トワイライト バーチャルエリア? あきこの体当たり日記 「マルタじゃけぇ!」
はじめに。。。
 これまでもトワイライト・裏業務日誌で、何度となく登場していた「Aちゃん」こと「あきこ」が、これまた、すでに日誌で触れているように、ななんとマルタ国へ1年間の期限付きでレンタルされました(笑)
 以前から、仕事の契約が切れた暁には、ヨーロッパに行きたいとのたまっていたあきこだけど、まさか本人もあまり予備知識の無い、どちらかというとマイナーな国であるマルタに行く決心をするなんて、周りの仲間もビックリでした。
 というわけで、何のために行ったのか、何にビックリしたのか、何で手抜きしているのかは、追々本人の口(文章でした)から語られると思うので、更新が遅れているようであれば、「コラ!はよ、更新せんかい!」と皆さんも騒いであげてください。
まずはオレからの紹介
 オレとの関係は、すでに日誌と比較して想像している方も多いと思うけど、オレが当時専門学校に非常勤講師として通っていた際の、教え子と思いきや・・・実は担当した事が無いのです。
 とはいえ、(残念ながら?)アヤシイ話でも何でもなくて、カンタンに言うと1年先に卒業している学生達と、Aちゃんこと「あきこ」が仲良しだったので、1年先に卒業していて東京に就職したコが、久々に広島に戻ってきてみんなでメシを食いに行った時に、「あきこ」も一緒に参加したところから、オレとの縁が始まったというわけで、その後は学校の廊下ですれ違うと、別のコースの学生にも関わらず、ハイタッチですれ違ったりしていて、卒業後2年経過した今でも、何かとつながりがあるというわけです。
 このコのポリシーである「やってみてから考える!?」は、今回のマルタの1件でも如何なく発揮される事は間違いないので、生命の危険の無い範囲で、われわれ日本にいる人間に「爆笑ネタ」を提供してくれるものと勝手に期待してます(笑)
10月24日(月)
 おひさしぶりです。10月も後半になり、マルタの長い夏もようやく終わりました。
 芸術の秋ということで、10月の初めから、絵を習ってます。超初心者の私は、初心者らしく、ボールやビンなどのスケッチからだけど、時間はたっぷりあるし、なかなかハマッってます。
 週に2回通っている「スクールオブアート」はマルタの首都バレッタにあり、私のような初心者から、もう何年も描いているベテランまで、レベルは様々。ヨーロッパといえば、「芸術」という感じだけど、イタリアなどとはまたちょっと違うみたいです。イタリアに行った事がないので比べられないけど・・。英語の説明もぎりぎり分かるレベルの私だけど、周りは全員マルタ人。よってマルタ語。自分のセンスを信じて?がんばってます。時間があれば、ジムにも行っています。
 実はヒルトンホテルのジムの会員になり、夏休みには毎日通っていた私。運動がしたい訳じゃなく、目的はサウナ。やっぱり風呂がない生活は嫌なので、サウナに入り浸っていると、常連から「ここは君の家かい?」とまで、言われてしまいました。でもヒルトンのサウナは外国人が多く、サウナでボーっとしている間に、英語で会話もできるし私にとっては、お風呂兼語学学校。いろんな訛りの英語が聞けて面白いです。私が一番訛っていますが・・。
 最近一人暮らしをはじめたので、もやしとカイワレを栽培しようと思っています。次回からは、「あきこのカイワレ日記」になるかも!?来年から私は大殺界に突入し、やることなすことすべて裏目に出て、友達からのメールも減るらしいので、ぜひ、メールもしてください!写真は、前回のテーマ「自衛隊」の船にお邪魔したときの物。まだあの頃は夏まっさかりでした・・・。
8月1日(月)

 先週末、海上自衛隊の戦艦が3隻、マルタの首都バレッタに到着しました。一般見学が出来るということで、行ってきました。自衛隊員の「船の中は日本の領土だよ。」の一言で、思いもよらぬ日本への一時帰国が実現。
 彼らは日本を出発して、ハワイ、メキシコ、パナマ、オスロ、イギリスなど計10カ国を訪問している途中で、マルタには3日間滞在するとのことだった。
 一隻200人、計600人の日本人が小さな国マルタを訪れたため、どこを歩いても日本人、日本語で、なかなか珍しい光景だった。

{新枝の注釈!?}
 「海上自衛隊の戦艦」というのは間違いで、海上自衛隊は護衛艦と呼ばれている駆逐艦や巡洋艦クラス(戦艦はもっと巨大です)の艦艇です。
 ちなみに、あきこちゃんの日記内容に3隻とあり、また、ハワイからイギリスまで10ヶ国を訪問中という事なので、これは海上自衛隊の幹部候補生(広島の江田島にある幹部候補生学校を卒業した自衛官)が、訓練の総仕上げのために長期間実際の護衛艦で様々な実地訓練を行う「遠洋航海」の途中に立ち寄ったものと思います。
 また、護衛艦と言っても、幹部候補生の遠洋航海専用の練習艦が寄航したというのがホントの話だと思うので、その計600名の大半が若手イケメン(かどうかは微妙だけど・・・笑)だったかどうか、また答えてもらう予定です。
 ちなみに、オレも知らない車情報を発見したらしいので、現在確認してもらっているので、届きしだい、また掲載します。
 あれ?本文より注釈の長いじゃん(反省)

7月23日(土)

