トワイライト業務日誌 2000年4月分
4月9日
 昔からのお客さん(Mさん)から電話がかかってきて、「オイル交換をしようとしたけど、赤いオイルが出てきたのは大丈夫か」と聞かれた。
 そのクルマはAT車だったので、多分ミッション用のドレーンプラグ(オイルを抜く所のボルト)を間違って外したものと想像したんだけど、一応Mさんには、そのままにしておくように伝えて、そこに行ってみたのです。
 すると、思ったとおりミッションのオイルを抜いていた。
 ご存知の方も多いと思うけど、ATのオイルというのは、潤滑油であり作動油といって、圧力を伝えるための媒体としても機能している。
 そして、圧力を伝えるために油圧回路は細くなっていたりする部分も多く、ちょっとしたゴミなんかも嫌うから、いくらキレイな受け皿で受けていても、そのオイルは使用できない。
 しょうがないから、たまたま持ち合わせていたAT用のミッションオイル(ATF)を取りに帰って、それを注入し、改めてエンジンオイルの交換を行った。
 オレとしては、予想外の売上増加につながった結果になるけど、せっかくお金を使ってもらうなら、もっとクリエイティブなことにお金を使ってもらったほうがうれしいのは当たり前なので、若干残念というカンジだった。
 その人はホームセンターでエンジンオイルを購入したらしいけど、「やっぱりノウハウを教えてもらえるところがいいねぇ」なんて、オレを喜ばすツボを知っているかのような発言をする。(事実 単純なオレはカンタンに喜んだのです←アホ)
 こういうケースは、ディーラー勤務時代にも幾度か経験していて、お客さんには悪いけど、場合によっては抱腹絶倒のような話もあるので、おいおいネタが尽きた頃にお客さんに迷惑のかからない形で発表しよう。(ゴメンね)
4月10日
 今日はずっと雨が降り続いている。
 土日に問合せや注文のあったアドバイスや提案、商品の在庫確認などをおこなって、その後ホームページの更新やメルマガへの投稿にいそしむと、すでに午後3時になったのです。
 先日、某メルマガ誌でウチのHP評価のコメントが掲載されていたけど、「商品について丁寧に説明してくれます。 また広島近郊の方は、取付等のサービスも受けられて安心です。」という内容だった。
 そういえば、その1週間前くらいに、妙にいろいろ質問のあったメールがきたけど、その時のニュアンスとこのコメントが妙に一致する部分があるので、どうやら探りを入れるメールであったものと理解!
 わざわざ探りを入れて、その反応を確認した内容をコメントするなんて、一見イヤらしいかもしれないけど、これはコメントする側としてはとてつもない労力が必要だし、そのコメントを拠りどころにしてオンラインショッピングをする人にとっては、とっても誠実な方法だと感心したのです。
 まさにTV局が時々やる”有名な旅館のサービスチェック”みたいだと思った。(気が抜けないってコトでもある)
 ま、うれしい評価を下してもらってサンキューでした。
4月11日
 昨夜から不思議?なことに注文が続いた。
 夜、旧来のお客さんから電話があり、久しぶりだったこともあり、雑談に花が咲き、プラグを買いたいと言う。
 もちろん、それだけならワザワザここに書くほどのことじゃないんだけど、電話で話しながら、彼はワザワザ注文フォームというもので注文してみたいからという理由で、フォームを使って注文してきた。
 その前後で電話でフォームへの記入方法を説明して、「送信したけど、届いた?」「ウン届いた」なんていう、なんか潜在的にインターネットを信じられないオヤジがよく使う手の「こういう内容のメール送ったから確認して、電話をくれ」なんていうマヌケな段取りのようで2人で笑った。
 そのフォームでの注文を確認すると、それ以外にもいくつかの注文があって、結局今日の発注などの準備などで手を休めたのは1時を回っていた。
 朝から、そうした発注をサクサクこなし、ブレザーや革靴を買いに行く。
 なんで?と思われるかも知れないけど、これはオフィストワイライトの裏の稼業?(オレのもう一つの仕事なだけですが)の準備のためなのだ。
 その裏?の稼業とは、専門学校などの講師を勤めることで、これから週に2回とちょっとだけそういう時間がある。
 何を教えるの!?とみんなに笑われてしまうけど、なんと経営に関することを教えることになった。
 何でオレなの?というのは自分自身でも思うことで、どう考えてもオレはいわゆる先生らしくない。
 まあ、相手は高校を卒業したばかりの18歳ばかりなので、学問的にばかり教えるとイメージが湧かないからというのが、こんなかわったヤツを起用した理由ではないかと自分で勝手に納得してます。
 そして、久々の買い物大作戦を済ましてから、本屋でクルマ雑誌をチェックして帰宅。
 今日は不思議と注文が止む事はなく、さらに電話とフォーム(当然ベツベツの注文です!)で注文をいただいた。
 思うに、やはりプラグを掲載してから、はっきりと注文や問合せが増えてきたように思う。
 やはりインターネットでの販売は、マスコミが騒いでいるせいか、経験不足の人にとっては不安でなものらしい。
 個人的な経験で言うと、いくつかのツボを押さえているショップであれば、大体一般の店より親切なんだけどなぁ〜と思っても、みんな不安だから、消耗品のちょっとしたグレードアップで、仮にウチの店が悪徳業者でも被害総額が少ないので、プラグは注文しやすいのかも知れない。

 しかし、このほぼ24時間は、みなさんから結構注文をいただいた。
 今日、こうしてオマンマが喰えるのも、皆さんのおかげです。(感謝!)
