こんなことはマスコミはぜんぜん書いていないのだ)

 そういえば、図らずもAさんからも、運動会のネタで同じようなことがメールで送られてきたんだけど、運動会も順位をつけないというのが一般化していて、人と差をつけない公平とか平等なように思えても、それでは何の解決にもならないばかりか、結局本質的な公平さというものを見失っているような気がする。
 とりあえず、審判技術の向上とクレームがついたときの写真判定というのは、是非とも検討してもらいたいものだ。
10月2日
 おかげ様でメールマガジンは今日の夕方時点で、1900名以上の方に購読申し込みをしていただいたみたいで、予想以上の反響に、ビックリしているというのが正直な感想で、まずは創刊号発行までの間のつなぎを兼ねて、お礼がわりの「創刊準備号」を今日の夕方発行した。
 購読していただいている方の中にはお気づきになった方もいるのではないかと思うんだけど、あの創刊準備号の中に、実はミスが2つあるのだ。
 一つは、広告が挿入されるはずだったのに、まぐまぐのミスか、オレの根性に問題?があったか、結局原因がはっきりしなかったけど広告が挿入されておらず、3ヶ所に広告を指示するコマンドである{magclick}というワケのわからない行がそのまま表示されていた。
 もう一つは、超赤っ恥ミスなんだけど、なんとメルマガ冒頭のタイトルが間違えていた!
 マガジンの名前は「クルマとカー用品の常識 ウソ?ホント?」なんだけど、メールマガジンのサブジェクトに書ききれないために短縮していたら、本文にあるタイトルまで間違っていたのだ。(よーく見てください。 本文のタイトルに常識が抜けてますから・・・・ホンマに”常識”に欠けるヤツでんなぁ、オレって)

 「芸能人は歯が命」かどうかは知らないけど、メルマガのタイトルを間違えるなんて、まさにアホでドジな出だしで、まったくもって恥ずかしい限りで、またいつか業務日誌で失敗を白状することが無いようにしようっと。。。。(ホンマ恥ずかしい限りです)

 ついでに恥ずかしかった話ついでに、先日個人用の預金通帳を無くして、大騒ぎしたことは日誌にも書いたけど、なんと今日来客が1件キャンセルになったので、ちょっとゲームで遊んでやれって、勢いよくソフトを重ねているところに手を伸ばしたら、な・な・なんと、実に見慣れたデザインが見えているではないか・・・
 そう、もうおわかりのとおり、無くしたはずの預金通帳がソフトの間に挟まっている。。
 あれほど必死に探したのにって思い返しても、既に時遅し。。。。。
 井上陽水じゃ無いけど、やっぱ探し物は、一旦あきらめて時間をおくと出てくるものなんですね。(スンマセン古すぎるネタでした)
 というワケで、今日の教訓!「モノを無くしたら、ゲームでもしてみよう!?」
 ホント、確定申告に必要だから銀行のカウンターのコに、通帳の替わりにこれまでのお金の出納を証明できるものを出力してもらうために、冷や汗タラタラで説明&お願いしたのがムダになった。
 @@支店のカウンターで、とっても丁寧に対応してくれた@@さんゴメンなさい!(新枝は反省しております)
10月3日
 まだ創刊準備号だけしか発刊していないのに、いきなりたくさんのアクセスや問合せ、そしてメルマガのネタ提供をいただいたのは、ありがたい限りです!(でも、この日誌を読んで、あきれないで下さいね)

 その商品問合せなどを、頑張ってサクサク進めて、商品も出荷して等々、順調に今日は終わりです!と言いたいところが、風呂の修理と格闘することになった。
 というのも、ウチの風呂は、ガス追い焚き用のレバーが夏の間に脱落していて、「何だ、ネジが外れているだけか」と思ってたら、外の釜に通じているはずのシャフトも見当たらなかった。
 まあ、クソ暑い夏の最中だからというワケで、シャワーに頼って、そのまま放っておいたんだけど、さすがの”暑がり王”のオレも、そろそろ湯船でじっくり浸かりたくなった。
 てなワケで、修理に依頼するといくらかかるかわからないので、ちょいと分解してみようということになって、格闘すること1時間半!
 見事修理は完了した。(人類の叡智の勝利である!?)

{分解話 頭隠して尻隠さず}
 オレは昔から結構ビックリされるものを平気で分解していたんだけど、今回の話は、確かまだプロストがF-1で走っていた頃だったと思う。
 当時、弟がF-1のファンで、いつもビデオに録画していたんだけど、30分前になってビデオデッキの調子が悪いということが発覚!
 しょうがないから、分解して応急処置をしようということになって、弟と2人で「クルマもビデオも同じ機械! 同じモノなら直せないワケはない!」などとワケのわからないことを言いながら分解した。(ちなみに弟は、某ディーラーで、拠点のスペシャリスト・サービスマンをやっているのです)
 スペシャリストサービスマンと、サービスマンに教育もするオレが揃って分解するんだから、当然?あっという間に分解ができた。
 ところがギアが割れていたので、しょうがなくあきらめてキレイに元通りにして翌日修理に出した。(さも分解してないように分解するのは、過去の日誌を読んでもらえばおわかりのとおり、得意技で、メーカー保証が残っていたので、当然メーカーのサービスセンターへ出しました)
 すると、そのサービスセンターから電話がかかってきて「原因はわかったんですが、ひょっとして分解されました?」と言い出すではないか。
 みなさんにも知っておいてもらいたいけど、基本的に電化製品は勝手に分解するとメーカーは保証できなくなるという原則がある。
 んで、オレも”やばい”と思ったんだけど、ヘタな言い訳をしてヤブヘビにしても良くないので、何でバレたのかと不審に思いながら、分解してギアが原因なのを突き止めたことを白状した。
 後で、何でバレたか聞いてみたら、テープから信号を取り出すヘッドの後に、磁力線の影響を防ぐための鉄板があるんだけど、そこにべったりと指紋がついていたのでバレたそうだ。
 まあ、笑って許してくれたけど、頭かくして尻隠さずみたいなヘマでした。(ちょっとツメが甘かった!)
10月4日   使用上のご注意!? 今日は全くの脱線日誌です。
 先日行政監察で国家試験の矛盾を指摘していたことを書いたけど、今度は中国四国管区行政監察局がJRの運賃の改善を指導したらしい。
 広島、山口地区の人ならご存知の方も多いと思うけど、JR山陽本線を広島方面から徳山方面まで利用すると、ちょっとおかしな現象が起きるのだ。
 できれば地図か時刻表の路線図を見ながら読んでもらうとわかりやすいんだけど、広島から岩国まで行くと、そこから海岸まわりの山陽本線と山の中を突っ切る岩徳線に分かれる。
 そして、その両線が徳山の手前の櫛ヶ浜という駅で再び合流して徳山に向かう。
 JRの運賃は基本的に距離に比例した料金体系になっているのは皆さんもおわかりだろうと思うけど、この2つの線は経路が違うので当然距離が違っているため、本来の運賃計算でいうと広島や岩国から徳山に行くときには、どちらを経由するかで運賃が変わってくる。(ここらが首都圏なんかとは違うところです)

 ところが、実際には運賃は同じなのだ。
 というのは、電車の数も多くて便利な海岸まわりだけど、距離が長い山陽本線を利用しても、便数が少なく距離が短い割に時間もかかる岩徳線を利用したのと同じ距離計算で運賃を計算されているからだ。
 その理由は、昔々山陽本線というのは今の岩徳線のことで、山の中をアップダウンする岩徳線では、スピードも出せないし大量輸送もできないというので、今の海岸まわりにあった柳井線というのを改良して山陽本線に変更したという経緯があって、勝手に国鉄(当時)の都合で本線を距離の長い路線に変更したので、利用者に迷惑をかけないようにという特例で、距離の長い新・山陽本線経由であっても、それまでの本線だった岩徳線経由の料金で計算しましょうという、いわば配慮を盛り込んだ特例だった。(これを特定区間といって全国に5ヶ所同じような区間がある)

 というワケで、並行する区間の岩国〜櫛ヶ浜を通過する利用者には、JRの配慮で安い運賃を提供している。
 しかし、その区間を通過しない、例えば岩国から海岸まわりで櫛ヶ浜の1駅手前の下松までの利用者というのは、国鉄の都合で山陽本線を海岸まわりに変更しようがするまいが、今も昔も海岸まわりの路線を利用するしか方法はないのだから(というより、むしろ本線が海岸まわりに変更になって便利になっている)、この歴史的経緯を配慮した特定区間の計算方法ではなく、当然のように海岸まわりの距離で計算されるので、面白いことに櫛ヶ浜より手前の下松のほうが運賃が高いという逆転現象が起きている。
 この逆転現象がオカシイと行政監察局が指摘したというのが今回の問題だった。(ちょっと長い説明でスミマセン)

 ここまで書けば、特定区間やその区間の運賃の計算は、ほとんどの方が国鉄(JR)の利用者への心遣いだということに気づくと思うけど、そのために生じた逆転現象をオカシイと言っては、本末転倒もいいところではないでしょうか?

