トワイライト業務日誌 2000年6月
6月1日
 ここのところ新製品デビューが多いので、ぐーたらなオレに珍しく?HPの改定作業に結構追われている。
 今日もB専門学校で1コマ教えて、いつものように学校の先生と昼食を済ましたら、まっすぐ帰宅、そしてサクサク出荷準備をする・・・・と言いたいところだけど、昨日発注していた商品が出荷されていなかった。
 こう言うときの顔文字はとても便利で(^^; と書けば、どれだけ冷や汗が噴出したかおわかりいただけると思う。
 講義前にメーカーのミスで出荷されていないことが発覚し、その対応をしても講義終了まで連絡が無かったので実に心配だった。(もちろん、連絡は携帯の留守電+メールを使います、決して授業中に電話に出るようなアウトロー講師ではありません。→あ・ありえるけど)
 昼食しながら確認作業を進め、ようやく午後3時にはなんとかトリプルアクセルなみの作戦を練って、当日入手できそうに無いのを、離れ業で商品を入手。
 これでようやく、お客さんには約束どおり出荷できる。(ホッ)
 というわけで、今日出荷をご連絡している方のどなたか(確率1/2です)、ご安心ください、商品は無事にこちらを出ております。

 特に顔が見えないだけでなく、今回の場合は先に振り込んでいただいている方だったので、お客さんとしても出荷の遅れは何かと不安になるはず。
 それを考えて、走り回ったけど、結果が伴ってよかった、よかった。
 ただし、いつでもこううまくいくとは限らないので、万一出荷遅延が発生した場合は、ご容赦くださいませ。(状況報告のご連絡はすると思いますので)
6月2日
 医者の不養生、クルマ屋の???。
 今日久しぶりに自分の車のスパークプラグを外してみた。
 まあ、磨耗限度と言うほどではないけどやや傷んでいたので、最近皆さんからご注文いただいているイリジウムプラグに交換してみることにした。
 いくら理論的によい事がわかっていても、良くなったというレポートをいただいても、できれば自分でも確認するべきだというのがポリシーでもあるので、勇気を出して!?交換することにした。
 
 交換してみると、皆さんからのレポートが納得できた。
 たしかにガツンとパワーの違いがあるわけじゃないけど、明らかに違いがある。
 こまかなフィーリングに気づく人であれば、多分この差はわかるように思う。
 個人的な印象で言うと、アイドリングが滑らかになって、低域のトルクが太くなって、ギクシャクしにくくなっている。
 オレは、今日のところは温間(エンジンが温まっている状態)でチェックしかしていないけど、多分十分に温まっていない状態だとさらに違いが出るのは間違いないところのような気がする。
 バイクに装着した人からのレポートだと、燃費面も10%以上向上したとのコメントをいただいたけど、こればかりは使用環境で結構変わるのでなんとも言えない。
 「違う気がするのは、気のせいだろ?、そうじゃなかったら今のプラグがよっぽどボロじゃねえの?」と思われる方がいても当然だと思うけど、これまでプラグを交換したときに、こういうはっきりした違いというのを経験したことは無いし、今BOSCHのブループラチナを使用していて、その前にも同じプラグを使っていたけど、新品に交換したときにもこういう違いではなかった。
 最初にノーマルプラグからNGKのプラチナへ変更したときにはチョッピリ感じ取れたフィーリングの向上だけど、ここまでの違いが無かったのは確かだと思う。
 これなら確かに、良くなったというレポートをいただくのも何かわかるような気がする。

 あ、でも誤解のないように申し上げておきますと、こういう感覚というのは人によっていろいろ違うので、鈍感敏感に関わらず、違いが生じたポイントをチェックしてなければやはり気づきにくいものですから、体感実験のために換えてみるというのはやめてくださいね。(個人的にはそういう実験も面白いとは思いますが・・・)
 まあ、「いろいろな話」に、プラグに関することを2つくらい掲載しているけど、それを読んでもらってプラグの交換時期に差し掛かったら、ついでにイリジウムも検討されてみることはオススメではあります。
6月3日
 同じ事は不思議と続くもの・・・
 確かそんなことはマーフィーのオッちゃんも言っていた。(マーフィーって男だよね?)
 昨日書いたイリジウムプラグも一時期続いて注文があったけど、ここ数日エンジン添加剤についての問合せや相談が不思議と続いている。
 今日もエンジン添加剤の処理をしたんだけど、この人もその添加剤のリピートユーザーだった。
 クルマを買い換えて慣らしも終了したので、かねてから計画中だったエンジン添加剤の処理をしたんだけど、この添加剤というカテゴリーの商品は、結構前回アレを使ってみたから今回はコレという買い方をする人が多い。
 しかし、匿名希望じゃないけど?ウチでのイチオシ商品は、オレのディーラー時代から扱っていた商品で、圧倒的にリピートユーザーが多いのは、当時から驚いていた。
 もちろん、オレが定着理論の勉強や各種の実験をやっていたからという部分を評価していただいている部分もあるんだろうけど、やはりお客さん自身も納得できる部分が無ければ、こういう傾向はあらわれにくい。
 テフロン系添加剤の功罪は「いろいろな話」で触れているので、興味のある方はそのページをご覧いただければいいのだけど、当然こういう商品にもピンキリがあって、さきほど書いたように定着までの問題をクリアするように考えていない商品は、なかなか効果が出てこない。
 何事でもそうだけど、そういったカタログなどでわからない部分が、一番重要なことはよくあるので、ウチで取り扱っているこの商品も、説明がどうしても長くなるのはしょうがないけど、その説明によって理解してもらえれば、アドバイスした意味があるというものです。
 そういえば、明日は終日外出するので、問合せをいただいても、回答は夜中もしくは翌朝になってしまいます。
 行動の途中には携帯さえも電源を入れられない場所もあるので、申し訳ないけど皆さんご理解ください。
6月4日
 最近岩国への出張頻度がなぜか高い。
 もちろん毎回理由があるんだけど、今回は事故車からのカー用品取り外し等の依頼だった。
 カー用品なんでも屋?のオレとしては、こういう依頼でも支障にならないことであれば応じているんだけど、実車を見ると、よく全治2ヶ月で済んだなという印象を持つような状態だった。
 クルマは斜めにせりあがっている石垣をよじ登りながら(クロカン車ではありません)さかさまになって止まったらしいけど、フロントだけではなく、ルーフなどもフロント部分は大きくつぶれていた。
 オーディオなんか、クラッシュパッド(ダッシュボード)がつぶれて変形しているので、構成部品を捻じ曲げながらスペースを確保して取り外した。
 ちょっと意外だったのが、マフラーをジャッキを使わずもぐりこむだけで取り外せたことで、こういうときにオレみたいなスリムな体型は作業がラクになる。
 
 それはともかく、今回のような車両の損傷状況の場合、搭乗者はもっとケガをしていてもおかしくなく、オレは今までにもっと凄惨な状況をたくさん見ている。
 割れたフロントガラスに毛髪がビッチリという程度は数限りなく見てきたし、歩行者をはねて死亡事故となったクルマを警察から持って帰ったこともある。
 こういうクルマの回送はみんな嫌がるし、たしかにボンネットなどの変形を見ると、被害者のことをいろいろ考えてしまう。
 でも、やはり一番作業としてキッツイのは、事故で搭乗者が大怪我して、車内に血しぶきが多量に散っている場合だ。
 血が気持ち悪いというような意味ではなく、事故から時間が経過すると、ニオイがスゴイのです。(出血量と経過時間によっては息ができません)
 あ、食事中の方ごめんなさいね!