 
4月12日
 今日のネタも前日からの2日がかりの話だけど、お客さんのロードスターの水温計の針がちょっとしか上がらなくなったと相談があった。
 お客さんは、マジで心配していて、水温計が壊れたのかとかいろいろ心配していたけど、多少の整備ができる人だけあって、ヒーターから出てくる空気も暖かくないことに気づいていた。
 こういう場合、いくつかのパターンが考えられるけど、確率的には98%サーモスタットが開いたまま閉じなくなっているケースだ。
 サーモスタットとは、冷却水の温度が低いときにはエンジンの中だけで冷却水を循環させ(閉じている状態)、熱くなると冷却できるようにラジエターへも循環できる(開いている状態)ようにする部品である。
 その部品が開いたまま閉じないようになっている(人間で言えば、アゴが外れている状態?)ので、エンジンが膨大な熱を出さずに、しかも冷却効果が高い状態では水温が下がってしまう。
 この人のケースはまさにこれで、夜中(仕事です、遊び歩いているワケではないそうです念のため!)に会社から帰ると全く水温が上がらないらしく、道路状況を聞いてみると、会社から国道のバイパスまでは近距離、そこから自宅付近まではバイパスで非常に流れがいいらしい。
 そこで、お客さんにお願いして確認をしてもらうことにした、まず会社から帰る前に駐車場でエンジンの回転を3000rpmくらいで連続で回転させて水温が適温を指すまで待ってもらって、それから自宅まで帰ってもらうことにした。
 夜中の駐車場でそんなにエンジンを回して迷惑な!と思われるかも知れないけど、幸いなことに会社の所在地が工業団地らしく、近くに民家は無いそうだ。
 そのテストで駐車場で水温が上がって、バイパスを帰る最中に水温が下がればサーモスタットですよと断言しておいたのが昨日までの話。
 そして、今夜それを実験したら、予想どおり駐車場で暖めると水温がちゃんと上がって、帰る途中はグッと下がってきたそうだ。
 「いや〜現車を見なくて状況確認できて、その確認テストがピッタリ当たるなんてすごいですね〜」なんて感心されて、オレはちょっと鼻高々!?
 さっそく修理を依頼されることになった。
 ホイホイと喜んで作業を請け負うことになった。(ホメてもらったんだから、喜んで行きますわな!?←コレ、ブタもおだてりゃ木に登るという昔のアニメに出てきた格言?みたいなものかな)

 そう言えば、過去を振り返ると、電話で診断したのは数知れない。
 もちろんすべて診断できるワケでは無いけど、物事の流れや構造、そしてチェックポイントを理解していると結構予測できることも多い。
 変わった実例では、遊園地にある機関車(子どもの乗る客車を曳く蒸気機関車のような牽引車で、実際にはディーゼルエンジンを使っている)のエンジンが始動できなくなったというので、そこの人から電話かかって来て、症状からリングギアだと判断して、その部分が見えるカバーを取り外してもらうと予想的中だったとか、某国自衛隊の装備品(相談者を絞り込めなくするために詳しくは言えません)がエンジン不調で演習場でトラブルを起こしたときに、その装備品のコンストラクター(自衛隊相手に売買契約契約する最終組み立てメーカーみたいなもの)に勤めるお客さんから相談があった。
 エンジニアを演習場に派遣したが原因を特定できないらしいので、状況を判断して点検の手順を教えた。
 お客さん曰く「最悪の場合、いっしょに演習場まで行ってくれへん?」なんて冗談ともマジともつかない話を持ちかけられたけど、本人曰くマジらしい。(それだけコンストラクターとしての責任は重いということだ)
 もっとも、カンタンにオレに演習場に入る許可(というよりも契約会社でもないのに装備品を分解する許可)が出るとは思えないから、現実的には冗談だけど。(でも社員になりすまさせるという最後の手段が無いとはいえないけど)

 こういうような変わったケースもいくつも経験していて(ホントはさらにいろいろなものと電話で格闘しているんだけど長くなるので今回は省略です)、遊園地の件では、その遊園地の社員連中に「電話でいともアッサリ診断したヤツ」ということで有名になったらしく、その後に遊園地から相談してきた人の結婚式に呼ばれた時に、遊園地社員一同から「あぁ、アノ新枝さんですね」なんて意味ありげに挨拶された。
 某国自衛隊の装備品コンストラクターの人も言っていたけど技術屋というのは誰もが”オレが一番”だと思い込んでいるし、営業的な打ち解け方もしないから最初はとっつきにくいけど、このようなみんなが頭を悩ましているようなケースを1発で解決したりすると不思議と一目置かれて、それからはとっても打ち解けるという独特の雰囲気がある。
 オレもそういう経験で、昔は自動車ディーラーに居ながら、他にも航空機使用事業会社やスキー場・・・以下略、などと変わった分野での仕事を共にしていた。(これぞ仕事の脱線!)

 長くなりすぎたので、イキナリですが今日はここまで!