 例えば、車検でブレーキのシールなどを交換すると工賃が2,000円だとして、この作業を単独で依頼すると10,000円かかるという、よく見かけられる現象があるんだけど、これはセットでいろいろな作業をおこなう車検だから、リフトに車をかけるとかタイヤを外す、そしてブレーキを分解するという準備作業が不要だから安くしましょうという実態に見合った特別料金を設定したのに、単独で依頼するときに料金が5倍するから、それを是正しろ!というのと同じだ。

 気持ちはわかるけど、これまでの経緯を考えると、是正の指導というのは、ちょっとオカシイのではないかと思うんだけど、みなさんはどう考えますか?
 ちなみに、これに対するJR西日本のコメントは、「苦情や利用者の報告は無いが、これから勉強していく」という内容だった。(要するに変更するつもりは無いという意味でしょう)
 オレはもっともだと思う。

 ちなみに、現行のルールでも下松までを安く利用する作戦があるんだけど、気になる人はメールをいただければ、作戦を披露します!(インチキではありませんので、念のため!)
10月5日 2日連続超脱線! 恥さらし編だぁ〜 (トホホ・・・)
 今日は久しぶりの専門学校への登板日(講義に行く日)だ。
 前期末のテストの回答と、新しいメニューを用意して、準備万端完全無欠?で、B専門学校に登場した。
 そこで、つつがなく試験の解説と、講義をしていたんだけど、突然、学生がギクっとするような発言をした。
 「ねぇー先生、何で先週来なかったん?」
 (・・・・・・・・・・・・・)
 実は、試験開けてスケジュールがかなり変更になっており、オレもよくわからんかったので、先週の講義のある日の前日に、学校に問合せようとしたけど、もう遅くて電話に出なかったので、しょうがなく同じ非常勤講師のOさん(あのアウトロー軍団所属のOさんです)に後期の開始日を聞いてみると、10/2からだという回答が返ってきた。
 なら、オレの出番は10/5からなのかと納得して、先週は学校のことは考えもしなかったんだけど、学生に聞くと、講義があったらしいのだ。(ぎょえー!!)
 そこで、今日学校でアウトローOさんを捕まえて、もう一度確認してみると、後期は10/2からで間違いなく、先週は前期の授業の残りがあったそうな。。。(や・やばい 追試期間も終了したのに前期の授業ってあるの?)
 学校からも電話が無かったし、ひょっとして学生も「好都合だからみんな黙っていような〜」なんて口裏合わせて担任なんかに言ってないのかも知れないけど、要するにオレは講義1回分すっぽかしたらしいのだ。
 学校側から提供される日程は、非常に粗雑な内容なので、読んでもサッパリわからないんだけど、それは言い訳だから、オレはとんでもないことをやってしまったということなのだ。

{過去の犯暦!?}
 実は、これに似たような経験を、ディーラー時代にオレはやっていた。(これで前科2犯?)
 当時水曜日が定休日だったんだけど、ある週の火曜日の夜から山口在住の友人(匿名希望ニワトリオ君と言います)の家に飲みに出かける約束になっていた。
 んで、終業後に同僚に「おっしゃ!仕事も済んだし、オレは山口に飲みに行って来るのら」などと宣言しながら帰り支度を始めた。
 するとみんなが口を揃えて「オマエ元気じゃのぉ、山口まで行くなんて」と言う。
 オレは心の中で(フン、みんな元気が無いなぁ、休みの日に山口ぐらいでビックリしてから・・・)なんて思いながら「元気じゃろ!?」なんてセリフを残して山口に向かって突進した。
 当時は、まだ高速道路が全通していなかったので、突進するといっても、ワリと時間もかかったが、ほぼ予定時刻に到着して、ニワトリオ君の家で、サンザン盛り上がって気炎を上げた。

 翌朝、当然のように睡眠不足だわ、アルコールも残っているわで、朝寝坊を決め込んだんだけど、9時過ぎに電話がかかってきた。
 やはりネボスケ状態のトリオ君が電話に出た直後、オレに受話器を差し出して「新枝オマエに電話じゃ!」と言うではないか。
 へぇ?? オレが今日ここにいることを誰が知っているんだろうか?と思いながら、電話に出ると、なんと会社の恵ちゃんからだ。
 しかも、電話の背景の音からすると間違いなく会社からだった。
 「あれ?何で会社にいるワケ?」
 オレは、当時しばしば休日出勤をしていて会社のカギも持っていたけど、恵ちゃんがなんで出勤しているのか不思議でならなかった。
 すると、あきれたような声で
 「今日は出勤日だよ」と言うではないか。。。
 よく聞いてみると、ゴールデンウィーク前の休日調整で、その日だけ出勤日に変更になったらしいけど、オレはその連絡を聞いていなかった。
 ががーん!!ってカンジですよね。(結果として会社サボってしまったワケだから)
 昨日オレは恵ちゃんにも山口行きを行っていたから、それで顧客名簿を調べて電話をしてきてくれたってことらしい。(トリオ君は顧客でもあったのだ)

 どうりで、昨日、オレが山口にのみに行くなんて言うとみんながビックリしていたワケだ。
 そりゃ確かに、翌日仕事があるのに飲みに行って、早朝から遠距離出勤するのは確かに元気かもしれない。
 とまあ、距離が距離だけに遅刻してまで出勤というのも難しかったし、そもそも休日だと思っていたので、まったく仕事の予定も入れてなかったから、有休にしておいてもらうことにしたんだけど、これがその後も語り継がれた伝説「飲みに行くなら会社もすっぽかす男」の真相だったのです。(ちょっと違いますよね? あくまでも不幸な事故のような気がするんだけど)
 ちなみに、「オマエ翌日仕事なのになんで山口まで行くのか?」って、同僚が言わなかったのは、1日の休みで宮崎まで往復したりというムチャな行程を、いつもオレが平気でやっていたので、「まあアイツなら、それくらいやるだろう」なんて思ったみたい。。。(日頃往生とは、このことですね)
 ちなみに、今日の講義終了後、ある学生が、帰り際にニコニコしながら「先生! まあ、来週はちゃーんと来てね! 休むときにはチョッピリ早めに言ってくれると助かるんだけどなぁ」だって。
 へへー、えらいスンマセン! 反省してます。
10月6日
{驚きその1}
 記念すべきメルマガ第2号(と言っても創刊準備2号という位置付けだけど)の発行手続きを済ませると、既に購読予約の方は2,200名を超えていた。
 ホントみなさんありがとうございます。
 ちなみに、ちゃんとネタを盛り込んだメルマガとしては来週からスタートです。

{驚きその2}
 今日はG専門学校の後期の始まりの日だったんだけど、「じゃ、いっちょう出かけようか」なんて、靴を履こうとした瞬間、イキナリグラッときた。
 そう、あの鳥取西部地震です。
 オレは、揺れ始めの雰囲気や、横揺れが始まるまでの時間をみていて、「こりゃ距離は離れているなぁ、この時間(25秒)でこういう変化なら、広島は大丈夫だな」と思いながら、天井の電灯の揺れを見守っていた。
 ところが、電車は点検のために停止してしまったので、かなり早めに出たのに、学校には結構遅く到着した。
 地震の発生した時刻は、オレが受け持つ授業の前の授業が始まった後だったので、オレの授業の最初のネタで震源地や震度を、学生に教えてやろうと、スクープネタをつかんだ雑誌記者の気持ちで非常勤講師控え室に入った。
 でも、授業前に控え室で、地震の話が出たんだけど、いつも同じ時間帯に顔を出す、今時っぽい(と言ってもギャル系ではなく、20代半ばかな?)女性講師が言うには、授業中大きく揺れだして、怖くて怖くて座り込んでしまったし、その後も心臓がバクバクいって授業にならなかったらしい。

 その後、控え室は玄関のヨコにあるんだけど、その時間の授業だけで終了する学生たちが、帰りながら「震源は鳥取で震度6だったらしいよ」なんて話ながら帰っているのだ。
 そう、お気づきのように、授業中に携帯でチェックして、最新ネタをつかんでいたってワケだ。(ちぇっ、せっかくの特ダネだと思ったのに・・・)
 しょうがないから、揺れはじめ(P波)からヨコ揺れ(S波)に変わるまでの所要時間やS波の周期で距離がわかるという秘術を教えたんだけど、それのおかげでかなり授業時間を喰ってしまった。(でも、ちゃんと教えましたよ、本題も)

 しかし、何だかんだ言っても、多分広島では阪神大震災以来の強烈な揺れだったのは間違いなかった。
10月7日
 本日のゲストは、エアコンへパワーダウンや磨耗防止のための添加剤処理のご依頼のKさんだった。
 2週間前の出だしに似ているけど、このKさんはなんと大阪在住の方で、以前商品をインターネットでご購入いただいた方なんだけど、その縁でいろいろなメールでの相談をしている最中に、エアコンのパワーダウンについての対処法を尋ねられたのが、今回のきっかけだった。
 HPには掲載していないために、昔からのお客さんにしか知られていないことだけど、時々ここにも登場する添加剤のシリーズの1つで、エアコンへ処理できるラインナップを持っている商品は結構珍しいと思う。

 エアコンへ注入しようと思う場合、メカに詳しい方なら「ガスは抜かないといけないし、コンプレッサーのサービスホールを取り外せないクルマもあるし、済んでから真空引きとかガスチャージは必要で、もしそんな商品があっても手間やお金がかなりかかる。」と想像されているのではないかと思うけど、実は心配無用で、それをカンタンに処理するために、スーパー・スペシャル・ツール(ちょっと大げさかな?)を、この商品メーカーと共同開発していたので、ワリと安くて簡単にできるのです。(こんな具合に、いろいろと暗躍しているワケです)

 Kさんも、エアコンへの処理に何らかの方法が無いものかと模索しておられたらしいけど、たまたまそのことをオレへ質問されたので、そういう商品が存在すること、効果や注意点、そして費用などを説明したんだけど、いかんせん大阪と広島では、「さすがに良かったら来てくださいなんて言えないですね。」とメールに書いたのが7月。
 まさか広島まで来ていただくことになるとは、個人的に驚きです。
 この前の島根から来られた方同様、明らかに作業を依頼するエリアを逸脱した方に、指名をしてもらい広島まで来ていただくことは、これこそ作業者冥利に尽きると喜んでもいいんだけど、広島まで来ていただかないと、お客さんの不満が解決しないという業界の現状を考えると、とっても申し訳ない気もするのだ。
 
 今回もお会いするまで、かなり不安で緊張していた(オレは小心者??ですから)けど、どうやら不合格の烙印をKさんに押されることは無かったようで、ウチのワンパターンである、作業時間より前後のオハナシが数倍長いといういつもの行動を繰り広げて、かなり脱線ネタを白状したり、あまり雑誌などにも書かれていない業界の問題点などについても話し合った。
 どうやら、この脱線?日誌だけではつかみにくかったオレの姿をおぼろげながらつかむことができたとおっしゃって、帰路につかれたけど、ホントに感謝しないといけませんね。
 
{ついに決定}
 ダイエーが優勝しましたね。
 実は個人的にONのどっちがスキかといわれると王を選ぶオレだけど(意外でしょう?)、ダイエーを応援するワケにはいかないのだ。
 確か下旬から日本シリーズが始まると思うけど、こういうときはwebショップって、とってもラッキー!(TV見れるからね)
 でも、専門学校の講義の日は、どうすれば????(自習を命じたいアウトロー講師 新枝でした)

 ”から騒ぎ”の”栃木”こと小川サンが結婚で卒業するらしい。 どうも最近トークにキレが無かったと思ったら、そういうことだったのね!
 守りたいものがあると、大胆な発言ができなくなるものらしい。
 さんま曰く「男を取るかトークを取るか、究極の選択」と言っていたことはホンマだった。(オレは彼女のキャラはスキだったのに。。)
10月8日
 いろいろな合間をみながら久しぶりに自分のクルマと格闘した。
 というのも、先日(と言っても3週間くらい前だけど)書いたように、オレのクルマのリアのウーファーが、最近えらいビビると思ったら、なんとウーファーのエッジ部分が紫外線と経年劣化で脱落していてビビっていたんだけど、ついにそのボロボロになっていたウーファーを交換することになった。
 このウーファーは、本来オレのウーファーを交換する用途のスピーカーじゃないので、装着できるかどうかかなり不安だったんだけど、やってみると元々のワクなども全て流用できて、予想外にピッタリ収まって、これもオレの行いが良いせいだと勝手に納得した。
 ま、これなら、違和感なし!て、仕上がりだ。
 何しろ、ウーファーのカラーリングが、緑と黄色で、あの豪華列車トワイライト・エクスプレスのイメージそっくりのウーファーなので、オレの自然なデザインでまさかオリジナルオーディオボードだとは気づかないようなリアのトレイに装着すると、チョッピリ浮いてしまいそうなデザインだったので、これだけは心配していたのだ。(別にカラーリングがトワイライト・エクスプレスと一緒で、同じトワイライト同士だからと言って選んだワケではありませんよ)
 んで、低域のエネルギーの強い曲や低域のつながりがわかりやすい曲を聴いてみたんだけど、”うぉお〜!久々の低音!!”ってカンジで涙しそうなくらいとても満足だった。(Fさんありがとう!)