 ま、こういう依頼もありなのですが、皆さんも十分注意してくださいね。

p.s.
 雨の予定が結局降らなかったのはありがたかったけど、真っ赤なツナギと先日触れた汗っかきということを、同行の車所有者の家族にチェックされてしまった。(この人も日誌を読んでいたので、ホントに汗っかきだーと言われてしまった。・・・・ホントでしょ!?)
6月5日
 超睡眠不足で起床!(と言いながら2度寝する)
 それはともかく、土日に依頼のあった注文や相談に対処していった。
 数日前に、とある問屋から取引の申し込みがあった。
 まあ、こういう内容は以前から少なからずあるけど、今回はもっと具体的で相互補完のできる内容だった。
 その問屋さんとは取引上のいろいろな項目をメールで何度かやり取りしていたけど、今日電話がかかってきた。
 話をしていて次第にわかってきたけど、相手の方はオレが昔在籍していたディーラーのチェンネルの担当もしていた人で、当時のチェンネルを統括していた本部スタッフの人たちとも親交があったらしい。
 オレも販売会社(ディーラー)に一員でいながら、そうした本部と企画などについての打ち合わせをよくやっていたので、懐かしさがこみ上げる。
 そうとなれば話はどんどん具体的に進むもので、当ショップを利用されている方へのメリットについて腹を割った相談ができるようになった。
 こことの取引の商品は、遠くないうちにHPに登場することになると思うけど、何でも売り込めばよいという風潮の中で、ちゃんとお客様へのメリットのある提案という商売の基本となるような考え方で相談できるのは、オレのような小売店としてもとてもありがたいことです。

 話は変わって、昨日事故車両から取り外しをしたのは書いたとおりだけど、その当事者からメールをもらった。
 なんとこの人病院からメールを送っているという豪快?な人で、お礼&これからのことや、買い換えるクルマの話にはじまってオーディオなどの質問まで盛りだくさんだった。
 まあ、病床にいながらお礼をされるのも悪い気はしないし、骨折やヒビがアチコチにあるというのに、次のクルマやオーディオのことを心配できるというのは、ある意味では安心できる状態だとも思えるので良かった。
 ここで、この人(Sクン)に一言!
 まあ、心配しなくても、クルマやカー用品の奥深い知識は、これからシッカリと伝授して差し上げますから、これからもじっくり相談してください。(ホントに理解したかどうか、いつかテストしちゃろ!?)
6月6日
 いろいろ書けそうで取り立てて書くことが無いという不思議な1日だ。
 HPの改定作業も手をつけながら、部分的に資料やデータが欠落していていくつかのページが中途半端で終わってしまったし、新しいカタログが入手できれば更新可能なページも、カタログ入手ができなかったために、これもアウト。
 こういう投打がかみ合わないような日もあるだろうから、あんまり意識してもしょうがないけど、まあこれが次へのステップになるから、そういう日だって、長い目で見れば意味があるに違いない。
 長い目と言えば、問い合わせがあってそれに答えても、全てが即注文をいただけるわけではない。
 しかし、忘れた頃になって、見覚えのあるお名前(以前問合せいただいた)のかたからご注文いただくと、やはり同じようにウレシサがこみ上げてきます。
 よく考えてみると、わりと多くご注文をいただくような時期というかタイミングでも、以前から相談していたケースが結構含まれている。
 これぞまさしく当ショップのコンセプトである「じっくり相談して、納得してからご購入いただける」というポイントなんだから、改めて結果が出ない間にやっていることの重要さを再認識してしまう。
6月7日
 クルマには時々不思議な症状を引き起こすことがある。
 特に、多少クルマのメカニズムを知ると、なおさら納得できないような症状も数多い。
 オレもディーラー勤務時に、ありとあらゆる不思議なトラブルに直面したし、なかなか原因が判明しない不具合をよく担当することがあった。
 実は、今おかしな症状のクルマがあって、様々なルートを通じて、そのヘンな症状の原因を絞り込んでいる最中なんです。
 このクルマは軽自動車のホットモデルで、ある一定条件での走行中に瞬間だけスピードメーターとタコメーターの表示が約半分になるというもので、2回症状が現れていて、どちらもほぼ同じ地点らしい。
 それだけでなく、どちらも夜間で、ある程度高速走行をした後で発生しているけど、症状が発生した時のほかの現象を見れば、あんまり関係無さそうだ。
 まあ、何だかんだで、ある程度のワクには絞ってきたんだけど、こういう不調って、実はマニュアルばかり参考にして整備するディーラーの一番苦手なことだったりする。
 というのも、マニュアルがあれば各部の作動確認は簡単だけど、それに頼るために、各部の連携なんかがわかりにくくなってしまい、一般的ではなくマニュアルにも載っていないようなトラブルだと、かえって判断が難しくなってしまう。
 昔の人はよく言ったもので、これを「木を見て森を見ない」という言葉を当てはめてもいいんじゃないかと思う。
 ちなみに、オレ自身はこういうトラブルに対処できるためには、頭の中に各部がどのように作動して、どう影響を与えているか、一連の流れにしてイメージできる想像力が不可欠だと思っている。
 実は、オレの弟も自動車業界で整備をしているけど、そういうアドバイスが良かったのかどうか知らないけど、難しい修理を担当するスペシャリストとして活躍している。
 やはり、想像力ですよ、想像力。(オレのは妄想だという噂もありますが・・・・)
 ゼッタイ直すぞ!このクルマ。
6月8日
 やっとアルパインのナビを更新できましたので、みなさん読んでください。
 ところで今日は、B専門学校での講義だったけど、レポートを書いてもらいながら、その指導もしていた。
 今までは、学生全体に話をするのが中心だったけど、こうして個別に話し合うと学生それぞれの特徴なども良くわかるし、おかげで?やっと顔と名前がほぼ一致するようになった。
 やっぱり、何でもそうだけど、覚える時にはチェックポイントや特徴が多ければ多いほど、実は覚えやすいのではないかという気がする。(シンプルな丸暗記のような記憶はできないオレですから)
6月9日
 既にウレシイ年齢を越えているので、喜ぶこともない?誕生日。
 G専門学校での講義を終えてから、いろいろな業種の人たちと集まりに参加させてもらった。
 これは異業種交流会というような堅苦しいものではなかったけど、誕生日に自腹で宴会?に行ったのは生まれて初めてだ。
 幹事の方が厳選?した、いろいろな業界のえり抜きの人ばかりだったから、話しながらも相当刺激を受けることが多かった。(オレのような控えめ??な人間は、こういうときには結構かすむかも知れない・・・)
 まあ、それはともかく、オレが参加する宴会の傾向で、参加メンバーの中で話し足らない人たちに次の店に連れて行かれて、結局帰るのが最後になってしまったけど、オレの昔の同僚がこういう姿を見たら驚くに違いない。
 何しろ、サラリーマン時代は宴会さえも結構すっぽかすことが多かったから、宴会とか酒がキライじゃないか?という噂が広まっていたから、ゼッタイ信じられないと思う。(これがオレの2面性です・・・)
 誕生日としては、数人からメールをもらったりカードを送ってもらった。(グリーティングカードは、シッカリと保存)
 まあ、今日最高にうれしかったのは、帰宅後の長電話かな??
6月10日&11日
 このショップをオープンさせてから、特に意識しているわけではないけど、ついに今日ご注文いただいたことで、大きく分けたエリア別でいうと、未だご注文をいただいていないエリアが、残り1つになった。
 場所は北陸です!(北陸方面の方、よろしくお願いします!?)

 以前、ディーラー勤務時代に、カー用品を買いに来られる範囲が異常に広かったというのは、過去の日誌に書いたとおりだけど、さすがに北海道や東北地方から注文は無かったので、こういう形態による商圏の広さを実感してしまう。
 ただし、どこでも条件が一緒かというとそうでもなく、広島を中心(というか本州で考えれば)とすれば北海道・沖縄などは負担していただく送料や発送に必要な所要時間が長くなり、まだまだ改善の余地があると思う。
 所要時間については自分ではどうしようもないけど、負担していただく料金などについては、これからオレの努力次第だと思うので、みなさんも長い目で見ておいてください。(なんだか期限と具体的な削減額を書かないのがいいわけじみているけど・・・・)

 いいわけで思い出したけど、誕生日に参加した異業種交流会?の最中に携帯にメールが届いた。
 とりたてて急ぎの内容ではなかったけど、返信して内容に「もうすぐ帰るので、詳しくはその後に」と書いておいた。
 ところが、日誌を見れば一目瞭然だけど、実際にはその方々と話が盛り上がったままで、帰るという雰囲気がないままだった。
 結局12時近くになって、ようやく帰ることになって、放送関係のディレクターの方は再び放送局へ(ご苦労様です)、周辺都市の市役所の広報関係の方は電車の最終便で、オレはもう一人の方に送ってもらうことになった。
 その車内で、今から帰るからとメールの送り主にもう一度メールしたら、その後でメールが着信。
 「さっきから、もうすぐばっかだね。よくあるいいわけと同じだー。(^^)」だって。(ドキッ!・・・・そのとおりかも・・・でも単に遅くなっただけで誤魔化すいい訳ではないのにぃー・・・)
 ちなみに仕事の場合は、希望的観測による納期はご案内したしませんので、ご安心を!
6月12日
 祝!全エリア制覇!
 と、イキナリ翌日である今日に書きたいところだけど、世の中はそうカンタンにはいかないものである。(当たり前!)
 (このネタわからない方は、昨日の日誌をご覧ください)
 