 1日にこんなに書いたら、ネタが切れてしまいそうなのが心配です。
4月13日
ここ数日に、かためて注文した商品が今日と明日でかなり入荷する。
 けど、日頃の宅配便の到着時間を大幅に遅れると、配送事故があったのではないかと思ってヒヤッとしてしまう。
 今日も、午後に引渡し予定の商品がなかなか到着しなかったので、昼前にはちょっと慌ててしまった。
 宅配便業者によって、こうした配達遅延の問合せは結構差があり、優良なところではホームページから今どのような状況で、どこにあるか確認できるようになっている反面、ちゃんとした体制になっていないところでは営業所に問合せてもなかなか返事が返ってこなくてディーラー時代からさんざんな目に逢わされた業者もある。(さすがに名前は出せないけどね)
 もちろん、ウチから出荷する場合、WEB上で確認が容易な業者を選んでいて、出荷時にはお客さんに荷物の問合せ番号(確認するための荷物ごとのIDみたいなもの)をメールして、そのIDをウチのホームページ上の確認画面のバナー(商品をご購入の前にというページの後半です)をクリックして出てくる画面に入力すると、「どこどこ営業所にある」なんてコメントが表示されるようになっている。
 結局今日の心配のネタは昼直前に到着したが、昼休みに引き渡そうとした作戦は間に合わなかった。(はっきり約束していたワケではないんだけど・・・)
 結局心配は杞憂に終わったけど、この宅配業者はホント問題が多いので商品の到着まで気がかりとなる。
 他にも、いろいろ仕事を済まして、夕方にその商品を引き渡し、そこでちょっと長話をしてしまった。
 このお客さんであるMさん(以前に出た人とは別人)は、かなりのこだわり派で、結構細かいこともよく知っている。
 はっきり言って、ハンパなカー用品取り扱い担当者よりはよっぽど詳しいのだ。(まあ、長期間にわたり知恵をつけたのはオイラだけど)
 まあ確かにプロじゃないから、経験的知識は少ないけど、疑問を持つ方向性は、多分大手カーショップやディーラーでは持て余す対象になるほどの鋭さなのだ。(実はオイラもギクッとした経験がある)
 幸か不幸かオレのいたディーラーでは、こうした鋭い?疑問から対処できた。(というより個人的にそういう環境を構築していただけだけど)
 そして、オイラの居たディーラーが廃業するコトによって、こういった人たちが非常に不便になるというのも、このWEBショップをオープンした大きな動機の一つになっている。
 ウレシイことにMさん等旧来のお客さんにも歓迎されているという現実は、勇気も出るけど責任も感じる。
 このWEBショップの趣旨「じっくり相談して、納得して購入できる」というのは、自分のまわりの人だけが不満に思っていることじゃないと思うけど、言うのはカンタンだけど、どこまで深い解説があるかというのは、実際に話し合わない限り本当に理解できないところにこうしたコンセプトの難しさがある。(言葉でアピールしても、思ったほどは伝わっていないということ)
 だから、まだ実際にメールで打ち合わせしたり、顔会わせをしたコトのない人も、じっくり様子を見てもらえば面白いかも知れませんよ!(ちょっと営業ぽいですが・・・)

 さらに脱線して、WEB上をお借りして(自分のじゃ!?)MさんをはじめAさん、FさんOさん総勢4名で開業記念にオフィス用の時計を贈呈していただいたことを、改めてお礼させていただきます。
 大感謝!
4月14日
 午前中に伝票などの整理をやっていて、突然大切なことを思い出した。
 それは、おとといのネタとして書いたサーモスタットの交換という作業が数日中にあるのだけど、それに必要な工具が一つ足らないということだった。
 ガスケットという水が漏れないように使う部品をキレイにはがすためのガスケットスクレーパーという工具を持ち合わせていない。
 開業準備期間中に、当初必要となる程度の工具を揃えた時には、エンジンの分解などは当面やらないだろうからということで、この工具を購入していなかったのだ。
 エンジンはともかく、サーモスタットの交換という依頼が舞い込むことは考えていなかったから、あわてて工具を購入するために出かける。
 ディーラー時代は、工具の調達は会社の経費だったために、工具の価格なんてあまり覚えていないので、いくらするかも予想がつかなかったけど、見てビックリ、たったの580円だったので安心する!
 思わず安いので2つ購入しそうになるが(なるワケはありません!)しっかりと1つ握り締めて、ついでにいろいろ見回った。
 工具と言えば、何かと”うんちく”を語るオレを、どう誤解するのか、昔から「新枝さんのことだから、きっと個人の工具が何10万円もするスゴイ工具が揃っているんでしょうね」と言われつづけた。
 しかし、ここで白状してしまうと、ディーラー時代のオレは、個人的な工具はドライバー1本さえも持っていなかった。
 もちろん仕事用の工具は、ちゃんとツール・キャディに揃えていたけど、これもバカ高いモノじゃなかった。
 そういう趣味の人には最初にお詫びして(スミマセン決して非難しているワケではありません)プロとしての考えを説明すると、工具はあくまでも作業をする手段であり、消耗品なので、ある一定水準を満たしていれば、それ以上の装飾やブランドなんかは、ゼンゼン気にしない人が多いはずだ。
 消耗品というと、疑問に思われるかも知れないけど、さまざまな環境で、状況に応じた修理や取付を行うためには、時として本来の工具の使い方とは違う、ちょっと(イヤ、かなりかな?)乱暴な使用法を考え出すことがある。
 そうした時に、折れたり、削れたり、サイズが変わったりするのを覚悟で、使用できるかどうかを考えると、よっぽど高給をもらっていないと、高級ツールでは決心がつかなくなる。(これが人情でしょう)
 だからというワケではないけど、基本的な機能と耐久性を満たしていれば、それ以上の高価格商品を求めない傾向が生まれてくるのは、多分理解してもらえるのではないかと思う。
 もちろん、手へのなじみという意味で、いくつかの高級ブランドが良いのはわかっている上での判断だけど、プロゴルファーよりアマチュアのゴルフプレーヤーのほうが、成績が伸びないことを自分の技量より道具の責任にするのと同じで、工具もあるレベルを超えると、それを使うときのちょっとした姿勢や力の掛け方のほうが、はっきりと結果に変化をもたらすというのをプロは知っている。
 
 もちろん、そういう前提の上で、さらなる良い結果を求めるために、もっと高級な工具を使用するプロもいる。