 ところで、今もちょっと強めの余震があったんだけど、先日の鳥取の地震は、被害こそ少なめだとはいえ、かなり大きな地震だった。
 特に、連日広島でも感じる余震が続いているし、今日はかなり雨も降っている。
 被災された方には、いち早い復旧の手を差し伸べてもらえるように、政府に願ってやみません。
10月9日
 ついウッカリ取引先に電話したら、応答なし。
 別の取引先に電話をして同じ状況になって初めて休日だったのに気づいた。(アホ!?)
 どうりで問合せも少ないハズだ。。。(特に連休は問合せは少ない傾向があるのです。。みんな遊びに行くもんね)

 というワケで、ちょっと睡眠不足ぎみだったので、久々の昼寝を楽しむ「ゆったりした1日」になったんだけど、ちゃんとメールの返事は書きましたよ。
 今日は、件数が少なかったワリに、内容の濃い質問ばかりだったので、結局かなりの時間を費やしてしまったけど。
 ていうワケで、今日はここまで!
10月10日
 10月10日は体育の日!というフレーズが死語になるのは、あと何年先なのだろうか?
 あれほどわかりやすかった休日なのに、ピンと来ない日程になってしまったけど、こういうことをサラッと慣れることができなくなるのがオヤジ化の第1歩かも。。。。(ギクッ)

 メルマガを創刊してから、問合せなどが増えたというのはこの前書いたとおりなんだけど、時々届いたメールを読んでいてシャレにならないことがある。
 今日も足回りについての相談のメールがあったんだけど、足回りを交換したら真っ直ぐに走らなくなったという方からの相談だった。
 この方は、足回りの交換と4輪アライメント調整をおこなわれたらしいけど、走行時に左に流れるようになるだけでなく、ハンドル位置もかなり左に傾いているらしい。
 こういうケースは、いくつか原因が考えられるんだけど、車高調などの一部の足回り部品を除いた場合、こういう症状になるのは作業上の問題が多い。
 世間にようやく4輪アライメントの良さが浸透するようになったし、ショップとしても儲かる作業なので、やたらめったら勧めるようになったけど、実は4輪アライメントテスターというのは万能兵器ではない。
 というと誤解されそうなので、もうちょっと説明すると、テスターがあるだけでは本当に操縦性の向上につながる調整なんてできないのだ。
 昔、マン・マシンインターフェイスなどと人と機械の融合や、その両者が合わさって総合力が発揮されるという考えが定着した時期があるけど、アライメントテスターもその典型で、作業をおこなう担当者がどれだけ足回りなどの動作理論を理解しているかというのは重要な決め手になる。
 あれだけの設備を見れば、普通の人は(いや、業界人でも)、操作知識さえあればバッチリ足回りのアライメントを調整できると考えがちだけど、実際にはどれだけ動作理論を理解しているかによってかなり仕上がりが違う。
 もっと言うとあのテスターは”計り”だということを忘れている作業者も多く、計りを使用するときの注意事項は、そのままテスターにあてはまる注意事項なのに、まったく眼中にないと思える作業風景も多い。

 オレもディーラーでは、足回りの操縦安定性に問題があるクルマを結構担当し、アライメントテスターを使っていたけど、一見ハイテクの機械であっても、機械としての基本原理を忘れると良い仕事ができないものなのだ。
 さすがに、ちょっと見せてもらえれば診断しますよとは言えない遠距離だけど、今後この方のクルマがどうなるか、気にしておこうと思う。(誰かウチにテスターを寄付してくれませんか? 神社の寄進みたいに名前を彫りますから・・ 寄進 山田花子ってカンジにね)
10月11日 スクープ!疑惑の合鍵??
 今日はエアコン不調の方が来られて、実車でテスターを使いながら原因を追い込んでいったんだけど、この方がとっても電気回路に詳しかったので、久しぶりに同じレベルでディスカッションしながら、原因究明ができたので楽しかった。
 これを言えば身もフタも無いけど、プロ同士でもこういう同じレベルのやり取りができるとは限らないのだ。
 そういう意味では、この方は実力は十分プロ級と言っても過言ではない。(オレに甲斐性があったら雇いたいくらいかも)

 そして、遅れ気味になりながら、久しぶりに講義の資料作りに苦闘しているとあっという間に夕方になった。
 その時に、常連のUさんが「仕事帰りに寄っていい?」って電話をかけてきたので、講義のネタ集めでオーバーヒート寸前の頭を休めるにはちょうどいいやっていうワケで、二つ返事でOKした。
 ちなみにUさんというのは、オレがディーラー時代から、バイクのオイル交換なんかの依頼を受けていた例のUさんのことだ。
 まあ、今日はクルマ関連の相談ではなかったんだけど、相談に乗り、いろいろな話をして気づいたら遅くなっていて、Uさん曰く「新枝さんと話していると、ホントにいつも時間を忘れそうになってしまう。」なんて女のコに言われたら涙モノ?の名言を残して去っていった。
 オレも、「まだ帰らないで!」なんて言いたかった(相談でさらに遅れた明日の講義資料の作成を手伝え!?という意味です)けど、それはともかく、いろいろ話しているときに、オレの机にあるトヨタ車のキーを目ざとく見つけて。
 「なんでトヨタのキーがあるんですか?」と、疑わしそうに聞いてくる。
 まあ実際には、ウチの近所のオジサンが入院してて、バッテリーがあがるのもイヤだから、ヒマなときにエンジンかけてくれという依頼で預かっているだけで、この話自体には全く面白いことは何も無い。
 
 でも、Uさんには話さなかったんだけど、その会話中に思い出したことがある。
 それは、ディーラー時代にオレのヨコにある一番上の引出しを開けると、いろいろなメーカーのキーが並んでいたことだ。
 さすがにこの事は、当時からのお客さんでも知っている人は、ほとんどいない。

 どうして、そんなにいろいろなキーが入っていたかというと、オレの場合、お客さんとの付き合いは基本的に長い付き合いになることが多い。
 期間的に長いくらいは、ディーラーでは珍しいことでも無いんだけど、長い上に、結構腹を割った付き合いになることが多かった。
 そして、お客さんの勤務の都合によっては、当然引き取りに行く事も多く、自動車通勤でなく、家に家族の人が居ない場合は、事前にキーを預かって、修理や取付作業を済まして納車し、キーを玄関の中に落とし込むポストに入れて完了なんてケースも増えてくる。
 ところが、事前に予定を打ち合わせている場合はそれでもいいけど、予定日の前に残業が多くてキーを渡せないときとか、突然依頼したい場合なんかではどうしようも無い。
 ある日、そういう時に依頼できなかったお客さんが、「新枝さんにキーを預けておくから、常に持っておいてね」と言い出した。
 最初はビックリしたんだけど、不便を感じていた人は同じ事を考えるものなのか、知らず知らずのうちに、そういうお願いで預かったキーが次第に増えてきて、結構な数になっていた。
 ある意味、キーなどを預かると、何かあったときにヘンな?トラブルに巻き込まれる可能性もあるので、本来こういうことは断るのがホテル流?のサービス作戦かも知れないけど、どの方も付き合いの長短はともかく、気心が知れている間柄なので、オレも預かっていた。
 ところがウチの会社には、社員のプライバシーは無いらしく、オレの引出しを開けて何かを捜索していた先輩が声を上げた。
 モチロン、何でこんなにいろいろな銘柄のキーがあるのか?という至極当然の疑問なんだけど、ヘンなうめき声とともにそのキーをじゃらじゃら手でかき回している先輩の動きが止まったのだ。
 ん?どうした?と思いながら、その指先を見ると、とあるキーを持って、オレにニヤニヤした視線を送っている
 男って不思議だけど、自分にやましいことが無くても、世間的にそういうシチュエーションに近いと、なぜか平常心を失うっていうけど、この時もちょっと近いものがあって、その指先に止まっていたのは、なんとちょっとカワイイ系のキーホルダーにクルマのキーと、現在15秒で開錠できると問題になっている家やマンションに多用されているM社製のキーが一緒にくっついていた。
 「これ、何で家のカギがついているん?」と、もう先輩は、特ダネスクープでも取ったような顔をしている。
 オレも、正直やべぇって思った。
 やべえと言っても、先輩の想像していることが図星だからではなく、いくら説明しても納得するワケのないシチュエーションだからだ。

 確かに、カワイイキーホルダーにクルマと家のモノらしきキーが一緒にぶら下がっているキーを机に入れていれば、誰だって彼女のモノか、もっと勘ぐればお客さんに手を出したなんて思っても不思議は無い。
 まあ、面倒だし説明すればするほど疑うのは間違い無さそうだから弁解しなかったんだけど、そのキーを渡した持ち主がオッチャンで、カワイイキーホルダーが、昔そのオッチャンの娘に買ってきたのに、「このキャラクター、私キライ!」という予想外の回答で、行き場を失って、オレのところに預けるキーのホルダーの役割を果たしているなんて、誰も想像しないだろうしね。
 え?じゃあ家のキーは、どう説明するかって?(やっぱり疑問に思いますか)
 何と、その家の倉庫のキーなのです。
 そこは、そのお客さんである、”とってもオモロイ”おっちゃんの秘密の館になっていて、タイヤに始まって、いろいろなものが置いてあったので、一緒に預かっていたってワケです。
 まあ、オレも女のコのキーじゃなくて、ホンのチョッピリ残念だったんだけどね。
10月12日
 ただでさえ昨夜から講義用の資料作り&いろいろ考え事をしていたから、なかなか寝付けずに困っていた(午前4時近くまで)のに、ちょうどその時間帯くらいから、何やら外が騒がしくなった。
 どうもトラック・クラスのディーゼルエンジンの音が何台分もこだましている。
 ん?トラックの暴走族が集合したかな??なんてアホなことは考えなかったけど、そのクルマがバックしているのに、あの後退用のブザーも聞こえないし、停止した後でエンジンのアイドリング回転数がちょっと上昇しながらクレーンみたいなのが動いている様子なので、レッカー移動だとスグにわかった。

 どうやら、深夜というより夜明け前の駐車禁止車両の一斉レッカー移動をおこなっているらしく、音からするとどうかんがえても、あのレッカー移動用の車両が3両は派遣されているのは間違いない。
 途中、1人走って駆けつけて、何やら話をしてから、また工具を外す音が聞こえたので、ドライバーの1人は気づいて、駆けつけてキップはともかく、移動は免れたらしい。
 朝になってみると、ウチの前の道路のアチコチに、チョークで「レッカー移動 広島西警察 **-**(車番)」とクルマのあった位置にワクを囲んで書かれていた。。。。。合掌!?