 サボってすみません。
 3ヶ月が経ち、英語はともかく夏休みを楽しんでいます。あと、8週間夏休みです(私の夏休みは計11週間)。
 出会いも増えて、いい感じになってきています。
 そちらはどうですか?この前の写真、ありがとうございました。私も焼酎とか飲みたいな。(注 あきこちゃんの仲間であるCちゃんとオレの誕生日を、あきこちゃんの仲間が祝ってくれたのです・・・感激涙!)
 こっちでも売ってるみたいだけど、超高いらしい。。
 パンの写真は分けて送ります。この写真は私のカメラで撮ったものじゃあないのでサイズが大きいかもしれませんでは、また日記送ります。

 一ヶ月転がしておいた、「マルタパンの写真」です。スーパーマーケットで撮影したものです。7月からは小学校が夏休みなのでこれを利用して英語の語学学校に通っています。語学学校には小学校と違った楽しさがあり、ヨーロッパ、アジア各国から英語を勉強しにきたり、バカンスに来ている人達と出会えるチャンスがあります。そういう人たちは2.3ヶ月で帰国する人が多いので残念ではあるけれど。。。
 友達だけで、たとえ車がなくても、バスやフェリーを使えば思い立ったその日にマルタのどこにでも遊びに行けるのがこの小さな国のいい所。写真はマルタ島とゴゾ島の中間に浮かぶ、小さな島「コミノ島」の写真。
 昨日、ウニを採りにゴーグルとフォークを手にホストファミリーの次女クリスティーン(13)とビーチに行った。クリスティーンがフォークで岩から剥がしたウニを私が拾うという作業を2時間繰り返し、約20匹のウニを捕獲。素潜りで耳が痛くなる深さでも平気で潜る彼女に驚きながらも、私もウニの食べたさに必死でついていった。だけど、いざウニを開いてみると、食べれるものがほとんど無く疲れだけがどっと押し寄せた一日だった。

6月14日(火)
 前回の予告どおり、マルタのおいしいものシリーズ第一弾!かなり遅れましたが・・・。
 マルチーズブレッド。と言ってもマルチーズ犬をこねて焼いた訳ではなく、マルチーズ(マルタの)ブレッドです。
 マルチーズ犬はマルタ原産の犬です。
 中はもちもち、外はさくさくって、ありがちな表現しか出来ないけど、とにかくおいしい!!
 田舎くさい素朴なパンだけど、私は首ったけです。

 ところで、先週末、ゴゾ島に行ってきました。ゴゾ島は、本島であるマルタ島の次に大きな島。マルタ島からは、フェリーで宮島に行く感覚を想像するといいと思います。
 しかし、歴史は宮島より古く、宮島どころかピラミッドより古く紀元前4000年の遺跡があります(ジュガンティーヤ神殿)。
 その遺跡をちら見しつつ、地中海に初入水。ゴゾ島を大変気に入ったのでこれからも行く予定。またちょくちょく私の日記に登場するでしょう。
 写真はゴゾの海岸線です。パンは想像してください。(そりゃないよ!パンの画像を送れ〜・・・新枝談)
5月18日(水)
 実は、私、平日は現地の小学校に行って日本の文化を教えているんだけど、毎時間授業があるわけじゃあないので、暇なときは生徒と一緒に授業を受けたり、保護者と過ごしたりしてます。
 この保護者というのが、「ザ・ペアレンツ」と呼ばれる人達で、毎日小学校に行きいろいろとお手伝いをする・・という名目で、学校にたむろしている心強いおばさま達なのです。
 初めて彼女達に会ったとき、「あなた細いけどなに食べてるの?」「あなたが働いていたときの給料は?」「このデジカメはいくらで買ったの?」と答えづらい質問も含めいろいろ聞かれ戸惑ったけど、今ではすっかりマブダチになりました。
 細いと言われた私もホームステイを始めてから、断っても断っても出てくるアイスやチョコレートとすっかりお友達になり、Cちゃんから譲り受けたタイトなジーパンがとうとう入らなくなってしまった!!
 写真は、日曜日にマルタの古都イムディーナに行ってきたときに撮ったものです。
イムディーナはサイレントシティと呼ばれていて、もともとフェニキア人によって築かれた丘の上の砦をローマ人が発達させ、アラブの時代、アラゴンの時代と時を刻み現代に至る、マルタ人の心の故郷的存在(だと思う)。この大聖堂は13世紀に建設されたけど、一度大地震で倒壊し、再建されたもの。と言っても随分古い一品だと思うけど。建物の中は撮影禁止だったのでお見せできないけど、威厳があって迫力があって「ああ、ヨーロッパにいるんだなあ。」と当たり前の事を思った。次回は、マルタのおいしいものシリーズ第一弾。
 これは「マルタのオイシイもの」ではありません(笑)
5月8日(日)
 マルタに来て1ヶ月が経ちました。最初の2週間は一人暮らしをしていたけど、今はホームスティをしています。昨日はホームスティ先の長女シャリーン(16)とスリーマとヴァレッタに行ってきました。彼女は16歳とは思えないほど、心身ともに大人びていて、私は勝手に彼女を頼りにしています。
 スリーマは首都ヴァレッタの目と鼻の先にある、「若者に人気なホットなスポット」だとガイドブックに書いてあったので楽しみにしていた。ホットだったかどうかは別として、買い物をした。
 写真は、先週の週末過ごしたホテルの部屋から撮ったもので、夜になると海岸沿いに灯りがともり、幻想的な夜景が広がる。マルタに来て、まだ一度も日本人と話していないので、景色がどんなにきれいでもそれを共有できる相手がいないのがとっても残念。マルタ人はその景色に慣れてるので多分あんまり感激していないだろうし・・。
 今日は日曜日なのでほとんど全ての店が閉まりコンビニもないので家でごろごろしています。
ホームステイ先の家族と泊ったホテル

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