 その事自体は悪いことではないけど、そういった工具でないと仕事ができないケースは稀で、その工具を購入するための費用は、しっかりお客さんの支払った料金に転化されているという点は忘れてはいけない。(お客さんが高い工具を買ってあげたようなものです)
 でも、そういった工具が整然と並んでいる姿は、実に壮観で気持ちいい!(これは正直な感想)
 ちなみに、コレクションという目的などで、高級工具を集めている人は、我々とは目的が違うのだから、それはそれでいいことだと思うので、ドンドン収集してくださいね。
 問題は、工具が高級なら、なんでもできるという誤解だけは持たない!ということが肝心なだけです。(機械オンチの人が、パソコン買えば、それだけで何でもできると過大な期待を抱くのと同じかも知れない)
4月15日
 今日は作業が1件、出荷が1件、他1件という、おだやかな1日だった。
 作業は、雨の合間をついて、急遽作業することになったものだ。
 ホントは、これ以外に夕方から打ち合わせを入れていたけど、先方の方がカゼでキャンセルになり、予定を繰り上げて1件余分に消化した。
 出張作業をする環境によっては、ヨコを通行人が通り過ぎる環境のことも多く、そのまま通り過ぎる人、チラチラと眺めている人、「何やってんですかぁ?」と聞いてくる人など千差万別だけど、今日はクーラントを抜いていると、通りすがりの小学生が「わぁ、緑の血が道路に流れている〜」なんてキャアキャア言っていた。
 ミトコンドリアじゃあるまいし、緑の血なんて、ホラー映画がエイリアンでないと見かけることはないのに、何で道路に散る液体=血という図式になるのか、今の社会背景を思うと、子どもは社会の縮図と言われるだけあって、ちょっと不安に思う。
 今日の問合せもいくつかあったけど、やはりプラグに関するものは結構多くて、「こういう使用環境では?」とか「コレとの比較は?」という結構具体的な質問が増えてきた。
 WEBショップの場合、商品を並べていても、そういう具体的な疑問は浮びにくいらしく、この業務日誌や”いろいろな話”を読んでいると、疑問が浮んで質問したという方が結構多い。
 昔授業などで覚えているけど、一方的にしゃべる先生が、授業の最後に「何か質問は?」と言っても質問が無いのと同じで、やはり何かしら疑問に気づいてもらうためのシチュエーションが必要のようだ。
 ”カー用品にまつわるいろいろな話”も、もっと充実させたいのだけど、ある程度不特定多数の人にあったネタを掲載しようと思うと結構限られるので、ここのところ追加をしていないけど、ちょっと問合せの中から、一般的な疑問を探してみようと思う。
4月16日
 昨日は予定が変更になって、本来今日作業する予定のものを済ましたのは、昨日書いたとおり。
 というワケで、特に仕事の約束は無かったので、”グ〜タラ人間の日”(めずらしくゴロゴロしているだけの日のこと)にしようかと思ったけど、とりあえずメールをチェックすると注文があった。
 現金なヤツというか、張り合いがあるというか、そのメールの返事などを書いているうちに、いつのまにかテキパキモードに入った。
 ついでに、いろいろなことを済ました後に、先日商品を購入していただいたお客さんが、今日作業するというので遊びに行った。
 取付はオーディオだったけど、到着してみると既にシートなどを外してバラバラな状態で、完成率40%というところだった。(この人の作業は、結構大掛かりの作業です。)
 オレはまだ作業をしたことのない車種だったので、よこで作業を見ながら、いろいろな装備などを見て勉強させてもらった。(これは、その後にとても重要なこと!)
 特に驚いたのは、いわゆるハイパワーが売りのモデルじゃないのに、なんとセミ・ダイレクトイグニションを採用していたことだ。
 これはランサーエボリューションにも採用になっている点火方式だけど、こういうファミリーカークラスにまで普及しているのは驚いてしまった。
 なかなか手際の良い作業を見ているうちに作業終了、そしていろいろな話をして帰宅。
 外出している間に、また注文をいただいていた。
 先日の問合せに対応した方で、それを注文してもらっていたのだ。
 顔が見えないのが残念だけど、こういう問合せによるキャッチボールで結果が出るのは、正直言ってとてもウレシイ。
 明日は、商品の手配や確認などで、結構取引先と打ち合わせがあるけど、ガンバロウ!
 結局、今日はグ〜タラ人間の日どころか、帰ってから久しぶりに自分の車の室内を片付けまでしてしまった。(雪が降るかも)
4月17日
 ここのところ、ナゼか作業に関係する日が多かったけど、今日は作業なし。
 取引先数社と商品の勉強などの時間を確保したり、午後は公園で、お客さんと仕事の(クルマ関係のことではないお仕事)打ち合わせをした。
 仕事の打ち合わせというと、オフィスや喫茶店というのが定石だけど、公園で打ち合わせすることもあるのが、オレの破天荒なところでもある。(相手が男なのが唯一の心残り??)
 特に資料を必要とせず、柔軟な発想でいろいろな打ち合わせをするような内容の場合、堅苦しい雰囲気や閉鎖されている場所より、こうした緑に囲まれた環境のほうが、ヒラメキが浮ぶことが多い。(オレだけかな?)
 まあ、それなりの打ち合わせや意見交換をおこなって、帰宅後メールをせっせと書いたら23時になってしまった。
 明日は作業で遠征だ。
4月18日
朝早く起きて徳山に向かう。
 今日は出張取付(遠征編)だ。
 ナニ出張取付サービスって広島近郊だけじゃなかったの?と言われそうだけど、それはあくまでも基本の話で、スケジュールと作業内容によっては、徳山ぐらいは遠征することも構わないと思っている。
 「それが皆さんへの利便性になる」というのは建前で、実際にはクルマでの長距離ドライブがスキでもあるから、ちょっとした気分転換にもなるので、時間などの余裕がある遠征可能な作業内容であれば半径100kmくらいは構わないと思っている。(ウキウキして行ってたりして・・・)
 約束した時間どおりに到着すると「あ〜ちゃんと来てくれたんですねぇ」なんて言われてしまった。
 やはり、何だかんだ言ってもwebショップでもあり、片道80kmもあり「ホントに来てくれるのかな?」という心配はたくさんあったそうだ。
 個人的には、昔から100km以上の遠距離から、お客さんが結構来てくれていたから、当たり前の感覚になっているんだけど、やはり普通の人には、異常?な感覚でちょっと不安になるらしい。(ご心配をおかけしました!)