{スゴイ記録とその手前の記録}
 昨日セリーグのプロ野球公式戦が終了したのは、皆さんもご存知だと思う。
 その中でカープの金本が打率3割、30ホームラン、30盗塁という記録を達成した。
 オレは、これまでさんざん書いていたように、広島生まれの巨人ファンなんだけど、この金本の記録は、すばらしいと思う。(拍手!)
 やっぱり、4番バッターに30盗塁されると、5番、6番バッターの攻撃に幅が出るから、非常に面白い攻め方ができるもんね。

 このすばらしい記録は、最終戦に30号ホームランを打ったために、ギリギリ達成したものなんだけど、史上7人目という貴重な記録だ。
 と、まあ、ここまでは新聞やニュースを見ればわかることだけど、これだけではないのが「トワイライト”裏”業務日誌」の良いところでもあるのだ。(業務とは関係ないじゃん!?)
 実は、過去をさかのぼれば、この記録を達成できなかった選手がいて、それはホームランが1本足らなかったという惜しい記録の持ち主だった。
 そんなもん、1本足らないとダメだよと皆さんは思うかも知れないけど、実はなんとこの選手、もう1本ホームランを打っているのに、30本にカウントされていないという悲劇の記録の持ち主でもある。

 何を隠そう、その選手とは、愛しのカントク?である長嶋茂雄の現役時代のオハナシなのだ。
 それは、なんとデビューしたS33年のこと。
 カープと対戦しているときにホームランを左中間スタンドに叩き込んだのに、ついウッカリ1塁ベースを踏み忘れるという、いかにも長嶋カントクらしいミスを、ホームインした後にカープにアピールされ、新しいボールを1塁に送球され、あえなくバッターアウトでホームランは取り消し。。
 結局、その年は、ホームラン王、新人王を取ったけど、打率.305 本塁打29本 37盗塁で、この記録を達成できなかったのだ。
 でも、長嶋カントクが37盗塁って意外でしょう?(実はホームスチールも結構チャレンジしている人なのです)

 ちなみに、オレはとってもマジメな人間です。(これも意外でしょう???)
10月13日
 最近風邪をひいている人が多いですね。
 オレのまわりにも結構風邪ひきサンがいて、今日も学校で講義をしていたら、カゼで辛いっていう学生がいた。
 隣の学生が、いろいろアドバイスをしているのを聞いていると、養命酒だとか、葛根湯(かっこんとう)だとか、ちょっと20歳前の女のコから出てくるフレーズとは思いにくい商品名が連発されているではないか。
 このアドバイスをしている学生は、ちょっとアムロっぽい感じのコだから、なおさら葛根湯が出てくるというギャップが面白かった。
 思わず、講義の手を休めて?、その話で脱線を開始したんだけど、いろいろ突っ込みを入れていると、ひょっとして何でも効くと思えば、良くなった気がするだけじゃないの?って言ってしまうようなシチュエーションになってしまった。(本人にズバリと言っちゃいました!)

 そのコがどうかはともかく、このように使用したということで効果を期待するあまりに、効果が出ているように錯覚することを、医薬品業界ではプラセボとかプラシーボ効果なんて言うらしい。

 実は、車業界でも、こうしたプラシーボ効果というのは、結構多くの人に如何なく?発揮されていて、面白かったのが、昔同じ店の同僚にオイル交換を依頼されていたにも関わらず、リフトを上げかけただけで急ぎの仕事が入ってしまい、作業をすることなく車を社員駐車場に戻したことがある。
 そして、オレは確か出張修理のために遠征したために、その日は深夜まで会社に帰れなかった。
 オイル交換を依頼した同僚は、オレがいなかったから、サービスマンにオイル交換していたかどうか聞いたらしい。
 サービスマンは、「新枝さんがリフトに上げていたから、多分やったんじゃないの」と答えたものの売上伝票も見当たらないので、同僚は翌日清算しようと思い、そのまま帰宅したようだ。
 翌朝、その同僚は「オーイ新枝、昨日オイル交換サンキュー、やっぱオイル交換をすると、何となくフィーリングがいいねぇ」と声をかけてきた。
 そこで、サービスマン数名に、「あれ?誰かオイル交換してくれた?」と聞くと、みんな一様に「あれ?新枝さんしたんじゃない?」と不思議な顔をしている。
 要するに、この同僚はプラシーボ効果にハマッて、やってもいないオイル交換で調子が良くなったと喜んでいたってワケです。
 人間、普段気にしているようで、実は大して気になっていないことは結構あって、事前に暗示を与えると、結構暗示に左右される判断をしてしまう典型例なんだけど、まあせっかく交換した部品や商品で良くなったと錯覚するのは、事実はともかく精神衛生上は良いことでもあるので、まったく罪の無い程度のプラシーボ効果だなと思うときは、一々お客さんに否定しないこともある。
 というワケで、良くなったというレポートを教えていただくときに、オレが何も語らずにニヤニヤしていたら、ひょっとしたらプラシーボなのかもと疑ってみるのも良いかも知れませんよ。(アヤシイと思ったら、質問してくださいね・・・・正直に回答しますから)

 ちなみに、この同僚にはオイル交換をしていないことは、ちゃんと伝えました。
 以上、”やらず、ぼったくり”はしない新枝でした。
10月14日&15日
 出張取付や遠方からの来客&作業がわりと続いた土日だけど、今回は結構平穏な2日間でした。
 あの、突っ込みの横綱のTさんが遊びに来たくらいで、残りの時間はHPの更新作業と、その合間を見ながら、しばらく前のTVドラマ「踊る大捜査線」を見ていた。
 これは、再放送を見たというのではなくて、ビデオに全話収録してあるのをQちゃん(と言っても高橋尚子選手ではない)に貸してもらったものだ。
 これまでQちゃんのオススメと言えば、「王様のレストラン」、「神様もう少しだけ」、映画の「スペーストラベラーズ」など幾つも貸してもらったり、見に行ったりしているけど、個人的には、そのオススメで外れたことが無いという的中率の高いことで、オレには評価が高いのだ。
 踊る大捜査線も、オンタイムの時から、その時のクール1番のオススメだと言われていたのを、ゼンゼン見ていなかったんだけど、2週間ばかり前に貸してくれて、ついに土曜の夜から見ることになった。
 ビデオで見るときの一番のメリットと言えば、ハマると徹底的なオレにピッタリのノリがよければ連続で見れるということだ。
 最初は土曜の夜に1話だけみようかな?と思ったのに、既に6話まで見てしまった。。。。。。
 あと2日もあれば、最後まで見るのは間違いなく、その時に目にクマでも作っていたら、踊る大捜査線が犯人だと思ってください。
 
 ところで、さっき紹介したいくつかのドラマや映画だけど、よーく考えてみるとかなり傾向が似ていることに気づいた。
 まあ、神様もう少しだけはちょっと毛色が違うにしても、その他は、シリアスとコミカルのコーディネーションに微妙なバランスが冴えている作品のような気がする。
 しかも、主人公や主要のキャストだけを追っかけているとダメで、登場してくるちょっとした小道具を、よーく観察すると笑えることがとても多いのだ。
 要するに、人生の機微を含めて、いろいろなものを表現しているにもかかわらず、疲れさせないためのエンターテイメントという面にとっても配慮しているので、頭を使った後や、新しいアイデアが浮ばずに、煮詰まっている人にはオススメかも知れませんよ。
 
 踊る大捜査線に戻ると、刑事モノとしては初めて?役所としての側面をかなり深く表現し、結構皮肉っている部分(本店、支店の葛藤だけでなく)もあって、そういう意味ではスポコン的な刑事モノとかなり毛色が違って面白いので、もし見ていない方は、是非再放送をお見逃し無く。

 ところで、ユースケ・サンタマリア扮する警部補が昇進試験のために必死こいて勉強している姿が何度も登場するんだけど、オレの記憶では、昇進のための試験があるのは、巡査部長と警部補への登用試験だけで、それ以上の階級になるのは、人事考課による推薦だったような気がするんだけど、誰か業界関係者の方、差し支え無ければ教えてください。

 よし!第7話へGO!!
10月16日
 踊る大捜査線のおかげでゲッソリモードです。
 え?何話まで見たかって??
 へへ、最後まで見ちゃいました。。。。。(ホンマにアホなヤツでしょ)
 歳末スペシャル版も見たかったんだけど、ミトコンドリアよりも小さい理性?でグッとこらえたので、歳末スペシャルは今夜の楽しみです。

 ところで、今日はメルマガ臨時増刊の発行日なので、多分問合せが多くなるだろうと思っていたら、予想通り、いろいろ問合せがあったので、せっせとお返事を書いた。
 その中で、Sさんという方から、日誌のことなどがとても面白いとお褒めの言葉をいただいた。(思わずしっぽを振りたいくらいだ)
 直接商品を注文しても良かったけど、ちょっとお話をしてみたいのでメールを送ったということのようなので、”おだて”に弱いオレは、頑張って返事を書いたんだけど、さすがに「構いませんから、どうぞ話にお越しください」とは書けなかったんだけど、返事が面白かったなら、遠慮なくお越しください。(Sさんがどこに住んでいるか聞いてないけど・・・・)