 今日の出張修理はカーオーディオの故障のための取り外しだった。
 大した準備をしなくて約束の場所に到着し、作業を開始しようとしてシートに腰をおろして気づいたことが一つ。
 初めて分解するクルマの場合、普段は一応分解手順などを予習してから現地に赴くのに、今日に限ってそれをすっかり忘れていた。
 というわけで、おっかなビックリしながら、徐々に分解していく。
 最近の車は、メーカーの生産ラインでの組み立て性を考えて、組み立てとは逆の分解手順は、難しかったりわかりにくいクルマが結構ある。
 それはそれで、たまには刺激のある作業であるし、個人的には時間に余裕があって、失敗がリカバリーできる状況だったら、知らないクルマの各部をどういう構造だろうかと想像しながら1枚1枚はがしていくというのはとてもスキだ。(ヘンな意味ではありません念のため!)
 そして、失敗することも滅多に無いからそれはそれでOKなんだけど、やはりお客さんになるべく迷惑をかけないようにというので、予習できるクルマに関しては、事前に予習をしている。(ディーラー勤務時代は、そんなことはしなかった)
 ま、結局何の問題も無く(と言っても、分解する範囲は予想を越えて広範囲だったけど)作業は終了で、うまい具合に純正のオーディオを修理中のピンチヒッターに取付できる状況だったのでホッとした。
 そういうシステムをお持ちの方なら経験がある方もいらっしゃるだろうけど、なまじアンプなどが別についているシステムだと、本体というかワンボディが故障すると純正のオーディオをピンチヒッターにできない状況の場合が多い。
 しかも、今回の車は元々オレが取付をしていないので、そういう故障時の配慮まで配線を考えてあるかどうかわからなかったけど、幸なことに大丈夫だった。(と言っても、そういう配慮をした配線工事を行ってあったわけではないと思うけど)
 オレの行いが良かったからかな??(こういう書き方をすると、またメールで突っ込まれそうだけど・・・・)
6月13日 (素晴らしき仲間たち?)
 世の中には阿吽(あうん)の呼吸というものがある。(らしい・・・)
 オレは、そこまでの呼吸を感じるほどの人間ではないけど、この日誌での投げかけに仕事中にもかかわらず、”あうんの呼吸”で突っ込みを入れる知人が1名いるのだ。(もちろんOKなんだけどね)

 今日も、昨日書いた”行いが良かったに違いない”と発言したことについてのコトだけじゃなく、数日前までさかのぼって、誕生日に女と長電話しやがってとか、ホントにそれだけだったのかアヤシイぞとか、受信したメールを公表したいほどの突っ込みようだ。(いかん、公表したらオレのほうが恥ずかしいわい!)
 誰も女のコと長電話なんて書いていないのに、勝手に自分の願望で想像を逞しくするのが、このNさんの誰にも真似のできない素晴らしいところで、思わず表彰ついでに、ここで写真を公開したくなるほどである。(持ってないのが残念だー)

 ちなみにこのNさんは、これまでも名語録がいくつもあり、オレが専門学校の講師を依頼されて、一応スーツ姿で講義を行っていると聞き、「是非見てみたい、それがムリでも写真を1枚欲しい。 その写真はいつもスーツの内ポケットに入れておきたい。」という突っ込みがあった。
 なんだ、男の写真なんか欲しがりやがって!なんて思う間もなくちゃんと解説がついていて、「だって、辛いことがあったときに、その写真を見れば、必ずブッとふき出して元気になれそうだから。」だって!?(フン! どーせオレはそういうイメージですよ)
 今日は、どうやら昨日の夜の大宴会のおかげで二日酔いだったらしく、こんな突っ込みのメールを送った後で、応接室で休養に入ったらしい。(ZZZZZ・・・・・)。。。給料泥棒とはこのことだ。
 @島@*(会社の名前です)の社長サン、とんでもねえ社員がいますよ!
 メールいただければ所属と氏名を公表いたしますので、是非とも社長、お待ちしております。(待ち合わせは、どっかの高級料亭がいいですね!)

 ちなみにこのNさん、オレの作業中の赤いツナギ姿も想像できないらしい。(全くもって想像力貧困である!)
 二日酔いのメールの最後のセリフが、今度飲みに行くときには、スーツとツナギの格好を是非見たいということだそうだ。(披露宴やどっかのコスプレ会場じゃあるまいし、そんなこと居酒屋でできるわけないじゃん!)
 そんなに見たければ、専門学校にご入学ください。(年齢制限はありません・・若い女のコもたくさんいますよ)
 ついでに、作業を伴うお客さんでもご紹介ください。(自爆も可!)
 これで、2つの疑問が晴らせれば、カンタンなことでしょう? ね、Nさん!
 なんだかわけのわからない話だけになってしまった。(業務の話はどこにいった?)
6月14日
 昨日の素晴らしき仲間たち”その1 N氏”は、やはり”あうんの呼吸”の持ち主だ。(あ!いけねぇN氏じゃなくてT氏だ・・Nは苗字ではなく名前でした、訂正です)
 今日すかさずメールで突っ込みを入れてきたのである。
 彼の文面によると、”あることあること”書いてもらって思わず涙するくらい会社のパソコンで笑ったらしい。
 いや〜、これほど喜んでいただけるとは・・・・・そんなに喜んでもらえるなら3日くらい今までの行状を書いてみようか。(ちょっと涙して喜ぶ意味をオレは勘違いしているかも知れないけど)

 それはともかく、今日(このコーナーの)常連さんではない方からメールをいただいて、「大変失礼とは存じますが、もし差し支え無ければどのような感じの方かヒントでもいただけたら日誌を読ませていただく上でイメージしやすいのですが」ということだそうだ。
 オレはネットアイドルの女のコでもないので、そんな人相風体のイメージをお伝えしたところで、何もいいことは無いような気がするけど、想像する上での何らかのヒントというのは確かに必要だという気もするので、今日はさらに脱線してそれをお伝えしましょう。

 オレが本業とは別に、2つの専門学校で講義を受け持っているという隠れた?側面を持ち合わせているのは、このコーナーを読んでおられる方ならご承知だと思うけど、その学校の学生によく言われるのが、ナイナイの矢部に似ているって事らしい。
 これはサラリーマン時代にも常連のお客さんであるコ(コという限りは女のコですが)に言われたことがあるけど、最近は判で押したようにナイナイの矢部と言われるのは、昔と髪型がエライ違うからなのかも知れない(昔はサラリーマン的?な髪型でもあったのだ)。
 特に明日講義があるクラスのコに言わせれば、「今まで会った、矢部に似ている人の中で一番似ている」らしい。(ギャル系 M子談)
 しかし別意見もあって、明後日担当するクラスのコ曰く「ナイナイの矢部と石田純一を足して2で割った感じ」らしく、そのコの感覚で言うと石田純一のイメージは私生活を別にすれば良いらしい。
 ということは、デへへへ・・・ホメ言葉?なんて喜んでいる場合ではないけど、こんな感じでおわかりいただけたでしょうか?
 よく代表者などの紹介で写真を掲載されているサイトを見かけるので、写真を掲載すれば1発で解決なんだけど、オレは時々プロ代りに写真を撮影する依頼を受けることがあるクセに自分が撮影されるのは大嫌いで、そうした写真を公開なんてとてもできない小心者なのです。(影を撮られると命を吸い取られるといまだに信じている未開人です)

 イメージで思い出したけど、これはさらに脱線するので次の機会にゆずるとして(今さら遅すぎる・・・)、以前触れたようにこのサイトへのアクセス状況を分析すると最近さらにこのコーナーを読んでいる方の人数が増えているらしい。(誰かまでは特定できませんからご安心を!)
 インデックスページへのアクセス数の増加割合より、このコーナーへのアクセス数の増加比率が高いのだ。
 前回も書いたように、各ページやコーナーとしては、既に一番アクセスがあるコーナーだけど、さらに古い日誌へのアクセスもあるので、マジで最近訪れていただいた方にまで読まれているもは間違い無さそうで、一人パソコンの前で赤面している。
 ま、赤面するくらいなら、このコーナーを作らなければ良かったのだけど、今日の面識の無い方からのメールのように、知らない方からの反応まで出てきた今となっては、”時すでに遅し”ってカンジですね。
 時々海外からもアクセスがある(もちろん英語サイトじゃないので海外の日本の方です)のはわかっているので、恥の輸出にだけはならない事を祈ろう!(これも遅すぎるか)

 あー、2日連続完全脱線してしまった!(皆さんごめんなさい)
 ちなみにメールをいただいた方に一言。
 「あくまでも先ほどの表現は、私の受け持ち学生たちが言ったことですから、実際のイメージとはかなり食い違いが発生している可能性がありますので、ご了承ください。」
 ん?かなり違っているって?
6月15日
 {まずは今日の脱線ネタ}・・・・またかい!?
 専門学校での講義中にコッソリ携帯を操作している学生を発見!
 しかし、オレはそんなことで一々注意することはしない。
 それは、投げやりだからとか、言って嫌われるのがイヤだとか、そういう理由ではなく、一応オトナとして認めているので、他人に迷惑をかけないその程度のちょっとした脱線までは、注意しないという理由。
 ところが、このコが「うへぇー!」と悲鳴をあげたので、見過ごすことができなくなった。(許せないというより気になったって理由だけど)
 どうやらそのコは、携帯で「自分の余命」というコーナーに入力したら、21歳で死亡、あと700ン日と回答が出たらしく、それで悲鳴?ともつかない声をあげたらしい。
 一般的にはここで叱るというか怒るらしいが、ここで怒っては作戦負けである。
 特に講師の評価を気にしようとしていない(もちろん敵対する感情も無いハズ)学生に対し、そういう対処ははっきり言って効果が無いどころが逆効果である。(ま、相手はクビになるのを恐れないサラリーマンみたいなものだと言えば、おわかりでしょうか?)