 ま、作業は2時間で完了して、作業をしながらお客さんは疑問の限りをぶつけてきた。
 なかなか商品だけでなく、作業上の疑問などは作業自体を非公開にしているお店が多いせいか、教えてもらうチャンスが無いらしく、「今日教えてもらったことだけで、工賃払っても納得ですよ」なんてウレシイことを言ってもらえた。
 帰りは、遠回りの海辺のルートを通って、景色を眺めながら(訂正!ちゃんと前方を注視しながら??)帰った。
 私のドライブのために?いろいろなところに出張作業に呼んでくださいね!?
4月19日
 日曜に注文してもらっていた商品が入荷したので、出荷の手配をして、運送業者に向かう。
 交差点で信号待ちをしていたら、目に止まるクルマが近づく。
 そのクルマを見たら、なんとディーラー時代の社用車だったクルマだ。
 クルマとしてもめずらしいけど、仕事柄ナンバーをチラッと見たときに、覚えのある番号は目に止まってしまう。(これは、ヘンな意味での職業病かも知れない)
 そのディーラーの廃業寸前に処分するために、中古車として販売されたのは聞いているけど、その時点では親会社に戻っていたのでお客さんを見ることは無かった。
 ディーラー時代、いろいろな仕事を兼任していたオレは、20台近く保有していた社用車の管理もしていたので、そのクルマへの思いも結構あるし、特にオレが使っていたクルマだったので、その瞬間にいろいろな思い出が浮かび上がってきた。
 このスーパー社用車号は、デザインがブサイクなのが欠点だけど、代車に出したり、救援などに使って、広島どころか福岡・山口・島根と大活躍で、コッソリ各種カー用品のテストにも使っていた。
 だから、いろいろなケミカル系の商品の比較ができるようになったのも、このクルマのおかげなのだ。
 こうして、手塩?にかけたクルマが、無事に活躍している姿を見るのは、ホッとするものだけど、なんだか複雑な気分でもある。
 この人は、このクルマのいろいろな出来事を知らない、そして所有者の知らない実に近くの人間(オレのことです)が、すべてを知っている。
 なんだか、まかり間違うと恋愛の話に置き換えられかねないような、不思議な感情と光景かも知れない。(考えすぎ!)
 ついでに話すと、オレは初めて買ったクルマで事故したときに、修理してから買い換えたことがあって、その事故したクルマを下取りに出して半年くらい経ったときに、街中で偶然見かけた。(ナンバーを変えてなかったので、すぐ分かった)
 ピカピカで家族が乗って、いかにも楽しい雰囲気だったので、心の中で「事故車にしたのは、オイラです、エライすんません!」と詫びながらも、うれしかったのを覚えている。
4月20日
 最初から脱線話だけど、今日は講師としてのデビューだった。
 1週間前くらいに、チラッと触れたけど、実は専門学校で週1コマほど経営全般やショップの運営というものを教えることになっている。
 そのデビューが今日で、オレの読みにくい苗字から展開させたいろいろな話から始めて、60分いろいろ話して、残りはアンケートを書いてもらった。
 専門学校といっても、自動車専門学校などと違い今日の学校は雑貨を教えるコースなので、ほとんど高校を卒業したばかりの女のコばかりで、ギャルっぽいコやコンサバ系のコなどいろいろなタイプがいて、そのコ達が着慣れないビジネススーツに身を包んでいるのは、まだおかしい。(オレが講師をするほうがもっとおかしいけど)
 社会経験もない、そういった学生たちに、イキナリ経営などを説いても、面白くないだけでなく、まったく実感できないだろうから、教育業界初?の変わったアプローチで、教えていくことにした。
 それは、日常誰もが目にする何らかのテーマを与えて、それに対して感じていることや経験したことを話してもらった後で、それが経営に関するポイントを押さえた大切なエッセンスとつながりがあることを具体的に説明していくということにした。
 今日のテーマは「初対面の人に呼ばれてウレシイ呼ばれ方とムカツク呼ばれ方」と「これまでのバイトで経験したバイト先のヘンなあれこれ」で、詳しく説明すると長くなるけど、前者はお客さんに気を配らないといけないけど、仲良くなるとつい忘れがちなこと、後者は社内的に気を配らないといけないことをきっかけとしてこういうテーマにして、いろいろ発言してもらったのだ。
 まだ、授業が始まって3日目で学生同士が打ち解けていないから、実際にはこれからだと思うけど、もっと思いっきり発言するようになったら、「さんまの空騒ぎ」みたいなノリになるかも知れない。
 とりあえず、勉強は苦しみながらとか、難しいものだという認識は打破できる作戦にしたい。
4月21日
 今日はもう一つの学校での初めての授業だった。
 同じ高校卒業生を対象としていると言っても、やはり学校ごとの学生にかなりの気質の違いが感じられるのは、やはり2つの学校の専門性の違いをイメージして、そのイメージに合った学生が入学するからなのかも知れない。
 このG学校で教えるのも、もちろん今日が始めてだったワケだけど、さすがに講師を2日続けると昨日より要領が良くなった。
 予定していた内容の時間配分も今日のほうが良かったし、学生の発言に対するフォローもチョッピリ慣れてきたというカンジがした。
 講義が終わって、メールをチェックしたり、商品の発注や確認などをおこない、今日のwebショップは至極順調に仕事が運んだ。
 唯一残念だったのは、せっかく問い合わせいただいた商品(HPの商品群に掲載していない商品)が、たまたまご提供できない商品だったことだ。
 同じ機能を備える別の商品を含めてご案内して、お問い合わせの商品のご提供ができないことをお詫びしたけど、これからもできる限り商品のスキマを減らさないといけないと実感した。
  
 そう言えば、先日”とあるwebショップ”に商品を注文した。
 そのHPには送料無料と書いてあったにも関わらず、注文後の振り込み金額連絡メールに、なぜか送料が明記されていた。(送料無料なので金額計算の必要が無かったから、その前に既に振込んでしまっていた。)
 オレは慌ててHPを再確認してみたが、購入金額いくら以上とか、何々に関してはというような、送料無料の例外となる但し書きも何にも無かった。
 そこで、HPには送料無料と表示されているように思いますが、送料を求められているのはどういう理由ですか?と質問のメールを送ったら、なんと返事は「今回は送料なしでいいです」という1行だけだった。
 なんでこういう書き方になるのか信じられないとしか思えない!