{今日のおかいもの}
 前に、靴購入事件で店員を唖然とさせたことを書いたような記憶があるんだけど(ホンマに書いたかな?)、今日、かなり久々にスーツを買いに行った。
 この業務日誌を途中から読まれている方に説明すると、オレはこっちが本業なんだけど、4月から専門学校2校で非常勤講師として、少し学生に講義をしている。
 まあ、大概の人にこのことを話すと、10人中12人までは、異様に驚かれるのだ。
 世間の認識として、カー用品屋と学校の講師というのは、よほど結びつかないらしく、ある時に美容などの会社の企画室長に引き合わされたときも、最後にカー用品が本業ですといっても、よほどつながらないキーワードだったのか「介護用品?」と2度も言い返されてしまったくらいだ。
 しかも、教えている内容がクルマのメカなんかじゃなく、会社の経営、お店の運営についてのことで、対象コースが海外バイヤー養成コースと雑貨の店員を養成するコースだから、なおさら驚かれる。(まあ、オレも自分でビックリしてるけど)

 ちょっと説明が長くなったけど、その講義の時は、一応スーツが原則なのだ。
 ホントは、もっとラクな格好にしたいんだけど、こればっかりはしょうがない。
 そのスーツなんだけど、夏前にふと眺めていると、な・な・なんとムシに喰われているではないか!?!?
 オレは18歳の頃からほとんど体型が変わっていないので、スーツも結構長持ちだったんだけど、ムシにゴチになられては、どうしようもない。
 夏は、上着なしで通したんだけど、いくら暑がりのオレでも、そろそろ回りから浮きかねないので、スーツを買いに行ったというしだいなのである。
 パラパラっと見て、3着ほど候補を挙げていたら店員が、それを横並びにして、アレコレ説明している。
 んで、「これとこれください」とサラッと言ったんだけど、まさかその中から2着買うとは思っていなかったらしく、立て板に水だった店員の話し方に一瞬スキマが生じてしまった。(ガハハ・・ビックリしたな店員さん!)
 ま、かなり安いスーツなので、悩むほどでもなかったんだけど、昔100万円でパソコンを買うことになったときにも同じノリだった。(考えなしというワケではありませんので念のため)
 でも、当時のパソコンは、組合せにかなり制約も多かったので、当時詳しかったお客さんにそのことを話したら「組み合わせ可能な商品ばかりで良かったね、ホンマに悪運強いわ」と言われてしまった。。。(何せカタログで適当にみつくろって発注したので・・・)

 これを別の人に言わせれば、「目をつぶって交差点に駆け込むような」アホな行為らしい。(我ながら同感!)
10月17日
 メルマガを読んだ方がHPをご覧になったとき、当然、人それぞれの感想を持たれていると思うけど、オレの仕事や車に対しての考え方など、姿勢や人柄が良くわかって、とても興味深く楽しめたと、メールをいただくことが時々ある。
 その度に、オレはこの日誌での脱線ぶりを思い出し、一人勝手に赤面するんだけど、ちょっと過大評価されているのではないだろうか?と心配になることもあるのだ。(ガッカリされたくないですからね)
 ま、その過大なお褒め言葉の中で、無理して売るためのトークを使わないところが安心できると言われた(書かれた)ことがあるけど、確かにそれは当たっているかも。
 効率よく、ガンガン成績を伸ばすためには、こういうトークとテクニック(クロージングなんて呼び方をする業界もある)を駆使するなんて、オレはイヤだもんね。
 やっぱり、自然な雰囲気で、商品購入を判断してもらいたいというのは、オレの昔からのコンセプトで、”衝動買い”に追い込むやり方はスキじゃないのです。(昨日書いたように、自分では結構、ソッコーで買うんだけどね・・・・)

 今日は、スキー場の主が、山から下りてきた。
 別にスキー場のオーナーというワケじゃ無いんだけど、古くからのお客さんのF君で、これまた面白い奥さんと共に、遊びに来たのだ。
 彼とは、店員とお客さんという、ごく普通のシチュエーションから始まったんだけど、彼の仕事の関係で、オレは以前に書いた婚礼電化製品納入事件(アレ?書いたかな???)に勝るとも劣らないくらいビックリされる仕事をしたこともある。(これはいつか書きます)
 まあ、その彼と奥さんと”4時間バカ話バトルロイヤル?”を繰り広げたんだけど、その中で、彼が今家を建てている話になって、その設計図面を見せてくれたら、なんとプラネタリウムか自衛隊のレーダーサイトかと思うような独創的なデザインでビックリした。
 オレはキットみたいなのを買って、それで自分で建てているなんて聞いていたから、てっきりログハウス調のモノかと思っていたけど、とんでもなく想像力不足だった。。
 しかも、こういう独特の家というのは、他に建てる人が居ないと思ったら、これまた驚くことに、既に広島にも先駆者がいるんだそうだ。
 まあ、彼はかなり郊外(っていうかスキー場の近くだから、いわゆる田舎)に住んでいるから、完成したら遊びに行くのにとっても便利な気がする。
 何といっても、その町まで行けば、道行く人に「すんません、最近できたアヤシイ建物どっちです?」と聞けば、ゼッタイに地元の人はわかるに違いないから、まさに遊びに行くのに”ナビいらず”の家になること間違いなしだ。
 完成するのは楽しみだけど、戦争が勃発しないことだけは祈っておこう。。。(だって、レーダーサイトだと勘違いされて、ミサイル攻撃の標的になりかねないもんね)

{疑問氷解}
 先日の警部昇進試験の有無について、法律や公務員のいろいろに詳しいTさんから、情報を教えていただいて、制度的には試験も存在することがわかった。
 それどころか、品行方正ベテラン巡査へのご褒美と思われていた巡査長も、最近は昇任への妥当性を明示するために、一応試験が行われているらしく、問いかけ以上の回答が返ってきて、まさにココ(日誌のこと)は、オレのためのサーチエンジンとしても機能している。(ありがとうございます!
 イヤ、正確に言うとサーチエンジン以上だよね。
 だって、サーチエンジンでは、直接入力したキーワードだけで、それに関連する周辺のキーワードについては、ヒットしてくれないもんね。
 そういう意味では、AI機能付きサーチエンジンと考えても良さそうだ。
 いつも皆さん、情報提供ありがとうございます!
10月18日
 今日は徹頭徹尾マジメな車のお話でも書こうかと思っていたら、なんと昨日の”婚礼電化製品納入事件”って何ですか?という問合せが2件舞い込んできた。(こういう場合は問い合わせとは言わないか・・・・)
 オレは、このネタを最近書いたか話したような気がしたんだけど、来客時に話した可能性が高く、今日9〜10月分の日誌を、サラッとチェックしてみても見当たらないようなので、今日も脱線日誌として、これをお届けしようと思う。(ダブってたらごめんなさい)

{プロローグ}
 これまでの日誌を読んでいただいている方なら、オレの勤めていたディーラーが少しは世間一般のディーラーと違っているというのがおわかりいただける(実際は、オレ一人がディーラーのカラーから外れていただけという噂もあります)と思うけど、市販のカー用品は言うに及ばず、お客さんからの依頼で、ホームオーディオとかバイク用品とか、いろいろ販売することも多かった。
 オレも家のパソコンやAV(オーディオ・ビジュアルの略なので、ヘンな想像をしちゃダメですよ!?)などは、全てディーラーで仕入れて購入していた。
 そのことを知っている常連Kさんが「ちょっと聞いてみるんだけどね、これってここで買える?」って聞いてきた。
 その紙を見ると、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器などなど、いろいろな家電製品の品番などと金額が書いてあった。
 もちろん、”天下無敵の自動車ディーラー”だったから、そのリストのほとんどの商品は仕入可能だった。
 そこで、仕入可能なことと、金額を伝えると、「じゃあ、ココから上の商品を注文しておいて」とKさんが答えた。
 まあ、こういうことは、別に珍しくも何とも無いから、二つ返事で了解したんだけど、そのKさんが「注文に一つだけ条件と言うかお願いがある。」と言うのだ。
 よく聞いてみると、Kさんのお姉さんが結婚するときの電化製品らしく、新居に荷物を入れる日にあわせて、その新居まで届けてもらえないかということだった。
 その日までには、十分時間があったので、それも了承して商品を手配して、荷入れ当日。
 オレは目録を、当時の専務イエローデビルを珍しくおだてて筆で書いてもらい、寿マークのプレートを装着したトラックに荷物を積んで、オレの右腕Mと一緒に、これもお祝いカラーの赤色のツナギ(関係ないか?)に身をまとって、指定の場所に出かけた。
 すると、既に家具が搬入されている最中で、家具屋さんだけでなく親族一同がお揃いだった。
 オレは、祝辞を述べて、家具が搬入された後で、Mと親戚の方々と一緒になって電化製品を搬入し、オシゴト完了となったんだけど、改めてご挨拶をし、ご祝儀をいただきながら(家具屋さんってこういうオイシイ習慣があるんですね)、その時にKさんにクルマ屋だと紹介されたら、親族一同に”唖然”とされてしまったのだ。。(当たり前だな・・)
 これが、”婚礼電化製品納入事件”というヤツです。
 こんなディーラー他には無いでしょ!?

 ちなみに、賢明な読者である皆様であれば、ここで疑問に思うのが、石油運搬車の「危」マークのプレートと同じ位置に差し込んでいる「寿マーク」を装着しているトラックをどこで調達したかということだと思う。
 いくら何でも、こんな車、レンタカーでも扱ってないしね。
 じゃあ、家具屋さんから借りたのかというと、それはブッポンです。
 当時、オレはミニバイクレースを、職場の数人でやっていて、共同所有(登録名義上はオレの所有)の中古トラックを持っていたんだけど、実はそのトラックが家具屋さんに販売した新車のトラックの下取りだったのです。
 んで、査定0円だったのをいいことに、格安で(タダでくれなかった! ウチの会社はケチでんな)会社からもらっていたので、もともと寿輸送仕様だったってワケで、寿マークのプレートも捨てなかってシートの後に放り込んであったのを使ったってコトなのです!
 どうだ、さらにまいったでしょう?