 学校のシステムにどっぷり浸かっている講師とは違い、オレはそんなことでクラス内の表面的な平静を保とうとはしない。
 ここらが酸いも甘いも噛み分けた?非常勤講師の違いである。
 我らが非常勤講師はどうしたか?
 その話から、一挙に関連ネタへとなだれ込んだのである。
 余命の検索というのは、あまりにも悪趣味なサイトだけど、似たような検索サイトはいろいろあるので、家電占いに始まって、あなたの価値とかパン占いなど、似たようなものを一挙にしゃべり倒して、実際にそういうものをやってみた学生がどうだったか、いろいろ話させてみた。
 オレも実は、ちょっと前にこういったものを薦められてやってみた経験があるので、こういうトークには話題を事欠かない。
 オレの講義は、わりと授業らしくないスタイルでおこなうけど、当然勉強である以上、退屈な部分もある。
 その退屈さを紛らわすためには、たまにこういうノリのトークが必要で、圧倒的に女のコが多いせいか、すぐにのってくるのだ。
 そういうトークのキャッチボールの時に作り上げた関係が、マジメな話の質問のときに、自然に話してくれる関係になるのだ。
 ま、ここらへんが先生一本槍の人と違う作戦だな・・・・(単に脱線トークが好きなだけだったりして)

{マジメな業務日誌}
 ちょっと前の話になるけど、脱線ばかりで書けなかった事がある。(オレに責任があるんだな・・こりゃ)
 それはアクセス内容の分析をしてみると、いつも多めにアクセスされているページにMP3対応CDワンボディのページがある。
 一般的に言えば、特に人気の商品では無く、世間でも格別売れているという話は聞かない。
 しかし、この商品へのアクセスはわりと多目だし、ご注文いただいたことももちろんある。
 これは、やはりパソコンやインターネットを利用される方が、ウチにアクセスされるので(当たり前だが)そういう方のほうがMP3には大きな関心を払っているという傾向があるのは当然だろうと思う。
 この前も聞いた話だけど、やはりカーショップでは、まだまだMP3なんて何のこと?みたいな対応が多いらしく、メールでの問合せに説明などをして返信したら、「こんなに詳しく説明していただけたのは、初めてなんです」なんて感激されてしまった。
 詳しく聞いてみると、それまで質問したどのショップも(この場合のショップというのは、普通の量販店のことです)MP3を知らなかったらしく、どうやらオレの対応が素晴らしかったんじゃなくて、量販店の対応がサッパリだっただけみたいだ。(何だ!すっかり喜んだのに)
 というワケで、昨日の量販店は今日のオレ!
 恥をかかないように、なるべく勉強しようっと。
 以上、久々のカー用品ネタでした。
6月16日
 今日は脱線なしで行こう・・・・・・
 今日最大の事件があった。
 カンタンに言えば、メーカーの誤表示でウチで商品をご注文いただいた方が被害を受けかねない状況なんだけど、その対応が非常に悪いと思う。
 基本的に部品メーカーのクレーム対応というのは、お客さんと直接接していないために、かなり自己都合な対応になってしまう傾向があると思っているし、今回の対応もまさにそういう調子だ。。
 東芝のクレーマー事件ではないがホントはここにこれまでの状況を書きたい衝動を押さえられないけど、最終的な結論が出ないうちにここに書くと小売のお店としてフェアじゃないと思うので、怒りは心頭に達しているけど、ガマンガマンなのです。
 今日は2時間以上、そのメーカーと議論を続けるも、何の譲歩もするつもりが無さそうなので、明日仕切りなおしだ。
 こういう場合、いつも一番泣かされるのはお客さん、そして次に小売店なのは、何とかしてほしいもので、オレのところはともかく、お客さんの心情を考えた対応を是非望みたいと思う。
6月17日
 まずは昨日の事件のご報告です。
 この事件は、あるメーカーのHPの価格の間違えに端を発したもので、商品が入荷した後になってからHPで表示されている価格と違い約2倍だったということが発覚したもので、問合せたときのメーカーの具体的対処がひどいだけでなく、そういうトラブル対応への心がけ自体が全く無いという点があまりにも残念だった。
 何しろ、そういうトラブルを代理店から聞いて電話をかけてきていながら、交替した担当者を含めて名前は名乗らない、核心を突くとだんまりを決め込む、対処の内容も、相手の希望に沿えるよういろいろ調整した上で、このようにしかできなかったという内容ではなく、最初から何も検討するつもりが無いという対処だった。(言葉は違うものの、定価が間違っていたのは認めるが、イヤなら返せというニュアンスだった)
 このメーカーの商品は、技術的には非常に良好で、技術陣にはかねがね技術的な相談にも対応していただいていたし、少なくとも個人的な感覚だけでなく商品の魅力としても多いメーカーだったので、オレも自信を持って薦めていた。
 何しろ、昔の話だけど、とあるエンジン電装品のトラブルの時には、理解できない症状であるために技術的にも興味あるからということで、関東から広島まで2名も技術員が出向いてこられて、一緒になって原因究明に汗を流していただいた。
 そういう姿勢と商品を評価していたので、今回の営業関係者のデタラメな対応には本当にガッカリした。
 これで腹を立ててこのメーカーと縁を切るのは簡単で気持ちもすっきりするけど、それでは皆さんへのアドバイザーとしては間違いなく失格になるはずだ。
 商品もデタラメなら縁も切れるので話はカンタンだけど、そうではないからこの曲者の営業の連中の首根っこを押さえながら、その良い商品をちゃんと提供するのがオレの役目のはずだから、これからさらに監視して、営業に煙たがられながら頑張るしかないと思いますので、皆さん助けてくださいね。
 やはり、商品は悪くないので、営業の不手際でお客さんに不快な思いをさせないようにするのが、やはりオレの役目でしょう。

{短期レポート}
 先日来、ご注文いただいた皆さんから結構良い反響があったイリジウムプラグに自分の車を交換したのは先日書いたとおりで、フィーリングが確認できたのはその時に書いたと思う。
 それから2回ガソリンを補給したので、とりあえず短期のレポートをお届けすると、燃費は確実に向上している。
 ただし、どのクルマでも同じように効果があるかどうかは保証の限りではないのですが、少なくともレポートをいただいた数名とオレの場合は改善していた。(レポートをいただいていない例もいくつかあります)
 というわけで、それがもっとシッカリした傾向になっているかどうかは、長期レポートをお楽しみに!
 どーだ、脱線なしの業務だけの日誌だったぞ!(当たり前のことを自慢するなってね!)
6月18日
 イキナリ脱線宣言です。(ま・またか・・・
 確か4月の終わりだったと思うけど、Hという情報端末販売を中心としている会社のことについて触れたことがある。
 それは、以前からその会社がIT革命の寵児と言われて高い株価を維持しているけど、オレはその会社の内情を知っているので、いつか崩壊するぞと言いつづけていたら、予想より早く崩壊が始まって、大きくニュースにも取り上げられただけでなく、株価もボロボロになったということに対して、専門家である証券会社なども全く予想していなかったのは、いかに今の専門家がプロとしての知識に欠けるかという点を書いたと思う。
 その時に、次の予言?として、今春から将来性有望とされている業界(と言えばわかりますよね?@@保険なんてことで脚光を浴びているから)に参入し大きく取り上げられているCという会社も同じ末路をたどるに違い無いと偉そうにコメントを残したけど、既にその兆候が出てきているようです。
 このCという会社は、TVCMなどもバンバン流しているけど、サービスや料金体系というのが、全て(というと言い過ぎだけど)サービスをおこなう現地のスタッフにしわ寄せしたカタチで成り立つ流れになっている。
 しかし、スタッフと言えども人間で、常に限界ギリギリにことを求められても、かならずできるワケではなくて、それによる効率の低下などが既に持ち上がっている。
 そのために拠点集約などを含めて、早くも1000人単位のスタッフ整理をおこなおうとして、既に社内で大きな混乱を引き起こしている。