 HPの改定作業中に何らかのミスで無料と表示してしまったのであれば、少なくともそのことを説明して詫びるべきだとオレは思う。
 こういうミスの場合、オレが販売側だったらやはりそのときには無料にしたと思うが、そういう経緯の説明とお詫び、そして今後はミス(無料と表示したHP)を訂正するので送料が必要になるということもあわせて案内すると思う。
 オレはクレームをつけるのが目的ではなかったし、HPの記載事項に読み落としがあるかも知れないからというので確認をしたのに、先方はどう考えたのだろう?
 最近警察や学校などで、同種の多くのケースがそうだったからという経験的な記憶だけで、趣旨の違った問題を内容を吟味せずに色眼鏡で見たような判断や処理をして問題になっているが、相手の顔や表情が見えないだけに、そうした文面の表情は十分に検討することがwebショップでは重要だと思う。(先方の書き方では、送料をタダにしてやりゃいいんだろう!というようにとられてもしょうがない誤解を招きかねない書き方だと思う)
 そういう意味では、両者の行き違い(会社側とお客さん)から問題となったクレーム事案を解決するために、こじれた後で解決するために矢面に立たされるという一番損な役回りをやってきたディラー時代の経験は良かったと思う。
 しかし、そうは言っても、大したヤツではないので、もし私の対処にそうした問題があれば、ゼヒゼヒ教えてくださいませ。
4月22日&23日
 あまり予定が入って無くて、初登板の講師業2連戦も終えた後なので、開放感というか放心状態というのが正しい表現かも知れない。
 ここ数日は、いろいろ忙殺されて事務所(と言っても1部屋を専用に使っているだけだ)と自分の部屋は、荒れ放題?なので、気分を一新するために合間を見ながら片付ける。
 すると、出てくる出てくる、ここ2週間で集めた各商品の資料が山となった。
 今週は、これを整理しながら、商品ラインナップを含めて拡充をすることを決心する。(ただし、とうふのような根性なので、ちょっと遅れる可能性あり)
 23日は夕方から2件作業をおこなった。
 特に2件目は21時からという遅めの時間。
 まあ、この辺がお客さんとオレの両者の希望が合えば、夜中でも動けるという柔軟さの証明みたいなものかもしれない。
 
4月24日
 実は昨日失敗をした。
 というのは、プラグ交換をしようと思ったら、なんとそのプラグのネジ部分の大きさが最近主流のサイズじゃなかったために、取り外すことができなかった。
 一昨年の経験で考えたときに、この旧来のサイズは、その当時でも滅多に使うことがなかったので、オープンに際して揃えた工具の中に、このサイズのプラグソケットを用意していなかったのだ。
 プラグコードを外して、おもむろにプラグ穴にソケットを差し込んだ時点で、「ありゃ?ひょっとして・・・・」そして覗き込むと「ガガーン」という横殴りのショックを受けた。
 幸い近くでもあり、明日もう一度ということで、やり直しになったんだけど、実に恥ずかしかった。
 そして今日はリターンマッチで、ソケットを購入して作業して無事終了!(2度失敗は単なるバカだから気をつけました)

 話は変わるけど、H通信というちょっと前までIT業界で時代の寵児と持てはやされていた会社がボロボロになっているのは、ニュースのとおり。
 でも、今だから書けることだけど、この会社の仕事のやり方はエグイだけでなく、社員をボロ雑巾以下の扱いをすることで有名だった。
 オレのいたディーラーでは携帯電話の代理店としての契約もあり、その代理店としての責任者はオレだった。(要するに本業以外の責任は、なんでもオレみたいなものだったてことかも知れない)
 そういう理由で、業界のことを昔から知っていて、オレの中ではとんでもない会社のリストの上位に常にランキングされている会社だった。
 それがIT関連株が持てはやされ始めて、信じられないようなITバブルが始まった。
 YAHOOなんかの話は、誰でも知っているだろうけど、ITならなんでもかんでも高値というバカな状態が昨年から繰り広げられたのはご存知のとおりだ。
 でも、どう考えても異常な株価だと思って、まわりに株価について聞かれたときには、「近いうちに暴落しかねないから、ああいう株に手を出さないほうがいい」と話していたが、誰もが将来性を買っている様子だった。
 ここで将来性と株価の関係を説明すると、とんでもなく長い説明になるのであきらめるけど、将来性で買える価格というのは、ある程度計算できるもので、これまでのITバブルの株価は、はっきり言ってそれを逸脱していたんだ。(妥当性のない株価だったということ)
 日本人は、どうもまわりの流れに流されやすいらしく、バブルの悪夢から10年しか経過していないのに、また同じ手に引っかかっていたと言っても言い過ぎではないと思う。
 特にH通信が持てはやされているのにはあきれていた。
 株を含め経済を勉強している方がH通信の有望性について、今年初めにオレに聞いたことがあるが、「世間でどう評価していようとも、あんな会社はもっともキケンですよ、近いうちに内部崩壊するのは間違いありませんから」とアドバイスしたんだけど、こうも早く崩壊するとは思わなかった。