 ん?ご祝儀は会社に納めたかって?
 いーえ、役得としてありがたくいただきました。
10月19日
 アブナイ アブナイ!
 またメーカーから商品が出荷されていなかったのだ。(ふぅ)
 なんだかイヤな予感がしたので、確認中に商品が届けられるすれ違いになる可能性は高かったんだけど、ダメ押しじゃなかった念のために確認してみたら、メーカーの手違いで出荷されていなかった。
 お届け日時指定の商品で、出荷日までに余裕があったから良かったようなものの、そうじゃなかったらお客さんに迷惑をかけることになるところだった。。。。。
 リストラクチャリングだか新しい効率的物流の創造だか知らないけど、とりあえずそんな大風呂敷はいいから、頼んだ商品くらいはキッチリ出荷して欲しいもんで、こういうメーカーの出荷ミスは、もう何度も日誌に登場しているから、皆さんもその現状に驚かれていると思う。
 ミスをするのが特定のメーカーとか卸業者なら、そこを外すとか、事前にクギを刺すとかいろいろな手があるんだけど、こういう問題が業界全体に蔓延しているから、モグラ叩きをやっているみたいだ。

 ところで、西武の松坂は、大変な騒ぎになっているけど、何も松坂だけに限った話じゃない気がする。
 というのも、単なる駐車禁止を摘発されただけなら前歴なしの人間だと、行政処分だからいいんだけど、松坂のように免停中に運転し、駐車禁止違反をおこない、さらに他人が出頭すると、もう立派な犯罪で、事件として立件されるのは間違いない。
 青キップで処理される違反と免停処分を含む違反は、免許の停止とか反則金が罰金になるという差しか無いように思う人も多いかも知れないけど、行政処分と犯罪との違いがあるので、厳密に言うと後者は前科があることになるのだ。(ほとんどの人は、そういう認識が無いはず)
 だから履歴書なんかでも、賞罰のところに「何年何月 道路交通法にて前科1犯って書かないといけない(そういう書き方ではありませんが)んだけど、さっき言ったように、みんなちょっとばかり年貢を納めたくらいの気分でいる。
 
 話は変わるけど、知人にサンダー君というのがいる。
 彼は今年携帯電話販売店に就職したんだけど、そこで契約する時に無職の人や学生の契約を取る際に、上司からマニュアルを渡されて、「勤務先には適当な名前の会社名を書き入れるように」と指導を受けていたらしい。
 ひょんなことから、その話をオレが聞いたんだけど、これはれっきとした犯罪なのだ。
 彼は上司から指導されてマニュアル(恐るべき”オモテ”マニュアルだなこりゃ)に基づいてやっているので、今までそれが犯罪になるってことなんか考えたことも無かったらしい。
 世の中恐ろしいことが渦巻いていると、改めて感心したんだけど、コレは店員が自分で書き入れたら「有印私文書偽造、同行使」で、そういうふうに書いてくださいとお客さんに指導すると「有印私文書偽造ほう助、同行使」になるような気がする。
 もちろん、店員にそう言われてありもしない会社をでっち上げて自分で書いたお客さんも犯罪者になるので、皆さんも万一何かでトラブルに巻き込まれたときのリスクも考えて、そういうことはやりましょうね。(イヤ、できることなら、やらないでください!)

 というワケで、まわりにはいろいろ犯罪が成立しそうなネタがゴロゴロしている今日この頃。。。
 皆さんも気をつけてください。
 ちなみに、さっきの犯罪だけど、詐欺罪も成立するのだろうか?(これは具体的被害が生じた場合かな?)
 またまたお願いですが、誰か知りませんか??
10月20日
 コケコッコーの声より早く起きて(なんと午前5時!)、まずは40キロ離れた都市まで遠征です。
 これは、朝出かける人のクルマの板金修理の見積もりをするために、実車の確認と写真撮影をするために、その朝のお出かけ前に到着しないといけないからで、スキーに行くとき以外には、滅多に無いこんな起床時間のおかげで、結局3時間くらいしか眠れなかった。
 眠い眠いと世の中を呪いながら?目的地に到着し、無事撮影も完了。
 帰りがけの駄賃じゃないけど、もう1台「ヒマなときにでも見積もりしておいて」と頼まれている同じく板金のクルマを広島市内への帰りがけに撮影して帰宅した。
 そこで、懐かしい光景というとみなさんに怒られそうなんだけど、広島市内に帰るのが、ちょうど朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、久しぶりの通勤ラッシュの渋滞というモノを経験してしまったのだ。
 考えてみれば、こういう経験をすることが無くなったことだけは、独立後のシアワセだけど、久々には良い刺激でした。(やっぱ毎日は結構です)
 その後来客、専門学校へ講義、出荷、打ち合わせ等など、まだまだヒマなオレの日常としては3日分くらい働いた1日で、ようやく帰ってきました。(午後11時前)
 お客さんのスケジュール変更もあって、明日の仕事を今日に繰り上げたので忙しかったというのもあるんだけど、おかげで明日の午前中はオフ!
 よーし、昨日の分まで仇をとって、ゆっくり寝させていただきますのだ。。。。。

 ところでコケコッコーの1番鳥って、何時ごろに鳴くのでしょうか??
10月21日 あと4勝!
 久しぶりの野球観戦にウキウキです。
 そして、あのボールガールにも1ヶ月ぶりのご対面でした。
 オレは、今日の仕事のスケジュールを考えるときに、午後を空けれるように考えていたんだけど、なんとナイターだったんですね。(巨人の日本シリーズは久々だったもので。。。。)
 おかげで、いろいろ作戦変更だったけど、やっぱり事前によく調べないといけないものだ。
 様々なというより日本テレビの勝手な理由(だと考えている)でナイターの多い巨人だから当然だと言える変則(ナイターのこと)なんだけど、もう一つの変則が例年と違った日程だったってことだ。
 今年のパターンで言うと、1,2戦がドームで土日、3〜5戦が福岡で火曜〜木曜、そして6,7戦が再び東京で土日なんだけど、今回は

土曜日 第1戦 東京ドーム
日曜日 第2戦 東京ドーム
月曜日 第3戦 福岡ドーム
火曜日 オフ
水曜日 オフ
木曜日 第4戦 福岡ドーム
金曜日 第5戦 福岡ドーム
土曜日 第6戦 東京ドーム
日曜日 第7戦 東京ドーム

 これって何かヘンじゃない?って普通なら感じる日程のはず。
 東京と福岡を移動するのに移動日を設けずに、移動の無い3戦と4戦との間にオフが2日間あるというのは、普通の感覚でいうとおかしな日程の組み方だ。
 これの理由は、オフの2日間に福岡ドームが使用できないためなのです。
 なぜかというと、医学系の学会に福岡ドームを押さえられていて、その日に使用できなかったというもので、口の悪い人は、ダイエーは自分のチームが優勝するとは思っていなかったに違いないなんて、マヌケ呼ばわりしているみたいだ。
 確かにそれだったら爆笑モノなんだけど、噂によるとその学会は、3年近く前からドームを押さえていて、交渉してみたけど日程の変更に応じてくれなかったためというのが、今回の変則日程になった理由らしい。
 それはともかく、とりあえず今日の結果で第5戦までは試合があることになったので、オレとしては1ゲーム楽しみが増えた。(スンゴイ負け惜しみ!?)
 ま、とりあえず、日本一まであと4つです!!??

 ところで、一昨日の詐欺罪として成立するかどうかという話だけど、直接的因果関係で被害を届け出なければ、わりと立証しにくいのではないかということのようで、単に勤務先を偽るだけで、それによる直接被害が無い限りは、成立しないかも知れないということです。
 確かに履歴書にウソを書いても、アレって処罰の対象にならないのを知ってました?(これも直接的な被害が生じないためで、専門職などの必須の資格などを偽ると、ちょっと違うと思うけど・・・)
 でも、みなさん、やっちゃダメですよ!?
10月22日 今日も、あと4勝
 昨日と同じパターンでやられてしまいました。。。。(あ・明日こそは)

 ところで、一昨日の日誌で板金のことを触れたのを見られて、「へ?板金もやっているの?」というご質問をいただいた。
 モチロン自分で作業をやっているワケではないのだけど(当たり前ですね、オレが作業していたほうが、皆さんも心配ですよね?)、ボディケアのエリアは、板金とボディ表面処理を最初から組み合わせるつもりだったので、当然そういう取扱をしているのです。
 んじゃ、何でHPに掲載していないかと言うと、まだ企画モノとしてのコンテンツをまとめていないからという実にカンタンな理由があるだけで実際には取扱はしているのです。
 さっき書いたようにモチロン外注なんだけど、当然のように取引業者は吟味していて、コストパフォーマンスはシッカリした作業を提供しています。(要するに、キレイな仕上がりだけど、やたらめったら料金が高いとか、安いけどズタボロな仕上がりじゃなく、十分な仕上がりで割安です!)
 依頼業者は、ディーラー時代から付き合いのある業者の中で、一番そういうコンセプトに合っている業者で、これまた付き合いが長いのです。

 オレがディーラーでカー用品担当だったのは、HPの「トワイライトの紹介」でも触れているんだけど、オレはそこで担当部門だけをやっていたワケではなくて、板金についても、お客さんからいろいろ相談を受けていた。
 そして、オレと相談する人の傾向の1つとして、「転んでも、タダでは起きない。 七転び八起き作戦!」というのがある。
 それは、自損、補修、事故などで板金修理をするときに、どうせ部品を注文するなら、低グレードの車を、ちょっと上のグレードのようにしてしまえ!というおきて破りの仕様変更やマイナーチェンジ後の仕様に変更するなんて相談にも応じたりすることがよくあったのだ。
 もちろん、その差額はいただくんだけど、事故などの出費をうまく利用して、少ない追加料金でそうした作戦を実行することで、本来後ろ向きな出費のハズの板金修理さえも、カスタマイズのステップとして利用してしまおうという、まさに転んでもタダでは起きない作戦で、事故の修理から帰ってきたら、フロントだけマイナーチェンジ後になっていたり、異形ヘッドランプが角型4灯のホットモデルのフェイスに変わっていたりなんていうクルマが結構あった。
 当然、それが違法だったり、構造上無理だったりする場合はできないけど、意外とそういう遊び方はできるものなのです。
 というワケで、補修、事故、その他でご相談があれば遠慮なくご相談下さい。
 何なら、ボンネットに「ひょっとこ」の絵でも書きましょうか?(これは未経験だ)
10月23日 あと、たったの3勝!?
 夕方まではいろいろなところを回って、雑用をすませた。
 夕方からは、とある用事で出かけたんだけど、これが”大ドンデン返し”で、かけた時間がぜ〜んぶフイになってしまった。
 これは仕事とは関係なかったんだけど、実は9月に似たようなことが仕事でもあって(カー用品の仕事ではないんだけど)、その時も事前に費やしたエネルギーが、いともアッサリフイになってしまった。(なんでやねん!?)
 この2つには共通点があって、フイになった理由も表面的なものは違うけど、潜在的なモノが同じだ。
 残念ながら、ここには書けないことなんだけど、いつかきっと、こういうモノを分析して本でも出したいというのが、オレの正直な気持ちなのだ。
 そのときには、ナニワの金融道を書いた青木サンのような視点で書くこと間違いナシなので、お楽しみに!(なーんて、こんなことで本なんか出せないか・・・・でも、爆笑なんだけどな)
10月24日
昨日のショックから少し立ち直っておおむね24時間過ぎた。
 気分を変えるにはもってこいだとばかりに、気合い入れて腹筋をやったら、今のオレの限界が見えてしまった。。。。。(高校のときは100回って楽勝だったのにな)
 明日の筋肉痛が楽しみです。。。(オレは、まだ翌日にちゃんと筋肉痛になるんですってば!)