 最近仕事というのをビジネスと捉える傾向が強いのは、皆さんもお気づきかも知れないし、そういうビジネスチャンスをうまくモノにした実例として、この2社もメディアに取り上げられたのも事実だ。
 しかしこの仕事とビジネスというのは、若干違っても本来同義語なはずだけど、実際のニュアンスから言えば、ビジネスは単なる金儲けにかなり近いニュアンスがある。
 その意味での金儲けでは、自分が儲けることがまずあって、顧客に(というよりこの場合は”カモ”と見ていると思うけど)迎合するために中間のプロセスを作る社内外の人材に合理的ではないムリを強要するという傾向が最近顕著だと思う。
 さっき取り上げた2社は、まさにこの典型で、その事業に関係する人たちの犠牲によって成り立つ構図になっている。
 この犠牲というのは、組織全体を考えたときに長期的・本質的に意味を見出すことのできない犠牲のことであって、決して企業努力とは違うのだ。
 今、雇用環境が非常に厳しいので、働くためにはそういう犠牲もやむなしという見解もあるけど、そんな考え方ではその会社どころか社会全体が機能しなくなるのは見えているとオレは思う。(既にみんな疲れきっているはず)
 したがって、企業努力による低コスト化と組織内で犠牲を払わせる低コスト化というのは、利用者にとって一見同じに見えるけど、実は内容は大きな違いがあるだけでなく、永続性の保証が無かったり、実際のサービスが全く違うということはよくあるので、利用者としてもそういう違いを見抜く目を持たなければいけない時代なんだと勝手に痛感してます。

 やはり基本は、お客様の潜在的な不満をどう解消するか、それをどのような手段で解消するかという点から組み上げていく考え方であるべきで、その結果が収益として形になるという流れでないと、いつかひずみが生じておかしくなるのは間違いないと思う。
 これが、最近のビジネスで考えられていない傾向なので、いつも残念に思っている。(こういう部分を語らせたら、間違いなく講演する時間分は語りますから、以下略にしておきますね・・・あ!でも講演の依頼は歓迎します ”題 企業のコンセプトの作り上げ方”なんていかがでしょう?)

 じゃあ、「お前のところはどうなんだ?」という質問がありそうだから、自分から白状しますが、オレのところはそういう組織内での犠牲の強要なんてありませんよ。
 立派でしょう?
 だって、代表兼下っ端のオレだけが犠牲を払っているからね。。。。。
 お堅い退屈な話ですみません!
6月19日
 2夜連続のサーバーのメンテナンスが、やっと終わった。
 やはり23:00から朝8時までというのは、インターネットの世界では、致命的な時間帯ですよね。
 しかも、今朝は8時どころか9時を過ぎても完了していなかったので、ホントに冷や汗モノだった。
 まあ唯一救いなのは、自分のところにあるサーバーの改修を自分でやるワケではないので、収拾がつかなくなってサービスができなくなるという心配だけは無かったので、それだけは不幸中の幸だった。
 どうやら来月の上旬からサービス機能が強化されるらしく、そのための改修工事だったらしいけど、ホントに便利な機能が追加されているのだろうか?(オレが提案した機能が追加されていればいいけど)

 既にお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、HPのリンクサイトにちょっと異変が起きている。
 イヤ、別に異変という内容ではないけど、今まで相互リンクと言ってもサーチエンジン等のリンクしかなかったのだけど、この前から2件ほど個人のページが入っている。
 実はこの2人、オレの仕事を何かとサポートしてくれている2人で、さらにオレのショップの宣伝にも努めてくれているありがたい社外スタッフでもある。
 この2人の説明はオイオイするとして(と言いながら、実はこの日誌にも結構登場している2人なのである)、まずは、その1人のページである「MASAKI'S ROOM」が月刊ステレオの7月号に紹介されるらしい。
 彼は自作のボックスにホームオーディオのユニットスピーカーを取り付けて、自作スピーカーを作ったりしているだけでなく、BM98等も手がけている。
 本人はもっと面白いんだけど、お見せできないのが残念です。
 というわけで、「おぉー良かったねー、アクセスも増えるかもね」なんて大祝賀モードに入ったメールを送ったんだけど、そのHPのトップでは4つのメニューの中の1つにしっかりオレのサイトが紹介されているので、ひょっとしたらそこにアクセスした人がウチにも来るかな?なんて取らぬタヌキの皮算用まで考えてしまった。(いかん・いかん、邪念が入っている・・・・)
 しかしトップページで、オレのサイトを紹介してくれるなんて、なんと奇特な人では?と皆さんは思うだろう。
 実はそのとおり!というのはウソで、若いけど気のいい優しくすばらしい方なのです。(歯が浮く・・・)
 まあ、トップページで取り上げてもらうのは気がひけていたんだけど、一応オレもコキ使われているので痛みわけということで納得してもらおう。
6月20日
 先日メーカーの不手際でご迷惑をかけてしまった方から、また商品のご相談をいただいた。
 その文面には、いろいろ対応に関する感謝の言葉が散りばめてあり、きっかけはメーカーの不手際とは言え、ご迷惑をかけたオレとしては、ウレシイ気持ち半分、何だかそんなにお礼まで言われて申し訳ない気持ちだった。
 通常、世間一般的に考えたら、お客さんとの関係でトラブルがあれば、それで販売店とお客さんという関係がオシマイになるというケースはいくらでもあると思うのに、それでも次の相談をしていただけるというのは、実にありがたいことだと思う。
 やはりトラブルはトラブルで最善を尽くすという努力だけは忘れてはいけないことだと再認識した。(今回の場合、残念ながら結果は出せなかったけど)

 トラブルと言えば、オレはトラブルから付き合いが深くなったお客さんが昔から不思議と多かった。
 これは別にオレが引き起こしたトラブルというワケではなく(イヤ正確には、一部そういうものもあった)、先輩の情けないポカミスや後輩(と言っても同じセクションの後輩ではない)の未熟なためのミスで、たまたまオレが対応してお客さんと相談し、謝り、対処をおこなったことがきっかけで、10年も付き合いが続いているようなケースもかなりあって、中には披露宴に呼ばれて、スピーチまでさせられたケースも2件ある。
 トラブルというのは、極力回避できるように事前から努力するのが、ビジネスとしてのリスクマネジメントであるだけでなく、やはりプロとして携わる上での条件だと言うのは誰でもわかることだと思う。
 しかし、確率の違いはあっても、トラブルを完全に封じ込めることもなかなか難しいという現実がある以上、トラブルも一つの縁だと考えて、それにどうやって向き合うかというのは、やはり大切なことではないかと思う。
 今回のケースは、さきほど書いたようにお客さんにとって、最初に描いたプランどおりにはできなかったけど、結局その商品をお買い上げいただいただけでなく、次の相談を投げかけていただいた上に、お礼のメールまでいただけたのは、ひょっとしたらジタバタしながら結果も出せなかったけど、そういうニュアンスを感じ取っていただけたのかも知れない。
 でも姿勢だけじゃ、プロとしてはダメですよね!?
6月21日
 ちょっとだけ憂鬱な気分をかかえながら、HPの更新作業にいそしむ。
 しか〜し、結局いろいろなことがあって、十分に進まずに既に22時を回っていた。
 慌てて、明日の講義用のプリント作成にとりかかり、なんとかこなしてホッと安心する。
 そこで気づいたけど、新しくHPに投入する部分は、既にあちこちにリンクを貼り付けているから、いつものように、この日誌のアップデートのために、翌朝送信すると作業中の部分が全て暴露されてしまう。。(や・やばい)