 株屋?の会社知らずというヘンな状況は、以前から気になっていたけど、こういう会社を有望成長会社と言い切れる、そんな浅はかな知識しか持ち合わせていない証券業界にいつも失望している。
 オレは株を自分で取引するつもりが全くないけど、もうちょっとまともなアドバイスってできないのかね?(ホントどこの業界での接客する担当者には、こういうエセ・プロがいるもんだ)
 ちなみに、参考までにお話しておくと、現在脚光を浴びている某業界のCという注目されている会社も、ゼッタイ長持ちしないとオレは見ている。
 ちょっと、脱線し過ぎたかな?(すんません)
4月25日
 今日も元気に?本業以外の脱線事業もサクサクこなした。
 そして、夜に某実力派オーディオメーカーの営業の人が訪ねてきた。
 その人は、注文した商品を持ってきてくれたのだけど、ついでに商品のことをいろいろ質問した。
 普通、世間一般の営業担当者というのは、カタログに語られていることくらいしか自分のところの商品の詳細なんて知らない。
 ところが、この人(というか、このメーカーの営業担当者は全般的に)は、とても勉強していて、回路構成上の問題や部品ごとの品質差、そして制御系のソース(食べるソースじゃありませんよ!)コードまでかなり詳しい。
 そして、何でも興味を持ちたがる、いつまでも子どものままのオレが質問するワケなので、いくら時間があっても足らないほど、こういう機会があると、いつも長丁場の勉強会になる。
 今日も結局夜遅くまで、いろいろ教えてもらったけど、なかなか有意義でした。
 普通、商品の性能を比較するときには、カタログのスペックで確認するのが一般的だと思うけど、実際には表示されているスペックは、ごく一部の内容に過ぎない。
 そして、数少ない表示されているスペックでも、測定法の違いで、実は違うメーカーとの比較では、同じ基準で比較できないのは知られていない。
 だからこそ、週刊誌の特ダネタイトルみたいに大げさだったり、数値だけ良さそうに思える商品が一般ウケしてしまう。
 具体的にどう違うかというのは、おいおい何らかのカタチで書いていこうと思うけど、こういう問題を常にはらんでいるということは是非覚えておいてください。
 また、トップシークレットとして聞いたことなので、さすがに発表できないけど、そのメーカーの今年いっぱいまでの戦略と概要まで教えてもらったので、皆さんをサポートするときの大切な指標として活用させてもらうことにします。
 え?どこのメーカーか教えろって?
 スンマセン、それだけはカンベンしてください。
 何しろトップシークレットを教えてもらっている関係で、公表するとその方に迷惑がかかるし、それでのトラブルが発生すると、メチャクチャ貴重な情報源を失うことになるので、間接的にはみなさんもデメリットを受けることになりますから・・・(情報提供源を守るのは重要なのです)
 ただし、そうした情報を元に、様々なアドバイスをおこないますから、意味はありますよ!
4月26日
 今日はe-ビジネスの勉強に行ってきた。
 昔(失礼!)1-2-3で有名だったロータスがプロデュースしたeコマースに必要なソフト数種とeビジネスをはじめとする背景・環境の変化などの講演もあった。
 昔の学生時代や普段は大して勉強していないオレだけど、こういうときの集中力?はちょっと自慢できる。
 今日も約5時間の内容でノートに書きなぐったのは12ページにも及ぶ。
 これだけの集中力と努力が昔からあれば、今ごろ私は、立派な経済人!?(森高千里の歌みたい・・)だったに違いない。
 それはともかく、HPを開設しておこなうwebショップの業務フローにおける様々な問題(いかに効率化して、余力を皆さんへのサービスなどの提供へ振り向けるかという問題をはじめ、いろいろなこと)を実感して、それに対して色々な作戦を検討している現在のオレにとって、このソフトは間違いなく仕事をラクにするための必須アイテムのように思えてくる。
 今回は概略の説明だけだったけど、近いうちに実際のソフトを使った講習?みたいなものが開催される様子なので、是非勉強に行ってこようと思う。
 オレは常に刺激を受けないとモチベーションを維持できない。(泳ぎつづけないと呼吸ができないマグロみたいなヤツです)
 だから、こういう勉強会は大切だし、特にSOHO事業者のような外部との接触が少なめの人には、社会の流れに取り残されないために、ゼッタイ必要なのでオススメだと思う。
 ちなみに、このソフトは大変低価格とうたっていながら、やはり一般のソフト(ワードやエクセルなど)と比べて、まだまだ高価格だ。
 スグには手が出せないけど、皆さんへのきめ細かいサービス改善のために、いつか導入してやる!(あくまでも希望ですが)
 勉強会のためにメールの返事が遅くなった方ごめんなさい。
 きっと勉強に使った時間は、何らかのカタチで皆さんへフィードバックできるようにしますからね。

 早朝から午前中、そして帰宅後に発注商品の段取りとメールの回答などを集中的に退治して、明日の講義(こんどは教える側だけど)の資料作りにも励んだ。 あと今日の大切な予定は、フロと酒です。(極楽!)