 ところで、覆面パトカーの見分け方について質問があった。
 これについては、オレもそんなに詳しいわけではない。
 よく88ナンバーだろって言われているけど、改造の度合いだけでなく、県の陸運支局の解釈によって、それが88ナンバーになるか通常のナンバーになるか微妙に違っている。
 さらに、ここ数年の規制緩和とやらで、本来構造変更(ここでは88ナンバーになること)に該当する改造だったのに、それが不要になったというケースもあって、最近は通常のナンバーのクルマが比較的多い。
 ただし、一般的に覆面パトカーと呼ばれていても、実は格に違いがあって、交通取締りを目的にしたりする、多くの人がイメージしている覆面パトカーだけでなく、最近やたらとテレビの特番で有名になっている機動捜査隊(略名きそうたい)の捜査車両もあり、さらには純粋な社用車みたいなクルマまである。
 それを、交通取締用の覆面と同じに扱うと話はややこしくなるので注意が必要なのです。
 交通取締用の覆面は、当然のように速度測定器などを備えていて、機動捜査隊のクルマにはそれがない(はず)、そして両者には無線用のアンテナが原則として装備されているけど、一般の捜査のときに使う、いわゆる社用車には、それさえも無いケースもある。(もっと言うと、車両不足でレンタカーを借り上げているケースもあるのだ)
 
 あれ?ちょっと脱線したな。。。
 ナンバー以外でも、フェンダーミラーだとか、回転灯が収納できる構造とか、無線用アンテナとかいろいろ言われているけど、単に警察で使用しているパンダカラーのクルマ以外を一緒に考えてしまうと、全く参考にならないのが現状です。
 ま、皆さんは犯罪捜査のために捜査員の足として活躍している社用車には関心はないだろうから、交通パトカーという意味では、アンテナ(電話タイプだけとは限らない)、2人乗りというのは基本原則かも。
 ところで、そういうシッカリ?した交通覆面パトカーなどの装備で、あまり知られていないものがあるのを皆さんはご存知だろうか?
 それは、逃走犯をやっつけるスカッドミサイル(例えが古すぎました)なんかが装備されているワケではない。
 もう関係者も困らないだろうから書いちゃうけど、オレのいたディーラーには近くに警察署に勤務するお客さんがいて、そのクルマを修理に持ってくる度に、送り迎えとしてパトカーがついてきていた。(厳密に言えば公私混同ってパターンです)

 んで、そのパトカーをお客様駐車場に止めればいいのに、整備工場の前に止めて、店内に入って行くことがよくあった。
 さすがに、一緒にパトカーでついてきていた、若そうな警官はパトカーのところで待機していることが多かったんだけど、稀に一緒に店内に入っていることがあった。
 その光景をみて、オレは後輩であり右腕のMと、「あのパトカージャマだったからどけておきました」なんて、移動させて警察官に申告したら面白いだろうな、なんて話していた。
 そう、知らない人にはエンジンがかけれない、一般のエンジン始動とは違う手順があるのです。
 あわててディーラー関係者に電話して聞こうと思っている、そこのアナタ! ウチでも知っていたのはオレたち2人だけだから、みんなが知っているワケではないのです。
 パトカーの整備は、特定のところにしか入らないしね。
 だからこそ、サラッと移動すればビックリするに違いないって話していたのだ。
 え?どうやるのかって? そりゃ犯罪を誘発しちゃいけないから教えることはできませんよ。
10月25日
 今日、東京都がディーゼル車の排気ガスを測定し不合格車両は、改善命令を出すための街頭検問を実施した。
 最近、何かにつけアクティブな活動を繰り広げている東京都だけど、ついにディーゼルの煤煙にまでメスが入ったってワケです。

 これは、スモークテストと言って、排ガスの中のススがどの程度の割合で含まれているか検査するもので、一般に車検と言われている継続検査でも実施している。
 ところが、これほどいい加減な検査項目は珍しく、ほとんどの場合は検査員の目視によるテストで、それでやばそうなクルマの場合にテスターを使うことになる。
 そうなると、陸運支局に持込の検査ならともかく、民間車検工場の場合、厳密に検査できているかというと、やっているところもあるけど、野放し状態で、これで検査したの?って思うような煙を上げながら車検工場から納車している姿もよく見かけることがあった。
 なぜそうなるかというと、エアクリーナーの交換程度で改善すればいいんだけど、噴射タイミングなんかの話になると、タイミングを調整するのもめんどくさいし、それなりの工賃を請求すると、お客さんから反発が出たりするので、ここは客商売だから穏便に!?なんて、政治的判断?が下されて、そのまま車検から帰ってくるなんてことがあるのだ。
 だから、今回のように街頭で取り締まり検問などをやると、結構車検直後の車も不合格になる可能性があるから、ひょっとすると東京では、ちょっとした騒ぎになるかもしれない。

 しっかし、東京都はマジで最近、行動的ですね。
10月26日  ウキウキウキウキ
どうせジャイアンツのことなんだろ?ウキウキって思われている皆さん!
 半分当たりです!(恐れ入りました・・・)
 おかげ様で2勝2敗の振り出しまで戻すことができました。
 しかも、オレの好きな斎藤で勝てたのがウレシイ限りです。

 んで、もう一つのウキウキは何だよ?って。
 ムフフフ・・・・これこそウキウキ、ヤッホーの話しなのだ。
 え?女のコに告白されたのかって?
 それでもウレシイけど、それとは違ってとっても狭き門の第1関門をくぐることに成功したのだ。
 これは国家試験でもなく(いや、国家試験よりくぐり抜け難いと思う)、女のコ関係でもない。
 かなり、この日誌に関係することです。

 スンマセン・スンマセン。
 まだ最終関門を通過していないので、何とも言えないんだけど、もし”世に問う”ことになったら、もちろんHPでも発表しますから、皆さん鼻の下じゃなかった首を長くして楽しみに待ってください。
 ここで、少し事情を知っている人限定で、個別のヒントを差し上げます。(まだ、オレの全貌をご理解ない方お許しください!)

{さて、ヒントです}
 *世に問う。
 *車屋平八郎。
 *もし実現したら5,000円でも買うよ(これはUさん限定ヒントというかUさんの発言)。
 *オレの最初のビジョンの1つ。

 条件交渉で行き詰まってオシャカになると恥ずかしいので、これくらいにしておきます。(でも、うまくいったら”サイン入り@”でも扱おうかな??)
 
 ところで、今日は例のひょっとこマークのヘルメットの主が遊びに現れた。
 何でも、岡山在住のひょっとこの主は、広島へ年末まで仕事で赴任しているらしく、奥さんを連れて広島に来ている。
 そして、ひょっとこ氏は(ゴメンTクンでした)、あのひょっとこマーク入りのヘルメットが唯一写っている写真をちゃーんと持ってきてくれた。
 写真に写っているTクンも、ちょっと懐かしいくらい若い顔なんだけど、ひょっとこのヘルメットがとても懐かしかった。
 ホントは、ここに、そのひょっとこマーク入りヘルメットの画像を掲示したかったんだけど、あまりにも小さかったので残念ながら断念です。(今日、唯一の残念ネタです)
10月27日 マジック1
 今朝は早起きして、イキナリ気合いを入れながら、体のウォームアップをするべくウエイトトレーニングを始めた。
 先日、オレの腹筋の限界を知ったと書いたけど、あれから数日たっても筋肉痛が無いというのは、最近少しだけトレーニングをしている成果なのかも知れない。(おっしゃ!まだ若い)

 「何を浮かれているのかしらないけど、昨日のヒントじゃわからんわい!」という方数名からメールをいただいたんだけど、ゴメンなさい、もうちょっと待ってください。
 場合によっては、来月中に、何がウキウキだったのか白状しますから。。。。(そして、その理由は、今朝から元気な理由でもあるのだ)
 今日は午後から専門学校に講義に行く日だったんだけど、行ってみるとハロウィン・パーティーの準備で、先生も学生も”てんわやんや”で、カボチャも作り物がアチコチにゴロゴロしている。
 その賑やかなななかで教務室で本を読んでいたら、見知らぬ学生が入ってきて、あたりを見回している。
 「どうしたの?」って聞くと、パーティーの準備をしていてガムテープが必要なんだという。
 教務室には誰もいないから、その学生2人と一緒に教務室のガサ入れをして、ガムテープを発見した。
 そこで、ちょっと学生が躊躇していたから「かまわないから使っちゃえよ!」って言ったら、「じゃ、叱られたときには非常勤の先生に使っていいと言われたって言っちゃおう」なんてニヤニヤしている。
 まあ、好きに言えばいいよなんて、オレ名前を知られてないのをいいことに、オレも調子のいいことをいいながら、その肝心のハロウィン・パーティーの日程を、その学生に聞いてみた。
 来週月曜日にあるらしいけど、みんなワイワイ言いながら準備しているから、「そうか、楽しそうだなぁ・・」なんてニヤニヤしながら言うと、その学生「うそぉー、先生本気でそう思ってないでしょ」だって。(ば・ばれてる・・・・・)

 ところで、ウキウキで浮かれつつも好事魔多しと言われているように、今日の専門学校での講義で恥ずかしいことをしてしまった。
 え?また講義すっぽかしたの?なんて言わないでください。(あれは、やむを得ない不可抗力のつもりですから・・・)
 実は、今日使った資料というのは昨日の夜、例のウキウキで有頂天モードのさなかに作成したんだけど、数字に間違いが何ヶ所もあった。
 校外での授業の説明書では、集合時間が午前3時になっていて、ご丁寧に”決して遅れないように”なんて書いておいたのを学生が「これって先生、マジ本気で集合させる気?」笑いながら指摘した。
 もちろん午後3時の間違いなんだけど、午前3時だと、オレが必ず遅れたであろうことは容易に想像できる。(自分で遅れてりゃ世話ないわな)
 その他2ヶ所もミスがあったので、しょうがないから、「昨日有頂天になっていたので、こういうボロボロな資料になった」ことを学生に白状しました。(というワケで、今日の学校の学生限定で、事の真相を教えちゃいました)
 どうです皆さん! オレの秘密を探るために、専門学校に入学されては?(年齢制限なし、ほとんどが18〜20才の女のコですよ!)