 というわけで、個別商品のページは不十分だけど、それ以外の部分は、一応体裁を整えておくために、再度HPの取りかかった。
 明日朝追加した商品の個別商品へのリンクが少ないとお考えの皆さんへ白状しますが、これが全ての理由です。(スミマセン)
 近日中に、個別商品の紹介ページを増やしますね。
6月22日
今日は学生から初ブーイング。
 昼のTV番組「いいとも」に宇多田ひかるが出るから、30分早く講義を終わらして!というのが希望らしい。
 ふふーん、そんなに気になるのね・・でも30分も早く終われるワケないじゃん。
 講義を進めていくと、だんだんみんなが時間を気にし始めた。
 もう12時を過ぎると、「ねえ先生終わろうよー」とか「先生は見たくないの?」なんて声がアチコチから聞こえてくる。
 ホントはオレも見たかったというのが本心だけど、授業中にムリなお願いをしておきながら、勉強に実が入っていないんだから、残念ながら終わることはできないのであ〜る。
 12時10分くらいになると、それはもうブーイングだったけど、そのまま講義をすすめてやったのだ。
 最後に学生に言ったけど、ムリなお願いするときには、ちゃんと交換条件というものが必要だということを忘れてはいけない。
 これがオトナの社会ではかなり重要な考え方だ。
 ギブ・アンド・テイクというのは、お互い長続きさせる必要要件なのは、皆さんもよくおわかりだと思う。
 ちなみに、交換条件と言っても、アヤシイことではなく、その日のスケジュールをドンドンすすめるために協力するなんてことだけど、そういうのなしでは、できないに決まっているのだ。
 もっとも、それができたからといって、30分も早く終わると、全員を早退扱いにしないといけないので、ムリな話なんだけどね。(この学校ではそういうルールです)
6月23日
 今日はお客さんを紹介してもらった。
 もっと正確に言うと、間に立って、話を取り次いでもらって、買っていただく商品をまとめてもらっただけでなく、商品の引渡しや決済までも手伝ってもらった。
 このお客さんは、オレのディーラー時代からの古くからのお客さんで、電子関連には非常に詳しい。
 だから回路的な問題や疑問には、オレも昔から相談に乗ってもらっている人でもある。
 彼の良いところは、話し合ったときの趣旨がそのままダイレクトに伝えてくれるということだ。
 普通、伝言ゲームなんかをすると、途中でドンドン伝言内容が変わってくるのは誰でも経験しているとおりだと思うけど、間に1人おいて伝言をしても、内容がかなりねじまがっていることはよくあることだ。
 しかし、彼が間に介在すると、内容どころかニュアンスや趣旨も、ほとんどそのまま伝わるので実にありがたい。

 別の人に言われたけど、オレのアドバイスには結構特徴があるらしく、微妙なニュアンスがウリものなのだそうだ。
 だから、先日もカー用品関連の仕事では無かったけど、その分野で社会的地位を確立されている方に”某企画”をご説明すると、非常に賛同していただいたけど、その方に伝えていただきたいところへ伝達をお願いする時点で、かなり意図がねじまがってしまっていたらしく、まったく当初の企画の意図とは異なったモノになってしまったことがあった。
 だから、その微妙なミラクル?ニュアンスを伝えるには、彼の存在は大きいのは間違いない。

 まあ、全ての接点で間に介在してもらうようなケースは稀(と言っても、他にもそういう手間をかけてもらっている方もいる)だけど、そうでない方からも最近時々紹介をいただくようになってきた。
 これは、多分”サイテーな店”ではないから、紹介してもいいかな?と思っていただいた証拠なのかなと思っているけど、やはり自ら利用したお店を紹介するという行動は、”サイテーな店”では無いだけでは、なかなかできるものではないと思うので、やはり大変感謝するべきだと思う。
 感謝するだけならカンタンだけど、もっと心しておかないといけないのは、せっかく紹介していただいた方が、紹介して良かったと思っていただける対応をすることだ。
 そして、紹介していただくには、何かと時間やコストもかけていただいている。(はず)
 だからウチの店で、紹介ポイントを取り入れているのは、お客さんを増やしたいという戦術に一つでもあるけど、実際にはそういう労力に対するお礼の意味でもあるのです。

 まあ、それ以前に、やはり紹介して良かったと思っていただく対応をするというのが原点ではあるのは間違いないことだけど。。。
 だって「何だあの店、超サイテーだよ」と言われたら、せっかく紹介してもらった方は、面白くないというか顔がつぶれてしまいますからね。
6月24日
 数日前のことになるけど、これまでにご利用いただいた方から、個人的にちょっと興味のある商品の取扱・取付説明書をわざわざ送っていただいた。
 この商品は、あまり出回っているものではないけど、ちょっと今までの同じジャンルの商品と技術的な考え方が違うので非常に興味をもったら、お客さんからわざわざ送っていただけたのだった。
 いつも思うことだけど、こういう関係は普通のお客さんと店員ではなかなかありえない関係だと思うので、正直言ってとてもウレシイものだ。
 シッカリ勉強して、今後に役立てまーす!
 本当にありがとうございます。
6月25日
 今日は出張修理が1件だけで、それ以外はHPの更新の準備をしたくらいだった。
 ん?選挙?
 オレは意外とマジメに選挙には参加しているので、今回も投票には行った。
 その行方はこの日誌がサーバーに更新された翌日には既に結果がわかっているだろうけど、1つだけ”こうなったら、結構な話題になるだろう”という想像がある。
 これは、さすがに日誌にでも書けないこと(書くべきではないかな?と思う)なので、想像にお任せするけど、ヒントとしては、現在の体制が変化しなくても、問題発言の主が落選すると、かなり話題になるのではないだろうか?と思ったことだ。(しゃべったようなものかな?)
 議院内閣制では、過半数の国務大臣を国会議員から選出しなければならないと定められているけど、そのトップに位置する人が議員の資格を失うようなことがあれば、やはり失言連発に対する審判であると思えるからなんだけど、今日の修理のお客さんによれば、国会議員ではなくても就任できるのは、普通の国務大臣であって、総理大臣は議員でなければダメらしいので、万一そんなことになれば、さらに騒ぎになることは間違いない。(よー知っとるね!ホンマに)
 まあ、直接選挙制度にでもならなければ、こんなシチュエーションにはならないだろうけど、不謹慎ながらあったら面白いネタだとおもう。(面白いというか、個人的にはそうあるべきという気も多少する)
 どちらにしても、ホントに将来のことを政治家の方々は考えてもらいたいものです。
6月26日
 急いでいる商品ではなかったのだけど、金曜日に発注している商品が、土曜日に直送で入荷するという案内があったにも関わらず、日曜になっても入荷しなかった。
 不審に思い注文書(fax)の回答をしげしげと読んでみると、注文に対する回答と思える文章の後に「金曜出荷⇒土曜に直送可能です」と、全体の文章にバランスを崩す1文が紛れ込んでいた。
 というのも、念のために納期が知りたかったため、注文書の備考欄に「納期をご連絡ください」と記入しておいたんだけど、どうらやそのコメントを見て、単なる確認だと思ったらしい・・・・・・(カ・カンベンしてくれ)
 納期確認だけだったら、注文書なんて使わないのに。。

 ところで、昨日のお客さんとの話だけど、議院内閣制だけでなく他に2つのヨタ話もした。
 一つはジュリアナ東京のことだ。
 成人して?数年も経過している人ならもちろんジュリアナのことは知っているだろうと思う。
 誰でもジュリアナと言えば、「あの水着状態ならまだしも、裸寸前でパンツ見せて踊る女のコが山ほどいるところ」というイメージが浮んでくるに違いない。
 聞くところによれば、男の服装チェックは最後まで厳しかったクセに、女のコのチェックは、ひょっとしたら路上の警察官よりも、映画の映倫よりも緩やかなチェックなのではないか?と思うほどだったと聞く。(残念ながら見たワケではないので、あくまでも噂です!)
 そのジュリアナは設立当初、マトモなディスコやクラブだったどころか、もっとオトナの雰囲気が楽しめるところだったらしいのだ。
 これは、さすがに聞いて驚いた。
 だって、あまりにもイメージが結びつかないんだもんね。
 まさに、悪貨は良貨を駆逐するっていう典型なのかなと、思ってしまった。
 オレはディーラー時代、ヨソの会社の仕事依頼で海外に行ったことがあって、その経験からいろいろな所へ勉強に行くのが大切であると実感するようになっていた。
 その頃(ジュリアナ末期だけど)東京へ取引先の担当者を連れて、一緒に勉強に行くことになった夜、その人がどうもジュリアナに行ってみたそうな口ぶりだったんだけど、「ジュリアナはワリと近いから、行きたければ行ってみれば?」なんて突き放したことがある。(その人は、超方向音痴で都会コンプレックスだから、1人で行けるワケないんだけどね)
 その晩オレたちは、浜松町に泊まっていたから、まさに近くだったのだけど、この話をそれ以前に聞いていたら、ジュリアナがどこで道を間違えることになったのか、確認のために多分行ったかも知れない。(パンツを見に行くのではありません、念のため!?)
 ということで、今は無きジュリアナのお話でした。
 え?もう1つの話は何かって?
 広島の県条例のことなんだけど、これを発表すると、「なぁーんだ、犯罪にならないならドンドン頑張ろう!」なんて、女子高生好きな悪いヤツらが活躍しないように、ここではお話できません。
 いつも女性の味方?のオレでした?・・・・・
 しかし、このお客さんそういう学部?出身とはいえよく知ってるよなぁ、ホンマに。
6月27日 (長文です・・・特に脱線ネタが・・・
 今日は撮影に行ってきた。
 というのも、決してプライベートの写真撮影ではなくて、懸案となっていたボディケアコーナーに掲載する作業などの写真の撮影だ。
 写真を掲載すると言いながら、実はかなり不安を持っている事がある。
 それは、肉眼で見れば、まさに一目瞭然違いがわかる状態なんだけど、写真に撮影すると、その違いが極めて出にくいのではないかと考えているから・・・
 別にインスタントカメラなどで撮影するわけではなく、撮影に持っていった機材を見られて、「なんか、とってもシロートとは思えない道具ですねぇ」と言われたくらいの心構えと機材の準備はしているんだけどね。