 
4月27日
 ゴールデン・ウィークまでの出荷スケジュールを考えていくと、今受注している商品は、遅れることなくメーカーから出荷されなければ、たちまち買っていただいた方への出荷に影響が出る。
 みなさんも知っている方が多いでしょうが、こういうときに一番肝心なのは逆引きのスケジュール作りだ。
 これは、何日までに仕事を済ますためには、その何日前に部品を出荷してもらい、そのためには何日までに発注しという、通常の仕事の流れと逆の順番でそれぞれの期限を決めていくやりかただ。
 ところが、その肝心な相手となる業者の担当者がサラリーマン根性丸出しの場合、この懸命に作った逆引きスケジュールは、いともアッサリ打ち砕かれてしまう。
 オレももちろんサラリーマンだったから、大した根性を持ち合わせているとは言いがたいけど、昔から最後にワリを食うのはお客さんだ。
 そしてその人と接しているのは店員で、オレもその頃から一応店員の端くれだったから、特にこういう長期休暇前には心休まることが無かった。
 今日も、発注した商品の出荷スケジュールを確認しようと思うと、休業日の案内がテープで流れている業者があって唖然とした。(先方は、今日リアクションがあることを分かっていたのに、昨日はそういった説明は無かった)
 慌ててお客さんに連絡やら、明日どう対処するかの検討やらで、いろいろな対処をおこなったけど、せめて事前に一言が欲しい。
 
4月28日
 昨日、盛大に危機感を募らせて、商品の出荷スケジュールを調整したのは書いたとおりだけど、今日も朝から出かけるところがあったので、早起きしていろいろ準備をはじめた。
 1個所連絡が取れなくてヒヤヒヤしたけど、結局昼過ぎになんとか定例の出荷体制を変更した特別出荷体制をしいてもらい昨日の時点で注文をいただいた方には、遅くとも5月1日に出荷できるメドがたった。(ホッ!)
 カー用品としてのwebショップを利用している方には、全く関係ないことだけど、GW直前の昨日と今日の2日間に講師としての仕事があるのは、ホントに心配だったので、これで一安心!
 やっぱり、GW中に部品が入荷したほうが、皆さんも楽しみがあるハズなので、是非ともここまでの受注は、何とかしたかったのだ。
 ちなみに、午前中に出かけたのは、とある企画の打ち合わせのためで、また新しい人と引き合わせてもらった。
 オレはサラリーマン時代から、狭い自分の担当分野の関係者&お客さんだけでなく、結構首をかしげられるような分野の人とのつながりがあったけど、独立してからというものは、その多方面が自分でも驚くような方面に広がっている。
 だからこそ、独立した意味があるということでもあるので、これからも、こういう出会いを大切にしなければいけないと思う。
 そうそう、どんな打ち合わせだったかというのは、もし軌道に乗ったらまたここでも発表します。
4月29日
 今日は久しぶりに出張取り付けがあるので、朝は7時起き、8時過ぎに家を出かけた。
 結構早いので全く心配していなかったが、連休などでいつも混みあうポイントでシッカリ渋滞していたので、間に合うか心配になった。
 結局、それは余計な心配で、その後の渋滞ポイントはスカスカ、予定より15分くらい早めに待ち合わせ場所に到着する。
 今日はスカッと抜けた青空なので、理想をいえば遊びに行きたいけど、考えてみれば岩国市までの約35キロはドライブみたいなものでもある。
 お客さんと落ち合って、天気もいいので、近くの岸壁近くに陣取り、CDワンボディー、MDスレーブ、CDチェンジャー、そして最近ウチのショップでブーム?なイリジウムプラグを取り付けた。
 ワリと装着がラクなクルマでもあったので、カンタンに終了。
 そして、なんとタコヤキをお客さんに奢ってもらって(立場が逆じゃ!?)、岸壁で景色や天気を楽しみながらご馳走になった。
 その後、防波堤に腰掛けて、少しヨタ話で盛り上がって夕方帰宅したけど、考えようによっては、遊びに行ったのと同じ開放感を得られる1日でした。(感謝!) 
4月30日
 あらかじめ予想していたことだったけど、昨日・今日は問合せすら無い。
 ま、GWくらいは、みんな思いっきり遊びに行ったりするだろうから、幸か不幸か予想的中といったカンジです。
 特に今日は作業予定も無いので、久しぶりにノンビリ過ごしていて、連休までに注文をいただいた商品をすべて出荷することも完了したので一安心!
 もし、帰郷などでメールチェックできない方も、最終便を今日送り出しましたので、あらかじめご案内しているような日程で到着すると思いますからご安心くださいね。

 4月を振り返ってみると、講師としてのデビューや、いろいろな分野の人との打ち合わせなど、新しい体験が多く、たくさんの刺激を受けたが、webショップという本業も、手ごたえが出てきたのは、この4月に入ってからだった。
 やはり、何度かのメールのやり取りなどで、色々な考え方やあまり語られていない技術的判断理由などを理解してもらって、それで販売につながるというのは、商売という面を抜きにしてもウレシイものだ。
 そして、昔から広範囲のお客さんを抱えていて、来店していただいていた(広島が拠点なのに、山口・北九州・松江・岡山・大阪など)けど、さらに広範囲の方からのご注文があるのは、やはり新鮮でもあり、感慨深い。
 webショップの運営というものは、世間で言われているほどオイシイものでもないし、軌道にのせるには相当な困難が付き物であることは知られていない。
 これは、web市場が現状より、かなり有望であるというイメージを定着させることによる、IT関連を中心とした業界が、そこに参入する人たち(オレ達をはじめとするweb展開する会社)を増加させて、利潤を得ようとする狙いに過ぎないからで、実際に市場の成長が期待できるようになるのは、もう少し先のこと。
 また、このwebショップも、web単体という面では、まだまだ十分な業績は無いのも事実(白状しますよ)だけど、それが4月に入って手ごたえが感じられるようになり始めたというのがこの1ヶ月の感想で、GWはともかく、その後の展開にオレもちょっとだけ期待しよう!
 というわけで、来月からもよろしくお願いします!
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