{Gショック}
 まさかまさかの3連勝!
 日曜の夜には、お先真っ暗になっていたのに、やってくれますね長嶋さん。
 これで勢いついて、日本一と思うのは、単なるアホなファン心理だけだろうか?
 ところで、よく考えてみると今回の日本シリーズは、これまで全て敵地で勝利というパターンだ。
 と、いうことは、あと2試合は東京ドームだから、ま・まさか逆転負けでダイエー日本一というんじゃないだろうな!?
 チョッピリ不安になってきた。

{今日のお仕事}
 受注生産のフルバケット・シート等を手配したり、今後の更新のための資料の手配など、午前中バッチリ仕事をしたんだけど、「またバケットシートだなんていいながら、この前みたいにチャイルドシートじゃないだろうな?」なんてメールを警戒し、先手を打ってここで説明しておくと、前回と違って、今回はちゃーんとオトナ用のシート(BRIDE)ですよ!
 なに?オトナ用のスポーツシートも扱いがあるのか?とお思いの皆様!
 モチロンです。
 これまで、皆さんに買っていただいた商品の約半分は、HPに掲載していないモノなのです。
 ま、そういうデータは裏を返すと、取扱商品全てを掲載していないオレの企業努力の不足ということになるので、このネタはここらへんで止めとこう。。(くわばらくわばら・・・・)
 さてと、立場がヤバくならないうちに、更新の準備をはじめようっと!
10月28日
 ははは・・・・えかったえかった!なんてアラレちゃんの博士(古い?)みたいな言葉が思わず口をついて出てきた。
 なにせ、昨日も書いたように敵地でしかお互い勝っていないから、今日どころか明日も負けるんじゃないかと思って、ノミの心臓であるオレは非常に心配していた。
 MVPは松井になったけど、ベテランキャッチャー村田真一の貢献度ってホントに凄かったから、せめてMVP次点というタイトルでもあげたいくらいだ。
 今年の後半からなんだけど、とても2割バッターとは思えないバッティングだし、リードも円熟味の頂点だもんね。(巨人の場合、実はリードにいろいろ制約もあるのです)
 それに優秀選手にも選ばれていないけど、今年の清原は、ホントに頭が下がる。
 とくに秋口からは、全てチーム優先で行動しているんだもんね。(やっぱり地獄を味わった男は一味違う!)

 というワケで、今日のお仕事は、スッカリ忘れているので、これだけでオシマイです。
 来年もガンバレ! オレも頑張ってトレーニングしよっと!
 え? オレはお呼びじゃない!?!?

 ところで恒例のビールかけだけど、日本一になったらビールじゃなくてスパークリングワインなんですね。(置いてあった少数派のシャンペンは飲みたかった。。。)
10月29日
 午前は日本一の報道に酔いしれて、午後からボチボチHPの更新とメルマガの原稿作りを始めた。
 幸か不幸か、メルマガを発行するようになって、あれほど20日間更新が無いと思えば週に3回も更新するなんてマチマチだった更新の間隔が、今のところメルマガの発行に合わせて、週に1回月曜日と定期的になったのは、少し喜ぶべきことかも知れない。
 ただしメルマガの発行間隔は、本来隔週で、これまでずっと臨時増刊を続けているために毎週発行していることになっているんだけど、やっぱ締め切りがあると、オレのような”トーフのような根性の持ち主”にはやっぱり便利だ!
 今回は価格を変更したところもあったりするため、広範囲に細かい手直しが必要だったから、結構時間がかかったんだけど、終わった後の映画を楽しみに、「馬にんじん」状態で、映画を想像しながら頑張ったのだ。

 ところが、更新分の作成が完了したのはいいけれど、個人的なメールが山のように届いていて、それと格闘するハメになって、終了したのは日付が変わった後でした!
 途中からマトリックスを日本語モードにして聞きながらメールを打ったんだけど、結局全く頭に残らずとなってしまった。。。。。
 
 明日、もう一度退治してやる!

 そういえば、ウチの弟には、おかしな習性があって、F1を見るときに寝たらいけないからというので、いつもビデオに録画している。
 そして、毎度決まりきったように、途中で寝てしまうんだ。
 まあ、そこまでは、寝てしまってもいいようにビデオも録画するんだから問題ないんだけど、翌日もう一度最初から見ている。
 これも、ある意味問題ないんだが、またしても途中で寝てしまう。
 そして、その翌日どこから見ると思いますか?
 最初からです。。。。。。。。そして、彼はまた途中で寝るのです。。(結果を知るのは、いつも3〜4日後!)

 わが愛すべき弟に乾杯!
10月30日
 今日、オレの教えている専門学校の行事でハロウィン・パーティと仮装行列があった。
 海外ではシャレにならない事件が続発する仮装行列だけど、日本では特にトラブルも少なく、その学校の行事は例年地元のテレビでも取り上げられている。
 オレは市内に出かけたものの、残念ながら時間帯が合わなくて遭遇できなかったけど、夜のニュースを見たらオレの担当している学生が大仏様のかぶりものをして行進しているのがバッチリ写しだされていた。
 他にもドラキュラなんかもいたけど、よくやるねーみんな・・・・ホンマに感心してしまう。
 オレの受け持ちは、幸か不幸か女子学生がほとんどだから、是非とも写真に残して、来るべき披露宴にでも公表して、宴席を爆笑の渦に巻き込むと面白かったんだけど、カメラは持っていってないわ、遭遇できなかったわで一生の不覚です。(よーし!来年は任せろ!?)

 ところで、帰ってからメールをチェックすると、いつもお付き合いのある整備工場から注文が入っていた。
 んで、在庫のある商品だったので、スグに近くの宅配便営業所に持っていったんだけど、その途中でオレはAさんに発見された。
 どうやらAさんも、仕事で同じように宅配便を持ち込みに行く途中だったらしく、一緒に歩きながらいろいろな話をしたんだけど、やはり盛り上がった話は、例の”ウキウキ”話だった。
 そのウキウキ話の戦略についてアレコレ話して、手伝ってもらうことについて、ちょっとだけお願いしたんだけど、やはりあのヒントじゃわからんというメールが、あの後からも届いている。
 突っ込みの横綱Tさんなんて、ヒントの(車屋平八郎、5,000でも買う、世に問う、オレの最初のビジョンのひとつ)なんかから、こういうふうに、就業時間中に悩んでくれたらしい。。

{Tさんの予想}
 遅れ馳せながら 新枝さんがウキウキしている理由、考えました。
 わからんわ。 誰?車屋ヘイハチローって? 車団吉なら知ってるけど。
 長い間 海外で暮らしていたボクには(←大ウソ! これはオレの注釈だけど) 日本の方の名前はよく わかりません。
 ただ、「5000円でも買う」というのは モノに違いない。 そして「オレの最初のビジョンのひとつ」となると これはきっと“バッティング・マシンの購入”ではないか!? と推測してみました。
 黒バットを振りまわしたい、でもバッティングセンターに行くには時間と金がかかる、そんな悩みを抱えていた新枝くんは 室内用の(もしくは小スペースでも対応可能な)マシンを購入したに違いない!!

 ここまではいいのだけど、「世に問う」とは?
 ちょっと見方を変えてみると、「近所に問う」。
 マシンの騒音が迷惑にならないか、打撃音がうるさくないか、を近所に問うわけネ。
 なるほど、心やさしい新枝君だね。 ウゥッ。。。今回もかなりムリがあったかぁ。

 だってさ!
 よーワケもわからんことばかり考えれるもんだ。 もし漫才業界にでも転職するときには、アナタと一緒にコンビを組ませてもらいまっさ。(そのときは、よろぴく!)
 5,000円でも買うというのは、オレの発言じゃなくてUさんの発言だと書いたはずだし、だいたい5,000円でバッティングマシンなんてあるワケないじゃん!
 フフフ悩みたまえTさん! そのほうが真剣に仕事しているのではないかと誤解され上司の評価も良くなるってもんだよ。。
 ちなみにAさんは全てをしっているので、お問合せはAさんへ!
 え?女のコだから教えたんじゃないだろうなって??
 いえ!私、公明正大に誓って?(表現がヘン)そんなことはありません。
10月31日 正解1名様
 今夜のTV番組「踊るさんま御殿」で、さんまがバイクのプラグコードの順番を変えてエンジンをかけると、バイクが後ろ向きに走り出したという経験談を話したら、ゲスト全員からウソだウソだと猛反対にあっていた。
 必死にさんまは、ホントだと説明していたけど、誰も信じていない。
 まあ、普通に考えれば、さんまがノリを良くするために、思いついたウソをしゃべりたおしているように思われていたけど、番組の最後でどっかの大学の教授のコメントとして、可能であるとのクレジットが入っていた。

 実は、そのとおりで、特に2サイクルエンジンの場合、回転方向の構造的制約が無いために、点火タイミングが狂っていて、セルモーターの回転のきっかけ次第では、逆回転を始めることがあるのだ。
 特に最近のバイクやクルマのように、自動制御による点火システムではなかったために、当然整備しないと狂ってしまうし、そういったことがきっかけになってしまうのです。
 これはなにもバイクに限った話ではなく、軽自動車復活の立役者であるアルトの初代モデル(もう20年前のこと)などでも、時々逆走事件が起こっていたのを覚えている。(モチロン当時は免許なんて持っていなかったけど)
 最初にセルモーターを回転させると、当然普通の回転方向に回ろうとするんだけど、エンジンが始動しなくて、再度セルモーターを回転させるときに、最初のエンジン始動時の回転が止まる直前だったりすると、その状況によってはエンジンに逆回転の力が発生し、それを契機としてエンジンが逆回転で始動してしまうことがあるのです。(事実は小説よりも奇なり!?)

 具体的に書いてもわかりにくいことなので、結果だけを書くと、実はクルマの修理にもこれを応用することがあって、オレもたまにそういう必殺技を使って、エンジンの調子を元に戻すことがあったんだけど、その作業を見ている人は、たいていビックリしていた。
 ま、基本的には、正統派の修理で対処するべきなんだけど、ケース・バイ・ケースでこんな作戦もあったというオハナシでした。

戻る