 もっとも、道具だけで上手くなるんだったら、世の中にはプロゴルファーがゴマンといることになるので、決して道具が全てではないのはわかっているけど、今までもプロのカメラマンの代わりに撮影を頼まれたことが何度もあるくらいと言えば、あんまりヘタクソでもないことはわかってもらえるでしょうか?(ただし、超ウマイというほどでもありませんので念のため!)
 で、どんな出来だったかって?
 それは今回オープンさせるボディケアのエリアに掲載されている画像で判断してください。
 なんつーても、HPの画像にすると写真よりさらに違いがわからなくなりますから、実際の違いの10分の1くらいしかニュアンスが伝わらないと思いますから、皆さんも是非、話10倍!?にして理解してください。(実際にオープンさせたコーナーの内容を読んでいただければご理解いただけると思いますが、長い間かけて共同開発しただけあって、なかなかこのコーティングは良いですよ)

{本日の脱線ネタ}
 昨日ジュリアナを書いたら、とある人からメールが届き、「そーじゃ、そーじゃ、そのノリじゃ、脱線しなくちゃ日誌ではないワイ!」と強い意見を述べられてしまった。
 どういう意味じゃい?と言いたいのは、とりあえず置いといて、それが理由じゃないけど脱線するのだ。(気分・気分!)
 今日は、午前中撮影というのは書いたとおりで、午後3時頃から、その写真のプリントをするために出かけた。
 まあ、十分満足のいく出来ではなかったけど、写真にするとこんなものかな?という範囲なので、もちろんOKにしたのだけど、実は、その2つの仕事の間に髪をカットしてきた。(んー、なんとウマイ時間の使い方だろうと、いつも勝手にホレボレしています)
 どうでもいい話だけど、オレはいわゆる美容院というカテゴリーのお店でカットしてもらうんだけど、以前これをKちゃんに話すとビックリしていた。(やっぱヘンかなぁ・・・まあ、いいじゃん!)
 しかも、よくコンテストなんかで中国ブロックで上位に入賞するお店なんだけど、いわゆる広島のカリスマとしてメディアには紹介されていない。(派手な外見には似合わず、そーいうのはキライらしい)
 そこで、店長が挨拶もそこそこに「ちょっと話のタネに・・・」と言い出したのだ。
 オレの経験から言うと、この店長がそういう言い方をする場合、間違いなく何か新兵器を導入して、その実験台にさせられる時に発する言葉であることは、察しの悪いオレでも気づいている。(過去2度あり!)
 チョッピリ警戒しながら、指差されたところへおとなしく進んでいくと、何やらハデな椅子がと、その後にアヤシイ機械がある。
 説明を受けると、なんと自動髪洗い器らしい。
 前回カットした時には、そんなものは無かったから、この2ヶ月の間に密かに導入していたらしいのだ。
 というわけで、オレはこのアヤシゲな新兵器に頭を預けることになった。(気分的には命も預けるカンジだ)
 美容院スタイルで顔を上にしてシートを倒されると、フタをパカッと付けてオシマイかと思ったら、まずはシャンプー係りのコがシャワーで流して、フタをして、アチコチに水が漏れないようにタオルなんかを詰めて準備をしている。(これが結構長い)
 そして運命のスイッチ・オン! 冷たい水と温かいお湯が交互に出ながら、ふき出し方向や水圧等が常に変化して7〜8分で終了した。
 その後、再び登場のシャンプー係りである新人のコが襟足や生え際などをシャンプーを付けて手洗いしていた。
 要するに、自動と言いながら結構自動作業の前後に人手がかかるのである。
 後頭部の首に近い場所には異常に水圧が高く痛いところもあったし、これではスピードアップにも省力化にもならないような気がした。
 さすがに「こんなの意味無いじゃん!」なんて、さんまのようなことは言えなかったので、「結構手間がかかるんですね」なんて殊勝なコメントでガマンしたけど、何でアレが150万円もするんだ?
 店長曰く「ヘタなヤツにシャンプーされるよりマシでしょう」って言ってたけど、アレより悪いシャンプー技術では、もちろんダメに決まっているから、アレはきっとシャンプー技術当落判定機械として購入したに違いない!
 少なくとも、アレより気持ちの良くないシャンプーをされたことは無いぞー!(ひょっとしたら、この店のコはみんな上手ということなんだろうか?)
 このシャンプー技術当落判定機械の犠牲になった経験がある方、ご意見をお待ちしています!
 オレは人力のシャンプーを希望したいかも。

{オレの欠陥1}
 脱線の時は日誌が長い!
 多分、今月最長の日誌でした・・・・すんまそん!
6月28日
 やはり昨日書いたシャンプー技術当落判定機械(わからない方は昨日の日誌をご覧下さい)の評判は芳しくないようだ。(数名の方から反応あり)
 メールでの返答以外にも、昨夜電話で聞いたら、自分では経験無いけど友達がみんな「あれって良くな〜い」って言っていたということも教えてもらった。
 ウンウンそうだろう、やはり人間様の叡智と技術においそれと機械が勝ってたまるものか。(ちょっとアナクロ人間化しつつありますねオレ!?)

 と、イキナリ3日連続脱線から始まるのだが、ちゃんと仕事もしているのです。
 昨夜から未明にかけて、ありがたいことにご注文をたくさんもらったので、朝からその確認やメールをせっせと作り、昼前に出かけるまでの集中力は、なかなかホレボレ?する状態でした。
 今日の昼は、アウトロー仲間のOさんと、ある分野で有名なHという会社の社長と会って食事をする事になっているので、それまでに仕事を片付けようと必死になったわけですが、このHという会社(Hな会社ではありませんので誤解の無いように、念のため!)は、設立やコンセプトも非常に独自性がありユニークな会社で、社長はそういう分野でかなり有名な方なのだ。
 ここで、わざわざ”この社長は女性です”なんてクレジットを入れたら、それこそ女性だから云々という、ホントの意味の男女平等参画社会の理念に合わなくなるけど、ここでそれを触れないと、これを読んでいる皆さんにはまったくイメージが描けないことになるので、あえて書くとそういうことで、大人し目で女性が苦手?のオレは、初対面でもあることで、結構緊張してドキドキしていた。
 まず、オフィスにお邪魔し、しばらく待つことにした。
 そのオフィスは社員が全員女性だから独特の雰囲気だったけど(モチロン悪い意味ではありません)、皆さん忙しい中で、我々アウトロー軍団にきめの細かい心遣いをしていただいてるのがヒシヒシと伝わる。
 待っている間に、オレはOさんと雑談をしているものの、段々緊張が高まってくるのが自分でもはっきりわかる。
 最近いろいろなことで、こういう社会的地位にある方に会うことが多いんだけど、いつも初対面なのにやり遂げなければいけない仕事を抱えての面会ばかりなので、顔合わせをする寸前から最初の5分くらいまではいつも心臓バクバク状態で、まさかこういうシチュエーションによってリリーフ・ピッチャーの心理(同じような心理状態だと思うのですが)を体験することになるなんてサラリーマン時代には考えたことは無かった。
 今回は、そういう直接的な仕事に関することではないのと、この社長と我らがアウトロー軍団のエースOさんは、旧来の面識があるからいいようなものの、それでも大物社長でもあるのでかなり緊張していた。
 そして、満を持して道場長じゃなかった社長が登場されたが、意外なことに普通の雰囲気をもたれた方でビックリした。
 それで、すぐピンと来たんだけど、この社長は大物は大物でも、ゼネラリストとしての大物であると確信した。
 オレの持論としてスペシャリストの大物は傾向的に「寄らば切るぞ!」というようなピリピリした緊張感が伝わることが多いけど、ゼネラリストの大物は、名声のワリには自然なことが多いと思っていて、まさに後者のほうだと思う。
 ゼネラリストと言えば、日本では役に立たない何でも屋というヘンな評価があるが、あれはエセのゼネラリストであって、本当のゼネラリストはかけがえの無い存在なのです。
 食事には、先日の異業種交流勝手気まま大宴会でご一緒した方の所へ連れて行っていただき、運命の再会?に喜んだのは多分オレの一人相撲ではないと思う。
 東京などで日誌を読んでいらっしゃる方にはピンと来ないかもしれませんが、広島規模の街は結構世間が狭くて、自分の知っている人同士が面識があることが多いので悪いことは出来ないものなのだ。
 もちろん、あんまり悪いことをやっているつもりは無いけど、社長との話も充実していただけでなく、オイシイ料理もいただいて、実に有意義な昼時間でした。(社長!ご馳走さまでした)
6月29日
 今日はいつもならB専門学校の講義に出かける日だけど、青年の家でオリエンテーションとかで、学生は泊り込みの合宿のため休講なのだ。
 もう一つのG専門学校は先週だったから、明日合宿についてどれだけ楽しかったか質問攻めにしてやろうっと。(面白くないからイヤだと言っていたのを知っているので・・・・ちょっとイジメてやろう)
 
 ここのところ日誌の脱線も大規模だったけど、昨日も書いたようにご注文いただくのも多かった。
 そこで、休講でもあるので、商品の手配や注文していただいた方へ確認やご案内のメールをガンガン書いていたんだけど、昨夜からギクっとするケースが1件あった。
 というのも、昨夜遅くに発注フォームからご注文をいただいた方のメールを受信したので、すぐに必要な確認事項とご連絡のためのメールを書こうとした。
 すると”アクシデントその1”が発生した。
 これはフォームに記載されているお名前が文字化けしていたので、お名前がわからなかったということだ。
 まあ、それは確認メールを出すときに、そのことを伝えてもう一度教えてもらえば済むことなので、オッケーオッケーなんて軽いノリのままでメールを作成し送信完了!と思いきや、エラーでメールが返ってきた。
 ありゃ?サーバーがビジーなのかな?と思いながら、あのワケのわからない英文のエラーメッセージを読むフリをする。
 すると、よくアドレス間違いで出くわす”メーラーデーモン君”ではなく、”メールシステムエラーさん”の登場であった。(初対面です、はじめまして!
 英文は読んでもよくわからん(英語も重要な科目にしている専門学校の講師とは思えない発言ですが、私はその学校一の英語ベタな非常勤講師です・・担当分野が英語じゃないから大丈夫ですが!)ので、もう一度作成し送信するも、メールシステムエラーさんはもう一度お見えになってしまった。
 
 ここで、オレのメール送信方法に問題があるとお考えの方へ! なかなか良い見立てですが、それは外れです。
 たまに聞く話なんだけど、署名に表示されているメールアドレスをクリックして返信内容を書き込んだ場合、その署名に表示されているアドレスに記載間違いがあれば、もちろん該当なしということで、いつもの”メーラーデーモン君”の登場となる。
 そうしたことを防ぐために、メールソフトの返信機能を使って返事は書くようにしているので、こういうミスは起こさないのです。(自慢にもならない基本テクですが)
 ところが、その返信機能を使うのにエラーになる、しかも初対面のメールシステムエラーさんの登場で、サッパリ原因がわからなくなった。
 結局、昨日深夜〜今日午前中にかけてバカの一つ覚えみたいに何度もトライしてもやはりダメで、結局いとしの?メールシステムエラーさんは、相当オレのことが気に入ったらしく6回遊びに来てしまった。(まるでストーカー?)
 そこで、頼りになるのはサポートセンター!とばかりに、いろいろ相談したが返信機能に関する驚愕の事実を入手!
 オレは今まで感覚的に、メールの発信者のアドレス表示というのは、電話の発番号通知表示機能と同じで、プロバイダー側でその情報を付加して送信されるものだと思っていた。(だから間違いは起こりえないものだと信じていた)
 ところがどっこい(この表現は古いね)、そうではなくソフト側に設定があるということを知ってしまった・・・・
 これは、おかしな犯罪を防ぐために、詳しくは書かないけど、そりゃもうビックリ!(イタズラメールから皆さんを守らないとね!?)
 しかも、お客さんの契約しているプロバイダーに相談しても、アドレスが合っているかどうかさえも個人情報なので、お答えは出来ないというコメントなので(当たり前だよね)、オレは名前もわからないお客さんのところへ、こういうワケのわからない問題について電話をしなきゃいけなくなった。
 もちろん、個人的にはそういう仕事は迷惑でも何でもないからOKなんだけど、お客さんに家族がいて、その方が電話に出られたらゼッタイ不審に思うのではないかと、オレは盛大に気を揉んでいた。(結構こういうことを気に病むタイプです オレ)
 ま、結果はそんなことはなく、電話に出ていただいた家族の方も普通に対応していただいたので(感謝!)、安心しながらご本人にサポートセンターみたいに電話で説明しながら設定の問題についてご説明したけど、なんとメールソフトの設定は問題なしだった。
 以前のオレなら、ここで頭が真っ白になるところだけど、最近結構こういうことに揉まれていたので、遅いCPU(頭のことです)をフル回転して考えた結果、フォームによる送信の場合は、通常のメールの送信とシステム的に違う点に行き着いた。
 結果としては、ウチの発注フォームを含めてフォームを使った送信というのは、基本的にはメールソフトを使用していないために、メールソフトにある名前やさっきのアドレスの付加情報を同時に送信できないために、送信者のアドレスはフォームに記載されるアドレスが使用されるのです。
 だから、フォームに入力するアドレスを間違えると、先方からメールで連絡しようにも連絡が取れなくなってしまうのです。(実際には、電話番号なども記入するフォームがほとんどだと思うので、電話できるから大丈夫だと思うけど)
 だから、電話番号も間違えているというケースだったらアウトです。
 というわけで、ウチへの問合せ・発注に限らずフォームにメールアドレスを入力する場合には、みなさん気をつけてくださいね。
 そして、相手から反応が無い場合は、こういうケースがあることを参考にしてください。
 今日は、図らずもメールの弱点を2つ勉強してしまった。
 これで、インターネットの達人まで、さらに1歩縮まった。
 あとは、157485425歩くらいは残っていますが。。。。(道のりは遠い)
6月30日
 今月もあっという間に月末だ。
 オレの仕事に関することで、今月一番成長したのは、この日誌のボリュームかな?
 昨日改めて確認すると、テキストだけなのに、今月の日誌は66KBもあることが判明した。
 そんなに書いているつもりは無いんだけど脱線すると長いから、来月から状況を見ながらその月の後半になった時点で、前半を過去のオシゴト編へ組み入れようかとマジメに考えている。(こういうことばかりマジメに考えてもダメなんだけどね)

 それはそうと、今日も順調に発注業務をこなしてから、今年一番の猛暑の中を汗だくになりながら専門学校に出向いた。
 そこで、昨日のメール事件のショックも覚めやらぬオレの顔面を殴られるような事件に遭遇した。
 実は、オレの受け持っているコースの学生が1人退学していたことだ。
 このコは、これまでの授業でもとっても楽しそうに講義を聴いていたし、休憩中もいろいろな会話のキャッチボールをしていた。
 もちろん、同じコースの学生とも人間関係は良好だったので、世間で学生が事件を起こした学校の校長の発言ではないけど、「まったく理由に思い当たらない」という状況だった。
 ここで、口の悪い某氏なら「オマエがセクハラかなんかしたんじゃないの?」と突っ込みかねないけど、当然のようにそんなことはしていないのだ。
 時間が無いのでそのまま講義に出たんだけど、講義が学生との間で盛り上がりながらも、やはりこのことは頭から離れる事は無く、終了後に学校側にいろいろ質問してみたら、本人の意思とは関係なく家庭の事情で郷里へ戻らなくてはいけなくなったとのことだった。
 具体的にどんな事情か聞けなかったけど、楽しそうにやっていたコだけに、自分の意志とはかけ離れた事情で断念せざるを得なくなったショックはきっと大きかったと思う。
 オレも、そういう経験があるだけに、何か身をきられるような辛さだった。
 やはり、自分でやりたいことをできるというのは、ただそれだけでとってもシアワセなことなのだと、改めて感じたのはオレも年をとった証拠なのかな?

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